JPH0687649B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH0687649B2 JPH0687649B2 JP60111704A JP11170485A JPH0687649B2 JP H0687649 B2 JPH0687649 B2 JP H0687649B2 JP 60111704 A JP60111704 A JP 60111704A JP 11170485 A JP11170485 A JP 11170485A JP H0687649 B2 JPH0687649 B2 JP H0687649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teeth
- rotor
- brushless motor
- gap length
- stator coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/03—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,ブラシレスモータに関し,特にトルクの低
下の低減に関するものである。
下の低減に関するものである。
第8図は,従来のアウターロータ形式のブラシレスモー
タの要部断面図であり,例として4極のものを示す。図
において,(1)はティース(1a)〜(1d)を有するス
テータコア,(2)はステータコア(1)の各ティース
(1a)〜(1d)に巻回されているステータコイル,
(3)はロータ,(4)は,例えばフェライト磁石など
の永久磁石によるロータ磁石,(5)はロータヨーク,
(6)はホール素子である。また,4極のティース(1a)
〜(1d)とロータ(3)のロータ磁石(4)との間には
ギャップが形成されている。すべてのティース(1a)〜
(1d)において,端部にくぼみが設けられ,このくぼみ
によって,ロータ(3)とティース(1a)〜(1d)との
ギャップ長か各ティースで非対称になるように構成され
ている。
タの要部断面図であり,例として4極のものを示す。図
において,(1)はティース(1a)〜(1d)を有するス
テータコア,(2)はステータコア(1)の各ティース
(1a)〜(1d)に巻回されているステータコイル,
(3)はロータ,(4)は,例えばフェライト磁石など
の永久磁石によるロータ磁石,(5)はロータヨーク,
(6)はホール素子である。また,4極のティース(1a)
〜(1d)とロータ(3)のロータ磁石(4)との間には
ギャップが形成されている。すべてのティース(1a)〜
(1d)において,端部にくぼみが設けられ,このくぼみ
によって,ロータ(3)とティース(1a)〜(1d)との
ギャップ長か各ティースで非対称になるように構成され
ている。
上記のようなブラシレスモータは,ロータ(3)の位置
を検出してステータコイル(2)を選択的に励磁し,ロ
ータ(3)を回転させるのであるが,この開転開始時に
回転方向を一方向に限定するために,ロータ(3)とテ
ィース(1a)〜(1d)のそれぞれとの間のギャップ長が
非対称になるように構成されている。
を検出してステータコイル(2)を選択的に励磁し,ロ
ータ(3)を回転させるのであるが,この開転開始時に
回転方向を一方向に限定するために,ロータ(3)とテ
ィース(1a)〜(1d)のそれぞれとの間のギャップ長が
非対称になるように構成されている。
第4図は,従来のブラシレスモータの他の例であるが,
これはロータ(3)とティース(1a)〜(1d)のそれぞ
れとの間のギャップ長を非対称にするために,例えば時
計方向に沿って徐々にギャップ長が大きくなるように各
ティース(1a)〜(1d)のロータ(3)に対向する面が
傾斜して構成されている。
これはロータ(3)とティース(1a)〜(1d)のそれぞ
れとの間のギャップ長を非対称にするために,例えば時
計方向に沿って徐々にギャップ長が大きくなるように各
ティース(1a)〜(1d)のロータ(3)に対向する面が
傾斜して構成されている。
従来のブラシレスモータは以上のように構成されている
ので,構成するティース(1a)〜(1d)のすべてが,く
ぼみ又は傾斜によつて非対称な形状であり,ロータ
(3)との間のギャップ長が変化する。しかし,この回
転方向の限定のために設けられたギャップ長の一部拡大
はトルクを低下させるという問題点があった。
ので,構成するティース(1a)〜(1d)のすべてが,く
ぼみ又は傾斜によつて非対称な形状であり,ロータ
(3)との間のギャップ長が変化する。しかし,この回
転方向の限定のために設けられたギャップ長の一部拡大
はトルクを低下させるという問題点があった。
この発明は,上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので,トルクの低下を極力小さくし,かつロータ
の回転方向も限定できるブラシレスモータを得ることを
目的とする。
れたもので,トルクの低下を極力小さくし,かつロータ
の回転方向も限定できるブラシレスモータを得ることを
目的とする。
この発明に係るブラシレスモータは,永久磁石よりなる
ロータ,このロータからギャップを介して配置され,ス
テータコアを構成する複数のティース,及びティースの
それぞれに巻回されているステータコイルを備え,ロー
タの位置を検出してステータコイルを選択的に励磁する
ブラシレスモータにおいて,ティースのうちの一部のテ
ィースのみの形状を,ロータの回転時に,ロータとティ
ースとの間のギャップ長が上記ティースのそれぞれの中
心に対して非対称となるように構成したものである。
ロータ,このロータからギャップを介して配置され,ス
テータコアを構成する複数のティース,及びティースの
それぞれに巻回されているステータコイルを備え,ロー
タの位置を検出してステータコイルを選択的に励磁する
ブラシレスモータにおいて,ティースのうちの一部のテ
ィースのみの形状を,ロータの回転時に,ロータとティ
ースとの間のギャップ長が上記ティースのそれぞれの中
心に対して非対称となるように構成したものである。
この発明において,複数のティースのうちのほとんとの
ティースは,ロータとの間に一様な対称ギャップ長を有
し,一部のティースのみに回転方向の限定のための非対
称ギャップ長を有するため,回転方向を限定でき,かつ
トルクの低下を低減できる。
ティースは,ロータとの間に一様な対称ギャップ長を有
し,一部のティースのみに回転方向の限定のための非対
称ギャップ長を有するため,回転方向を限定でき,かつ
トルクの低下を低減できる。
以下,この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において,ティース(1a)〜(1d)のうちの一部,例
えば2極のティース(1c),(1d)は,ロータ(3)と
のギャップ長が対称になるように構成し,他の2極のテ
ィース(1a),(1b)は一端部にくぼみを設けてロータ
(3)とのギャップ長が各ティース(1a),(1b)の中
心に対して非対称になるように構成している。
図において,ティース(1a)〜(1d)のうちの一部,例
えば2極のティース(1c),(1d)は,ロータ(3)と
のギャップ長が対称になるように構成し,他の2極のテ
ィース(1a),(1b)は一端部にくぼみを設けてロータ
(3)とのギャップ長が各ティース(1a),(1b)の中
心に対して非対称になるように構成している。
このブラシレスモータの動作は従来と同様であり,この
ギャップ長が非対称になるように構成したティース(1
a),(1b)のために,ロータ(3)の回転開始時に回
転方向を一方向に限定することができる。また,4極のテ
ィース(1a),(1d)すべてを非対称に構成したのでは
なく,一部のみを非対称にしたため,トルクの低下を低
減できる。
ギャップ長が非対称になるように構成したティース(1
a),(1b)のために,ロータ(3)の回転開始時に回
転方向を一方向に限定することができる。また,4極のテ
ィース(1a),(1d)すべてを非対称に構成したのでは
なく,一部のみを非対称にしたため,トルクの低下を低
減できる。
第2図は,この発明の他の実施例であり,ティース(1
a),(1b)にくぼみを設けるかわりに,ロータ(3)
に対向する面を各ティース(1a),(1b)の中心に対し
て非対称になるように傾斜させた例であり,この場合
も,ブラシレスモータを構成するティース(1a)〜(1
d)のうちの一部のみを非対称にしたので,上記実施例
と同様の効果を奏する。
a),(1b)にくぼみを設けるかわりに,ロータ(3)
に対向する面を各ティース(1a),(1b)の中心に対し
て非対称になるように傾斜させた例であり,この場合
も,ブラシレスモータを構成するティース(1a)〜(1
d)のうちの一部のみを非対称にしたので,上記実施例
と同様の効果を奏する。
また,上記実施例では,ティースを4極設け,このうち
の2極に関してギャップ長を非対称となるように構成し
ているがこれに限るものではなく,ブラシレスモータを
構成するティースのうちの一部のティースのみを非対称
とし,他を対称に構成すれば,同様の効果を奏する。
の2極に関してギャップ長を非対称となるように構成し
ているがこれに限るものではなく,ブラシレスモータを
構成するティースのうちの一部のティースのみを非対称
とし,他を対称に構成すれば,同様の効果を奏する。
以上のように,この発明によれば,永久磁石よりなるロ
ータ,このロータからギャップを介して配置され,ステ
ータコアを構成する複数のティース,及びティースのそ
れぞれに巻回されているステータコイルを備え,ロータ
の位置を検出してステータコイルを選択的に励磁するブ
ラシレスモータにおいて,ティースのうちの一部のティ
ースのみの形状を,ロータの回転時に,ロータとティー
スとの間のギャップ長がティースのそれぞれの中心に対
して非対称となるように構成することにより,トルク特
性がよく,かつ回転方向を設定できるブラシレスモータ
が得られる。
ータ,このロータからギャップを介して配置され,ステ
ータコアを構成する複数のティース,及びティースのそ
れぞれに巻回されているステータコイルを備え,ロータ
の位置を検出してステータコイルを選択的に励磁するブ
ラシレスモータにおいて,ティースのうちの一部のティ
ースのみの形状を,ロータの回転時に,ロータとティー
スとの間のギャップ長がティースのそれぞれの中心に対
して非対称となるように構成することにより,トルク特
性がよく,かつ回転方向を設定できるブラシレスモータ
が得られる。
第1図,第2図はそれぞれこの発明の一実施例によるブ
ラシレスモータを示す要部断面図,第3図,第4図はそ
れぞれ従来のブラシレスモータを示す要部断面図であ
る。 (1)……ステータコア,(1a),(1b),(1c),
(1d)……ティース,(2)……ステータコイル,
(3)……ロータ,(4)……永久磁石。 なお,図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。
ラシレスモータを示す要部断面図,第3図,第4図はそ
れぞれ従来のブラシレスモータを示す要部断面図であ
る。 (1)……ステータコア,(1a),(1b),(1c),
(1d)……ティース,(2)……ステータコイル,
(3)……ロータ,(4)……永久磁石。 なお,図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】永久磁石よりなるロータ,このロータから
ギャップを介して配置され,ステータコアを構成する複
数のティース,及び上記ティースのそれぞれに巻回され
ているステータコイルを備え,上記ロータの位置を検出
して上記ステータコイルを選択的に励磁するブラシレス
モータにおいて,上記ティースのうちの一部のティース
のみの形状を,上記ロータの回転時に,上記ロータと上
記ティースとの間のギャップ長が上記ティースのそれぞ
れの中心に対して非対称となるように構成したことを特
徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111704A JPH0687649B2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60111704A JPH0687649B2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61269656A JPS61269656A (ja) | 1986-11-29 |
JPH0687649B2 true JPH0687649B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=14568038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60111704A Expired - Lifetime JPH0687649B2 (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687649B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180022479A (ko) * | 2016-08-24 | 2018-03-06 | 신도산업 주식회사 | 징크프라이머 분체도장시스템과 이를 이용한 분체도장방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI277285B (en) * | 2005-03-02 | 2007-03-21 | Delta Electronics Inc | Starting method of a tapered-air gap motor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56145765A (en) * | 1980-04-10 | 1981-11-12 | Matsushita Seiko Co Ltd | Stator for brushless motor |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP60111704A patent/JPH0687649B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180022479A (ko) * | 2016-08-24 | 2018-03-06 | 신도산업 주식회사 | 징크프라이머 분체도장시스템과 이를 이용한 분체도장방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61269656A (ja) | 1986-11-29 |
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