JPH0424888Y2 - - Google Patents

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JPH0424888Y2
JPH0424888Y2 JP5719186U JP5719186U JPH0424888Y2 JP H0424888 Y2 JPH0424888 Y2 JP H0424888Y2 JP 5719186 U JP5719186 U JP 5719186U JP 5719186 U JP5719186 U JP 5719186U JP H0424888 Y2 JPH0424888 Y2 JP H0424888Y2
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hopper
fertilizing
seeding
sowing
feeding device
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトラクターの後部や歩行形耕耘機の後
部に付設した施肥播種機に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来からトラクターや歩行形耕耘機の後部に付
設して、施肥・播種を同時に行う装置は公知とさ
れているのである。
例えば実開昭60−133718号公報や実開昭58−
103815号公報の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、施肥播種機において施肥と播
種を同時に行う場合と、播種のみを行う場合にお
いて、ホツパーの容量を変更可能としたものであ
る。
通常の施肥・播種を同時に行う作業の場合に
は、播種する種子の量に比較して、施肥する肥料
の量の方が2〜3倍となるのである。故に両者の
量のバランスをとる為に、施肥ホツパー1の方が
播種ホツパー2よりも2〜3倍大きく構成されて
いるのである。
故に施肥・播種を同時に行う場合には通常の如
く、施肥ホツパー1の方に大きいホツパーを配置
しておく必要があるのであるが、逆に播種のみ行
う作業の場合には、容量の小さい播種ホツパーを
使用するよりも、空の状態で付設されている施肥
ホツパーの方に種子を入れて作業をする方が、長
時間の連続作業ができるのである。
しかし従来の施肥播種機の構成においては、繰
り出し部とホツパーとは固定状態であり、施肥側
と播種側を入れ替えることは出来なかつたのであ
る。本考案においては、繰り出し部とホツパー部
を容易に脱着可能とすると共に、両者の連結部を
同一の構成として、ホツパーを施肥側と播種側で
入れ替えを可能としたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
施肥繰り出し装置Aの上部に施肥ホツパー1を
配置し、播種繰り出し装置Bの上部に播種ホツパ
ー2を配置した施肥播種機において、繰り出し装
置上面のホツパー載置部と、ホツパー下部の挿入
部を、施肥・播種とも同一構成とし、ホツパー
1,2の容量は相違させ、繰り出し装置とホツパ
ーとの間を脱着自在としたものである。
(ホ) 実施例の構成 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の施肥播種機の側面図、第2図
はホツパー部・繰り出し装置部・ガイドパイプ部
と外した状態の側面図、第3図は播種のみの作業
を行う為に施肥ホツパー1と播種ホツパー2を入
れ替えた状態の側面図、第4図は播種側を取り外
して作業をする状態の側面図である。
第1図において施肥播種機の全体的な構成を説
明すると。
本考案の施肥播種機は、ロータリー耕耘装置の
尾輪を支持する尾輪横杆に後方から装着するもの
である。
即ち、ヒツチ13部分の「コ」形部を尾輪横杆
50の後部作業機装着用角形部に後方から嵌入し
て、ヒツチピン13aにより連結するのである。
該ヒツチピン13aにより係止したのみでは、後
部作業機装着用角形部とヒツチ13の間にガタが
発生するので、締め付けボルト13cにより押圧
体13bを押して、ヒツチ13と後部作業機装着
用角形部の間のガタを無くしているのである。
該ヒツチ13より上方に調節フレーム52を突
出し、該調節フレーム52に設けた枢支軸52a
に回動フレーム25を枢支している。該調節フレ
ーム52と回動フレーム25の間に回動調節螺子
14が介装されており、該回動調節螺子14を回
転することにより、枢支軸52aを中心に施肥播
種機全体が後方を上下に回動し、土壌面との水平
状態を調整するのである。
前記回動調節螺子14による調節は回動による
調節であるが、その他に施肥播種機全体を水平状
態で上下に調節する播種深度調節レバー15が斜
め前方に向けて配置されている。該播種深度調節
レバー15の下端はジョイントを介して調節螺子
杆16に連結されており、該調節螺子杆16が回
転することにより、スライド筒26,26間に固
定した雌螺子体を上下させ、施肥播種機を水平に
上下するのである。該播種深度調節レバー15に
よる上下に際しては、回動フレーム25に付設さ
れガイド杆53に嵌装したスライド筒26,26
が上下に水平状態を維持して移動するのである。
該スライド筒26より下側にブラケツトを突出し
て取付ビーム8が溶接固定されているのである。
該取付ビーム8の上に駆動フレーム38を摺
動・締結自在に配置されており、該駆動フレーム
38に接地輪9を支持しているのである。また取
付ビーム8には施肥播種フレーム58を摺動・固
定自在に配置しており、施肥播種位置の調節を行
うことができるのである。
該施肥播種フレーム58の後部に施肥繰り出し
装置Aを付設し、該施肥繰り出し装置Aにワンタ
ツチ装着具により、播種繰り出し装置Bを装着可
能に構成しているのである。
また施肥播種フレーム58より上下の平行リン
ク24,23を回動自在に突設し、該平行リンク
24,23の後端にローラーフレーム36を付設
している。該平行リンク24,23の下方への回
動幅を規制するストツパー55が施肥播種フレー
ム58に設けられている。また平行リンク24,
23を下方へ付勢するバネのバネ力調整レバー3
5が配置されている。更に該ローラーフレーム3
6より下方に作溝デイスク10の支持杆54を突
出し、該支持杆54の下端で作溝デイスク10の
回転軸を軸受支持している。該作溝デイスク10
は前方で密着した、ステンレス製の平面視楔形の
2枚のデイスクにより構成されており、該作溝デ
イスク10の後部の楔形の広がつた部分内に、播
種ガイドパイプ20が嵌入しているのである。ま
た播種ガイドパイプ20の前部に配置された施肥
ガイドパイプ19は、作溝デイスク10の外側
に、掻き落とし板41により保護した位置に配置
されて肥料を落下している。
またローラーフレーム36より、作溝デイスク
10の播種部の後方に覆土デイスク11を突設支
持している。該覆土デイスク11により、楔形の
作溝デイスク10により作つた溝内に播種された
種子の上を、軽く覆土するものである。
更にローラーフレーム36より支持杆12aを
突出して、覆土ローラー12を支持している。
覆土ローラー12は施肥位置と播種位置の両者
にわたる広さのローラーに構成しており、該覆土
ローラー12が肥料と溝内の種子を鎮圧して行く
のである。
以上の構成において、ローラーフレーム36に
付設された作溝デイスク10と覆土デイスク11
と覆土ローラー12は、土壌面の凹凸に従い、自
由に平行リンク24,23部分を回動して上下動
するので、トラクターの機体が上下動しても、播
種深度を一定にすることができるのである。
これに対して、上部のホツパーと繰り出し装置
部分は、取付ビーム8に固定されており土壌面の
凹凸に対して追随しないものであるから、繰り出
し装置とローラーフレーム36の間に、蛇腹ゴム
パイプ17,18を介装して、繰り出し装置部と
ローラーフレーム36部分の間の間隙の変化を吸
収可能としているのである。
次に、施肥播種機の駆動力を得る接地輪9の構
成を説明すると。
該接地輪9は駆動フレーム38に繰り出し軸7
を枢支軸として枢支されている。そして駆動フレ
ーム38の後端と接地輪9のチエーンケース47
との間に、ガイドロツド21と付勢バネ22を介
装して、常に接地輪9を土壌面に接地しているの
である。
該接地輪9の回転によりチエーンケース47内
のチエーンを介して、繰り出し軸7が回転するの
である。該繰り出し軸7は6角軸に構成されてお
り、施肥播種ユニツトが取付ビーム8の上を左右
にスライドされるのに合わせて、施肥繰り出し装
置Aは繰り出し軸7の上を左右に摺動可能に構成
しているのである。
施肥繰り出し装置Aは、施肥播種フレーム58
の後端に固設されており、該施肥繰り出し装置A
の後面に、左右のワンタツチ装着具30,30を
介して播種繰り出し装置Bを装着しているのであ
る。
また施肥繰り出し装置Aの上に同じく、左右の
ワンタツチ装着具31,31を介して、施肥ホツ
パー1を固設している。そして播種ホツパー2
は、下部を播種繰り出し装置Bの上に、左右のワ
ンタツチ装着具32,32により固設し、更に前
部を、左右のワンタツチ装着具29,29により
施肥ホツパー1と固設しているのである。更に、
施肥ホツパー1と播種ホツパー2の連結を確実に
する為に、蓋体45,46の蝶番部分を重合し
て、横から連結ピンを挿入して、両者を連結する
ことが可能に構成しているのである。
以上が全体的な構成であり、次に第2図・第3
図・第4図に基づいて、繰り出し装置とホツパー
部分の構成を説明すると。
スライド筒26に取付ビーム8を固定し、該取
付ビーム8の上の目盛を見ながら施肥播種フレー
ム58を移動調節可能としている。施肥播種フレ
ーム58の後端に、施肥繰り出し装置Aが固定さ
れている。そして該施肥繰り出し装置Aの後端に
ワンタツチ装着具30,30を介して、播種繰り
出し装置Bを装着するものである。故に播種繰り
出し装置Bは直接に、施肥播種フレーム58とは
固定しておらず、施肥繰り出し装置Aにワンタツ
チ装着具30,30により固設することによつて
のみ支持しているのである。
施肥繰り出し装置Aが単独で付設されている場
合には、該駆動ギア3の歯が後方へ露出状態で回
転しており、播種装置を付設する場合には播種繰
り出し装置Bの駆動ギアが、該駆動ギア3と噛合
するのである。
また施肥ホツパー1と播種ホツパー2の下部に
はホツパーシヤツター40,39が構成されてお
り、該ホツパーシヤツター40,39の開閉によ
り、施肥ホツパー1及び播種ホツパー2を、施肥
繰り出し装置A及び播種繰り出し装置Bから取り
外した場合には、持ち運び可能な容器とすること
ができるのである。
また施肥ホツパー1と、播種ホツパー2と、施
肥繰り出し装置Aと、播種繰り出し装置Bの4者
の間の脱着は、左右一対づつのワンタツチ装着具
30,31,32,29により行うので簡単とな
つたのである。該ワンタツチ装着具30,31,
32,29はそれぞれ対応する位置に配置された
係止具65,43,44,42に係合されるので
ある。これらのワンタツチ装着具を配置したこと
により、簡単に脱着ができるように構成している
のである。
(ヘ) 実施例の作用 本考案は以上の如く構成したので、次のような
作用を行うものである。
まず第1図の如く施肥ホツパー1と播種ホツパ
ー2を配置している場合は、施肥・播種を同時に
行う場合であり、この時は播種する種子の量より
も、施肥する肥料の量の方が多いので、施肥ホツ
パー1の方に大容量のホツパーを配置して置かね
ば、種子と肥料の量が丁度同時に無くなるような
バランスが取れないのである。
しかし、播種だけの作業をする場合には、肥料
が必要無いので、大容量のホツパーを播種用に利
用したいのである。故に本考案では第2図の如く
ホツパー1,2を外して、第3図の如く前後に付
け替えることにより、播種ホツパーの容量を大と
して、播種作業を長時間にわたり続けることがで
きるのである。
また施肥のみを行う場合には、播種ホツパー2
や播種繰り出し装置Bは必要なく、無駄な部分を
外して、第4図の如く施肥部を取り外した状態
で、施肥作業のみを行うこともできるのである。
また第4図に鎖線で示したごとく、施肥ガイド
パイプ19の代わりに播種ガイドパイプ20’を
装着して、施肥ガイドバイプ19部分に落下され
る内容物を作溝デイスク10の間に落下すべく、
ガイドパイプをクロスさせれば、施肥ホツパー1
と施肥繰り出し装置Aを播種用に利用して、該部
分を播種作業用として使用することもできるので
ある。該構成とすることにより、ホツパーと繰り
出し装置を半分にして、播種作業を行うことがで
きるのである。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、施肥・播種を同時に行う場合には、種
子と肥料の量のバランスを取る為に、施肥ホツパ
ー1の方が大に構成されているのである。播種の
みの作業の場合には、該大容量のホツパーを、播
種ホツパー2として用いることにより、種子の1
回の投入量を大とすることができ、播種作業の連
続作業時間を長くすることができるのである。
第2に、播種条数が少ない場合には、例えば4
条用を2条用として用いる場合には、大容量の施
肥ホツパー1を、小容量の播種ホツパー2と置き
換えることにより、大容量のホツパーのみを併置
して作業をすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の施肥播種機の側面図、第2図
はホツパー部・繰り出し装置部・ガイドパイプ部
と外した状態の側面図、第3図は播種のみの作業
を行う為に施肥ホツパー1と播種ホツパー2を入
れ替えた状態の側面図、第4図は播種側を取り外
して作業をする状態の側面図である。 A……施肥繰り出し装置、B……播種繰り出し
装置、1……施肥ホツパー、2……播種ホツパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 施肥繰り出し装置Aの上部に施肥ホツパー1を
    配置し、播種繰り出し装置Bの上部に播種ホツパ
    ー2を配置した施肥播種機において、繰り出し装
    置上面のホツパー載置部と、ホツパー下部の挿入
    部を、施肥・播種とも同一構成とし、ホツパー
    1,2の容量は相違させ、繰り出し装置とホツパ
    ーとの間を脱着自在としたことを特徴とする施肥
    播種機のホツパー装置。
JP5719186U 1986-04-15 1986-04-15 Expired JPH0424888Y2 (ja)

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JP5719186U JPH0424888Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

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JP5719186U JPH0424888Y2 (ja) 1986-04-15 1986-04-15

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JPS62167509U JPS62167509U (ja) 1987-10-24
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