JPH06897Y2 - 播種機の鎮圧駆動ローラー - Google Patents

播種機の鎮圧駆動ローラー

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JPH06897Y2
JPH06897Y2 JP1987194154U JP19415487U JPH06897Y2 JP H06897 Y2 JPH06897 Y2 JP H06897Y2 JP 1987194154 U JP1987194154 U JP 1987194154U JP 19415487 U JP19415487 U JP 19415487U JP H06897 Y2 JPH06897 Y2 JP H06897Y2
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JP
Japan
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scraper
drive roller
fixed
roller
grounding cylinder
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Application number
JP1987194154U
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JPH0198512U (ja
Inventor
康治 福光
広昭 大石
Original Assignee
多木農工具株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はトラクターの後部に牽引されて、播種または施
肥を行う作業機の鎮圧駆動ローラーに関するものであ
る。
(ロ)従来技術 従来から施肥播種機の鎮圧ローラーに関する技術は公知
とされているのである。例えば、特開昭59−2560
5号公報、実公昭57−14010号公報、実開昭59
−47502号公報、実公昭58−40804号公報、
実公昭40−10420号公報に記載の技術の如くであ
る。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 従来の技術では、鎮圧ローラーと駆動ローラーが別に配
置されているので、駆動ローラーからの駆動機構が複雑
となっていたのである。
本考案は鎮圧ローラーと駆動ローラーを兼用すべく構成
し、該鎮圧駆動ローラーとしたことにより、ラグと接地
筒に多く溜まる土壌を確実に掻き取るように構成し、か
つスクレパー23の先端が土壌との摩擦で摩耗した場合
に、これを前方に移動することの出来る前後調節可能部
をも構成したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような不具合を解決するために、次に如く
構成したものである。
播種機のローラーフレーム13の後端に設けた鎮圧駆動
ローラー14を、接地筒14cの内径にパイプ軸14a
に固設した2枚の側板14b,14bの外周に固設し、
該側板14b,14bの外周側部に固設したラグ22
を、側板14b,14bの外周から接地筒14cの外径
を超えて突出することにより構成し、ローラーフレーム
13より後方へ支持ステー24を突設し、該支持ステー
24の後端にスクレパー取付体25を前後調節可能に固
定し、該クレパー取付体25から開口部23aを穿設し
たスクレパー23を突出し、該スクレパー23の先端を
接地筒14cに接当させ、側面をラグ22の内側部分に
接近させ、該ラグ22は接地筒14cの鎮圧幅から側方
へ突出したものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は播種機全体側面図、第2図は駆動部平面断面
図、第3図は同じく後面断面図、第4図はスナップピン
側面図、第5図はスクレパー取付斜視図、第6図はスク
レパー取付部側面断面図である。
第1図にて全体構成から説明すると、トラクターに装着
されるロータリー耕耘装置のデプスフレームに取付フレ
ーム1が嵌装され、該取付フレーム1下部に平行リンク
2,3を介して播種フレーム4が枢結され、該平行リン
ク2,3はスプリング5にて緊張され、播種フレーム4
が揺動可能としている。
該播種フレーム4後部上に繰出装置6、その上部にホッ
パー7が載置され、該繰出装置6の前下端にガイドパイ
プ8が連通され、繰り出された種子を落下させるのであ
る。また、播種フレーム4の前端に支持杆9を垂設し、
該支持杆9の下端に後方をV字状に開いた2枚の作溝デ
ィスク10,10を枢支し、該作溝ディスク10,10
の間に前記ガイドパイプ8の先端を挿入している。
また、播種フレーム4の側面より取付アーム11を後方
に突出し、該取付アーム11の下端に覆土ディスク12
を枢支し、そして、播種フレーム4後端にローラーフレ
ーム13を突出し、該ローラーフレーム13後端に回動
軸15を軸支し、鎮圧駆動ローラー14を装着してい
る。また、ローラーフレーム13の側部にチェーンケー
ス16を貼設し、前記回動軸15からチェーンケース1
6内のチェーンを介して繰出装置6を駆動するのであ
る。
即ち、第2図,第3図に示すように、回動軸15はロー
ラーフレーム13に枢支され、該回動軸15の一側をチ
ェーンケース16内に挿入してスプロケット17を固設
し、繰出装置6の駆動軸18の一端に固設したスプロケ
ット19とスプロケット17の間にチェーン20を介装
している。
また、回動軸15は鎮圧駆動ローラー14のパイプ軸1
4aに挿入し、該回動軸15とパイプ軸14aは、第4
図に示すスナップピン21を貫通係止することにより、
鎮圧駆動ローラー14の回転を回動軸15に伝達してい
るのである。そして、該スナップピン21を抜けば鎮圧
駆動ローラー14は空回りすることになるので、播種機
を数台トラクターのデプスフレームに装着したときには
条止めとすることができるのである。
前記パイプ軸14aには側板14b,14bが固設さ
れ、該側板14b,14bの外周側部から放射状にラグ
22,22・・・が突設され、かつ、側板14b,14
bの外周に接地筒14cを固設している。そして、スク
レパー23が接地筒14cに当接されているのである。
即ち、前記ローラーフレーム13後端部より後方に支持
ステー24,24を突設し、該支持ステー24,24後
端にコ字形に折り曲げられたスクレパー取付体25を前
後調節可能にボルト26,26にて個定し、該スクレパ
ー取付体25の中央部に第5図に示すように、スクレパ
ー23がボルト27,27にて固定されているのであ
る。
該スクレパー23は第6図に示すように板体を側面視
「く」の字形に曲げて下部辺を接地筒14cに当接し、
該スクレパー23の接触角αは小さな角度として接線方
向に近づけている。また、スクレパー中央部に開口部2
3aが設けられ、スクレパー23上に土等が溜まらない
ようにしているのである。
(ヘ)考案の作用 このような構成により作業を行うと、鎮圧駆動ローラー
14が回転してラグ22に土や夾雑物が絡まって持ち上
げられても、スクレパー23の接触角が小さいために、
小石等の硬いものは上方に逃げて挟み込んでロックする
ようなことはなく、更に持ち上げられた土等が落ちてス
クレパー23上に落下しても開口部23aより通り抜け
て落下するのである。
そして、回動軸15に挿入したスナップピン21を抜く
と、鎮圧駆動ローラー14が空回りとなり、繰出装置6
に動力が伝わらなくなり条止めが行えるのである。
(ト)考案の効果 以上のような構成・作用により、本考案は次のような効
果が得られるのである。
第1に、スクレパー23が鎮圧駆動ローラーの表面に対
してボルト26により前後調節可能に構成したので、土
壌との摩擦でスクレパー23の先端が摩耗し、鎮圧駆動
ローラー14との間に間隙を発生した場合にも、スクレ
パー23の位置を調節することが出来るのである。
第2に、鎮圧駆動ローラーとして兼用したので接地筒1
4cとラグ22の部分に土壌が付着しやすくなるのであ
るが、スクレパー23を接地筒14cと接当し、ラグ2
2,22・・・と近接することにより、両方の付着土壌
を掻き取ることが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は播種機全体側面図、第2図は駆動部平面断面
図、第3図は同じく後面断面図、第4図はスナップピン
側面図、第5図はスクレパー取付斜視図、第6図はスク
レパー取付部側面断面図、第7図は従来のスクレパー取
付斜視図、第8図は従来のスクレパー取付部側面断面図
である。 13…ローラーフレーム 14…鎮圧駆動ローラー 14a…パイプ軸 14c…接地筒 15…回動軸 21…スナップピン 23…スクレパー 23a…開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】播種機のローラーフレーム13の後端に設
    けた鎮圧駆動ローラー14を、接地筒14cの内径にパ
    イプ軸14aに固設した2枚の側板14b,14bの外
    周を固設し、該側板14b,14bの外周側部に固設し
    たラグ22を、側板14b,14bの外周から接地筒1
    4cの外径を超えて突出することにより構成し、ローラ
    ーフレーム13より後方へ支持ステー24を突設し、該
    支持ステー24の後端にスクレパー取付体25を前後調
    節可能に固定し、該スクレパー取付体25から開口部2
    3aを穿設したスクレパー23を突出し、該スクレパー
    23の先端を接地筒14cに接当させ、側面をラグ22
    の内側部分に接近させ、該ラグ22は接地筒14cの鎮
    圧幅から側方へ突出したことを特徴とする播種機の鎮圧
    駆動ローラー。
JP1987194154U 1987-12-21 1987-12-21 播種機の鎮圧駆動ローラー Expired - Lifetime JPH06897Y2 (ja)

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JPH0198512U JPH0198512U (ja) 1989-06-30
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ID=31484899

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714010U (ja) * 1980-06-30 1982-01-25
JPS5840804U (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 アルプス電気株式会社 回転形可変抵抗器のクリツク機構
JPS5925605A (ja) * 1982-08-05 1984-02-09 白川 昭三 播種機
JPS5947502U (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 多木農工具株式会社 農用作業機の駆動輪

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JPH0198512U (ja) 1989-06-30

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