JPH068970Y2 - 防塵ヘルメット - Google Patents
防塵ヘルメットInfo
- Publication number
- JPH068970Y2 JPH068970Y2 JP1987117602U JP11760287U JPH068970Y2 JP H068970 Y2 JPH068970 Y2 JP H068970Y2 JP 1987117602 U JP1987117602 U JP 1987117602U JP 11760287 U JP11760287 U JP 11760287U JP H068970 Y2 JPH068970 Y2 JP H068970Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- helmet
- refrigerant
- main body
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、防塵ヘルメットに関し、更に詳細には、農薬
散布等の作業中に着用する防塵ヘルメットに関する。
散布等の作業中に着用する防塵ヘルメットに関する。
(従来の技術) 上記したような種類の防塵ヘルメットとしては、着用者
の頭部の後部下方に設けられ、フィルタが配されて、清
浄な空気を取り入れる空気取り入れ口と、着用者の顔の
下方にもうけられ、空気を排出する空気排出口と、これ
らの間に設けられ、頭部上方を通って延びる空気通路
と、該空気通路の空気取り入れ口近傍に設けられた空気
吸入用ファンとを備えたタイプのものが知られている。
の頭部の後部下方に設けられ、フィルタが配されて、清
浄な空気を取り入れる空気取り入れ口と、着用者の顔の
下方にもうけられ、空気を排出する空気排出口と、これ
らの間に設けられ、頭部上方を通って延びる空気通路
と、該空気通路の空気取り入れ口近傍に設けられた空気
吸入用ファンとを備えたタイプのものが知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の防塵ヘルメットは、防塵という点からは
満足のゆくものであるが、農薬散布等の作業は時とし
て、炎天下で行われることがあり、このときは、ヘルメ
ット内は極めて暑くなり、着用者に不快感を与えてしま
うという問題点がある。
満足のゆくものであるが、農薬散布等の作業は時とし
て、炎天下で行われることがあり、このときは、ヘルメ
ット内は極めて暑くなり、着用者に不快感を与えてしま
うという問題点がある。
そこで、本考案は、炎天下の作業においても、比較的涼
しく、快適に着用することができる防塵ヘルメットを提
供することを目的とするものである。
しく、快適に着用することができる防塵ヘルメットを提
供することを目的とするものである。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、本考案はによる防塵ヘルメッ
トは、ヘルメット本体と、前記ヘルメット本体の後部下
方に開口する清浄な空気を取り入れるための空気取り入
れ口と、前記ヘルメット本体の前部内方に開口する空気
をヘルメット本体内に排出するための空気排出口と、前
記空気取り入れ口から前記ヘルメット本体の上部下面に
沿って前記空気排出口まで延びる空気通路と、該空気通
路の空気取り入れ口近傍に設けられた空気吸入用ファン
と、前記ファンより下流側において前記空気通路に設け
られた冷媒を収容するための冷媒収容室と、前記ヘルメ
ット本体の上部において前記冷媒収容室の上方に設けら
れ前記冷媒収容室への冷媒の出し入れを可能にする開閉
蓋とを備える。
トは、ヘルメット本体と、前記ヘルメット本体の後部下
方に開口する清浄な空気を取り入れるための空気取り入
れ口と、前記ヘルメット本体の前部内方に開口する空気
をヘルメット本体内に排出するための空気排出口と、前
記空気取り入れ口から前記ヘルメット本体の上部下面に
沿って前記空気排出口まで延びる空気通路と、該空気通
路の空気取り入れ口近傍に設けられた空気吸入用ファン
と、前記ファンより下流側において前記空気通路に設け
られた冷媒を収容するための冷媒収容室と、前記ヘルメ
ット本体の上部において前記冷媒収容室の上方に設けら
れ前記冷媒収容室への冷媒の出し入れを可能にする開閉
蓋とを備える。
(考案の作用、効果) 本考案の防塵ヘルメットにおいては、冷媒収容室を設
け、この冷媒収容室に、保冷剤や吸熱剤を配することに
より、該防塵ヘルメット内を流通する空気が冷却される
ので、炎天下の作業においても、比較的涼しく、快適に
着用することができるものである。とくに本考案におい
ては、空気通路がヘルメット本体後部下方の空気取り入
れ口からヘルメット本体前部内面の空気排出口までヘル
メット本体上部内面に沿って延びるように形成され、こ
の空気通路に冷媒収容室を形成して冷媒を収容するよう
にしたので、冷媒で冷却された空気がヘルメット本体内
面の前部に吹き出され、着用者の顔面に当たるので、着
用が快適になる。また、ヘルメット本体上部内面に冷媒
が配置されることになるので、着用者の頭部も適度に冷
やされ、快適な着用が保証される。さらに、ヘルメット
本体の上部には、冷媒の出し入れを可能にする開閉蓋が
設けられているので、冷媒の補給も容易になり、使用が
非常に便利になる、という効果が得られる。
け、この冷媒収容室に、保冷剤や吸熱剤を配することに
より、該防塵ヘルメット内を流通する空気が冷却される
ので、炎天下の作業においても、比較的涼しく、快適に
着用することができるものである。とくに本考案におい
ては、空気通路がヘルメット本体後部下方の空気取り入
れ口からヘルメット本体前部内面の空気排出口までヘル
メット本体上部内面に沿って延びるように形成され、こ
の空気通路に冷媒収容室を形成して冷媒を収容するよう
にしたので、冷媒で冷却された空気がヘルメット本体内
面の前部に吹き出され、着用者の顔面に当たるので、着
用が快適になる。また、ヘルメット本体上部内面に冷媒
が配置されることになるので、着用者の頭部も適度に冷
やされ、快適な着用が保証される。さらに、ヘルメット
本体の上部には、冷媒の出し入れを可能にする開閉蓋が
設けられているので、冷媒の補給も容易になり、使用が
非常に便利になる、という効果が得られる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本考案の好ましい実施例に
よる防塵ヘルメットについて説明する。
よる防塵ヘルメットについて説明する。
第1図は、本考案の実施例による防塵ヘルメットの斜視
図であり、第2図は、該防塵ヘルメットの縦断面図であ
る。
図であり、第2図は、該防塵ヘルメットの縦断面図であ
る。
これらの図において、符号1は、防塵ヘルメットを示
し、この防塵ヘルメット1は、本体2を有しており、こ
の本体2には、その前面に透明な塩化ビニィールで形成
されたシェード3が設けられており、またその両側部に
外部の音が聞こえるように、耳部4が設けられている。
し、この防塵ヘルメット1は、本体2を有しており、こ
の本体2には、その前面に透明な塩化ビニィールで形成
されたシェード3が設けられており、またその両側部に
外部の音が聞こえるように、耳部4が設けられている。
本体2の内部には、第2図から分かるように、その後部
底部に空気の取り入れ口5が、前部底部に空気の排出口
6が、それぞれ設けられている。これらの取り入れ口5
と排出口6の間には、空気通路7が形成されている。こ
の空気通路7は、防塵ヘルメット1の前面上部において
吹き出し口7aを備えており、これによって、空気は着
用者の顔の全面に当たるようになっている。この吹き出
し口7aには、吹き出し空気の方向を換えるためのルー
バ7bが設けられており、このルーバ7bは、防塵ヘル
メット1の外部からレバー7cによってその向きが換え
られるようになっている。
底部に空気の取り入れ口5が、前部底部に空気の排出口
6が、それぞれ設けられている。これらの取り入れ口5
と排出口6の間には、空気通路7が形成されている。こ
の空気通路7は、防塵ヘルメット1の前面上部において
吹き出し口7aを備えており、これによって、空気は着
用者の顔の全面に当たるようになっている。この吹き出
し口7aには、吹き出し空気の方向を換えるためのルー
バ7bが設けられており、このルーバ7bは、防塵ヘル
メット1の外部からレバー7cによってその向きが換え
られるようになっている。
上記空気の取り入れ口5には、フィルタカートリッジ8
の収容部9が形成されている。このフィルタカートリッ
ジ8は、ウレタンフィルタ10、紙フィルタ11および
活性フィルタ12から構成されており、取り換えのため
着脱可能となっている。これらのフィルタにより、防塵
ヘルメット1内部に取り入れられる空気は清浄なものと
なる。フィルタカートリッジ8の内容は、上記のものに
限られるものでなく、外部空気の状態にあわせて変更す
ることができる。例えば、水フィルタ等も用いることが
できる。
の収容部9が形成されている。このフィルタカートリッ
ジ8は、ウレタンフィルタ10、紙フィルタ11および
活性フィルタ12から構成されており、取り換えのため
着脱可能となっている。これらのフィルタにより、防塵
ヘルメット1内部に取り入れられる空気は清浄なものと
なる。フィルタカートリッジ8の内容は、上記のものに
限られるものでなく、外部空気の状態にあわせて変更す
ることができる。例えば、水フィルタ等も用いることが
できる。
空気通路7には、このフィルタカートリッジ8に連続し
て、マイクロファン13が設けられており、このマイク
ロファン13により、防塵ヘルメット1内に強制的に空
気を送り込むようになっている。このマイクロファン1
3は、例えば、着用者の腰に付けたバッテリによりその
モータが作動されるようになっている。
て、マイクロファン13が設けられており、このマイク
ロファン13により、防塵ヘルメット1内に強制的に空
気を送り込むようになっている。このマイクロファン1
3は、例えば、着用者の腰に付けたバッテリによりその
モータが作動されるようになっている。
本体2の上部の一部には、空気通路7に沿って開口14
が形成されており、この開口14には、着脱式の蓋15
が嵌められるようになっている。この蓋15の本体2へ
の係止は、適当な形式の係止部材16によって行われ
る。上記蓋15の裏面には、冷媒部材17を収容する収
容部18が設けられており、この収容部18に、冷媒部
材17が着脱可能に収容されるようになっている。この
冷媒部材17は、取り付け状態において、丁度空気通路
7に沿って延びるようになっている。この冷媒部材17
に用いられる冷媒は、保冷剤、吸熱剤の何れであっても
よい。
が形成されており、この開口14には、着脱式の蓋15
が嵌められるようになっている。この蓋15の本体2へ
の係止は、適当な形式の係止部材16によって行われ
る。上記蓋15の裏面には、冷媒部材17を収容する収
容部18が設けられており、この収容部18に、冷媒部
材17が着脱可能に収容されるようになっている。この
冷媒部材17は、取り付け状態において、丁度空気通路
7に沿って延びるようになっている。この冷媒部材17
に用いられる冷媒は、保冷剤、吸熱剤の何れであっても
よい。
なお、本体2の内部には、断熱材を設けたり、ウレタン
層20等を設けて、着用者の頭への接触感触を良好なも
のとしたりすることが望ましい。また、冷媒部材17に
よる結露を考え、この冷媒部材17の端部には、カート
リッジ式の水タンク19を配することが望ましい。この
水タンク19の内部には、水を吸収するためのスポンジ
等を配しておく。
層20等を設けて、着用者の頭への接触感触を良好なも
のとしたりすることが望ましい。また、冷媒部材17に
よる結露を考え、この冷媒部材17の端部には、カート
リッジ式の水タンク19を配することが望ましい。この
水タンク19の内部には、水を吸収するためのスポンジ
等を配しておく。
以上の構造の防塵ヘルメット1においては、フィルタを
通って清浄な空気が導入され、しかも冷媒部材により、
この導入空気が冷却されるので、ヘルメット内部はこれ
により冷却され、炎天下でも快適に農薬の散布等の作業
を行うことができる。
通って清浄な空気が導入され、しかも冷媒部材により、
この導入空気が冷却されるので、ヘルメット内部はこれ
により冷却され、炎天下でも快適に農薬の散布等の作業
を行うことができる。
第1図は、本考案の実施例による防塵ヘルメットの外観
を示す斜視図、 第2図は、第1図に示した防塵ヘルメットの縦断面図、 第3図は、第1図に示した防塵ヘルメットの主要部の横
断面図である。 1……防塵ヘルメット 2……本体 5……取り入れ口 6……排出口 17……冷媒部材 18……収容部
を示す斜視図、 第2図は、第1図に示した防塵ヘルメットの縦断面図、 第3図は、第1図に示した防塵ヘルメットの主要部の横
断面図である。 1……防塵ヘルメット 2……本体 5……取り入れ口 6……排出口 17……冷媒部材 18……収容部
Claims (1)
- 【請求項1】ヘルメット本体と、前記ヘルメット本体の
後部下方に開口する清浄な空気を取り入れるための空気
取り入れ口と、前記ヘルメット本体の前部内方に開口す
る空気をヘルメット本体内に排出するための空気排出口
と、前記空気取り入れ口から前記ヘルメット本体の上部
下面に沿って前記空気排出口まで延びる空気通路と、該
空気通路の空気取り入れ口近傍に設けられた空気吸入用
ファンと、前記ファンより下流側において前記空気通路
に設けられた冷媒を収容するための冷媒収容室と、前記
ヘルメット本体の上部において前記冷媒収容室の上方に
設けられ前記冷媒収容室への冷媒の出し入れを可能にす
る開閉蓋と、前記空気排出口に隣接して設けられた風向
調節手段とを備えたことを特徴とする防塵ヘルメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987117602U JPH068970Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 防塵ヘルメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987117602U JPH068970Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 防塵ヘルメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6422733U JPS6422733U (ja) | 1989-02-06 |
JPH068970Y2 true JPH068970Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31361206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987117602U Expired - Lifetime JPH068970Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 防塵ヘルメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068970Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2011238600B2 (en) * | 2010-04-06 | 2013-05-09 | 3M Innovative Properties Company | Air filtration device |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8507916D0 (en) * | 1985-03-27 | 1985-05-01 | Helmets Ltd | Helmet |
JPS6237045U (ja) * | 1985-08-23 | 1987-03-05 |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP1987117602U patent/JPH068970Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6422733U (ja) | 1989-02-06 |
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