JP2011513670A - 高温バルブ - Google Patents

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Abstract

コントロールバルブ用トリムアッセンブリ(14)は、リークパスを封止するためのシールを備えている。このシールは、例えば少なくとも450°F(232.22℃)の温度を含む用途などの高温用途に有利に提供される。コントロールバルブは、バルブ本体(12)と制御エレメント(18)とを備えている。制御エレメントは、バルブ本体内部に配置されて、それを介して流体の流れを制御する。トリムアッセンブリは、バルブシート(42)と保持リング(44)とを備えている。バルブシートはバルブ本体に固定され、保持リングは螺合してバルブシートに接続される。シールは、トリムアッセンブリとバルブ本体との間で圧縮された環状グラファイトシール(84)、及び保持リングとバルブ本体との間の金属間接触部によりなされ得る。
【選択図】なし

Description

本発明は、一般的にコントロールバルブに関し、更に詳細には、高温用途で使用するのに好適なコントロールバルブに関する。
あるプロセス用途において、2本以上のパイプラインが2か所以上の間の流体輸送のため、または混流、分流用途を実行するために接続される場合があることが一般的に理解されている。通常、バルブは、一緒に作動してバルブ本体を通る流体の流れを制御する、バルブプラグなどの制御エレメントと1つ以上の内部コンポーネントとを備えている。
さまざまな内部コンポーネントが、バルブトリムと呼ばれることがよくある。代表的なバルブトリムは、例えばバルブ本体内に固定される1つ以上のバルブシートを備えている。しかしながら、複数のコンポーネントを使用して所望のバルブトリムとするので、リークパスがその接合部分で形成されることがある。これらのリークパスを封止するために、通常のトリムアッセンブリは、ラバーOリングまたは同様に構成されたガスケットを組み込んでいる。しかしながら、これらの材料は、約450°F(232.22℃)までの温度しか有効でない。従って、450°F(232.22℃)を超えて実施される用途には、別の解決策が必要とされる。
本発明の一つの実施態様は、流量制御装置用トリムアッセンブリを備え、この流量制御装置はバルブ本体と制御エレメントとを備えている。バルブ本体は、注入口、排水口および注入口と排水口との間に配置されたスロートを規定する。制御エレメントは、バルブ本体のスロート内部に配置され、バルブ本体を通る流体の流れを制御する第1位置および第2位置の間の変位に適合されている。トリムアッセンブリは、バルブシートと保持リングとを備えている。バルブシートは、スロート内のバルブ本体に固定され、保持リングは螺合してバルブシートに接続されている。シールは、トリムアッセンブリとバルブ本体との間に設置され、漏出を防止するとともに、少なくとも450°F(232.22℃)の温度に耐えることができる。
一つの実施態様によれば、シールは、バルブシートと保持リングとの間に圧縮され、バルブ本体と係合して流体密封シールをおこなうグラファイト材を含む環状シールを備えることができる。グラファイト材は、シールが少なくとも450°F(232.22℃)の動作温度に確実に耐えることができるようにするのに役立つ。
別の態様によれば、シールは、保持リングとバルブ本体との間の金属間接触部を備えることができる。
本発明の原理に従って構成された流量制御装置の第1の実施態様の断面側面図である。 図1における円1Aからの図1の流量制御装置の部分詳細図である。 本発明の原理に従って構成された流量制御装置の第2の実施態様の断面側面図である。 図2における円2Aからの図1の流量制御装置の部分詳細図である。 本発明の原理に従って構成された流量制御装置の第3の実施態様の断面側面図である。 本発明の原理に従って構成された流量制御装置の第4の実施態様の断面側面図である。 本発明の原理に従って構成された流量制御装置の第5の実施態様の断面側面図である。 図5における円5Aからの図5の流量制御装置の部分詳細図である。 本発明の原理に従って構成された流量制御装置に使用されるシールの一実施態様の断面図である。 本発明の原理に従って構成された流量制御装置に使用されるシールの別の実施態様の断面図である。 本発明の原理に従って構成された流量制御装置の第6の実施態様の断面側面図である。 図8における円8Aからの図8の流量制御装置の部分詳細図である。
図1は、本発明によって構成され、高温、例えば、少なくとも450°F(232.22℃)の温度で動作するようになっている流量制御装置、例えばコントロールバルブ10の一実施態様を示す。図1では、コントロールバルブ10は、収束流れ用途に使用しても、あるいは発散流れ用途に使用してもよい、不平衡三方コントロールバルブ10を備えている。コントロールバルブ10は、一般的に、バルブ本体12、トリムアッセンブリ14、ボンネット16および制御エレメント18を備えている。バルブ本体12は、第1ポート20、第2ポート22、第3ポート24およびスロート26を備えている。更に、バルブ本体12は、上部ウェブ28および下部ウェブ30を備えている。スロート26は、一般的に、バルブ本体12の上部ウェブ28と下部ウェブ30の間に延びている。制御エレメント18は、トリムアッセンブリ14に対して変位するようになっており、以下に説明するように、それを介して流体の流れを制御する。
収束用途に役立つバルブ10の場合、図1の参照文字P1で識別される流路は、注水ポートとして機能する第2、第3ポート22、24および共有排水ポートとして機能する第1ポート20を備えている。発散用途に役立つバルブ10の場合、図1の参照文字P2で識別される流路は、注水ポートとして機能する第1ポート20および排水ポートとして機能する第2、第3ポート22、24を備えている。このように構成されているので、開示された実施態様では、三方コントロールバルブ10が「サイドポート共有」バルブとされている。いずれの用途においても、トリムアッセンブリ14および制御エレメント18は、通常は同様に機能する。
例えば、開示された不平衡構成において、制御エレメント18は、脚32および不平衡バルブプラグ34を備えている。不平衡バルブプラグ34は、ポート誘導型バルブプラグを備えている。トリムアッセンブリ14は、バルブ本体12の下部ウェブ30に近接して配置された第1シート面36およびバルブ本体12の上部ウェブ28に近接して配置された第2シート面38を規定している。制御エレメント18の脚32は、制御エレメント18、更に詳細には、制御エレメント18のバルブプラグ34は、第1シート面36と密接に係合する第1位置と第2シート面38と密接に係合する第2位置との間で変位できるように、ボンネット16によって規定されたボア40内部に摺動自在に配置される。第1位置のバルブプラグ34により、制御エレメント18は第2ポート22を閉じて、第1ポートおよび第3ポート20、24の間の流路を規定している。第2位置のバルブプラグ34により、制御エレメント18は第3ポート24を閉じて、第1ポートおよび第2ポート20、22の間の流路を規定する。第1位置と第2位置との間にバルブプラグ34を定置することによって、前述の収束および/または発散流れ用途が達成できる。
更に図1および図1Aにおいて、今説明している実施態様のトリムアッセンブリ14は、バルブシート42と保持リング44とを備えている。バルブシート42は、シートリング部46と、上部リング部48と、開口部50とを備えている。シートリング部46は、一般的にリング形状であり、複数の外部スレッド52と、外部ショルダー53と、第1シート面36とを備えている。複数の外部スレッド52は、バルブ本体12の下部ウェブ30上に形成された複数の内部スレッド56に螺合して係合する。このように構成されているので、シートリング部46は、バルブシート42を、ねじ接続によりバルブ本体12内部に、そしてそれに対する変位に対して固定する。一実施態様において、バルブシート42は、シートリング部46上に形成された外部ショルダー53が下部ウェブ30に係合する十分なトルクにより、図示されているように、バルブ本体12内に固定される。係合は、好ましくは、外部ショルダー53と下部ウェブ30との間の金属間流体密封シールを行うのに十分な力によって達成される。開口部50は、複数の開口50aを規定するが、これらの開口はバルブ本体12の第1、第2および第3ポート20、22、24と流体連結する。
バルブシート42の上部リング部48は、シートリング部46からスロート26に対向し且つバルブ本体12の上部ウェブ28に隣接して配置される。図1Aに示されているように、上部リング部48は、外部シリンダー面58、複数の内部スレッド60および上面62を有する一般的にリング形状の部材を備えている。保持リング44も一般的にリング形状であり、固定部64および圧縮部66を備えている。固定部64は、内部シリンダー面68および複数の外部スレッド70を備えている。内部シリンダー面68は第2シート面38を規定している。複数の外部スレッド70は、バルブシート42の上部リング部48上の複数の内部スレッド60とねじ係合する。圧縮部66は、底面74および外部シリンダー面76を備えている。
更に図1Aにおいて、トリムアッセンブリ14の本実施態様の上部リング部48は、環状リセス78を規定する。環状リセス78は、上部リング部48および保持リング44の外部シリンダー面58、76に隣接するのみならず、保持リング44の圧縮部66の底面74に隣接して配置される。更に詳細には、図1Aに示されるとおり、環状リセス78は、バルブシート42の上部リング部48の内壁80および底面壁82によって規定されている。このように構成されているので、環状リセス78は、シール84を収容し、トリムアッセンブリ14とバルブ本体12との間にシールを提供する。開示された実施態様では、シール84は、リセス78に類似する一般的に長方形の断面を有する環状形状シールを備えている。
例えば、動作中且つバルブプラグ34が第2シート面38を係合する第2位置にある場合、流体は、バルブ本体12のスロート26と第3ポート24との間のリークパスに沿って漏出することができる。具体的には、流体は、保持リング44の固定部64上の複数の外部スレッド70とバルブシート42の上部リング部48上の複数の内部スレッド60との間の界面を通じてスロート26から漏出することができる。ここから、流体は、バルブシート42の上部リング部48の上面62と保持リング44の圧縮部66の底面74との間の界面を通じて、その後、保持リング44の外部シリンダー面76とバルブ本体12の上部ウェブ28との間のすべての界面を通じて、最終的には第3ポート24に漏出することができる。
従って、環状リセス78内部に配置されているシール84は、トリムアッセンブリ14とバルブ本体12との間の流体密封シールを提供する。それにより、この潜在的リークパスを封止する。シール84は、保持リング44の圧縮部66の底面74とバルブシート42の上部リング部48のリセス78の底面壁82との間で圧縮される。この圧縮により、シール84が保持リング44の圧縮部66の底面74およびバルブシート42の上部リング部48のリセス78の底面壁82に密封係合する。更に、この圧縮により、シール84がバルブ本体12の上部ウェブ28およびバルブシート32の上部リング48のリセス78の内壁80の両方に密封係合するように、シール84は圧縮加重に対して直角の方向に延びている。従って、本実施態様のシール84は、固定シールとして有用であり、上述のトリムアッセンブリ14とバルブ本体12との間のリークパスを効率的に封止するあらゆる方向に流体密封シールを提供するものであると理解されるべきである。
一実施態様によれば、シール84は可撓性グラファイト充填材またはグラファイト積層リングで構成することができる。例えば、一実施態様によれば、シール84は、少なくとも94.5%のグラファイト含有量を有する巻きグラファイトリボンで構成することができる。このように構成されているので、シール84から抜粋した断面は、例えば、図6に示すように、複数の垂直に配列されたリボンのようなものにすることができる。シール84の密度は、約85lb/ft(1362kg/m)〜約95lb/ft(1522kg/m)の範囲にすることができ、好ましくは90lb/ft(1441kg/m)である。一実施態様によれば、このようなグラファイトシール84は、ユニオンカーバイドグレードのGTK材またはそれに同等な材料から構成することができる。
別の実施態様においては、シール84は、例えば図7に示すように、ホットプレスにより接合された可撓性グラファイトシートおよびポリテトラフルオロエチレン(PTFE)シートの積層を交互させることで構成することができる。好ましくは、PTFEシートは、未使用のPTFEシートで構成する。一実施態様によれば、シール84はGTJグラフォイルグレードのような、各々公称厚さ0.030”(0.76mm)の可撓性グラファイトシート6層で構成することができるが、厚さ0.005”(0.13mm)の5層の未使用PTFEと交互させ、それにより合計公称厚さ約0.205”(5.2mm)を規定する。本実施態様では、シールの密度は、約85lb/ft(1362kg/m)から約95lb/ft(1522kg/m)の範囲にすることができる。
上述のいずれの実施態様においても、シール84は腐食および酸化抵抗の面から非金属、無機、保護阻害物質をさらに含むことができる。
上記したように構成したシール84により、本実施態様のコントロールバルブ10は、ラバーOリングを含む標準制御装置よりも高い温度を有する用途において動作することができる。具体的には、現在開示されている実施態様では、シール84の完全性の問題を生じることなしに、450°F(232.22℃)よりも高い温度で動作することができる。
図2および図2Aは、本発明の原理によって構成され、高温、例えば、少なくとも450°F(232.22℃)の温度で動作するようになっている流量制御装置、例えばコントロールバルブ100の第2の実施態様を示している。図2に示されているコントロールバルブ100は、図1および図1Aを参照して上述されたコントロールバルブ10に類似の三方バルブを備えている。例えば、コントロールバルブ100は、バルブ本体112、トリムアッセンブリ114、ボンネット116および制御エレメント118を備えている。バルブ本体112、ボンネット116および制御エレメント118は、図1を参照して上述されたバルブ本体12、ボンネット16および制御エレメント18と同一であり、従って、これらのコンポーネントについての説明を省略する。しかしながら、図2および図2Aに示されたコントロールバルブ100の実施態様のトリムアッセンブリ114は、図1および図1Aを参照して上述されたトリムアッセンブリ14とは若干異なっている。
具体的には、トリムアッセンブリ114は、バルブシート142と保持リング144とを備えている。上述のバルブシート42と同様に、図2に示されたバルブシート142は、シートリング部146と、上部リング部148と、開口部150とを備えている。シートリング部146および開口部150は、図1を参照して上述されたシートリング部46および開口部50と同一であり、従って、これらのコンポーネントについての説明を省略する。更に図1および図1Aを参照して上述された上部リング部48と同様に、図2および図2Aに示された上部リング部148は外部シリンダー面158、複数の内部スレッド160および上面162を有する一般的にリング形状の部材を備えている。保持リング144は、固定部164および圧縮部166を有する一般的にリング形状の部材を備えている。固定部164は、内部シリンダー面168および複数の外部スレッド170を備えている。内部シリンダー面168は、第2シート面138を規定している。複数の外部スレッド170は、バルブシート142の上部リング部148上の複数の内部スレッド160とねじ係合する。圧縮部166は、底面174と外部シリンダー面176とを備えている。
図1および図1Aを参照して上述されたトリムアッセンブリ14に類似して、シール184は、バルブシート142の保持リング144と上部リング部148との間に配置され、トリムアッセンブリ114とバルブ本体112との間に流体密封シールを提供する。しかしながら、図1および図1Aに示された実施態様とは異なり、本実施態様のシール184は、保持リング144内に形成された環状リセス178内部に収容される。更に詳細には、図2Aに示されるとおり、保持リング144の圧縮部166は、内壁180および上面壁182を規定し、これらは共同して環状リセス178を規定する。従って、環状リセス178は、バルブシート142の保持リング144と上部リング部148との間および保持リング144の外部シリンダー面176、158および上部リング部148の近隣の位置でシール184を収容する。このように、シール184はトリムアッセンブリ114とバルブ本体112との間に流体密封シールを提供することができる。
例えば、図1および図1Aを参照して上述されたように、動作中にリークパスをバルブ本体112のスロート126と第3ポート124との間に形成することができる。本リークパスは、保持リング144の固定部164上の複数の外部スレッド170とバルブシート142の上部リング部148上の複数の内部スレッド160との間の界面を介してスロート26から延ばすことができる。ここから、流体は、バルブシート142の上部リング部148の上面162と保持リング144の圧縮部166の底面174との間の界面を通じて、その後、保持リング144の外部シリンダー面176とバルブ本体112との間のすべての界面を通じて、最終的には第3ポート124に漏出することができる。
従って、シール184は、環状リセス178内部に配置されて、トリムアッセンブリ114とバルブ本体112との間の流体密封シールを提供する。それにより、本潜在的リークパスを封止する。シール184は、保持リング144の圧縮部166の環状リセス178の上面壁182とバルブシート142の上部リング部148の上面162との間で圧縮される。本圧縮により、シール184が保持リング144の圧縮部166の環状リセス178の上面壁182とバルブシート142の上部リング部148の上面162とを密封して係合する。
更に、本圧縮により、シール184がバルブ本体112および保持リング144の圧縮部166内に形成された環状リセス178の内壁180の両方に密封して係合するように、シール184は圧縮加重に対して直角の方向に延びている。従って、シール184は、流体密封シールをあらゆる方向に提供し、そのため上述のトリムアッセンブリ114とバルブ本体112との間のリークパスを効率的に封止すると理解されるべきである。図2および図2Aを参照して説明したシール184は、同じ材料のいずれか、または図1および図1Aを参照して上述されたシール84の特性、特徴および/または形態のいずれかを有する同じ材料のいずれかで構成することができる。このように構成されているとおり、コントロールバルブ100は、シール184の完全性の問題を生じることなしに、450°F(232.22℃)よりも高い温度で動作することができる。
コントロールバルブ10、100は、従って、バルブシート42の上部リング部48(図1および図1A)または保持リング144(図2および図2A)のいずれかの内部に形成されたリセス78、178内部にシール84、184を収容するように説明されているが、別の実施態様では、各保持リング44、144内およびバルブシート42、142の上部リング部48、148内にリセスを備えることができる。本構成では、本明細書に記載の通り、各リセスの組み合わせを大きさで分けて且つシール84、184を圧縮するように構成して、トリムアッセンブリ14、144とバルブ本体12、112との間に有効な流体密封シールを提供するように、各リセスは大きさで分け且つシール84、184の部分のみに収容するように構成することができる。例えば、一実施態様によれば、保持リング44、144は上部半分、例えば50%の、シール84、184を収容する第1環状リセスを有することができ、バルブシート42、142の上部リング部48、148は底部半分、例えば約50%の、シール84、184を収容する第2環状リセスを有し得る。別の実施態様では、環状リセスはそれぞれシール84、184の約50%前後を収容することができる。
更に、コントロールバルブ10、100は、従ってポート誘導型バルブプラグを備えるように説明されているが、本発明の原理は、また異なって構成された制御エレメントを有するコントロールバルブに組み入れることができる。例えば、図3は、本発明の原理によって構成され、高温、例えば、少なくとも450°F(232.22℃)の温度で動作するようになっている不平衡流量制御装置、例えばコントロールバルブ200の別の実施態様を示している。コントロールバルブ200は、バルブ本体212、トリムアッセンブリ214、ボンネット(図示せず)および制御エレメント218を有する三方バルブを備えている。バルブ本体212、トリムアッセンブリ214およびボンネット(図示せず)は、一般的に、図2および図2Aを参照して上述したバルブ本体112、トリムアッセンブリ114およびボンネット(図示せず)に類似のものとすることができる。つまり、バルブ本体212は、第1、第2、第3ポート220、222、224およびスロート226とを備えている。トリムアッセンブリ214は、バルブシート242と保持リング244とを備えている。上述のバルブシート42、142と同様に、図3に示されたバルブシート242は、シートリング部246、開口部250によってシートリング部246から分離された上部リング部248とを備えている。シートリング部246は第1シート面236を規定する。開口部250は、流体がスロート226および内部シリンダー面251を介して流れ得るように複数の開口250aを規定する。保持リング244は第2シート面238を規定する。
前述の実施態様と異なり、図3に示されたコントロールバルブ200の実施態様の制御エレメント218は、ポート誘導型バルブプラグは備えていないが、パラボリックバルブプラグ234を備えている。パラボリックバルブプラグ234は、シールリング235が密封して第1シート面236を係合する第1位置とシールリング235が密封して第2シート面238を係合する第2位置との間に、バルブシート242の開口部250の内部シリンダー面251によって誘導されるシールリング235を備えている。
ほかの点では、図3に示されたトリムアッセンブリ214の構成は、一般的に図2および図2Aに示されたトリムアッセンブリ114と同じである。最も具体的には、トリムアッセンブリ214の保持リング244は、シール284を収容するリセス278を備え、図2および図2Aに示されたのと同じ方法でトリムアッセンブリ214とバルブ本体212との間にシールを提供する。シール284は、同じ材料のいずれか、または図1および図1Aを参照して上述されたシール84の同じ特性、特徴および/または形態のいずれかを有する同じ材料のいずれかで構成することができる。従って、コントロールバルブ200は少なくとも450°F(232.22℃)の温度で動作することができる。
図2および図2Aに示された実施態様と同様に、図3に示されたトリムアッセンブリ214は保持リング244に形成されたリセス278にシール284を収容するように示されているが、コントロールバルブ200の別の実施態様は、図1および図1Aに示された実施態様と同じように、バルブシート242の上部シートリング部248に形成されたリセス278を備えることができる。更に、別の実施態様では、トリムアッセンブリ214は、バルブシート242の上部リング部248がシール284の底部を収容する第1環状リセスを備え、保持リング244がシール284の上部を収容する第2環状リセスを備えるように構成することができる。上部および底部は、互いに等しくても等しくなくてもよい。
図4は、本発明によって構成され、高温、例えば、少なくとも450°F(232.22℃)の温度で動作するようになっている流量制御装置、例えばコントロールバルブ300の更に別の実施態様を示している。トリムアッセンブリ314を備えているコントロールバルブ300は、図1および図1Aを参照して上述されたコントロールバルブ10に同一である。唯一の違いは、図4に示されたコントロールバルブ300は、拡張ボンネット316を備えていることである。従って、拡張ボンネットを有するコントロールバルブは、また、少なくとも一部のグラファイト材で構成された高温シールを利用することによって、図1および図1Aに示された実施態様のシール84を参照して上述されたように、高温での動作に適応させることができることが理解されるべきである。
更に、本明細書で説明した高温シールは、また、バランストリムおよび制御エレメントアッセンブリを備える流量制御装置に組み込むことができることを理解すべきである。例えば、図5および図5Aは、本発明の原理によって構成され、高温、例えば、少なくとも450°F(232.22℃)の温度で動作するように適合されたバランストリムアッセンブリ414および制御エレメント418を備えている流量制御装置、例えばコントロールバルブ400の更に別の実施態様を示している。
図5に示されたコントロールバルブ400は、バルブ本体412、トリムアッセンブリ414、ボンネット416および制御エレメント418を備えている。バルブ本体412は、第1、第2、第3ポート420、422、424およびスロート426を有する三方バルブ本体を備えている。一般的に、図5に示されたバルブ本体412は、上述のバルブ本体12、112、212、312と同じであり、それ自体上部および下部ウェブ428、430も備えている。ボンネット416は既知の方法でバルブ本体412に取付けられ、開示されている実施態様では、パラボリックボンネット416を備えている。制御エレメント418は、脚432および複数のウェブ437によって脚432に取付けられたチューブ部材433を備えている。チューブ部材433は、内部シリンダー面433aおよび外部シリンダー面433bを備えている。内部シリンダー面433aは、上部シート439を規定する。外部シリンダー面433bは、斜切下部シート441を規定する。
発散用途に役立つバルブ400の場合、図5の参照文字P1で識別される流路は、注水ポートとして機能する第1、第3ポート420、424、および共有排水ポートとして機能する第2ポート422を備えている。発散用途に役立つバルブ400の場合、図5の参照文字P2で識別される流路は、注水ポートとして機能する第2ポート422および排水ポートとして機能する第1、第3ポート420、424を備えている。このように構成されているので、開示された実施態様では、三方コントロールバルブ400が「ボトムポート共有」バルブとされている。
前述のトリムアッセンブリ14、114、214、314と同様に、図5に示された均衡型の実施態様のトリムアッセンブリ414は、バルブシート442と保持リング444とを備えている。バルブシート442は、シートリング部446と、上部リング部448と、開口部450とを備えている。シートリング部446は、一般的にリング形状であり、複数の外部スレッド452と、第1シート面454とを備えている。複数の外部スレッド452は、バルブ本体412の下部ウェブ430上に形成された複数の内部スレッド456に螺合して係合する。このように構成されているので、シートリング部446は、ねじ接続を介してバルブ本体412内部およびそれに対する変位に対してバルブシート442を固定する。開口部450は、複数の開口450aを規定するが、これらの開口は、バルブ本体412の第1、第2、第3ポート420、422、424と流体連結する。
バルブシート442の上部リング部448は、シートリング部446からスロート426の反対側且つバルブ本体412の上部ウェブ428に隣接して配置される。図5Aに示されているように、上部リング部448は外部シリンダー面458、複数の内部スレッド460及び上面462を有する一般的にリング形状の部材を備えている。保持リング444も一般的にリング形状であり、固定部464及び圧縮部466を備えている。固定部464は、内部シリンダー面468及び複数の外部スレッド470を備えている。複数の外部スレッド470はバルブシート442の上部リング部448上の複数の内部スレッド460とねじ係合する。圧縮部466は、底面474と外部シリンダー面476とを備えている。
図2および図2Aを参照して上述された実施態様と同じように、図5および図5Aに示されたトリムアッセンブリ414の保持リング444は、シール484を収容する環状リセス478を規定する。シール484は、トリムアッセンブリ414とバルブ本体412の上部ウェブ428との間に、流体密封シールを提供する。更に具体的には、図5Aに示されるとおり、保持リング444の圧縮部466は、内壁480および上面壁482を規定し、これらは共同して環状リセス478を規定する。従って、環状リセス478はバルブシート442の保持リング444および上部リング部448の間および保持リング444の外部シリンダー面476、458および上部リング部448の近隣の位置でシール484を収容する。シール484は、それ自体トリムアッセンブリ414とバルブ本体412との間に流体密封シールを提供することができる。
例えば、図2および図2Aを参照して上述されたように、動作中にリークパスをバルブ本体412のスロート426及び第3ポート424との間に形成することができる。具体的には、流体は保持リング444の固定部464上の複数の外部スレッド470とバルブシート442の上部リング部448上の複数の内部スレッド460との間の界面を通じてスロート426から漏出することができる。ここから、流体は、バルブシート442の上部リング部448の上面462と保持リング444の圧縮部466の底面474との間の界面を通じて、その後、保持リング444の外部シリンダー面476とバルブ本体412の上部ウェブ428との間のすべての界面を通じて、最終的には第3ポート424に漏出することができる。
従って、シール484は、環状リセス478内部に配置されおり、トリムアッセンブリ414とバルブ本体412との間の流体密封シールを提供する。それにより、本潜在的リークパスを封止する。シール484は、保持リング444の圧縮部466の環状リセス478の上面壁482とバルブシート442の上部リング部448の上面462との間で圧縮される。本圧縮により、シール484が保持リング444の圧縮部466の環状リセス478の上面壁482とバルブシート442の上部リング部448の上面462を密封して係合する。
更に、本圧縮により、シール484がバルブ本体412の上部ウェブ428および保持リング444の圧縮部466内に形成された環状リセス478の内壁480の両方に密封して係合するように、シール484は圧縮加重に対して直角の方向に伸延する。従って、シール484は流体密封シールをあらゆる方向に提供し、そのため上述のトリムアッセンブリ414とバルブ本体412との間のリークパスを効率的に封止すると理解されるべきである。
図5および図5Aを参照して記載されたシール484は、同じ材料のいずれか、または図2および図2Aを参照して上述されたシール184、さらに図1および図1Aを参照して上述したシール84の特性、特徴および/または形態のいずれかを有する同じ材料のいずれかで構成することができる。このように構成されているとおり、コントロールバルブ400は、シール484の完全性の問題を生じることなしに、450°F(232.22℃)よりも高い温度で動作することができる。
更に、図5に示された実施態様の環状リセス478は、図2および2Aを参照して上述の実施形態と同様に、保持リング444に配置されるように記述されているが、コントロールバルブ400の別の実施態様は、図1および図1Aの実施態様を参照して上述の通り、バルブシート442の上部リング部448内部に配置されたリセス478を備えることができる。例えば、各保持リング44および上部リング部448はシール484の部分を収容する環状リセスを備えることができる。
更に、説明したとおり構成された図5に示されているコントロールバルブ400のトリムアッセンブリ414によって、制御エレメント418の外部シリンダー面433bが、保持リング444の内部シリンダー面468によって、チューブ部材433の斜切下部シート441がバルブシート442のシートリング部446の第1シート面454を密接に係合する第1位置とチューブ部材433の上部シート439がパラボリックボンネット416のシート面447を密接に係合する第2位置との間に誘導されるように、制御エレメント418はバルブシート442および保持リング444内部に配置される。
制御エレメント418のチューブ部材433の外部シリンダー面433bと保持リング444の内部シリンダー面468との間に流体密接シールを提供するために、図5に示されたコントロールバルブ400は、第2シール584を備えている。第2シール584は、固定部466の内部シリンダー面468に近接する保持リング444内に形成された第2環状リセス578内部に収容される。
更に具体的には、図5Aに示されているように、保持リング444は上面壁481、低面壁483および内壁485の間に設置されているとおりに第2環状リセス578を規定する。一実施態様では、上面壁、低面壁481、483は、摩擦適合により第2環状リセス578内の第2シール584を保持するのに十分な距離により分離されている。別の実施態様では、シール584は例えば接着剤などその他の方法によって第2環状リセス578に保持することができる。第2シール584が第2環状リセス578に保持される方法にかかわらず、制御エレメント418のチューブ部材433の外部シリンダー面433bと保持リング444の内部シリンダー面468との間に流体密封シールを提供する。制御エレメント418は、トリムアッセンブリ414に対する第1、第2位置の間で移動するようになっているので、シール584の本用途は運動用シールと考えることができる。
最終的には、図5に示されたコントロールバルブ400が高温、例えば少なくとも450°F(232.22℃)の温度で確実に動作できるようにするために、第2シール584はまた少なくとも一部のグラファイト材で構成される。更に具体的には、第2シール584は、同じ材料のいずれか、または図1および図1Aを参照して上述されたシール84の特性、特徴および/または形態のいずれかを有する同じ材料のいずれかで構成することができる。
シール84、184、284、384、484、584は、通常、個別の環状リセス78、178、278、378、478、578の断面と同じ一般的に長方形の断面を有する環状シールを備えていると本明細書で図示および説明されているが、別の実施態様は異なった設計をすることができる。例えば、シール84、184、284、384、484、584のいずれも一般的に円形断面、C形状の断面、または本発明の原理に役立てるのに適したその他の形状断面を有することができる。更に、シール84、184、284、384、484、584は必ずしも個別の環状リセス78、178、278、378、478、578の断面形態と一致する断面形態を有する必要はない。例えば、一実施態様では、1つ以上のシール84、184、284、384、484、584が一般的に円形断面を有することができる一方で、リセス78、178、278、378、478、578は一般的に長方形の断面を有することができる。
更に、本明細書で説明されたトリムアッセンブリ14、114、214、314、414は、すべて、バルブ本体の形式にかかわらず、一般的に同じ方法でバルブ本体内部に設置することができると理解されるべきである。例えば、図1および図1Aに示されたトリムアッセンブリ14を使用する一例として、ある設置方法は同時にトリムアッセンブリ14全体を設置することを含めることができる。本方法では、シール84はバルブシート42の上部リング部48上に形成された環状リセス78内部に配置することができる。それから、保持リング44は、ちょうどシール84を圧縮するちょっと手前まで、バルブシート42の上部リング部48に緩やかにねじ螺合をされる。バルブシート42、シール84および保持リング44は、その後、バルブシート42のシートリング部46上の外部スレッド52が螺合してバルブ本体12の下部ウェブ30上に内部スレッド56を係合するように、ボンネット16が取付けられているオリフィスを介してバルブ本体12に落下させることができる。ツールを使用し、技術者は保持リング44を回してシートリング部46を下部ウェブ30に対して、また保持リング44を上部リング部48に対して同時に締めていくことができる。それにより、シール84を圧縮しバルブ本体12の上部ウェブ28と密封係合させる。
別の設置方法では、バルブシート42、シール84、および保持リング44はバルブ本体12に分離して設置することができる。例えば、シートリング部46上の外部スレッド52が螺合してバルブ本体12の下部ウェブ30上に内部スレッド56を係合するように、まずバルブシート42をバルブ本体12に配置することができる。それから技術者はツールを使用して、シートリング部46内の突起または穴を把握し、バルブ本体12内にバルブシート42を締めることができる。一旦バルブシート42が締められると、技術者は、バルブシート42の上部リング部48に形成された環状リセス78内部にシール84を配置することができる。最終的に、技術者は上部リング部48に保持リング44をねじ込みして、シール84を圧縮しバルブ本体12の上部ウェブ28とトリムアッセンブリ14との間に流体密封シールを提供することができる。
上述の実施態様の高温コントロールバルブ10、100、200、300、400それぞれは、少なくとも個別のトリムアッセンブリの保持リングおよび上部リング部の間に圧縮されたシールの形態を備えるが、図8および図8Aは別の実施態様の上記シールを備えていない高温コントロールバルブ500を示している。
具体的には、図8および図8Aは、図1および図1A、図2および図2Aを参照して上述されたコントロールバルブ10、100に類似の三方バルブを備えているコントロールバルブ500の実施態様を示している。コントロールバルブ500は、バルブ本体512、トリムアッセンブリ514、ボンネット516および制御エレメント518を備えている。ボンネット516および制御エレメント518は、図1、図1A、図2および図2Aを参照して上述されたボンネット16、116および制御エレメント18、118と等しく、従って、これらのコンポーネントは再度説明しない。
バルブ本体512は、一般的に、第1、第2、第3ポート520、522、524、スロート526、および上部、下部ウェブ528、530を備えている点で、図1、図1A、図2および図2Aに上述されたバルブ本体と同じである。図8Aに示されたとおり、上部ウェブ528は更にデーパ面528aを備えることができる。しかしながら、図8および図8Aに示されたコントロールバルブ500の実施態様のトリムアッセンブリ514は、図1、図1A、図2および図2Aを参照して上述されたトリムアッセンブリ14、114とは若干異なっている。
具体的には、トリムアッセンブリ514は、バルブシート542と保持リング544とを備えている。上述のバルブシートと同様に、図8に示されたバルブシート542は、シートリング部546、上部リング部548および開口部550とを備えている。シートリング部546および開口部550は、図1を参照して上述されたシートリング部46および開口部50と等しく、従って、これらのコンポーネントは再度説明しない。更に図1および図1Aを参照して上述された上部リング部48と同様に、図8および図8Aに示された上部リング部548は、外部シリンダー面558、複数の内部スレッド560および上面562を有する一般的にリング形状の部材を備えている。
図8Aに示されているように、本実施態様の保持リング544は、固定部564および段付けしたショルダー部566を有する一般的にリング形状の部材を備えている。固定部564は、内部シリンダー面568と複数の外部スレッド570とを備えている。内部シリンダー面568は、第2シート面538を規定する。複数の外部スレッド570は、バルブシート542の上部リング部548上の複数の内部スレッド560とねじ係合して、バルブシート542に保持リング544を固定する。
図8Aに示されているように、保持リング544の段付けしたショルダー部566は、第1および第2底面574、576および第1、第2外面575、577を備える段付けされた側面によってプロファイルを有する外面571を備えている。開示された実施態様では、保持リング544の段付けされたショルダー部566は、第1リング形状ショルダー579および第2リング形状ショルダー581を規定するように、第1および第2底面574、576は一般的に、第1および第2外面575、577に対して垂直である。第1ショルダー579は、第1底部574と第1外面575の交差部分に配置される。第2ショルダー581は、第2底部576と第2外面577との交差部分に配置されている。開示された実施態様では、第1および第2ショルダー579、581は、丸い断面を有することができ、それにより、球状面を規定する。
本明細書に説明されるように、保持リング544の固定部564上の外部スレッド570がバルブシート542の上部リング部548上の内部スレッド560を螺合して係合するように、保持リング544はバルブシート542の上部リング部548にねじ込みする。好ましい実施態様では、説明の通り、保持リング544は、保持リングのショルダー566上に形成された第2リング形状ショルダー581がバルブ本体512の上部ウェブ528のテーパ面528aに密封して係合する十分なトルクにより、上部リング部548に留め付けられる。係合は好ましくは、第2リング形状ショルダー581と上部ウェブ528との間の金属間流体密封シールを行うのに十分な力によって達成される。保持リング544は、それ自体トリムアッセンブリ514とバルブ本体112との間に、上述のとおり、例えばひとつのシール84、184のようなシールを組み込むことを必要とせずに、流体密封シールを提供することができる。
例えば、従来のコントロールバルブの動作中に、リークパスはバルブ本体512のスロート526と第3ポート524との間に形成することができる。本リークパスは、保持リング544の固定部564上の複数の外部スレッド570とバルブシート542の上部リング部548上の複数の内部スレッド560との間の界面を介してスロート526から延ばすことができる。ここから、流体は、バルブシート542の上部リング部548の上面562と保持リング544の段付けされたショルダー部566との間の界面を通じて、その後、保持リング544とバルブ本体512との間のすべての界面を通じて、最終的には第3ポート524に漏出することができる。
本明細書に説明されるように、コントロールバルブ500の第2リング形状ショルダー581は、少なくともトリムアッセンブリ514とバルブ本体512との間に線接触流体密封シールを提供し、本潜在的リークパスを封止する。このように構成されているとおり、コントロールバルブ500は、トリムアッセンブリ514のすべてのコンポーネントに対する完全性の問題を生じることなしに、450°F(232.22℃)よりも高い温度で動作することができる。一実施態様では、第2リング形状ショルダー581および/またはバルブ本体512の上部ウェブ528のテーパ面528aは、上述の係合が金属間表面接触部を提供できるような可鍛性材で構成することができる。
コントロールバルブ500はバルブシート542の保持リング544と上部リング部548との間に、上述のグラファイト材で構成された、例えばシール84、184のひとつのような個別シールの組み込みを必要としないトリムアッセンブリ514を備えるように、図8および図8Aに開示されているが、コントロールバルブ500の別の実施態様では、上記シールを具備することができる。例えば、図8および図8Aに示されたコントロールバルブ500の保持リング544は、図2Aに示されたシール184に類似のシールをショルダー部566の第1底面574とバルブシート542の上部リング部548の上面562との間に収容するように適合させることができる。このように構成されているので、シールはバルブ本体512の上部ウェブ528を密封して係合するような、図2および図2Aを参照して上述されたものと同じ方法で、保持リング544と上部リング部548との間に圧縮することができる。別の実施態様では、図8および図8Aを参照して説明した保持リング544は、上部リング部548がグラファイトシールを収容するリセスを備えることができるように、図1および図1Aを参照して上述した実施態様と同様に、第1底面574をバルブシート542の上部リング部548の上面562と接触させて配置するように僅かに改造することができる。グラファイトシールと組み合わせて図8および図8Aを参照して説明した保持リング544によって提供された金属間シールを組み込むどのような実施態様であっても、説明の通り450°F(232.22℃)を超える温度でのトリムアッセンブリ514の完全性に対するあらゆる問題を取り除きながら、更なるシール性能を提供することができる。
図8および図8Aを参照して説明されたコントロールバルブ500は、図1、図1A、図2および図2Aを参照して上述されたものと同様の不平衡コントロールバルブを備えているように図示されているが、別の実施態様は、図3と同様のパラボリックバルブ、または図4と同様の延長ボンネットで構成することができると理解されるべきである。
更に図5および図5Aを参照して上述された平衡コントロールバルブは、また、図8および図8Aを参照して説明された概念を備えるように改造することもできることを理解するべきである。例えば、保持リング444は、図8および図8Aに示された保持リング544の段付けされたショルダー部566と同じように、第1シール484を段付けされたショルダー部と取り換えるように改造することができる。
本明細書においてトリムアッセンブリ14、114、214、314、414、514のさまざまな実施態様はバルブ本体12、112、212、312、412、512内部に設置されるとして説明しているが、本発明はトリムアッセンブリ14、114、214、314、414、514と個別のバルブ本体12、112、212、312、412、512の組み合わせに限定されず、それどころかむしろトリムアッセンブリ14、114、214、314、414、514自体は発明に関して寄与している。トリムアッセンブリ14、114、214、314、414、514自体は、本明細書で説明したバルブ本体12、112、212、312、412、512とは異なるバルブ本体内部に設置することができると、理解されるべきである。
前述を鑑み、本発明の原理に従って構成された流量制御装置は、それに備わる1つ以上のシールの完全性の問題を生じることなしに、450°F(232.22℃)を超える温度で動作できることが理解されるべきである。更に、本明細書で説明したさまざまな流量制御装置は、単に本発明を具体化できる装置の例にすぎず、本発明はこれに限定されるものではない。むしろ、本発明は以下の特許請求の範囲およびすべてのその均等物の精神および範囲によって定義されるべきである。

Claims (42)

  1. 流量制御装置であって、
    注水口、排水口、および前記注水口と前記排水口との間に配置されたスロートを規定するバルブ本体と;
    前記バルブ本体の前記スロート内部に配置され第1位置と第2位置との間の変位に適応し、前記バルブ本体を介して流れる流体の流れを制御する制御エレメントと;
    バルブシートと保持リングとを備えるトリムアッセンブリであって、前記バルブシートは前記スロート内部でバルブ本体に固定されており、前記保持リングは前記バルブシートに螺合して接続されている、トリムアッセンブリと;
    グラファイト材を備えるシールであって、前記バルブシートと前記保持リングとの間に圧縮されるとともに、前記バルブ本体に係合して、前記トリムアッセンブリと前記バルブ本体との間に流体密着シールを提供するものであるシールと、
    を備えている、流量制御装置。
  2. 前記シールは、少なくとも450°F(232.22℃)の温度に耐えるように構成されているものである、請求項1に記載の装置。
  3. 前記シールは、腐食および酸化抵抗のための非金属、無機、保護阻害物質を更に含むものである、請求項1に記載の装置。
  4. 前記シールは、約85lb/ft(1362kg/m)〜約95lb/ft(1522kg/m)の範囲の密度を有する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記シールのグラファイト含量が、少なくとも90%である、請求項1に記載の装置。
  6. 前記シールは、巻きグラファイトリボンを備えている、請求項1に記載の装置。
  7. 前記シールは、可撓性グラファイトシート層とポリテトラフルオロエチレンシート層とを交互に積層して備えている、請求項1に記載の装置。
  8. 前記バルブシートは、シートリング部と、前記シートリング部からの前記スロートに対向して配置された上部リング部とを備えており、前記シートリング部は前記バルブ本体に螺合して接続され、前記制御エレメントが前記第1位置にある場合に第1シート面が前記制御エレメントによって係合されるように規定し、前記上部リング部は前記保持リングに螺合して接続されている、請求項1に記載の装置。
  9. 前記バルブシートの前記上部リング部は、前記トリムアッセンブリと前記バルブ本体との間の位置で前記シールを収容する環状リセスを備えている、請求項8に記載の装置。
  10. 前記保持リングは、前記トリムアッセンブリと前記バルブ本体との間の位置で前記シールを収容する環状リセスを備えている、請求項8に記載の装置。
  11. 前記保持リングは、前記制御エレメントが前記第2位置にある場合に前記制御エレメントによって係合されるように第2シート面を規定している、請求項8に記載の装置。
  12. 前記保持リングは、前記第1位置と前記第2位置との間に前記制御エレメントを誘導するように内部シリンダー面を規定している、請求項8に記載の装置。
  13. グラファイト材を備えるピストンリングを更に備え、前記ピストンリングは前記保持リングの前記内部シリンダー面と前記制御エレメントとの間に配置され、前記トリムアッセンブリと前記制御エレメントとの間に流体密封シールを提供するものである、請求項12に記載の装置。
  14. 前記保持リングは、前記内部シリンダー面に隣接した環状リセスを規定し、前記環状リセスは前記ピストンリングを収容するものである、請求項13に記載の装置。
  15. 流量制御装置であって、
    注水口、排水口および前記注水口と前記排水口との間に配置されたスロートを規定するバルブ本体と;
    前記バルブ本体の前記スロート内部に配置されて第1位置と第2位置との間の変位に適応し、前記バルブ本体を介して流れる流体の流れを制御する制御エレメントと;
    前記バルブ本体に対する軸方向変位に対して固定されるバルブシートであって、前記バルブシートはシートリング部と前記シートリング部からの前記スロートに対向して配置された上部リング部とを備え、前記制御エレメントが前記第1位置にある場合、前記シートリング部は前記制御エレメントによって係合されるように第1シート面を規定している、バルブシートと;
    前記バルブシートの前記上部リング部に 螺合して接続される保持リングであって、前記制御エレメントが前記第2位置にある場合、前記制御エレメントによって係合されるように第2シート面を規定している、保持リングと;
    少なくとも前記バルブシートの前記上部リング部および前記保持リングのひとつに形成される環状リセスであって、前記バルブ本体に隣接して配置されている環状リセスと;
    グラファイト材を備えるシールであって、前記環状リセス内部および前記バルブ本体に係合して配置され、前記環状リセスと前記バルブ本体との間に流体密封シールを提供するシールと、
    を備えている、流量制御装置。
  16. 前記シールは、前記保持リングと前記バルブシートの前記上部リング部との間で圧縮される、請求項15に記載の装置。
  17. 前記シールは、少なくとも450°F(232.22℃)の温度に耐えるように構成されているものである、請求項15に記載の装置。
  18. 前記シールは、腐食および酸化抵抗のための非金属、無機、保護阻害物質を更に含むものである、請求項15に記載の装置。
  19. 前記シールは、約85lb/ft(1362kg/m)から約95lb/ft(1522kg/m)の範囲の密度を有するものである、請求項15に記載の装置。
  20. 前記シールのグラファイト含量が、少なくとも90%である、請求項15に記載の装置。
  21. 前記シールは、巻きグラファイトリボンを備えているものである、請求項15に記載の装置。
  22. 前記シールは、可撓性グラファイトシート層とポリテトラフルオロエチレンシート層とを交互に積層させて備えている、請求項15に記載の装置。
  23. 前記バルブシートの前記シートリング部は、前記バルブ本体に螺合して接続されているものである、請求項15に記載の装置。
  24. 前記制御エレメントは不平衡バルブプラグを備え、前記保持リングは前記制御エレメントが前記第2位置にある場合に前記制御エレメントによって係合されるように第2シート面を規定するものである、請求項15に記載の装置。
  25. 前記制御エレメントは平衡バルブプラグを備え、前記保持リングは前記第1位置と前記第2位置との間に前記制御エレメントを誘導するように内部シリンダー面を規定するものである、請求項15に記載の装置。
  26. 前記保持リングの前記内部シリンダー面と前記制御エレメントとに隣接して形成された環状リセス内部に配置されたピストンリングを更に備え、前記トリムアッセンブリと前記制御エレメントとの間に流体密封シールを提供し、前記ピストンリングはグラファイト材を有するものである、請求項25に記載の装置。
  27. バルブ本体と制御エレメントとを備え、前記バルブ本体は、注水口と、排水口と、前記注水口と前記排水口との間に配置されたスロートを規定するものであり、前記制御エレメントは前記スロート内部に配置され、第1位置と第2位置との間で変位されるようになって、前記バルブ本体を介して流れる流体の流れを制御するものである、流量制御装置内部に設置されるようになっているトリムアッセンブリであって、
    前記スロートに隣接する前記バルブ本体に螺合して接続されるようになっているバルブシートであって、前記バルブシートはシートリング部と上部リング部とを備え、前記シートリング部は前記制御エレメントが前記第1位置にある場合、前記制御エレメントによって係合されるように第1シート面を規定するものであり、前記上部リング部は外部シリンダー面と内部シリンダー面とを規定し、前記シートリング部から前記スロートに対向して配置されるようになっている、バルブシートと;
    前記バルブシートの前記上部リング部に螺合して接続され、外部シリンダー面を規定するものである、保持リングと;
    前記バルブシートの前記上部リング部と前記保持リングとのうちのひとつの前記外部シリンダー面に形成された環状リセスと;
    前記環状リセス内部に配置され前記保持リングと前記バルブシートの前記上部リング部との間に圧縮されるようになっているグラファイト材を備えるシールと、
    を備えている、トリムアッセンブリ。
  28. 前記シールは、少なくとも450°F(232.22℃)の温度に耐えるように構成されているものである、請求項27に記載の装置。
  29. 前記シールの前記グラファイト材は、腐食および酸化抵抗のための非金属、無機、保護阻害物質を含むものである、請求項27に記載の装置。
  30. 前記シールは、約85lb/ft(1362kg/m)〜約95lb/ft(1522kg/m)の範囲の密度を有する、請求項27に記載の装置。
  31. 前記シールのグラファイト含量が、少なくとも90%である、請求項27に記載の装置。
  32. 前記シールは、巻きグラファイトリボンを備えている、請求項27に記載の装置。
  33. 前記シールは、可撓性グラファイトシート層とポリテトラフルオロエチレンシート層とを交互に積層して備えているものである、請求項27に記載の装置。
  34. 前記保持リングは、前記制御エレメントが前記第2位置にある場合に前記制御エレメントによって係合されるように第2シート面を規定するものである、請求項27に記載の装置。
  35. グラファイト材を含むピストンリングを更に備え、前記ピストンリングは前記保持リングの前記内部シリンダー面と前記制御エレメントとに隣接して形成された環状リセス内部に配置されて、前記トリムアッセンブリと前記制御エレメントとの間に流体密封シールを提供するものである、請求項34に記載の装置。
  36. 流量制御装置であって、
    注水口、排水口および前記注水口と前記排水口との間に配置されたスロートを規定するバルブ本体と;
    前記バルブ本体の前記スロート内部に配置されて第1位置と第2位置との間の変位に適応し、前記バルブ本体を介して流れる流体の流れを制御する制御エレメントと;
    トリムアッセンブリであって、
    前記バルブ本体に対する軸方向変位に対して固定されるバルブシートであって、前記バルブシートはシートリング部と前記シートリング部からの前記スロートに対向して配置された上部リング部とを備えており、前記制御エレメントが前記第1位置にある場合、前記シートリング部は前記制御エレメントによって係合されるように第1シート面を規定するものである、バルブシートと;
    前記バルブシートの前記上部リング部に螺合して接続される保持リングであって、前記制御エレメントが前記第2位置にある場合、前記制御エレメントによって係合されるように第2シート面を規定するものである、保持リングと;
    を備えるトリムアッセンブリと;
    前記保持リングに隣接する位置において前記トリムアッセンブリと前記バルブ本体との間の界面で規定される流体密封シールであって、
    前記保持リングと前記バルブシートの前記上部リング部との間で圧縮されるグラファイト材を含む環状シールであって、前記バルブ本体に封止係合している環状シールと、
    前記保持リングの外部面と前記バルブ本体との間の金属間接触部と、
    のうちの一つによって提供されるものである、流体密封シールと、
    を備えてなる、流量制御装置。
  37. 前記流体密封シールは、少なくとも450°F(232.22℃)の温度に耐えることができるものである、請求項36に記載の装置。
  38. 前記環状シールのグラファイトが、少なくとも90%である、請求項36に記載の装置。
  39. 前記環状シールは、巻きグラファイトリボンを備えている、請求項36に記載の装置。
  40. 前記環状シールは、可撓性グラファイトシート層とポリテトラフルオロエチレンシート層とを交互に積層して備えているものである、請求項36に記載の装置。
  41. 前記バルブシートの前記上部リング部および前記保持リングのひとつは前記トリムアッセンブリと前記バルブ本体との間の位置に前記環状シールを収容する環状リセスを備えている、請求項36記載の装置。
  42. 前記保持リングは、前記バルブ本体の前記上部ウェブと線接触させるショルダー面を規定する段付けされた側面プロファイルを備える、請求項36記載の装置。
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