JPH0687516A - コンベア - Google Patents

コンベア

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Publication number
JPH0687516A
JPH0687516A JP26673692A JP26673692A JPH0687516A JP H0687516 A JPH0687516 A JP H0687516A JP 26673692 A JP26673692 A JP 26673692A JP 26673692 A JP26673692 A JP 26673692A JP H0687516 A JPH0687516 A JP H0687516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
receiving plate
conveyor
rollers
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP26673692A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Mori
澄夫 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP26673692A priority Critical patent/JPH0687516A/ja
Publication of JPH0687516A publication Critical patent/JPH0687516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のローラのサイドフレームへの保持が迅
速且つ簡単に行えるコンベアを提供する。 【構成】 トレイ等の物品を支持し移送する多数のロー
ラ4を保持する左右のサイドフレーム1として差し込み
溝31を有する押出部材30が用いられ、差し込み溝3
1にローラ受け板12を差し込み保持し、ローラ受け板
12にローラ軸部21を上から入れられる切り込み4
5,46を多数設け、ローラ軸部21が入った後の切り
込み45,46を閉じる閉止手段としてのクリップ48
を設けたコンベアである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架台により固定される
左右のサイドフレーム間に多数のローラを保持するコン
ベアに関し、特に繊維工場の加工ラインに用いられパッ
ケージが差し込まれたトレイ等の如く比較的小さい物品
の搬送に適したコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】繊維工場では、糸はパッケージの形態に
加工されて機器間を搬送される。化合繊パッケージは糸
層の保護のために横置きができず、移載ロボットがパッ
ケージを把持しやすいように、パッケージはトレイのペ
グ軸に差し込まれた状態で搬送される。トレイはペグ軸
が中心に立設された丸トレイとペグ軸が横向きに突設さ
れた角トレイとがある。このトレイの搬送にはコンベア
が用いられる。トレイは大きくても30cm前後であ
り、パッケージは重くても15kg前後である。また搬
送経路は比較的屈曲箇所が多く、直線部は長くても6m
以内が多い。
【0003】このようなトレイ用コンベアとして、従
来、左右のサイドフレームを長さ方向適所に設けられた
架台で固定し、その両サイドフレーム間に多数のローラ
を保持し、このローラを回転駆動し、ローラ上をトレイ
が自走する汎用コンベアが用いられる。この汎用コンベ
アのサイドフレームは板材を折り曲げたアングルが用い
られる。このアングルにローラを保持するために、アン
グルに多数のボルト孔が加工され、このボルト孔にボル
トを通してローラが保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の汎用
コンベアは、多数のローラが個別にサイドフレームにボ
ルトで保持される構造であるため、多数のローラをボル
ト止めするために組立に手間がかかるという問題点を有
していた。
【0005】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、多数のローラのサイドフレームへの保持が迅速
且つ簡単に行えるコンベアを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンベアは、物品を支持し移送する多数の
ローラを保持する左右のサイドフレームとして差し込み
溝を有する押出部材が用いられ、差し込み溝にローラ受
け板を差し込み保持し、ローラ受け板にローラ軸部を上
から入れられる切り込みを多数設け、ローラ軸部が入っ
た後の切り込みを閉じる閉止手段を設けたものである。
【0007】
【作用】押出成形された押出部材の差し込み溝にローラ
受け板等を差し込み保持し、ローラ受け板の切り込みへ
と上からローラ軸部を入れ、閉止手段で切り込みを閉じ
るだけで、ローラの保持が完了する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のコンベアにおけるサイドフレー
ムの斜視図、図2はコンベアの部品組立図、図3はロー
ラの断面図である。まず図2及び図3によりコンベアの
全体を説明し、次に各部分を説明する。
【0009】まず図2において、左右のサイドフレーム
1は架台2,3で支持され、サイドフレーム1間に多数
のローラ4が列設されている。このローラ4はチェーン
5で駆動され、チェーン5は両端スプロケット6,7の
間に巻き掛けられ、ガイドスプロケット8,9を経てモ
ータ11に連結された駆動スプロケット10によって走
行する。またサイドフレーム1には、多数のローラ4を
支持するローラ受け板12、保護板13、上チェーン支
持板14、下チェーン支持板15等が取り付けられてい
る。なおガイドスプロケット8,9を左右移動可能にす
るか、モータを横置きにして上下方向にスライド可能に
するとチェーン5のテンション調整が簡単にできる。図
3において、ローラ4は固定軸20に軸支され、固定軸
20の一端はスリット21を有しローラ受け板に嵌まっ
て支持され、他端はカラー22を介してローラ受け板1
2に回転及び軸方向摺動可能に支持されている。固定軸
20にはチェーン5に噛み合うスプロケット23も軸支
され、スプロケット23の回転力は摩擦板24でローラ
4の一端に伝達される。ローラ4の他端には小摩擦の摺
動板25を介して圧縮バネ26が作用しており、圧縮バ
ネ26の圧縮の程度はナット27で調整できる。この圧
縮バネ26はトルクリミターとして働き、ローラ4に過
度の力が作用すると、摩擦板24でスプロケット23が
空回りし、ローラ4へ駆動力が伝達されないようになっ
ている。
【0010】次に図1において、サイドフレーム1とし
てアルミニウム合金の押出部材30が用いられている点
が従来の汎用コンベアと異なる。この押出部材30は金
型を用いてプレスで押出成形されるものである。したが
って金型を所定形状にすることにより、所望の溝を有し
断面形状が何処でも同じ押出部材30を安価に得ること
ができる。そして図示のように、ローラ受け板12を端
から差し込み保持するためのL字溝31とローラ受け板
12用ストッパーを固定するためのT字溝32、上チェ
ーン支持板14を端から差し込み保持するためのL字溝
33、下チェーン支持板15を端から差し込み保持する
ためのL字溝34、保護板13を上から差し込むための
段付溝35、覆板16を上下させて差し込むための上溝
36と下溝37、両端スプロケット用ホルダを固定する
ためのT字溝38、上下の架台やモータボックス等を固
定するためのT字溝39,40、ケーブル17や配管1
8を収納するための凹部41が設けられている。特に、
ローラ受け板12と上チェーン支持板14と下チェーン
支持板15の先端部がL字溝31,33,34に対応し
てL型に屈曲しているため、L字溝31,33,34に
対して端からしか差し込めないものの、差し込むとその
まま保持される。
【0011】更にローラ4の支持構造を説明する。ロー
ラ受け板12には、上が開放された上下切り込み45
と、上下切り込み45と連通する横切り込み46と、上
下切り込み45の下方にある凹穴47が設けられてい
る。この上下切り込み45と横切り込み46と全体とし
てL字状切り込みを形成している。そしてローラ4の軸
部である固定軸20の部分を上下切り込み45から入れ
て横切り込み46の奥までスライドさせ、次に閉止手段
としての凸部付クリップ48を上下切り込み45の下に
差し込み凹穴47と係合させると、ローラ4は固定され
る。なお、ローラ4の図示されない反対側の部分はカラ
ーを大きい寸法となっている上下切り込み及び横切り込
みにスライドさせる。このように、ローラ4は順に上か
ら組み込むことが可能であり、予めローラ受け板12に
ローラ4を組み込んでから差し込むという手順にする必
要がなく、組み込みも簡単になる。
【0012】ローラ4の組み込みが終わると、保護板1
3を上から段付溝35に差し込み、保護板13と段付溝
35の間の隙間にスペーサ49を押し込んで保護板13
を固定する。スペーサ49は例えば硬質ゴムやプラスチ
ックでL字型に成形されたものであり、長手方向の要所
に押し込まれる。L字型であるので、図5の矢印50の
ようにドライバーでこじあげると簡単に外れ保護板13
を取り外すことができる。また、保護板13は単に安全
カバーとしてだけではなく、その先端は曲げ部13aと
なっており、図5の如くローラ4上を走行するトレイ1
9のガイドとの兼用となっている。
【0013】このように図1の押出部材30は種々の溝
を有しており、この溝を使って押出部材30を長手方向
に連結することも簡単にできる。例えばローラ受け部材
12を押出部材30より長くしておくと、ローラ受け部
材12は押出部材30からはみ出る。このはみ出た部分
を第2の押出部材30′に差し込むと、押出部材30,
30′の連結ができる。なお、ローラ受け部材12を連
結部材として用いる場合に限らず、T字溝40に差し込
まれる長方形板の両端部に雌ネジ孔を設け、この長方形
板を押出部材30,30′にまたがって差し込み、長方
形板を押出部材30,30′の上面に当たるスペーサと
ボルトで固定することでも簡単に連結できる。
【0014】図4及び図5によりコンベアの他の組立部
分を説明する。図4はコンベアの要部の斜視図、図5は
図4のA−A断面図である。図4に示したサイドフレー
ム1は左右対称に配置されており、図示されない右方の
サイドフレームは左方のサイドフレーム1の対称形であ
る。ローラ4が組み込まれるローラ受け板12は単にT
字溝31に差し込まれるだけでは、位置がずれる恐れが
ある。そこでローラ受け板12の両端にストッパー51
を置き、T字溝32に差し込まれる角ナット52とボル
ト53でストッパー51を固定する。また両端スプロケ
ット6はホルダ55に軸支されており、T字溝38に差
し込まれる角ナット56とボルト57でホルダ55を押
出部材30に固定する。また架台2はT字溝39に差し
込まれる角ナット58とボルト59で押出部材30の下
面に固定される。なお、上下2段のコンベアにあって
は、図示のように、上側架台2aをT字溝40に差し込
まれる角ナット60とボルト61で押出部材30の上面
に固定する。このように、T字溝38,39,40を用
いると、種々の部材を押出部材30に固定でき、例えば
トレイ用ストッパーやモータボックス等が適宜な場所で
押出部材30に固定される。
【0015】つぎに上述した構造のコンベアの組立手順
を図4により説明する。まず予めコンベアに必要な長さ
だけの押出部材1を切断する。この押出部材1は固定の
ためのボルト孔を加工する必要がなく、そのままの状態
で架台2を角ナット58とボルト59で固定する。そし
てローラ受け板12と上下チェーン支持板14,15と
をL字溝31,33,34の端から差し込む。チェーン
5を上下チェーン支持板14,15に載せ、両端スプロ
ケット6が軸支されたホルダ55を角ナット56とボル
ト57で固定してチェーン5の巻き掛けを完了させる。
そして図1の如くローラ受け板12にローラ4を上から
順に差し込みクリップ48で固定するローラ組み込みを
行う。ローラを予めローラ受け板12に組み込む必要が
なく、コンベア本体の組み立て作業の中でローラ組み込
みができ、段取りが減る。また図4のストッパー51で
ローラ受け板12の両端を固定する。そして保護板13
を上から二段溝35に差し込み、図1の如くスペーサ4
9を押し込んで固定する。また図示されないトレイ用ス
トッパーやトレイ横出し用シリンダを適当なT溝を利用
して固定し、これらを作動させるためのケーブル17や
配管18を押出部材側面に適宜現場加工で開口される孔
を経て凹部41内に引き込んで収納する。そして図1の
覆板16の上端を上溝36に差し込んで押し上げ、押し
下げるように覆板16の下端を下溝37に差し込んで組
立を完了する。このように押出部材に簡単に設けられる
差し込み溝を活用すると、組み立てが簡略化される。ま
た図5に示されるようにケーブル17や配管18は凹部
41内に収納され、覆板16の蓋があるので外から見え
ず物理的に保護されるので配線工事や配管工事も簡単に
なる。更にスペーサ49をドライバー等で外すと、保護
板13が簡単に取り外せてメンテナンスもし易い。更に
押出部材の差し込み溝を流用して、2以上の押出部材の
連結も簡単にできる。
【0016】
【発明の効果】本発明のコンベアは、左右のサイドフレ
ームとして差し込み溝を有する押出部材が用いられ、差
し込み溝にローラ受け板を差し込み保持し、ローラ受け
板にローラ軸部を上から入れられる切り込みを多数設
け、ローラ軸部が入った後の切り込みを閉じる閉止手段
を設けたものであり、押出部材の差し込み溝にローラ受
け板を差し込み保持し、ローラ受け板の切り込みへと上
からローラ軸部を入れ、閉止手段で切り込みを閉じるだ
けで、ローラの保持が完了するので、ローラの保持が迅
速且つ簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベアにおけるサイドフレームの斜
視図である。
【図2】コンベアの部品組立図である。
【図3】ローラの断面図である。
【図4】本発明のコンベアの要部の斜視図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 サイドフレーム 4 ローラ 12 ローラ受け板 30 押出部材 31 L字溝(差し込み溝) 45 上下切り込み 46 横切り込み 48 凹部付クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を支持し移送する多数のローラを保
    持する左右のサイドフレームとして差し込み溝を有する
    押出部材が用いられ、差し込み溝にローラ受け板を差し
    込み保持し、ローラ受け板にローラ軸部を上から入れら
    れる切り込みを多数設け、ローラ軸部が入った後の切り
    込みを閉じる閉止手段を設けたコンベア。
JP26673692A 1992-09-08 1992-09-08 コンベア Pending JPH0687516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26673692A JPH0687516A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 コンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26673692A JPH0687516A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 コンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687516A true JPH0687516A (ja) 1994-03-29

Family

ID=17434985

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26673692A Pending JPH0687516A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 コンベア

Country Status (1)

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JP (1) JPH0687516A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101139029B1 (ko) * 2010-02-24 2012-04-27 금오공과대학교 산학협력단 바퀴 세정 장치
KR102646544B1 (ko) * 2023-04-13 2024-03-14 황희주 설치와 변형이 자유로운 기능성 스마트 컨베이어 시스템

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KR101139029B1 (ko) * 2010-02-24 2012-04-27 금오공과대학교 산학협력단 바퀴 세정 장치
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