JPH0686349A - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JPH0686349A
JPH0686349A JP23108892A JP23108892A JPH0686349A JP H0686349 A JPH0686349 A JP H0686349A JP 23108892 A JP23108892 A JP 23108892A JP 23108892 A JP23108892 A JP 23108892A JP H0686349 A JPH0686349 A JP H0686349A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】TDMA方式による無線基地局相互の無線フレ
ーム同期信号及び、音声信号を多重化して1本のケーブ
ルにより伝送し、システム運用、工事の工数の削減を実
現する。 【構成】各基地局10A,10Bに移動局と基地局間の
音声信号と無線フレーム同期信号を多重化する多重化制
御回路部18A,10Bと、この多重化回路間を相互に
接続する多重化信号線19とを有し、基地局間での音声
信号の伝送及び無線フレーム同期信号の同期あわせを1
本の信号線のみで行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割通信方式により移
動局と複数の管轄ゾーン毎に設けられた基地局とが通信
を行う移動通信方式において、移動局が他の基地局のゾ
ーンに移動した場合に、基地局間相互の無線フレーム同
期信号および音声信号を時分割多重信号により相互接続
する無線通信方式関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の複数の基地局と複数の移動
局との間でデジタル信号による通信を行なう無線通信装
置においては、基地局と移動局との通信は、図3に示す
様に、無線ゾーン34A,34Bを管轄する基地局31
A,31Bと移動局30とで構成されている。ここで無
線ゾーン34Cは両ゾーンがオーバラップしているゾー
ンである。基地局−移動局間通信には移動局送信用電波
32、移動局受信用電波33を時分割通信方式(TDM
A方式という)で使用している。このTDMA方式で
は、図4に示すように、一つの周波数を複数の移動局で
時分割方式で使用している。すなわち図4によると1つ
のTDMAフレーム40は、5.0mSの時間単位を有
し、1TDMAフレームはスロット41の0.625m
Sの時間単位のスロット8個で構成される。そして基地
局−移動局間の通信は、各移動局が基地局から使用を指
定されたスロットで受信、送信を行なうことで実現され
ている。例えば、図5に示す様に、1TDMAフレーム
を1周期とし、移動局は基地局から毎スロット1で受信
し、毎スロット4で送信動作を行なう。この様な基地局
と移動局間通信を実現するには、基地局、移動局双方が
同じ時間を刻む基準信号発生回路を持ち、これにより基
地局、移動局双方の送受信動作を同期させている。実際
には、基地局より1TDMAフレーム毎に図5に示す無
線フレーム同期信号50を移動局に送信し、この同期信
号の立ち上がり毎に移動局は基準信号のタイミングを取
り、基地局と移動局間の同期通信を実現させている。
【0003】次に図3に示すように、移動局30が他の
無線ゾーン34Bに移動する事により、図3に示すよう
に現在通信を行なっている基地局31Aの電解強度が低
下し、移動先にある基地局31Bへ通信先を切り換える
動作が必要となる。従って、基地局31Aと基地局31
Bとは、前述したTDMA信号が、お互いに同期して動
作していないと、基地局31Aと基地局31Bとの電波
がお互いに重複している領域34Cにおいては、移動局
30が各基地局からの信号の同期をとることができない
ために使用不可能となる。このように基地局31A,3
1Bはお互いに同期する必要があるので、基地局間はT
DMA信号の同期をとるための信号線を相互に接続し
て、同期合わせを行なっている。この基地局相互間の同
期合わせ等に必要な信号線の敷設状態を図6により説明
する。移動局30Aは、最初基地局31Aと無線通信を
行い、回線を通して電話機64と通話している。次に、
移動局30Aが無線ゾーン34Bに移動し、基地局31
Aの電波の到達範囲34Aを越え、基地局31Bの電波
の到達範囲34Bに入ったとする。移動局30Bは基地
局31Bとの無線通信に切り換えると共に、基地局31
Aと回線61を使用して、電話機64との通話を続け
る。また、回線62は、TDMA信号用の無線フレーム
同期信号を伝送する信号回線である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の無線通信方
式は、基地局同士の間でTDMA用の無線フレーム信号
を伝送する回線と、移動局と電話機等の間で受信される
通話回線の最低2組(4線)のケーブルを必要とするの
で、基地局の運用、および工事に多くの工数を必要とす
る欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】無線通信方式は無線電波
の到達する各無線ゾーンに設けられた基地局と、前記無
線ゾーン内及び隣接無線ゾーン間を移動し前記基地局と
時分割通信を行う移動局とを有する無線通信方式におい
て、前記それぞれの基地局が時分割通信用の無線フレー
ム同期信号及び移動局と受信される音声信号を符号化し
た音声符号化信号とを多重化する多重化回路部と、各基
地局に設置された前記多重化回路部を接続する1個の多
重化信号線とを備えている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図、図2は本実
施例の動作を示す多重化信号のタイミングの説明図であ
る。図1の実施例は従来例の基地局31A,31Bに対
応する基地局10A,10Bの構成を示しているが、多
重化回路部を設けて一本の多重化回線のみを敷設してい
る点が本発明で実施されている特異な点である。
【0007】次に本実施例の構成と動作を図1および図
2により説明する。図1の基地局10,10Bは、TD
MA信号,音声符号化信号等の基準タイミングのクロッ
クを発生する水晶振動子11A,11Bと各タイミング
クロックに分周して波形生成するタイミング生成部12
A,12Bと、他の回線13A,13Bに接続される回
線インタフェース14A,14Bと、時分割スイッチ部
15A,15B、及びアンテナ20A,20Bと、無線
部17A,17Bと、TDMA制御部16A,16Bと
から構成されている。また、タイミング生成部12A,
12Bから生成されたタイミングクロックは、回線イン
タフェース14A,14Bからの音声信号を符号化し、
時分割切り換え制御を行なう時分割スイッチ部15A,
15B及び、無線フレーム同期の制御を行なうTDMA
制御部16A,16B及び、電波として信号を搬送する
ためのアンテナ20A,20Bに出力する無線部17
A,17Bにそれぞれ供給されている。
【0008】次に1本の多重化信号線で接続される多重
化回路部18A,18Bを説明する。タイミング生成部
12A,12Bより生成されたクロックタイミングは多
重化回路部18A,18Bに接続されている。多重化回
路部18A,18Bには、時分割スイッチ部15A,1
5Bから音声信号である音声符号化信号と、TDMA制
御部より供給される無線フレーム同期信号が供給されて
いる。多重化回路部18A,18Bは、これらの信号を
タイミング生成部12A,12Bより供給される基準タ
イミングクロックにより、図2に示す各タイミングでデ
ータ重畳を行なう。即ち、図2に示す多重化信号20は
125μS周期のデータD0〜D3のデータを持つ。こ
の周期の開始時間に相当するデータ列多重化信号(20
のD0部分)にヘッダとして例えば「1001」のデー
タ列を4ビット分載せる。(図2のD0のビット信号2
1参照)。このD0の残りの4ビット(B4〜B7)を
利用して、無線フレーム同期信号のデータ毎に、例えば
「1111」のデータ列を載せ、それ以外の周期には
「0000」のデータ列を載せる制御を多重化回路部1
8A,18Bで行なう。
【0009】一方、同様にして、多重化回路部18A,
18Bは、多重化信号20のD1〜D3部分に時分割ス
イッチ部15A,15Bから送られる音声符号化信号を
重畳し、受け側の基地局に送出を行なう。受け側の基地
局では送られてきた多重化信号20の「1001」のビ
ットパターンを検出し、このビットパターンに基づいて
D0〜D3のフレーム同期をとり、D0のB4〜B7ビ
ットの情報に応じ無線フレーム同期信号23を生成す
る。また、同期信号22を利用してD1〜D3の音声符
号化信号3チャンネル分を取り出し、時分割スイッチ1
5Bに送出すると共に、水晶振動子11B、及び、タイ
ミング12Bに送出側から送られた同期信号を送り出
し、各々のタイミング合わせを行なう。このタイミング
を合わせる制御により無線フレーム同期信号、及び、音
声符号化信号の同期が取れる。したがって基地局10
A,基地局B10Bとは、お互いに同期が一致する事と
なる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、基地局間
に無線フレーム同期信号、及び音声符号化信号を多重化
させた信号線を相互接続する事により、1本のケーブル
(2線)のみで基地局間の無線フレーム同期信号と音声
信号との同期が可能となるので、システムの運用や工事
の効率が良好となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の動作を示す多重化信号タイミングの
説明図である。
【図3】本実施例と従来例の無線通信システムを示す説
明図である。
【図4】一般的なTDMA方式による信号の説明図であ
る。
【図5】一般的な送受信動作タイミングを示す説明図で
ある。
【図6】従来の無線通信システムを示す説明図である。
【符号の説明】
10A,10B 基地局 11A,11B 水晶振動子 12A,12B タイミング生成部 13A,13B 回線 14A,14B 回線インタフェース部 15A,15B 時分割スイッチ部 16A,16B TDMA制御部 17A,17B 無線部 18A,18B 多重化回路部 19 多重化信号線 20A,20B アンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線電波の到達する各無線ゾーンに設け
    られた基地局と、前記無線ゾーン内及び隣接無線ゾーン
    間を移動し前記基地局と時分割通信を行う移動局とを有
    する無線通信方式において、前記それぞれの基地局が時
    分割通信用の無線フレーム同期信号及び移動局と受信さ
    れる音声信号を符号化した音声符号化信号とを多重化す
    る多重化回路部と、各基地局に設置された前記多重化回
    路部を接続する1個の多重化信号線とを備えていること
    を特徴とする無線通信方式。
  2. 【請求項2】 前記多重化回路部で生成される信号フォ
    ーマットが少なくとも4個のタイムスロットを有し、こ
    のタイムスロットの最初のタイムスロットが8ビットで
    構成され、その8ビットのはじめの4ビットで前記4個
    のタイムスロットのフレーム同期信号を形成し残りの4
    ビットで無線フレーム同期信号を形成することを特徴と
    する請求項1記載の無線通信方式。
  3. 【請求項3】 前記4個のタイムスロットのヘッドを除
    く3個のタイムスロットにより音声符号化信号を送るこ
    とを特徴とする請求項2記載の無線通信方式。
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