JPH069112A - 薄シートの位置決め方法 - Google Patents
薄シートの位置決め方法Info
- Publication number
- JPH069112A JPH069112A JP16934792A JP16934792A JPH069112A JP H069112 A JPH069112 A JP H069112A JP 16934792 A JP16934792 A JP 16934792A JP 16934792 A JP16934792 A JP 16934792A JP H069112 A JPH069112 A JP H069112A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin sheet
- suction
- suction chuck
- positioning
- air
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄シートを短時間で正確に位置決めすること
のできるようにする。 【構成】 多数の吸引孔11を有する平滑面12を備え
た吸引チャック10にて薄シート40を吸着した後、枠
体30内に薄シートを移動し、薄シート40に対して圧
空ベース20からエアを吹き付けるとともに吸引チャッ
ク10による吸引を停止または微小として枠体30に薄
シート40の縁部を当てて位置決めする。
のできるようにする。 【構成】 多数の吸引孔11を有する平滑面12を備え
た吸引チャック10にて薄シート40を吸着した後、枠
体30内に薄シートを移動し、薄シート40に対して圧
空ベース20からエアを吹き付けるとともに吸引チャッ
ク10による吸引を停止または微小として枠体30に薄
シート40の縁部を当てて位置決めする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄シートの位置決め方法
に関する。例えばパネルシート等の薄シートを短時間で
正確に位置決めすることのできる薄シートの位置決め方
法に関するものである。
に関する。例えばパネルシート等の薄シートを短時間で
正確に位置決めすることのできる薄シートの位置決め方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄シートの位置決め方法として
は、カメラを用いた画像処理による方法が知られてい
る。
は、カメラを用いた画像処理による方法が知られてい
る。
【0003】また、センサーによって位置検出を行な
い、ロボットハンドを用いて位置調整を行なう方法も知
られている。
い、ロボットハンドを用いて位置調整を行なう方法も知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】画像処理による方法で
は、時間がかかり、しかも、光源等による環境の影響を
受け易いという問題があった。
は、時間がかかり、しかも、光源等による環境の影響を
受け易いという問題があった。
【0005】また、センサーとロボットハンドとによる
方法では、位置調整に時間がかかるという問題があっ
た。
方法では、位置調整に時間がかかるという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、薄シートを短時間で正確に位置決めすることので
きる薄シートの位置決め方法を提供することにある。
決し、薄シートを短時間で正確に位置決めすることので
きる薄シートの位置決め方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の薄シートの位置決め方法は、多数の吸引孔を
有する平滑面を備えた吸引チャックにて薄シートを吸着
した後、枠体内に薄シートを移動し、薄シートに対して
吸引チャックの反対側からエアを吹き付けるとともに吸
引チャックによる吸引を停止または微小として前記枠体
に薄シートの縁部を当てて位置決めすることを特徴とす
る。
に本発明の薄シートの位置決め方法は、多数の吸引孔を
有する平滑面を備えた吸引チャックにて薄シートを吸着
した後、枠体内に薄シートを移動し、薄シートに対して
吸引チャックの反対側からエアを吹き付けるとともに吸
引チャックによる吸引を停止または微小として前記枠体
に薄シートの縁部を当てて位置決めすることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のように作
用する。
用する。
【0009】すなわち、吸引チャックにて薄シートを吸
着した後、枠体内に薄シートを移動し、薄シートに対し
て吸引チャックの反対側からエアを吹き付けるとともに
吸引チャックによる吸引を停止または微小とすると、薄
シートが吸着されていた面は平滑面となっているので、
薄シートはエアの吹き付けを受けて平滑面に支持されつ
つ平滑面に沿って滑るような移動が可能な状態となる。
着した後、枠体内に薄シートを移動し、薄シートに対し
て吸引チャックの反対側からエアを吹き付けるとともに
吸引チャックによる吸引を停止または微小とすると、薄
シートが吸着されていた面は平滑面となっているので、
薄シートはエアの吹き付けを受けて平滑面に支持されつ
つ平滑面に沿って滑るような移動が可能な状態となる。
【0010】したがって、このような状態で、枠体に薄
シートの縁部を当てることにより、短時間で正確に位置
決めすることができる。
シートの縁部を当てることにより、短時間で正確に位置
決めすることができる。
【0011】しかも、薄シートにはエアが吹き付けられ
るので、角穴等があって腰の弱いパネルシートのような
場合でもしわが生じない。
るので、角穴等があって腰の弱いパネルシートのような
場合でもしわが生じない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0013】図1は本発明に係る薄シートの位置決め方
法の説明図であり、位置決め装置の一例とともに示して
ある。図2は位置決め装置の平面図、図3は図2におけ
るIIIーIII断面図である。なお、図1は図2にお
けるIーI視図にほぼ相当する。
法の説明図であり、位置決め装置の一例とともに示して
ある。図2は位置決め装置の平面図、図3は図2におけ
るIIIーIII断面図である。なお、図1は図2にお
けるIーI視図にほぼ相当する。
【0014】先ず位置決め装置について説明する。
【0015】位置決め装置は、吸引チャック10と、圧
空ベース20と、枠体30とからなっている。
空ベース20と、枠体30とからなっている。
【0016】吸引チャック10は、多数の吸引孔11を
有する平滑面12と、吸引孔11に連通するチャンバー
13とを備えており、チャンバー13を介して吸引孔1
3は真空に引かれる。吸引チャック10はロボットハン
ドに設けられている。
有する平滑面12と、吸引孔11に連通するチャンバー
13とを備えており、チャンバー13を介して吸引孔1
3は真空に引かれる。吸引チャック10はロボットハン
ドに設けられている。
【0017】圧空ベース20は、多数のエア吹き出し孔
21を有するエア吹き出し面12と、エア吹き出し孔2
1に連通するチャンバー23とを備えており、チャンバ
ー23を介してエア吹き出し孔21からエアが吹き出さ
れる。なお、チャンバー23へのエアの導入口は、図1
に23aで示すようにチャンバーの底部に設けても良い
し、図3に23a’で示すように側部に設けても良い。
21を有するエア吹き出し面12と、エア吹き出し孔2
1に連通するチャンバー23とを備えており、チャンバ
ー23を介してエア吹き出し孔21からエアが吹き出さ
れる。なお、チャンバー23へのエアの導入口は、図1
に23aで示すようにチャンバーの底部に設けても良い
し、図3に23a’で示すように側部に設けても良い。
【0018】枠体30は、図2に示すように、長短2つ
の固定部材31,32と、長短2つの可動部材33,3
4とからなっている。固定部材31,32は、圧空ベー
ス20上に固定されている。可動部材33,34は、シ
リンダー33a,34aの作動により、それぞれ矢印Y
方向、矢印X方向に圧空ベース上をスライドするように
なっている。33b,34bはガイドロッド、33c,
34cはリニヤベアリングである。また、31d,32
d,33d,34dは、各部材に形成されたエアの逃げ
口である。
の固定部材31,32と、長短2つの可動部材33,3
4とからなっている。固定部材31,32は、圧空ベー
ス20上に固定されている。可動部材33,34は、シ
リンダー33a,34aの作動により、それぞれ矢印Y
方向、矢印X方向に圧空ベース上をスライドするように
なっている。33b,34bはガイドロッド、33c,
34cはリニヤベアリングである。また、31d,32
d,33d,34dは、各部材に形成されたエアの逃げ
口である。
【0019】次に、以上のような装置を用いた薄シート
(例えば厚さが0.13mm程度の薄シート)の位置決
め方法について説明する。
(例えば厚さが0.13mm程度の薄シート)の位置決
め方法について説明する。
【0020】(i) 図示しない給材箇所にある薄シー
ト40をロボットハンドの吸引チャック10で吸着し、
圧空ベース20上の枠体30内に移動する。
ト40をロボットハンドの吸引チャック10で吸着し、
圧空ベース20上の枠体30内に移動する。
【0021】(ii) 圧空ベース20に圧空を供給
し、エア吹き出し孔21からエアを吹き出すとともに、
吸引チャック10による吸引を停止または微小とする。
し、エア吹き出し孔21からエアを吹き出すとともに、
吸引チャック10による吸引を停止または微小とする。
【0022】すると、薄シート40が吸着されていた面
は平滑面12となっているので、薄シート40はエアの
吹き付けを受けて平滑面12に支持されつつ平滑面12
に沿って滑るような移動が可能な状態となる。なお、4
5はシートの糊面である。
は平滑面12となっているので、薄シート40はエアの
吹き付けを受けて平滑面12に支持されつつ平滑面12
に沿って滑るような移動が可能な状態となる。なお、4
5はシートの糊面である。
【0023】(iii) 吸引チャック10を移動さ
せ、図2に示すように薄シート40の縁部41,42を
固定部材31,32の内面に当てる。
せ、図2に示すように薄シート40の縁部41,42を
固定部材31,32の内面に当てる。
【0024】(iv) シリンダー33a,34aを作
動させ、可動部材33,34を前進させて薄シート40
の縁部43,44を押し、完全に位置決めする。
動させ、可動部材33,34を前進させて薄シート40
の縁部43,44を押し、完全に位置決めする。
【0025】(v) 吸引チャック10による吸引を再
開し、薄シート40を吸着するとともに、圧空ベース2
0によるエアの吹き付けを停止する。
開し、薄シート40を吸着するとともに、圧空ベース2
0によるエアの吹き付けを停止する。
【0026】(vi) 可動部材33,34を後退させ
る。
る。
【0027】(vii) 吸引チャック10を移動さ
せ、固定部材31,32から薄シート40を離して、薄
シートを貼り付ける所定の場所へ移動する。
せ、固定部材31,32から薄シート40を離して、薄
シートを貼り付ける所定の場所へ移動する。
【0028】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、短時間で正確に薄シー
トの位置決めを行なうことができる。
トの位置決めを行なうことができる。
【図1】本発明に係る薄シートの位置決め方法の説明
図。
図。
【図2】位置決め装置の平面図。
【図3】図2におけるIIIーIII断面図。
10 吸引チャック 11 吸引孔 12 平滑面 30 枠体 40 薄シート
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の吸引孔を有する平滑面を備えた吸
引チャックにて薄シートを吸着した後、枠体内に薄シー
トを移動し、薄シートに対して吸引チャックの反対側か
らエアを吹き付けるとともに吸引チャックによる吸引を
停止または微小として前記枠体に薄シートの縁部を当て
て位置決めすることを特徴とする薄シートの位置決め方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16934792A JPH069112A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 薄シートの位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16934792A JPH069112A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 薄シートの位置決め方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069112A true JPH069112A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15884885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16934792A Pending JPH069112A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 薄シートの位置決め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069112A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7384035B2 (en) * | 2004-01-29 | 2008-06-10 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Configuration for generating throttled blowing air or suction air |
JP2015120534A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 鈴茂器工株式会社 | フィルム材整列装置、それを有する食材包装装置およびフィルム材整列方法 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP16934792A patent/JPH069112A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7384035B2 (en) * | 2004-01-29 | 2008-06-10 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Configuration for generating throttled blowing air or suction air |
JP2015120534A (ja) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 鈴茂器工株式会社 | フィルム材整列装置、それを有する食材包装装置およびフィルム材整列方法 |
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