JPH068664U - 自動車のウィンドレギュレータ - Google Patents

自動車のウィンドレギュレータ

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Publication number
JPH068664U
JPH068664U JP8738291U JP8738291U JPH068664U JP H068664 U JPH068664 U JP H068664U JP 8738291 U JP8738291 U JP 8738291U JP 8738291 U JP8738291 U JP 8738291U JP H068664 U JPH068664 U JP H068664U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
drum
groove
guide
guide lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP8738291U
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English (en)
Inventor
武二 大矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH068664U publication Critical patent/JPH068664U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水切り機能を備えたガイドレバーを設けるこ
とにより、確実に駆動ドラム及びケーブルガイドの溝に
ケーブルが入るようにするとともに、ケーブルによる水
の移動を阻止して、防錆効果を向上させた自動車のウィ
ンドレギュレータを提供することである。 【構成】 駆動ドラム6は外周に溝が形成されてケーブ
ルが巻回されるドラム60と、ドラム60を覆うドラムカバ
ー61とから成り、ドラムカバー61はケーブルカバー12に
接続される上部ケーブル出入口611 と下降用ケーブル9
が出入りする下部ケーブル出入口612 とを備え、ドラム
カバー61の上面にスイング式のガイドレバー16の基端16
0 がボルト163 で回動自在に取り付けられ、下部ケーブ
ル出入口612 側でドラムカバー61の外側に延設されたガ
イドレバー16の自由端161 は下方に折曲され、下端に溝
162 が形成されており、溝162 に下降用ケーブル9が挿
通されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
考案は、ケーブル操作式の自動車のウィンドレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のウィンド特にドアウィンドにおいて、モータ等の駆動源を用い てウィンドガラスをスイッチ操作により自動的に開閉することのできるパワウィ ンドが広く用いられており、例えば、特開昭62− 81187号公報には、ガイドレー ルに沿って上下動可能に設けたキャリヤプレートにウィンドガラスを装着し、キ ャリアプレートにそれぞれ一端が係止された上昇用ケーブルと下降用ケーブルと を、モータ等の駆動手段によりガイドレール内を往復動させることによってウィ ンドガラスを昇降させるケーブル駆動式ウィンドレギュレータであって、キャリ ヤプレートにつる巻きバネの巻回部を装着し、該つる巻きバネの両端を上昇用ケ ーブルと下降用ケーブルの端部にそれぞれ連結して上昇用ケーブルと下降用ケー ブルとに張力を付与させるものが記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のケーブル駆動式ウィンドレギュレータにおいては、 ウィンドガラスとドアアウタパネルとの隙間から侵入した水、或いはウィンドガ ラスに付着して侵入した水がケーブルに付着し、ケーブルの往復動二よってウィ ンドレギュレータ全体に運ばれて各機構部に錆を発生させる原因となる恐れがあ り、また、駆動手段の動力を伝達するドラム(又はプーリ)の溝、或いはガイド レールの端部に設けられたケーブルガイドの溝からケーブルが外れる恐れがある という問題があった。
【0004】 本考案の目的は、水切り機能を備えたガイドレバーを設けることにより、確実 に駆動ドラム及びケーブルガイドの溝にケーブルが入るようにするとともに、ケ ーブルによる水の移動を阻止して、防錆効果を向上させた自動車のウィンドレギ ュレータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
考案の自動車のウィンドレギュレータは、ガイドレールと、ウィンドガラス を支持してガイドレール沿いに上下動するキャリヤプレートと、キャリアプレー トにそれぞれ一端が係止され、ガイドレール内を往復動する上昇用ケーブルと下 降用ケーブルと、モータ等の駆動手段とを備えたケーブル操作式の自動車のウィ ンドレギュレータにおいて、ガイドレールの端部に設けられたケーブルガイド部 材と、駆動手段の駆動力をケーブルに伝達する駆動ドラムを覆うドラムカバーと にスイング式のガイドレバーを搖動自在に設け、ガイドレバーの自由端に溝或い は開口を設けてケーブルを挿通させたものであり、確実に駆動ドラム及びケーブ ルガイドの溝にケーブルが入るようにするとともに、ケーブルによる水の移動を 阻止して、防錆効果を向上させることができる。
【0006】
【実施例】
図1において本考案の実施例を説明すると、略上下方向に延設されたガイドレ ール1と、ガイドレール1の上端に連結固定された上部ケーブルガイド支持ブラ ケット2と、下端に連結固定された下部ケーブルガイド支持ブラケット3と、中 間位置にモータ取付ブラケット4とを備え、モータ取付ブラケット4に駆動源で あるモータ5と、モータ5により駆動される駆動ドラム6とを設け、ウィンドガ ラス(図示せず)を支持するキャリヤプレート7をガイドレール1に沿って上下 動可能に設置し、キャリヤプレート7に上昇用ケーブル8と下降用ケーブル9の 一方の端末をそれぞれ連結し、上昇用ケーブル8は上部ケーブルガイド支持ブラ ケット2内に配設された上部ケーブルガイド10を、下降用ケーブル9は下部ケー ブルガイド支持ブラケット3内に配設された下部ケーブルガイド11を介して他端 が上記駆動ドラム6に連結されており、駆動ドラム6と上部ケーブルガイド10と の間の上昇用ケーブル8を覆うケーブルカバー12が設けられ、ガイドレール1の 適所にケーブルテンショナースプリング係止部13を立設し、このケーブルテンシ ョナースプリング係止部13に一端を係止し、他端をケーブルカバー12に係止して ケーブルカバー12とガイドレール1との間にケーブルテンショナースプリングを 張設するとともに、一端を上記ケーブルテンショナースプリング係止部13に係止 したリフター15を設け、該リフター15の他端をガイドレール1と上昇用ケーブル 8との間に延設している。
【0007】 図2及び図3において、ガイドレール1の断面は、開放側に内側に突出したフ ランジを有する略凹字形に形成されており、駆動ドラム6は外周に溝が形成され てケーブルが巻回されるドラム60と、ドラム60を覆うドラムカバー61とから成り 、ドラムカバー61はケーブルカバー12に接続される上部ケーブル出入口611 と下 降用ケーブル9が出入りする下部ケーブル出入口612 とを備え、ドラムカバー61 の上面にスイング式のガイドレバー16の基端160 がボルト163 で回動自在に取り 付けられ、下部ケーブル出入口612 側でドラムカバー61の外側に延設されたガイ ドレバー16の自由端161 は下方に折曲され、下端に溝162 が形成されており、溝 162 に下降用ケーブル9が挿通されている。
【0008】 なお、ガイドレバー16の自由端161 に形成された溝162 に代えて開口(円孔、 四隅を弧状とした矩形孔等)としても良いものであり、図4に示すように、上記 溝162 (または開口)の下降用ケーブル9と接触する壁面を傾斜面164 とするこ とにより、水切り効果が向上する。
【0009】 図5及び図6において、一方がガイドレール1に面しているケーブルガイド11 の他方にスイング式のガイドレバー17の基端170 がボルト173 で回動自在に取り 付けられ、ケーブルガイド11の外側に延設されたガイドレバー17の自由端171 は 下方に折曲され、下端に溝172 (または開口)が形成されており、溝172 に下降 用ケーブル9が挿通されている。
【0010】
考案の効果】
考案は上述のとおり構成されているから、以下に述べるとおりの効果を奏す る。 ガイドレールの端部に設けられたケーブルガイド部材と、駆動手段の駆動力を ケーブルに伝達する駆動ドラムを覆うドラムカバーとにスイング式のガイドレバ ーを搖動自在に設け、ガイドレバーの自由端に溝或いは開口を設けてケーブルを 挿通させたものであり、確実に駆動ドラム及びケーブルガイドの溝にケーブルが 入るようにするとともに、ケーブルによる水の移動を阻止して、防錆効果を向上 させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る自動車のウィンドレギュレータの正面図で
ある。
【図2】 本考案に係る駆動ドラムの要部拡大斜視図である。
【図3】 図2におけるIII − III線断面図である。
【図4】 本考案に係るガイドレバーの断面図である。
【図5】 本考案に係るケーブルガイドの要部拡大斜視図である。
【図6】 図5におけるVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 上部ケーブルガイド支持ブラケット 3 下部ケーブルガイド支持ブラケット 4 モータ支持ブラケット 5 モータ 6 駆動ドラム 7 キャリヤプレート 8 上昇用ケーブル 9 下降用ケーブル 12 ケーブルカバー 13 ケーブルテンショナースプリング係止部 14 ケーブルテンショナースプリング 15 リフター 16, 17 スイング式ガイドレバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル操作式の自動車のウィンドレギ
    ュレータにおいて、スイング式のガイドレバーを設け、
    該ガイドレバーの自由端側に形成した溝または開口内に
    ケーブルを挿通させたことを特徴とする自動車のウィン
    ドレギュレータ。
  2. 【請求項2】 スイング式のガイドレバーを駆動ドラム
    のドラムカバー外壁に設けたことを特徴とする請求項1
    記載の自動車のウィンドレギュレータ。
  3. 【請求項3】 スイング式のガイドレバーをケーブルガ
    イド部材に設けたことを特徴とする請求項1記載の自動
    車のウィンドレギュレータ。
JP8738291U 1991-09-30 1991-09-30 自動車のウィンドレギュレータ Pending JPH068664U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8738291U JPH068664U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動車のウィンドレギュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8738291U JPH068664U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動車のウィンドレギュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068664U true JPH068664U (ja) 1994-02-04

Family

ID=13913351

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JP8738291U Pending JPH068664U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 自動車のウィンドレギュレータ

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JP (1) JPH068664U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196204A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Hi-Lex Corporation ウインドレギュレータ
WO2018079067A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 株式会社ハイレックスコーポレーション 対象物移動装置

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WO2018079067A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 株式会社ハイレックスコーポレーション 対象物移動装置
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