JPH0685884A - データ保管装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローカルネットワークに接続する端末とデー
タ保管装置との間の障害発生時に、データを端末側で簡
便に再生利用できるよう大容量記憶媒体に待避・保管し
得るデータ保管装置の提供。 【構成】 データ保管装置としての画像保管装置１０
は、制御装置１、メモリ２、大容量記憶装置３、ユーザ
ーインターフェイス４、ＲＷ（書換え可能）メディア装
置５、ＲＷメディア装置５に着脱自在なＲＷメディア
６、通信インターフェイス８、制御バスａ、データバス
ｂから構成されている。そして、画像保管装置１０は、
通常動作時には従来の画像保管装置と同じ動作をする
が、通信不能状態、例えば、ワークステーションＷＳと
の間の通信が不可能になったような場合に、ユーザが画
像保管装置１０に対して指示を与えればＷＳに送信した
い画像をＲＷメディア装置５によりＲＷメディア６に書
き出すことができる。ＷＳにも記録再生装置を設ければ
画像保管装置１０のＲＷメディア６を取り外してＷＳの
ＲＷメディア装置に装着し、画像保管装置１０の画像を
ＷＳで参照することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は通信ネットワークシステ
ムに関し、特に、ローカルエリアネットワーク（以下、
ＬＡＮと記す）に接続する端末とデータ保管装置との間
の障害時におけるデータの待避・保管及びそのデータの
利用に関する。

【０００２】

【従来の技術】図９は医用画像保管通信ネットワークシ
ステム（ＬＡＮ）の構成例であり、図１０は図９に示す
ような医用画像保管通信システムに接続された従来の画
像保管装置の構成図である。

【０００３】図９において、９０はＬＡＮ、９１，９２
はモダリティ（Ｘ線ＣＴ装置やＭＲＩ等の画像収集装
置）、９３は各コンポーネントの管理や画像所在管理
等、医用画像データ通信システムの管理を行うシステム
マネジャー、９４は医師が画像の読影やレポートの作成
等及びシステムの使用要求や指示等を行う読影用ワーク
ステーション、９５は画像ファイルの検索を行うファイ
ルマネジャー、９６は画像データ等を保管するファイル
サーバー（画像保管装置）である。

【０００４】また、図１０において、１０１は制御装
置、１０２はメモリ、１０３は大容量記憶装置、１０４
はユーザーインターフェイス、１０５は通信インターフ
ェイス、１０６は記録再生装置、１０７は大容量データ
保存メディア（大容量記憶媒体；例えば、光ディスク）
であり、記録再生装置１０６と大容量データ保存メディ
ア１０７は大容量記憶装置１０３を構成している。

【０００５】図１０において、通信インターフェイス１
０５は外部（他のコンポーネント）とのデータの送受信
を行い、メモリ１０２は外部から受取ったデータと大容
量記憶装置１０３から再生したデータを記憶する。大容
量記憶装置１０３はデータを記録再生装置１０６を介し
て大容量データ保存メディア１０７に格納し、また大容
量データ保存メディア１０７からデータを読み出す。ユ
ーザインターフェイス１０４はユーザにメッセージを表
示したり、ユーザからの入力データ（コマンド等）を受
け付ける。制御装置１０１はメモリ１０２、ユーザイン
ターフェイス１０４、通信インターフェイス１０５及び
記録再生装置１０６を制御する。

【０００６】医用画像保管通信システム（図９）におけ
る通常動作はモダリティ９１及び／またはモダリティ９
２からファイルサーバ９６への画像送信の場合、ファイ
ルサーバ９６から必要情報をシステムマネジャー９３及
びファイルマネジャ９５に送信し、システムマネジャー
９３及び読影用ワークステーション９４から画像送信要
求をファイルサーバ９６に送出し、その画像送信要求を
受けてファイルサーバ９６が画像を読影用ワークステー
ション９４に送出する。読影用ワークステーション９４
側では医師が表示された画像を読影してレポートを作成
し画像に付帯情報を付けて、これらを画像データとして
ファイルサーバ９６に送信し格納する。ファイルサーバ
９６の内部では画像データが外部から送信された場合、
通信インターフェイス１０２を介してメモリ１０２に一
時的に記憶し、メモリ１０２から記録再生装置１０６を
介して大容量保存メディア１０７に格納する。ファイル
サーバ９６から大容量保存メディア１０７に格納されて
いる画像データを外部に送出する場合には、記録再生装
置１０６を介してメモリ１０２に画像データを格納し通
信インターフェイス１０５を介して外部に送出する。

【０００７】ユーザインターフェイス１０４は通常動作
時には用られず、ファイルサーバ９６に障害が発生した
場合にファイルサーバ９６の電源をＯＦＦにする時にオ
ペレータが’電源ＯＦＦ’指示を与えるために用いる。
そして、制御装置１０１はこれら一連の動作をコントロ
ールする。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の医用画像保管通信システムでは、ＬＡＮの故障、或
いはファイルサーバの通信インターフェイスの故障、ま
たは通信相手先端末（例えば、読影用ワークステーショ
ンやモダリティ）の通信インターフェイスの故障によ
り、ファイルサーバと通信相手先端末との通信が不能に
なった場合、ファイルサーバ内の画像の参照やファイル
サーバへの画像の保管が不可能となり、医師による画像
の読影が出来なくなるという問題点があった（特に、緊
急に読影を要する場合について人命に係わる問題が生じ
る可能性がある）。

【０００９】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、ローカルネットワークに接続する端末とデー
タ保管装置との間の障害時に、データを端末側で簡便に
再生利用できるよう大容量記憶媒体に待避・保管し得る
データ保管装置を提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明に基づく第１のデータ保管装置は、通信ネッ
トワークとデータを受授する通信インターフェイスと、
通信インターフェイスを介した通信ネットワークからの
受信データ及び通信ネットワークへの送信データを一時
的に記憶する一時記憶装置と、一時記憶装置に記憶され
た受信データを格納すると共に、送信要求に基づき格納
されたデータを送信データとして一時記憶装置に送出す
る大容量記憶装置と、制御装置と、を備えたデータ保管
装置において、データの書換が可能であり着脱自在に構
成された媒体を装着した記録再生装置を有し、記録再生
装置が、制御装置からの格納指示により一時記憶装置内
のデータまたは大容量記憶装置内の所定のデータを媒体
に格納し、或いはまた、制御装置からの再生指示によ
り、媒体に格納されているデータを一時記憶装置に書き
出し、または大容量記憶装置内に格納すること、を特徴
とする。

【００１１】また、第２のデータ保管装置は上記第１の
データ保管装置において、更に、通信不能状態を検知し
通信不能状態信号を制御装置に送出する通信監視回路を
備え、制御装置が上記通信監視回路からの通信不能状態
信号により、記録再生装置に対し一時記憶装置内のデー
タまたは大容量記憶装置内の所定のデータの媒体への格
納指示を行うことを特徴とする。

【００１２】

【作用】上記構成により第１のデータ保管装置は、記録
再生装置が、制御装置からの格納指示により一時記憶装
置内のデータまたは大容量記憶装置内の所定のデータを
媒体に格納し、或いはまた、制御装置からの再生指示に
より、媒体に格納されているデータを一時記憶装置に書
き出し、または大容量記憶装置内に格納する。

【００１３】また、第２のデータ保管装置は、更に、制
御装置が上記通信監視回路からの通信不能状態信号によ
り、記録再生装置に対し一時記憶装置内のデータまたは
大容量記憶装置内の所定のデータの媒体への格納格納指
示を行うので、記録再生装置は自動的に一時記憶装置内
のデータまたは大容量記憶装置内の所定のデータを媒体
に格納する。そして、制御装置からの再生指示により、
媒体に格納されているデータを一時記憶装置に書き出
し、または大容量記憶装置内に格納する。

【００１４】

【実施例】＜実施例１＞

【００１５】図１は本発明に基づく第１のデータ保管装
置の一実施例としての、画像保管装置の構成例を示すブ
ロック図であり、１は制御装置、２はメモリ、３は大容
量記憶装置、４はユーザーインターフェイス、５は書換
え可能メディア用記録再生装置（以下、ＲＷメディア装
置と記す）、６はＲＷメディア装置５に着脱自在な書換
え可能メディア（例えば、磁気媒体；以下、ＲＷメディ
アと記す）、８は通信インターフェイス、１０はデータ
保管装置全体であり、ａは制御バス、ｂはデータバスあ
る。そして、データ保管装置１０は、図１０に示した従
来のデータ保管装置と比較すると、従来のデータ保管装
置に対し大容量記憶装置３内の画像をＲＷメディア６に
書き込むためのＲＷメディア用記録再生装置５を付加し
ている。図９の医用画像保管通信ネットワークシステム
において、画像保管装置１０は、通常動作時には図１０
に示したような従来の画像保管装置と同じ動作をする
が、通信不能状態、例えば、読影用ワークステーション
（以下、ＷＳと記す）間の通信が不可能になった場合に
は、ユーザが画像保管装置１０に対して指示を与えれば
ＷＳに送信したい画像をＲＷメディア５に書き出すこと
ができる（図２）。また、ＷＳにもＲＷメディア装置を
設ければ画像保管装置１０のＲＷメディア６を取り外
し、ＷＳのＲＷメディア装置に装着することにより、読
影に必要な画像をＷＳに受渡し参照することができる
（図３）。

【００１６】図２はＷＳと画像保管装置との間の通信が
不能な場合の画像保管装置の動作を示す図であり、図３
はその場合の画像保管装置の画像を参照するためのオペ
レータ（ユーザ）の操作（動作）例を示す図である。図
２において、ＷＳと画像保管装置との間の通信が障害等
により不能になった時には、下記の手順により画像保管
装置１０が作動する。

【００１７】［１−１］ オペレータがユーザインター
フェイス４から、大容量記憶装置３から指定画像または
指定画像群をＲＷメディア６に書き出すためのコマン
ド、を入力する。 ［１−２］ オペレータコマンドに基づき制御装置１が
ＲＷメディア装置５に対しＲＷメディアへのデータの書
込指示を送出する。

【００１８】［１−３］ 制御装置１はＲＷメディア装
置５からＡＣＫを受けとった後、大容量記憶装置及３び
メモリ２に対し指定画像のＲＷメディア装置５への転送
要求指示を送出する。

【００１９】［１−４］ メモリ２を介しての大容量記
憶装置３及び／又はメモリ２からのＲＷメディア装置５
への指定画像データの転送実行及びＲＷメディア装置５
によるＲＷメディア６への画像データの書込。

【００２０】［１−５］ メモリ２又は大容量記憶装置
３からＡＣＫを受けた後、制御装置１からユーザインタ
ーフェイス４への、ＲＷメディア６に対する書込終了表
示指示の送出。

【００２１】上記実施例１によるデータ保管装置は、端
末装置（例えば、ＷＳ）に着脱自在なＲＷメディアを装
着したＲＷメディア装置（画像保管装置１０と同様な構
成のデータ保管装置）を付加することにより、データ保
管装置と端末装置間の通信が不能となった場合に端末装
置の画像データをＲＷメディアに格納してデータ保管装
置のＲＷメディア装置に装着することによりデータ保管
装置で使用することができる。また、画像データに限ら
れることなく、データ保管装置及び／又は端末装置上の
データ或いは画像データ乃至画像データ付帯情報、レポ
ート等に対して同様に適用することができる。 ＜実施例２＞

【００２２】図４は本発明に基づく第２のデータ保管装
置の構成例を示すブロック図であり、図１と図４の記号
の意味は同じであり、第２のデータ保管装置（画像保管
装置４０）は、図１に示した第１のデータ保管装置（画
像保管装置１０）に、ＬＡＮに接続する他の端末装置と
の通信が可能か否かを監視する通信監視回路７を付加し
ている。

【００２３】図９の医用画像保管通信ネットワークシス
テムに第２のデータ保管装置を適用すると、画像保管装
置４０は通常動作時には図１に示した画像保管装置１０
と同じ動作をするが、画像保管装置４０と端末装置が通
信不能状態の場合、例えば、ＷＳ間の通信が不可能にな
った場合に、画像保管装置４０内の未読影画像（医師が
まだ一度も読影していない画像）を、ユーザーオペレー
ションなしにＲＷメディア６に書き出すことができる
（図５）。また、ＷＳにＲＷメディア装置を設ければ画
像保管装置４０のＲＷメディア６を取り外し、ＷＳのＲ
Ｗメディア装置に装着することにより、読影に必要な画
像をＷＳに受渡しして参照することができる（図６）。

【００２４】図５はＷＳと画像保管装置４０との間の通
信が不能になった場合の画像保管装置の動作を示す図で
あり、図６はその場合の画像保管装置の画像を参照する
ためのオペレータ（ユーザ）の操作（動作）例を示す図
である。図５において、ＷＳと画像保管装置４０との間
の通信が障害等により不能になった時には、下記の手順
により画像保管装置４０が作動する。 ［２−１］ 通信監視回路７が通信不能状態を示すステ
イタス（状態）バイト（又はビット）を制御装置１に送
出する。 ［２−２］ 制御装置１はユーザインターフェイス４に
通信不能メッセージの表示指令を送出する。 ［２−３］ 上記２−２と同時に制御装置１はＲＷメデ
ィア装置５に対しデータの書込指示を送出する。

【００２５】［２−４］ ＲＷメディア装置５からＡＣ
Ｋを受けた後、制御装置１は大容量記憶装置及３びメモ
リ２に対し指定画像のＲＷメディア装置５への転送要求
指示を送出する。

【００２６】［２−５］ メモリ２を介しての大容量記
憶装置３及び／又はメモリ２からのＲＷメディア装置５
への指定画像データの転送実行及びＲＷメディア装置５
によるＲＷメディア６への画像データの書込。

【００２７】［２−６］ 大容量記憶装置３又はメモリ
２からＡＣＫを受けた後、制御装置１からユーザインタ
ーフェイス４への、ＲＷメディア６に対する書込終了表
示指示の送出。

【００２８】上記実施例２によるデータ保管装置は、端
末装置（例えば、ＷＳ）に着脱自在なＲＷメディアを装
着したＲＷメディア装置（画像保管装置４０と同様な構
成のデータ保管装置）を付加することにより、データ保
管装置と端末装置間の通信が不能となった場合に端末装
置の未送信データ（例えば未読影画像）をＲＷメディア
に格納してデータ保管装置のＲＷメディア装置に装着す
ることによりデータ保管装置で使用することができる。
また、未送信データに限られることなく、データ保管装
置及び／又は端末装置上のデータ或いは画像データ乃至
画像データ付帯情報、レポート等に対して同様に適用す
ることができる。

【００２９】なお、本発明に基づくデータ保管装置（前
記第１のデータ保管装置及び上記第１のデータ保管装
置）を適用し得るネットワークの形態はマルチポイント
・リング型に限られない（例えば、マルチポイント・バ
ス型，マルチポイント・スター型，ポイント・ツー・ポ
イント・リング型，ポイント・ツー・ポイント。スター
型，ポイント・ツー・ポイント。ツリー型等に適用でき
る）。図７はポイント・ツー・ポイント・スター型のネ
ットワーク形態の例である。

【００３０】また、端末装置に着脱自在なＲＷメディア
を装着したＲＷメディア装置を付加し、更に、データを
ＲＷメディアに書き込む際のフォーマットを通信プロト
コルとすれば、通信中の端末装置とデータ保管装置との
間の通信が不能となった時、その端末装置とデータ保管
装置のＲＷメディアをそれぞれ取り外して端末装置のＲ
Ｗメディアをデータ保管装置に装着し、データ保管装置
のＲＷメディアをその端末装置に装着すれば、通信不能
時にＲＷメディアから読んだデータをあたかも通信先端
末からネットワークを介して受信したデータのように処
理することができる。

【００３１】更に、本発明のデータ保管装置及び／又
は、着脱可能なＲＷメディアを装着したＲＷメディア装
置を備えた端末装置を接続する他のネットワークとの間
（ネットワーク間の接続の有無を問わない）でのデータ
の受渡しができる。

【００３２】更にまた、ネットワークが２台以上のデー
タ保管装置（仮に、２台のデータ保管Ａ，Ｂとする）を
有する場合はデータ保管装置Ａとある端末装置Ｃの間で
障害が生じた場合に、データ保管装置ＡでデータをＲＷ
メディアに書き出し、そのＲＷメディアを取外してデー
タ保管装置Ｂに装着しそのＲＷメディアのデータをデー
タ保管装置Ｂの大容量記憶装置及び／又はメモリに読み
込めば、端末装置Ｃからデータ保管装置Ｂに対して通常
動作としてデータ要求を出してデータ保管装置Ａのデー
タを参照できる（図８参照）。

【００３３】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ーカルネットワークにおいて、データ保管装置と相手先
端末装置との間の通信が不能になった場合でも、データ
保管装置内のデータを相手先端末装置で参照することが
できる。

【００３４】特に、本発明のデータ保管装置を画像保管
装置として医用画像保管通信システムに適用すれば、未
読影の画像について、画像保管装置に対するオペレーシ
ョンなしで読影用ワークステーションによる参照が可能
となり医師の業務に支障をきたすことなく、また、緊急
時の読影に対処できる。また、未送信データ（例えば、
未読影画像）については特別なオペレーションを要しな
いのでオペレータの負担を軽減できる。更に、通信不能
な場合でもコンポーネント間のデータの受渡しが可能と
なるのでシステムの信頼性が向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に基づく第１のデータ保管装置の一実施
例としての、画像保管装置の構成例を示すブロック図で
ある。

【図２】ワークステーションと画像保管装置との間の通
信が不能な場合の画像保管装置の動作を示す図である。

【図３】図２の画像保管装置の画像の参照をするための
オペレータの動作例を示す図である。

【図４】本発明に基づく第２のデータ保管装置の構成例
を示すブロック図である。

【図５】ワークステーションと画像保管装置との間の通
信が不能な場合の画像保管装置の動作を示す図である。

【図６】図５の画像保管装置の画像を参照するためのオ
ペレータの動作例を示す図である。

【図７】ポイント・ツー・ポイント・スター型のネット
ワーク形態の例を示す図である。

【図８】データ保管装置が複数台ある場合の、通信不能
の場合のデータ保管装置のデータ参照方法の説明図であ
る。

【図９】医用画像保管通信ネットワークシステムの構成
例である。

【図１０】図９に示すような医用画像保管通信システム
に接続した従来の画像保管装置の構成図である。

【符号の説明】

１ 制御装置 ２ メモリ（一時記憶装置） ３ 大容量記憶装置 ４ ユーザーインターフェイス ５ ＲＷメディア装置（記録再生装置） ６ ＲＷメディア（媒体） ７ 通信監視回路 ８ 通信インターフェイス １０，４０ データ保管装置

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通信ネットワークとデータを受授する通
   信インターフェイスと、前記通信インターフェイスを介
   した前記通信ネットワークからの受信データ及び前記通
   信ネットワークへの送信データを一時的に記憶する一時
   記憶装置と、前記一時記憶装置に記憶された受信データ
   を格納すると共に、送信要求に基づき格納されたデータ
   を送信データとして前記一時記憶装置に送出する大容量
   記憶装置と、制御装置と、を備えたデータ保管装置にお
   いて、データの書換が可能であり着脱自在に構成された
   媒体を装着した記録再生装置を有し、該記録再生装置
   が、前記制御装置からの格納指示により前記一時記憶装
   置内のデータまたは前記大容量記憶装置内の所定のデー
   タを前記媒体に格納し、或いはまた、前記制御装置から
   の再生指示により、前記媒体に格納されているデータを
   前記一時記憶装置に書き出し、または前記大容量記憶装
   置内に格納すること、を特徴とするデータ保管装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載のデータ保管装置におい
   て、更に、通信不能状態を検知し通信不能状態信号を制
   御装置に送出する通信監視回路を備え、制御装置が上記
   通信監視回路からの通信不能状態信号により、記録再生
   装置に対し一時記憶装置内のデータまたは大容量記憶装
   置内の所定のデータの媒体への格納指示を行うことを特
   徴とするデータ保管装置。