JPH0687598U - 電動シャッターの非常用電源装置 - Google Patents

電動シャッターの非常用電源装置

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JPH0687598U
JPH0687598U JP2908393U JP2908393U JPH0687598U JP H0687598 U JPH0687598 U JP H0687598U JP 2908393 U JP2908393 U JP 2908393U JP 2908393 U JP2908393 U JP 2908393U JP H0687598 U JPH0687598 U JP H0687598U
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JP
Japan
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power supply
motor
shutter
power source
switch
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Pending
Application number
JP2908393U
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English (en)
Inventor
彰宏 白田
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication of JPH0687598U publication Critical patent/JPH0687598U/ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動シャッターの非常電源装置のメインテナ
ンスフリー化を図る。 【構成】 商用電源(AC)50はコンバータ60によ
り直流に変換され、切換リレー110、チェックリレー
120の実線回路を通って主スイッチ80に供給され
る。一方、コンバータ60からの電力はトランジスタ1
40を通ってコンデンサ150に蓄電されてバックアッ
プ電源を構成する。スイッチ80をオンにすると、シャ
ッター駆動用のモータ20がスタンバイ状態となり、ユ
ーザは操作スイッチ30によりシャッターを開閉する。
開操作時にはモータ20は通常電源により駆動され、閉
操作時にはモータ20はバックアップ電源により駆動さ
れる。商用電源50が停電すると、切換リレー110に
よりバックアップ電源に切り換わる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車庫、倉庫等の各種の建築物の入口に設けられる電動シャッターの非 常用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は本考案を実施する電動シャッターの概要を示す説明図である。 全体を符号1で示す電動シャッター装置は、建築物の入口の両側部に設けられ るガイドレール2と、ガイドレール2に案内されるシャッターを構成するスラッ ト4を有する。スラット4は入口上部に取り付けられるケース6に回動自在に支 持される巻取シャフト8に巻き取られる。 全体を符号10で示す制御回路装置は、通常電源と非常用電源を備え、操作ス イッチ30の指令に応じてモータ20を駆動する。モータ20の出力軸は減速機 22に連結され、減速機22の出力軸はスプロケット24を駆動し、スプロケッ ト24はチェーンを介して巻取シャフト8のスプロケット26を駆動する。 ユーザーは、常時は操作スイッチ30を操作してシャッター4を上下方向に開 閉する。例えば、ケース6に煙・熱センサ12を取り付けておき、火災等の発生 を検知したときに信号を制御回路装置10に送って、シャッター4を自動的に開 閉することができる。
【0003】 図2は従来の制御回路装置を示す回路図である。 制御回路装置10は、商用電源(AC)50を直流に変換するコンバータ60 を備え、切替スイッチ70を介して主スイッチ80に直流を供給する。コンバー タ60と並列にバッテリー90が用意されており、切換スイッチ70によりコン バータ60の回路とバッテリー90の回路を選択的に切り換える。 切換スイッチ70の接点回路は常時は実線位置にあって、コンバータ60から の電力を主スイッチ80に供給する。 主スイッチ80をオンにすると、シャッターのモータ20の回路に電圧が印加 され、スタンバイ状態となる。 この状態でユーザが操作スイッチ30の開(UP)ボタン32、または閉(D OWN)ボタン34を押すことにより、モータ20が指定方向に回転し、シャッ ター4を開閉する。 AC電源50が遮断された非常時には、コンバータ60の回路の電圧が印加さ れず、ダイオードスイッチ72がこれを検知して切換スイッチ70を実線位置か ら破線位置に切り換える。 この操作によりバッテリー90の電圧が主スイッチ80に印加され、モータ2 0の電源を確保することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように、通常電源に並列に非常用電源としてのバッテリーを用意してお く装置にあっては、非常時にのみバッテリー電源が作動しないために、定期的に バッテリーの保守と非常用回路の作動確認をする必要がある。 従って、保守のコストがかさむ等の問題がある。 特開平3−28486号公報は、バッテリーにかえてコンデンサを用いた装置 を開示している。しかしながら、この装置にあっては、コンデンサは非常時にの み給電作動するのみである。そこで、定期的にメインテナンスを行ない、作動状 態を確認する必要がある。 本考案は、バックアップ電源に耐久信頼性の高いコンデンサーを用い、シャッ ターの通常の操作において実負荷(シャッター)を駆動して非常用電源の機能状 態を確認し得るようにシステムを構成し、非常時の機能を保証することを目的と する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この非常用電源装置は、基本的な手段として、商用電源を直流に変換するコン バータを有する通常電源と、通常電源からの電力を蓄電するコンデンサを有する バックアップ電源と、シャッターを開閉駆動するモータと、モータを通常電源と バックアップ電源に選択的に接続する切換装置と、モータの回転方向を操作する スイッチと、モータの正回転方向の駆動電源を通常電源に接続し、モータへ逆回 転方向の駆動電源をバックアップ電源に切り換える装置とを有する。
【0006】
【作用】
モータがシャッターを開閉する毎に、バックアップ電源が作動し、機能チェッ クが自動的に実行される。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の電動シャッターの非常用電源装置の回路構成を示す。 回路中で図2と同様の部材については同一の符号を付してある。 全体を符号100で示す電動シャッターの非常用電源装置は、商用電源(AC )50を直流に降圧整流して通常電源に変換するコンバータ60を有する。コン バータ60で変換された直流電圧は、切換装置である、例えば、切換リレー11 0の実線回路を通り、チェックリレー120の実線回路を介して主スイッチ80 に印加される。一方、コンバータ60から供給される電力は、常時オン状態であ るトランジスタ(Tr5)140を通り、コンデンサ150に蓄電される。 コンデンサ150としては、例えば電気二重層コンデンサを用いる。このコン デンサは内部抵抗も小さく、また、化学反応を伴わないので、耐久信頼性が高く 、短時間(15〜20秒)で充電を完了する。
【0008】 主スイッチ80をオンにすると、モータ20を駆動する回路に電圧が印加され るとともに、ランプ180が点灯し、電動シャッターの駆動回路がスタンバイ状 態であることを表示する。 ユーザが操作スイッチ30の開(UP)ボタン32を押すと、モータ20は巻 取シャフト8を駆動してシャッター4を巻き上げて入口を開ける。 操作スイッチ30の閉(DOWN)ボタン34を押すと、チェックリレー12 0のコイルが付勢され、接点を実線回路から破線回路に切り換える。これにより トランジスタ140はベース電圧が消勢するのでオフとなり、モータ20の電力 はコンバータ60からバックアップ用のコンデンサ150側へ切り換わる。コン デンサ150から供給される電力はモータ20を逆方向に駆動し、シャッター4 は降下して入口は閉鎖される。
【0009】 本電源装置にあっては、シャッターを開方向に駆動する際のモータ20の電源 にAC電源からの通常電源を用い、シャッターを閉方向に駆動する際のモータ2 0の電源をAC電源からコンデンサからのバックアップ電源に切り換えて用いる ように回路構成したものである。 従って、シャッターを開閉する1サイクルの間に、バックアップ電源の機能が 自動的に確認され、保守作業を必要としない。 商用電源(AC)50が停電したときには、切換リレー110が消勢し、切換 回路は実線回路から破線回路に切り換わる。これによりコンデンサ150に蓄電 されていたバックアップ電源がモータ20の駆動回路に接続される。 したがって、操作スイッチ30を操作することにより、バックアップ電源を用 いてシャッターを開閉することができる。
【0010】 本装置においては、シャッターの開(巻き上げ)操作の電源に商用電源を用い 、シャッターの閉(巻き降ろし)操作にバックアップ電源を用いている。 この関係を逆にして、シャッターの開操作にバックアップ電源を用いるように 回路を構成することも当然に可能である。 通常の電動シャッターにあっては、シャッター上昇側(開側)の駆動負荷が大 きく、下降側(閉側)の駆動負荷が小さいのが一般的仕様である。一方、コンデ ンサーは高耐久信頼性を有するが、高負荷を高回数使用すると、出力性能は若干 劣化していくことが、判明している。 従って、通常の機能チェック動作は低負荷で行なった方が信頼性保証上有利で あるので、本考案の回路構成を採用している。
【0011】
【考案の効果】
シャッターの通常動作でバックアップ電源での機能チェックが出来るため非常 時の電源機能が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の回路図。
【図2】従来装置の回路図。
【図3】本考案を実施する電動シャッターの概要を示す
説明図。
【符号の説明】
1 電動シャッター装置 2 ガイドレール 4 シャッター 6 巻取シャフト 10、100 制御回路装置 20 モータ 30 操作スイッチ 50 商用電源 60 コンバータ 80 主スイッチ 110 切換リレー 120 チェックリレー 150 コンデンサ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を直流に変換するコンバータを
    有する通常電源と、通常電源からの電力を蓄電するコン
    デンサを有するバックアップ電源と、シャッターを開閉
    駆動するモータと、モータを通常電源とバックアップ電
    源に選択的に接続する切換装置と、モータの回転方向を
    操作するスイッチと、モータの正回転方向の駆動電源を
    通常電源に接続し、モータへ逆回転方向の駆動電源をバ
    ックアップ電源に切り換える装置とを備えてなる電動シ
    ャッターの非常用電源装置。
  2. 【請求項2】モータの正回転方向の駆動力はシャッター
    の開閉負荷のうちの大なる負荷を担当する請求項1記載
    の電動シャッターの非常用電源装置。
JP2908393U 1993-06-01 1993-06-01 電動シャッターの非常用電源装置 Pending JPH0687598U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2908393U JPH0687598U (ja) 1993-06-01 1993-06-01 電動シャッターの非常用電源装置

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JP2908393U JPH0687598U (ja) 1993-06-01 1993-06-01 電動シャッターの非常用電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687598U true JPH0687598U (ja) 1994-12-22

Family

ID=12266459

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JP2908393U Pending JPH0687598U (ja) 1993-06-01 1993-06-01 電動シャッターの非常用電源装置

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JP (1) JPH0687598U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137314A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Nichibei Co Ltd 電動ブラインド及び電動ブラインドシステム
JP2014005698A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP2015132155A (ja) * 2013-12-23 2015-07-23 ガブリイエル レイツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト リフティングゲートのための駆動及び制御システム

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