JPH0687492U - U字溝のジョイント - Google Patents

U字溝のジョイント

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JPH0687492U
JPH0687492U JP2908893U JP2908893U JPH0687492U JP H0687492 U JPH0687492 U JP H0687492U JP 2908893 U JP2908893 U JP 2908893U JP 2908893 U JP2908893 U JP 2908893U JP H0687492 U JPH0687492 U JP H0687492U
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shaped grooves
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英記 村上
敏行 中島
清 斎藤
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出光エヌエスジー株式会社
木曽興業株式会社
鳥居化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 U字溝の連結を容易に行なえるようにする。 【構成】 介在片12の内縁及び外縁にそれぞれ内片1
8,20、外片14,16が設けられている。ジョイン
ト10の下部からは側方に張出片22,24が張り出さ
れ、アジャスタボルト26,28が設けられている。 【効果】 内片と外片との間にU字溝を差し込み、両者
を水密的に連結できる。アジャスタボルト26,28に
より、レベル出し及び傾き調整を容易且つ確実に行なえ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば道路の側溝等を構築する際に使用されるU字溝のジョイントに 関する。
【0002】
【従来の技術】
道路の側溝等を構築する場合に、第9図の如く、U字溝1が広く用いられてい る。このU字溝は、通常はコンクリート製であり、それらを接続するには、U字 溝の先端面を突き合わせ、両者の先端面同志の間にモルタルを介在させるのが一 般的である。なお、第9図の2は捨てコンクリートであり、その上に砂やモルタ ルが被せられ、この砂やモルタルの上にレベル出しや傾きを調整しながらU字溝 1が設置される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のU字溝の施工法においては、U字溝を動かしながらレベル出 しし、突き合わせるのであるが、U字溝が重いため、この作業性が悪く、時間及 び人手がかかっていた。
【0004】 また、U字溝同志の間の継目の止水は両者間に介在されたモルタルによるもの であるため、水漏れが生じ易い。
【0005】 仮にU字溝同志の継目から漏水が生じると、U字溝の下面側の土砂が水で流失 してしまい、U字溝が陥没し、継目に段差が生じたり、継目が外れたりするおそ れがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1のU字溝のジョイントは、U字溝同志の継目部分に介在される繊維強 化合成樹脂製のジョイントであって、該U字溝の先端面同志の間に介在される、 該U字溝端面の形状に倣った略U字形状の介在片と、接続される双方のU字溝の 先端部の外周縁に回り込むべく該介在片の外縁に沿って該介在片の両面側に突設 された外片と、該外片の下部から、接続されるU字溝の幅方向の双方向の外方へ 突設された張出片と、各張出片に螺着されたレベル出し用アジャスタボルトと、 を備えてなるものである。
【0007】 請求項2のU字溝のジョイントは、請求項1において、さらに、接続される双 方のU字溝の先端部の内周縁に回り込むべく該介在片の内縁に沿って該介在片の 両面側に突設された内片を備えたことを特徴とするものである。
【0008】 なお、本考案において、繊維強化合成樹脂としては、ガラス繊維強化熱可塑性 合成樹脂が好適であるが、これ以外のものであっても良い。
【0009】
【作用】
請求項1のU字溝のジョイントにおいては、介在片がU字溝同志の先端面同志 の間に挟み込まれ、外片が各U字溝の先端部の外縁に重なる。
【0010】 従って、U字溝の先端面や該外縁とジョイントとの間にコーキング剤などを介 在させることにより、U字溝とジョイントとの間をほぼ完全に止水することがで きる。
【0011】 また、このジョイントには、その張出片にアジャスタボルトが設けられている ため、このアジャスタボルトによってジョイントのレベル出し及び傾きの調整を 行なえる。従って、例えば第1のU字溝の先端にこのジョイントを装着しておい て該第1のU字溝を据付け、次いでアジャスタボルトでレベル出しし、その後、 該U字溝に接続される第2のU字溝の先端をこのジョイントに嵌め合わせること により該第2のU字溝の先端部の接続及びレベル出しを簡単に行なうことができ る。このように、このジョイントによるとU字溝の施工時間の短縮化と軽作業化 を実現できる。
【0012】 このジョイントを介したU字溝の継目構造においては、漏水が確実に防止され るから、U字溝の下側の土砂の流失が無い。しかも、U字溝同志が外片によって 両側及び下側から支えられるため、U字溝同志がずれたり外れたりすることが全 くない。
【0013】 さらに、張出片を設けているため、ジョイントの地中からの浮き上りも防止さ れる。
【0014】 請求項2のジョイントにあっては、内片が設けられているため、内片と外片と によってU字溝の端部を挟持できる。従って、U字溝同志の結合強度と止水性を 一段と高くすることができる。
【0015】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る ジョイント10の斜視図、第2図は同正面図、第3図は第2図のIII-III 線に沿 う断面図、第4図は使用状態を示す断面図であって、第3図と同一部分の拡大断 面を示している。
【0016】 このジョイント10は、正面から見てU字形状の介在片12と、該介在片12 の外縁部分に沿って介在片12の板面と垂直な双方向に突設された外片14,1 6と、介在片12の内縁から介在片12の板面と垂直な双方向に突設された内片 18,20とを備えている。
【0017】 さらに、このジョイント10は、その下部から側方に張り出す張出片22,2 4を備えており、この張出片22,24にはそれぞれアジャスタボルト26,2 8が設けられている。第1図の30,32はこの張出片22,24を支えるため のリブを示す。なお、第2図に示す如く、張出片22,24にはナット34,3 6がインサート成形等により固着されており、前記アジャスタボルト26,28 はこのナット34,36にねじ込まれている。
【0018】 このように構成されたU字溝のジョイント10は、第4図に示される如く、U 字溝1a,1bの先端がそれぞれ外片と内片との間に差し込まれる。即ち、U字 溝1aの先端が、外片16と内片20との間に差し込まれ、U字溝1bの先端が 外片14と内片18との間に差し込まれる。そして、図示はしないが、ジョイン ト10とU字溝1a,1bとの接触面にはシーリング剤が塗り付けられる。
【0019】 このジョイント10を用いてU字溝1a,1bの設置施工を行なうには、例え ばジョイント10を先ずU字溝1aの先端に装着しておいてU字溝1aの設置施 工を行ない、次いでアジャスタボルト26,28によってレベル出し及び傾き調 整を行なう。その後、このジョイント10に対しU字溝1bを嵌め込む。
【0020】 別の施工方法によると、U字溝1aにジョイント10を嵌合しておき、このU 字溝1aを設置した後、U字溝1bを該ジョイント10に嵌め込む。しかる後、 アジャスタボルト26,28を回してレベル出し及び傾き調整を行なう。
【0021】 勿論、この施工手順は一例であって、本考案のジョイントは上記以外の手順で 使用されても良いことは明らかである。
【0022】 このジョイント10を用いたU字溝の継目構造においては、U字溝1a,1b 同志の間の止水性が極めて良好であり、漏水が確実に防止される。即ち、U字溝 1a,1bとジョイント10との接触面積が大きいため、止水性が極めて良好で ある。また、内片と外片とによってU字溝1a,1bの端部が挟持されているた め、U字溝1a,1bのずれが確実に防止される。さらに、U字溝1a,1bが 互に離反する方向に若干動いたとしても、内片及び外片がU字溝1a,1bに接 しているため、漏水を防止することができる。
【0023】 加えて、このように漏水が確実に防止されるから、U字溝の下側の土砂の流失 がない。さらに、張出片22,24を設けているため、ジョイント10が地中か ら浮き上ることも防止される。
【0024】 勿論、上記の通り、このジョイント10を用いると、U字溝1a,1b同志の 施工を極めて容易に行なえる。即ち、U字溝1a,1bのレベル出し及び傾き調 整が容易であると共に、U字溝の端部をジョイントに嵌合させるだけで両者の接 続を行なうことができるから、接続作業の短縮化と軽作業化を実現できる。
【0025】 上記実施例においては、第4図の如く、内片及び外片がU字溝の内周面及び外 周面から僅かながら突出する構成となっているが、第5図に示す如く、U字溝1 a,1bの端部に凹溝2,3を設けておくことにより、内片及び外片の外面をU 字溝の内面及び外面と面一状にすることができる。
【0026】 上記実施例では、内片を設けているが、本考案においては、第6図に示すジョ イント10Aの如く内片を省略していも良い。
【0027】 上記実施例では、介在片は平板状であるが、本考案においては、第7図に示す 如く、この介在片を異形断面としても良い。第7図の実施例では、介在片40が 凸条42,44を有すると共に、この凸条42,44よりも外縁側では内縁側よ りも肉薄とされている。
【0028】 第8図に示す如く、この第7図のジョイント10BによってU字溝1c,1d を接続する場合には、これらU字溝1c,1dの先端面に、凸条42,44が嵌 合される凹条を設ける。また、介在片の肉厚部分に応じて、U字溝1c,1dの 端面の内縁側を外縁側よりも後退させておく。このようなジョイント10Bを用 いたU字溝1c,1dの継目構造によれば、U字溝同志の継目部分の止水性が更 に良好なものとなる。
【0029】 なお、第5図乃至第8図において、その他の部分の構成は第1〜4図に示した 実施例と同様であり、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の請求項1のジョイントによると、U字溝同志の接合を極 めて容易且つ迅速に行なえる。また、U字溝のレベル出しや傾き調整も極めて容 易に行なえる。そして、このジョイントによると、U字溝同志の継目部分の止水 性が極めて高く、漏水が確実に防止されると共に、U字溝の下面側からの土砂の 流失を確実に防止できる。従って、ジョイントによってU字溝を支えていること と相俟って、U字溝がずれたり外れたりすることが全くなく、道路等に設けられ た排水溝の耐久性が極めて良好である。
【0031】 なお、このジョイントは張出片を設けているため、施工されたジョイントが地 中から浮き上ることも防止される。
【0032】 請求項2のジョイントによると、ジョイントに内片を設けているため、U字溝 同志の結合が極めて安定したものになると共に、防水性も一段と高いものとなる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るジョイント10の斜視図
である。
【図2】ジョイント10の正面図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】ジョイント10によるU字溝の連結構造を示す
断面図である。
【図5】別の連結構造を示す断面図である。
【図6】ジョイント10Aの断面図である。
【図7】さらに別の実施例に係るジョイント10Bの斜
視図である。
【図8】ジョイント10Bを用いたU字溝の連結構造を
示す断面図である。
【図9】U字溝の施工状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c,1d U字溝 10,10A,10B ジョイント 12 介在片 14,16 外片 18,20 内片 22,24 張出片 26,28 アジャスタボルト 40 介在片 42,44 凸条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中島 敏行 愛知県名古屋市熱田区五番町18−1 (72)考案者 斎藤 清 長野県上水内郡豊野町大字豊野2002

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字溝同志の継目部分に介在される繊維
    強化合成樹脂製のジョイントであって、 該U字溝の先端面同志の間に介在される、該U字溝端面
    の形状に倣った略U字形状の介在片と、 接続される双方のU字溝の先端部の外周縁に回り込むべ
    く該介在片の外縁に沿って該介在片の両面側に突設され
    た外片と、 該外片の下部から、接続されるU字溝の幅方向の双方向
    の外方へ突設された張出片と、 各張出片に螺着されたレベル出し用アジャスタボルト
    と、 を備えてなるU字溝のジョイント。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、接続される
    双方のU字溝の先端部の内周縁に回り込むべく該介在片
    の内縁に沿って該介在片の両面側に突設された内片を備
    えたことを特徴とするU字溝のジョイント。
JP1993029088U 1993-06-01 1993-06-01 U字溝のジョイント Expired - Lifetime JP2562664Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100697595B1 (ko) * 2006-05-19 2007-03-26 (주)영광산업개발 신축이음장치
JP2013177733A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Shirosaki Corporation U字溝水路の沈下防止構造及び沈下防止の施工方法
JP2020002650A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 大和ハウス工業株式会社 溝蓋及び側溝ユニット

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