JPH0689259A - 分散プログラム方式優先順位アービトレーション方法およびシステム - Google Patents

分散プログラム方式優先順位アービトレーション方法およびシステム

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JPH0689259A
JPH0689259A JP5039810A JP3981093A JPH0689259A JP H0689259 A JPH0689259 A JP H0689259A JP 5039810 A JP5039810 A JP 5039810A JP 3981093 A JP3981093 A JP 3981093A JP H0689259 A JPH0689259 A JP H0689259A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラム式優先スキーマを提供する。 【構成】 通信バスに対する分散アービトレーションス
キーマであって、そのバスインタフェースモジュールは
そのバスを次にどのモジュールが使用するかをそれらの
モジュールから判定するスキーマである。そのプロトコ
ルは普通の多重プロセッサバックプレーンバスインタフ
ェースであって、多重処理、共用記憶装置、およびメモ
リマップ入出力オペレーションをサポートする。そのプ
ロトコルにより、システムオペレーションの間に変更す
ることができる優先順位をプログラム式にできる。その
アーキテクチャはそのバスへの割り込みを処理し、よっ
て、個々の割り込み線を除去する。そのスキーマによれ
ば、CMOS技法をインプリメントすることができ、他
の集積回路装置技法と両立させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重処理コンピュータ
システムに関し、特に、共通通信バス上で通信を行う複
数のプロセッサから1つのプロセッサを選択することに
関する。
【0002】
【従来の技術】多重処理技法は計算システムで広く用い
られるようになっている。本質的には、多重処理システ
ムは実質的に互いに独立してオペレートする複数の処理
装置を採用している。よって、その計算システムが種々
の異なるタスクを同時に行うことができる。
【0003】入力、処理、および記憶域を、出力ととも
に有する完全に独立な計算システムを、各プロセッサに
供給せずに、複数のプロセッサを単一の通信バスにより
相互接続する。
【0004】コンピュータシステムでは、回路パッケー
ジング、技術、コスト、およびシステムパフォーマンス
を設計トレードオフした結果、共有バスをインプメント
して、データ、コマンド、または他のメッセージのよう
な情報を転送している。同様の機能およびバス優先順位
を有する幾つかの装置を相互接続する高速並列バスを利
用するシステムでは、各装置にバスアクセスを充分割り
振り、バス使用効率、すなわち帯域幅の平衡をとる必要
がある。また、最適化オペレーションを行うため、その
バスへのアクセスに際して全ての装置に対する平均待ち
時間をできる限り短くする必要がある。さらに、最適化
パフォーマンスにとって必要なことであるが、共用バス
へのアクセス優先順位を判定するアービトレーション機
構は、特に、論理レベル変位により、できる限り速く次
の装置の認可を計算する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プロセッサを選択して
バスにアクセスする従来技術は、組み合わせおよび順次
論理素子の使用を一般的に含み、そのため、非常に複雑
でかつ使いずらかった。さらに、このような従来技術
は、比較的、オペレーションの柔軟性を欠き、よって、
このような装置が特定の偶発要因に適応できる能力には
限界がある。例えば、多くのシステムでそうであるが、
要求プロセッサが単一の記憶サイクルを超えるサイクル
を含む記憶装置アクセスを必要とするマルチサイクル要
求のような特殊記憶装置要求により、ルーチン優先スキ
ーマをだめにすることができる。他の特別な優先要求に
は、他の記憶装置アクセスを除外するようにパフォーム
しなければならない記憶装置リフレッシュサイクルのよ
うな「スーパ優先順位」要求を含む。ディスクリートコ
ンポーネントを採用している従来技術は、非常に複雑な
回路を含まないので、このような非ルーチン記憶装置要
求に適応することができない。
【0006】通常のバスアービトレーションスキーマ
は、一般的に、固定で、変化しない優先スキーマを使用
装置にインプリメントする。プログラム式ハードウェア
ロジックの中には、バス使用認可シグナルを、入力要求
シグナルの機能として、固定でかつ変化しない優先構造
で生成するものはない。このようなスキーマは柔軟性に
欠ける。というのは、優先構造がロジックハードウェア
に組み込まれるからである。しかも、アービトレーショ
ン回路を再設計する以外には、異なるアプリケーション
や、変化するシステム構成および要求負荷に適応する術
がないからである。
【0007】従来例はプログラム式アービトレーション
機構、すなわち、使用している装置の総体的な優先順位
がレジスタのような記憶装置の内容により示され、よっ
て、その優先順位をそのレジスタ内容再プログラムによ
り変化させることができるプログラム式アービトレーシ
ョン機構を提供することによりこのような制限を緩和し
ようとした。
【0008】1つのレベルでプログラム可能であるが、
これらの機構は多重プロセッサコンピュータシステムの
要求に応えなかった。しかも、これらの機構は他のバス
指向ディジタルシステムであって、柔軟で、プログラム
可能で、クラス指向優先スキーマを要求するシステムの
要求に応えなかった。このようなシステムでは、通常、
使用している装置はクラスに分割される。各クラスは異
なる優先順位を有し、あるクラス内の装置は同一の優先
順位を有し、一般的に、ラウンドロビン、機会均等方式
で、バスのアクセスがスケジューリングされる。従来の
プログラム式機構は、このような種々の優先順位判定方
式であり、かつ優先順位判定方式を組み合わせたものに
適合するだけの柔軟性を慣習的に持っていない。よっ
て、従来の機構は、種々のアービトレータアプリケーシ
ョン、使用している装置の構成、および装置応答時間要
件のような変化する要求に応えることができなかった。
【0009】典型的な多重プロセッサ環境では、共通の
バックプレーンバスを採用して、複数のプロセッサを接
続している。中央プロセッサに割り込むため、各装置は
割り込みシグナルを中央プロセッサに送信しなければな
らない。パッケージに制約があるので、専用割り込み線
を設けるのは難しい。割り込みスキーマは多くの場合、
コンピュータ化されたシステム内のデータへのアクセス
を制御するために、これまでは、インプリメントされて
いた。プログラム方式であるとともに、固定された優先
割り込みシステムは利用可能である。データ獲得レート
が、プロセッサが速くなり32ビットプロセッサが現れ
るとともに増加すると、より速い優先割り込みスキーマ
が必要になっている。専用割り込み線と、関連する集積
回路のピンを省くのに必要なものは、バックプレーンバ
スを用いるバス割り込み技法である。そのバスにアクセ
スしようとする装置は、まず、優先順位をそのバス上に
ブロードキャストし、ついで、割り込みメッセージを送
信する。
【0010】また、集中アービトレーションスキーマの
従来例では普通であるが、中央アービトレータはどのモ
ジュールがバス使用を次に受信することになるかを判定
する。これは標準的な方法であり、単一障害点(PO
F)(すなわち、中央アービトレータに障害が発生する
と、全ての動きが止まる)という不利な点を有する。こ
のことは、宇宙プロジェクト、銀行業務、および中央ア
ービトレーションスキーマを用いることができない重要
な産業工程のようなフォールトトレランスシステムでは
受け入れられないことである。
【0011】必要なのは、従来例で遭遇する問題を解決
する分散プログラム方式優先スキーマである。
【0012】本発明の目的はプログラム式優先スキーマ
を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は個々の通信モジュール
が共通バスを得ようとする分散アービトレーションスキ
ーマを提供することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は別に割り込み線
を用いない分散プログラム式優先スキーマを提供するこ
とにある。
【0015】本発明のさらにまた他の目的は種々の集積
回路装置技法と両立するアービトレーションスキーマを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】これらの目的およびその
他の目的は、通信バスに対する分散アービトレーション
スキーマにより達成することができ、同様に、このスキ
ーマにより本発明の特徴および効果を奏することができ
る。
【0017】複数のバスインタフェースモジュールは、
モジュールの間でどのモジュールに次のバス使用を認可
するかを判定する。そのプロトコルは、共通のマイクロ
プロセッサバックプレーンバスインタフェースであり、
多重処理、共用メモリ、メモリマッピング、および入出
力オペレーションをサポートする。そのプロトコルの特
徴は、プログラム式優先順位をバスシステムオペレーシ
ョンの間に変更することができることにある。そのスキ
ーマはバスへの割り込みを処理し、よって、個々の割り
込み線を除去する。そのスキーマをCMOS技法にイン
プリメントすることができ、他の集積回路装置技法と比
較することができる。
【0018】次のようにすることができる。
【0019】1)本発明に係る方法は、共通バスと、該
共通バスに接続された複数のユーザとを含み、前記ユー
ザはそれぞれ前記ユーザが前記共通バスにアクセスする
必要のある要求ユーザであることを示す要求シグナルを
供給する手段を含むシステムにて優先順位を判定する方
法において、連続するクロックサイクルの間に各ユーザ
がその優先順位ビットをブロードキャストするステップ
と、前記優先順位ビットと各ユーザの各ブロードキャス
トビットとを比較するステップと、各ユーザに対してそ
の優先順位ビットを判定するステップと、最高位優先順
位を有するユーザが共通バスへのアクセスを要求し、次
のバストランザクション期間でそのバスのアクセスを受
け取るステップとを備えたことを特徴とする。
【0020】2)本発明に係るシステムは、共通バス
と、該共通バスに接続された複数のユーザとを含み、前
記ユーザはそれぞれ前記ユーザが前記共通バスにアクセ
スする必要のある要求ユーザであることを示す要求シグ
ナルを供給する手段と、前記共通バスへのアクセスに際
して優先順位を判定する装置とを含むシステムにおい
て、ユーザの間で優先順位ビットを伝送するブロードキ
ャスト手段と、ユーザの間で最優先ユーザを判定する比
較手段と、そのバスを要求しているユーザのうちの最優
先順位を有するユーザにアクセスを認可する手段とを備
えたことを特徴とする。 3)上記2)に記載のシステ
ムにおいて、CMOS集積回路ドライバを用いて前記共
通バスをドライブすることを特徴とする。
【0021】
【実施例】典型的には、マイクロプロセッサは多重プロ
セッサ環境でオペレートする。その環境では、所定のプ
ロセッサの優先順位は、特定の時点で、プロセッサがパ
フォームするタスクがどのようなタスクかにより判定さ
れる。動的にタスクをプロセッサに割り当てることがで
きるので、優先順位はタスクにより変化するとともに、
時間の経過とともに変化する。図1に示すブロック図は
コンピュータ10により形成される典型的な多重プロセ
ッサ環境を示す。コンピュータシステム10はCPU1
2および14、記憶装置(16および18により表
す)、入出力装置20および22、補助プロセッサ2
4、およびアプリケーション特定装置26を含み、これ
らは密結合バックプレーンバス30に接続されており、
入出力装置20および22に外部インタフェースが接続
されている。バックプレーンバス30はデータ転送機
能、制御またはステータス機能、ホストインタフェース
機能、および工場検査インタフェースを含むことができ
る。
【0022】本発明を図2に示すタイミング図により説
明する。図2はコンピュータ装置をバックプレーンバス
30に接続する8つのバスインタフェース装置モジュー
ルを示す。サイクル0では、バックプレーンバスは使用
されない。どのモジュールもそのバス要求線(BRQ)
をアサートしない。同様に、どのモジュールもバスエン
ゲージ線BE*をアサートしない。次のサイクル、すな
わち、サイクル1では、モジュール1,3,および4は
それらのBRQ線をアサートすることによりそのバスの
制御を獲得しようとする。一意のBRQ線が各モジュー
ルに割り当てられる。モジュールは、バス要求が行われ
たという通知を受信する他の全てのモジュールによりそ
のBRQ線をアサートすることにより、そのバスを要求
する。
【0023】BRQ1,BRQ3,およびBRQ4上の
バス要求シグナルは、全てのモジュールにより受信され
る。各モジュールはこれらのシグナルを処理し、どのモ
ジュールが最高位最優先順位を有するかを判定する。各
モジュールは他の全てのモジュールの優先順位を知って
おり、全てのモジュールはどのモジュールがバス使用に
対する優先順位を受信すべきかを同様に判定することに
なる。図2では、モジュール1が最高位優先順位を有す
るものと仮定する。よって、モジュール1はサイクル1
の間そのバスの制御を獲得する。
【0024】サイクル2では、モジュール1はバスエン
ゲージ線BE*をアサートし、そのバスが今ビジーであ
ることを示す。モジュール1を含む各モジュールは、一
意のBRQ線上にその優先順位ビットのブロードキャス
トを開始する。例えば、モジュール1は、図2に示すよ
うに、その優先順位ビットをBRQ1上にブロードキャ
ストする。図には6つの優先順位ビットを示す。優先順
位ビットの実際の数はそのシステムのアプリケーション
により決定されることになる。各モジュールは変位から
変位までの間その優先順位ビットを変更することができ
ることに注意すべきである。例えば、サイクル2から始
まる6つの優先順位ビットは、サイクル10から始まる
6つの優先順位ビットとは異なる。
【0025】図2はアービトレーション線のみを示す。
アドレス/データ線のような他の可能な線は図示してい
ない。モジュールがそれらの優先順位ビットをアービト
レーション線上にブロードキャストしている間、現行の
マスタまたはモジュールであって、そのバス線使用の優
先順位を有するもの、すなわち、この場合は、モジュー
ル1は、他のバス線を用いてそのバストランザクション
を行う。例えば、これは、キャッシュメモリ線をグロー
バルメモリモジュールから読み取ることができたかも知
れない。従って、優先順位ビットをブロードキャストす
ることは、この分散プログラム式アービトレーションス
キーマを非常に効率的にする正規のバストランザクショ
ンとのインタフェースとはならない。
【0026】サイクル3からサイクル7まで、図2に示
すように、モジュールはそれらの優先順位ビットを各B
RQ線上にブロードキャストする。現マスタ、すなわ
ち、モジュール1は他のバス線の上でそのトランザクシ
ョンを続行する。
【0027】サイクル8では、優先順位ビットをブロー
ドキャストした後、次にバス使用を必要とする任意のモ
ジュールはそのBRQ線をアサートすることになる。図
2に示すように、モジュール3および4のみがそのバス
の使用を必要とし、BRQ3およびBRQ4のみがサイ
クル8でアサートされる。トランザクションが完了する
まで、モジュール1がそのトランザクションを続行して
いるときは、ジュール1がそのバスの制御を有する。こ
の例では、モジュール1のトランザクションがこのサイ
クルで完了するものと仮定する。
【0028】ついで、サイクル9では、そのBE*線を
解放し、そのバスが今解放されていることを示す。モジ
ュール3および4は、サイクル2ないしサイクル7の間
でブロードキャストされた優先順位ビットを用いて、そ
のバスに対して競合する。モジュール3の優先順位の方
が高いものと仮定すると、モジュール3がそのバス制御
を獲得する。サイクル10では、モジュール3はBE*
線をアサートして、そのバスが今ビジーであることを示
す。全てのモジュールは、システムオペレーションの
間、動的にプログラムすることにより変更可能な優先順
位ビットのブロードキャストを開始する。そして、新し
いバストランザクション期間が開始される。
【0029】本発明をインプリメントするため、プロト
コル処理が各モジュール内で行われ、受信された優先順
位ビットから、他のモジュールより高い優先順位ビット
を有するか否かを判定する。例えば、図2に示すよう
に、モジュール3は優先順位ビットをサイクル2ないし
サイクル7の間にモジュール4から受信する。モジュー
ル3は、サイクル8の終りまでに、モジュール4より高
い優先順位を有するか否かを判定する必要がある。この
判定は、排他的ORゲートと、優先順位ラッチと呼ばれ
る1ビットラッチのみを用いて行う。サイクル2の間で
は、モジュール4からの第1優先順位ビットと、モジュ
ール3に対する第1優先順位ビットとが、図3に示すよ
うに、排他的OR演算される。優先順位判定の真理値表
を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】2つのケースがある。ケース1では、排他
的ORゲートの出力は0に等しい。そのため、モジュー
ル3および4はそれらの第1ビット(最高位ビット)に
等しい優先順位を有する。モジュール3とモジュール4
の間の優先レベルは判定されない。次のサイクルでは、
第2の高位ビットが比較される。
【0032】ここで、モジュール3および4の優先順位
は等しくなく、排他的ORゲート40の出力は1であ
る。この出力を用いて優先順位ラッチはX、すなわち、
モジュール4からのビットを記憶することができる。一
度、優先順位ビットがラッチに記憶されると、最早、さ
らに比較する必要はない。xという値はどのモジュール
のほうが優先順位が高いかを示す。ここで、モジュール
3の方がモジュール4より優先順位が高い。さらに続け
ていくと、優先順位判定は8サイクルの終りまで行うこ
とができる。そのバス上のN個のモジュールに関してい
うと、各モジュールは優先順位を判定するためのN−1
個の簡単な回路を有する。
【0033】次のトランザクションの間にそのバスを受
け取るマスタがどのモジュールかを、各モジュールが判
定するには、さらに別の情報を判定しなければならな
い。例えば、図2に示すように、サイクル9の間では、
バス線BE*はハイ(high)であり、そのバスが解
放されていることを示す。そして、モジュール3および
4はそのバスに対して競合することができる。あるモジ
ュールがバスを要求し、しかも、そのバスを要求してい
る他のモジュールより高い優先順位を有する場合、その
モジュールは次のバスマスタになることになる。これら
の入力はBRQ線上または優先順位ラッチ上のいずれか
にあるので、各モジュール内のANDゲート46、およ
びインバータ48,50を用いて、そのモジュールが次
のバスマスタになることになるか否かを判定する。
【0034】通信バスの典型的なドライバは図4に示す
ようにバイポーラオープンコレクタドライバである。終
端抵抗52を介して電力を供給する電源50を示す。各
バスインタフェースモジュール54,56,および58
には、バイポーラオープンコレクタドライバがある。こ
のようにすると、図5に示すようなNORゲートが得ら
れる。オープンコレクタにすると、ドライバ当たり70
ミリアンペアという電流が流れ、しかも、オープンコレ
クタドライバスキーマは放射線に対して堅牢ではないこ
とから、オープンコレクタは宇宙アプリケーションで用
いることができない。必要なものはCMOSドライバで
ある。これは消費電力が小さく、しかも放射線に対して
堅牢であるからである。
【0035】CMOSトランジスタを通信バスドライバ
として用いるだけで、図6に示すように、トランジスタ
64および66、または68および70によりダイアゴ
ナル(diagonal)駆動という問題が生じる。こ
れは短絡と似たようなもので、それらのトランジスタに
ダメージを与えるかもしれない。
【0036】この駆動問題の解決法を図7に示す。図7
にはBRQ0線80を示す。BRQ0線に接続されてい
るのは終端抵抗82とモジュール0,1,2−7であ
る。各モジュールはインバータ84をそのドライバとし
て用いており、そのドライバはダイアゴナル駆動問題を
阻止する。そのドライバはゲインが高く、消費電力が小
さく、放射線に対して堅牢である。
【0037】図示したものはプログラム式分散優先アー
ビトレーションスキーマであり、そのスキーマは割り込
み線を除去し、CMOSのような種々の集積回路装置を
用いることができる。
【0038】特定の実施例を説明したが、本発明の精神
を逸脱することなく変更することができることは当業者
にとって当然である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、プログラム式優先スキーマ
を提供することができ、通信モジュールが共通バスを得
ようとする分散アービトレーションスキーマを提供する
ことができる。また、本発明によれば、別に割り込み線
を用いない分散プログラム式優先スキーマを提供するこ
とができ、種々の集積回路装置技法と両立するアービト
レーションスキーマを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的なマイクロプロセッサを示すブロック図
である。
【図2】本発明に係る分散プログラム式優先アービトレ
ーションスキーマの8つの装置のタイミング図である。
【図3】優先順位を取り出すのに用いられる組み合わせ
ロジックの略図である。
【図4】通信バスに供給するドライブシグナルを生成す
る回路図である。
【図5】通信バスに供給するドライブシグナルを生成す
る回路図である。
【図6】通信バスに供給するドライブシグナルを生成す
る回路図である。
【図7】通信バスに供給するドライブシグナルを生成す
る回路図である。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム 12,14 CPU 16,18 記憶装置 20,22 I/O 24 補助プロセッサ 26 アプリケーション特定装置 30 バックプレーンバス 32 外部インタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通バスと、該共通バスに接続された複
    数のユーザとを含み、前記ユーザはそれぞれ前記ユーザ
    が前記共通バスにアクセスする必要のある要求ユーザで
    あることを示す要求シグナルを供給する手段を含むシス
    テムにて優先順位を判定する方法において、 連続するクロックサイクルの間に各ユーザがその優先順
    位ビットをブロードキャストするステップと、 前記優先順位ビットと各ユーザの各ブロードキャストビ
    ットとを比較するステップと、 各ユーザに対してその優先順位ビットを判定するステッ
    プと、 最高位優先順位を有するユーザが共通バスへのアクセス
    を要求し、次のバストランザクション期間でそのバスの
    アクセスを受け取るステップとを備えたことを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 共通バスと、該共通バスに接続された複
    数のユーザとを含み、前記ユーザはそれぞれ前記ユーザ
    が前記共通バスにアクセスする必要のある要求ユーザで
    あることを示す要求シグナルを供給する手段と、前記共
    通バスへのアクセスに際して優先順位を判定する装置と
    を含むシステムにおいて、 ユーザの間で優先順位ビットを伝送するブロードキャス
    ト手段と、 ユーザの間で最優先ユーザを判定する比較手段と、 そのバスを要求しているユーザのうちの最高位優先順位
    を有するユーザにアクセスを認可する手段とを備えたこ
    とを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】 CMOS集積回路ドライバを用いて前記
    共通バスをドライブすることを特徴とする請求項2に記
    載のシステム。
JP5039810A 1992-04-30 1993-03-01 分散プログラマブル優先順位ア―ビトレ―ション方法およびシステム Expired - Fee Related JP2531918B2 (ja)

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