JPH0691577B2 - ボタン電話装置 - Google Patents
ボタン電話装置Info
- Publication number
- JPH0691577B2 JPH0691577B2 JP17593786A JP17593786A JPH0691577B2 JP H0691577 B2 JPH0691577 B2 JP H0691577B2 JP 17593786 A JP17593786 A JP 17593786A JP 17593786 A JP17593786 A JP 17593786A JP H0691577 B2 JPH0691577 B2 JP H0691577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- switch
- turned
- monitor
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オンフックモニタ機能を有するボタン電話装
置に関する。
置に関する。
従来の技術 従来、オンフックモニタ機能を有するボタン電話装置に
おいては、回線と電話機通話回路を接続する第1のフッ
クスイッチのほかに、それに連動して、マイクロプロセ
ッサに、ハンドセット通話の有無を入力する第2のフッ
クスイッチを有しており、マイクロプロセッサは、第2
のフックスイッチからの情報により、オンフックモニタ
用のアンプのオン・オフ制御及び、オンフックモニタ用
リレーのオン・オフ制御を行うようにしている。
おいては、回線と電話機通話回路を接続する第1のフッ
クスイッチのほかに、それに連動して、マイクロプロセ
ッサに、ハンドセット通話の有無を入力する第2のフッ
クスイッチを有しており、マイクロプロセッサは、第2
のフックスイッチからの情報により、オンフックモニタ
用のアンプのオン・オフ制御及び、オンフックモニタ用
リレーのオン・オフ制御を行うようにしている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のボタン電話装置では、回線オ
ンフックモニタから、オフフックハンドセット通話に移
行する過程で、第1のフックスイッチと第2のフックス
イッチのタイミングのズレによって、以下に示す2つの
問題があった。
ンフックモニタから、オフフックハンドセット通話に移
行する過程で、第1のフックスイッチと第2のフックス
イッチのタイミングのズレによって、以下に示す2つの
問題があった。
1)第1のフックスイッチをオンしてから第2のフック
スイッチをオンする場合、第1のフックスイッチがオン
することによって、ハンドセットのマイクがオンし、ま
だ、スピーカ駆動用アンプがオンのままであるため、ハ
ウリング現象をおこす。
スイッチをオンする場合、第1のフックスイッチがオン
することによって、ハンドセットのマイクがオンし、ま
だ、スピーカ駆動用アンプがオンのままであるため、ハ
ウリング現象をおこす。
2)第2のフックスイッチをオンしてから、第1のフッ
クスイッチをオンする場合、第2のフックスイッチがオ
ンすると、モニター用リレーがオフし、その時点で、ま
だ第1のフックスイッチがオフのままであるため、回線
瞬断がおこり、通話切れとなってしまう。
クスイッチをオンする場合、第2のフックスイッチがオ
ンすると、モニター用リレーがオフし、その時点で、ま
だ第1のフックスイッチがオフのままであるため、回線
瞬断がおこり、通話切れとなってしまう。
本発明は、このような従来の問題を解決するためのもの
であり、第1、第2のフックスイッチをオンするタイミ
ングにズレがあっても、何らハウリング現象や回線瞬断
をおこさない優れたボタン電話装置を提供することを目
的とするものである。
であり、第1、第2のフックスイッチをオンするタイミ
ングにズレがあっても、何らハウリング現象や回線瞬断
をおこさない優れたボタン電話装置を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、モニタリレーの
制御タイミングを第2のフックスイッチがオンしてか
ら、第1のフックスイッチがオンするようになし回線通
話中は、オンフック・オフフックにかかわらず、常時モ
ニター用のリレーをオンさせておくように構成したもの
である。
制御タイミングを第2のフックスイッチがオンしてか
ら、第1のフックスイッチがオンするようになし回線通
話中は、オンフック・オフフックにかかわらず、常時モ
ニター用のリレーをオンさせておくように構成したもの
である。
作用 したがって、本発明によれば第2のフックスイッチがオ
ンしてから、第1のフックスイッチがオンすることによ
って、まずスピーカ駆動用のアンプがオフし、それから
ハンドセットのマイクがオンするようになるため、ハウ
リングをおこさない。回線通話中は、常時モニタ用のリ
レーがオンし、回線を捕捉しているため、ハンドセット
オン(オンフックモニター)の状態からオフフックした
時にも何ら回線の瞬断がおこらないという作用を有す
る。
ンしてから、第1のフックスイッチがオンすることによ
って、まずスピーカ駆動用のアンプがオフし、それから
ハンドセットのマイクがオンするようになるため、ハウ
リングをおこさない。回線通話中は、常時モニタ用のリ
レーがオンし、回線を捕捉しているため、ハンドセット
オン(オンフックモニター)の状態からオフフックした
時にも何ら回線の瞬断がおこらないという作用を有す
る。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の構成を示すものである。
1は局線リレーであり、電話機を、局線側か内線側のい
ずれかに切換えるものである。2は局線ライン、3は内
線ライン、4は第1のフックスイッチ、5は第2のフッ
クスイッチであり、これらのフックスイッチ4、5は互
いに連動して働くように構成されている。ただし、第2
のフックスイッチ5がオンするタイミングが第1のフッ
クスイッチがオンするタイミングより早いように構成さ
れている。尚、第1図のフックスイッチ4、5の状態は
オンフックアイドル状態を示している。6は電話機の通
話回路、7はハンドセットのレシーバ、8はマイク、9
は局線受話音声のピックアップ用トランスである。局線
通話中の直流ループは、通話回線6によりつくられる。
10は電話機の動作を制御するマイクロプロセッサ、11は
モニタ用のリレーであり、上記マイクロプロセッサ10に
より制御される。12は局線キーであり、押下されること
によって、局線を捕捉するものである。オンフック状態
で押下されると、オンフック局線モニター機能となるよ
うに上記マイクロプロセッサ10で制御される。13はピッ
クアップトランス9からの局線受話音声のオン・オフを
制御するリンクスイッチであり、マイクロプロセッサ10
によりオンフックモニター時は、オンとなるように制御
される。14はオンフックモニター時のアンプであり、15
はスピーカである。局線オンフックモニター時は、モニ
タリレー11がオンして、通話回路6により、局線の通話
ループをつくり、局線を捕捉する。また、マイクロプロ
セッサ10からの制御信号により、リンクスイッチ13がオ
ンし、スピーカ15より、局線音声が出力される状態とな
る。局線オンフックモニタから、オフフックハンドセッ
ト通話に移行するときは、まずフックスイッチ5がオン
することによって、マイクロプロセッサ10からの制御信
号で、リンクスイッチ13がオフし、スピーカ拡声が終了
し、次にフックスイッチ4がオンすることによって、ハ
ンドセット通話に移行しマイク8がオンする。モニタリ
レー11は、常時オンのままになっている。
1は局線リレーであり、電話機を、局線側か内線側のい
ずれかに切換えるものである。2は局線ライン、3は内
線ライン、4は第1のフックスイッチ、5は第2のフッ
クスイッチであり、これらのフックスイッチ4、5は互
いに連動して働くように構成されている。ただし、第2
のフックスイッチ5がオンするタイミングが第1のフッ
クスイッチがオンするタイミングより早いように構成さ
れている。尚、第1図のフックスイッチ4、5の状態は
オンフックアイドル状態を示している。6は電話機の通
話回路、7はハンドセットのレシーバ、8はマイク、9
は局線受話音声のピックアップ用トランスである。局線
通話中の直流ループは、通話回線6によりつくられる。
10は電話機の動作を制御するマイクロプロセッサ、11は
モニタ用のリレーであり、上記マイクロプロセッサ10に
より制御される。12は局線キーであり、押下されること
によって、局線を捕捉するものである。オンフック状態
で押下されると、オンフック局線モニター機能となるよ
うに上記マイクロプロセッサ10で制御される。13はピッ
クアップトランス9からの局線受話音声のオン・オフを
制御するリンクスイッチであり、マイクロプロセッサ10
によりオンフックモニター時は、オンとなるように制御
される。14はオンフックモニター時のアンプであり、15
はスピーカである。局線オンフックモニター時は、モニ
タリレー11がオンして、通話回路6により、局線の通話
ループをつくり、局線を捕捉する。また、マイクロプロ
セッサ10からの制御信号により、リンクスイッチ13がオ
ンし、スピーカ15より、局線音声が出力される状態とな
る。局線オンフックモニタから、オフフックハンドセッ
ト通話に移行するときは、まずフックスイッチ5がオン
することによって、マイクロプロセッサ10からの制御信
号で、リンクスイッチ13がオフし、スピーカ拡声が終了
し、次にフックスイッチ4がオンすることによって、ハ
ンドセット通話に移行しマイク8がオンする。モニタリ
レー11は、常時オンのままになっている。
第2図に、オンフックモニタ状態から、オフフック外線
通話へ移行する際のタイミングチャートを示している。
aは局線リレー1のオン、オフ状態、bはリンクスイッ
チ13のオン、オフ状態、cはハンドセットマイク8のオ
ン、オフ状態、dはモニタリレー11のオン、オフ状態を
それぞれ示している。そしてAは、第2のフックスイッ
チ5がオンするタイミング、Bは、第1のフックスイッ
チ4がオンするタイミングを示している。このタイミン
グチャートより明らかなように、リンクスイッチ13がOF
Fし、スピーカ拡声が終了してから、マイク8がオンす
るため、ハウリング現象をおこさない。また、モニター
リレー11が局線捕捉中、常時オンしているため、タイミ
ングAからタイミングBへ移るときにも何ら局線瞬断を
おこさず、通話ループを保持することができる。
通話へ移行する際のタイミングチャートを示している。
aは局線リレー1のオン、オフ状態、bはリンクスイッ
チ13のオン、オフ状態、cはハンドセットマイク8のオ
ン、オフ状態、dはモニタリレー11のオン、オフ状態を
それぞれ示している。そしてAは、第2のフックスイッ
チ5がオンするタイミング、Bは、第1のフックスイッ
チ4がオンするタイミングを示している。このタイミン
グチャートより明らかなように、リンクスイッチ13がOF
Fし、スピーカ拡声が終了してから、マイク8がオンす
るため、ハウリング現象をおこさない。また、モニター
リレー11が局線捕捉中、常時オンしているため、タイミ
ングAからタイミングBへ移るときにも何ら局線瞬断を
おこさず、通話ループを保持することができる。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、回線と電話機
通話回路を接続する第1のフックスイッチより、マイク
ロプロセッサにハンドセット通話の有無を入力する第2
のフックスイッチの方がタイミング的に早くオンするよ
うに構成したものであり、したがって、ハンドセットの
マイクがオンされる時点ではモニター用スピーカが必ず
オフしており、ハウリング現象を全く起さないという利
点を有する。そして更にモニターリレーによって局線捕
捉中は常に回線をオンしておくように構成しているた
め、局線の瞬断が全く発生しないという利点を有する。
通話回路を接続する第1のフックスイッチより、マイク
ロプロセッサにハンドセット通話の有無を入力する第2
のフックスイッチの方がタイミング的に早くオンするよ
うに構成したものであり、したがって、ハンドセットの
マイクがオンされる時点ではモニター用スピーカが必ず
オフしており、ハウリング現象を全く起さないという利
点を有する。そして更にモニターリレーによって局線捕
捉中は常に回線をオンしておくように構成しているた
め、局線の瞬断が全く発生しないという利点を有する。
第1図は本発明のボタン電話装置における一実施例の概
略構成図、第2図は同実施例の要部のタイミングチャー
トである。 1…局線リレー、2…曲線ライン、3…内線ライン、4
…第1のフックスイッチ、5…第2のフックスイッチ、
6…通話回路、7…ハンドセットのレシーバ、8…ハン
ドセットのマイク、9…トランス、10…マイクロプロセ
ッサ、11…モニター用リレー、12…局線キー、13…リン
クスイッチ、14…モニター用アンプ、15…モニター用ス
ピーカ。
略構成図、第2図は同実施例の要部のタイミングチャー
トである。 1…局線リレー、2…曲線ライン、3…内線ライン、4
…第1のフックスイッチ、5…第2のフックスイッチ、
6…通話回路、7…ハンドセットのレシーバ、8…ハン
ドセットのマイク、9…トランス、10…マイクロプロセ
ッサ、11…モニター用リレー、12…局線キー、13…リン
クスイッチ、14…モニター用アンプ、15…モニター用ス
ピーカ。
Claims (1)
- 【請求項1】局線捕捉中は局線の通話ループを形成する
モニタリレーと、局線の信号をオンフックモニタ側、オ
フフック通信側のいずれか一方に接続する第1のフック
スイッチと、上記オフフック通信側に接続されたハンド
セットと、上記オンフックモニタ側にリンクスイッチを
介して接続されたオンフックモニタ部と、ハンドセット
通話の有無を検出する第2のフックスイッチと、上記第
1のフックスイッチがオンフックモニタ側に接続されて
いるときに、上記第2のフックスイッチがハンドセット
通話側に切り換わったことを検出すると、上記リンクス
イッチをオフした後、この第1のフックスイッチをオフ
フック通話側に切り換えて接続させる制御手段とを備え
たボタン電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17593786A JPH0691577B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | ボタン電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17593786A JPH0691577B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | ボタン電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6331345A JPS6331345A (ja) | 1988-02-10 |
JPH0691577B2 true JPH0691577B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=16004861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17593786A Expired - Lifetime JPH0691577B2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 | ボタン電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691577B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4025552C1 (ja) * | 1990-08-11 | 1991-06-13 | Kapp & Co Werkzeugmaschinenfabrik, 8630 Coburg, De |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP17593786A patent/JPH0691577B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6331345A (ja) | 1988-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |