JPH068636B2 - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH068636B2 JPH068636B2 JP14971785A JP14971785A JPH068636B2 JP H068636 B2 JPH068636 B2 JP H068636B2 JP 14971785 A JP14971785 A JP 14971785A JP 14971785 A JP14971785 A JP 14971785A JP H068636 B2 JPH068636 B2 JP H068636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- impeller
- electric blower
- shroud
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕本発明は真空掃除機などに使用する電動
送風機の改良に関するものであつて、その目的とすると
ころは、騒音の低い電動送風機を提供することにある。
送風機の改良に関するものであつて、その目的とすると
ころは、騒音の低い電動送風機を提供することにある。
本発明の改良の対象となる従来のこの種の電動送風機を
第3図および第4図について説明する。第3図におい
て、1はモータ、2はその回転軸、3は回転軸2に固定
されたインペラである。4はインペラ3を収容するエア
ガイドで、周囲に末広がりの空気通路、デイフユーザー
(Diffuser)5とこれに続く戻り通路6を有する。7は
インペラ3とエアガイド4とを覆うカバーケーシング
で、モータブラケツト8にはめこんで固定される。9は
吸気口である。
第3図および第4図について説明する。第3図におい
て、1はモータ、2はその回転軸、3は回転軸2に固定
されたインペラである。4はインペラ3を収容するエア
ガイドで、周囲に末広がりの空気通路、デイフユーザー
(Diffuser)5とこれに続く戻り通路6を有する。7は
インペラ3とエアガイド4とを覆うカバーケーシング
で、モータブラケツト8にはめこんで固定される。9は
吸気口である。
インペラ3は第4図(イ)に示すように、中心に空気吸込
口10を有する円錐型の前面シユラウド(Shroud)11
と、平板状の後面シユラウド12と、渦巻状にわん曲し
た複数個のブレード13とよりなり、ブレード13は前
面シユラウド11と後面シユラウド12との間に半径方
向に一定の間隔をおいて、垂直に配置され、かしめ付け
14によつて固定されている。エアガイド4は第4図
(ロ)に示すように円盤型の形状を有し、周囲に末広がり
の空気通路デイフユーザ5を形成している。15は戻り
通路6(第3図)に連通する空気の吐出口である。
口10を有する円錐型の前面シユラウド(Shroud)11
と、平板状の後面シユラウド12と、渦巻状にわん曲し
た複数個のブレード13とよりなり、ブレード13は前
面シユラウド11と後面シユラウド12との間に半径方
向に一定の間隔をおいて、垂直に配置され、かしめ付け
14によつて固定されている。エアガイド4は第4図
(ロ)に示すように円盤型の形状を有し、周囲に末広がり
の空気通路デイフユーザ5を形成している。15は戻り
通路6(第3図)に連通する空気の吐出口である。
ところでこの従来の電動送風機においては、インペラ3
が第4図(ハ)に示すように矢印aの方向に回転すると
き、吸込口10から吸込まれた空気はブレード13によ
つて矢印bの方向に押出され、デイフユーザ5を通過し
て吐出口15から吐出されるのであるが、ブレード13
の前方A(回転方向)と後方Bとの間に空気の密度に差
を生じ、この密度の高い前方Aの空気と密度の低い後方
Bの空気が同時に吐出口15から吐出されるときに騒音
を発生する。本発明はこの騒音を低下させることを目的
とするものである。
が第4図(ハ)に示すように矢印aの方向に回転すると
き、吸込口10から吸込まれた空気はブレード13によ
つて矢印bの方向に押出され、デイフユーザ5を通過し
て吐出口15から吐出されるのであるが、ブレード13
の前方A(回転方向)と後方Bとの間に空気の密度に差
を生じ、この密度の高い前方Aの空気と密度の低い後方
Bの空気が同時に吐出口15から吐出されるときに騒音
を発生する。本発明はこの騒音を低下させることを目的
とするものである。
〔発明の構成〕本発明の電動送風機は、中心には空気吸
込口を有する円錐型の前面シユラウドと平板状の後面シ
ユラウドとの間に渦巻状にわん曲した複数個のブレード
を半径方向に一定の間隔をおいて取付けて形成したイン
ペラを周囲に末広がりの空気通路デイフユーザを有する
円盤型のエアガイドに挿入した構造において、前記複数
個のブレードは前記前面シユラウドおよび後面シユラウ
ドに対し、その外周付近では傾斜して固定され、他の部
分では垂直に固定されていることを特徴とする。以下そ
の実施例を第1図および第2図について説明する。第1
図および第2図において、1ないし15は第3図および
第4図と同じものを示しているからその説明を省略す
る。本発明においては、インペラ3は前面シユラウド1
1と後面シユラウド12との間に介装される複数個のブ
レード13を外周付近において前面シユラウド11およ
び後面シユラウド12に対して傾斜させて固定し、他の
部分では垂直に固定している。図において13aは傾斜
部、13bは垂直部である。
込口を有する円錐型の前面シユラウドと平板状の後面シ
ユラウドとの間に渦巻状にわん曲した複数個のブレード
を半径方向に一定の間隔をおいて取付けて形成したイン
ペラを周囲に末広がりの空気通路デイフユーザを有する
円盤型のエアガイドに挿入した構造において、前記複数
個のブレードは前記前面シユラウドおよび後面シユラウ
ドに対し、その外周付近では傾斜して固定され、他の部
分では垂直に固定されていることを特徴とする。以下そ
の実施例を第1図および第2図について説明する。第1
図および第2図において、1ないし15は第3図および
第4図と同じものを示しているからその説明を省略す
る。本発明においては、インペラ3は前面シユラウド1
1と後面シユラウド12との間に介装される複数個のブ
レード13を外周付近において前面シユラウド11およ
び後面シユラウド12に対して傾斜させて固定し、他の
部分では垂直に固定している。図において13aは傾斜
部、13bは垂直部である。
〔発明の効果〕以上述べたように本発明のインペラ3は
ブレード13が外周付近で前後のシユラウド11、12
に対して傾斜して固定されているので、インペラから吐
出された直後にブレードの前後に生ずる密度の高い空気
と低い空気はブレード13の傾きによつてブレード間の
前後の位置で混合し、密度の均一な空気になつてデイフ
ユーザ5に流入する。したがつて吐出口15における高
密度の空気と低密度の空気との衝突が少くなり、その結
果、騒音も小さくなるので発明の目的を達成する効果を
有する。
ブレード13が外周付近で前後のシユラウド11、12
に対して傾斜して固定されているので、インペラから吐
出された直後にブレードの前後に生ずる密度の高い空気
と低い空気はブレード13の傾きによつてブレード間の
前後の位置で混合し、密度の均一な空気になつてデイフ
ユーザ5に流入する。したがつて吐出口15における高
密度の空気と低密度の空気との衝突が少くなり、その結
果、騒音も小さくなるので発明の目的を達成する効果を
有する。
第1図:本発明の電動送風機の実施例の断面図 第2図:本発明の要部を示す図で、(イ)はインペラの側
面図、(ロ)はインペラおよびエアガイドの平面図 第3図:従来の電動送風機の断面図 第4図:第3図の要部を示す図で、(イ)はインペラの側
面図、(ロ)はエアガイドの斜視図(ハ)はインペラおよびエ
アガイドの平面図 1…モータ、2…回転軸、3…インペラ、4…エアガイ
ド、5…デイフユーザ、6…戻り通路、7…カバーケー
シング、8…モータブラケツト、9…吸気口、10…吸
込口、11…前面シユラウド、12…後面シユラウド、
13…ブレード、13a…傾斜部、13b…垂直部、1
4…かしめ付け、15…吐出口
面図、(ロ)はインペラおよびエアガイドの平面図 第3図:従来の電動送風機の断面図 第4図:第3図の要部を示す図で、(イ)はインペラの側
面図、(ロ)はエアガイドの斜視図(ハ)はインペラおよびエ
アガイドの平面図 1…モータ、2…回転軸、3…インペラ、4…エアガイ
ド、5…デイフユーザ、6…戻り通路、7…カバーケー
シング、8…モータブラケツト、9…吸気口、10…吸
込口、11…前面シユラウド、12…後面シユラウド、
13…ブレード、13a…傾斜部、13b…垂直部、1
4…かしめ付け、15…吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山浦 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−13004(JP,A) 実開 昭51−86664(JP,U) 実開 昭57−84394(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】中心に空気吸込口を有する円錐型の前面シ
ユラウドと平板状の後面シユラウドとの間に渦巻状にわ
ん曲した複数個のブレードを半径方向に一定の間隔をお
いて取付けて形成したインペラを周囲に末広がりの空気
通路デイフユーザを有する円盤型のエアガイドに挿入し
た構造において、前記複数個のブレードは前記前面シユ
ラウドおよび後面シユラウドに対し、その外周付近では
傾斜して固定され、他の部分では垂直に固定されている
ことを特徴とする電動送風機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14971785A JPH068636B2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14971785A JPH068636B2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 電動送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6210497A JPS6210497A (ja) | 1987-01-19 |
JPH068636B2 true JPH068636B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=15481280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14971785A Expired - Lifetime JPH068636B2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068636B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0318695A (ja) * | 1989-06-15 | 1991-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動送風機 |
JP2646753B2 (ja) * | 1989-06-15 | 1997-08-27 | 松下電器産業株式会社 | 電動送風機 |
JP2605873B2 (ja) * | 1989-06-20 | 1997-04-30 | 松下電器産業株式会社 | 電動送風機 |
CN101865145B (zh) * | 2009-04-20 | 2012-09-19 | 日立空调·家用电器株式会社 | 电动鼓风机、搭载电动鼓风机的电动吸尘器及其制造方法 |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP14971785A patent/JPH068636B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6210497A (ja) | 1987-01-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |