JPH0688564A - ガイドベーン操作機構 - Google Patents
ガイドベーン操作機構Info
- Publication number
- JPH0688564A JPH0688564A JP4237500A JP23750092A JPH0688564A JP H0688564 A JPH0688564 A JP H0688564A JP 4237500 A JP4237500 A JP 4237500A JP 23750092 A JP23750092 A JP 23750092A JP H0688564 A JPH0688564 A JP H0688564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide vane
- link
- operating mechanism
- weak
- strain gauge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】保護装置として弱点リンクを備えたガイドベー
ン操作機構おいて弱点リンクを折損することなく保護を
行えるようにする。 【構成】弱点リンク４の弱点部４Ａの表面にストレーン
ゲージ７を貼着し、弱点リンク４に過大な応力が加わっ
たときこのストレーンゲージ７に生ずる電気信号を検出
器８で検出し、この出力をサーボモータ１の制御部に入
力する。
ン操作機構おいて弱点リンクを折損することなく保護を
行えるようにする。 【構成】弱点リンク４の弱点部４Ａの表面にストレーン
ゲージ７を貼着し、弱点リンク４に過大な応力が加わっ
たときこのストレーンゲージ７に生ずる電気信号を検出
器８で検出し、この出力をサーボモータ１の制御部に入
力する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は水車などにおいて流入
水量を調整したり、水の流入を遮断するガイドベーンの
操作機構に係り、とくにその保護装置に関する。
水量を調整したり、水の流入を遮断するガイドベーンの
操作機構に係り、とくにその保護装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】水車においては水路から水車へ流入する
水量を調整するため流入口に複数枚のガイドベーンを設
置し、このガイドベーンの流水方向に対する角度を変え
ることにより隣接するガイドベーン間の隙間を変えて流
入水量を調整している。この場合ガイドベーンの角度を
変えるにはサーボモータが使用されるが、このとき隣接
するガイドベーン間の隙間に異物が挟まったりすると、
ガイドベーンに大きな応力がかかりガイドベーンが破損
することがある。このためガイドベーン操作機構には保
護装置が設けられる。
水量を調整するため流入口に複数枚のガイドベーンを設
置し、このガイドベーンの流水方向に対する角度を変え
ることにより隣接するガイドベーン間の隙間を変えて流
入水量を調整している。この場合ガイドベーンの角度を
変えるにはサーボモータが使用されるが、このとき隣接
するガイドベーン間の隙間に異物が挟まったりすると、
ガイドベーンに大きな応力がかかりガイドベーンが破損
することがある。このためガイドベーン操作機構には保
護装置が設けられる。
【０００３】図３はこのような保護装置として弱点リン
クを備えたガイドベーン操作機構の要部平面図である。
サーボモータ１はその駆動により回動アーム２を介して
ガイドベーンリング３を回動させる。このガイドベーン
リング３には弱点部４Ａを有する弱点リンク４の一端が
連結され、その他端はガイドベーン５に連結されている
ガイドベーンアーム６に連架されている。図３の状態は
回動アーム２が左方向に動きガイドベーンリング３が回
動して互いに隣接するガイドベーン５の隙間が塞がった
状態である。サーボモータ１を逆転させて回動アーム２
を右方向に動かすと、隣接するガイドベーン５の隙間が
開き、この隙間の大きさを変えることにより流入水量を
調整することができる。サーボモータ１が駆動状態にあ
りしかも隣接するガイドベーン５の間の隙間が小さくな
る方向に駆動されているとき、この隙間に異物が挟まる
と、弱点リンク４にも応力が加わり、その応力が大きく
なると弱点リンク４はその弱点部４Ａで折れ曲がり、隣
接するガイドベーン５間の隙間が広がるのて、他の機構
部品が損傷するのを防止することができる。しかしなが
らこの構成においては異物を取り除いた後に折れ曲がっ
た弱点リンク４を新品に交換しなければならないという
煩わしさがある。
クを備えたガイドベーン操作機構の要部平面図である。
サーボモータ１はその駆動により回動アーム２を介して
ガイドベーンリング３を回動させる。このガイドベーン
リング３には弱点部４Ａを有する弱点リンク４の一端が
連結され、その他端はガイドベーン５に連結されている
ガイドベーンアーム６に連架されている。図３の状態は
回動アーム２が左方向に動きガイドベーンリング３が回
動して互いに隣接するガイドベーン５の隙間が塞がった
状態である。サーボモータ１を逆転させて回動アーム２
を右方向に動かすと、隣接するガイドベーン５の隙間が
開き、この隙間の大きさを変えることにより流入水量を
調整することができる。サーボモータ１が駆動状態にあ
りしかも隣接するガイドベーン５の間の隙間が小さくな
る方向に駆動されているとき、この隙間に異物が挟まる
と、弱点リンク４にも応力が加わり、その応力が大きく
なると弱点リンク４はその弱点部４Ａで折れ曲がり、隣
接するガイドベーン５間の隙間が広がるのて、他の機構
部品が損傷するのを防止することができる。しかしなが
らこの構成においては異物を取り除いた後に折れ曲がっ
た弱点リンク４を新品に交換しなければならないという
煩わしさがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は上述
した問題点に鑑み、弱点リンク４が折れ曲ろうとする状
態を予め検知して弱点リンク４の折れ曲がりや折損を防
止したガイドベーン操作機構の保護装置を提供すること
にある。
した問題点に鑑み、弱点リンク４が折れ曲ろうとする状
態を予め検知して弱点リンク４の折れ曲がりや折損を防
止したガイドベーン操作機構の保護装置を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、この発明によるガイドベーン操作機構においては、
サーボモータにより回動するガイドリングと、このガイ
ドリングに連結される弱点リンクと、一方端がこの弱点
リンクに連結され他方端がガイドベーンに連結されるガ
イドベーンアームとで構成され、前記弱点リンクに貼着
されたストレーンゲージと、このストレーンゲージから
の信号を検出し、この信号によりサーボモータを制御す
る検出器とを備える。
め、この発明によるガイドベーン操作機構においては、
サーボモータにより回動するガイドリングと、このガイ
ドリングに連結される弱点リンクと、一方端がこの弱点
リンクに連結され他方端がガイドベーンに連結されるガ
イドベーンアームとで構成され、前記弱点リンクに貼着
されたストレーンゲージと、このストレーンゲージから
の信号を検出し、この信号によりサーボモータを制御す
る検出器とを備える。
【０００６】
【作用】この発明の構成によれば、弱点リンクに過大な
操作力が作用すると、弱点リンクは折損する前に、スト
レーンゲージがその応力を受けて出力するので、この信
号を検出器により検出し、ガイドベーンを開動作させ
て、例えば過大な操作力の発生の原因となった噛み込ん
だ異物を流出させることにより弱点リンクの折れ曲がり
や折損を防止する。
操作力が作用すると、弱点リンクは折損する前に、スト
レーンゲージがその応力を受けて出力するので、この信
号を検出器により検出し、ガイドベーンを開動作させ
て、例えば過大な操作力の発生の原因となった噛み込ん
だ異物を流出させることにより弱点リンクの折れ曲がり
や折損を防止する。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明の実施例を示す要部平面図
で、図３と同一符号で示すものは同一部品である。この
実施例の特徴は弱点リンク４の上部平面部にストレーン
ゲージ７を貼着したことである。図２（Ａ）はストレー
ンゲージ７の一例を示す平面図で、紙またはプラスチッ
クの台紙７Ａに抵抗線７Ｂを貼り付けたもので、抵抗線
７Ｂの両端からそれぞれリード線７Ｃが引き出されてい
る。抵抗線７Ｂは電気抵抗値が機械的張力によって変化
するにような材料（たとえばアドバンス線）が用いられ
る。このストレーンゲージ７は、図２（Ｂ）に示すよう
に、弱点リンク４の弱点部４Ａの上方平面部分に貼着さ
れる。ストレーンゲージ７からのリード線７Ｃは図１に
示す検出器８に接続され、この検出器８からの電気信号
はサーボモータ１の図示せぬ制御部に入力するようにな
っている。
で、図３と同一符号で示すものは同一部品である。この
実施例の特徴は弱点リンク４の上部平面部にストレーン
ゲージ７を貼着したことである。図２（Ａ）はストレー
ンゲージ７の一例を示す平面図で、紙またはプラスチッ
クの台紙７Ａに抵抗線７Ｂを貼り付けたもので、抵抗線
７Ｂの両端からそれぞれリード線７Ｃが引き出されてい
る。抵抗線７Ｂは電気抵抗値が機械的張力によって変化
するにような材料（たとえばアドバンス線）が用いられ
る。このストレーンゲージ７は、図２（Ｂ）に示すよう
に、弱点リンク４の弱点部４Ａの上方平面部分に貼着さ
れる。ストレーンゲージ７からのリード線７Ｃは図１に
示す検出器８に接続され、この検出器８からの電気信号
はサーボモータ１の図示せぬ制御部に入力するようにな
っている。
【０００８】このようなガイドベーン操作機構におい
て、隣接するガイドベーン５間の隙間に異物が挟まった
とき、ガイドベーン５がサーボモータ１の駆動によりな
お閉方向に回動すると、その過大な操作力によりガイド
ベーン５は図２（Ｃ）の実線矢印に示すように折れ曲が
ろうとする。そのとき弱点リンク４に貼着されているス
トレーンゲージ７は応力を受け、破線矢印に示すように
伸長し、抵抗線７Ｂはその機械的張力により電気抵抗値
が変化する。この電気抵抗値の変化は検出器８により検
出されその電気信号がサーボモータ１の図示せぬ制御部
に入力し、サーボモータ１は逆回転する。これによりガ
イドベーン５は開方向に回動するので弱点リンク４にか
かる応力が減少し、弱点リンク４の折損が回避される。
て、隣接するガイドベーン５間の隙間に異物が挟まった
とき、ガイドベーン５がサーボモータ１の駆動によりな
お閉方向に回動すると、その過大な操作力によりガイド
ベーン５は図２（Ｃ）の実線矢印に示すように折れ曲が
ろうとする。そのとき弱点リンク４に貼着されているス
トレーンゲージ７は応力を受け、破線矢印に示すように
伸長し、抵抗線７Ｂはその機械的張力により電気抵抗値
が変化する。この電気抵抗値の変化は検出器８により検
出されその電気信号がサーボモータ１の図示せぬ制御部
に入力し、サーボモータ１は逆回転する。これによりガ
イドベーン５は開方向に回動するので弱点リンク４にか
かる応力が減少し、弱点リンク４の折損が回避される。
【０００９】なおこのガイドベーン操作機構において過
大な応力が発生したとき、弱点リンク４は弱点部４Ａを
持っているのでこの部分がこの応力に対して敏感であ
る。従ってこの部分にストレーンゲージ７を貼着するの
がより実用的である。
大な応力が発生したとき、弱点リンク４は弱点部４Ａを
持っているのでこの部分がこの応力に対して敏感であ
る。従ってこの部分にストレーンゲージ７を貼着するの
がより実用的である。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、ガイドベーンが異物
を噛み込んで弱点リンクに応力が加わったとき、弱点リ
ンクに貼着されたストレーンゲージがこの応力を検知し
てその電気抵抗が変化する。この信号を検出器が検出し
てサーボモータを逆回転するように制御して、ガイドベ
ーンを開動作させ異物を流出させる。従って弱点リンク
が折れ曲がったり折損することなくその応力を解消させ
るので、弱点リンクは常に正常な状態に維持される。
を噛み込んで弱点リンクに応力が加わったとき、弱点リ
ンクに貼着されたストレーンゲージがこの応力を検知し
てその電気抵抗が変化する。この信号を検出器が検出し
てサーボモータを逆回転するように制御して、ガイドベ
ーンを開動作させ異物を流出させる。従って弱点リンク
が折れ曲がったり折損することなくその応力を解消させ
るので、弱点リンクは常に正常な状態に維持される。
【図１】この発明の実施例の要部平面図
【図２】（Ａ）はストレーンゲージの平面図、（Ｂ）は
弱点リンクの表面にストレーンゲージを貼着した状態の
平面図、（Ｃ）はストレーンゲージを貼着した弱点リン
クが折れ曲げられようとする状態の側面図
弱点リンクの表面にストレーンゲージを貼着した状態の
平面図、（Ｃ）はストレーンゲージを貼着した弱点リン
クが折れ曲げられようとする状態の側面図
【図３】従来のガイドベーン操作機構の要部平面図
１ サーボモータ ３ ガイドリング ４ 弱点リンク ４Ａ 弱点部 ５ ガイドベーン ６ ガイドベーンアーム ７ ストレーンゲージ ７Ｂ 抵抗線 ８ 検出器
Claims (1)
- 【請求項１】サーボモータにより回動するガイドリング
と、このガイドリングに連結される弱点リンクと、一方
端がこの弱点リンクに連結され他方端がガイドベーンに
連結されるガイドベーンアームとで構成され、前記弱点
リンクに貼着されたストレーンゲージと、このストレー
ンゲージからの信号を検出し、この信号によりサーボモ
ータを制御する検出器とを備えたことを特徴とするガイ
ドベーン操作機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4237500A JPH0688564A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | ガイドベーン操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4237500A JPH0688564A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | ガイドベーン操作機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0688564A true JPH0688564A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17016241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4237500A Pending JPH0688564A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | ガイドベーン操作機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688564A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011128050A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Chubu Electric Power Co Inc | 欠損検出素子 |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP4237500A patent/JPH0688564A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011128050A (ja) * | 2009-12-18 | 2011-06-30 | Chubu Electric Power Co Inc | 欠損検出素子 |
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