JPH01254169A - プロテクター付注射装置 - Google Patents
プロテクター付注射装置Info
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- JPH01254169A JPH01254169A JP63081617A JP8161788A JPH01254169A JP H01254169 A JPH01254169 A JP H01254169A JP 63081617 A JP63081617 A JP 63081617A JP 8161788 A JP8161788 A JP 8161788A JP H01254169 A JPH01254169 A JP H01254169A
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 22
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- 208000030507 AIDS Diseases 0.000 description 1
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の目的
[産業上の利用分野]
本発明は、使用後の注射装置の針をプロテクターに収納
する際の仕舞い込み操作が容易となるプロテクター付注
射装置に関するものである。
する際の仕舞い込み操作が容易となるプロテクター付注
射装置に関するものである。
[従来技術]
従来の注射装置は、シリンジと針管組立体とからなり、
該シリンジが、シリンジ本体と例えば断面十字形の押子
と該押子の先端に取着されたガスケットとを有し、該ガ
スケットをシリンジ本体の基端開口より全周密着するよ
うに押込んでなり、また針管組立体が、針管とその基端
を支持するハブとを有し該ハブをシリンジ本体の先端開
口に嵌着してなる。製品は、プロテクターが、針管に被
されかつハブに嵌着されて提供される。そして、該プロ
テクターは、使用に際して取外され、使用後は再び針管
に被されかつハブに嵌着され、該注射装置が廃棄される
。
該シリンジが、シリンジ本体と例えば断面十字形の押子
と該押子の先端に取着されたガスケットとを有し、該ガ
スケットをシリンジ本体の基端開口より全周密着するよ
うに押込んでなり、また針管組立体が、針管とその基端
を支持するハブとを有し該ハブをシリンジ本体の先端開
口に嵌着してなる。製品は、プロテクターが、針管に被
されかつハブに嵌着されて提供される。そして、該プロ
テクターは、使用に際して取外され、使用後は再び針管
に被されかつハブに嵌着され、該注射装置が廃棄される
。
[発明が解決しようとする課題]
しかして、該プロテクターに針管を仕舞い込む際、該プ
ロテクターの開口部が小さく長さも針管より僅かに長い
ので、食違いが生じて針先でプロテクターを保持してい
る指を刺してしまう虞れがあり、エイズや肝炎などの感
染防止のために問題となっている。
ロテクターの開口部が小さく長さも針管より僅かに長い
ので、食違いが生じて針先でプロテクターを保持してい
る指を刺してしまう虞れがあり、エイズや肝炎などの感
染防止のために問題となっている。
本願発明は、使用後において、プロテクターの開口に針
先を入れるように合わせる手技を必要とせず、廃棄のた
めのプロテクターによる針管の保護が極めて容易である
プロテクター付注射装置を提供することを目的とする。
先を入れるように合わせる手技を必要とせず、廃棄のた
めのプロテクターによる針管の保護が極めて容易である
プロテクター付注射装置を提供することを目的とする。
(2)発明の構成
[課題を解決するための手段]
本願発明は二つあり、
先ず、第一発明のプロテクター付注射装置は。
第1図に示すように、
シリンジ本体lと先端にガスケット(図示せず)を有す
る押子2とからなるシリンジAと、鋭利な先端を有する
針管3及び該針管3の基端を支持するハブ4からなり該
ハブ4が前記シリンジ本体1の先端開口部に嵌着された
一針管組立体Bと、前記針管3を保護するプロテクター
Pを備えてなり、 該プロテクターPは、それぞれ基端及び先端が開口しか
つ口径が異なる複数の筒体5.6.7を、少なくとも伸
張時に該筒体5.6,7に形成した適宜の係止機構によ
りロック状態になるように伸縮自在に連結してなり、一
番外側の筒体5(もしくは第2図のように一番内側の筒
体)が前記シリンジ本体1の大径部先端(もしくは第2
図のように前記ハブ4)に嵌着支持され、使用時には前
記プロテクターを縮小して先端開口より針管を露出させ
、使用後に伸張させたときに、−売先に延びる筒体5.
6.7が針先よりも前方に延びて前記針管3を収納保護
する構成であることを特徴とするものである。
る押子2とからなるシリンジAと、鋭利な先端を有する
針管3及び該針管3の基端を支持するハブ4からなり該
ハブ4が前記シリンジ本体1の先端開口部に嵌着された
一針管組立体Bと、前記針管3を保護するプロテクター
Pを備えてなり、 該プロテクターPは、それぞれ基端及び先端が開口しか
つ口径が異なる複数の筒体5.6.7を、少なくとも伸
張時に該筒体5.6,7に形成した適宜の係止機構によ
りロック状態になるように伸縮自在に連結してなり、一
番外側の筒体5(もしくは第2図のように一番内側の筒
体)が前記シリンジ本体1の大径部先端(もしくは第2
図のように前記ハブ4)に嵌着支持され、使用時には前
記プロテクターを縮小して先端開口より針管を露出させ
、使用後に伸張させたときに、−売先に延びる筒体5.
6.7が針先よりも前方に延びて前記針管3を収納保護
する構成であることを特徴とするものである。
従って、製品提供時は、筒体5.6.7を伸張させて置
くか、縮小させた状態とじかつ別部材の従来品と同じプ
ロテクターを被せておき、従って、使用時は、筒体5.
6.7を縮小させるが、従来品と同じプロテクターを取
外せば良く、さらに、使用後は、筒体5.6.7を伸張
させるだけで良く、従来品と同じプロチククーの開口に
針先を入れるように合わせる手技を必要としないので、
針管の保護が安全かつ容易にできる。
くか、縮小させた状態とじかつ別部材の従来品と同じプ
ロテクターを被せておき、従って、使用時は、筒体5.
6.7を縮小させるが、従来品と同じプロテクターを取
外せば良く、さらに、使用後は、筒体5.6.7を伸張
させるだけで良く、従来品と同じプロチククーの開口に
針先を入れるように合わせる手技を必要としないので、
針管の保護が安全かつ容易にできる。
次に、本願第二発明のプロテクター付注射装置は、第4
図(a) 、 (b) 、 (c)に示すように、シリ
ンジ本体lと先端にガスケット(図示せず)を有する押
子2とからなるシリンジAと、鋭利な先端を有する針管
3及び該針管3の基端を支持するハブ4からなり該ハブ
4が前記シリンジ本体lの先端開口部に嵌着された針管
組立体Bと、前記針管3を保護するプロテクターPを備
えてなり、 該プロテクターPは、針管3を通す孔16aが開いてい
るとともに、該シリンジ先端部に設けられた係止機構と
係合し得る係止部16bを備えるキャップ16と、 前記針管3の外側に通され該キャー2プ16と該シリン
ジ先端間に位置し、未圧縮時において、該キャップ16
内部に針管3先端が位置するように該キャップ16を支
持する所要長さのコイルばね18を備え、 該コイルばね18を圧縮して該キャップ3の係止部が該
シリンジ先端部の係止機構と係合した状態で前記針管3
のほぼ全体が該キャップ16の孔16aから露出するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
図(a) 、 (b) 、 (c)に示すように、シリ
ンジ本体lと先端にガスケット(図示せず)を有する押
子2とからなるシリンジAと、鋭利な先端を有する針管
3及び該針管3の基端を支持するハブ4からなり該ハブ
4が前記シリンジ本体lの先端開口部に嵌着された針管
組立体Bと、前記針管3を保護するプロテクターPを備
えてなり、 該プロテクターPは、針管3を通す孔16aが開いてい
るとともに、該シリンジ先端部に設けられた係止機構と
係合し得る係止部16bを備えるキャップ16と、 前記針管3の外側に通され該キャー2プ16と該シリン
ジ先端間に位置し、未圧縮時において、該キャップ16
内部に針管3先端が位置するように該キャップ16を支
持する所要長さのコイルばね18を備え、 該コイルばね18を圧縮して該キャップ3の係止部が該
シリンジ先端部の係止機構と係合した状態で前記針管3
のほぼ全体が該キャップ16の孔16aから露出するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
従って、使用後は、キャップ16の係止部16bをシリ
ンジ先端部の係止機構から離脱させるものである。する
と、コイルばね18が未圧縮状態に復元して、該キャッ
プ16が針管3の先端よりも若干前側に位置する。これ
により、針管3はコイルばね18とキャップ16によっ
て取巻かれて保護され、従来のようなプロテクターの開
口に針先を入れるように合わせる手技を必要としないの
で、針管の保護が安全かつ容易にできる。
ンジ先端部の係止機構から離脱させるものである。する
と、コイルばね18が未圧縮状態に復元して、該キャッ
プ16が針管3の先端よりも若干前側に位置する。これ
により、針管3はコイルばね18とキャップ16によっ
て取巻かれて保護され、従来のようなプロテクターの開
口に針先を入れるように合わせる手技を必要としないの
で、針管の保護が安全かつ容易にできる。
[実施例]
第1図は、本願第一発明のプロテクター付注射装置の第
一実施例を示す。
一実施例を示す。
符合Aは、シリンジであり、シリンジ本体lの基部開口
より内部へ押子2の先端に設けたガスケット(図示せず
)を嵌合してなる。符合Bは。
より内部へ押子2の先端に設けたガスケット(図示せず
)を嵌合してなる。符合Bは。
針管組立体であり、鋭利な先端を有する針管3及び該針
管3の基端を支持するハブ4からなり該ハブ4が前記シ
リンジ本体1の先端開口部に嵌着されている。
管3の基端を支持するハブ4からなり該ハブ4が前記シ
リンジ本体1の先端開口部に嵌着されている。
符合Pは、前記針管3を保護するプロテクターであり、
それぞれ基端及び先端が開口し、かつ口径が異なる複数
のプラスチック類の筒体5.6.7を伸縮自在に連結し
てなる。筒体5は、基端例の大径部5aがシリンジ本体
lの大径部先端に嵌着支持され、先端側の小径部5b内
に筒体6を収容している。筒体6は、基端外面に環状な
係止突起6aを有しており、筒体5の小径部5b先端部
内面に周方向に設けた溝5Cに嵌合し、もって筒体5に
対し安定した伸張状態にロー2りされている。さらに、
筒体6は筒体7を収容している。該筒体7も、基端外面
に環状な係止突起7aを有しており、筒体6の先端部の
内面に周方向にirけた溝6bに嵌合し、もって筒体6
に対し安定した伸張状態にロックされている。筒体5の
小径部5bの基端内面、並びに筒体6の基端内面に、そ
れぞれ環状なストッパ5dもしくは6Cが延設されてい
る。また該筒体7は、先端につまみ7dが凸段され、か
つ針管3を通す針管径よりも十分大きな孔7Cを有する
先端壁7dにゴム膜8が貼られている。
それぞれ基端及び先端が開口し、かつ口径が異なる複数
のプラスチック類の筒体5.6.7を伸縮自在に連結し
てなる。筒体5は、基端例の大径部5aがシリンジ本体
lの大径部先端に嵌着支持され、先端側の小径部5b内
に筒体6を収容している。筒体6は、基端外面に環状な
係止突起6aを有しており、筒体5の小径部5b先端部
内面に周方向に設けた溝5Cに嵌合し、もって筒体5に
対し安定した伸張状態にロー2りされている。さらに、
筒体6は筒体7を収容している。該筒体7も、基端外面
に環状な係止突起7aを有しており、筒体6の先端部の
内面に周方向にirけた溝6bに嵌合し、もって筒体6
に対し安定した伸張状態にロックされている。筒体5の
小径部5bの基端内面、並びに筒体6の基端内面に、そ
れぞれ環状なストッパ5dもしくは6Cが延設されてい
る。また該筒体7は、先端につまみ7dが凸段され、か
つ針管3を通す針管径よりも十分大きな孔7Cを有する
先端壁7dにゴム膜8が貼られている。
従って、図示の状態に筒体5.6.7を伸張させた状態
に組付け、筒体5を先にして針管3に被せ、該筒体5の
大径部5aをシリンジ本体lの大径部先端に嵌着させて
製品提供される。そして。
に組付け、筒体5を先にして針管3に被せ、該筒体5の
大径部5aをシリンジ本体lの大径部先端に嵌着させて
製品提供される。そして。
使用時は、筒体6.7を筒体5内に収まるよう縮小して
針管3を露出し、このとき、針管3がゴム膜8を刺通す
ることになる。使用後は、筒体7のつまみ7dを掴んで
再び図示の状態に筒体5.6.7を伸張させて針管5を
保護し廃棄する。
針管3を露出し、このとき、針管3がゴム膜8を刺通す
ることになる。使用後は、筒体7のつまみ7dを掴んで
再び図示の状態に筒体5.6.7を伸張させて針管5を
保護し廃棄する。
第2図は、本願第一発明のプロテクター付注射装置の第
二実施例を示す。
二実施例を示す。
この実施例では、プロテクターPは、上記第一実施例と
は反対に、三段伸縮する筒体9.10.11の中、一番
内側の筒体9がシリンジ本体lの先端開口部1aに強く
嵌着し、一番外側の筒体11の先端がゴム膜12で閉じ
られている。
は反対に、三段伸縮する筒体9.10.11の中、一番
内側の筒体9がシリンジ本体lの先端開口部1aに強く
嵌着し、一番外側の筒体11の先端がゴム膜12で閉じ
られている。
シリンジ本体lの先端開口部1aは、筒体9が嵌合する
大径筒部1bとハブ4が嵌合するテーパー筒部ICから
なる形状であり、該大径筒部1bの外面の基端に一周す
る溝1dが形成され、該溝1dに筒体9の基端内面に一
周するように形成された係合凸部9aが強く嵌着してい
る。これら三段伸縮する筒体9.10.11は、それぞ
れ離脱防止用の突起9b 、 10a、10b 、
l la、1 lbを有しており、中間の筒体10は
、針管3が貫通し該針管3によって支持される先端壁1
0cを有している・ 従って1図示の状態で製品提供され、使用時は、筒体1
0と11が筒体9に重なるように移動して、針先でゴム
膜12を刺通して、針管3を露出させる。使用後は、筒
体lOと11を再び図示のように移動して針管3を隠蔽
状態に収納保護し廃棄する。
大径筒部1bとハブ4が嵌合するテーパー筒部ICから
なる形状であり、該大径筒部1bの外面の基端に一周す
る溝1dが形成され、該溝1dに筒体9の基端内面に一
周するように形成された係合凸部9aが強く嵌着してい
る。これら三段伸縮する筒体9.10.11は、それぞ
れ離脱防止用の突起9b 、 10a、10b 、
l la、1 lbを有しており、中間の筒体10は
、針管3が貫通し該針管3によって支持される先端壁1
0cを有している・ 従って1図示の状態で製品提供され、使用時は、筒体1
0と11が筒体9に重なるように移動して、針先でゴム
膜12を刺通して、針管3を露出させる。使用後は、筒
体lOと11を再び図示のように移動して針管3を隠蔽
状態に収納保護し廃棄する。
第3図(a)、(b)は1本願第一発明のプロテクター
付注射装置の第三実施例を示す。
付注射装置の第三実施例を示す。
この実施例のプロテクター付注射装置は。
プロテクターPが、シリンジ本体1の先端開口部1aに
摺動自在に嵌合するプラスチック製の筒体13と、該筒
体13の外面に摺動自在に嵌合するプラスチック製の筒
体14からなる。該シリンジ本体lの先端開口部1aは
、筒体13が嵌合する大径筒部tbとハブ4が嵌合する
テーパー筒部lcからなる形状であり、該大径筒部1b
の外面の基端付近及び先端付近には、−周する溝1c、
1dが形成されている。筒体13は、内径が前記大径筒
部1bに緩く嵌合する大きさで、基端内面に一周する係
合突起13aを有し、かつ外面の基端寄り及び先端寄り
にそれぞれ一周する係合凹部13b、13cを有し、ま
た針管3が貫通支持する先端壁13dを有して形成され
ている。筒体14は、基端が開口し、該基端内面に、前
記係合凹部13b、13cと係合ロックする一周する係
合凹部14aを有し、内径が筒体13の外面に緩く嵌合
する大きさであり、針管3を通す針管径よりも十分大き
な孔14bを有する先端壁14cにゴム膜15が貼られ
ている。
摺動自在に嵌合するプラスチック製の筒体13と、該筒
体13の外面に摺動自在に嵌合するプラスチック製の筒
体14からなる。該シリンジ本体lの先端開口部1aは
、筒体13が嵌合する大径筒部tbとハブ4が嵌合する
テーパー筒部lcからなる形状であり、該大径筒部1b
の外面の基端付近及び先端付近には、−周する溝1c、
1dが形成されている。筒体13は、内径が前記大径筒
部1bに緩く嵌合する大きさで、基端内面に一周する係
合突起13aを有し、かつ外面の基端寄り及び先端寄り
にそれぞれ一周する係合凹部13b、13cを有し、ま
た針管3が貫通支持する先端壁13dを有して形成され
ている。筒体14は、基端が開口し、該基端内面に、前
記係合凹部13b、13cと係合ロックする一周する係
合凹部14aを有し、内径が筒体13の外面に緩く嵌合
する大きさであり、針管3を通す針管径よりも十分大き
な孔14bを有する先端壁14cにゴム膜15が貼られ
ている。
従って、図(a)に示す状態で製品提供される。
使用時には、筒体13.14をともにシリンジ側に移動
して図(b)に示す縮小状態とし、すると、針管3がゴ
ム膜15を刺通して露出する。使用後は、再び図(a)
に示す状態とする0図(a)及び図(b)に示すいずれ
の状態でも、筒体13.14が不意に移動することなく
係合ロック機構により確実な連結が保たれる。
して図(b)に示す縮小状態とし、すると、針管3がゴ
ム膜15を刺通して露出する。使用後は、再び図(a)
に示す状態とする0図(a)及び図(b)に示すいずれ
の状態でも、筒体13.14が不意に移動することなく
係合ロック機構により確実な連結が保たれる。
なお、丑記の第一ないし第三実施例において。
ゴム膜8.12.15は必ずしも必要ではない。
そしてその場合、本発明は、筒体を使用時と同じ、縮小
状態とし、露出する針管に従来の別部材のプロテクター
を被せて製品提供し、使用時に該プロテクターを取外し
、使用後は、筒体を伸張させて針管を保護する場合を排
除するものではない。
状態とし、露出する針管に従来の別部材のプロテクター
を被せて製品提供し、使用時に該プロテクターを取外し
、使用後は、筒体を伸張させて針管を保護する場合を排
除するものではない。
第4図(a) 、 (b) 、 (c)及び第5図は、
本願第二発明のプロテクター付注射装置の第−実施例及
び第二実施例を示す。
本願第二発明のプロテクター付注射装置の第−実施例及
び第二実施例を示す。
両実施例のプロテクターPは、いずれも、キャップ16
とハウジング17とコイルばね18と筒体19を備えて
なる。製品提供時は、筒体19がハウジング17に嵌着
して針管3を保護しており、該筒体19は、使用時に取
外され(第4図(b) ) 、使用後は係止部16bを
係止スリット17bから離脱させ、コイルばね18の復
元により針先をキャップ16内に位置させて保護し、廃
棄する。
とハウジング17とコイルばね18と筒体19を備えて
なる。製品提供時は、筒体19がハウジング17に嵌着
して針管3を保護しており、該筒体19は、使用時に取
外され(第4図(b) ) 、使用後は係止部16bを
係止スリット17bから離脱させ、コイルばね18の復
元により針先をキャップ16内に位置させて保護し、廃
棄する。
第二実施例が第一実施例と相違する点は、第一実施例で
は、ハウジング17が、シリンジ本体lの大径部先端に
嵌着固定されているのに対し、第二実施例では、シリン
ジ本体lの先端開口部1aに嵌着固定されていることで
ある。このため、第一実施例では、環状ばね押え17c
が形成され、コイルばね18をシリンジ本体lの大径部
先端面に圧着固定しており、第二実施例では、シリンジ
本体lの先端開口部1aが、該筒体19が嵌合する大径
筒部1bとハブ4が嵌合するテーパー筒部lcを有して
形成され、該大径筒部1bの外面の基端に、−周する溝
1dが形成され、ハウジング17の基端部内面に形成し
た環状な嵌着係止部17dがコイルばね18の端部を溝
1dに圧着した状態に強く嵌着固定されている。
は、ハウジング17が、シリンジ本体lの大径部先端に
嵌着固定されているのに対し、第二実施例では、シリン
ジ本体lの先端開口部1aに嵌着固定されていることで
ある。このため、第一実施例では、環状ばね押え17c
が形成され、コイルばね18をシリンジ本体lの大径部
先端面に圧着固定しており、第二実施例では、シリンジ
本体lの先端開口部1aが、該筒体19が嵌合する大径
筒部1bとハブ4が嵌合するテーパー筒部lcを有して
形成され、該大径筒部1bの外面の基端に、−周する溝
1dが形成され、ハウジング17の基端部内面に形成し
た環状な嵌着係止部17dがコイルばね18の端部を溝
1dに圧着した状態に強く嵌着固定されている。
(3)発明の効果
以上述べたように本願第一発明のプロテクター付注射装
置は、 プロテクターが、伸張・縮小時にそれぞれ係止ロックさ
れる伸縮自在な口径が異なる複数の筒体をシリンジ本体
もしくはハブに嵌着支持され、伸張させた筒体内に針管
が収まる構成であるので、針管を保護する状態に筒体を
伸張させた状態で製品提供し、使用時は筒体を縮小させ
、使用後は、筒体を伸張させれば針管の保護ができ、従
来のような別部品で使用時に分離されるプロテクターの
開口に針先を入れるように合わせる手技を必要としない
ので、針管の保護が安全かつ容易にできる。
置は、 プロテクターが、伸張・縮小時にそれぞれ係止ロックさ
れる伸縮自在な口径が異なる複数の筒体をシリンジ本体
もしくはハブに嵌着支持され、伸張させた筒体内に針管
が収まる構成であるので、針管を保護する状態に筒体を
伸張させた状態で製品提供し、使用時は筒体を縮小させ
、使用後は、筒体を伸張させれば針管の保護ができ、従
来のような別部品で使用時に分離されるプロテクターの
開口に針先を入れるように合わせる手技を必要としない
ので、針管の保護が安全かつ容易にできる。
また、本願第二発明のプロテクター付注射装置は、
プロテクターが、係止部を有しシリンジ先端部の係止機
構に係止するキャップと、キャップとハウジング間に位
置されたコイルばねを備えて、コイルばねを圧縮してキ
ャップがシリンジ先端部の係止機構に係止される状態の
とき、針管のほぼ全体がキャップの孔から露出する構成
であるので。
構に係止するキャップと、キャップとハウジング間に位
置されたコイルばねを備えて、コイルばねを圧縮してキ
ャップがシリンジ先端部の係止機構に係止される状態の
とき、針管のほぼ全体がキャップの孔から露出する構成
であるので。
該構成の状態で製品提供され、使用後は。
キャップの係止部をシリンジ先端部の係止機構から係合
を離脱させれば良く、すると、コイルばねが未圧縮状態
に復元して、キャップ内に針先が収まり、針管がコイル
ばねとキャップで保護される二とになり、従来のような
プロテクターの開口に針先を入れるように合わせる手技
を必要としないので、針管の保護が安全かつ容易にでき
る。
を離脱させれば良く、すると、コイルばねが未圧縮状態
に復元して、キャップ内に針先が収まり、針管がコイル
ばねとキャップで保護される二とになり、従来のような
プロテクターの開口に針先を入れるように合わせる手技
を必要としないので、針管の保護が安全かつ容易にでき
る。
第1図は、本願第一発明のプロテクター付注射装置の第
一実施例に係り、プロテクターについてのみ断面した正
面図である。 第2図は、本願第一発明のプロテクター付注射装置の第
二実施例に係り、プロテクターについてのみ断面した正
面図である。 第3図(a)は、本願第一発明のプロテクター付注射装
置の第三実施例に係る製品提供時(使用前)及び使用後
の状態を示すプロテクターにつし)てのみ断面した正面
図、第3図(b)は、使用後の状態を示すプロテクター
についてのみ断面した正面図である。 第4図(a)は、本願第二発明のプロテクター付注射装
置の第一実施例に係る製品提供時(使用前)の状態を示
すプロテクターについてのみ断面した正面図、第4図(
b)は使用時の要部斜視図、第4図(c)は使用後の要
部斜視図である。 第5図は、本願第二発明のプロテクター付注射装置の第
二実施例に係る製品提供時(使用前)の状態を示すプロ
テクターについてのみ断面した正面図である。 A・・・シリンジ、 l・・・シリンジ本体、 2・φφ押子、 B拳・Φ針管組立体、 3・−・針管。 4−・・ハブ。 P−・・プロテクター、 5.6.711・・筒体、 1611・・キャップ、 16a・・・孔、 16b・・φ係止部、 17@Φ・ハウジング、 17a・・・基端開口部、 17b拳・・係止スリット、 18・拳・コイルばね。 第3図
一実施例に係り、プロテクターについてのみ断面した正
面図である。 第2図は、本願第一発明のプロテクター付注射装置の第
二実施例に係り、プロテクターについてのみ断面した正
面図である。 第3図(a)は、本願第一発明のプロテクター付注射装
置の第三実施例に係る製品提供時(使用前)及び使用後
の状態を示すプロテクターにつし)てのみ断面した正面
図、第3図(b)は、使用後の状態を示すプロテクター
についてのみ断面した正面図である。 第4図(a)は、本願第二発明のプロテクター付注射装
置の第一実施例に係る製品提供時(使用前)の状態を示
すプロテクターについてのみ断面した正面図、第4図(
b)は使用時の要部斜視図、第4図(c)は使用後の要
部斜視図である。 第5図は、本願第二発明のプロテクター付注射装置の第
二実施例に係る製品提供時(使用前)の状態を示すプロ
テクターについてのみ断面した正面図である。 A・・・シリンジ、 l・・・シリンジ本体、 2・φφ押子、 B拳・Φ針管組立体、 3・−・針管。 4−・・ハブ。 P−・・プロテクター、 5.6.711・・筒体、 1611・・キャップ、 16a・・・孔、 16b・・φ係止部、 17@Φ・ハウジング、 17a・・・基端開口部、 17b拳・・係止スリット、 18・拳・コイルばね。 第3図
Claims (3)
- (1)シリンジ本体と先端にガスケットを有する押子と
からなるシリンジと、鋭利な先端を有する針管及び該針
管の基端を支持するハブからなり該ハブが前記シリンジ
のシリンジ本体の先端開口部に嵌着された針管組立体と
、前記針管を保護するプロテクターを備えてなり、 該プロテクターは、それぞれ基端及び先端が開口しかつ
口径が異なる複数の筒体を、少なくとも伸張時に該筒体
に形成した適宜の係止機構によりロック状態になるよう
に伸縮自在に連結してなり、一番内側もしくは外側の筒
体が前記シリンジ本体の大径部先端もしくは前記ハブに
嵌着支持され、使用時には前記プロテクターを縮小して
先端開口より針管を露出させ、使用後に伸張させたとき
に、一番先に延びる筒体が針先よりも前方に延びて前記
針管を収納保護する構成であることを特徴とするプロテ
クター付注射装置。 - (2)シリンジ本体と先端にガスケットを有する押子と
からなるシリンジと、鋭利な先端を有する針管及び該針
管の基端を支持するハブからなり該ハブが前記シリンジ
のシリンジ本体の先端開口部に嵌着された針管組立体と
、前記針管を保護するプロテクターを備えてなり、 該プロテクターは、針管を通す孔が開いているとともに
、該シリンジ先端部に設けられた係止機構と係合し得る
係止部を備えるキャップと、前記針管の外側に通され該
キャップと該シリンジ先端間に位置し、未圧縮時におい
て、該キャップ内部に針管先端が位置するように該キャ
ップを支持する所要長さのコイルばねを備え、 該コイルばねを圧縮して該キャップの係止部が該シリン
ジ先端部の係止機構と係合した状態で前記針管のほぼ全
体が該キャップの孔から露出するように構成したことを
特徴とするプロテクター付注射装置。 - (3)前記プロテクターは、針管を通す孔が開いている
とともに、該シリンジ先端部に設けられた係止機構と係
合し得る係止部を備えるキャップと、基端開口部が前記
シリンジ本体に嵌合支持され前記キャップを内側に収容
し得るように形成され、先端部一側に該先端より開けら
れた錠形で前記係止部を係合ロックし得る係止スリット
を有するハウジングと、 前記針管の外側に通され該キャップと該ハウジング間に
位置されていて、未圧縮時において、該キャップ内部に
針管先端が位置するように該キャップを支持する所要長
さのコイルばねを備え、 該コイルばねを圧縮して該キャップの係止部が該ハウジ
ングの係止機構と係合した状態で、前記針管のほぼ全体
が前記プロテクターの孔から露出するように構成したこ
とを特徴とする請求項2記載のプロテクター付注射装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63081617A JPH01254169A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | プロテクター付注射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63081617A JPH01254169A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | プロテクター付注射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01254169A true JPH01254169A (ja) | 1989-10-11 |
JPH0562550B2 JPH0562550B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=13751283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63081617A Granted JPH01254169A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | プロテクター付注射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01254169A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05228425A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-07 | Asahi Glass Co Ltd | 塗装製品 |
JPH0631747U (ja) * | 1992-10-06 | 1994-04-26 | シエン ツオ チョアン | 注射針保護キャップ |
JPH0686744U (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-20 | 武盛 豊永 | バネ式安全注射針 |
JPH07303696A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-11-21 | Eisai Co Ltd | 収納しやすいプレフィルドシリンジ |
JPH07328116A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-19 | Tougou Medeikitsuto Kk | 医療用穿刺針 |
JP2000254225A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-19 | Medikit Kk | 安全留置針 |
WO2004004811A1 (ja) * | 2002-07-02 | 2004-01-15 | Terumo Kabushiki Kaisha | シリンジおよびプレフィルドシリンジ |
JP2016533860A (ja) * | 2013-09-18 | 2016-11-04 | アリアンス バスキュラー デバイス エルエルシーAlliance Vascular Devices Llc | 医療用輸液装置及びその使用法 |
CN107137130A (zh) * | 2017-05-15 | 2017-09-08 | 哈尔滨医科大学 | 可粘贴式定位穿刺针 |
US11826542B2 (en) | 2013-09-18 | 2023-11-28 | David Stroup | Medical infusion device and methods of use |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63081617A patent/JPH01254169A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05228425A (ja) * | 1992-02-19 | 1993-09-07 | Asahi Glass Co Ltd | 塗装製品 |
JPH0631747U (ja) * | 1992-10-06 | 1994-04-26 | シエン ツオ チョアン | 注射針保護キャップ |
JPH0686744U (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-20 | 武盛 豊永 | バネ式安全注射針 |
JPH07303696A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-11-21 | Eisai Co Ltd | 収納しやすいプレフィルドシリンジ |
JPH07328116A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-19 | Tougou Medeikitsuto Kk | 医療用穿刺針 |
JP2000254225A (ja) * | 1999-03-05 | 2000-09-19 | Medikit Kk | 安全留置針 |
WO2004004811A1 (ja) * | 2002-07-02 | 2004-01-15 | Terumo Kabushiki Kaisha | シリンジおよびプレフィルドシリンジ |
US7081107B2 (en) | 2002-07-02 | 2006-07-25 | Terumo Kabushiki Kaisha | Syringe and prefilled syringe |
JP2016533860A (ja) * | 2013-09-18 | 2016-11-04 | アリアンス バスキュラー デバイス エルエルシーAlliance Vascular Devices Llc | 医療用輸液装置及びその使用法 |
US11826542B2 (en) | 2013-09-18 | 2023-11-28 | David Stroup | Medical infusion device and methods of use |
CN107137130A (zh) * | 2017-05-15 | 2017-09-08 | 哈尔滨医科大学 | 可粘贴式定位穿刺针 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0562550B2 (ja) | 1993-09-08 |
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Legal Events
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