JPH069108Y2 - 穿孔機の方向制御装置 - Google Patents

穿孔機の方向制御装置

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JPH069108Y2
JPH069108Y2 JP2709989U JP2709989U JPH069108Y2 JP H069108 Y2 JPH069108 Y2 JP H069108Y2 JP 2709989 U JP2709989 U JP 2709989U JP 2709989 U JP2709989 U JP 2709989U JP H069108 Y2 JPH069108 Y2 JP H069108Y2
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JP
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bearing block
tip
tube
pipe
cutter
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JP2709989U
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JPH02120589U (ja
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吉彦 野尻
清 川崎
隆明 福元
博之 山下
俊明 上原
洋一 田中
啓次郎 佐藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Airec Engineering Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Airec Engineering Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば光ファイバー、電話回線等の通信ケー
ブルを地中に埋設する際に使用する穿孔機の方向制御装
置に関するものである。
[従来の技術] 通信ケーブル等を収容する管を地中に埋設する場合、第
1工程で直径10〜15cmの管を1本通し、第2工程で前記
管に取り付けた直径約25cmのカッタで掘削排土して拡径
し、複数本の電線管を牽引挿通している。
前記第1工程で使用される穿孔機には貫入型、振動貫入
型、オーガによる排土型等種々あるが、穿孔方向は必ず
しも直線と限らず、方向を変更する必要が生じる場合も
あり、或は穿孔方向が予定のラインから外れてしまった
場合には方向を修正する必要がある。
そのため、従来は、第4図及び第5図に示すように、オ
ーガaを回転自在に内蔵する内管bと外管cとの間に、
前記内管bの周囲を囲むように斜板dを設け、該斜板d
を回転用油圧シリンダeにより修正すべき方向に回転
し、前後進用油圧シリンダfにより軸線方向に前進又は
後退させて、シューg及びビットhの方向を変更してい
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、穿孔する水平孔の1区画は前記内管bの
長さに比べて長いため、内管bを順次継ぎ足す際に、元
押部に設置した元押機本体から供給される前記油圧シリ
ンダe,f作動用の油圧配管の接続もその都度行なわね
ばならず、管の継ぎ足し作業がめんどうなものとなり時
間もかかっていた。
又、先導管i内に斜板dの回転用油圧シリンダeや前後
進用油圧シリンダfを内蔵するため、構造も複雑となっ
ていた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、回転可能な外管の先端部外周の一部に先細り
のテーパ部を形成し、該外管の先端部内周に前記テーパ
部の軸線と平行な軸線を有する傾斜円筒部を形成し、先
端にカッタを有し且つ回転可能に外管内に設けた内管の
先端部近傍外周に、該内管と同心で一体に回転する内側
軸受ブロックを設け、該内側軸受ブロックの外周に、該
内側軸受ブロックに対して回転が自在で軸方向への移動
が拘束され且つ外周面が前記傾斜円筒部の軸方向に摺動
可能に嵌合した外側軸受ブロックを設けたことを特徴と
する穿孔機の方向制御装置にかかるものである。
[作用] 外側軸受ブロックが外管先端部の傾斜円筒部内に収納し
た状態で、テーパ部を上に位置させると直進性が向上す
る。
テーパ部を変更する方向と逆の方向に外管の回転により
位置させ且つ内管を突出すると、これに伴い外側軸受ブ
ロックが外管先端部の傾斜円筒部から突出し、内管が撓
んでカッタがテーパ部の軸線と同一方向に変位し、方向
制御される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例であり、回転可能
な中空の外管1の先端部外周に、周方向の一部を先細り
のテーパ状に切欠いてなるテーパ部2を形成し、該外管
1の先端部内周に前記テーパ部2の軸線と平行な軸線を
有する傾斜円筒部3を該軸線が前記外管1の軸線と交わ
るよう形成する。
前記傾斜円筒部3内に外側軸受ブロック4と内側軸受ブ
ロック5とからなる円筒状軸受6を摺動可能に挿入す
る。該外側軸受ブロック4の軸線は前記傾斜円筒部3の
軸線と重なるようにし、又内側軸受ブロック5にはカッ
タ7回転用の中空の内管8の軸線と平行な軸線を有する
連通孔9を設ける。該内外側軸受ブロック5,4はラジ
アル軸受10により相互に回転可能とし、且つスラスト軸
受11により相互に抜け止めする。
前記内側軸受ブロック5の連通孔9に内管8を挿通固定
し、内側軸受ブロック5及び内管8先端部にカッタ7を
取り付ける。
図中、12,13,14,15,16はシール、17は内管8と外管1と
の間の水等の輸送流体の流路、18は掘削土砂の排出流路
であり、前記外管1は図示してないが、元押部における
固定装置の回転により360°回転可能としてある。
以下、作動について説明する。
直進時は外管1先端のテーパ部2が上に位置する状態
で、内管8の回転駆動によりカッタ7を回転して掘削
し、図示してない元押部において外管1及び内管8を押
す。すなわち、元押部において内管8と外管1との間に
供給された水は流路17及び連通孔9を経てカッタ7外部
の地山に流出し、回転駆動される内管8により回転され
るカッタ7によって掘削された土砂が、カッタ7内部か
ら内管8内に流入し、元押部から排泥される。
従って、外管1先端のテーパ部2によって、外管1が削
土へ乗り上げて上方へ進む傾向を抑えることができ、直
進性が向上する。
方向を変更する場合は、テーパ部2が進行方向と反対の
方向に位置するよう、元押部において外管1を支持固定
する固定装置により強制的に回転させる。
次いで、内管8を前方に突出させると、該内管8の先端
部に固定された円筒状軸受6も傾斜円筒部3と外側軸受
ブロック4との間で摺動し、円筒状軸受6が傾斜円筒部
3から部分的に突出してテーパ部2と反対の方向に変位
する。
従って、カッタ7も同一方向に変位し、該変位方向に掘
進され、掘進方向が変更される。
再び直進掘削に戻したい場合は、内管8を後方にストロ
ークエンドまで引き込むと共に前記テーパ部2が上に位
置するよう外管1を回転させる。これにより、カッタ7
の軸線が外管1の軸線と一致し、直進が可能となる。
外管1及び内管8の継ぎ足しを重ねても、テーパ部2の
位置を外管1の端部にマーキングしておくことにより、
方向制御を確実に為し得る。
尚、本考案の穿孔機の方向制御装置は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、内管から送水或は送泥し
て外管と内管との間から排泥してもよいこと等本考案の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の穿孔機の方向制御装置に
よれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)カッタを支持、回転する二重管の内管の先端部近傍
に内管と一体に軸方向に移動するようにした内側軸受ブ
ロックと外側軸受ブロックとから成る円筒状軸受を、先
端部外周に部分的に形成したテーパ部と同一軸線を有す
る傾斜円筒部により摺動自在に支持したので、外管の回
転によりテーパ部を掘削方向と180°反対に位置させ、
且つ内管を突出させることにより、内管の先端側が方向
制御したい方向に撓められ、内管の先端のカッタも同一
方向に変位し、確実且つ容易に方向制御できる。テーパ
部は方向修正時クサビ効果により横力を受け、方向修正
効果が更に高められる。
(II)テーパ部を上に位置させ、外側軸受ブロックを傾斜
円筒部内に収納した状態で掘進すると、外管が削土へ乗
り上げて上方に進むことを抑制でき、直進性が向上す
る。
(III)穿孔機内に油圧シリンダ等のアクチュエータが不
要なため、接続管の接続作業の際油圧配管の接続が不要
であり、接続作業が著しく容易に且つ迅速に行なえる。
(IV)構造が単純であり、故障が少なく、製作コストも安
価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例の断面図、第2図は第
1図におけるII部詳細図、第3図は第1図に示した装置
による方向修正状態を示す図、第4図は従来の穿孔機の
方向修正装置の一例を示す断面図、第5図は第4図に示
した装置による方向修正状態を示す図である。 1は外管、2はテーパ部、3は傾斜円筒部、4は外側軸
受ブロック、5は内側軸受ブロック、6は円筒状軸受、
7はカッタ、8は内管を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川崎 清 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 福元 隆明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 山下 博之 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 上原 俊明 愛知県名古屋市港区昭和町13番地 石川島 播磨重工業株式会社名古屋工場内 (72)考案者 田中 洋一 愛知県名古屋市港区昭和町13番地 石川島 播磨重工業株式会社名古屋工場内 (72)考案者 佐藤 啓次郎 東京都台東区秋葉原5―8 秋葉原富士ビ ル アイレック技建株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能な外管の先端部外周の一部に先細
    りのテーパ部を形成し、該外管の先端部内周に前記テー
    パ部の軸線と平行な軸線を有する傾斜円筒部を形成し、
    先端にカッタを有し且つ回転可能に外管内に設けた内管
    の先端部近傍外周に、該内管と同心で一体に回転する内
    側軸受ブロックを設け、該内側軸受ブロックの外周に、
    該内側軸受ブロックに対して回転が自在で軸方向への移
    動が拘束され且つ外周面が前記傾斜円筒部の軸方向に摺
    動可能に嵌合した外側軸受ブロックを設けたことを特徴
    とする穿孔機の方向制御装置。
JP2709989U 1989-03-09 1989-03-09 穿孔機の方向制御装置 Expired - Lifetime JPH069108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2709989U JPH069108Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 穿孔機の方向制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2709989U JPH069108Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 穿孔機の方向制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH02120589U JPH02120589U (ja) 1990-09-28
JPH069108Y2 true JPH069108Y2 (ja) 1994-03-09

Family

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JP2709989U Expired - Lifetime JPH069108Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 穿孔機の方向制御装置

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