JPH0686553U - 物入れ - Google Patents
物入れInfo
- Publication number
- JPH0686553U JPH0686553U JP2810093U JP2810093U JPH0686553U JP H0686553 U JPH0686553 U JP H0686553U JP 2810093 U JP2810093 U JP 2810093U JP 2810093 U JP2810093 U JP 2810093U JP H0686553 U JPH0686553 U JP H0686553U
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- Japan
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- storage
- opening
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- crocodile
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用上の楽しさのある小物入れを提供する。
【構成】 わにの頭部を模した布製の蓋体1は小物の収
納部14である布製の物入れ本体2とその開放口3の周辺
部にてわにの後頭部と背部で一部連続している。開放口
3周辺部内には枠体4が挿入され、前記連続部分におけ
る枠体4は直線形状を有している。蓋体1を手づかみ開
ける位置の蓋体1内には手の押圧によりわにの鳴き声の
様な音を発生する音声発生器7が組み込まれている。従
って蓋体1を開けて使用する際に、わにが口を開けて鳴
いた様に感じられる楽しさがある。
納部14である布製の物入れ本体2とその開放口3の周辺
部にてわにの後頭部と背部で一部連続している。開放口
3周辺部内には枠体4が挿入され、前記連続部分におけ
る枠体4は直線形状を有している。蓋体1を手づかみ開
ける位置の蓋体1内には手の押圧によりわにの鳴き声の
様な音を発生する音声発生器7が組み込まれている。従
って蓋体1を開けて使用する際に、わにが口を開けて鳴
いた様に感じられる楽しさがある。
Description
【0001】
本考案は物入れに関し、詳しくは、たとえば動物の形状をなし頭部を開いて物 を入れるときに音声を発する物入れに関する。
【0002】
従来の物入れにおいては物を収納する機能が主目的とされていた。
【0003】
しかし、近年はユーザのニーズに応じ、物を収納する機能以外に楽しさのある 小物等の物入れが望まれている。そこで本考案の課題は使用上の楽しさのある物 入れを提供することにある。
【0004】
前記課題を解決する為、請求項1では生物の頭部形状を模した蓋体が、生物の 体部形状を模した外形でかつ物入れ用の収納部を内側に有する物入れ本体に対し て開閉可能に接続され、かつ前記収納部の物入れ口が物入れ本体の頭部接続側の 端部に設けられかつ蓋体あるいは物入れ本体の一部には前記蓋体を開けることに より所定の音声を発生する音声発生手段が組込まれてなることを特徴とした物入 れを創作し、請求項2では収納部の物入れ口は枠体によりその形状が保持され、 かつ蓋体及び物入れ本体の少くとも外面は布状体にて製造されていて、かつ蓋体 と物入れ本体との開閉可能な接続部分が布状体のヒンジ手段にてなされ、かつ前 記枠体は少くともヒンジ手段部分が直線形状をなす輪状に形成されていることを 特徴とする請求項1に記載の物入れ創作した。
【0005】 前記生物は実在する任意の生物又は架空の生物でもよく、例えばわに,かば, 恐竜,怪獣等である。前記音声発生手段はたとえばその生物の出す実際の鳴き声 、あるいはその生物の鳴き声の様に感じられる音、あるいは人の声又はその他の 音声であってもよい。前記布状体とは布,合成皮革,合成樹脂製シート等の薄膜 状のものを指す。
【0006】
前記構成により、本考案の物入れは生物の頭部形状を模した蓋体を開けた時に 所定の音声が発生する。さらに物入れ本体が生物の体部形状を模しているので、 この生物が口を開けて音声を発する様に感じられる。請求項2の物入れは、前記 構成により、直線形状の枠体に布状体のヒンジ手段が沿って蓋体と物入れ本体と が、開閉可能とされる。
【0007】
次に本考案の実施例について図1ないし図5に基づき、説明する。 本例の小物入れは布体を主体として形成され、わにの頭部形状を模した蓋体1 及びわにの体部形状を模した外形の物入れ本体2よりなる。頭部形状を有する蓋 体1は体部形状の物入れ本体2の首部に対して開閉可能に接続されている。物入 れ本体2には小物を入れるための袋状の収納部14が設けられていて、収納部14の 開放口(出し入れ口)3は頭部接続側となる首部に設けられている。 なお、本例は小物入れとしているため、物入れ本体2に蓋体1を閉じた場合、 全長が約30cm,幅が約14cmとされ、収納部14は口径約10cm深さ16cmに形成されて いる。わにの顔の正面方向から見た物入れ本体2には腹部が模され、わにの顔の 後頭部方向から見た物入れ本体2にはわにの背部が模されている。そして蓋体1 と物入れ本体2とは、物入れ本体2の開放口3の後部すなわち、わにの後頭部と 背中部に相当する部分において、布体が連続した状態とされている。すなわち、 この布体の連続した部分は物入れ本体2に対し、蓋体1を開閉する場合のヒンジ 手段とされている。 蓋体1の内部には人がスイッチ部を手で押えた場合に生物の鳴き声の様な音を 発生する音声発生器7が組込まれており、その組込み位置は開放口3を開けるた めに蓋体1を手でつかむ所定位置とされ、この位置はほぼわにの鼻先に相当する 部分である。 蓋体1により開放口3を閉じた本例の小物入れは、全体として口を閉じたわに のぬいぐるみの外観を呈しており、そして蓋体1を上げて開放口3を開けた本例 の小物入れは、わにのぬいぐるみが口を開けた様子の外観を呈する。
【0008】 前記蓋体1は通常のぬいぐるみと同様の構成であり、わにの頭部の外形状とさ れた布地内に綿が詰められてなる。そして蓋体1により開放口3を閉じた時、蓋 体1が口を閉じたわにの頭部を表す様に、蓋体1の外表面に目玉の飾りや歯に模 した布が飾り付けられている。
【0009】 前記物入れ本体2は小物を入れる部位である内側の収納部14と、わにの体部形 状を表すための外側の外袋とからなる。この収納部14は開放口3から連続して設 けられた有底円柱形状の布袋である。外袋は開放口3周辺部から内袋の外側に縫 い付けられて設けられ、わにの体部形状を模してわにの手足及び尾が突設された 布体であり、この手足及び尾部分には綿等のクッション材が詰められている。
【0010】 蓋体1で物入れ本体2の開放口3を閉じるとわにの鼻先に相当する蓋体1の一 部分が開放口3からわにの顔正面方向に突出する。この突出部分の手前位置であ り、蓋体1が開放口3の周辺部に当接する位置における蓋体1には面ファスナー 1aが、及びこの位置の開放口3の周辺部には面ファスナー1aを係止するための面 ファスナー2aが、各々縫い付けられている。本例の小物入れはこの突出する蓋体 1を手でつかみ蓋体1を開ける。この手でつかむ所定位置の蓋体1内部には前記 の音声発生器7が後述の如くに位置づけられて組込まれている。
【0011】 すなわち蓋体1内部には上記所定位置に音声発生器を組込むための小袋6が設 けられている。小袋6の入口5は図2に示される様に蓋体1が開放口3に接して これを閉じる面が(以下蓋体1の「下面」という)が物入れ本体2との連続する 側に設けられ、入口5の上側は蓋体1と、下側は袋体2の収納部14と縫いつけら れている。そして入口5付近の小袋6内部の上下には各々面ファスナー5a,面フ ァスナー5bが縫い付けられている。この小袋6の入口5から音声発生器7を小袋 6内部奥へ入れ、面ファスナー5aと5bを係止させて小袋6の入口5を閉じる。そ して蓋体1内部に適量のクッション材が詰められることにより、音声発生器7を 前記の所定位置にほぼ位置づけて蓋体1内部に組込むことができる。
【0012】 前記音声発生器7は図5に示す様に電源9,スイッチ10,音声記憶素子11,音 声出力回路12及びスピーカー13よりなる回路を箱体内部に有し、箱体のふたが手 指で押圧されるとスイッチ10が入り、音声記憶素子11に記憶された一定時間の音 声が音声出力回路12によりスピーカー13から発生される構成である。なお電源9 は水銀電池であり、切れた場合には小袋6の入口5から音声発生器7を取り出し 、電池を交換して小袋6内に入れて、繰り返し使用できる。
【0013】 開放口3の周辺部には図3に示される形状を有する合成樹脂製の枠体4が挿入 されている。この枠体4は略円形のリング状であるが、蓋体1と物入れ本体2と が接続したヒンジ手段の部分においては直線形状を有している。円形状を有する 部分の枠体4は物入れ本体2の外袋の布地に包み込まれて外袋の布地に縫い付け られることにより開放口3の周辺部に固定されている。
【0014】 蓋体1と物入れ本体2とが接続する部分においては、図4に示す様にわにの後 頭部分の蓋体1の布体とわにの背中部分であってほぼ首周りに当たる部分の物入 れ本体2の外袋の布体とが縫い合わされている。これらの蓋体1の布体と物入れ 本体2の外袋の布体との縫い合わせ目は直線形状とされている。なおこの縫い合 わせ目の略中央位置であり、かつやや上方にはひも8が輪状に縫い付けられてい る。
【0015】 一方、上記ヒンジ手段となる部分において蓋体1の下面の方の布体は、図2に 示されるように開放口3の周辺部において物入れ本体2の収納部14とその一部分 が縫い合わされている。その他の部分は前記の如く小袋6の入口5の上側と縫い 合わされている。
【0016】 本例の小物入れを使用する場合には面ファスナー1a,2aとを係止させて蓋体1 で物入れ本体2の開放口3を閉じた状態の小物入れにおいて、開放口3より一部 突出する蓋体1のわにの鼻先に相当する部分を手でつかみ、持ち上げて面ファス ナー1aと2aとを離脱し、袋体2の開放口3を開ける。この時、前記所定位置を手 でつかむため、蓋体1内部の前記所定位置に組込まれた音声発生器7のふたが手 の押圧により押され、これによりスイッチ10が押され、スピーカー13からわにの 鳴き声の様に感じられる音が発生される。
【0017】 次に物入れ本体2の開放口3から収納部14内に小物を入れる。この際、開放口 3の形状は枠体4により保持されているので収納部14内に小物を入れ易い。、蓋 体1の上を押さえて閉じると面ファスナー1aと2aとが係止され、小物は収納部14 内に保持される。
【0018】 本例の小物入れは使用する為に蓋体1を開ける動作により、小物入れ全体によ り模されたわにが鳴き声を出した様に感じられるので、鳴き声を発生させる目的 の動作により音を出させるおもちゃ等とは異なり、意外な楽しさがある。またオ ルゴール等の様に音声を発生させる為にねじ等を巻く必要もなく簡便である。さ らに本例の小物入れは蓋体1がわにの頭部を、物入れ本体2がわにの体部を各々 模しており、かつ蓋体1を開けるときに鳴き声が出ることにより、小物入れ全体 として模されたわにが口を開けて鳴いた様に感じられ、より楽しい小物入れとさ れる。
【0019】 また本例の小物入れはひも8を有しているので、このひもを手に持ち、かばん の様にして使用することもできる。さらにこのひも8を用いて壁に掛けて壁掛け の飾りとして使用することもできる。この際わにの背中部分の枠体4が直線形状 なのでこの部分の背中を壁に添わせて安定した状態でつるすことができる。従っ て見映え良い壁飾りとすることができる。 なお本例の小物入れは布製であるが前記蓋体1と物入れ本体2とが連続してい る部分において枠体4が直線形状を有するので、上記連続部位の布体と布体との 縫い付け部分にギャザ等を設けるなどの蓋体1を開け易くする為の処理は必要が ない。従って上記連続部位の布体として連続する1枚の布体を使用することもで きる。よって簡便に蓋体1と物入れ本体2の一部を連続させて、この部分をヒン ジ部とすることができる。 前記した実施例は小物入れとしたが、形状を大きくすることにより、ある程度 の大きなものを入れる物入れとすることができる。
【0020】
本考案の物入れによると、使用するために生物の頭部形状を模した蓋体を開け ると、生物の鳴き声等の音声が発生する。物入れ本体は生物の体部形状を模して いるので、その生物が口を開けて音声を発生した様に感じられ、使用上、大変楽 しい物入れとなし得る。請求項2の物入れによると、蓋体と物入れ本体との開閉 可能な接続部分が布状体のヒンジ手段にてなされているが、この部分の枠体は直 線形状を有するので、蓋体と物入れ本体の布状体の接続を簡便になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例の物入れの斜視図である。
【図2】蓋体1の下面に小袋6が設けられている状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】枠体4の形状及び挿入状態を示す説明図であ
る。
る。
【図4】本例の小物入れの背面図である。
【図5】音声発生器7のブロック図である。
1 蓋体 2 物入れ本体 3 開放口 4 枠体 6 小袋 7 音声発生器 14 収納部
Claims (2)
- 【請求項1】 生物の頭部形状を模した蓋体が、生物の
体部形状を模した外形でかつ物入れ用の収納部を内側に
有する物入れ本体に対して開閉可能に接続され、かつ前
記収納部の物入れ口が物入れ本体の頭部接続側の端部に
設けられかつ蓋体あるいは物入れ本体の一部には前記蓋
体を開けることにより所定の音声を発生する音声発生手
段が組込まれてなることを特徴とした物入れ。 - 【請求項2】 収納部の物入れ口は枠体によりその形状
が保持され、かつ蓋体及び物入れ本体の少くとも外面は
布状体にて製造されていて、かつ蓋体と物入れ本体との
開閉可能な接続部分が布状体のヒンジ手段にてなされ、
かつ前記枠体は少くともヒンジ手段部分が直線形状をな
す輪状に形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の物入れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2810093U JPH0686553U (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 物入れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2810093U JPH0686553U (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 物入れ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686553U true JPH0686553U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12239385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2810093U Pending JPH0686553U (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 物入れ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0686553U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6253203B2 (ja) * | 1979-06-01 | 1987-11-09 | Harima Chemicals Inc | |
JPH0239297B2 (ja) * | 1981-01-17 | 1990-09-05 | Takeda Chemical Industries Ltd |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP2810093U patent/JPH0686553U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6253203B2 (ja) * | 1979-06-01 | 1987-11-09 | Harima Chemicals Inc | |
JPH0239297B2 (ja) * | 1981-01-17 | 1990-09-05 | Takeda Chemical Industries Ltd |
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