JPH0686540U - 皮革バンド用の接続装置 - Google Patents

皮革バンド用の接続装置

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JPH0686540U
JPH0686540U JP2810493U JP2810493U JPH0686540U JP H0686540 U JPH0686540 U JP H0686540U JP 2810493 U JP2810493 U JP 2810493U JP 2810493 U JP2810493 U JP 2810493U JP H0686540 U JPH0686540 U JP H0686540U
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JP
Japan
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band
leather
leather band
connecting piece
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2810493U
Other languages
English (en)
Inventor
坂 正 之 赤
Original Assignee
株式会社服部セイコー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社服部セイコー filed Critical 株式会社服部セイコー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メタルバンド専用の腕時計側に皮革バンドを
取付けることができる皮革バンド用の接続装置を提供す
る。 【構成】 皮革バンド連結駒6はピン挿通孔9を有し、
このピン挿通孔9に挿入されるバンド接続ピンによって
メタルバンド専用の腕時計側に接続される。固定板12
のメネジ付きの脚部材13は、皮革バンド15の孔16
に挿入される。固定オネジ14が皮革バンド連結駒6の
貫通孔10を介して脚部材13のメネジに螺合され、こ
れにより皮革バンド連結駒6が皮革バンド15に連結さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、皮革バンド用の接続装置に係り、特にメタルバンド専用の腕時計側 に皮革バンドを取付ける接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、腕時計は時計バンドとの一体感を強調したデザインが好まれる傾向にあ り、腕時計側は、メタルバンド専用または皮革バンド専用の構造のものが多くな ってきている。 図10は従来のメタルバンド専用の腕時計側にメタルバンドを装着した状態を 示したもので、メタルバンド専用の腕時計側1は一対のバンド取付け端2を有し 、メタルバンド3はメタルバンド連結駒4を有し、このメタルバンド連結駒4は バンド接続ピン5によってバンド取付け端2に取付けられている。 腕時計側1は、図示のようにメタルバンド3との一体感を創出するために、バ ンド取付け端2の幅Dが大きくなり、この結果、一対のバンド取付け端2の間隔 dが小さくなる傾向にある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のメタルバンド専用の腕時計側は、一対のバンド取付け端の 間隔dが小さいため、皮革バンドを取付けることがその寸法上または強度上、不 可能であるといった問題があった。 そこで、本考案の目的は、メタルバンド専用の腕時計側に皮革バンドを取付け ることができる皮革バンド用の接続装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、バンド接続ピンの通るピン挿通孔が穿孔 された先端部とこの先端部に一体に構成され二つの貫通孔が穿孔された平板部と を有し、メタルバンド専用の腕時計側のメタルバンド取付部に上記バンド接続ピ ンによって取付けられる皮革バンド連結駒と、皮革バンドに穿孔された孔に夫々 挿入される二つのメネジ付きの脚部材と、上記皮革バンドの孔に挿入された上記 二つの脚部材のメネジに夫々螺合されて、上記皮革バンド連結駒を上記皮革バン ドに固着する二つの固定オネジとを具備することを特徴とするものである。
【0005】 この構成にあっては、上記二つの脚部材は、共通の固定板から突設されている ことが好ましい。 また、上記皮革バンド連結駒の先端部は、メタルバンド専用の腕時計側のメタ ルバンド取付部にメタルバンドを取付けるメタルバンド連結駒と同一形状であり 、上記脚は皮革バンドの表面から皮革バンドの孔に挿入され、皮革バンドの表面 に露出した上記固定板の表面には装飾が施されていることが望ましい。
【0006】
【作用】
脚部材を皮革バンドの孔に挿入する。また、固定オネジを皮革バンド連結駒の 平板部の貫通孔に挿入して、皮革バンドに挿入された脚部材のメネジに螺合する 。これによって、皮革バンド連結駒と皮革バンドとが脚部材と固定オネジとによ って連結される。 皮革バンド連結駒の先端部は、メタルバンドの連結駒と同様にバンド接続ピン によってメタルバンド専用の腕時計側のメタルバンド取付部に接続される。
【0007】
【実施例】
以下本考案による皮革バンド用の接続装置の一実施例を図10と同一部分には 同一符号を付して示した図1乃至図9を参照して説明する。 図1及び図2において、皮革バンド連結駒6は、互いに一体に構成された先端 部7と平板部8とを具備し、この先端部7には図10のバンド接続ピン5挿入用 のピン挿通孔9が穿孔されている。平板部8は、その底面が先端部7の底面と同 一平面となるように先端部7から延在し、この平板部8には幅方向に所定の間隔 Lだけ隔てて一対の貫通孔10、10が穿孔されている。また、先端部7と平板 部8との段差面11は垂直平面として形成され、段差面11は皮革バンドの角度 固定壁として作用する。なお、皮革バンド連結駒6の先端部7の形状または構造 は、図10に示したメタルバンド連結駒4と同一形状または構造である。
【0008】 脚部材付きの装飾固定板12は、下面から一対の脚部材13、13が突出し、 これらの脚部材13、13には、固定オネジ14、14が螺合可能なメネジが刻 設されている。皮革バンド15は任意の皮革バンドを使用することができるが、 強度を増大するために伸縮しない炭素繊維やベリリュームカッパーなどの新素材 を芯材として使用してもよい。 なお、脚部材13、13の長さは、皮革バンド15の厚さにほぼ等しくなるよ うに定められ、また脚部材13、13の間隔は、平板部8の貫通孔10、10の 間隔Lと等しくなるように定められている。また、装飾固定板12の表面は、外 観が美麗となるように滑らかに形成されている。 皮革バンド15には、幅方向に互いに離間した一対の孔16、16が穿孔され 、これらの孔16、16の間隔も上記の間隔Lに等しく選定されている。また、 孔16、16と皮革バンド15の先端面との間の距離は、皮革バンド連結駒6の 段差面11と貫通孔10との間隔lにほぼ等しく定められている。
【0009】 次に、この実施例の作用を説明する。 装飾固定板12の一対の脚部材13、13が皮革バンド15の表面側から孔1 6、16に挿入される。また、固定オネジ14は皮革バンド連結駒6の平板部8 の貫通孔10にローづけされた後に、皮革バンド孔16に挿入された脚部材13 のメネジに螺合される。これによって、皮革バンド連結駒6と皮革バンド15が 固定板12と固定オネジ14とによって連結される。なお、固定オネジ14と脚 部材13のメネジとの間に接着剤を塗布することによって、固定オネジ14の固 定を一層強固にすることができる。
【0010】 皮革バンド連結駒6の先端部7は、図3に示したようにバンド接続ピン5によ ってメタルバンド専用の腕時計側1のメタルバンド取付部2に接続される。 このように、メタルバンド専用の腕時計側1は、図10のメタルバンド連結駒 4と取付連結部が同一の皮革バンド連結駒6によって皮革バンド15に接続され 、かつ、皮革バンド15は装飾固定板12によって皮革バンド連結駒6に固着さ れるので、皮革バンド15はメタルバンド専用の腕時計側1に一体感を持った状 態で装着される。
【0011】 図4は上述の実施例の変形例を示したもので、装飾固定板12の表面に加飾1 2aや文字入れ12bなどが施され、かつ皮革バンド連結駒6の先端部7にも加 飾7aが施されている。 図5及び図6の各々も上述の実施例の別の変形例を示したもので、図5では固 定オネジ14の頭部が平板部8の底面から突出している。図6では、皮革バンド 連結駒6の先端部7の横断面が円形となり、更に皮革バンド連結駒6の段差面1 1が皮革バンド15の先端の湾曲形状に応じた凹曲面に形成されている。このよ うな先端部7の円形横断面によって、皮革連結駒6が腕時計側1に対して自由に 回動可能となり、また段差面11の凹曲面によって、皮革バンド15の先端が段 差面11の凹曲面に入込み、外観の向上を図ることができる。 更に、腕にフィットするように平板部8の底面を曲面にする、またはそれに角 度を付けることもできる。
【0012】 図7は本考案の第2の実施例を示したもので、この実施例では、装飾固定板1 2が省略され、これによって脚部材13、13が互いに分離されている。従って 、脚部材13、13は抜止めとして、皮革バンド15の表面側に皮革バンド15 の孔16の直径よりも大径な膨脹頭部を有する。
【0013】 図8及び図9は、本考案の第3の実施例を示したもので、この例ではメタルバ ンド専用の腕時計側1はメタルバンド取付部2が一本であるので、皮革バンド連 結駒6は一対の先端部17、17を具備する。その他の構成は、第1の実施例と 同一である。 なお、本明細書において使用される用語「皮革バンド」は、メタルバンドに対 する用語として用いられており、天然皮革や人造皮革のみに限らずその他の非金 属材料から作られた任意のバンドを包含するものである。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、メタルバンド専用の腕時計側 に、その腕時計側自体には何等の加工などを施すこと無く、皮革バンドを装着す ることができる。 更に、皮革バンドをメタルバンド専用の腕時計側に、美観を損なうことなく、 一体感を持って接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による皮革バンド用の接続装置の第1の
実施例を示した断面図。
【図2】第1の実施例の構成部材を分解して示した斜視
図。
【図3】(a)は第1の実施例の皮革バンド用の接続装
置によって皮革バンドをメタルバンド専用の腕時計側に
装着した状態を示した正面図。(b)は皮革バンド用の
接続装置を装着した皮革バンドの背面図。
【図4】第1の実施例の変形例を示した正面図。
【図5】第1の実施例の別の変形例を示した断面図。
【図6】第1の実施例の別の変形例を示した断面図。
【図7】(a)は、本考案に係る皮革バンド用の接続装
置の第2の実施例を示した正面図。(b)は、第2の実
施例の一部の背面図。
【図8】本考案に係る皮革バンド用の接続装置の第3の
実施例を示した正面図。
【図9】第3の実施例の皮革バンド連結駒を示した斜視
図。
【図10】従来のメタルバンド専用の腕時計側にメタル
バンドを装着した状態を示した正面図。
【符号の説明】
1 メタルバンド専用の腕時計側 2 メタルバンド取付部 5 バンド接続ピン 6 皮革バンド連結駒 7 先端部 8 平板部 9 ピン挿通孔 10 貫通孔 12 固定板 13 脚部材 14 固定オネジ 15 皮革バンド 16 皮革バンドの孔 17 先端部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンド接続ピンの通るピン挿通孔が穿孔さ
    れた先端部とこの先端部に一体に構成され二つの貫通孔
    が穿孔された平板部とを有し、メタルバンド専用の腕時
    計側のメタルバンド取付部に上記バンド接続ピンによっ
    て取付けられる皮革バンド連結駒と、皮革バンドに穿孔
    された孔に夫々挿入される二つのメネジ付きの脚部材
    と、上記皮革バンドの孔に挿入された上記二つの脚部材
    のメネジに夫々螺合されて上記皮革バンド連結駒を上記
    皮革バンドに固着する二つの固定オネジとを具備するこ
    とを特徴とする皮革バンド用の接続装置。
  2. 【請求項2】上記二つの脚部材は、共通の固定板から突
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の皮革バ
    ンド用の接続装置。
  3. 【請求項3】上記皮革バンド連結駒の先端部は、メタル
    バンド専用の腕時計側のメタルバンド取付部にメタルバ
    ンドを取付けるメタルバンド連結駒と同一形状であり、
    上記脚は皮革バンドの表面から皮革バンドの孔に挿入さ
    れ、皮革バンドの表面に露出した上記固定板の表面には
    装飾が施されていることを特徴とする請求項2に記載の
    皮革バンド用の接続装置。
JP2810493U 1993-05-27 1993-05-27 皮革バンド用の接続装置 Pending JPH0686540U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825090A (ja) * 1981-07-20 1983-02-15 ゼネラル・モ−タ−ズ・コ−ポレ−シヨン 嫌気性シ−ラントを用いた電気かしめ連結部を作る方法
JPS60184927A (ja) * 1984-03-02 1985-09-20 Mazda Motor Corp エンジンの吸気装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825090A (ja) * 1981-07-20 1983-02-15 ゼネラル・モ−タ−ズ・コ−ポレ−シヨン 嫌気性シ−ラントを用いた電気かしめ連結部を作る方法
JPS60184927A (ja) * 1984-03-02 1985-09-20 Mazda Motor Corp エンジンの吸気装置

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