JPH0687785A - 4−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法 - Google Patents
4−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法Info
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- JPH0687785A JPH0687785A JP3206963A JP20696391A JPH0687785A JP H0687785 A JPH0687785 A JP H0687785A JP 3206963 A JP3206963 A JP 3206963A JP 20696391 A JP20696391 A JP 20696391A JP H0687785 A JPH0687785 A JP H0687785A
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- iii
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- hydroxyphenylacetic acid
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ナトリウム−4−ヒドロキシマンダレートモ
ノハイドレートからの4−ヒドロキシフェニル酢酸の経
済的で簡単で容易な製造方法を提供することである。 【構成】 ナトリウム−4−ヒドロキシマンダレートモ
ノハイドレートを、化学量論量のリン(III) 化合物と触
媒量または化学量論量の二酸化硫黄またはその等価の塩
からなる還元剤で溶媒中で60〜120℃および周囲圧
〜5気圧で還元することを特徴とするナトリウム−4−
ヒドロキシマンダレートモノハイドレートから薬学活性
物質製造用の重要な原料である4−ヒドロキシフェニル
酢酸の調製方法。
ノハイドレートからの4−ヒドロキシフェニル酢酸の経
済的で簡単で容易な製造方法を提供することである。 【構成】 ナトリウム−4−ヒドロキシマンダレートモ
ノハイドレートを、化学量論量のリン(III) 化合物と触
媒量または化学量論量の二酸化硫黄またはその等価の塩
からなる還元剤で溶媒中で60〜120℃および周囲圧
〜5気圧で還元することを特徴とするナトリウム−4−
ヒドロキシマンダレートモノハイドレートから薬学活性
物質製造用の重要な原料である4−ヒドロキシフェニル
酢酸の調製方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下記の式Iの4−ヒドロ
キシフェニル酢酸および該化合物の下記の式III のナト
リウム−4−ヒドロキシマンダレートモノハイドレート
からの製造方法に関する。
キシフェニル酢酸および該化合物の下記の式III のナト
リウム−4−ヒドロキシマンダレートモノハイドレート
からの製造方法に関する。
【0002】
【化3】
【0003】
【化4】
【0004】式Iの4−ヒドロキシフェニル酢酸は薬学
活性物質調製用の重要な原料物質である。例えば、式I
の4−ヒドロキシフェニル酢酸はアテノロール(atenol
ol)、即ち、心臓血管薬の製造用の重要な中間体である
下記の式IIの4−ヒドロキシフェニルアセトアミドに有
利に転換できる。
活性物質調製用の重要な原料物質である。例えば、式I
の4−ヒドロキシフェニル酢酸はアテノロール(atenol
ol)、即ち、心臓血管薬の製造用の重要な中間体である
下記の式IIの4−ヒドロキシフェニルアセトアミドに有
利に転換できる。
【0005】
【化5】
【0006】
【従来の技術】式Iの4−ヒドロキシフェニル酢酸製造
の従来技術における幾つかの調製方法は次の如くであ
る: i) 式III のナトリウム−4−ヒドロキシマンダレー
トモノハイドレート(SHM)の塩化第1錫による鉱酸
中での還元(英国特許第2,078,718 号)。
の従来技術における幾つかの調製方法は次の如くであ
る: i) 式III のナトリウム−4−ヒドロキシマンダレー
トモノハイドレート(SHM)の塩化第1錫による鉱酸
中での還元(英国特許第2,078,718 号)。
【0007】ii) 式III のSHMの亜鉛および触媒量
の塩化クロム(III) による硫酸中での還元(ベルギー特
許第867,289 号)。 iii) 式III のSHMの57%沃化水素で触媒したりん
酸による還元(フランス特許第2588869 号)。 iv) 式III のSHMの炭素上のパラジウムで触媒した
水素による水素化分解(英国特許第207811号および特開
昭58-22242号)。
の塩化クロム(III) による硫酸中での還元(ベルギー特
許第867,289 号)。 iii) 式III のSHMの57%沃化水素で触媒したりん
酸による還元(フランス特許第2588869 号)。 iv) 式III のSHMの炭素上のパラジウムで触媒した
水素による水素化分解(英国特許第207811号および特開
昭58-22242号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】錫、亜鉛およびクロム
は環境およびヒトに対して有害であるので、上記の通常
方法(i)および(ii)でのその使用は公害を生ずる。
上記通常方法(iii)で使用する沃化水素液はコスト高で
ある。上記通常方法(iv)で用いるパラジウムもまた極
めて高価である。
は環境およびヒトに対して有害であるので、上記の通常
方法(i)および(ii)でのその使用は公害を生ずる。
上記通常方法(iii)で使用する沃化水素液はコスト高で
ある。上記通常方法(iv)で用いるパラジウムもまた極
めて高価である。
【0009】本発明の目的は式III のナトリウム−4−
ヒドロキシマンダレートモノハイドレートから式Iの4
−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法を実施するに当っ
て上記の欠点を取り除くことおよび経済性、簡素化、便
宜性および容易性を提供することである。本発明のもう
1つの目的は本発明の方法で得られた式Iの4−ヒドロ
キシフェニル酢酸を提供することである。
ヒドロキシマンダレートモノハイドレートから式Iの4
−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法を実施するに当っ
て上記の欠点を取り除くことおよび経済性、簡素化、便
宜性および容易性を提供することである。本発明のもう
1つの目的は本発明の方法で得られた式Iの4−ヒドロ
キシフェニル酢酸を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、式III
のナトリウム−4−ヒドロキシマンダレートモノハイド
レートを、化学量論量のリン(III) 化合物と触媒量また
は化学量論量の二酸化硫黄またはその等価の塩からなる
還元剤で溶媒の存在下に60〜120℃および周囲気圧
〜5気圧で還元することを特徴とする式III のナトリウ
ム−4−ヒドロキシマンダレートモノハイドレートから
の式Iの4−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法が提供
される。
のナトリウム−4−ヒドロキシマンダレートモノハイド
レートを、化学量論量のリン(III) 化合物と触媒量また
は化学量論量の二酸化硫黄またはその等価の塩からなる
還元剤で溶媒の存在下に60〜120℃および周囲気圧
〜5気圧で還元することを特徴とする式III のナトリウ
ム−4−ヒドロキシマンダレートモノハイドレートから
の式Iの4−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法が提供
される。
【0011】本発明の方法で使用する溶媒は、例えば、
水、酢酸、水−酢酸混合物または水−塩酸混合物であ
り、好ましくは、水である。本発明で使用するリン(II
I) 化合物は、例えば、リン酸、または亜リン酸トリエ
チルのような亜リン酸トリアルキルのようなリン酸エス
テルであり、好ましいのはリン酸である。
水、酢酸、水−酢酸混合物または水−塩酸混合物であ
り、好ましくは、水である。本発明で使用するリン(II
I) 化合物は、例えば、リン酸、または亜リン酸トリエ
チルのような亜リン酸トリアルキルのようなリン酸エス
テルであり、好ましいのはリン酸である。
【0012】好ましい反応温度は100℃である。二酸
化硫黄の等価の塩は、例えば、重亜硫酸ナトリウムまた
は亜硫酸ナトリウムのようなアルカリ金属重亜硫酸塩ま
たは亜硫酸塩、あるいは重亜硫酸カルシウムまたは亜硫
酸カルシウムのようなアルカリ土類金属重亜硫酸塩また
は亜硫酸塩であり、アルカリ金属重亜硫酸塩または亜硫
酸塩が好ましい塩である。
化硫黄の等価の塩は、例えば、重亜硫酸ナトリウムまた
は亜硫酸ナトリウムのようなアルカリ金属重亜硫酸塩ま
たは亜硫酸塩、あるいは重亜硫酸カルシウムまたは亜硫
酸カルシウムのようなアルカリ土類金属重亜硫酸塩また
は亜硫酸塩であり、アルカリ金属重亜硫酸塩または亜硫
酸塩が好ましい塩である。
【0013】本発明の還元反応は反応を周囲圧以上ない
し5気圧までで実施することによって促進し得る。式I
の化合物は反応混合物から公知の方法で、例えば、反応
混合物を周囲温度に冷却し、結晶を濾別し、結晶を一定
重量まで乾燥することにより単離するか、あるいは、式
Iの化合物は還元反応混合物から反応混合物を周囲温度
に冷却し、反応混合物を酢酸エチル、ジエチルエーテル
またはメチルイソブチルケトンのような有機溶媒で抽出
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、有機層か
ら有機溶媒を蒸留により除去することにより単離する。
し5気圧までで実施することによって促進し得る。式I
の化合物は反応混合物から公知の方法で、例えば、反応
混合物を周囲温度に冷却し、結晶を濾別し、結晶を一定
重量まで乾燥することにより単離するか、あるいは、式
Iの化合物は還元反応混合物から反応混合物を周囲温度
に冷却し、反応混合物を酢酸エチル、ジエチルエーテル
またはメチルイソブチルケトンのような有機溶媒で抽出
し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、有機層か
ら有機溶媒を蒸留により除去することにより単離する。
【0014】式III の出発物質SHMはフェノールとグ
リオキシル酸の縮合により得ることができる(英国特許
第1576331 号)。
リオキシル酸の縮合により得ることができる(英国特許
第1576331 号)。
【0015】
【実施例】以下の実施例は本発明の例示であって本発明
の範囲を限定するものではない。各実施例における生成
物の性質および純度は分光分析および高圧液体クロマト
グラフィー(HPLC)分析によって確認した。
の範囲を限定するものではない。各実施例における生成
物の性質および純度は分光分析および高圧液体クロマト
グラフィー(HPLC)分析によって確認した。
【0016】
【実施例1】ナトリウム−4−ヒドロキシマンダレート
モノハイドレート(104g、90%w/w、0.45モ
ル)、リン酸(41g、0.5モル)および重亜硫酸ナト
リウム(52g、0.5モル)の水(415ml)中の混合
物を20p.s.i.(1.4kg/cm2)の圧力で100℃で4時
間加熱した。反応混合物を周囲温度(25℃)に冷却
し、晶出生成物(4−ヒドロキシフェニル酢酸)を濾別
して一定重量まで乾燥させた。
モノハイドレート(104g、90%w/w、0.45モ
ル)、リン酸(41g、0.5モル)および重亜硫酸ナト
リウム(52g、0.5モル)の水(415ml)中の混合
物を20p.s.i.(1.4kg/cm2)の圧力で100℃で4時
間加熱した。反応混合物を周囲温度(25℃)に冷却
し、晶出生成物(4−ヒドロキシフェニル酢酸)を濾別
して一定重量まで乾燥させた。
【0017】収量 58g、85% MP 147〜149℃ 純度 99%
【0018】
【実施例2】実施例1の手順を繰返したが、反応を12
時間周囲圧力で行った。 収量 51.3g、75% MP 147〜149℃ 純度 99%
時間周囲圧力で行った。 収量 51.3g、75% MP 147〜149℃ 純度 99%
【0019】
【実施例3】実施例1の手順を繰返したが、冷却後の反
応混合物を酢酸エチルで抽出し(3×120ml)、有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、酢酸エチルを有機
層から蒸留により除去した。 収量 62g、90% MP 147〜150℃ 純度 96%
応混合物を酢酸エチルで抽出し(3×120ml)、有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、酢酸エチルを有機
層から蒸留により除去した。 収量 62g、90% MP 147〜150℃ 純度 96%
【0020】
【実施例4】実施例1の手順を繰返したが、0.33モル
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。反応混合物は実施例3
で述べたようにして処理した。 収量 62.2g、91% MP 147〜150℃ 純度 96.2%
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。反応混合物は実施例3
で述べたようにして処理した。 収量 62.2g、91% MP 147〜150℃ 純度 96.2%
【0021】
【実施例5】実施例1の手順を繰返したが、亜リン酸ト
リエチル(83g、0.5モル)をリン酸の代りに用い
た。 収量 57.9g、85% MP 146〜149℃ 純度 96%
リエチル(83g、0.5モル)をリン酸の代りに用い
た。 収量 57.9g、85% MP 146〜149℃ 純度 96%
【0022】
【実施例6】実施例1の手順を繰返したが、310mlの
水を用いた。 収量 61.5g、90% MP 147〜150℃ 純度 95%
水を用いた。 収量 61.5g、90% MP 147〜150℃ 純度 95%
【0023】
【実施例7】実施例1の手順を繰返したが、350mlの
水を用いた。反応混合物は実施例3で述べたようにして
処理した。 収量 61.00g、89% MP 147〜150℃ 純度 96%
水を用いた。反応混合物は実施例3で述べたようにして
処理した。 収量 61.00g、89% MP 147〜150℃ 純度 96%
【0024】
【実施例8】実施例1の手順を繰返したが、0.65モル
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。 収量 62.00g、90% MP 147〜150℃ 純度 96%
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。 収量 62.00g、90% MP 147〜150℃ 純度 96%
【0025】
【実施例9】実施例1の手順を繰返したが、0.25モル
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。反応混合物は実施例3
で述べたようにして処理した。 収量 62.5g、91% MP 147〜150℃ 純度 94%
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。反応混合物は実施例3
で述べたようにして処理した。 収量 62.5g、91% MP 147〜150℃ 純度 94%
【0026】
【実施例10】実施例1の手順を繰返したが、0.16モ
ルの重亜硫酸ナトリウムを用いた。 収量 63g、92% MP 147〜150℃ 純度 95%
ルの重亜硫酸ナトリウムを用いた。 収量 63g、92% MP 147〜150℃ 純度 95%
【0027】
【実施例11】実施例1の手順を繰返したが、0.5モル
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。 収量 51g、75% MP 147〜150℃ 純度 94%
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。 収量 51g、75% MP 147〜150℃ 純度 94%
【0028】
【実施例12】実施例1の手順を繰返したが、1.0モル
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。反応混合物は実施例3
で述べたようにして処理した。 収量 53.3g、78% MP 147〜150℃ 純度 94% 本発明の方法は公害を生じない、従って、通常方法
(i)および(ii) よりも、有毒な錫、亜鉛およびクロ
ムを用いない点で有利である。本発明の方法は経済的で
ある、従って、通常方法(iii) よりも、沃化水素を用い
ず代りに沃化水素よりも安価な二酸化硫黄またはその等
価の塩を用いる点で有利である。本発明の方法は経済的
である、従って、通常方法(iv)よりも、高価なパラジ
ウムを用いない点で有利である。本発明の方法による生
成物の単離は各実施例で理解できるように極めて簡単で
容易で都合が良い。従って、本発明の方法は実施するの
に簡単で容易であり都合が良い。溶媒としての水の使用
もまた本発明の方法を、経済的であることに加え、実施
するのに簡単で容易で都合の良いものにしている。
の重亜硫酸ナトリウムを用いた。反応混合物は実施例3
で述べたようにして処理した。 収量 53.3g、78% MP 147〜150℃ 純度 94% 本発明の方法は公害を生じない、従って、通常方法
(i)および(ii) よりも、有毒な錫、亜鉛およびクロ
ムを用いない点で有利である。本発明の方法は経済的で
ある、従って、通常方法(iii) よりも、沃化水素を用い
ず代りに沃化水素よりも安価な二酸化硫黄またはその等
価の塩を用いる点で有利である。本発明の方法は経済的
である、従って、通常方法(iv)よりも、高価なパラジ
ウムを用いない点で有利である。本発明の方法による生
成物の単離は各実施例で理解できるように極めて簡単で
容易で都合が良い。従って、本発明の方法は実施するの
に簡単で容易であり都合が良い。溶媒としての水の使用
もまた本発明の方法を、経済的であることに加え、実施
するのに簡単で容易で都合の良いものにしている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サティシュ ヴァスデオ マハージャン インド マハラシートラ ステイト ニュ ー ボンベイ 400703 ヴァシー セクタ ー 16−エイ スロチャーナ プロット ノース 5−8 (72)発明者 ダモダール ガバジー ジャヴァルカール インド マハラシートラ ステイト ディ ストリクト プーヌ タルカ ハーヴェリ アランディ マトバチ (番地なし)
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の式Iの4−ヒドロキシフェニル酢
酸を下記の式III のナトリウム−4−ヒドロキシマンダ
レートモノハイドレートから調製する方法において、式
III のナトリウム−4−ヒドロキシマンダレートモノハ
イドレートを、化学量論量のリン(III) 化合物と触媒量
または化学量論量の二酸化硫黄またはその等価の塩とか
らなる還元剤で溶媒の存在下60〜120℃および周囲
圧〜5気圧で還元することを特徴とする上記方法。 【化1】 【化2】 - 【請求項2】 溶媒が水であり、リン(III)化合物がリ
ン酸であり、二酸化硫黄の等価の塩がアルカリ金属重亜
硫酸塩または亜硫酸塩であり、還元反応を100℃で行
う請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の方法で得た式I
の4−ヒドロキシフェニル酢酸。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IN897/CAL/89A IN170870B (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | |
JP3206963A JPH0687785A (ja) | 1989-10-26 | 1991-08-19 | 4−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IN897/CAL/89A IN170870B (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | |
JP3206963A JPH0687785A (ja) | 1989-10-26 | 1991-08-19 | 4−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687785A true JPH0687785A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=26324370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3206963A Pending JPH0687785A (ja) | 1989-10-26 | 1991-08-19 | 4−ヒドロキシフェニル酢酸の調製方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687785A (ja) |
IN (1) | IN170870B (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148746A (en) * | 1978-05-19 | 1979-11-21 | Ici Ltd | Manufacture of pphydroxyphenylacetic acid |
-
1989
- 1989-10-26 IN IN897/CAL/89A patent/IN170870B/en unknown
-
1991
- 1991-08-19 JP JP3206963A patent/JPH0687785A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54148746A (en) * | 1978-05-19 | 1979-11-21 | Ici Ltd | Manufacture of pphydroxyphenylacetic acid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IN170870B (ja) | 1992-06-06 |
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