JPH0689899A - 半導体ウェハ加熱装置 - Google Patents

半導体ウェハ加熱装置

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JPH0689899A
JPH0689899A JP25692991A JP25692991A JPH0689899A JP H0689899 A JPH0689899 A JP H0689899A JP 25692991 A JP25692991 A JP 25692991A JP 25692991 A JP25692991 A JP 25692991A JP H0689899 A JPH0689899 A JP H0689899A
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JP
Japan
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semiconductor wafer
electrodes
electrode array
array plate
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JP25692991A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Honma
芳和 本間
Masaru Kurosawa
賢 黒沢
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウェハに対する高真空雰囲気中での通
電加熱によって、半導体ウェハの表面を、半導体ウェハ
が円板状であり且つ大口径を有していても、原子層の一
層分のオ―ダで平坦化させることができる半導体ウェハ
加熱装置を提供する。 【構成】 半導体ウェハの外周部に接触する3個以上の
電極を環状に順次配列している電極配列板と、その3個
以上の電極を順次2個づつ選択して電源に接続させる電
源接続手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェハを、その
表面が原子層の一層分のオ―ダで平坦化するように、高
真空雰囲気中で加熱させるのに用いる半導体ウェハ加熱
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高真空雰囲気中において、半導体
ウェハに、その相対向する2つの側縁部において、2つ
の電極をそれぞれ接触させた状態にし、そして、それら
2つの電極間に電源を接続することによって、半導体ウ
ェハに通電させ、それによって、半導体ウェハを、高真
空雰囲気中で加熱させることが行われている。
【0003】このようにして半導体ウェハを通電によっ
て加熱する場合、その通電電流の制御によって、半導体
ウェハがシリコンでなる場合、そのシリコンでなる半導
体ウェハを、表面の原子が蒸発したり表面上で移動させ
ることができるのに十分な1200℃またはそれ以上の
高温に加熱させることができる。
【0004】このため、半導体ウェハが加熱前におい
て、たとえ、表面に不規則な原子ステップと称される原
子層一層分の段差を有していても、その原子ステップが
規則性を有して得られ、また、半導体ウェハや高真空雰
囲気が炭素によって汚染されていても、半導体ウェハの
表面に炭化物層(SiC)を形成されず、よって、半導
体ウェハの表面を、原子層の一層分の凹凸のオ―ダで平
坦化させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体ウェハの加熱においては、2つの電極のみを用い
ているため、図6及び図7に示すように、半導体ウェハ
Wが、通常提供される円板状であって、大口径を有する
場合、それら電源2の両端に接続される2つの電極E1
及びE2が円弧状になることから、それら電極E1及び
E2の円弧長が、比較的短い場合、図6に示すように、
電極E1及びE2が対向している斜線図示の帯状の領域
が他の領域に比し高温となり、また、それら電極E1及
びE2の円弧長が比較的長い場合、図7に示すように、
電極E1及びE2の対応する側縁部間の斜線図示の帯状
領域が他の領域に比し高温になる、という温度分布を呈
する。
【0006】従って、半導体ウェハWが円板状であり且
つ大口半を有する場合、半導体ウェハWに対する通電加
熱によって、半導体ウェハWの表面を、原子層の一層分
の凹凸レベルで、各部均一に平坦化することができな
い、という欠点を有していた。
【0007】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規な半導体ウェハ加熱装置を提案せんとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1番目の発明によ
る半導体ウェハ加熱装置は、(i)半導体ウェハを載置
する半導体ウェハ載置用板と、(ii)主面上に複数n
個(ただし、nは3以上の整数)の電極を環状に順次配
列している電極配列板と、(iii)上記電極配列板の
上記n個の電極を、順次2個づつ選択して、電源に接続
させる電源接続手段とを有し、そして、(iv)上記電
極配列板が、上記半導体ウェハ載置用板上に載置される
半導体ウェハ上に、その外周部において上記n個の電極
が接触するように配される構成を有する。
【0009】また、本願第2番目の発明による半導体ウ
ェハ加熱装置は、(i)複数q枚の半導体ウェハW1
2 ………Wq をそれらの順に順次積層して載置する半
導体ウェハ載置用板と、(ii)第1の主面上に複数n
個(ただし、nは3以上の整数)の第1の電極を環状に
順次配列し、上記第1の主面と対向する第2の主面上に
複数m個(ただし、mは3以上の整数)の第2の電極を
環状に順次配列している(q−1)枚の電極配列板
1 、M2 ………M(q-1) と、(iii)主面上に環状
に順次配列された複数p個(ただし、pは3以上の整
数)の第3の電極を環状に順次配列している電極配列板
q と、(iv)上記電極配列板M1 、M2 ………M
(q-1) のそれぞれについて、上記n個の第1の電極を、
順次2個づつ選択して、第1の電源に接続させ、且つ上
記m個の第2の電極を、順次2個づつ選択して、上記第
1の電源または他の第2の電源に接続させ、上記電極配
列板Mq について、上記p個の電極を、順次2個づつ選
択して上記第1または第2の電源もしくは他の第3の電
源に接続させる電源接続手段とを有し、そして、(v)
上記電極配列板Ma (a=1、2………(q−1))
が、上記半導体ウェハWa 及びWb (b=2、3………
q)間に、上記半導体ウェハWa 及びWb の外周部にお
いて上記n個の第1の電極及び上記m個の第2の電極が
それぞれ接触するように配される構成を有し、また、
(vi)上記電極配列板Mq が、上記半導体ウェハWq
上に、その外周部において上記p個の第3の電極が接触
するように配される構成を有する。
【0010】
【作用・効果】本願第1番目の発明による半導体ウェハ
加熱装置によれば、高真空中において、半導体ウェハ載
置板上に半導体ウェハを配し、また、その半導体ウェハ
上に、電極配列板を、そのn個の電極が半導体ウェハの
外周部に接触するように配した状態で、電極配列板のn
個の電極を、電源接続手段によって、2個づつ選択して
電源に接続させることができるので、前述した従来の場
合と同様に、半導体基板を通電によって加熱させること
ができる。
【0011】また、この場合の2個づつ選択された電極
を通じての通電電流を、前述した従来の場合に準じて制
御させることによって、半導体ウェハを、前述した従来
の場合と同様に、高温に加熱させることができる。
【0012】このため、半導体ウェハの表面を、前述し
た従来の場合と同様に、原子層の一層分の凹凸オ―ダに
平坦化させることができる。
【0013】しかしながら、本願第1番目の発明による
半導体ウェハ加熱装置を用いる場合、半導体ウェハに接
触するn個の電極を有し、そして、それらn個の電極
が、2個づつ順次選択されて電源に接続されるので、半
導体ウェハへの通電を、順次方向を変えて繰返し行わせ
ることができる。このため、半導体ウェハが円板状であ
って、大口径を有していても、半導体ウェハを前述した
従来の場合に比しより各部均一な温度分布に加熱させる
ことができる。
【0014】従って、本願第1番目の発明による半導体
ウェハ加熱装置によれば、それを用いて、半導体ウェハ
の表面を、半導体ウェハが円板状であって、大口径を有
していても、原子層の一層分の凹凸レベルで、前述した
従来の場合に比し、より各部均一に、平坦化させること
ができる。
【0015】また、本願第2番目の発明による半導体ウ
ェハ加熱装置によれば、高真空雰囲気中において、半導
体ウェハ載置板上に、q枚の半導体ウェハW1 、W2
……Wq を、それらの順に且つ半導体ウェハWa (a=
1、2………(q−1))及びWb (b=2、3………
8)間に電極配列板Mb を、その第1及び第2の電極が
半導体ウェハWa 及びWb の外周部にそれぞれ接触する
ように且つ半導体ウェハWq の外周部上に電極配列板M
q の第3の電極が接触するように配して、積層している
状態で、電極配列板M1 、M2 ………M(q-1) の第1及
び第2の電極、及び電極配列板Mq の第3の電極を、電
源接続手段によって、2個づつ選択して電源に接続させ
ることができるので、本願第1番目の発明による半導体
ウェハ加熱装置の場合と同様に、半導体基板を通電によ
って加熱させることができる。
【0016】従って、本願第1番目の発明による半導体
ウェハ加熱装置の場合と同様に、通電電流を制御するこ
とによって、半導体ウェハW1 〜Wq をともに高温に加
熱させることができるので、本願第1番目の発明による
半導体ウェハ加熱装置の場合と同様に、半導体ウェハの
表面を平坦化させることができる。
【0017】しかしながら、本願第2番目の発明による
半導体ウェハ加熱装置を用いれば、本願第1番目の発明
による半導体ウェハ加熱装置を用いる場合に準じて、半
導体ウェハW1 〜Wq のそれぞれについて、通電を順次
方向を変えて行わせることができるので、半導体ウェハ
1 〜Wq のそれぞれを前述した従来の場合に比しより
各部均一の温度分布に加熱させることができる。
【0018】従って、本願第2番目の発明による半導体
ウェハ加熱装置によっても、本願第1番目の発明による
半導体ウェハ加熱装置の場合に準じて、半導体ウェハW
1 〜Wq のそれぞれに対する通電加熱によって、半導体
ウェハW1 〜Wq のそれぞれの表面を、原子層の一層分
の凹凸レベルで、前述した従来の場合に比しより各部均
一に、平坦化させることができる。
【0019】
【実施例1】次に、図1及び図2を伴って、本発明によ
る半導体ウェハ加熱装置の第1の実施例を述べよう。
【0020】図1及び図2において、図6及び図7との
対応部分には同一符号を付して示す。
【0021】図1及び図2に示す本発明による半導体ウ
ェハ加熱装置は、次に述べる構成を有する。
【0022】すなわち、半導体ウェハWを載置する半導
体ウェハ載置板12を有する。
【0023】この半導体ウェハ載置板12は、半導体ウ
ェハWが円板状であるとして、その半導体ウェハWの外
径とほぼ等しいまたはそれに近い外径を有し、例えば石
英によって、円環状に形成されている。
【0024】また、電極配列板Mを有する。
【0025】この電極配列板Mは、例えば石英によっ
て、半導体ウェハ載置板12とほぼ同じ大きさに円環状
に形成され、そして、一方の主面Ma上に、複数n個
(ただし、nは3以上の整数)、例えば8個(以下、簡
単のため8個であるとする)の、例えば折曲げ導体片で
なり且つ円弧状の電極E1 、E2 ………En(=8) が、円
環状に、順次例えば等角間隔を保って、一端を螺子14
を用いて固定して、配列されている。
【0026】さらに、電極配列板Mのn(=8)個の電
極E1 、E2 ………En(=8) を、順次2個づつ選択し
て、電源2に接続させる電源接続手段15を有する。
【0027】この電源接続手段15は、電極E1 、E2
………En(=8) にそれぞれ接続され且つ円環状に電極E
1 、E2 ………En(=8) の配列順序で順次等角間隔を保
って配列されているn(=8)個の固定接点S1 、S2
………Sn(=8) と、電源2の両端にそれぞれ接続され且
つn(=8)個の固定接点S1 〜S8 中から2つづつ選
択された固定接点S1 及びS5 、S2 及びS6 、S3
びS7 、及びS4 及びS8 の組を順次選択するのを繰返
し、そして、その順次選択された各組の2つの固定接点
に接触する回転型の2つの可動接点C1及びC2とを有
する。
【0028】以上が、本発明による半導体ウェハ加熱装
置の第1の実施例の構成である。
【0029】このような構成を有する本発明による半導
体ウェハ加熱装置によれば、高真空雰囲気中において、
半導体ウェハ載置板12上に半導体ウェハWを配し、ま
た、その半導体ウェハW上に、電極配列板Mを、電極E
1 〜En(=8) が半導体ウェハWの外周部に接触するよう
に配した状態で、可動接点C1及びC2を比較的短い時
間で間欠的に連続的に回転させれば、半導体ウェハW
に、順次2つの電極E1及びE5 、E2 及びE6 、E3
及びE7 、及びE4 及びE8 の組を通じて通電させるこ
とを繰返し行わせることができ、よって、半導体ウェハ
Wを前述した従来の場合と同様に通電によって加熱させ
ることができる。
【0030】また、この場合の2つの電極E1 及び
5 、E2 及びE6 、E3 及びE7 及びE4 及びE8
組への通電電流を、前述した従来の場合に準じて制御さ
せることによって、半導体ウェハWを、前述した従来の
場合と同様に、高温に、加熱させることができる。
【0031】このため、半導体ウェハWの表面を、前述
した従来の場合と同様に、原子層の一層分の凹凸オ―ダ
に平坦化させることができる。
【0032】しかしながら、図1及び図2に示す本発明
による半導体ウェハ加熱装置を用いる場合、半導体ウェ
ハWに接触するn(=8)個の電極E1 、E2 ………E
n(=8 ) を有し、そして、それらn(=8)個の電極
1 、E2 ………En(=8) が、2個の電極E1 及び
5 、E2 及びE6 、E3 及びE7 、及びE4 及びE8
づつが順次選択されて電源2に接続されるのを繰返し行
わせることができるので、半導体ウェハWへの通電を、
順次方向を変えて繰返し行わせることができる。このた
め、半導体ウェハWが円板状であって、大口径を有して
いても、半導体ウェハWを、前述した従来の場合に比
し、より各部均一の温度分布に、加熱させることができ
る。
【0033】従って、図1及び図2に示す本発明による
半導体ウェハ加熱装置によれば、それを用いて、半導体
ウェハWの表面を、半導体ウェハWが円板状であって、
大口径を有していても、原子層の一層分の凹凸レベル
で、前述した従来の場合に比し、より各部均一に、平坦
化させることができる。
【0034】
【実施例2】次に、図3〜図5を伴って、本発明による
半導体ウェハ加熱装置の第2の実施例を述べよう。
【0035】図3〜図5において、図1及び図2との対
応部分には同一符号を付し、詳細説明を省略する。
【0036】図3及び図4に示す本発明による半導体ウ
ェハ加熱装置は、複数q枚、例えば4枚(以下、簡単の
ため4枚であるとする)の半導体ウェハW1 、W2 ……
…Wq(=4) をそれらの順に積層して載置する、図1及び
図2で上述したと同様の構成を有する半導体ウェハ載置
板12を有する。
【0037】また、(q−1)枚の電極配列板M1 、M
2 ………M(q-1)(=3) と、他の1枚の電極配列板M
q(=4) とを有する。
【0038】この場合、電極配列板M1 、M2 ………M
(q-1)(=3) のそれぞれは、図1及び図2で上述した電極
配列板Mと同様に、例えば石英によって、半導体ウェハ
載置板12とほぼ同じ大きさに円環状に形成され、そし
て、一方の主面Ma 上に、図1及び図2で上述したと同
様の構成を有する複数n個、例えば12個(以下、簡単
のため、12個であるとする)の電極E1 、E2 ………
n(=12)が、一端を図1及び図2で上述したと同様に螺
子14を用いて固定して、環状に配列され、また、主面
a と対向している他の主面Mb 上に、複数m個、例え
ば12個(以下、簡単のため、12個であるとし、従っ
て、m=nであるとする)の電極E1 ′、E2 ′………
m(=12)′が、同様に螺子14を用いて固定して環状に
配列されている。
【0039】この場合、電極E1 〜En(=12)は、図示の
ように、電極E1 〜E6 、及びE7〜E12について、順
次等角間隔を保ち、そして、電極E6 及びE7 間、及び
12及びE1 間に、電極E1 〜E6 及びE7 〜E12のそ
れぞれについての順次の角間隔に比し大きな角間隔を保
って配列し得る。また、電極E1 ′〜Em(=12)′につい
ても、電極E1 〜En(=12)と同様に配列し得る。
【0040】また、電極配列板Mq(=4) は、電極配列板
1 〜M(q-1)(=3) と同様に形成され、そして、一方の
主面Ma 上に、複数P個、例えば12個(以下、簡単の
ため12個であるとし、従って、p=m=nであるとす
る)の電極E1 ″、E2 ″………E″p(=12)が、電極配
列板M1 〜M(q-1)(=3) の電極E1 、E2 ………En(
=12)と同様に配列されている。
【0041】さらに、電極配列板M1 、M2 ………M
(q-1)(=3) のそれぞれについて、主面Ma 上に配列され
ているn(=12)個の電極E1 〜En(=12)を、順次2
個づつ選択して、電源2に接続させ、且つ他の主面Mb
上に配列されているm(=12)個の電極E1 ′〜E′
m(=12)を、同様に順次2個づつ選択して、電源2に接続
させ、また、電極配列板Mq(=4) について、主面Ma
に配列されているp(=12)個の電極E1 ″〜E″
p(=12)を、同様に順次2個づつ選択して、電源2に接続
させる電源接続手段15を有する。
【0042】この電源接続手段15は、図5に示すよう
に、電極配列板M1 〜M(q-1)(=3)の一方の主面Ma
のn(=12)個の電極E1 、E2 ………En(=12)にそ
れぞれ接続され且つ電極配列板Mq(=4) の主面Ma 上の
p(=12)個の電極E1 ″、E2 ″………E″p(=12)
にもそれぞれ接続されて、環状に配列されているn=p
(=12)個の固定接点S1 、S2 ………S
n=p(=12)と、それら固定接点S1〜Sn=p(=12)に対す
る、電源2の両端にそれぞれ接続されている2つの可動
接点C1及びC2とを有するとともに、電極配列板M1
〜M(q-1)(=3) の他方の主面Mb 上のm(=12)個の
電極E1 、E2 ………Em(=12)にそれぞれ接続されて、
環状に配列されているm(=12)個の固定接点
1 ′、S2 ′………S′m( =12)と、それら固定接点S
1 〜Sm(=12)に対する、電源2の両端にそれぞれ接続さ
れている2つの可動接点C1′及びC2′とを有する。
【0043】この場合、固定接点S1 〜Sn=p(=12)は、
円環状に、固定接点S1 、S2 ………S6 、S7 、S8
………S12の配列順序で、順次等角間隔を保って配列さ
れ、また、可動接点C1及びC2は、回転型に構成さ
れ、n=p(=12)個の固定接点S1 〜Sn=p(=12)
から2つづつ選択された固定接点S1 及びS12、S2
びS11、S3 及びS10、S4 及びS9 、S5 及びS8
及びS6 及びS7 の組をそれらの順序の順に順次選択す
るのを繰返し、そして、その順次選択された各組の2つ
の固定接点に接触するようになされている。また、固定
接点S1 ′〜S′m(=12)も、円環状に、固定接点
1 ′、S2 ′………S6 ′、S7 ′、S8 ′………S
12′の配列順序で順次等角間隔を保って配列され、また
可動接点C1′及びC2′は、回転型に構成され、m
(=12)個の固定接点S1 〜Sm(=12)中から2つづつ
選択された固定接点S1 ′及びS12′、S2 ′及び
11′、S3 ′及びS10′、S4 ′及びS9 ′、S5
及びS8 ′、及びS6 ′及びS7 ′の組をそれらの順序
とは逆の順序で順次選択するのを繰返し、そして、その
順次選択された各組の2つの固定接点に接触するように
なされている。
【0044】以上が、本発明による半導体ウェハ加熱装
置の第2の実施例の構成である。
【0045】このような構成を有する本発明による半導
体ウェハ加熱装置によれば、高真空雰囲気中において、
半導体ウェハ載置板12上に、8枚の半導体ウェハ
1 、W2 ………Wq を、それらの順に且つ半導体ウェ
ハWa (a=1、2………(q−1))及びWb (b=
2、3………Q))間に電極配列板Ma を、その電極E
1〜En(=12)及びE1 ′〜E′m(=12)が半導体ウェハW
a 及びWb の外周部に接触するように且つ半導体ウェハ
q の電極E1 ″〜Ep ″が接触するように配し積層し
ている状態で、可動接点C1及びC2、及びC1′及び
C2′を互に逆関係に同期して比較的短い時間で間欠的
に連続的に回転させれば、各半導体ウェハを、図1及び
図2で上述した本発明による半導体ウェハ加熱装置の場
合と同様に、通電によって、高温に加熱させることがで
きる。
【0045】このため、半導体ウェハW1 〜Wq の表面
を、図1及び図2で前述した本発明による半導体ウェハ
加熱装置の場合と同様に、原子層の一層分の凹凸オ―ダ
に平坦化させることができる。
【0046】また、詳細説明は省略するが、図1及び図
2に示す本発明による半導体ウェハ加熱装置を用いる場
合に準じて、各半導体ウェハへの通電を、順次方向を変
えて繰返し行わせることができるので、図1〜図2で前
述した本発明による半導体ウェハ加熱装置の場合と同様
に、各半導体ウェハが円板状であって、大口径を有して
いても、各半導体ウェハWを各部均一の温度分布に加熱
させることができる。
【0047】従って、図3及び図5に示す本発明による
半導体ウェハ加熱装置によっても、それを用いて、各半
導体ウェハの表面を、各半導体ウェハが円板状であっ
て、大口径を有していても、原子層の一層分の凹凸レベ
ルで、より各部均一に、平坦化させることができる。
【0048】なお、上述においては、本発明の2つの実
施例を示したに留まり、例えば実施例2において、電極
配列板M1 〜〜Mq-1 の主面Ma 及びMb 上の電極の数
n及びも、及び電極配列板Mq の主面Ma 上の電極の数
pに関し、m=m=pである場合につき述べたが、m、
n及びpを互に異なる値として、上述したと同様の作用
効果を得るようにすることもでき、その他、本発明の精
神を脱することなしに、種々の変型、変更をなし得るで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体ウェハ加熱装置の第1の実
施例を示す、使用状態での略線的平面図である。
【図2】本発明による半導体ウェハ加熱装置の第1の実
施例を示す、図1の2−2線上の断面図である。
【図3】本発明による半導体ウェハ加熱装置の第2の実
施例を示す、使用状態での略線的平面図である。
【図4】本発明による半導体ウェハ加熱装置の第2の実
施例を示す、図3の4−4線上の断面図である。
【図5】本発明による半導体ウェハ加熱装置の第2の実
施例を示す、電源接続手段による接続関係を示す図であ
る。
【図6】従来の半導体ウェハの加熱法によって半導体ウ
ェハが加熱された場合の半導体ウェハ上の温度分布を示
す図である。
【図7】従来の半導体ウェハの加熱法によって半導体ウ
ェハが加熱された場合の半導体ウェハ上の温度分布を示
す図である。
【符号の説明】
M 電極配列板 W 半導体ウェハ 2 電源 12 半導体ウェハ載置板 14 螺子 15 電源接続手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハを載置する半導体ウェハ載
    置用板と、 主面上に複数n個(ただし、nは3以上の整数)の電極
    を環状に順次配列している電極配列板と、 上記電極配列板の上記n個の電極を、順次2個づつ選択
    して、電源に接続させる電源接続手段とを有し、 上記電極配列板が、上記半導体ウェハ載置用板上に載置
    される半導体ウェハ上に、その外周部において上記n個
    の電極が接触するように配される構成を有することを特
    徴とする半導体ウェハ加熱装置。
  2. 【請求項2】 複数q枚の半導体ウェハW1 、W2 ……
    …Wq をそれらの順に順次積層して載置する半導体ウェ
    ハ載置用板と、 第1の主面上に複数n個(ただし、nは3以上の整数)
    の第1の電極を環状に順次配列し、上記第1の主面と対
    向する第2の主面上に複数m個(ただし、mは3以上の
    整数)の第2の電極を環状に順次配列している(q−
    1)枚の電極配列板M1 、M2 ………M(q-1) と、 主面上に環状に順次配列された複数p個(ただし、pは
    3以上の整数)の第3の電極を環状に順次配列している
    電極配列板Mq と、 上記電極配列板M1 、M2 ………M(q-1) のそれぞれに
    ついて、上記n個の第1の電極を、順次2個づつ選択し
    て、第1の電源に接続させ、且つ上記m個の第2の電極
    を、順次2個づつ選択して、上記第1の電源または他の
    第2の電源に接続させ、上記電極配列板Mq について、
    上記p個の電極を、順次2個づつ選択して上記第1また
    は第2の電源もしくは他の第3の電源に接続させる電源
    接続手段とを有し、 上記電極配列板Ma (a=1、2………(q−1))
    が、上記半導体ウェハWa 及びWb (b=2、3………
    q)間に、上記半導体ウェハWa 及びWb の外周部にお
    いて上記n個の第1の電極及び上記m個の第2の電極が
    それぞれ接触するように配される構成を有し、 上記電極配列板Mq が、上記半導体ウェハWq 上に、そ
    の外周部において上記p個の第3の電極が接触するよう
    に配される構成を有することを特徴とする半導体ウェハ
    加熱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990016069A1 (en) * 1989-06-12 1990-12-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device
WO2010027054A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 カンチレバー加熱機構、それを用いたカンチレバーホルダ、及び、カンチレバー加熱方法

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WO2010027054A1 (ja) * 2008-09-05 2010-03-11 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 カンチレバー加熱機構、それを用いたカンチレバーホルダ、及び、カンチレバー加熱方法

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