JPH0688289A - 貨幣、メダリオン及びトークン用電気めっきブランク - Google Patents

貨幣、メダリオン及びトークン用電気めっきブランク

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JPH0688289A
JPH0688289A JP3096391A JP9639191A JPH0688289A JP H0688289 A JPH0688289 A JP H0688289A JP 3096391 A JP3096391 A JP 3096391A JP 9639191 A JP9639191 A JP 9639191A JP H0688289 A JPH0688289 A JP H0688289A
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ジョン ハービー ラスコウ マイケル
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エイチ. リー アラン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 銅貨の代替えとして適当な光沢、外観、重量
を有し、腐食、摩耗に対する抵抗性に優れ、かつ生産費
の安い刻印可能な貨幣ブランクを提供する。 【構成】 貨幣、メダリオン又はトークンを形成するた
めに、少なくとも1面に標章を刻印可能な電気めっきブ
ランクであって、このブランクは対向する面と、周囲の
側縁とを有し、かつ重量で 0.5ないし8%のスズと残部は
銅からなり前記ブランクを完全に包み込む電気めっきコ
ーティングを有する。このコーディングは少なくとも刻
印される前記面上に約5μmないし約50μmの厚さを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属合金貨幣、メダリ
オン又はトークン及び貨幣、メダリオン又はトークンの
生産のために使用されるブランクに関する。さらに詳し
くは、本発明は、前記貨幣、メダリオン又はトークンに
関し、またこれらの生産のために使用される銅の光沢と
外観を保ちながら銅貨と比較して改良された摩耗抵抗を
有するブランクに関する。
【0002】
【従来の技術】近年貨幣製造用金属の価格上昇によっ
て、製造費を低減するための努力において、多くの国が
比較的安価な合金貨幣を作ることを促進している。銅と
亜鉛からなる種々の合金が、ニッケル、アルミニウム及
びその他の金属とともに、その成功に違いはあるが使用
されてきた。
【0003】貨幣の完全性は、一般大衆によってしばし
ばその外観によって判断され、その額面に応じて金、銀
又は銅の光沢を有することが期待される。貨幣は歳月に
より変色せず又はさもなければ腐食しないことが重要で
ある。これらの望ましくない特徴の回避に加えて、新し
い貨幣はいずれも許容される重量を有し、また自動販売
機での使用に対して受け入れられるように電気的磁気的
性質を有しなければならない。
【0004】新しい合金貨幣に対するその他の要件は、
容易に偽造されないこと、貨幣選別装置に対して特定の
性質を備えること、過度の摩耗を回避するために十分な
表面硬度を有すると同時に良い刻印印影性 (mint impre
ssion)を有すること、及び安価であることである。
【0005】1987年3月31日発行のカナダ特許第1,219,7
08号及び1986年4月1日発行の米国特許第4,579,761号
は、重量で約8ないし16%、好ましくは約11ないし14%の
スズと残部銅を含有する電気めっきコーティングを有す
る金色の貨幣又は貨幣ブランクの生産方法を開示してい
る。コア面上のコーティングの厚さは、約10ないし150
μm、好ましくは30ないし50μmである。この貨幣とブラ
ンクは、金色の外観を有し、金貨の代替えとして適当し
ている。
【0006】精製銅は高価であるため、現在使用されて
いる純銅又は銅合金貨幣は費用がかかり、貨幣鋳造利
差、すなわち貨幣の額面値とその生産費との間の差は小
さいか又は赤字である。過去における低価格のコア上に
純銅めっきを施そうという企てによって、これは腐食と
摩耗の問題を起こしやすい貨幣を作ることであることが
分かった。それは、このような銅の粒子が粗いこと、め
っきデポジットの多孔性、固有の低摩耗抵抗によるもの
と信じられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、銅貨の代替えとして適当な銅の光沢と外観を有
し、かつ生産するのに比較的費用のかからない貨幣を提
供することである。本発明のその他の態様の目的は、貨
幣で作動する自動販売機用として適当な重量と摩耗特性
を有する銅合金貨幣を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によって、出願人
は、より細かい粒子のデポジットを有し、このためより
良い腐食と摩耗抵抗を備える鋼ブランクに接着された低
スズ青銅合金を提供する。提供されたこのスズ−銅合金
は、金属間のより弱いガルバーニ腐食対と、より密な電
気デポジットのために、純銅よりも鋼基盤に対しより良
い保護をもたらすものと信じられる。
【0009】上記及びその他の目的は、少なくとも1面
上に標章を刻印可能な電気めっき貨幣ブランクであっ
て、第1の金属材料からなるコアブランクであり対向す
る面と周囲の側縁とを有し前記面の少なくとも1つが刻
印ダイによって刻印可能なコアブランクと、第2の金属
材料からなる電気めっきされたコーティングであり前記
コアブランクを包み込み少なくとも前記刻印可能な面上
に約 5μmないし約50μmの表面厚さを備え、また前記第
2の金属材料は重量で約0.5%ないし約8.0%、好ましくは
約2%ないし8%のスズ含量を有し残部は銅及び付随する不
純物である電気めっきコーティングとからなる電気めっ
き貨幣ブランクによって達成された。
【0010】このような目的物は、第1の金属材料から
なり所定の寸法を有するコアブランクであり対向する面
と周囲の側縁とを有し前記面の少なくとも1つが刻印ダ
イによって刻印可能なコアブランクを準備することと、
前記コアブランクを第2の金属材料によって電気めっき
し前記コアブランクを完全に包み込み少なくとも前記刻
印可能な面上に約 5μmないし約50μmの表面厚さを備
え、前記第2の金属材料は重量で約0.5%ないし約8.0%、
好ましくは約2%ないし8%のスズ含量を有し残部は銅と付
随する不純物であることからなる電気めっきを施すこと
とからなる方法によって生産した。
【0011】
【発明の作用及び効果】本発明による貨幣又は貨幣ブラ
ンクは、そのコーティングがコアブランクに冶金学的に
密着しており、かつデポジットの粒子が細かい。このた
め腐食と摩耗に対する抵抗が大きく、またコアブランク
として安価な金属、合金を選択できるのでその生産費も
安い。
【0012】
【実施例】本発明の方法及びこれによって生産された生
産物を、以下の実施例及び添付した図面を参照して次に
記載する。前記記載及び以下の実施例では、貨幣ブラン
クを参照しているが、明細書及び特許請求の範囲におい
て用いられている「貨幣」という用語は、貨幣、メダリ
オン及びトークン並びにそれらのブランクを含むように
意図していることは理解されるであろう。また、以下の
例ではコアブランクの金属材料は低炭素鋼として例示さ
れているが、金属コア材料として例えば鉄、低炭素鋼、
ステンレス鋼、ニッケル、ニッケルめっき鋼、亜鉛又は
亜鉛合金、銅又は亜鉛及び/もしくはニッケル及び/も
しくはスズを含有する種々の銅合金、並びに適当に前処
理されたアルミニウム又はアルミニウム合金を含むこと
も理解されるであろう。
【0013】コアは、めっき前又は後に焼きなますのが
有利であり、これにより電気めっきされたコーティング
を有するブランクに刻印に対して十分な低硬度を与え
る。また、電気めっき後の焼きなましは、電気めっきし
た低スズ銅コーティングとコア材料との間に相互拡散に
よる金属接着を生成するために用いることができるとい
うことにおいても有利である。
【0014】実施例1 低炭素鋼から作られ重量 949グラムの1バッチの縁付き
の貨幣ブランクが、孔のあいた長さ15cm、直径10cmの回
転式水平めっきバレル中に装入された。始めにこのバレ
ルは、10%洗剤溶液、冷水、10%塩酸及び第2の冷水洗浄
という連続した洗浄からなる清浄化サイクルを通過させ
た。次いでブランクは、銅、スズ、水酸化カリウム、シ
アン化カリウムを含有するシアン化アルカリ青銅めっき
浴中に浸された。浴の温度を約55℃と60℃との間に保持
しながら、15アンペアの電流がこの浴にほぼ1.8時間加
えられた。
【0015】浴から取り出したときに、貨幣ブランクの
全重量は、58.7グラム当量、ブランクの全装入重量の
5.82%に相当するだけ増加したことが分かった。ブラン
クの湿式分析は、重量で2.12%スズのデポジットを有す
ることを示した。めっき後、貨幣ブランクは、水素の存
在のもとで還元雰囲気において700℃で15分焼きなまし
た。貨幣ブランクは、その面にほぼ21μm、その縁の周
りにほぼ30μmの青銅の電気デポジット厚さを有するこ
とが分かった。図2にそれぞれ青銅接着鋼(B-B-S)と銅
接着鋼(C-B-S)に対する顕微鏡組織によって示すよう
に、このようなコーティングは鋼ブランクに冶金学的に
接着しており、同様に接着した純銅と比較して、細かい
粒子のデポジットを有し、改良された腐食抵抗と摩耗抵
抗を備えていることが分かった。
【0016】実施例2 本発明の方法に従って準備された青銅接着鋼 (B-B-S)貨
幣ブランクを、腐食抵抗と摩耗抵抗について銅接着鋼
(C-B-S)ブランク及びカナダ1セント貨幣ブランクに対
して評価した。貨幣ブランクは、腐食試験のために2%Na
Cl浴に浸し、また摩耗試験のために回転ドラム中で転が
した。貨幣試験試料のパラメータを表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】腐食試験においては、貨幣又はブランクを
2% NaCl溶液に4時間浸した。各ブランクタイプの10個の
試料について行った腐食試験の結果を表2に示す。
【表2】 黒色さび斑点は、銅接着鋼試料にのみ見出された。全て
のさび斑点の寸法は 1mmより小さかった。
【0019】実施例3 回転ドラム摩耗試験を各ブランクタイプの16個づつの試
料について行った。この試験では、ゴムで裏打ちした布
ライニングと、回転ごとに試料片を転がすために周囲に
設けられたこぶと、一方の側に装入孔とを有する回転シ
リンダ中で試料を転がした。開始のときに、試料片を計
重し、合成汗溶液に浸し、シリンダ内に密閉して回転さ
せたが、試験サイクルは100時間の間隔で繰り返した。3
00時間まで試験を継続した結果としての試料に対する累
積表面厚さ減失を図1に示す。青銅接着鋼試料は、銅接
着鋼ブランク及びカナダ1セント試料よりも良好な摩耗
抵抗を示したが、後者の2つの試料タイプは 300時間の
試験期間にわたり類似の摩耗抵抗を有していた。
【0020】一般的に、青銅接着鋼ブランクは、腐食試
験と摩耗試験の両方において銅接着鋼ブランクよりも優
れていた。鋼コアブランクは、十分に軟かくて、刻印ダ
イに過度の摩耗を生ずることなく刻印ダイから鮮明な印
影を作出した。電気デポジットされた合金コーティング
は、十分な表面硬度を示し、この上に刻印された標章は
長い摩耗試験の後も摩耗しなかった。本発明は、法貨と
して使用される貨幣を生産するために特に適当している
が、メダリオン、トークン及び金属タグの生産にも有益
であることが理解されるであろう。本発明のその他の実
施態様は当業者に対してはすぐに明らかであろうし、ま
た発明の範囲は前記特許請求の範囲によって与えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 時間に対する摩耗結果としての厚さの減失を
示すクラフである。
【図2】 本発明の方法によって生産された焼きなまさ
れた銅接着鋼 (C-B-S)と青銅接着鋼(B-B-S)の断面の組
織を示す顕微鏡写真である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】 本発明の方法によって生産された焼きなまさ
れた銅接着鋼(C-B-S)と青銅接着鋼(B-B-S)の断面の
金属組織を示す顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジョン ハービー ラスコウ カナダ国 アルバータ州 セントアルバー タ グレシャムブルバール 36 (72)発明者 アラン エイチ. リー カナダ国 アルバータ州 トフィールド ルーラルルートナンバー4 (番地なし)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1面上に標章を刻印可能な電
    気めっきブランクであって、第1の金属材料からなるコ
    アブランクであり対向する面と周囲の側縁とを有し前記
    面の少なくとも1つが刻印ダイによって刻印可能なコア
    ブランクと、第2の金属材料からなる電気めっきされた
    コーティングであり前記コアブランクを完全に包み込み
    少なくとも前記刻印可能な面上に約 5μmないし約50μm
    の表面厚さを備え、また前記第2の金属材料は重量で約
    0.5%ないし約8.0%のスズ含量と残部は銅を有する電気め
    っきコーティングとからなる電気めっきブランク。
  2. 【請求項2】 前記第1の金属材料が、鉄、低炭素鋼、
    ステンレス鋼、ニッケル、ニッケルめっき鋼、亜鉛及び
    亜鉛合金、銅及び銅合金、マグネシウム及びマグネシウ
    ム合金、並びに前処理されたアルミニウム及びアルミニ
    ウム合金からなるグループから選択された少なくとも1
    つであることからなる請求項1に記載のブランク。
  3. 【請求項3】 前記第2の金属材料が、重量で約2%のス
    ズ含量と残部は銅を有することからなる請求項2に記載
    のブランク。
  4. 【請求項4】 少なくとも1面上に標章を刻印した電気
    めっき貨幣であって、十分に軟らかくて刻印中貨幣ダイ
    によって変形される第1の金属材料からなり対向する面
    と周囲の側面とを有する貨幣コアブランクと、前記ブラ
    ンクを完全に包み込む第2の金属材料からなる電気めっ
    きコーティングとからなり、このコーティングが重量で
    約0.5ないし約8%のスズと残部は銅を含有し、 約5μmな
    いし約50μmの表面厚さを備え、 かつ前記標章は前記コ
    ーティングが電気めっきされた後に刻印によって形成さ
    れることからなる電気めっき貨幣。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2の金属材料が、熱処理に
    よる相互拡散によって冶金学的に接着されることからな
    る請求項4に記載の貨幣。
  6. 【請求項6】 前記第1の金属材料が、鉄、低炭素鋼、
    ステンレス鋼、ニッケル、ニッケルめっき鋼、亜鉛及び
    亜鉛合金、銅及び銅合金、マグネシウム及びマグネシウ
    ム合金、並びに前処理されたアルミニウム及びアルミニ
    ウム合金からなるグループから選択された少なくとも1
    つであることからなる請求項5に記載の貨幣。
  7. 【請求項7】 前記第1の金属材料が、鉄、低炭素鋼又
    はステンレス鋼からなる請求項5に記載の貨幣。
  8. 【請求項8】 前記第1の金属材料が、ニッケル、ニッ
    ケル合金又はニッケルめっき鋼からなる請求項5に記載
    の貨幣。
  9. 【請求項9】 前記第1の金属材料が、亜鉛又は亜鉛合
    金からなる請求項5に記載の貨幣。
  10. 【請求項10】前記第1の金属材料が、銅又は銅合金か
    らなる請求項5に記載の貨幣。
  11. 【請求項11】 前記第1の金属材料が、マグネシウム
    又はマグネシウム合金からなる請求項5に記載の貨幣。
  12. 【請求項12】 前記第1の金属材料が、アルミニウム
    又はアルミニウム合金からなる請求項5に記載の貨幣。
  13. 【請求項13】 前記第1の金属材料が低炭素鋼であ
    り、また前記第2の金属材料が重量で約2%のスズと残部
    銅からなる請求項5に記載の貨幣。
  14. 【請求項14】 少なくとも1面上に標章を刻印した電
    気めっき貨幣であって、低炭素鋼及びステンレス鋼から
    選択された材料からなり対向する面と周囲の側面とを有
    し前記面の少なくとも1つが刻印ダイによって刻印可能
    なコアブランクと、銅合金からなり前記コアブランクを
    完全に包み込み少なくとも前記刻印可能な面上に約5μm
    ないし約 50μmの表面厚さを備える電気めっきコーティ
    ングとからなり、前記銅合金が重量で約0.5ないし約 8%
    のスズ含量と残部は銅を有し、かつ前記標章が少なくと
    も前記刻印可能な面に刻印されることからなる電気めっ
    き貨幣。
  15. 【請求項15】 前記銅合金コーティングと前記コアブ
    ランク材料が、熱処理による相互拡散によって冶金学的
    に接着されることからなる請求項14に記載の貨幣。
  16. 【請求項16】 少なくとも1面上に標章を刻印可能な
    ブランクを生産する方法であって、第1の金属材料から
    なり所定の寸法を有するコアブランクであり対向する面
    と周囲の側縁とを有し前記面の少なくとも1つが刻印ダ
    イによって刻印可能なコアブランクを準備することと、
    前記コアブランクを第2の金属材料によって電気めっき
    し前記コアブランクを完全に包み込み少なくとも前記刻
    印可能な面上に約5μmないし約50μmの表面厚さを備
    え、前記第2の金属材料は重量で約 0.5%ないし8.0%の
    スズ含量と残部は銅と付随する不純物を有することから
    なる電気めっきを施すことと、前記コーティングされた
    刻印可能な面に標章を刻印することとからなるブランク
    の生産方法。
  17. 【請求項17】 前記コアブランクが、電気めっき前に
    希薄酸によるすすぎを受けることからなる請求項16に
    記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記コアブランクが、電気めっき前に
    焼きなまされることからなる請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記コアブランクが、電気めっき後刻
    印前に焼きなまされ、電気めっきされたコーティングと
    コア材料との間に冶金学的接着を与えることからなる請
    求項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記焼きなましが、還元性ガス例えば
    水素の存在において還元性雰囲気中で15分までの間約 7
    00℃において実施されることからなる請求項19に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも1面上に刻印により変形し
    た標章を有する電気めっき貨幣を生産する方法であっ
    て、所望の寸法と形の貨幣コアブランクであり対向する
    面と周囲の側縁とを有し十分に軟らかく刻印中貨幣ダイ
    によって簡単に変形する第1の金属材料からなる貨幣コ
    アブランクを準備することと、前記貨幣ブランクの第2
    の金属材料のコーティングによる電気めっきであって約
    5μmないし約50μm の表面厚さを有するコーティングに
    よって前記貨幣コアブランクを完全に包み込み、かつ前
    記第2の金属材料は重量で約0.5%ないし約8%のスズ含量
    と残部は銅からなる電気めっきを施すことと、めっきさ
    れたブランクの前記少なくとも1面上に少なくとも1つ
    の貨幣ダイによってその表面を変形させて標章を形成す
    ることとからなる電気めっき貨幣の生産方法。
  22. 【請求項22】 電気めっき前に焼きなましによって貨
    幣ブランクを軟かくするステップを含む請求項21に記
    載の方法。
  23. 【請求項23】 電気めっき後と標章形成前に焼きなま
    しによって貨幣ブランクを軟かくするステップを含む請
    求項22に記載の方法。
JP3096391A 1990-04-02 1991-04-01 銅の光沢と外観とを有する貨幣、貨幣ブランク、メダリオン、メダリオンブランク、トークン、トークンブランク、タグ又はタグブランク及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2826201B2 (ja)

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