JPH0686088A - Crtディスプレイ装置 - Google Patents

Crtディスプレイ装置

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Publication number
JPH0686088A
JPH0686088A JP23607692A JP23607692A JPH0686088A JP H0686088 A JPH0686088 A JP H0686088A JP 23607692 A JP23607692 A JP 23607692A JP 23607692 A JP23607692 A JP 23607692A JP H0686088 A JPH0686088 A JP H0686088A
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JP
Japan
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sawtooth wave
output
circuit
frequency
wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP23607692A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Fujita
進 藤田
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
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Publication of JPH0686088A publication Critical patent/JPH0686088A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数によらず一定振幅のパラボラ波や3次
波を発生する。これをCRTディスプレイ駆動の各種補
正に用いることにより、常に適切な補正が行える。 【構成】 ノコギリ波発生回路1と、このノコギリ波出
力に対応してデューティ比が直線的に変化する信号を発
生するパルス幅変調回路2と、前記ノコギリ波出力を前
記パルス幅変調回路2の出力でチョッピングし、フィル
タを通すことによりパラボラ波を得る。 【効果】 周波数によらず一定のパラボラ波等が得られ
るため、各周波数で適切な補正を容易に行え、良質の画
像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCRTディスプレイ装置
に関し、特にCRTディスプレイ装置の偏向歪補正等に
用いる垂直又は水平のパラボラ波又は3次以上の高次波
形を発生する補正信号発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来例を示すブロック図である。
ノコギリ波発生回路1により得られる振幅一定のノコギ
リ波を積分回路6で積分してパラボラ波を得る。この積
分回路6の積分時定数は周波数検出切換回路5の出力に
より切り換えられる。
【0003】図3に積分回路6の詳細回路を示す。ノコ
ギリ波は抵抗7に加えられ、抵抗7の他端はコンデンサ
8、9に接続され、コンデンサ9の他端は接地され、コ
ンデンサ8の他端はトランジスタ10のコレクタに接続
される。トランジスタ10のベースには周波数検出切換
回路5からの切換信号が加えられ、エミッタは接地され
る。出力は抵抗7とコンデンサ8、9の接続点から取り
出される。
【0004】高い周波数ではトランジスタ10をオフさ
せ、積分は抵抗7とコンデンサ9との時定数で行われ
る。一方、低い周波数ではトランジスタ10をオンさ
せ、抵抗7とコンデンサ8及び9の時定数で積分させ
る。これにより、二つの周波数で適切な振幅のパラボラ
波が得られる。
【0005】なお、垂直のパラボラ波はディスプレイの
左右糸巻歪補正や垂直リニアリティ補正に、垂直の3次
波は垂直リニアリティ補正などに用いられ、水平のパラ
ボラ波はダイナミック・フォーカス等に用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例の回路で
は、時定数切換の数により、数点の周波数では適切な振
幅の補正波形が得られるが、それ以外、特に切換周波数
付近では不適切な補正信号となってしまうため多くの周
波数に対応出来ない。そのため、同期周波数によって
は、CRTに表示される画像が歪むという課題がある。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成で、周波数に
依存しない適切な振幅を有する補正信号を発生する補正
信号発生手段を用いたCRTディスプレイ装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】周波数によらずに一定振
幅のパラボラ波又は高次の波形が得られれば、適切な補
正を容易に行うことができる。そこで、上記課題を解決
するために、本発明のCRTディスプレイ装置は、第一
の構成として、ノコギリ波発生手段と、該ノコギリ波発
生手段が出力するノコギリ波電圧に対応したパルス・デ
ィーティ比のパルス信号を発生するパルス幅変調手段
と、上記パルス出力に応じてスイッチングした後、高域
ノイズを除去する低域通過フィルタを有するチョッパ回
路とからなる補正信号発生回路を有している。
【0009】さらに第二の構成として、周波数−電圧変
換手段と、ノコギリ波発生手段と、該ノコギリ波発生手
段が出力するノコギリ波の振幅を検出する振幅検出手段
と、上記ノコギリ波の振幅を制御する振幅制御手段と、
上記周波数−電圧変換手段の出力と振幅検出手段の出力
とを比較する比較手段と、上記ノコギリ波発生手段の出
力する出力を積分する積分手段とからなる補正信号発生
回路を有している。
【0010】
【作用】第一の構成では、ノコギリ波をノコギリ波に対
応してデューティ比が変わるようチョッピングするた
め、乗算が行われ、低域通過フィルタを通した後に一定
振幅のパラボラ波が得られる。また、このパラボラ波を
同様にチョッピングすることにより3次波形が得られ
る。
【0011】第二の構成では、ノコギリ波発振の振幅を
検出し、これが周波数に比例するように制御する。この
ノコギリ波を積分することにより、振幅が一定のパラボ
ラ波を得ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。ノコギリ波発生回路1は周波数によらず一定振幅の
垂直ノコギリ波を発生する。このノコギリ波は垂直偏向
に用いられる。また、このノコギリ波はパルス幅変調回
路2に加えられ、垂直周波数よりも十分高い周波数でデ
ューティ比が垂直ノコギリ波に対応して直線的に変化す
るパルスに変換される。垂直ノコギリ波は更にチョッパ
回路3に加えられ、パルス幅変調回路2の出力によりチ
ョッピング動作を行う。これによりノコギリ波の乗算が
行われ、パラボラ波が得られる。この出力を更にチョッ
パ回路4がチョッピングし、出力として3次成分を有す
る波形が得られる。
【0013】次に、各ブロックの内容を説明する。ノコ
ギリ波発生回路1は多モード対応のCRTディスプレイ
用垂直回路として用いられている回路であり、本発明特
有のものでは無いので簡単に説明する。この回路はノコ
ギリ波を発生する回路と、このノコギリ波振幅を検出
し、これが一定になるように制御する回路の組み合わせ
により作られる。また、周波数−電圧変換回路を用いて
周波数に比例した電圧を作り、これに応じた電流をコン
デンサに流し込み、同期信号に合わせて放電することに
より構成することもできる。
【0014】パルス幅変調回路2の詳細回路を図4に示
す。電流源11の電流がコンデンサ12に充電され、コ
ンデンサ12の電圧をコンパレータ13で抵抗14と抵
抗15で分圧された基準電圧と比較し、コンデンサ12
の電圧が一定以上になった時、コンパレータ13の出力
がプラスとなり、抵抗16を介してトランジスタ17は
オンし、コンデンサ12は放電される。これにより、ノ
コギリ波が得られ、この周波数を垂直周波数の100倍
以上に設定している。このコンデンサ12の電圧はコン
パレータ18のプラス入力に加えられ、マイナス入力に
は抵抗19を介してノコギリ波発生回路1が出力する垂
直ノコギリ波が加えられる。更に、マイナス入力には抵
抗20、21で分圧されたバイアス電圧が加えられる。
【0015】図4、図6における各部の波形図を図5に
示す。波形Aは垂直ノコギリ波であり、波形Bはコンデ
ンサ12の電圧である。波形Bは本来、もっと高い周波
数であるが見易いように図では低い周波数で示した。波
形Cはコンパレータ18の出力で波形Aの電圧が高い期
間では出力波形Cのデューティ比が小さい。周波数は波
形Bと同じである。また、波形Aの電圧が低い期間には
波形Cのデューティ比が大きくなる。
【0016】図6はチョッパ回路3の詳細回路図であ
る。垂直ノコギリ波は抵抗22に加えられ、抵抗22の
他端はトランジスタ23のコレクタに接続され、トラン
ジスタ23のエミッタは接地され、トランジスタ23の
ベースにはパルス幅変調回路2の出力が加えられる。ト
ランジスタ23のコレクタ電圧は増幅器24で増幅さ
れ、抵抗25とコンデンサ26の直列接続によるローパ
ス・フィルタを通して出力が取り出される。
【0017】図5の波形図で波形Dはトランジスタ23
のコレクタ電圧であり、トランジスタ23がオンの時は
ゼロ、オフの時は入力ノコギリ波電圧と等しい電圧とな
る。波形Eは出力のパラボラ波である。チョッパ回路4
もチョッパ回路3と同様の回路であり、入力は垂直周波
数のパラボラ波であり、出力は垂直周波数の3次波形で
ある。
【0018】以上のように、図1の構成では垂直周波数
に関係無く一定振幅のパラボラ波、3次波が得られる。
パルス幅変調回路2で発振するノコギリ波を水平周波数
とすることもできるが、この場合、水平周波数変化に対
してノコギリ波振幅を一定にするため、ノコギリ波発生
回路1と同様の付加回路が必要である。
【0019】図7は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。F/V変換回路27に同期信号が入力され、
出力として周波数に比例した電圧が得られる。同期信号
はノコギリ波回路30にも加えられ、入力に同期したノ
コギリ波が得られる。このノコギリ波は振幅検出回路3
1に加えられ、ノコギリ波振幅に比例した電圧が比較回
路28に加えられ、F/V変換回路27の出力と比較さ
れ、誤差電圧出力が振幅制御回路29に加えられ、ノコ
ギリ波回路30のノコギリ波振幅を制御する。ノコギリ
波出力は積分回路32によりパラボラ波に変換される。
このような構成により、ノコギリ波振幅は周波数に比例
し、パラボラ波の振幅は一定となる。
【0020】F/V変換回路27はモノステーブル・マ
ルチバイブレータとローパス・フィルタにより周波数に
比例した電圧が得られる。積分回路32はローパス・フ
ィルタである。振幅検出回路31はノコギリ波のピーク
をサンプル・ホールド又はピーク検波する回路である。
比較回路28は差動増幅器である。振幅制御回路29は
電圧・電流変換回路であり、トランジスタ等の定電流特
性を利用して比較回路28の誤差電圧に対応した電流を
出力する。ノコギリ波回路30はコンデンサを持ち、こ
のコンデンサに振幅制御回路29の電流出力が加えら
れ、コンデンサを充電する。ノコギリ波回路30はこの
コンデンサを放電するトランジスタを有し、入力された
同期信号によりトランジスタをオンし、コンデンサを放
電する。これにより入力同期信号に同期し、振幅は充電
電流により制御されたノコギリ波が得られる。
【0021】以上の説明ではノコギリ波振幅を検出して
制御を行ったが、パラボラ波の振幅を検出し、この振幅
が一定になるようにノコギリ波振幅を制御しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明を用いれば、
周波数によらず一定振幅の補正用パラボラ波や3次波形
が得られ、これを用いればどのような周波数の同期信号
が入力されても適正な補正が行え、常に歪みの少ない画
像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】従来例で用いられる積分回路の詳細回路図であ
る。
【図4】本発明に用いるパルス幅変調回路の詳細回路例
である。
【図5】本発明の波形図である。
【図6】本発明に用いるチョッパ回路の詳細回路例であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ノコギリ波発生回路 2 パルス幅変調回路 3、4 チョッパ回路 5 周波数検出切換回路 6 積分回路 7、14、15、16、19、20、21、22、25
抵抗 8、9、12、26 コンデンサ 10、17、23 トランジスタ 11 電流源 13、18 コンパレータ 24 増幅器 27 F/V変換回路 28 比較回路 29 振幅制御回路 30 ノコギリ波回路 31 振幅検出回路 32 積分回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノコギリ波発生手段と、該ノコギリ波発
    生手段が出力するノコギリ波電圧に対応したパルス・デ
    ューティ比のパルス信号を発生するパルス幅変調手段
    と、上記パルス出力に応じてスイッチングした後、高域
    ノイズを除去する低域通過フィルタを有するチョッパ回
    路とより成る補正信号発生手段を有し、該補正信号発生
    手段が出力するパラボラ波あるいは3次波を補正信号と
    して用いることを特徴とするCRTディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 周波数−電圧変換手段と、ノコギリ波発
    生手段と、該ノコギリ波発生手段が出力するノコギリ波
    の振幅を検出する振幅検出手段と、上記ノコギリ波の振
    幅を制御する振幅制御手段と、上記周波数−電圧変換手
    段の出力と振幅検出手段の出力とを比較する比較手段
    と、上記ノコギリ波発生手段の出力を積分する積分手段
    とより成る補正信号発生手段を有し、該補正信号発生手
    段が出力するパラボラ波を補正信号として用いることを
    特徴とするCRTディスプレイ装置。
JP23607692A 1992-09-03 1992-09-03 Crtディスプレイ装置 Pending JPH0686088A (ja)

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JP23607692A JPH0686088A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 Crtディスプレイ装置

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JP23607692A JPH0686088A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 Crtディスプレイ装置

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JPH0686088A true JPH0686088A (ja) 1994-03-25

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JP23607692A Pending JPH0686088A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 Crtディスプレイ装置

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