JPS62239907A

JPS62239907A - 施肥播種機

Info

Publication number: JPS62239907A
Application number: JP8474986A
Authority: JP
Inventors: 宇野　新一; 有本　識美
Original assignee: Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 1986-04-12
Filing date: 1986-04-12
Publication date: 1987-10-20
Anticipated expiration: 2009-08-17
Also published as: JPH0661166B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明はトラクターの後部にロータリー耕耘装置を付設
し、更に該ロータリー耕耘装置の後部に付設して、耕耘
と共に施肥播種を行う為の、施肥播種機に関するもので
ある。

（ロ）従来技術従来からロータリー耕耘装置の後部に付設して、施肥播
種を同時に行う装置は公知とされているのである。

例えば実開昭６０−１３３７１８号公報や実開昭５８−
１０３８１５号公報の如くである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点本発明の目的は、該従来の技術においては、施肥のみの
場合、播種のみの場合にも必ず他方の播種装置・施肥装
置を付設したままで作業をしなければならず、空のホッ
パーを装着し、且つ必要のない側の繰り出し装置を回転
し続ける必要が有ったのである。

本発明は該従来の不具合いを解消すべく、施肥ホッパー
・播種ホッパーを分割取り外し可能とし、また施肥繰り
出し装置と播種繰り出し装置を分割取り外し可能として
、一方の作業のみを行う場合には、他方のホッパーと繰
り出し装置を取り外すことができるように構成したもの
である。

（ニ）問題を解決するための手段本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。

施肥・播種を同時に作業可能とした施肥播種機において
、施肥ホッパー１と播種ホッパー２とを分割取り外し可
能に構成し、また施肥繰り出し装置Ａと播種繰り出し装
置Ｂを分割取り外し可能に構成し、施肥ホッパー１と施
肥繰り出し装置Ａのみを装着した施肥作業、播種ホッパ
ー２と播種繰り出し装置Ｂのみを装着した播種作業、及
び全てを装着した施肥播種作業とに使い分けを可能とし
たものである。

（ホ）実施例の構成本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。

第１図は本発明の施肥播種機をロータリー耕耘装置の後
部に付設した状態の後面斜視図、第２図は施肥播種機の
みの側面図、第３図はホッパーと繰り出し装置部分の側
面断面図、第４図は繰り出し装置部の平面図、第５図は
ホッパ一部と繰り出し装置部を分解した状態の側面図で
ある。

第１図・第２図より、全体的な構成を説明すると。

トラクターＴの後部にロータリー耕耘装置Ｒを付設して
いる。そして本発明の施肥播種機は、該ロータリー耕耘
装置Ｒの尾輪５１を支持する尾輪横杆５０に後方から装
着するものである。

即ち、第２図において図示したヒツチ１３部分の「コ」
形部を尾輪横杆５０の後部作業機装着用角形部に、後方
から嵌入して、ヒツチピン１３ａにより連結するのであ
る。該ヒツチピン１３　ａ　ニより係止したのみでは、
後部作業機装着用角形部とヒツチ１３の間にガタが発生
するので、締め付はボルト１３ｃにより押圧体１３ｂを
押して、ヒツチ１３と後部作業機装着用角形部の間のガ
タを無くしているのである。

該ヒツチ１３より上方に調節フレーム５２を突出し、該
調節フレーム５２に設けた枢支軸５２ａに回動フレーム
２５を枢支している。該調節フレーム５２と回動フレー
ム２５の間に回動調節螺子１４が介装されており、該回
動調節螺子１４を回転することにより、枢支軸５２ａを
中心に施肥播種機全体が後方を上下に回動し土壌面との
水平状態を８周整するのである。

前記回動調節螺子１４による調節は回動による調節であ
るが、その他に施肥播種機全体を水平状態で上下に調節
する播種深度調節レバー１５が斜め前方に向けて配置さ
れている。該播種深度調節レバー１５の下端はジヨイン
トを介して調節螺子杆１６に連結されており、該調節螺
子杆１６が回転することにより、スライド筒２６・２６
間に固定された雌螺子体を上下させ、施肥播種機を水平
に上下するのである。該播種深度調節レバー１５による
上下に際しては、回動フレーム２５に付設したガイド杆
５３に嵌装したスライド筒２６が上下に水平状態を維持
して移動するのである。該スライド筒２６・２６よりブ
ラケットを取付ビーム８の下方へ突出し溶接固定してい
る。該取付ビーム８の上に駆動フレーム３８が摺動・締
結自在に配置されている。また該取付ビーム８上を摺動
固定可能に施肥播種フレーム５８が配置されている。取
付ビーム８の上には目盛８ａが刻設されているので、該
目盛８ａに沿って位置を確認しながら、施肥播種フレー
ム５８を適当な位置に移動するのである。

該施肥播種フレーム５８の後部に施肥繰り出し装置Ａを
付設し、該施肥繰り出し装置Ａにワンタッチ装着により
、播種繰り出し装置Ｂを装着可能に構成しているのであ
る。

また施肥播種フレーム５８より上下の平行リンク２４・
２３を回動自在に突設し、該平行リンク２４・２３の後
端にローラーフレーム３６を付設している。該平行リン
ク２４・２３の下方への回動幅を規制するストッパー５
５が施肥播種フレーム５８に設けられている。更に該ロ
ーラーフレーム３６より下方に作溝ディスク１０の支持
杆５４を突出し、該支持杆５４の下端で作溝ディスクＩ
Ｏの回転軸を軸受支持している。該作溝ディスク１０は
前方で密着した、ステンレス製の平面視樹形の２枚のデ
ィスクにより構成されており、該作溝ディスク１０の後
部の楔形の広がった部分内に、播種ガイドパイプ２０が
嵌入しているのである。また播種ガイドパイプ２０の前
部に配置された施肥ガイドパイプ１９は、該作溝ディス
クｌＯの外側に、掻き落とし板４１により保護した位置
に配置されて、肥料を落下している。

またローラーフレーム３６より、作溝ディスク１０の播
種部の後方に覆土ディスク１１を突設支持している。該
覆土ディスク１１により、楔形の作溝ディスク１０によ
り作った溝内に播種された種子の上を、軽く覆土するも
のである。

更にローラーフレーム３６より支持杆１２ａを突出して
、覆土ローラー１２を支持している。

覆土ローラー１２は施肥位置と播種位置の両者にわたる
広さのローラーに構成しており、該覆土ローラー１２が
肥料と溝内の種子を鎮圧して行くのである。

以上の構成において、ローラーフレーム３６に付設され
た作溝ディスク１０と覆土ディスク１１と覆土ローラー
１２は、土壌面の凹凸に従い、自由に平行リンク２４・
２３部分を回動して上下動するので、トラクターＴの機
体が上下動しても、播種深度を一定にすることができる
のである。

これに対して、上部のホッパーと繰り出し装置部分は、
取付ビーム８に固定されており土壌面の凹凸に対して追
随しないものであるから、繰り出し装置とローラーフレ
ーム３６の間に、蛇腹ゴム１７・１８を介装して、操り
出し装置部とローラーフレーム３６部分の間の間隙の変
化を吸収可能としているのである。

次に、本発明の施肥播種機の駆動力を得る接地輪９の構
成を説明すると。

該接地輪９は駆動フレーム３８に繰り出し軸７を枢支軸
として枢支されている。そして駆動フレーム３８の後端
と接地輪９のｊエーンケース４７との間に、ガイドロッ
ド２１と付勢バネ２２を介装して、常に接地輪９を土壌
面に接地しているのである。

該接地輪９の回転によりチェーンケース４７内のチェー
ンを介して、繰り出し軸７が回転するのである。該繰り
出し軸７は６角軸に構成されており、施肥播種ユニット
が取付ビーム８の上を左右にスライドされるのに合わせ
て、施肥繰り出し装置Ａは繰り出し軸７の上を左右に摺
動可能に構成しているのである。

本発明の要部である施肥繰り出し装置Ａは、施肥播種フ
レーム５８の後端に固設されており、該施肥繰り出し装
置Ａの後面に、左右のワンタッチ装着具３０・３０を介
して播種繰り出し装置Ｂを装着しているのである。

また施肥繰り出し装置Ａの上に同じく、左右のワンタッ
チ装着具３１・３１を介して、施肥ホッパー１を固設し
ている。そして播種ホッパー２は、下部を播種繰り出し
装置Ｂの上に、左右のワンタッチ装着具３２・３２によ
り固設し、更に前部を、左右のワンタッチ装着具２９・
２９により施肥ホッパー１と固設しているのである。更
に、施肥ホッパー１と播種ホッパー２の連結を確実にす
る為に、蓋体４５・４６の蝶番部分を重合して、横から
連結ビンを挿入して、両者を連結することが可能に構成
しているのである。

以上が全体的な構成であり、次に第３図・第４図・第５
図に基づいて、繰り出し装置とホッパ一部分の構成を説
明すると。

取付ビーム８の上を左右に調整可能とした施肥播種フレ
ーム５８の後端に、施肥繰り出し装置Ａが固定されてい
る。そして該施肥繰り出し装置Ａの後端にワンタッチ装
着具３０・３０を介して、播種繰り出し装置Ｂを装着す
るものである。故に播種繰り出し装置Ｂは直接に、施肥
播種フレーム５８とは固定しておらず、施肥繰り出し装
置Ａにワンタッチ装着具３０・３０により固設すること
によってのみ支持しているのである。

施肥繰り出し装置Ａは中央の繰り出しケース５６内に、
繰り出しロール５を回転させており、該繰り出しロール
５の円周上の数個所に、嵌入孔５ａを開口しているので
ある。該繰り出しロール５の回転と共に、施肥ホッパー
１の下端から繰り出しケース５６の内部に流入している
肥料を、嵌入孔５ａ内に捕捉し、容量以上の肥料は掻き
取りブラシ３３により、掻き取るのである。そして嵌入
孔５ａ内の肥料は、繰り出しロール５の下方への回転と
共に、繰り出しロール５の下側で放出されて、ガイド漏
斗６０により集められ、蛇腹ゴム１７内に投入されるの
である。該蛇腹ゴム１７の下方には、施肥ガイドパイプ
１９が配置されており、該施肥ガイドパイプ１９内に落
下した肥料が作溝ディスク１０の側方ヘガイドされ施肥
されるのである。

該繰り出しロール５の駆動は、前述の接地幅９により回
転される繰り出し軸７が、繰り出しロール５内を貫通し
ているので、該繰り出し軸７により回転するのである。

そして該繰り出しケース５６の側面にギアケース５７を
設け、該ギアケース５７内に駆動ギア３を配置している
のである。該駆動ギア３は繰り出しロール５と共に、繰
り出し軸７の回転数で回転するのである。

施肥繰り出し装置Ａが単独で付設されている場合には、
該駆動ギア３の歯が後方へ露出状態で回転しており、播
種装置を付設する場合には播種繰り出し装置Ｂの駆動ギ
ア４が、該駆動ギア３と噛合するのである。そして、該
播種繰り出し装置Ｂの繰り出しケース６２内の繰り出し
ロール６を、繰り出しロール５と逆の方向へ回転するの
である。繰り出しロール６にも円周上に、嵌入孔６ａが
刻設されており、該繰り出しロール６の回転外周には、
掻き取りブラシ３４が配置されているのである。駆動ギ
ア４はギアケース６３内に配置されている。

また繰り出しケース５６・６２のギアケース５７・６３
と反対側には、軸受ケース５９・６４を突設し、該軸受
ケース５９・６４の内部には、繰り出し量調節レバー４
８・４９が配置されている。

のである。該繰り出し量調節レバー４８・４９を調節す
ることにより、繰り出しケース５６内に於ける嵌入孔５
ａの大きさを変更し、該嵌入孔５ａの変更により繰り出
し量を調節可能としているのである。

また施肥ホッパー１と播種ホッパー２の下部にはホッパ
ーシャッター４０・３９が構成されており、該ホンパー
シャッター４０・３９の開閉により、施肥または播種を
停止することが出来るのである。

以上のような構成において、本発明は第５図に示すごと
く、施肥繰り出し装置Ａと播種繰り出し装置Ｂを取り外
し可能とし、更に施肥繰り出し装置Ａと施肥ホッパー１
、播種繰り出し装置Ｂと播種ホッパー２を取り外し可能
とし、更には施肥ホッパー１と播種ホッパー２の間も、
取り外し可能としたものである。

また、施肥繰り出し装置Ａの上面の施肥ホンパー１の嵌
入孔と、播種繰り出し装置Ｂの上の播種ホッパー２の嵌
入孔は同じ形状に構成されており、容量の大きい施肥ホ
ンパー１を播種ホンパー２に変えて使用することが出来
るのである。

又播種繰り出し装置Ｂと施肥繰り出し装置Ａとは、左右
対称に構成されているが、その他の点については、殆ど
同じように構成されており、施肥繰り出し装置Ａを取り
外した場合には播種ホッパー２を繰り出し軸７の上に配
置できるのである。

同様に施肥ホンパー１の位置に播種ホッパー２が配置さ
れるのである。

またこれらの４者の間の脱着は、左右一対づつのワンタ
ッチ装着具３０・３１・３２・２９により行うので簡単
となったのである。該ワンタッチ装着具３０・３１・３
２・２９はそれぞれ対応する位置に配置された係止具６
５・４３・４４・４２に係合されるのである。

（へ）発明の効果本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。

第１に、施肥ホッパー１と播種ホッパー２を取り外し、
さらに施肥繰り出し装置Ａと播種繰り出し装置Ｂを取り
外し、且つ繰り出し装置とホッパーとをも取り外し可能
としたことにより、施肥作業のみの場合や、播種作業の
みの場合には、他方の繰り出し装置とホッパーを取り外
して、身軽な形となり、無駄なホッパーを付設し、必要
の無い繰り出し装置を空回転する必要が無くなったもの
である。

第２に、施肥ホッパー１と、播種ホッパー２と、施肥繰
り出し装置Ａと、播種繰り出し装置Ｂをそれぞれ位置を
変えて装着可能としたことにより、ホッパー容量の大小
に応じて、ホッパーを取り替えることができ、また肥料
の種類により摩耗の激しい繰り出し装置を、播種機の繰
り出し装置と変更して、耐久性を向上することができる
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の施肥播種機をロータリー耕耘装置の後
部に付設した状態の後面斜視図、第２図は施肥播種機の
みの側面図、第３図はホッパーと繰り出し装置部分の側
面断面図、第４図は繰り出し装置部の平面図、第５図は
ホッパ一部と繰り出し装置部を分解した状態の側面図で
ある。Ａ・・・施肥繰り出し装置Ｂ・・・播種繰り出し装置１・・・施肥ホッパー２・・・播種ホッパー３・・・駆動ギア４・・・駆動ギア５・・・繰り出しロール６・・・繰り出しロール７・・・繰り出し軸８・・・取付ビーム９・・・接地輪

Claims

【特許請求の範囲】

施肥・播種を同時に作業可能とした施肥播種機において
、施肥ホッパー１と播種ホッパー２とを分割取り外し可
能に構成し、また施肥繰り出し装置Ａと播種繰り出し装
置Ｂを分割取り外し可能に構成し、施肥ホッパー１と施
肥繰り出し装置Ａのみを装着した施肥作業、播種ホッパ
ー２と播種繰り出し装置Ｂのみを装着した播種作業、及
び全てを装着した施肥播種作業とに使い分けを可能とし
たことを特徴とする施肥播種機。