JPH0688631B2 - 自動車のオイル交換施設 - Google Patents

自動車のオイル交換施設

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JPH0688631B2
JPH0688631B2 JP1226415A JP22641589A JPH0688631B2 JP H0688631 B2 JPH0688631 B2 JP H0688631B2 JP 1226415 A JP1226415 A JP 1226415A JP 22641589 A JP22641589 A JP 22641589A JP H0688631 B2 JPH0688631 B2 JP H0688631B2
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JP
Japan
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hose
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利男 住野
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株式会社オートバックスセブン
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のオイル交換施設に関する。
〔従来の技術〕
従来より、自動車のエンジンオイル交換は、一般に、オ
イル交換場所に停車させた自動車を、リフトによって適
当な高さに持ち上げ、エンジンのクランクケース下部を
覆っているオイルパンのドレンプラグを取外して、ドレ
ン孔から廃油を流下させて抜取り、この抜取った廃油を
廃油受けで受取って回収するとともに、ドレン孔をドレ
ンプラグで閉塞し、ついでリフトを下降させ、シリンダ
ヘッドの上側に取付けられているバルブ・ロッカー・カ
バーのオイル注入口を開口し、このオイル注入口から注
入容器に入っている所定量のエンジンオイル、つまり新
油を注入し、つづいて前記オイル注入口をキャップで閉
塞する手順によってなされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前述の手順によってなされる自動車のオイル交
換は、リフトによる自動車のアップダウン操作、新油を
計量して注入容器に入れる作業、この注入容器を把持し
て傾けながら新油を徐々に注入する作業、オイルパンか
ら抜取った廃油を別の場所に設置されている廃油タンク
まで運んで貯留する作業など、比較的煩雑な操作および
作業を必要とするため、作業性が悪く、オイル交換に長
時間を要する難点がある。また、リフトによる自動車の
アップダウンにより、車体に偏荷重が負荷されて車種に
よっては歪を生じるおそれもある。しかも新油や廃油の
滴下によるエンジンルームの汚れや廃油の滴下による床
面の汚れが生じ易いなどの問題点を有している。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、作業性
の向上を図って、オイル交換サイクルタイムを短縮させ
るとともに、車体におよぼす悪影響や、エンジンルーム
および床面などの汚れを回避して、作業環境の保全が達
成され、しかも安全性の高い自動車のオイル交換施設の
提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明は、自動車が車幅方
向に跨がって停止させられるピットと、このピットの上
位に配置されるとともに、個々の手元操作によって開閉
される複数の第1新油注入ガンと、これら第1新油注入
ガンが個々に接続されたホースを引寄せ・復帰自在に格
納したホースリール格納部と、前記ホースと複数の第1
新油供給ポンプを介して、前記1新油注入ガンを第1新
油タンクに連通させる第1新油供給管と、を備えた第1
新油供給系と、 前記ピットの上位に配置されるとともに、手元操作によ
って開閉される少なくとも1つの冷却水注入ガンと、こ
の冷却水注入ガンが接続されたホースを引寄せ・復帰自
在に格納したホースリール格納部と、前記ホースと少な
くとも1つの冷却水供給管ポンプを介して、前記冷却水
注入ガンを冷却タンクに連通させる冷却水供給管と、を
備えた冷却水供給系と、 前記ピットの上位に配置されるとともに、手元操作によ
って開閉される少なくとも1つのエアー注入ガンと、こ
のエアー注入ガンが接続されたホースを引寄せ・復帰自
在に格納したホースリール格納部と、前記ホース介し
て、前記エアー注入ガンを、エアー供給源に連通させる
エアー供給管とを備えたエアー供系と、 前記ピット内に配置されるとともに、手元操作によって
開閉される少なくとも1つの第2新油注入ガンと、この
第2新油注入ガンが接続された少なくとも1つのホース
と、このホースと少なくとも1つの第2新油供給ポンプ
を介して、前記第2新油注入ガンを第2新油タンクに連
通させる第2新油供給管と、を備えた第2新油供給系
と、 前記ピットに配置された前記第1新油注入ガンによる新
油注入前に給油箇所から排出した廃油を受取る廃油受け
と、この廃油受けで受取った廃油を回収する廃油回収ポ
ンプと、回収された廃油を貯留する廃油回収タンクを、
を備え廃油回収系とを具備したものである。
〔作用〕
本発明によれば、オイル交換の必要が有る自動車(図示
せず)を、ピットを跨いで所定位置に停止させたのち、
ピットの上側、つまり床上の作業員によって自動車のエ
ンジンルームのボンネットを開放し、例えばエンジンの
バルブ・ロッカー・カバーのオイル注入口を閉塞してい
るキャップを取外して、オイル注入口を開口する。
そして、本発明のオイル交換施設における廃油回収系、
すなわち、前記ピットに配置された前記第1新油注入ガ
ンによる新油注入前に給油箇所から排出した廃油を受取
る廃油受けと、この廃油受けで受取った廃油を回収する
廃油回収ポンプと、回収された廃油を廃油回収管を介し
て貯留する廃油回収タンクとを備えた廃油回収系の施設
にもとずき、ピット内の作業員により、廃油受けをエン
ジンルーム下側の所定位置に位置決めする。オイルパン
のドレンプラグを取外して、ドレン孔からオイルパン内
の廃油を廃油受けに流下排出する。廃油回収ポンプの運
転によって、廃油回収管を通過させて、廃油回収タンク
に廃油を回収する。
ドレンプラグによってドレン孔を閉塞する。
また、本発明のオイル交換施設における第1新油供給
系、すなわち、前記ピットの上位に配置されるととも
に、個々の手元操作によって開閉される複数の第1新油
注入ガンと、これら第1新油注入ガンが個々に接続され
たホースを引寄せ・復帰自在に格納したホースリール格
納部と、前記ホースと複数の第1新油供給ポンプを介し
て、前記1新油注入ガンを第1新油タンクに連通させる
第1新油供給管とを備えた第1新油供給系の施設にもと
ずき、ホースに接続されてホースリール格納部から垂下
している複数の第1新油注入ガンの中から、床上の作業
員によって所定の新油注入ガン、例えば注入すべき新油
が貯留されている第1の新油タンクに対応する第1新油
注入ガンを選択して引寄せ、その先端部を前述の開放さ
れているオイル注入口に挿入する。
第1新油供給ポンプの運転と、手元操作による第1新油
注入ガンの開放によって所定量のエンジンオイルを注入
する。
第1新油注入ガンを閉成してホースリール格納部側に復
帰させる。
さらに、ギャーオイルの注入は、本発明のオイル交換施
設における第2新油供給系、すなわち、前記ピット内に
配置されるとともに、手元操作によって開閉される少な
くとも1つの第2新油注入ガンと、この第2新油注入ガ
ンが接続された少なくとも1つのホースと、このホース
と少なくとも1つの第2新油供給ポンプを介して、前記
第2新油注入ガンを第2新油タンクに連通させる第2新
油供給管とを備えた第2新油供給系の施設にもとずき、
第2新油供給ポンプの運転と手元操作による第2新油注
入ガンの開放によって行うことができる。
以上の手順により、オイル交換を行うことができるが、
本発明のオイル交換施設はオイル交換にとどまらず、タ
イヤに対してエアーを注入できるエアー供給系の施設
や、ラジエターなどに冷却水を補給する冷却水供給系の
施設を具備している。すなわち、前記ピットの上位に配
置されるとともに、手元操作によって開閉される少なく
とも1つのエアー注入ノズルと、このエアー注入ノズル
が接続されたホースを引き寄せ・復帰自在に格納したホ
ースリール格納部と、前記ホースを介して、前記エアー
注入ノズルを圧縮空気供給源に連通させる圧縮空気供給
管とを備えたエアー供給系の施設にもとずき、エアー注
入ノズルを引寄せて手元操作により開放することで、タ
イヤに対してエアーを注入できる。
また、冷却水の注入は、前記ピットの上位に配置される
とともに、手元操作によって開閉される少なくとも1つ
の冷却水注入ガンと、この冷却水注入ガンが接続された
ホースを引き寄せ・復帰自在に格納したホースリール格
納部と、前記ホースと少なくとも1つの冷却水供給管ポ
ンプを介して、前記冷却水注入ガンを冷却タンクに連通
させる冷却水供給管とを備えた冷却水供給系の施設にも
とずき、冷却水注入ガンを引寄せて手元操作によって開
放することでラジエータに冷却水を補給することもでき
る。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図面は本発明の基本的な系統図であり、図において1は
ピットで、図示されていない地下室から出入りできるよ
うに形成され、自動車(図示省略)が車幅方向に跨って
停止できるような幅員を有し、所定台数(例えば2台)
を縦列停止させることのできる縦軸長さを備えている。
また、自動車を並列停止できるように上記ピット1を複
数並列状に形成してもよい。
ピット1の上位にはホースリール格納部2が例えば図外
の天井から垂設されている。このホースリール格納部2
は複数のブロック(例えばA〜Eの5つのブロック)に
区画され、各ブロックA〜E毎にホースa〜eを巻回し
たリール(図示せず)が格納されており、これらのホー
スa〜eは、それぞれの先端に接続されているエアー注
入ノズル3A、冷却水注入ガン3Bおよび第1新油注入ガン
3C〜3Eを把持して引寄せることでホールa〜eがリール
から繰り出され、把持を解除することによって、リール
の自動的な巻取回転により原位置に復帰するようになっ
ている。
そして、エアー注入ノズル3A、冷却水注入ガン3Bおよび
第1新油注入ガン3C〜3Eは、それぞれの手元に設けられ
ているバルブ(図示せず)の操作によって開閉される。
また、ピット1の内部にホースfに接続された第2新油
注入ガン3Fが配置されている。
ピット1から適当な距離を有して離れた地中には、消費
量が最も多いであろうと予測されるエンジンオイルを貯
留した容量の大きい第一の第1新油タンク4Eが埋設さ
れ、ピット1に隣接する地下のタンク室の適所に第1新
油タンク4Eよりも容量の小さい第2および第3の第1新
油タンク4D,4Cが並列して配置され、さらに冷却水タン
ク4Bと、特にギヤーオイルを貯留している第4の第2新
油タンク4Aが配置されている。
なお、上記第1新油タンク4E,4D,4C、第2新油タンク4A
および冷却水タンク4Bはピット1内ではなく、地上の適
所に配置してもよい。
また、廃油回収タンク4Fをピット1の側方に配置してい
る。
エアー注入ノズル3Aが接続されているホースaには、ホ
ースリール格納部2のブロックA内において、圧縮空気
供給源5に一端を接続した圧縮空気供給管6の他端が接
続され、冷却水注入ガン3Bが接続されているホースbに
は、ホースリール格納部2のブロックB内において、冷
却水供給ポンプ7に一端を接続した冷却水供給管8の他
端が接続されている。
そして、第1新油注入ガン3C,3D,3Eが接続されているホ
ースc,d,eには、ホースリール格納部2の各ブロックC,
D,E内において、第1新油注入ポンプ9Cに一端を接続し
た新油供給管10Cの他端、第1新油供給ポンプ9Dに一端
を接続した第1新油供給管10Dおよび並列して設置され
た第1新油供給ポンプ9E1,9E2に一端を接続した第1新
油供給管10Eの他端が、それぞれ接続されている。そし
て、冷却水供給ポンプ7の吸込口7Aが冷却水タンク4B内
に挿入され、第1新油供給ポンプ9C,9Dそれぞれの吸込
口9CA,9DAが第三の第1新油タンク4C、第二の第1新油
タンク4Dに挿入されており、第1新油供給ポンプ9E1,9E
2は吸込管9Eを介して第一の第1新油タンク4Eに連通し
ている。
また、第2新油注入ガン3Fが接続されているホースfに
は、第2新油供給ポンプ9Fに一端を接続した第2新油供
給管10Fが接続され、第2新油供給ポンプ9Fの吸込口9FA
が第四の第2新油タンク4Aに挿入されている。つまり、
複数の第1新油タンク4C〜4Eおよび第2新油タンク4Aと
第1新油注入ガン3C〜4Eおよび第2新油注入ガン3Fに接
続されているホースc〜fとを独立した第1新油供給管
10C〜10Eおよび第2新油供給管10Fで互いに連通すると
ともに、各第1新油供給管10C〜10Eおよび第2新油供給
管10Fに第1新油供給ポンプ9C,9D,9E1,9E2および第2新
油供給ポンプ9Fを介装した構成になっている。
さらに、第1新油タンク4B〜4Dおよび第2新油タンク4A
にはそれぞれレベルセンサー11が挿入され、それらレベ
ルセンサー11の1次側ポートに圧縮空気供給管6から分
岐された分岐管6Aが接続されている。そして2次側のポ
ートは警報管6Bを介して監視盤15に接続されている。ま
た、冷却水供給ポンプ7および第1新油供給ポンプ9C,9
D,9E1,9E2、第2新油供給ポンプ9Fの駆動部には、それ
ぞれ圧縮空気供給管6から分岐された駆動用分岐管6Cを
介して圧縮空気が供給され、各ポンプを回転駆動させ
る。
ピット1の上部内側には、ピット1の縦軸方向に移動自
在な廃油受け12を設け、この廃油受け12と廃油回収タン
ク4Fとを廃油回収ポンプ13を介装した廃油回収管14によ
って連通させている。
なお、図中Vはバルブ、V1は逆止弁、V2はシーケンスバ
ルブ、V3は可変絞り弁、PGは圧力計、Pは補給用移送ポ
ンプを示す。
前記構成において、オイル交換の必要が有る自動車(図
示せず)を、ピット1を跨いで所定位置に停止させる。
ピット1の上側、つまり床上の作業員によって自動車の
エンジンルームのボンネットを開放し、例えばエンジン
のバルブ・ロッカー・カバーのオイル注入口を閉塞して
いるキャップを取外して、オイル注入口を開口する。
そして、前記したオイル交換施設における廃油回収系2
0、すなわち、前記ピット1に配置された前記第1新油
注入ガン3C,3D,3Eによる新油注入前に給油箇所から排出
した廃油を受取る廃油受け21と、この廃油受け21で受取
って廃油を回収する廃油回収ポンプ13と、回収された廃
油を廃油回収管14を介して貯留する廃油回収タンク4Fと
を備えた廃油回収系20の施設にもとずき、ピット1内の
作業員により、廃油受け12をエンジンルーム下側の所定
位置に位置決めする。オイルパンのドレンプラグを取外
して、ドレン孔からオイルパン内の廃油を廃油受け12に
流下排出する。廃油回収ポンプ13の運転によって、廃油
回収管14を通過させて、廃油回収タンク4Fに廃油を回収
する。
ドレンプラグによってドレン孔を閉塞する。
また、前記したオイル交換施設における第1新油供給系
30、すなわち、前記ピット1の上位に配置されるととも
に、個々の手元操作によって開閉される複数の第1新油
注入ガン3C〜3Eと、これら第1新油注入ガン3C〜3Eが個
々に接続されたホースc〜eを引寄せ・復帰自在に格納
したホースリール格納部2と、前記ホースc〜eと複数
の第1新油供給ポンプ9C,9D,9E1,9E2を介して、前記第
1新油注入ガン3C〜3Eを第1新油タンク4Eに連通させる
第1新油供給管10C〜10Eとを備えた第1新油供給系30の
施設にもとずき、ホースc〜eに接続されてホースリー
ル格納部2から垂下している複数の第1新油注入ガン3C
〜3Eの中から、床上の作業員によって所定の新油注入ガ
ン、例えば注入すべき新油が貯留されている第1の新油
タンク4Eに対応する第1新油注入ガン3Eを選択して引寄
せ、その先端部を前述の開放されているオイル注入口に
挿入する。
第1新油供給ポンプ9E1および9E2の運転と、手元操作に
よる第1新油注入ガン3Eの開放によって所定量の新油を
注入すると、注入量は、注入時に例えばディジタル表示
する表示部(図示せず)を見ることによって確認するこ
とができる。
第1新油注入ガン3Eを閉成してホースリール格納部2側
に復帰させる。
第1新油注入ガン3Cもしくは3Dを選択して前述と同様の
操作を施すことによって、第三の第1新油タンク4Cまた
は第二の第1新油タンク4Dに貯留されている第1新油を
注入することができる。
さらに、ギャーオイルの注入は、前記したオイル交換施
設における第2新油供給系40、すなわち、前記ピット1
内に配置されるとともに、手元操作によって開閉される
少なくとも1つの第2新油注入ガン3Fと、この第2新油
注入ガン3Fが接続された少なくとも1つのホースfと、
このホースfと少なくとも1つの第2新油供給ポンプ9F
を介して、前記第2新油注入ガン3Fを第2新油タンク4A
に連通させる第2新油供給管10Fとを備えた第2新油供
給系40の施設にもとずき、第2新油供給ポンプ9Fの運転
と手元操作による第2新油注入ガン3Fの開放によって行
うことができる。
また、エアーの注入は、前記したオイル交換施設におけ
るエアー供給系50、すなわち、前記ピット1の上位に配
置されるとともに、手元操作によって開閉される少なく
とも1つのエアー注入ノズル3Aと、このエアー注入ノズ
ル3Aが接続されたホースaを引き寄せ・復帰自在に格納
したホースリール格納部2と、前記ホースaを介して、
前記エアー注入ノズル3Aを圧縮空気供給源5に連通させ
る圧縮空気供給管6とを備えたエアー供給系50の施設に
もとずき、エアー注入ノズル3Aを引寄せて手元操作によ
り開放することで、タイヤに対してエアーを注入でき
る。
さらに、冷却水の注入は、前記したオイル交換施設にお
ける冷却水供給系60、すなわち、前記ピット1の上位に
配置されるとともに、手元操作によって開閉される少な
くとも1つの冷却水注入ガン3Bと、この冷却水注入ガン
3Bが接続されたホースbを引き寄せ・復帰自在に格納し
たホースリール格納部2と、前記ホースbと少なくとも
1つの冷却水供給管ポンプ7を介して、前記冷却水注入
ガン3Bを冷却タンク4Bに連通させる冷却水供給管8とを
備えた冷却水供給系60の施設にもとずき、冷却水注入ガ
ン3Bを引寄せて手元操作によって開放することでラジエ
ータに冷却水を補給することもできる。
なお、第四の第2新油タンク4A,冷却水タンク4B,第三の
第1新油タンク4Cおよび第二の第2新油タンク4Dなどの
レベルが各タンク内に補給を必要とするレベルに低下し
た場合には、レベルセンサー11によってこれを検知し、
警報管6Bを介して空気圧信号を監視盤15に送って警報す
る。したがって、速やかに補給すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のオイル交換施設は、廃油
回収系、すなわち、ピットに配置された第1新油注入ガ
ンによる新油注入前に給油箇所から排出した廃油を受取
る廃油受けと、この廃油受けで受取った廃油を回収する
廃油回収ポンプと、回収された廃油を廃油回収管を介し
て貯留する廃油回収タンクとを備えた廃油回収系の施設
にもとずき廃油を回収することができる。
また、本発明のオイル交換施設における第1新油供給
系、すなわち、前記ピットの上位に配置されるととも
に、個々の手元操作によって開閉される複数の第1新油
注入ガンと、これら第1新油注入ガンが個々に接続され
たホースを引寄せ・復帰自在に格納したホースリール格
納部と、前記ホースと複数の第1新油供給ポンプを介し
て、前記第1新油注入ガンを第1新油タンクに連通させ
る第1新油供給管とを備えた第1新油供給系の施設にも
とずき、所定量のエンジンオイルの注入を行うことがで
きる。
さらに、ギャーオイルの注入は、本発明のオイル交換施
設における第2新油供給系、すなわち、前記ピットに配
置されるとともに、手元操作によって開閉される少なく
とも第2新油注入ガンと、この第2新油注入ガンが接続
された少なくとも1つのホースと、このホースと少なく
とも1つの第2新油供給ポンプを介して、前記第2新油
注入ガンを第2新油タンクに連通させる第2新油供給管
とを備えた第2新油供給系の施設にもとずき、ギャーオ
イルの注入を行うことができる。
したがって、従来のようなリフトによる自動車のアップ
ダウン操作、新油を計量して注入容器に入れる作業、こ
の注入容器を把持して傾けながら新油を徐々に注入する
作業、オイルパンから抜取った廃油を別の場所に設置さ
れている廃油タンクまで運んで貯留する作業など、比較
的煩雑な操作および作業が不要になるため、作業性が向
上し、オイル交換のサイクルタイムを大幅に短縮するこ
とができる。また、リフトによる自動車のアップダウン
を省略できるので、車体に偏荷重が負荷されない。した
がって、車体におよぼす悪影響が回避され、車体の保護
を図ることができるとともに、新油や廃油の滴下による
エンジンルームの汚れや廃油の滴下による床面の汚れを
極力抑えられるので、作業環境の保全に役立ち、かつ安
全性が高いなどの効果を有する。
また、本発明のオイル交換施設はオイル交換にとどまら
ず、タイヤに対してエアーを注入できるエアー供給系の
施設や、ラジエターなどに冷却水を補給する冷却水供給
系の施設を具備している。すなわち、ピットの上位に配
置されるとともに、手元操作によって開閉される少なく
とも1つのエアー注入ノズルと、このエアー注入ノズル
が接続されたホースを引き寄せ・復帰自在に格納したホ
ースリール格納部と、前記ホースを介して、前記エアー
注入ノズルを圧縮空気供給源に連通させる圧縮空気供給
管とを備えたエアー供給系の施設にもとずき、エアー注
入ノズルを引寄せて手元操作により開放することで、タ
イヤに対してエアーを注入できる。
また、冷却水の注入は、前記ピットの上位に配置される
とともに、手元操作によって開閉される少なくとも1つ
の冷却水注入ガンと、この冷却水注入ガンが接続された
ホースを引寄せ・復帰自在に格納したホースリール格納
部と、前記ホースと少なくとも1つの冷却水供給管ポン
プを介して、前記冷却水注入ガンを冷却タンクに連通さ
せる冷却水供給管とを備えた冷却水供給系の施設にもと
ずき、冷却水注入ガンを引寄せて手手元操作によって開
放することでラジエータに冷却水を補給することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明にかかる基本的な系統図である。 1……ピット、2……ホースリール格納部、3A……エア
ー注入ノズル 3B……冷却水注入ガン、3C〜3E……第1新油注入ガン 3F……第2新油注入ガン、4A……第2新油タンク、4B…
…冷却水タンク 4C,4D,4E……第1新油タンク、4F……廃油回収タンク 5……圧縮空気供給源、6……圧縮空気供給管 9C,9D,9E1,9E2……第1新油供給ポンプ 9F……第2新油供給ポンプ、10C〜10D……第1新油供給
管 10F……第2新油供給管 12……廃油受け、13……廃油回収ポンプ、14……廃油回
収管、a〜f……ホース 20……廃油回収系、30……第1新油供給系、40……第2
新油供給系 50……エアー供給系、60……冷却水供給系

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車が車幅方向に跨がって停止させられ
    るピットと、 このピットの上位に配置されるとともに、個々の手元操
    作によって開閉される複数の第1新油注入ガンと、これ
    ら第1新油注入ガンが個々に接続されたホースを引寄せ
    ・復帰自在に格納したホースリール格納部と、前記ホー
    スと複数の第1新油供給ポンプを介して、前記第1新油
    注入ガンを第1新油タンクに連通させる第1新油供給管
    と、を備えた第1新油供給系と、 前記ピットの上位に配置されるとともに、手元操作によ
    って開閉される少なくとも1つの冷却水注入ガンと、こ
    の冷却水注入ガンが接続されたホースを引寄せ・復帰自
    在に格納したホースリール格納部と、前記ホースと少な
    くとも1つの冷却水供給管ポンプを介して、前記冷却水
    注入ガンを冷却タンクに連通させる冷却水供給管と、を
    備えた冷却水供給系と、 前記ピットの上位に配置されるとともに、手元操作によ
    って開閉される少なくとも1つのエアー注入ノズルと、
    このエアー注入ノズルが接続されたホースを引寄せ・復
    帰自在に格納したホースリール格納部と、前記ホースを
    介して、前記エアー注入ノズルを、圧縮空気供給源に連
    通させる圧縮空気供給管と、を備えたエアー供給系と、 前記ピット内に配置されるとともに、手元操作によって
    開閉される少なくとも1つの第2新油注入ガンと、この
    第2新油注入ガンが接続された少なくとも1つのホース
    と、このホースと少なくとも1つの第2新油供給ポンプ
    を介して、前記第2新油注入ガンを第2新油タンクに連
    通させる第2新油供給管と、を備えた第2新油供給系
    と、 前記ピット内に配置された前記第1新油注入ガンによる
    新油注入前に給油箇所から排出した廃油を受取る廃油受
    けと、この廃油受けで受取った廃油を回収する廃油回収
    ポンプと、回収された廃油を廃油回収管を介して貯留す
    る廃油回収タンクと、を備え廃油回収系と、 を具備していることを特徴とする自動車のオイル交換施
    設。
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