JPH0686744U - バネ式安全注射針 - Google Patents

バネ式安全注射針

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JPH0686744U
JPH0686744U JP3345393U JP3345393U JPH0686744U JP H0686744 U JPH0686744 U JP H0686744U JP 3345393 U JP3345393 U JP 3345393U JP 3345393 U JP3345393 U JP 3345393U JP H0686744 U JPH0686744 U JP H0686744U
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JP
Japan
Prior art keywords
needle
tip
injection needle
spring
type safety
Prior art date
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Pending
Application number
JP3345393U
Other languages
English (en)
Inventor
武盛 豊永
Original Assignee
武盛 豊永
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Publication date
Application filed by 武盛 豊永 filed Critical 武盛 豊永
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Publication of JPH0686744U publication Critical patent/JPH0686744U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用後誤って体に刺す惧れのない注射針を得
る。 【構成】 注射針20を先端細径部21と下方太径部2
2とから構成し、針の根元部31と一体に支持杆32、
係止部33からなる留め金30を形成する。注射針20
を囲んでバネ40を介装し、バネ40の下端は根元部3
1に取り付け、バネ40の先端は先端盤50に取りつけ
る。使用前はバネ40を押し縮めて、係止部33で先端
盤50を係止しておく。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバネ式の安全装置のついた注射針に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医師、看護婦などが注射をした後、はずみで針を手に刺したり、捨てた 針を踏んだりするということがあるが、近年エイズや肝炎の伝染にからんで、こ のような事故は完全になくすることが要求されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記の課題を解決するために、注射針を先端細径部と下方太径部2 2とによって構成し、針の根元部分と一体の支持杆、係止部からなる留め金30 を嵌着し、注射針の先端細径部に沿って上下しうる、中心に針の通る針孔51を 有する、先端盤50を、注射針20を囲んで取りつけたバネ40の先端部分に取 りつけ、バネ40を圧縮し、先端盤50を留め金30で保持していることを特徴 とするバネ式安全注射針を得たものである。
【0004】
【実施例】
図1は使用前の注射針を示し、この考案のバネ式安全注射針10に使用する注 射針20は先端細径部21と下方太径部22とからなる。 金属製の針20の根元部31は若干鍔状となり、それと一体に上方にのびる支 持杆32、先端の係止部33とにより後述の作用を行う留め金30を構成する。
【0005】 針20をとりまいてバネ40を取りつけ、バネ40の下端は針の根元部31に 固定し、先端部には、針20の先端細径部21に沿って上下する先端盤50を取 りつける。 さらに先端盤50の外周にはスカート状の枠54を下方に垂下させる。 注射針を使用する前は、図1に示すように、先端盤50を押し下げ、バネ40 を縮めて、留め具30の係止部33を先端盤にひっかけて、バネ40と先端部5 0を図1の状態に保持する。
【0006】 図1の状態で注射針20を注射器に取りつけ、注射が終ると、留め具30の支 持杆32を外方にはねると、金属の弾性で支持杆32が外方に倒れるので、係止 部33が先端盤50から外れ、バネ40は上方にのび、そのため先端盤50も針 20の先端細径部21に沿って上昇し、針の先端より上方まで達するように、バ ネの寸法を定めておけば図2の状態になる。
【0007】 注射後図2の状態にすれば、針の周囲はバネ40で囲まれ、上方にスカート状 の枠54を有する先端盤50があるので、誤って注射後の針を指などに刺す危険 性は殆んどなくなる。 それでも先端盤の中心には、針20の先端細径部21が通過する孔があいてい るので、その孔による万一の事故を防ぐために、その孔をふさぐ手段を追加して もよい。
【0008】 図3は追加手段を有する先端盤の平面図、図4は図3のX−X断面図であって 、先端盤の上面に針の通る孔51をとりまいてだ円形の凹部52を設け、その凹 部52内に、孔51の両側に半円板53,53を滑動可能に嵌めこんである。 こうしておけば、バネ40が上方にのびて、先端盤50が上昇するとき、振動 で半円板53が動いて、孔51の上にかかるので、その分だけ孔51をふさぎ、 安全性は一層向上する。
【0009】 (半円板の移動が不十分なときは、先端盤50の側面を軽くたたくなどして、 先端盤を振動させてもよい。)
【0010】
【効果】
この考案の注射針は前記のような構成であって、簡単な構造で注射後誤って針 を手足に刺すという事故を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の注射針の使用前を示す図。
【図2】同じく使用後の状態を示す図。
【図3】先端盤の一例の平面図。
【図4】図3のメ−メ断面図。
【符号の説明】
10 バネ式安全注射針 20 針 21 先端細径部 22 下方太径部 30 留め金 31 根元部 32 支持杆 33 係止部 40 バネ 50 先端盤 51 針孔 52 だ円形凹部 53 半円板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネ式安全注射針において、 注射針20を先端細径部21と、下方太径部22とによ
    って構成し、 針の根元部分31と一体の支持杆32、係止部33から
    なる留め金30を嵌着し、 注射針の先端細径部21に沿って上下しうる、中心に針
    の通る針孔51を有す先端盤50を、注射針20を囲ん
    で取りつけたバネ40の先端部分に取りつけ、バネ40
    を圧縮し、先端盤50を留め金30で保持していること
    を特徴とするバネ式安全注射針。
  2. 【請求項2】 前記の先端盤50に、針孔51を囲んで
    だ円形凹部52を設け、半円板53を凹部内に滑動可能
    に嵌めこんであることを特徴とする前記請求項1記載の
    バネ式安全注射針。
  3. 【請求項3】 前記の先端盤50の外周には、スカート
    状の枠54を垂下してあることを特徴とする前記請求項
    1記載のバネ式安全注射針。
JP3345393U 1993-05-31 1993-05-31 バネ式安全注射針 Pending JPH0686744U (ja)

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JPH0686744U true JPH0686744U (ja) 1994-12-20

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002210018A (ja) * 2000-07-12 2002-07-30 Mitsubishi Pencil Co Ltd 安全留置針
US7172576B2 (en) 2003-05-06 2007-02-06 Asahi Intecc Co., Ltd. Medicinal-liquid injection apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01254169A (ja) * 1988-04-01 1989-10-11 Terumo Corp プロテクター付注射装置
JPH03502421A (ja) * 1988-12-06 1991-06-06 スターン,トーマス 皮下注射器
JPH03504205A (ja) * 1988-05-06 1991-09-19 ディークス,デビッド,ジョン 注射針
JPH03505288A (ja) * 1987-09-25 1991-11-21 ノボ ノルディスク・エー/エス 注射装置

Patent Citations (4)

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