JPH0689447A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0689447A
JPH0689447A JP4238409A JP23840992A JPH0689447A JP H0689447 A JPH0689447 A JP H0689447A JP 4238409 A JP4238409 A JP 4238409A JP 23840992 A JP23840992 A JP 23840992A JP H0689447 A JPH0689447 A JP H0689447A
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recording
track
light
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light beam
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JP4238409A
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English (en)
Inventor
Takashi Sakurada
剛史 桜田
Naoaki Tani
尚明 谷
Takusane Sugaya
卓実 菅谷
Takao Rokutan
孝郎 六反
Mitsuo Oshiba
三雄 大柴
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一トラックに複数データ列が形成された記
録媒体でも単一トラックに単一のデータ列が形成された
記録媒体のいずれにも対処できる上位互換の機能を備え
た光学的情報記録再生装置を提供すること。 【構成】 複数の情報トラックを有した光カード37に
光を照射するレーザダイオード31及び38と、上記レ
ーザダイオード31及び38光源により形成される光ビ
ームスポットを情報トラックのトラック幅のセンタ位置
を含む少なくとも複数の位置に位置づけるために少なく
とも3つ以上配置したトラッキング用ディテクタを備え
た光検出器100と、前記ディテクタの2つを選択する
切換信号95を出力するコントローラ48と、この切換
により、光ビームスポットを情報トラックの中央を含む
複数の位置に位置づける制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光カードなどの光学的
記録媒体に対して光学的に情報の記録および再生の少な
くとも一方の機能を備えた光学的情報記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に光記録媒体は、記録密度が磁気記
録媒体と比べて極めて高いことから大量の情報を記録す
る用途向けに応用が始まっている。その中で光カードは
磁気カードと比較して数千倍〜一万倍の記憶容量を有
し、WORM型光ディスクと同様に書換えはできない
が、その記憶容量が1〜2Mバイトと大きいところか
ら、個人の健康管理カードなど過去の来歴データ保存す
るアプリケーションへの応用やプリペイドカード、顧客
管理等への応用も考えられ、一部では実験も始まってい
る。
【0003】また、WORM型の光ディスクも文書ファ
イル等で利用が拡大され始め、光磁気ディスクもパーソ
ナルコンピュータへの組み込み型が市場に出始めてい
る。光カード等の光学的情報記録再生装置においては、
例えば特願平02−411612等に開示されているよ
うに、情報の記録や再生を行うために光学ヘッドを光カ
ードに対して相対的に往復移動させる構成とし、単一の
光源で、その発光量を切り替て照明する事により記録及
び/または再生を行う方式が一般的である。
【0004】また、記録媒体に対する情報の記録再生処
理の高速化に関する要求から、記録用光を発生する第1
の光源と、再生用光を発生する第2の光源とを設け、光
記録媒体上に照射して情報の記録および/または再生を
行い、再生光により複数トラックを同時に照明して情報
を複数トラック分並行して読み出すことにより、高速ア
クセスを行う光学的情報記録再生装置も提案されてい
る。図11及び図14に、このような光学的情報記録再
生装置の例を示す。
【0005】図11(a)は単一光源構成の光カード記
録再生装置の光学系および光源駆動系の構成を示してい
る。レーザダイオード1で発生した光ビームはコリメー
トレンズ2でほぼ楕円形の平行ビームとなる。前記平行
ビームは整形プリズム3において楕円の長軸方向のみが
縮小されてほぼ円形に整形され、さらに円形の絞り4に
よって光ビームのスポットサイズが所定の値になるよう
に平行ビーム径が絞られる。
【0006】この円形の平行ビームは透過型の回折格子
5によって回折され、0次光及び±1次光に分けられ
る。回折された光ビームは対物レンズ6により光カード
7上に集光されて円形の主ビームスポット8及び副ビー
ムスポット9、10を形成する。
【0007】図12は光カード7の記録面上に形成され
た光ビームによる円形の各ビームスポットを示し、(記
録又は再生時における)光学ヘッドと光カード7との相
対的な移動方向を記号Dで示し、この方向はトラックの
延在方向と平行な方向である。主ビームスポット8は記
録面上の一本の情報トラック11のトラック幅方向にお
ける中央に形成され、副ビームスポット9、10は情報
トラック11に隣接する情報トラック12、13と各情
報トラック間に形成されているガイドトラック14、1
5に跨るように形成される。
【0008】図11(b)に示すように光カード7上で
反射された光ビームは、対物レンズ6を逆方向に通過し
てミラー16に入射する。ミラー16の反射面で反射し
た光ビームは結像レンズ17に入射して、複数の受光素
子を受光面上に配置した光検出器18上に集光し、光カ
ード7の記録面上の光ビームスポットの像を光検出器1
8の受光面上に形成する。
【0009】レーザダイオード1は、レーザダイオード
駆動回路19により駆動される。レーザダイオード駆動
回路19は、光カード記録再生装置全体の動作を制御す
るコントローラ20内の光源制御回路21からの信号に
基づき動作する。
【0010】図13にコントローラ20内の光源制御回
路21における情報記録時の処理フローを示す。光源制
御回路21は、光カード記録再生装置に接続された、図
示しないホストコンピュータからのコマンドを受けて、
ステップS1に示すようにこれからの処理が情報記録な
のか否かを判断する。情報記録でない場合には終了す
る。
【0011】一方、ステップS2に示すように記録動作
と判断したら、光源制御回路21はコントローラ20を
経由して送られてくる記録情報に基づき、記録媒体の移
動に伴ってレーザダイオード駆動回路19に信号を発生
させ、レーザダイオード駆動回路19はこの信号に従っ
てレーザダイオード1を記録発光量で発光させる。そし
てレーザダイオード1が記録発光量で発光させることに
より、ステップS3に示すように記録媒体上に情報を記
録する情報記録処理が行われる。
【0012】ステップS4に示すように記録動作終了後
は、レーザダイオード1は再生発光量で点灯される。
【0013】図14は複数光源構成の光カード記録再生
装置の光学系のおよび光源駆動系の構成を示している。
レーザダイオード31で発生した記録用光ビームはコリ
メートレンズ32でほぼ楕円形の平行ビームとなる。
【0014】前記平行ビームは整形プリズム33におい
て楕円の長軸方向のみが縮小されてほぼ円形に整形さ
れ、さらに円形の絞り34によって記録用光ビームのス
ポットサイズが所定の値になるように平行ビーム径が絞
られる。
【0015】この円形の平行ビームはレーザダイオード
の特性により偏光ビームスプリッタ35の反射面に対し
てほぼS偏光で入射するので、その殆どが反射される。
反射された光ビームは対物レンズ36の光軸からaだけ
偏心した一に入射し、光カード37上に集光されて円形
のビームスポット50となる。
【0016】一方、再生用光ビームは記録用光ビームを
発生するレーザダイオード31とは別に設けられたレー
ザダイオード38を光源とし、コリメートレンズ39で
ほぼ楕円形の平行ビームとなる。この平行ビームは整形
プリズム40で楕円の短軸方向のみが拡大されたほぼ円
形に整形された後、さらに円形の絞り41によって再生
用光ビームのスポットサイズが所定の値になるように平
行ビーム径が絞られる。
【0017】この円形の平行ビームは、平凹シリンドリ
カルレンズ42により光軸に垂直面内の一方向のみ(図
14における紙面に垂直な方向)が屈折作用を受け、そ
の方向に僅かに発散するビームとなる。この一方向に僅
かに発散するビームはレーザダイオードの特性により偏
光ビームスプリッタ35の反射面に対してほぼP偏光で
入射するので、その殆どが透過されて、記録用光ビーム
と同様に対物レンズ36の光軸からaだけ偏心した一に
入射し、光カード37上に集光されてシリンドリカルレ
ンズ42で発散された方向に長いスリット状のビームス
ポット51となる。
【0018】図15は光カード37の記録面上に形成さ
れた記録用光ビームによる円形のビームスポット50と
再生用光ビームによるスリット状のビームスポット51
を示している。円形のビームスポット50は記録面上の
情報トラック52の内の一本の中央に形成され、スリッ
ト状のビームスポット51は情報トラック52及びガイ
ドトラック53の複数本に跨るように形成される。
【0019】図14において光カード37上で反射され
た記録用光ビームと再生用光ビームは、対物レンズ36
を逆方向に通過して反射鏡43に入射する。反射鏡43
の反射面で反射した記録用光ビームおよび再生用光ビー
ムは結像レンズ44に入射して、複数の受光素子を受光
面上に配置した光検出器45上に集光し、光カード37
の記録面上の光ビームスポットの像を光検出器45の受
光面上に形成する。
【0020】レーザダイオード31は、レーザダイオー
ド駆動回路46により駆動され、レーザダイオード38
は、レーザダイオード駆動回路47により駆動される。
レーザダイオード駆動回路46及び47は、光カード記
録再生装置全体の動作を制御するコントローラ48内の
光源制御回路49からの信号に基づき動作し、レーザダ
イオード駆動回路46はレーザダイオード31を記録発
光量で点灯および/または消灯させ、レーザダイオード
駆動回路47はレーザダイオード38を再生発光量で点
灯および/または消灯させる。
【0021】図16にコントローラ48内の光源制御回
路49における情報記録時の処理フローを示す。光源制
御回路49は、光カード記録再生装置に接続された、図
示しないホストコンピュータからのコマンドを受けて、
ステップS1に示すようにこれからの処理が情報記録な
のか否かを判断する。
【0022】一方、ステップS2に示すように記録動作
と判断したら、光源制御回路49はコントローラ48を
経由して送られてくる記録情報に基づき、記録媒体の移
動に伴ってレーザダイオード駆動回路46に信号を発生
させ、レーザダイオード駆動回路46は、この信号に従
ってレーザダイオード31を記録発光量で点滅させ、ス
テップS3に示すように記録媒体上に情報を記録する情
報記録処理が行われる。
【0023】ステップS4に示すよう。記録動作終了後
レーザダイオード31は消灯される。ステップS1の判
断において、記録動作以外と判断した場合、レーザダイ
オード31が発光することはない。
【0024】図17に光検出器45の構成を示す。光検
出器45の受光面上には複数の受光素子が配置され、光
カード37の記録面上の光ビームスポットの像が受光面
上に形成される。
【0025】光検出器45上には記録用光ビームのフォ
ーカス検出用受光素子54、55、再生用光ビームのフ
ォーカス検出用受光素子56、57、トラック検出用受
光素子58、59、ピット検出用受光素子60、61、
62が配設されており、記録用光ビームのスポット像6
3、再生用光ビームのスポット像64及び情報トラック
上に形成されているピットの像65、ガイドトラックの
像66は各々受光素子上の適正な位置に結像する。
【0026】記録用光ビームのフォーカス検出用受光素
子54、55は、記録用光ビームのフォーカスずれによ
る記録用光ビームスポットの像63の位置ずれを受光素
子54、55の差として差動アンプで検出して、記録用
光ビームのフォーカス検出信号を生成する。
【0027】一方、再生用光ビームのフォーカス検出用
受光素子56、57は、再生用光ビームのフォーカスず
れによる再生用光ビームスポットの像64の位置ずれを
受光素子56、57の差として差動アンプで検出して、
再生用光ビームのフォーカス検出信号を生成し、再生用
光ビームのトラック検出用受光素子58、59は、再生
用光ビームのトラックずれによるガイドトラックの像6
6の位置ずれを受光素子58、59の差として差動アン
プで検出して、再生用光ビームのトラック検出信号を生
成する。
【0028】また、ピット検出用受光素子60、61、
62は、各々一意に対応している情報トラック上に形成
されているピットの像65を検出して、各情報トラック
のピット検出信号を生成する。
【0029】
【発明が解決しようとする問題点】このような光学的情
報記録再生装置において、記憶容量を更に増加するため
の取り組みが成されている。しかしながら、従来の構成
では単一の情報トラック上には単一のデータ列が形成さ
れるように構成されているため、光カード上へ記録でき
る情報量は、光カード上に物理的に構成できる情報トラ
ックの本数により規定され、記憶容量の増加はあまり望
めない。
【0030】一方、特開昭55ー153139号、特公
平3ー454556号に単一トラックに複数データ列を
記録する従来例が開示されている。このように単一トラ
ックに複数データ列を記録すると記録密度を大幅に向上
できることになり、同じサイズの記録媒体によって記録
容量を大幅に向上できる。
【0031】しかしながら、記録媒体としては既に単一
トラックに単一のデータ列が形成されたものが存在して
いるので、単一トラックに複数データ列を形成した新し
い記録媒体と、既存の記録媒体に対応できる互換性を備
えた装置が望まれる状況になる。なお、従来例では互換
性を考慮した装置ではない。
【0032】本発明は、このような従来の問題に着目し
てなされたもので、単一トラックに複数データ列が形成
された記録媒体でも単一トラックに単一のデータ列が形
成された記録媒体のいずれにも対処できる上位互換の機
能を備えた光学的情報記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0033】
【問題点を解決するための手段】本発明では、複数の情
報トラックを有した記録媒体に光を照射して情報の記録
及び再生の少なくとも一方を行う光学的情報記録再生装
置であって、記録又は再生用の光源系と、上記光源によ
り形成される光ビームスポットを上記情報トラックのト
ラック幅のセンタ位置を含む少なくとも複数の位置に位
置づけるために少なくとも3つ以上配置したトラッキン
グ用ディテクタと、前記ディテクタの2つを選択する切
換手段と、前記切換手段により、1本のデータ列に前記
光ビームスポットを位置づける制御を行う制御手段と、
を備えて光学的情報記録再生装置が構成される。
【0034】
【作用】本発明の上記構成による作用は次の通りであ
る。すなわち、記録用の光源系と、上記記録用光源によ
り形成される光ビームスポットを情報トラックのセンタ
位置に位置づけるように3つ以上配置したトラッキング
用ディテクタの2つを選択する選択(切換)を行うこと
により、1データ列/1情報トラックのトラッキングを
行うことができ、既存の記録/再生形式で記録/再生で
きる。又、3つ以上配置したトラッキング用ディテクタ
の2つを選択する切換を行うことにより、光ビームスポ
ットを上記情報トラックのトラック幅の複数位置に位置
づけることもできる。この場合には1本の情報トラック
上に複数のデータ列を形成することにより、記憶容量の
増加を図ることができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に係
り、図1は第1実施例の光カード記録再生装置の光学系
および光源駆動系の構成を示し、図2は第1実施例に用
いられる光検出器の構成を示し、図3は1データ列/1
情報トラック構成の場合の光検出器の受光面上に形成さ
れる光カードの記録面上の光ビームスポットの像を示
し、図4は2データ列/1情報トラック構成において、
データ列を情報トラックのセンタから右へシフトさせた
場合の光検出器の受光面上に形成される光カードの記録
面上の光ビームスポットの像を示し、図5は2データ列
/1情報トラック構成において、データ列を情報トラッ
クのセンタから左へシフトさせた場合の光検出器の受光
面上に形成される光カードの記録面上の光ビームスポッ
トの像を示し、図6は各状態でデータを記録した場合に
光カード上に形成されるピット列の1例を示す。
【0036】この第1実施例ではトラッキング用のディ
テクタを分割して設け、このトラッキング用のディテク
タはデータ列のシフト分に対応させて位置をずらして配
置され、ライト時にはシフト分に相当するトラッキング
ディテクタに切り替えてトラッキングをかける。リード
用のディテクタは1トラック上に形成されるデータ列分
分割して配置され、各データ列を同時にリードできるよ
うにしている。
【0037】図1に示すように第1実施例の光カード記
録再生装置91は、図14に示す従来例と同様に複数の
光源を用いて構成されている。従って、図14に示す従
来例の装置で説明した構成要素と同一の構成要素には同
じ符号を付けてその説明を省略する。
【0038】この第1実施例は、従来例とは異なる構成
の光検出器100(図2参照)が用いてある。この光検
出器100の出力は復調回路92とフォーカス&トラッ
ク制御回路93に入力される。フォーカス&トラック制
御回路93は、フォーカスエラー信号からフォーカス制
御を行う信号と、トラックエラー信号からトラック制御
を行う信号とを生成し、対物レンズ36を駆動するアク
チュエータ94に出力し、光カード37に照射される光
ビームスポットをフォーカス状態及びトラッキング状態
に維持する。
【0039】上記光検出器100には図2に示すように
トラック検出用受光素子105、106、107が形成
されており、コントローラ48からの切換信号(選択)
95により、選択スイッチ96が選択される。この選択
により、記録動作では1トラックに1つのデータ列とな
るようにを記録するモードと、1トラックに2つのデー
タ列となるように記録するモードとを選択できるように
なっている。
【0040】同様に、再生動作でも1トラックに1つの
データ列が形成された記録媒体から記録データを読みと
るモードと、1トラックに2つのデータ列が形成された
記録媒体から記録データを読みとるモードとを選択でき
るようになっている。
【0041】図2に示すように、光検出器100の受光
面上には複数の受光素子(ディテクタ)が配置され、光
カード37の記録面上の光ビームスポットの像が受光面
上に形成される。光検出器100上には記録用光ビーム
のフォーカス検出用受光素子101、102、再生用光
ビームのフォーカス検出用受光素子103、104トラ
ック検出用受光素子105、106、107、ピット検
出用受光素子108、109、110、111、11
2、113が配設されており、記録用光ビームのスポッ
ト像114、再生用光ビームのスポット像115及び情
報トラック上に形成されているピットの像116、ガイ
ドトラックの像117は各々受光素子上の適正な位置に
結像する。
【0042】記録用光ビームのフォーカス検出用受光素
子101、102は、記録用光ビームのフォーカスずれ
による記録用光ビームスポットの像114の位置ずれを
検出するためのもので、差動アンプ97により受光素子
101、102の差を検出して、記録用光ビームのフォ
ーカス検出信号F1を生成する。
【0043】一方、再生用光ビームのフォーカス検出用
受光素子103、104は、再生用光ビームのフォーカ
スずれによる再生用光ビームスポットの像115の位置
ずれを検出するためのもので、差動アンプ98により受
光素子103、104の差を検出して、再生用光ビーム
のフォーカス検出信号F2を生成する。
【0044】又、再生用光ビームのトラック検出用受光
素子105、106、107は、ピット列の位置に応じ
て任意の2素子が選択され、再生用光ビームのトラック
ずれによるガイドトラックの像17の位置ずれを検出す
るための受光素子105、106、107の任意の2素
子の出力差をスイッチ96及び差動アンプ99を介して
検出して、再生用光ビームのトラック検出信号Tを生成
する。
【0045】また、ピット検出用受光素子108、10
9、110、111、112、113は、各々一意に対
応している情報トラック上に形成されているピットの像
116を検出して、各情報トラックのピット検出信号を
生成する。ピットを情報トラックのセンタからシフトさ
せて記録する際のトラッキング制御に関して、以下、図
3、図4、図5に基づき説明する。
【0046】図3に、既存の1データ列/1情報トラッ
ク構成のモードで記録する場合の光検出器100の受光
面上に形成される光カード37の記録面上の光ビームス
ポットの像を示す。このモードは既存の1データ列/1
情報トラック構成で記録するモードであるので、既存の
光カード(例えば、既に一部のトラックに1データ列/
1情報トラック構成でデータが記録されているもの)に
同じフォーマットでデータを追加記録する場合に採用す
ることができる、つまり既存の1データ列/1情報トラ
ック構成の記録装置として使用することができる(勿
論、既存の1データ列/1情報トラック構成の再生装置
としても使用できる)。
【0047】又、既存の記録再生装置でも記録とか再生
ができるように既存の光カードと同じ1データ列/1情
報トラック構成で記録する場合に採用すれば良い。この
モードでデータ記録を行う場合には図2に示すようにト
ラック検出用受光素子として105、107を選択しト
ラッキング制御を行い、図3に示すように点線で示す情
報トラックの(トラック幅の)センタ位置に記録用光ビ
ームスポットを維持した状態でピットを形成する。
【0048】図4は2データ列/1情報トラック構成の
モードで記録する場合で、データ列を点線で示す情報ト
ラックのセンタから右へシフトさせた場合の光検出器1
00の受光面上に形成される光カード37の記録面上の
光ビームスポットの像を示す。この場合、データ記録時
にトラック検出用受光素子として105、106を選択
しトラッキング制御を行い、情報トラックの右寄りにピ
ットを形成する。
【0049】図5は同じく2データ列/1情報トラック
構成のモードで記録する場合で、データ列を情報トラッ
クのセンタから左へシフトさせた場合の光検出器100
の受光面上に形成される光カード37の記録面上の光ビ
ームスポットの像を示す。この場合、データ記録時にト
ラック検出用受光素子として106、107を選択しな
がらトラッキング制御を行い、情報トラックの左寄りに
ピットを形成する。
【0050】データ記録に当り、コントローラ48は、
光カード記録再生装置に接続された図示しないホストコ
ンピュータからのコマンドを受けて、これからの処理が
情報の記録動作であり、データ列を情報トラック上のど
この位置に形成するかを判断したら、以上述べたように
各々トラック検出用受光素子を選択し、トラッキング制
御を行うように切り替える。以下、図17に示す従来例
の処理フローに従って、光カード上にデータを記録す
る。
【0051】データ再生時には2データ列/1情報トラ
ック構成の場合には、図3の状態でトラッキング制御
し、各データ列に一意に対応させ配置した複数のピット
検出用受光素子で複数のデータ列を一括リードする。
【0052】ピット検出用受光素子108、109に着
目した場合、図4に示すようにピット列が右寄りにシフ
トしているデータ列は、ピット検出用受光素子109に
よって検出し、ピット検出信号を生成する。図5に示す
ようにピット列が左寄りにシフトしているデータ列は、
ピット検出用受光素子108によって検出し、ピット検
出信号を生成する。更に、図3に示すようにピット列が
センタに位置しているデータ列、つまり1データ列/1
情報トラック構成の場合には、ピット検出用受光素子1
08、109の和信号によって検出し、ピット検出信号
を生成する。
【0053】つまり、1データ列/1情報トラック構成
のモードでデータ再生を行う場合にはトラック検出用受
光素子として105、107を選択してトラッキング制
御を行い、情報トラックのセンタに形成されたピットを
ピット検出用受光素子108、109、110、11
1、112、113は108と109、110と11
1、112と113の対の和出力でピット検出を行う。
【0054】図6は図3、図4、図5の各状態でデータ
を記録した場合に光カード37上に形成されるピット列
の1例を示す。図6では1データ列/1情報トラック構
成のモードでデータの記録を行ったもの(情報トラック
52a)と、2データ列/1情報トラック構成のモード
でデータの記録を行ったものとが混在している。
【0055】図6に示す2データ列/1情報トラック構
成のモードでデータの記録を行ったものは、2データ列
/1情報トラック構成のモードで一方のデータ列のみ形
成したもの(52b,d,e)と2データ列にフルに形
成したもの(52c)とが示してある。図6に示すよう
に2つのモードを混在して記録した場合には、既存の1
データ列/1情報トラック構成の記録媒体を前提とした
再生装置では記録データを(全ては)再生することがで
きないで、この第1実施例の装置の使用が前提となる。
【0056】もっとも、1枚の光カードにおいて、例え
ば大部分のトラックでは2データ列/1情報トラック構
成のモードで記録し、一方記録容量を犠牲にしても既存
の再生装置で読みとりができるようにするための情報に
ついては、一部のトラックに対して図6のトラック52
aのようにトラックの中央にピット列(データ列)を形
成するように混在モードで記録するようにしても良い。
【0057】又、光カードは携帯できるので、通常は第
1実施例の装置で2データ列/1情報トラック構成のモ
ードで記録し、光カードのユーザが移動した移動先では
第1実施例の装置が使用できない場合には、既存の装置
で1データ列/1情報トラック構成のモードで記録する
ようにしても良い。
【0058】勿論、光カード毎に2データ列/1情報ト
ラック構成のモードで記録するか、既存のモードつまり
1データ列/1情報トラック構成のモードで記録するか
の二者択一的な使用方法(普通の使用方法と考えられ
る)を採用しても良い。
【0059】この第1実施例によれば、トラック検出用
受光素子を、(トラック幅方向における)トラックに形
成されるデータ列のシフト量に応じて分割して配置し、
データ記録時にデータ列の形成位置に応じてこれを選択
してトラッキング制御を行うことにより、1本の情報ト
ラック上に複数のデータ列を形成できるため、記憶容量
を大幅に増加することができる。また、形成するデータ
列に一意に対応するようにピット検出用受光素子を配置
し、データ再生時に複数のデータ列を一括して再生する
ことにより、処理速度の高速化を実現できる。
【0060】さらに既存の1データ列/1情報トラック
構成のモードで記録したり再生することもできるように
互換性を考慮してあるので、既存の光カードに対しても
使用できるし、既存の記録再生装置で使用できるように
データの記録を行うこともできる。又、既存の1データ
列/1情報トラック構成の記録再生装置から少ない変更
点の構成で実現できるので、コストパフォーマンスの非
常に高い光カード記録再生装置を提供できる。
【0061】尚、第1実施例において、複数データ列/
1情報トラックで記録又は再生する場合、トラックの中
央位置を含む複数の位置に位置づける位置制御を行うよ
うにしても良い。
【0062】又、1枚の光カードにおいて、複数データ
列/1情報トラックで記録する場合と1データ列/1情
報トラック構成のモードで記録する場合とが想定される
場合にはディレクトリ情報の記録領域も複数のモードで
記録した場合に対応できるようにしても良い。
【0063】例えば、1データ列/1情報トラック構成
のモードで記録する情報トラックのディレクトリ情報を
書き込む記録領域は1データ列/1情報トラック構成の
モードで記録するようにして、通常(既存)の記録再生
装置で記録或いは再生できるようにする。この場合、例
えば1データ列/1情報トラック構成のモードで記録す
る情報トラックのディレクトリ情報の記録領域は、全デ
ィレクトリ情報の記録領域の始めの領域部分に設定し、
1データ列/1情報トラック構成のモードでアクセスし
た場合、読みとりエラーが発生しないで、読み取れるよ
うにしても良い。
【0064】図7は本発明の第2実施例の光学系と光源
駆動系の構成を示す。この第2実施例はリードビーム側
に回折格子を設け、0次光、1次光でリードする。又、
ベリファイビーム用にトラッキング用のディテクタを設
けている。トラッキング用のディテクタはデータ列のシ
フト分に対応させて位置をずらして配置する。ライト時
にはベリファイ用のトラッキングディテクタに切り替え
てトラッキングをかける。リード用のディテクタは1ト
ラック上に形成されるデータ列分、分割して配置する。
【0065】図7において、装置の構成および接続は第
1実施例とほぼ同様なので、重複する部分の説明は省略
する。尚、番号が同じものは第1実施例と同じ機能のも
のであることを示す。本実施例の装置では、再生用光源
系に回折格子150が組み込まれており、使用される光
検出器200の構成も第1実施例と異なる。
【0066】再生用光ビームは、平凹シリンドリカルレ
ンズ42により光軸に垂直面内の一方向のみが屈折作用
を受け、その方向に僅かに発散するビームとなり、さら
に回折格子150で0次回折光、2本の1次回折光の3
本のビームに分けられる。この時、シリンドリカルレン
ズ42によるビームの発散方向と、回折格子150によ
る回折方向はほぼ直交する方向とする。
【0067】この3本のビームは半導体レーザの性質に
よりほぼP偏光成分から成り、偏光ビームスプリッタ3
5を殆ど透過して対物レンズ36に対して光軸より偏心
した位置に入射する。これら3本のビームは対物レンズ
36により光カード37上に集光されて、0次回折光、
1次回折光のそれぞれはシリンドリカルレンズ42によ
り発散性となった方向に拡大された形状の3つのスポッ
トとなる。
【0068】図8は、光カード37上の記録用光ビーム
スポット151と再生用光ビームの回折光によるスポッ
ト152、153、154に示している。これらのスポ
ットの相対的位置関係は、記録用光ビームスポット15
1が再生用光ビームの0次回折光によるスポット152
と、2つの1次回折光によるスポット153、154の
一方との間に位置するように、光学ヘッドの組立調整時
に対物レンズ36への入射前の記録用光ビームの光軸と
再生用光ビームの光軸との間に相対的に角度差を与える
ことにより調整する。
【0069】また、前記シリンドリカルレンズ42の屈
折作用をもつ方向は、図8に示すごとく再生用ビームス
ポット152、153、154の拡大された方向が光カ
ードのガイドトラック53にほぼ直交する方向となるよ
うにして、光カードの複数の情報トラック52の情報を
同時に得られるようにしている。図9に光検出器200
上に投影された再生用光ビームの0次回折光および1次
回折光のスポット像と、記録用光ビームのスポット像と
示す。
【0070】光検出器200上には再生用ビームスポッ
ト152の結像位置にピット検出用受光素子201a、
201b、202a、202b、203a、203b、
再生光用トラッキング用受光素子204、205、20
6、207および再生用光フォーカシング用受光素子2
08、209が配設されている。
【0071】又、再生用ビームスポット153の結像位
置にピット検出用受光素子210a、210bおよび前
記再生光用トラッキング用受光素子204、205、2
06、207に対して情報トラックのセンターに対して
データ列のシフト量分だけ左右にずらした位置に各々記
録光用トラッキング用受光素子211、212及び21
3、214が配設されており、前記再生光のスポット像
はトラックずれ、フォーカスずれの無い状態で、これら
の受光素子上の適正な位置に結像する。
【0072】再生光用トラッキング用受光素子204、
205、206、207および記録光用トラッキング用
受光素子211、212、213、214は、トラック
ずれによるトラックガイドの像の位置変化を受光量の変
化として検出しトラッキングエラー信号を生成する。再
生光用フォーカシング用受光素子208、209は、フ
ォーカスずれによる再生用ビームの位置ずれを受光素子
208、209の差として検出し、フォーカスエラー信
号を生成する。また、再生時にはピット検出用受光素子
201a、201b、202a、202b、203a、
203b、210a、210bにより情報トラック上の
ピットの有無を光量の変化により検出し、ピット検出信
号を出力する。
【0073】又、光検出器200上には記録光用フォー
カシング用受光素子215、216が配設されており、
前記記録光のスポット151の像151′はトラックず
れ、フォーカスずれが無い状態で、これらの受光素子上
の適正な位置に結像する。記録光用フォーカシング用受
光素子215、216は、フォーカスずれによる記録用
光ビームの位置ずれを受光素子215、216の差とし
て検出し、記録用のフォーカスエラー信号を生成する。
ピットを情報トラックのセンタからシフトさせて記録す
る際のトラッキング制御に関して以下に述べる。
【0074】2データ列/1情報トラック構成におい
て、データ列を情報トラックのセンタから下側へシフト
させる場合、データ記録時に記録光用トラッキング用受
光素子211、212を選択しトラッキング制御を行う
ことにより、情報トラックの下寄りにピットを形成する
(記録光用トラッキング用受光素子211、212を選
択した場合には図9では光像側(つまり光カード側)が
(受光素子211、212側に対して)相対的に上にシ
フトし、記録用光ビームスポット151の位置はトラッ
クの下よりになる)。
【0075】データ記録時にこれと平行してベリファイ
処理を行う場合は、光カード37の移動方向に応じてピ
ット検出用受光素子201aまたは210aによって検
出し、ピット検出信号を生成する。
【0076】2データ列/1情報トラック構成におい
て、データ列を情報トラックのセンターから上へシフト
させた場合、データ記録時に記録光用トラッキング用受
光素子213、214を選択しトラッキング制御を行
い、情報トラックの左寄りにピットを形成する。データ
記録時にこれと平行してベリファイ処理を行う場合、光
カード37の移動方向に応じてピット検出用受光素子2
01bまたは210bによって検出し、ピット検出信号
を生成する。
【0077】既存の1データ列/1情報トラック構成の
モードの場合、データ記録時には再生光用トラッキング
用受光素子204、205または206、207を選択
しトラッキング制御を行い、情報トラックのセンタにピ
ットを形成する。データ記録時にこれと平行してベリフ
ァイ処理を行う場合は、光カード37の移動方向に応じ
てピット検出用受光素子201aおよび201bの和信
号または210a及び210bの和信号によって検出
し、ピット検出信号を生成する。
【0078】データ再生時には再生光用トラッキング用
受光素子204、205または206、207を選択し
トラッキング制御を行い、各データ列に一意に対応させ
配置した複数のピット検出用受光素子で複数のデータ列
を一括リードする。ピット検出用受光素子202a、2
02bに着目した場合、ピット列が下寄りにシフトして
いるデータ列は、ピット検出用受光素子202bによっ
て検出し、ピット検出信号を生成する。
【0079】ピット列が上寄りにシフトしているデータ
列は、ピット検出用受光素子202aによって検出し、
ピット検出信号を生成する。更に、ピット列がセンタに
位置しているデータ列は、ピット検出用受光素子202
a、202bの和信号によって検出し、ピット検出信号
を生成する。本実施例においても、第1実施例の図7と
同様のピット列を光カード37上に形成できる。
【0080】再生用光源系に回折格子を組み込み、再生
用光ビームの1次回折光を利用してベリファイ用光ビー
ムとし、データ記録時にこれと平行してベリファイ処理
を行うことにより、より高速に処理を行うことができ
る。
【0081】更に、図10に示すように、記録光用トラ
ッキング用受光素子311,312、313,314を
複数のガイドトラック結像位置にデータ列のシフト量に
相当させて複数配置して、データ列に応じて受光素子2
11,212,213,214,311,312,31
3,314から選択してトラッキング制御を行うととも
に、ピット検出用受光素子301a,301b,301
c,301d、302a,302b,302c,302
d、303a,303b,303c,303dをデータ
列分、分割しておくことにより、記憶容量を更に増加さ
せることができる。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
ビームスポットを1本の情報トラック上に、センタ位置
を含む複数のデータ列を形成できるように、3つ以上の
トラッキング用ディテクタを配置し、2つを選択して位
置制御を行うようにしているので、1データ列/1情報
トラック構成で情報を記録或いは再生するモードに設定
できるし、複数データ列/1情報トラック構成で情報を
記録或いは再生するモードに設定できる。つまり、従来
例に対し、上位互換のある記録或いは再生を行うことが
低コストでできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の光カード記録再生装置の
光学系および光源駆動系の構成を示す図。
【図2】第1実施例に用いられる光検出器の構成を示す
説明図。
【図3】1データ列/1情報トラック構成の場合の光検
出器の受光面上に形成される光カードの記録面上の光ビ
ームスポットの像を示す説明図。
【図4】2データ列/1情報トラック構成において、デ
ータ列を情報トラックのセンターから右へシフトさせた
場合の光検出器の受光面上に形成される光カードの記録
面上の光ビームスポットの像を示す説明図。
【図5】2データ列/1情報トラック構成において、デ
ータ列を情報トラックのセンタから左へシフトさせた場
合の光検出器の受光面上に形成される光カードの記録面
上の光ビームスポットの像を示す説明図。
【図6】各状態でデータを記録した場合に光カード上に
形成されるピット列の1例を示す説明図。
【図7】本発明の第2実施例の光カード記録再生装置の
光学系および光源駆動系の構成を示す図。
【図8】光カード上に形成されるの光ビームスポットを
示す説明図。
【図9】光検出器の受光面上に形成される光カードの記
録面上の光ビームスポットの像をトラックの位置関係を
含めて示す説明図。
【図10】本発明の第3実施例におけるマルチデータ列
/1情報トラック構成の場合の光検出器の受光面上に形
成される光カードの記録面上の光ビームスポットの像を
トラックの位置関係を含めて示す説明図。
【図11】従来例における単光源の光カード記録再生装
置の光学系および光源駆動系の構成を示す図。
【図12】図11の光カード記録再生装置によって光カ
ード上に形成されるの光ビームスポットを示す説明図。
【図13】図11の光カード記録再生装置によって情報
記録を行う処理内容を示すフローチャート図。
【図14】従来例における2光源の光カード記録再生装
置の光学系および光源駆動系の構成を示す図。
【図15】図14の光カード記録再生装置によって光カ
ード上に形成されるの光ビームスポットを示す説明図。
【図16】図11の光カード記録再生装置によって情報
記録を行う処理内容を示すフローチャート図。
【図17】図14の光カード記録再生装置に用いられる
光検出器を示す説明図。
【符号の説明】
31、38…レーザダイオード 36…対物レンズ 37…光カード 46、47…レーザダイオード駆動回路 48…コントローラ 49…光源制御回路 91…光カード記録再生装置 93…フォーカス&トラック制御回路 95…切換信号 96…選択スイッチ 100…光検出器 105、106、107…トラック検出用受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 六反 孝郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大柴 三雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報トラックを有する光学的記録
    媒体に光ビームを照射して情報の記録及び再生の少なく
    とも一方を行う機能を備えた光学的情報記録再生装置で
    あって、 記録及び再生用の少なくとも一方の光源系と、 上記光源系で発生した光ビームを上記記録媒体に照射す
    る光学系と、 上記光学系によって上記情報トラック上に形成された光
    ビームスポットのトラック幅方向の位置を制御するため
    に設けた3つ以上のトラッキング用ディテクタと、 上記3つ以上のトラッキング用ディテクタの少なくとも
    2つを選択することにより、上記情報トラック上のトラ
    ック幅方向のセンタ位置に光ビームスポットを位置づけ
    る位置制御と、上記情報トラックの1トラック幅内での
    複数位置に上記光ビームスポットを位置づける位置制御
    とを行うための切換手段と、 上記切換手段により、選択されたトラッキング用ディテ
    クタを用いて上記光ビームスポットの位置制御を行う制
    御手段と、を備えたことを特徴とする光学的情報記録再
    生装置。
JP4238409A 1992-09-07 1992-09-07 光学的情報記録再生装置 Pending JPH0689447A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4238409A JPH0689447A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 光学的情報記録再生装置
US08/115,707 US5394385A (en) 1992-09-07 1993-09-03 Optical information recording/reproducing apparatus for performing positioning of recording/reproducing spot by selection of pairs of photo detecting elements

Applications Claiming Priority (1)

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JP4238409A JPH0689447A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 光学的情報記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0932146A2 (en) * 1998-01-23 1999-07-28 Rohm Co., Ltd. Optical pickup and method of adjusting same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0932146A2 (en) * 1998-01-23 1999-07-28 Rohm Co., Ltd. Optical pickup and method of adjusting same
EP0932146A3 (en) * 1998-01-23 1999-12-08 Rohm Co., Ltd. Optical pickup and method of adjusting same

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