JPH0691458A - 超精密レベル出し装置とその使用方法 - Google Patents

超精密レベル出し装置とその使用方法

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JPH0691458A
JPH0691458A JP26794592A JP26794592A JPH0691458A JP H0691458 A JPH0691458 A JP H0691458A JP 26794592 A JP26794592 A JP 26794592A JP 26794592 A JP26794592 A JP 26794592A JP H0691458 A JPH0691458 A JP H0691458A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平面(水平)移動するワーク表面の平面精度
を数[nm]に保持する。それにより、ワークの超精密
の加工および測定等が可能になる。 【構成】 平面方向に沿って摺動する支持台9上に載置
される平行ばね2と、平行ばね2上に載置されるワーク
8と、支持台9側に載置され平行ばね2に当接係合する
圧電素子3と、支持台9側に固定されるバーミラ4と、
バーミラ4に係合し機械不動側に固設されると共に、ワ
ークのレベル度検出位置又は加工位置の真下(真横)に
配置される静電容量変位センサ5および制御手段6等か
らなり、支持台9の平面方向移動に伴う摺動面11の変
位誤差を静電容量変位センサ5により検出し、圧電素子
3および平行ばね2を介してワーク8の平面精度の補正
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械や半導体リソ
グラフィ等において、平面移動するワークのレベル度を
超精密に保持する超精密レベル出し装置とその使用方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械等においてワークの表面を高精
度に仕上げ加工するには、例えば、平面研削盤等が使用
される。平面研削盤の摺動面上に摺動自在に支持される
支持台上にワークを搭載し、ワークを水平移動しながら
砥石を切込み方向に移動しワーク表面の平面研削が行わ
れる。この場合、ワークの水平度を高精度に保持するに
は、砥石および機械に関する切削条件を吟味すると共に
研削技術に熟練度を必要とするが、機械そのものの精度
が高精度に保持されることが必要である。前記したよう
にワークを搭載する支持台は機械の摺動面に沿って水平
移動するため、摺動面の水平精度が高精度に保持されな
ければ、高精度の平面研削加工を行うことが出来ない。
一方、半導体シリコンウェハ等のワークを加工する場合
には超微少の切込みを与えながら研削し、シリコンウェ
ハ等の水平度を超精密に仕上げることが要求される。そ
のためには既設の平面研削盤の摺動面の水平精度に依存
すると前記条件を満足し得ない場合が多い。そのため、
摺動面に多少の変位誤差があってもワークの加工面の水
平精度を超精密に保持する手段が必要となる。それに関
する公知技術として1991年10月の精密工学会議
[JSPE−57−10,91−10−1717]にお
ける〃工作機械における超精密位置決め技術の現状〃に
関する論文が上げられる。該論文中の図7において、変
位制御制圧案内面に関する技術がそれに相当する。この
装置は不動側の摺動面に沿って水平移動するテーブル上
に変位制御用のサブテーブルを載置し、前記摺動面側に
オプティカルストレートを固設すると共に前記サブテー
ブル上に前記オプティカルストレートに相対向して容量
変位計を設け、かつ前記テーブル側に前記サブテーブル
に係合するピエゾ素子を設けたものである。前記テーブ
ルを移動させながらオプティカルストレートを基準とし
て容量変位計により摺動面の変位誤差を検出し、その変
位誤差信号によりピエゾ素子を制御してサブテーブルの
水平精度を保持するようにするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、シリコン,ガ
ラス,セラミックス等の脆性材のワークの平面度を10
[nm]/200mm程度に保持するには砥石の切込み
を10[nm]オーダの極微小切込みをすることが必要
である。そのためには、前記ワークの水平移動時におけ
る水平精度が数[nm]のオーダに保持されなければな
らない。また、ワークの表面を研削仕上げする目的以外
にも加工済のワークを水平度を測定するために、例えば
水平移動するテーブル上にワークを搭載して不動側の測
定機等により測定する用途もある。この場合、前記テー
ブルの水平移動精度が超精密に保持されなくてはワーク
の超精密測定が出来ない。以上のことからワークの表面
の水平度を超精密に保持することが要請される。しかし
前記したように、機械の既設の摺動面の水平精度は前記
要請を満足するものはほとんど皆無である。一方、前記
の公知技術の装置により、摺動面に沿うテーブルの移動
直角方向に変位誤差があってもサブテーブルの動きをオ
プティカルストレートと平行に移動させることが可能に
なる。しかしながら、この公知技術ではサブテーブル上
に搭載させるワークの取り付け位置によっては変位誤差
補正が不十分になる場合が生じる。また、ピエゾ素子に
よるサブテーブルの変位誤差補正の具体的な手段が不明
確であり、実際にサブテーブルがタイムリに、かつ高精
度に補正されるとは限らない。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、摺動面の平面精度に若干の誤差があって
も、該摺動面上に搭載されるワークの平面精度が超精密
に補正保持されると共に、ワークのレベル度検出位置又
は加工位置における平面精度がタイムリに、かつ確実に
超精密に補正され、ワーク表面の数[nm]の平面精度
維持を可能とする超精密レベル出し装置とその使用方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、機械の摺動面に沿って平面移動する支
持台上に搭載されるワークのレベル度を超精密に補正保
持するレベル出し装置であって、前記ワークを支持すべ
く該ワークと前記支持台間に介設される並行ばねと、前
記支持台側に載置され前記平行ばねに当接係合する圧電
素子と、前記支持台側に固持され平面方向に沿って超精
密な平坦面を形成してなるバーミラと、該バーミラの前
記平坦面と相対向して配置され前記ワークのレベル度検
出位置又は加工位置の真下(真横)の機械の不動側に固
持される静電容量変位センサと、該センサの変位誤差信
号を基に前記圧電素子の変位量を制御する制御手段を設
けてなる超精密レベル出し装置を構成すると共に、前記
加工具として砥石を用い、該砥石のワーク研削点の真下
(真横)に前記静電容量変位センサを配置し、前記砥石
に微少切込みを与えながら前記支持台を前記摺動面に沿
って平面移動して該ワークの表面を平面研削するように
した超精密レベル出し装置の使用方法を特徴とするもの
である。
【0006】
【作用】ワークは支持台上に固設される平行ばね上に搭
載される。また、支持台側には平行ばねに当接係合して
平行ばね上のワークを上下方向に微動させる圧電素子が
配設される。また、ワークのレベル度検出位置又は加工
位置の真下には支持台側に固設されるバーミラの平坦面
に相対向して静電容量変位センサが配置される。支持台
が平面方向に移動すると、ワークのレベル度検出位置等
における変位誤差がAbbeの原理に基づく誤差の最小
の状態で静電容量変位センサにより検出される。この検
出信号は制御手段を介し圧電素子側に伝えられ、圧電素
子が平行ばねを押圧する。平行ばねはその押圧点の如何
に拘らず上下(左右)方向に沿って平行に移動するた
め、静電容量変位センサで検出した変位誤差分だけ正確
にワークの上下方向の位置を補正すべく機能する。以上
により、摺動面のレベル度に若干の誤差があってもワー
クの表面の平面精度を超精密に保持することが出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本実施例の基本的構造を説明するための構
成図であり、図2,図3は本実施例の超精密レベル出し
装置を平面研削盤に適用し、シリコン,ガラス,セラミ
ックス等の脆性材を超精密に平面研削する使用方法を示
す図面であり、図4,図5は図2,図3に使用される本
実施例の超精密レベル出し装置の詳細構造を示す図面で
あり、図6は本発明の他の実施例の概要構造を示す図面
である。
【0008】図1に示すように、本実施例の超精密レベ
ル出し装置1は、支持台9上に載置される平行ばね2
と、それに当接係合する圧電素子3と、支持台9,正確
には平行ばね2上のワークテーブル10(又は動力計1
0)の図の下方に固定されるバーミラ4と、バーミラ4
の超精密の平坦面7と相対向して配置される静電容量変
位センサ5と、静電容量変位センサ5および圧電素子3
に連結する制御手段6等から構成される。なお、ワーク
8はワークテーブル10上に搭載される。また、支持台
9は機械の不動側12上に載置される摺動面11上に摺
動可能に支持され、水平方向(矢印方向)に沿って移動
する。ワーク8はAで示す水平度検出位置又は加工位置
(以下、A位置という)においてその水平精度の検出又
は加工等が行われる。静電容量変位センサ5は前記A位
置と相対向する一直線上の真下に配設され、不動側12
に固定される。静電容量変位センサ5をA位置の真下に
配置したのはAbbeの原理に基づくものである(Ab
beの原理:被測定物上の測定(加工)すべき長さと度
器上の基準長さとは測定方向において一直線上に配置し
なければならない)。制御手段は、バーミラ4を基にし
て静電容量変位センサ5が検出した摺動面11の変位誤
差を補正すべくその検出信号に基づいて圧電素子3を動
作し、平行ばね2を介してワーク8の水平位置補正をす
べく構成されるものである。以上の構造により摺動面1
1に沿って支持台を水平方向に移動すると、摺動面11
の水平方向の変位誤差がバーミラ4を介して静電容量変
位センサ5により検出され、ワーク8のA位置における
水平度が圧電素子3および平行ばね2を介して時々刻々
補正される。その結果、ワーク8の表面の水平精度が超
精密に保持される。
【0009】次に、本実施例の超精密レベル出し装置1
を平面研削盤に適用した実施例を図2乃至図5により詳
細に説明する。図2,図3に示すように不動側12上に
はベッド13が載置され、ベッド13上にはY方向(図
3)に沿って摺動面14が形成される。スライドテーブ
ル15は摺動面14に沿ってY方向に移動する。スライ
ドテーブル15上にはX方向(前記した水平方向)に沿
って摺動面11が形成され、摺動面11上には支持台9
が摺動自在に支持される。また、本実施例では支持台9
上にレベリングブロック16が載置され、レベリングブ
ロック16上には超精密レベル出し装置1が載置され
る。一方、ベッド13上には一対のコラム17が立設さ
れ、その上端には横架18が架設される。横架18の下
面側には砥石19を枢支すると共に砥石19を回転駆動
する砥石台20が懸架支持される。砥石19は超精密レ
ベル出し装置1上のワーク8に当接係合し、ワーク8の
表面の平面研削を行う。静電容量変位センサ5は研削点
であるA位置の真下に配置され不動側12側に支持され
る。実際上、図2,図3に示した砥石台20上に静電容
量変位センサ5を固定することが出来ないため、例え
ば、ベッド13の上面又は砥石軸に近い横架18に固定
される。
【0010】次に、図4,図5により図2,図3に使用
される超精密レベル出し装置1の詳細構造を説明する。
支持台9上にはレベリングブロック16が載置され、そ
の上面にはベース台21がボルト22により固定され
る。ベース台21上には一対の平行ばね2,2がボルト
23により固定される。平行ばね2は公知のもので図4
に示すように逆L字形のものからなり、基板部24と、
基板部24の上面から一方向に伸延する張り出し部25
から形成される。また、基板部24には平行溝孔26が
貫通形成される。平行ばね2は張り出し部25の任意の
位置に押圧力が作用した場合でもその上面全体が平行に
変位するように形成されるものである。なお、図4に示
すように平行ばね2の張り出し部25の下面側には圧電
素子3が当接係合する平坦面27が突出形成される。平
行ばね2の上方には本実施例では動力計10がボルト2
8により固定される。動力計10の上方の平坦面上には
被研削物であるワーク8が治具29により固定される。
動力計10の下面の平坦面にはバーミラ4がボルト30
により固定される。バーミラ4の平坦面7は超精密に仕
上げられたもので、この平坦面7が基準面になる。平行
ばね2の張り出し部25とレベリングブロック16上の
ベース台21間には平行ばね2を圧電素子3に圧接する
ためのばね31が架設される。一方、圧電素子3はベー
ス台21上にボルト32により固定される圧電素子支持
台33上に固定されると共に、張り出し部25の平坦面
27に当接して配置される。静電容量変位センサ5は数
[nm]の検出能力を有する超精密のセンサからなり、
図4,図5に示すように砥石19とワーク8との切削点
(A位置)の真下に配置され、不動側12に固定され
る。また、静電容量変位センサ5はバーミラ4の平坦面
7と相対向する位置に近接して配置される。制御手段6
は静電容量変位センサ5と圧電素子3に連結し、静電容
量変位センサ5で検出した変位誤差に基づき圧電素子3
の移動量を制御するものである。
【0011】次に、本実施例の作用を説明する。支持台
9がX方向(水平方向)に移動するとそれに伴って平行
ばね2,圧電素子3,バーミラ4およびワーク8が移動
する。砥石19および静電容量変位センサ5は不動側1
2に配置されるため不動である。砥石19に対するワー
ク8の接触点は時々刻々と変化するが砥石19の切削点
(A位置)は変化しないため、A位置の真下に位置する
静電容量変位センサ5はその瞬間における砥石19とワ
ーク8との接触点における変位誤差を検出することが出
来る。すなわち、支持台9が摺動面11(図3)に沿っ
てX方向は移動するとバーミラ4が移動する。摺動面1
1に誤差があるとその誤差はバーミラ4にほぼそのまま
表れる。静電容量変位センサ5はバーミラ4の平坦面7
と相対向して配置されるため、前記誤差は静電容量変位
センサ5により瞬間的に検出され、検出信号が制御手段
6に入力される。制御手段6は該検出信号により圧電素
子3の電圧制御を行い、誤差に比例した変位を発生させ
る。圧電素子3は平行ばね2に圧接係合しているため、
前記誤差分だけ平行ばね2が平行変位し、ワーク8を上
下させる。以上の動作は時々刻々とほぼ連続して行われ
るため、ワーク8の表面は摺動面11の誤差に拘らず常
に平坦に補正保持される。その結果、ワーク8の表面の
水平精度が数[nm]に保持されるため、砥石19を数
[nm]の極微小切込みすることにより、数[nm]の
超精密の研削加工を行うことが出来る。
【0012】図2乃至図5は本実施例の超精密レベル出
し装置1を平面研削盤に適用した場合について説明した
が、水平方向に移動するワーク8等の表面を超精密の水
平度に保持する場合にも同様に適用される。
【0013】本実施例の超精密レベル出し装置1の各構
成要素の材質については以上の実施例において説明して
いない。しかしながら、ワークの水平度を超精密に保持
するためには図5におけるバーミラ4より上方の構成要
素の材料を低膨脹材から形成することが望ましい。すな
わち、熱膨脹係数が1×10-6/℃程度のものが望まし
い。
【0014】次に、図6により本発明の他の実施例につ
いて説明する。本実施例は静電容量変位センサ5の位置
とそれに対応するバーミラ4aの形状を変えた他は前記
実施例のものとほぼ同一構造のものからなり、同一構造
の部分の説明は省略する。前記した実施例の場合には、
静電容量変位センサ5がA位置の真下に1箇所だけ配置
されているため、X方向に沿うピッチングの変位誤差は
前記の方法により検出され、かつ補正される。しかしな
がら、それと直交するローリング方向の変位誤差が補正
されない。そこで、図6に示すように、中心のA点の真
下に静電容量変位センサ5を配置すると共に、その両側
に、例えば、等間隔(a)に複数個(図示では2個)の
静電容量変位センサ5a,5bを配置する。静電容量変
位センサ5,5a,5bは制御手段6aに連結する。静
電容量変位センサ5の検出信号は制御手段6aを介して
圧電素子3a,3b側に伝えられて変位制御が行われ
る。一方、静電容量変位センサ5a,5bの検出信号は
それ等に対応する圧電素子3a,3bに制御手段6aを
介して伝えられる。それにより、ピッチング方向に加え
てローリング方向の変位制御が超精密に行われる。
【0015】以上に説明した実施例において、レベリン
グブロック16はワーク8を砥石19に近接又は離隔す
る方向に移動するためのものであり、砥石19側に切込
み機構が設けられている場合には不要である。また、動
力計10はワーク8の加工時における切削力等を検測す
るためのもので平行ばね2上に直接ワーク8を搭載する
ようにしても勿論よい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 (1)機械の摺動面に変位誤差があっても本装置を使用
することによりワークの表面の平面精度超精密に補正さ
れ、ワークの表面の平面精度を数[nm]のオーダに保
持することが出来る。 (2)数[nm]の平面精度にワークが保持されるた
め、ワークの表面研削やワークの表面精度の測定が超精
密に行われる。 (3)ワークのレベル度検出位置又は加工位置の真下
(真横)に変位誤差検出用の静電容量変位センサが配置
されるため、Abbeの原理にかなった高精度の検出が
行われる。 (4)圧電素子を使用して平行ばねを押圧するため、迅
速で、かつ超精密の変位補正が可能になる。 (5)ピッチング方向と、それに直交するローリング方
向の変位誤差補正が行われ、広面積のワークの平面精度
を超精密に保持することが出来る。 (6)コンパクトな構造のため、各種機械および測定機
等に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本構造を説明するための
正面図である。
【図2】本実施例の超精密レベル出し装置を適用した平
面研削盤の正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2,図3の平面研削盤に適用された本実施例
の超精密レベル出し装置の詳細構造を示す正面図であ
る。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明の他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 超精密レベル出し装置 2 平行ばね 3 圧電素子 3a 圧電素子 3b 圧電素子 4 バーミラ 4a バーミラ 5 静電容量変位センサ 5a 静電容量変位センサ 5b 静電容量変位センサ 6 制御手段 6a 制御手段 7 平坦面 8 ワーク 9 支持台 10 ワークテーブル(動力計) 11 摺動面 13 ベッド 14 摺動面 15 スライドテーブル 16 レベリングブロック 17 コラム 18 横架 19 砥石 20 砥石台 21 ベース台 22 ボルト 23 ボルト 24 基板部 25 張り出し部 26 平行溝孔 27 平坦面 28 ボルト 29 治具 30 ボルト 31 ばね 32 ボルト 33 圧電素子支持台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械の摺動面に沿って平面移動する支持
    台上に搭載されるワークの平面度,平行度,直通度(以
    下、レベル度という)を超精密に補正保持するレベル出
    し装置であって、前記ワークを支持すべく該ワークと前
    記支持台間に介設される並行ばねと、前記支持台側に載
    置され前記平行ばねに当接係合する圧電素子と、前記支
    持台側に固持され平面方向に沿って超精密な平坦面を形
    成してなるバーミラと、該バーミラの前記平坦面と相対
    向して配置され前記ワークのレベル度検出位置又は加工
    位置の真下(真横)の機械の不動側に固持される静電容
    量変位センサと、該センサの変位誤差信号を基に前記圧
    電素子の変位量を制御する制御手段を設けることを特徴
    とする超精密レベル出し装置。
  2. 【請求項2】 前記加工具として砥石を用い、該砥石の
    ワーク研削点の真下(真横)に前記静電容量変位センサ
    を配置し、前記砥石に微少切込みを与えながら前記支持
    台を前記摺動面に沿って平面移動して該ワークの表面を
    平面研削することを特徴とする超精密レベル出し装置の
    使用方法。
  3. 【請求項3】 前記砥石の切込み方向の切込み量を10
    [nm]オーダの極微小量とし、前記ワークを脆性材と
    してなる請求項2に記載の超精密レベル出し装置の使用
    方法。
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