JPH06874Y2 - 電気素子用放熱器 - Google Patents

電気素子用放熱器

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JPH06874Y2
JPH06874Y2 JP1988051772U JP5177288U JPH06874Y2 JP H06874 Y2 JPH06874 Y2 JP H06874Y2 JP 1988051772 U JP1988051772 U JP 1988051772U JP 5177288 U JP5177288 U JP 5177288U JP H06874 Y2 JPH06874 Y2 JP H06874Y2
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JP
Japan
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plate
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fluid
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JP1988051772U
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啓 竹村
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気素子用放熱器に関する。更に詳しくは、ト
ランジスタ、ダイオード、サイリスタ等の発熱部品を金
属製基板に取付け、この金属製基板に所定間隔をもって
固着してある板状フィンの間を一方から他方に空気等を
流通させ、発熱部品の内部で発生した熱を放熱する電気
素子用放熱器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電気素子用放熱器としては、第4図に示
す如く、金属製基板に多数枚の板状フィンを所定の間隔
に固着し、該板状フィンの間を一方から他方に空気等を
流通させるものが、知られている。この従来品は、板状
フィンの間を流れる空気等の流体が交り合わないので、
熱伝導率は低く、伝熱面積の割には熱伝達量が増加しな
いという欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、伝熱面積が大きい割には流速が増加し、流体
が板状フィン間において混合してフィンに充分に接触す
るように構成することによって、圧力損失を少なくして
熱伝達量が増加し、放熱効率の良好な電気素子用放熱器
を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電気素子用放熱器は、発熱部品を取付ける金属
製基板に、多数枚の板状フィンを所定間隔に固着し、該
板状フィンの間を空気等の流体が流れるようにしたもの
で、上記板状フィンには多数の副フィンを適宜間隔をも
って斜めに、かつ略同一方向に固着してある。また、隣
接する板状フィンの副フィン間に流路を形成してあるこ
とを特徴としている。
〔考案の作用〕
本考案においては、空気等の流体が板状フィン及び該板
状フィンに固着してある多数の副フィンに接触するの
で、伝熱面積が大きくなる。また流体は、副フィン間に
おいては該副フィンに沿って斜めに流れ、流路において
は上記副フィンと反対の向きで流れる。即ち、副フィン
間を斜めに流れた流体は金属製基板に当って流路に押し
出され、副フィンと反対の向きに折曲して流路内を斜め
に流れる。更に蓋板を設けてある場合は、流体が該蓋板
に当って副フィンの間に押し込められる。このように副
フィン間と流路の流体が入れ替り流れるので、流体が満
遍なく板状フィン及び副フィンに接触し、流体温度に片
寄りがなくなる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を添附の第1図乃至第3図において
説明する。
第1図は1部分を切除した分解斜視図、第2図は側面
図、第3図は説明図である。
本考案に係る電気素子用放熱器は、第1図乃至第3図に
示す如く、金属製基板1と多数枚の板状フィン2とで構
成してあり、これら金属製基板1及び板状フィン2は、
例えば、アルミニウム合金、銅、真鍮等の熱伝導性の良
好な金属からなる。この金属製基板1の下面にはトラン
ジスタ、ダイオード、サイリスタ等の発熱部品3が取付
けられ、また多数枚の板状フィン2は金属製基板1の下
面に所定間隔をもって固着される。板状フィン2を金属
製基板1に固着するには、例えば、金属製基板1に溝4
を形成して挿着し、溶着或はロウ付け等により行う。こ
の板状フィン2に多数の副フィン5を所定の間隔をもっ
て斜めに固着してある。副フィン5は、上記金属製基板
1及び板状フィン2と同様にアルミニウム合金、銅、真
鍮等の熱伝導性良好な金属からなり、平板状のもので、
流体が流れる方向に対して斜めに、かつ全て同一方向に
固着してある。これらの各副フィン5は、金属製基板1
に対して約45度の角度をもって固着したものを示して
あるが、流体が流れる方向に対して斜めになっており、
しかも略同一の方向であればその角度は例示したものに
限定されない。要は流体の流れ方向が途中において変化
するように副フィン5を斜めに固着してあれば良い。こ
の副フィン5を板状フィン2に固着するには、例えば、
ロウ付けにより行う。また、隣接する板状フィン2の副
フィン5の間には、流路6を形成してある。即ち、隣り
合う板状フィン2の副フィン5との間に空間部を設けて
流路6となし、圧力損失を少なくして流体が流れるよう
になっている。
なお、符号7は、金属製基板1に発熱部品3を取付ける
ためのネジ、8は板状フィン2の下面に設けた蓋板を示
す。しかし、蓋板8は必ずしも設ける必要はない。
上述のような本考案の電気素子用放熱器は、その金属製
基板1にトランジスタ等の発熱部品3をネジ7で取付
け、第3図に示す如く、板状フィン2の間を一方から他
方に空気等の流体を流通させて、発熱部品3の内部で発
生した熱を金属製基板1を介して板状フィン2に伝達し
放熱するものである。この際、空気等の流体が板状フィ
ン2及び副フィン5に接触するので、伝達面積が大きく
なる。また副フィン5の間を斜めに流れた流体は、金属
製基板1に当って流路6に押し出され、副フィン5と反
対の向きに折曲して流路6内を斜めに流れる。実施例の
場合は、更に蓋板8に当って副フィン5の間に押し込め
られて、該副フィン5の間を再び斜めに流れる。このよ
うに副フィン5間と流路6の流体が入れ替り流れるの
で、流体が満遍なく板状フィン2及び副フィン5に接触
し、流体温度に片寄りがなくなる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、流体は多数の板状フィン
及び副フィンに接触し伝熱面積が大きくなり、流体温度
も片寄らず、熱伝達量が増加するので、放熱効率は極め
て良好である。また、伝熱面積が増大すると、それに従
い圧力損失も大きくなるのが通常であるが、本考案にお
いては流体が副フィンの間及び流路を斜めに流れるの
で、伝熱面積が大きい割には圧力損失が少ない等、電気
素子用放熱器として幾多の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は1部分を切除
した分解斜視図、第2図は側面図、第3図は説明図、第
4図は従来の1部分を切除した斜視図である。 図中1は金属製基板、2は板状フィン、3は発熱部品、
5は副フィン、6は流路を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱部品を取付ける金属製基板に、多数枚
    の板状フィンを所定間隔に固着し、該板状フィンの間を
    空気等の流体が流れるようにした電気素子用放熱器にお
    いて、上記板状フィンに多数の副フィンを適宜間隔をも
    って斜めに、かつ略同一方向に固着すると共に、隣接す
    る板状フィンの副フィン間に流路を形成してあることを
    特徴とする電気素子用放熱器。
JP1988051772U 1988-04-13 1988-04-18 電気素子用放熱器 Expired - Lifetime JPH06874Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988051772U JPH06874Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 電気素子用放熱器
DE89303480A DE68912636D1 (de) 1988-04-13 1989-04-10 Wärmeaustauscherkern.
DE68912636T DE68912636T4 (de) 1988-04-13 1989-04-10 Wärmeaustauscherkern.
EP89303480A EP0338704B1 (en) 1988-04-13 1989-04-10 Heat exchanger core
US07/337,042 US5040596A (en) 1988-04-13 1989-04-12 Heat exchanger core

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988051772U JPH06874Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18 電気素子用放熱器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01154691U JPH01154691U (ja) 1989-10-24
JPH06874Y2 true JPH06874Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31277788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988051772U Expired - Lifetime JPH06874Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-18 電気素子用放熱器

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JPH01154691U (ja) 1989-10-24

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