JPH0687674A - 複合小素材とその製造方法 - Google Patents

複合小素材とその製造方法

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JPH0687674A
JPH0687674A JP5151326A JP15132693A JPH0687674A JP H0687674 A JPH0687674 A JP H0687674A JP 5151326 A JP5151326 A JP 5151326A JP 15132693 A JP15132693 A JP 15132693A JP H0687674 A JPH0687674 A JP H0687674A
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Shunichi Kiyozawa
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Shoji Seike
捷二 清家
Shunichi Igami
俊市 伊神
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Tokyo Electric Power Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばセラミックス粒等の耐熱性、耐食性等
の特性を生かしつつ、摺動特性を向上させて、例えばシ
ール材等に適用できる複合小素材を提供する。 【構成】 セラミックス、金属、プラスチック、固体カ
ーボン等からなる芯材2の外側に黒鉛層3を形成して、
中心部が芯材2、外側層が黒鉛層3とされた二重構造の
複合粒体CBとする。これにより、芯材2が骨材的役割
を果して、全体としての圧縮強度を高め、外側の黒鉛層
3が摩擦抵抗を軽減して、シール材等に用いられた場合
の摺動特性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒状、塊状または片
状の複合的な小素材とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、アルミナ等の粒状、塊状または
片状のセラミックス小素材を所定の用途に用いる場合、
セラミックスとして耐熱性、耐食性等の特徴が発揮され
る。しかしながら、セラミックスは摩擦抵抗が大きいた
め、限られた用途にしか使用できず、例えばシール材等
への適用は困難であった。また、金属、プラスチック、
固体カーボン等の小素材についても、各々に特有の長所
は有するものの、個々の物性等により用途は限られ、新
しい有用な用途はなかなか見い出し得ないのが実情であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、例え
ばセラミックスの持つ耐熱性、耐食性等の特徴を生かし
つつ、摩擦抵抗等の物理的性質を改善した複合セラミッ
クス小素材とその製造方法を提供し、さらには金属、プ
ラスチック、固体カーボンを含む複合小素材とその製造
方法を新しい用途のために提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複合小素材
は、内側がセラミックス等の芯材で形成され、外側がこ
れを取り巻くカーボン系材料で形成されていることを特
徴とする。その芯材としては、セラミックス、金属、プ
ラスチック、固体カーボンまたはこれらの2以上の組合
せに係る複合材料が採用される。
【0005】外側のカーボン系材料としては、好ましく
は黒鉛(グラファイト)が用いられ、また、黒鉛の層間
化合物や挿入化合物、さらには黒鉛酸化物等も含む。以
下に出てくるカーボン系材料の意味もこれと同様であ
る。
【0006】なお、複合小素材は、例えば粒状、塊状、
もしくは片状等の種々の形態をとり得るが、代表的には
粒状である。
【0007】上記のような複合小素材を製造する方法と
して、第一ないし第四の方法がある。
【0008】第一の方法は、上述のような芯材にバイン
ダーを付着させ、そのバインダーを介して芯材にカーボ
ン材料の粉体を付着させ、必要なだけこれらの工程を繰
り返すものである。
【0009】第二の方法は、カーボン系材料の粉体をプ
レス成形するものであって、次のような手順に従う。ま
ず、カーボン系材料の粉体をプレス成形して、芯材が入
る凹部を有する中間成形体を製造する。次に、その中間
成形体の凹部に芯材を装填し、その芯材が装填された中
間成形体にさらにカーボン系材料の粉末を加え、その芯
材を内部に閉じ込めた状態でプレス成形する。
【0010】第三の方法は、カーボン系材料のシートを
用いたプレス成形によるものであって、次のような手順
に従う。まず、カーボン系材料からなる第一および第二
のシートの間に芯材を介在させるとともに、接着剤を塗
布した状態でプレス成形を行い、これらシート間に芯材
が閉じ込められた複合シート成形品を製造する。そし
て、この複合シート成形品の、芯材を内部に含んだ積層
部分を切断することにより分離する。
【0011】第四の方法は、流動体状のカーボン系材料
が収容された槽内に芯材を入れ、その芯材の表面に上記
槽内のカーボン系材料を付着させるものである。
【0012】
【作 用】本発明に係る複合小素材は、内側の芯材が骨
材的な役割を果たし、また、外側のカーボン系材料の層
により、耐熱性や摺動性が付与される。
【0013】また、このような複合小素材を製造するた
めの第一の方法では、カーボン系材料の粉体がバインダ
ーを介して芯材を被い、第二の方法では、カーボン系材
料の粉体中にプレス成形によって芯材が閉じ込められ
る。第三の方法では、カーボン系材料からなるシートに
よって芯材がサンドイッチ状に挟まれ、そのサンドイッ
チ状部分が切断により分離される。さらに、第四の方法
では、粒体状または半粒体状のカーボン系材料の槽内に
芯材が入れられることにより、それがカーボン系材料で
取り巻かれる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1に示すものは、複合小素材の一実施例であ
る複合粒体CBである。この複合粒体CBは、内部にほ
ぼ球状の芯材2が位置し、その外側にカーボン系材料と
して黒鉛層3が形成され、全体としてほぼ球状の粒形態
をなしていて、後に詳述するように、例えばシール材と
して、図6または図7のシール空間に充填・密閉され、
加圧状態下でシール作用をなすものである。
【0015】図1の芯材2としては、例えばセラミック
ス粒が採用される。セラミックス粒は磁器、アルミナ
(酸化アルミニウム)、窒化珪素、ジルコニア等を主体
とするものである。また芯材2として、セラミックス以
外に、金属、プラスチック、固体カーボン等の粒体を用
いることができる。金属としては、例えば鉄(Fe)、
鉛(Pb)等、プラスチックとしては、ポリテトラフル
オロエチレン等のフッ化炭素樹脂、あるいは強化プラス
チック(FRP)等、固体カーボンとしては、例えば人
造黒鉛等が好適である。さらに芯材として、セラミック
ス、金属、プラスチック、固体カーボンの2以上を適宜
に組み合わせた複合材料(例えばセラミックスと金属、
あるいはこれにプラスチックを加えたもの等)を採用す
ることもできる。一方、外側の黒鉛層3としては、天然
黒鉛または人造黒鉛のいずれでも採用できるが、複合粒
体CBがシール材として使用される場合は、外側の黒鉛
層3に圧延処理を行った天然黒鉛を好適に用いることが
できる。そのような天然黒鉛は膨張性があり、シール性
能が向上するからである。
【0016】ここで、複合粒体CBのサイズや物性、あ
るいはこれを構成する芯材2や外側の黒鉛層3のサイ
ズ、厚さ及び物性等については、用途に応じて種々異な
ってくるため一概には言えないが、シール材として用い
ることを前提とすれば、概ね次のようなことが言えるで
あろう。複合粒体CBの直径は1〜5mm以上であること
が望ましい。これより小さいと、所定のシール空間に複
合粒体CBを充填・加圧する際の作業性が悪くなり、逆
に大き過ぎると各粒体間に比較的大きな隙間が残り、シ
ールにとって好ましくないからである。また、芯材2の
直径Dは0.5mm以上、外側の黒鉛層3の厚みtは、芯
材2の直径Dの1/2以上、つまりt≧1/2であるこ
とが望ましい。黒鉛層3が摺動シール部として働く場
合、薄過ぎるとそれが破れて芯材2が露出するおそれが
あり、逆に厚過ぎると(芯材2をごく小さくした場
合)、黒鉛層3の圧縮性のためにシール空間へ充填すべ
き複合粒体CBの必要量が多くなり、また時間も余分に
かかるから、作業性が悪くなる。また、複合粒体CBが
シール材(パッキン材)として用いられる場合の締付面
圧が、例えば200〜500kg/cm2程度とすれば、その
締付面圧に耐え得る意味で芯材2の圧縮強度は500kg
/cm2以上とすることが望ましい。
【0017】次に、以上のような複合粒体CBの製造方
法の実施例を説明する。図2は、黒鉛の粉体を用いた造
粒法による製法を示すものである。まず、図2(A)、
(B)に示すように、円形断面の容器6内に粒状の芯材
(以下、単に芯材という)2を相当数入れ、回転ローラ
7、7により容器6を回転させる。この回転状態で、バ
インダー8を容器6内にスプレ−装置9によって噴霧
し、容器6の内周面を転動する芯材2に付着させる。そ
して、同図(C)に示すように、容器6を回転させつつ
黒鉛粉体CPを容器6中で転動する芯材2に散布するこ
とにより、それら芯材2の表面にバインダー8を介して
黒鉛粉体CPが付着する。このような(B)および
(C)の工程を適数回繰り返すことで、この繰返し回数
により黒鉛粉体CPの付着量が調整でき、芯材2が所定
厚さの黒鉛粉体CPで取り巻かれた複合粒体CBが得ら
れる。
【0018】図3は、黒鉛粉体CPをプレス成形する製
法である。まず、図3(A)に示すように、下金型10
と中金型11をセットし、半球状凹部12aを底面とす
るキャビティ12に黒鉛粉体CPを投入する。そして、
同図(B)に示すように、上金型14によって黒鉛粉体
CPがプレス成形されるが、上金型14にはキャビティ
12の半球状凹部12aより小さい半球状凸部14aが
形成されており、この上金型14のプレスにより、真中
に半球状凹部16を有する半球状の中間成形体17が得
られる。
【0019】そして、図(C)に示すように型開きし
て、この中間成形体17の半球状凹部16に芯材2を入
れ、さらに同図(D)に示すように、この芯材2の上に
黒鉛粉体CPを投入し、その後、同図(E)に示すよう
に、2度目に投入した黒鉛粉体CPを、上記とは別の上
金型18によってプレスする。この上金型18には、キ
ャビティ12の半球状凹部12aと共同して一つの球状
空間を形成する半球状凹部19が形成されており、この
上金型18によるプレス成形によって上側半球部が成形
されて、全体として、中心部に芯材2が埋設された複合
粒体CBが得られる。その後、上金型18および中金型
11を取り外し、下金型10より複合粒体CBを取り出
すこととなる。
【0020】図4は、シートをプレス成形するもので、
同図(A)に示すように、半球状凹部25を有する下金
型26上に、平板状の黒鉛シートCSをセットする。そ
の後、同図(B)に示すように、半球状凸部28を有す
る上金型29で、この黒鉛シートCSをプレス成形する
ことにより、半球状凹部30が形成された黒鉛半球部3
1を形成する。このようにして得られた2枚の黒鉛シー
トCSを用い、まず、同図(C)に示すように、黒鉛シ
ートCSの半球状凹部30に芯材2をセットするととも
に、その黒鉛シートCSに所定の接着材を塗布する。そ
の後、もう一方の黒鉛シートCSをこの上に被せ、さら
に半球状凹部33を有する上金型34によってプレス成
形することにより、2枚の黒鉛シートCSの間に芯材2
をサンドイッチ状に挟み込んだ状態とする。そして、同
図(D)に示すように、筒状切断部35を有する上金型
36によって、この芯材2が中心部に埋設された積層部
分を加圧切断し、これを複合粒体CBとして取り出す。
【0021】図5は、第四の製法の一実施例を示すもの
で、流動体状の黒鉛CL(必要に応じて適宜のバインダ
ーを含有)が収容された槽40内に芯材2を投入し、そ
の表面に黒鉛CLを付着させるものである。なお、槽4
0をバレル槽のように振動、回転もしくは遊星運動さ
せ、芯材2に均一に黒鉛CLが付着するようにすること
ができる。そして、この槽40から黒鉛CLが付着した
芯材2を取り出すこととなるが、必要に応じ乾燥工程を
間において、この槽40の工程を繰り返すことにより、
所定厚さの黒鉛CLがコーティングされた複合粒体CB
を得る。
【0022】以上のような各種の製法により得られた複
合粒体CBは、中心部の芯材2が骨材的役割を果たし、
外側の黒鉛層3が摩擦係数を低下させる等の役割を果た
している。そして、このような複合粒体CBは、前述の
ように例えばシール材として、図6に例示するように用
いることができる。
【0023】図6は、高温、高圧蒸気の通路に設けられ
たバルブのためのバルブシール部50を示すものであ
る。ここで、バルブケーシング(弁室部)51の内部に
設けられたバルブシャフト(弁棒)52が、ハンドル5
3の回転操作によって上下に移動し、このバルブケーシ
ング51とバルブシャフト52との間のシールスペース
(弁箱)に、図1に示すような多数の複合粒体CBが適
量投入される。そして、押えリング54が複数のボルト
55で締め付けらけることによって、押えリング54と
これに対向するエンドリング56との間で多数の複合粒
体CBが加圧状態に維持され、これによって、高温・高
圧の蒸気等が外部に漏れないようになっている。すなわ
ち、複合粒体CBの加圧集合体がシール部材として機能
し、特に中心部の芯材2によって破砕が防止され、外側
の黒鉛層3によってバルブシャフト52の円滑な摺動が
保証される。
【0024】また、図7はポンプシール部60への適用
例を示すもので、回転軸61とシールケーシング部62
との間のシールスペースに多数の複合粒体CBが充填さ
れ、かつ押えリング63を介してボルト64の締付けに
より加圧状態に保たれることによって、シール部を形成
している。
【0025】なお、上記のように高温状態下で使用され
るシール材として複合粒体CBを採用する場合、芯材に
はセラミックスあるいはカーボン(グラファイト)を用
いることが望ましい。表1は各種芯材について、シール
特性、摺動性能、締付面圧保持率(付与した面圧が減じ
ない度合)等を示したものであり、芯材にセラミックス
またはカーボンを用いた複合粒体では常温でも高温でも
良好なシール作用を果たす。芯材を金属とした場合、高
温下の熱膨張のために摺動性能が低下するおそれがあれ
ば、それは高温下よりむしろ常温下のシール材として使
用することが望ましい。芯材をプラスチックとしたもの
では、高温下でのシール材として必ずしも好適とは言え
ないが、常温下のシール材としてなら充分なシール性能
が発揮される。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る粒状等の複合小素材は、内部がセラミックス等の
芯材で、またその外側が黒鉛等のカーボン系材料で形成
されているため、内部の芯材によって所定の圧縮強度が
得られ、また外側のカーボン系材料の層によって良好な
摺動特性等が得られる。したがって、例えばシール材等
への適用が可能となる。
【0028】また、このような複合小素材は、請求項2
ないし請求項5に記載の製法に従い容易に作ることがで
きる。請求項2に記載の方法では、カーボン系材料の粉
体を芯材に付着させて、請求項3に記載の方法では、カ
ーボン系材料の粉体をプレス成形して、また、請求項4
に記載の方法では、シート状のカーボン系材料をプレス
成形して、さらに請求項5に記載の方法では、カーボン
系材料が収容された槽内に芯材を入れることにより、そ
れぞれ複合小素材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である複合小素材としての複
合粒体の断面図。
【図2】それを製造するための第一の製法の実施例を示
す工程図。
【図3】同じく第二の製法の一実施例を示す工程図。
【図4】同じく第三の製法の一実施例を示す工程図。
【図5】同じく第四の製法の一実施例を示す説明図。
【図6】図1に示す複合粒体をバルブのシール材として
使用した一例を示す断面図。
【図7】同じくポンプのシール材として使用した一例を
示す断面図。
【符号の説明】
CB 複合粒体 2 芯材 3 黒鉛層 8 バインダー CP 黒鉛粉体 CS 黒鉛シート 50 バルブシール部 60 ポンプシール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 37/02 Z (72)発明者 清家 捷二 愛知県名古屋市緑区太子2丁目167番地の 1 (72)発明者 伊神 俊市 愛知県江南市草井町南210番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側がセラミックス、金属、プラスチッ
    ク、固体カーボンまたはこれらの2以上の組合せに係る
    複合材料の芯材で形成され、外側がこれを取り巻くカー
    ボン系材料で形成されていることを特徴とする複合小素
    材。
  2. 【請求項2】 セラミックス、金属、プラスチック、固
    体カーボンまたはこれらの2以上の組合せに係る複合材
    料の芯材にバインダーを付着させる工程と、その芯材に
    前記バインダーを介してカーボン系材料の粉体を付着さ
    せる工程とを含み、必要に応じてこれらの工程を繰り返
    すことを特徴とする複合小素材の製造方法。
  3. 【請求項3】 カーボン系材料の粉体をプレス成形し
    て、セラミックス、金属、プラスチック、固体カーボン
    またはこれらの2以上の組合せに係る複合材料の芯材が
    入る凹部を有する中間成形体を製造する工程と、 その中間成形体の凹部に前記芯材を装填する工程と、 その芯材が装填された中間成形体に更にカーボン系材料
    の粉体を加え、その芯材を内部に閉じ込めるようにプレ
    ス成形する工程と、 を含むことを特徴とする複合小素材の製造方法。
  4. 【請求項4】 カーボン系材料からなる第一および第二
    のシートの間に、セラミックス、金属、プラスチック、
    固体カーボンまたはこれらの2以上の組合せに係る複合
    材料の芯材を介在させるとともに、接着剤を塗布した状
    態でプレス成形して、これらシート間に前記芯材を閉じ
    込めた複合シート成形品を製造する工程と、 その複合シート成形品の、前記芯材を内部に含んだ積層
    部分を切断して分離する工程と、 を含むことを特徴とする複合小素材の製造方法。
  5. 【請求項5】 流動体状のカーボン系材料が収容された
    槽内に、セラミックス、金属、プラスチック、固体カー
    ボン、またはこれらの2以上の組合せに係る複合材料の
    芯材を入れ、その芯材の表面にカーボン系材料を付着さ
    せることを特徴とする複合小素材の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0651188A1 (en) * 1993-11-02 1995-05-03 Tokyo Electric Power Services Co., Ltd. Composite sealing material
JP2011513670A (ja) * 2008-03-03 2011-04-28 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 高温バルブ
JP2012223779A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Sukegawa Electric Co Ltd ダイキャストスリーブへの溶融金属給湯装置
JP2014001838A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Toshiba Corp 蒸気弁装置および発電設備

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