JPH0686948A - 複式電動機駆動の脱水型遠心分離装置 - Google Patents

複式電動機駆動の脱水型遠心分離装置

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Publication number
JPH0686948A
JPH0686948A JP5157354A JP15735493A JPH0686948A JP H0686948 A JPH0686948 A JP H0686948A JP 5157354 A JP5157354 A JP 5157354A JP 15735493 A JP15735493 A JP 15735493A JP H0686948 A JPH0686948 A JP H0686948A
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JP
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electric motor
bowl
centrifugal separator
connection
motor
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Application number
JP5157354A
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English (en)
Inventor
Joseph L Cooperstein
エル. クーパースティン ジョセフ
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Alfa Laval Separation Inc
Original Assignee
Alfa Laval Separation Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/20Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
    • B04B1/2016Driving control or mechanisms; Arrangement of transmission gearing

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 始動時と作動時における効率を最大にするた
めの複式電動装置を得る。 【構成】 遠心分離装置は複式電動動装置を具備してい
る。この2つの電動機は、目標出力要件を満たし、かつ
熱負荷を低減させるために、少なくとも遠心分離装置の
回転始動時には、互いに連結される。運転速度に達した
後、第1の電動機は遠心分離装置を駆動させ続け、第2
の電動機は運転から切り離される。両電動機駆動力はY
結線始動相とΔ結線運転相の利用により、変化させるこ
とも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水型遠心分離装置に
関し、特にこの遠心分離装置のボウルのための電動装置
に関するものである。とりわけ本発明は、脱水型遠心分
離装置を始動させるための複式電動装置に関し、かつ始
動時と作動時における効率を最大にするための複式電動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】脱水型遠心分離装置は一般的に、遠心分
離装置のボウルを回転させるために電動機(直流または
交流)を用いる。供給スラリーの成分を分離するため
に、ボウルの回転によって遠心力を発生させる。ボウル
の回転に対する差動回転速度で、脱水型遠心分離装置の
コンベヤ部分を回転させるために、独立の駆動機素が設
置されている。このコンベヤの差動回転速度によって、
分離された重い相または固形物に対する放出力が生じ、
この重い相または固形物をバウルの放出口に移動させ
る。
【0003】脱水型遠心分離装置の回転を開始させ、さ
らにこの回転を運転速度にまで上げるには、遠心装置の
慣性を克服しなければならない。その上、回転中におけ
る遠心分離装置の(回転速度に応じて変化する)風力抵
抗と摩擦抵抗に打ち勝たなければならない。こうした慣
性抵抗とその他の抵抗は、電動機に大きな電流と長い加
速時間を課すので、電動装置に相当な負担をかけること
になる。電動機へのこの様な負担は、遠心分離装置の運
転速度の維持に必要とする負担を越えることがある。
【0004】従来、脱水型遠心分離装置は、始動と正規
運転に標準の電動機テクノロジーを使用できる寸法のも
のであった。始動時または正規運転中に、遠心装置が所
与の電動機の限界を超えるような場合、たとえば流体継
手、変速歯車装置、可変周波数駆動装置、直流電動機、
機械的もしくは油圧式のクラッチのような他の機素を装
着していた。しかし、ある種の用途では、こうした機素
の設置は望ましくなかったり、好ましくなかったりす
る。こうした場合、その代替手段として(または、上記
の機素に加えて)、特殊な強力電動機が用いられた。だ
が、遠心分離装置のボウルの大きさと速度が増大するに
したがって、電動装置にかかる負担がかなり増大するこ
とになる。
【0005】こうした原動機の強力な構造は、始動時に
生じる熱発生に耐えるために、新たに付け加えられる追
加構造部分と特殊な材料を必要とする。この種の特殊な
強力な原動機は、所望の特性を得る必要上、その材料は
質と強度を高め、量もかなり増やさなければならないの
で、寸法が大きくなると共にその製造原価も相当に高く
なる。その上、原動機の寸法とこれに関連する支持フレ
ームの寸法もかなり大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】強力な原動機の寸法が
増大すると、正規運転時における効率のロスも生じる。
これは、始動時の熱負荷のために特殊な設計をしなけれ
ばならないことにも由来する。原動機は勿論、先ず始動
することができ、次に正規運転速度で完全な効率を発揮
して作動することが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、始動と運転の
ための複式電動装置を有する脱水型遠心分離装置に関す
るものである。二つの原動機が設置されていて、これら
は、目標出力および/または熱要件を得るために、少な
くも遠心分離装置の回転始動時には互いに連結される。
第1の原動機は運転速度に達するよう、所望の運転速度
で遠心分離装置を回転させ続ける。第2の原動機は、機
械的もしくは電気的に切り離されるか、または遮断され
る。こうした関係によって、第1の原動機は効率的な運
転条件で作動し続けることができる。もし逆回転駆動電
動機が設置されていれば、この電動機に加えて、始動時
に遠心分離装置を駆動させるため、2台の電動機を設置
する。
【0008】本発明のもう一つの側面は、正規運転と始
動の双方に必要な動力を供給し、また一方では始動時の
熱発生を制限するために、複式電動装置の運転条件を様
々に設定できるという点である。本発明のこの種の側面
にはまた、両電動機におけるY/Δ結線またはその他の
制御が含まれる。2つの電動機の運転条件は、必要な動
力を供給するため、また一方では運転効率を最大にする
よう、様々に変えることができる。
【0009】
【実施例】類似の機素は同じ参照番号で示されている添
付の複数の図面において、脱水型遠心分離装置は符号1
0を付されて、図示されている。図1に示されているよ
うに、脱水型遠心分離装置10には、一体のまたは継ぎ
目のないボウル12があって、その縦軸を中心にして回
転するように取り付けられている。脱水型の遠心分離装
置のボウル12は一般的に、その一方の先端は円筒状を
なし、他方の先端は円錐台状をなしている。このボウル
12の内部には、これと同軸に回転するよう、スクリュ
コンベヤ14が取り付けられている。このコンベヤは一
般的に、中央ハブ16を有し、また、ハブ16の周囲を
螺旋状に取り巻き、このハブ16からボウル12の内壁
に近い位置まで延びている一組のコンベヤ羽根18を有
している。
【0010】脱水型遠心分離装置10のボウル12が回
転することによって、その中に投入された供給スラリー
(図示されていない)に遠心力が作用し、密度に従って
軽い相(主として、液体)と重い相(一般的には固体と
液体の混合物)に分離される。遠心力によって、供給混
合物から分離され、ボウル12の内壁にそって堆積し
た、重い相の物質に放出力が働くように、スクリュコン
ベヤ14はボウル12に対する差動速度で回転する。逆
回転駆動電動機20またはこれと同様な機素が、歯車箱
22を介してコンベヤ14の差動速度を生む。コンベヤ
14の差動速度の制御は制御器24によってなされる。
ボウル12に対するコンベヤ14の相対速度により、分
離された重い相はボウルに沿って移動し、ボウル12の
円錐台形部分の先端に向かう。分離された重い相を放出
するため、ボウル12の円錐台形部分の先端には、一連
の放出口23がある。
【0011】供給スラリーに作用する遠心力のため、清
澄になった液または軽い液相の物質はボウル12内にお
いて径方向の内側に向かって移動する。ボウル12から
軽い相を放出するために、一般的に一連の放出口27が
備えられている。これらの放出口27は図1において、
ボウル12の円筒形端末にあるボウルボス26に開けら
れている。
【0012】図2に示されているように、ボウル12の
回転は駆動手段28によってなされる。駆動手段28は
第1電動機30と第2電動機32よりなる。この二つの
電動機30、32はそれぞれ、駆動ベルト36、38に
よって駆動プーリ34に接続されている。このようにし
て、両電動機30、32が作動しているとき、ボウル1
2の回転は、この2つの電動機の組合せでなされる。
【0013】駆動手段28における交代配置では、第1
電動機30は2重シャフトになっており、そのうち最初
のシャフトは駆動プーリ34に接続し、第2のシャフト
(図示されていない)は第2電動機32に接続されてい
る。こうした構成では、電動機32は、適当な継手やク
ラッチまたは他の機械的もしくは電気的装置で、電動機
30に接続されている。このような組合せによって、遠
心分離装置10の回転は、ほぼ図2に示されている配置
と同様な方法でなされる。
【0014】電動機30にせよ、電動機32にせよ一台
で、目標運転速度でボウル12を回転させるのに十分な
出力を持てるものとする。始動時に、第1電動機30に
第2電動機32が連結され、ボウル12を回転させるた
め、第2電動機32は第1電動機30を補助する。2つ
の電動機30、32を始動時に併用することにより、回
転に対する風力抵抗、摩擦抵抗、およびその他の力の抵
抗に加えて、遠心分離装置10の慣性に打ち勝つのに十
分な出力を得ることができる。制御器24から制御信号
を受けると、第2電動機32は連結を外されて、運転さ
れなくなる。このように連結をはずされると、ベルト3
8は、第2電動機32に接続されているプーリ(図2に
点線で示されている)を、この電動機に大きな抵抗を起
こさせずに、回転させる。ただし第2電動機32は、第
1電動機30を補助する追加出力を得るために、運転中
に、スイッチを入れるか、または再度連結することも可
能である。この追加出力は、回転速度を上げるため、も
しくは第1電動機30を補助する追加トルクを得るため
に、必要なものである。
【0015】本発明の寸法と構造に関する、非限定的な
任意の一例を挙げれば、ペンシルベニア州ウォーミンス
ターのアルファ=ラバル・セパレーション社(本発明の
指定代理人)によって製造され、シャープレス(SHA
RPLES)(登録商標)PM76000の名称で販売
されている脱水型遠心分離装置は、約8000lb.f
2 の慣性抵抗と2800rpmの正規運転速度を有し
ている。遠心分離装置10よって生じる慣性抵抗は電動
機に、電動機とボウル間のベルト比の関数である一定の
作用を及ぼす。この関係は以下の式で表される。すなわ
ち、 (1) Imotor =Ibowl ×(rpmbowl /rpmmotor 2 (ここで、rpmmotor は当該電動機の運転速度を示
す。) 遠心分離装置SHARPLES PM76000におい
ては、上記の関係式により、電動機は約20,000l
b.ft2 の慣性を課されることになる。この慣性抵抗
(変動する風力抵抗と機能性抵抗を加えたもの)は、電
動機メーカーにより電動機に対する熱影響に転換するこ
とができる。
【0016】遠心分離装置 SHARPLES PM7
6000に用いられる電動機の一例は、オハイオ州ユー
クリッドのリライヤンス・エレクトリック社製の強力電
動機で、アメリカ電気製造業者協会(NEMA)規格呼
称の型式449Tである。この400シリーズ電動機
は、始動時にその熱容量限界値に近い状態で作動する。
そこで電動機の寸法を大きくするため、非規格フレーム
を含む5,000シリーズの電動機が必要になる。より
大きな慣性を有する遠心分離装置を用いる場合、または
同じ寸法の遠心分離装置でも3200rpmで運転され
るSHARPLES PM76000Bのようにより高
速で運転される場合、上記のように電動機の寸法を大き
くすることがその要件となり得る。運転速度を上げた
り、または寸法を大きくすることは、電動機にかかる慣
性を増大させる結果になる(上記計算式(1)参照)。
SHARPLES PM76000Bの場合、電動機に
かかる慣性は約26,000lb.ft2 である。この
ような慣性抵抗(この場合も風力抵抗と機能性抵抗を加
えたもの)は、400シリーズの電動機にはほぼ最大熱
容量になる。
【0017】遠心分離装置 SHARPLES PM9
5000は、2300rpmで運転され、23000l
b.ft2 の慣性を有する。この構造では、原動機にか
かる慣性は37000lb.ft2 となる。従来、この
種の遠心分離装置は、液体継手を用いて始動されていた
が、この継手は、始動時の抵抗が400シリーズ電動機
の熱容量を超える負荷を生むので、ときに必要になると
はいえ、多くの場合好ましくはない。
【0018】より大きい慣性を有する他の脱水型遠心分
離装置も提案されている。こうした構造は、さらに電動
機にかかる慣性をより大きいものにする。この場合も、
1台の400シリーズ電動機では、その容量を超える恐
れのある熱発生を引き起こす。
【0019】本発明の条件においては、始動時に遠心分
離装置を駆動させるために、2つの電動機を用いること
ができる。2つの電動機の使用によって、各電動機の熱
負荷を減少させることができる。このようにすれば、複
数の400シリーズ電動機を使用して(上述のPM95
000のような)大きな遠心分離装置を駆動させること
が可能である。その結果、(1台で2台の5000シリ
ーズ電動機の支出を超える、5000シリーズ電動機の
ような)より大型の電動機および/またはその他の同様
な装備のための追加支出と、これらより生じる操作上の
欠陥と物理的欠陥により必要となる余分な支出を節約す
ることができる。全ての必要経費を比較すると、2つの
電動機を使用した場合の費用は通常、1台の強力電動機
の費用より安価である。
【0020】複式電動装置を用いる場合のもう一つの効
果は、広範な寸法の遠心分離装置に標準寸法の電動機を
使用できることである。さらに、直径であれ、長さであ
れ、遠心分離装置の寸法が大きくなっても、および/ま
たは正規運転時の遠心分離装置の速度が上がっても(電
動手段にかかる慣性抵抗も増大させる変化)、遠心分離
装置の始動要件を満たすように組合せを変化させること
によって、2つの電動機を変えないでそのまま使用する
ことができる。
【0021】本発明の他の具体例の一つには、電動機を
制御するためのYおよびΔ結線相制御システムもしくは
同様な始動システムが含まれる。電動機をY結線かΔ結
線に切り換えることにより、遠心分離装置の動力要件に
電動機を合致させ、しかも該電動機の容量の枠内に熱発
生を減少させ、かつ効率を最大限発揮させることができ
る。
【0022】2つの電動機30、32のY/Δ結線特性
の切換えは、制御器24で制御することができる。たと
えば、2つの電動機30、32を始動時において共にY
結線方式に設定することができる。この方式は、遠心分
離装置10を低電圧で全速運転させるのに十分な出力と
トルクを提供することが可能である。そして電圧の低減
によって、電流引込み量を減少でき、その結果、電動機
とユーザの電力設備網の熱応力を減少させることができ
る。Y結線方式によれば、始動の所要時間が長くなる
が、遠心分離装置にとってはその電源引込み要件の影響
を減少させることが可能である。一定の運転速度に達し
たとき、第1電動機30はΔ結線方式の運転に切り換え
ることができる。この切換えによって、供給物の投入時
にバウル12の回転のための出力とトルクを増大させる
ことが可能になる。この時点において第2電動機32は
スイッチを切ることができる。
【0023】幾つかの実施例において、遠心分離装置の
正規運転中でも、第1電動機30のΔ結線方式の可能出
力を超えて、第2電動機32よりの出力を必要とする場
合もある。しかしながら、第1電動機30の全出力に加
えて、さらに第2電動機32の全出力を常に必要とする
訳ではない。こうした場合、第2電動機32をY結線方
式のままにして、運転を続けることも可能である。もし
全速が必要ならば、第1電動機30と同様に第2電動機
32もΔ結線方式の運転に切り換えることもできる。た
とえば、上述の各遠心分離装置を始動させるために、Y
結線方式において定格出力100 、Δ結線方式で30
0 の400シリーズ強力電動機を、本発明に準拠して
使用することができる。必要な出力を供給し、かつ運転
効率を最大にするため、第2電動機32の運転を行わな
かったり、または両電動機のY/Δ結線方式の交代によ
り、2つの電動機30、32において出力を変化させる
ことも可能である。本発明において、こうした2種類の
運転方式のその外の組合せも行うことができる。
【0024】制御器24による両電動機30、32の運
転制御は、幾つかの方法が可能である。たとえば、電動
機30、32の入力配線に電流検知器または負荷検知器
を配置することができる。この種の制御のための他の検
知パラメータには、熱負荷、効率などがある。慣性、風
力、重い相の搬送などによる、遠心分離装置の回転に対
する抵抗の関数である負荷が変化するに応じて、制御器
24は反応し、2つの電動機30、32の運転の切換え
を行う。こうした切換は、様々な条件と設定点において
なされ、かつ第2電動機32運転のオン/オフおよび/
または2つの電動機のY/Δ結線方式の変化を含むもの
である。このように、制御器24は負荷に反応して、各
電動機をY結線方式にしたり、第1電動機をΔ結線にし
かつ第2電動機をオフ条件にしたり、第1電動機をΔ結
線にかつ第2電動機をY結線にしたり、双方の電動機を
Δ結線にするなどの制御を行うことができる。この制御
パラメータは、遠心分離装置のメーカーもしくはこれと
同様な者の適用方法と仕様に従って変化させることがで
きる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、Y/Δ結線方式の運転を伴っ
て用いられるか否かに係わらず、大型遠心分離装置の出
力装備における設備経費と運転費の削減をもたらし、か
つ各種遠心分離装置の部品の標準化を可能にするもので
あり、その結果、経費の節減を達成することができる。
Y/Δ結線方式の組合せによって、複数電動機は、1台
の強力電動機の効率の低い運転に比較して、より高い効
率で運転することができる。遠心分離装置全体の運転に
おける力率が高まるため、該遠心分離装置のユーザは、
さらに幾つかの利点を享受できる。すなわち、該遠心分
離装置はその最大効率に近い状態で運転され、しかもそ
のピーク負荷要件が低減されるので、実動力の使用状況
は、電動装置の最大可能出力により近接させるようにす
ることができる。
【0026】本発明は、上述の発明の精神と本質的属性
から逸脱しない限り、上述には含まれていない他の形態
に具体化されることも可能であり、したがって本発明の
範囲を規定するものとしては、上記の明細よりも、添付
の請求の範囲を参照すべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明を図示する目的で、複数の図面に、選択された1
具体例が示されているが、本発明は勿論、これに図示さ
れている配置と手段にのみ限定されるものではない。
【図1】本発明に従って作動する脱水型遠心分離装置の
側面図である。
【図2】本発明による、図1に示された脱水型遠心分離
装置の正面図である。
【符号の説明】
10 脱水型遠心分離装置 12 ボウル 14 スクリュコンベヤ 16 中央ハブ 18 羽根 20 逆回転駆動電動機 22 歯車箱 23 放出口 24 制御器 26 ボス 27 放出口 28 駆動手段 30 第1電動機 32 第2電動機 34 駆動プーリ 36 ベルト 38 ベルト

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水型遠心分離装置であって、 その縦方向中央軸を中心にして回転するよう取り付けら
    れているボウルと、 少なくとも遠心分離器部分の運転中に、該ボウルを回転
    させるため、連結されている第1電動機と第2電動機を
    含むボウル回転手段と、 該ボウル内に同軸になるよう取り付けられているコンベ
    ヤと、そして、 該ボウルに対して差動速度でコンベヤを回転させるコン
    ベヤ回転手段とを備えている脱水型遠心分離装置。
  2. 【請求項2】 第1電動機は、正規運転中、第2電動機
    なしでもボウルを回転させるに十分な寸法と出力を有
    し、かつ該ボウルが一定の回転速度に達した時、上記第
    2電動機の接続を遮断する制御手段を備えている請求項
    1記載の脱水型遠心分離装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの電動機のうちの1つ
    は、Y/Δ結線方式制御器を備え、しかもこの制御手段
    は、遠心分離装置の運転条件に応じて、Y結線とΔ結線
    のいずれかに上記電動機を切り換えられる請求項1記載
    の脱水型遠心分離装置。
  4. 【請求項4】 第1電動機と第2電動機の双方がY/Δ
    結線方式制御器を備えている請求項3記載の脱水型遠心
    分離装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、2つの電動機を様々な組合
    せでY結線とΔ結線に切り換えられる請求項4記載の脱
    水型遠心分離装置。
  6. 【請求項6】 2つの電動機の各々は、少なくとも2種
    類の運転方式を持ち、かつ当該電動機の負荷に応じて、
    上記の両電動機の運転を幾つかの方式から選択して切り
    換える制御手段を備えている請求項1記載の脱水型遠心
    分離装置。
  7. 【請求項7】 その縦方向中央軸を中心にして回転する
    よう取り付けられているボウルと、該ボウル内に同軸に
    取り付けられており、かつ該ボウルに対して差動速度で
    回転するスクリュコンベヤとを備えている脱水型遠心分
    離装置を運転する方法において、 上記ボウルを回転させるための第1と第2の電動機を備
    え、かつ該第2電動機は少なくとも2種類の運転方式を
    持っており、 上記の2つの電動機の連結運転によって、上記ボウルの
    回転速度を運転速度まで上げること、および、 上記第1電動機の運転中、上記第2電動機を他の結線方
    式に切り換えること、 以上の各段階を含む脱水型遠心分離装置の運転方法。
  8. 【請求項8】 第1電動機はY/Δ結線方式制御器を備
    えている請求項7記載の脱水型遠心分離装置の運転方
    法。
  9. 【請求項9】 さらに、第1電動機をY結線相制御方式
    で始動させる段階と、第2電動機を他の運転方式に切換
    えると共に、該第1電動機をΔ結線相制御方式に切り換
    える段階を含む請求項8記載の遠心分離装置の運転方
    法。
  10. 【請求項10】 第2電動機の切換えによって、ボウル
    の回転運動から上記第2電動機を切り離す請求項7記載
    の遠心分離装置の運転方法。
  11. 【請求項11】 脱水型遠心分離装置であって、 その縦方向軸を中心にして回転するよう取り付けられて
    いるボウルと、 上記ボウル内に同軸に取り付けられているコンベヤと、 少なくとも遠心分離器部分の始動時に、上記ボウルを回
    転させ、かつ第1電動機と第2電動機内における熱発生
    を制限するために、連結される上記第1電動機と第2電
    動機とよりなるボウル回転手段と、 上記第1電動機と第2電動機の運転を制御する手段と、
    そして、 該遠心分離装置の運転中に、上記ボウルに対して差動速
    度でコンベヤを回転させるコンベヤ回転手段とを備えて
    いる脱水型遠心分離装置。
  12. 【請求項12】 制御手段は、遠心分離装置の運転によ
    って両電動機にかかる負荷に応じて、第1と第2の電動
    機を制御する請求項11記載の脱水型遠心分離装置。
JP5157354A 1992-08-18 1993-06-28 複式電動機駆動の脱水型遠心分離装置 Pending JPH0686948A (ja)

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