JPH0685754B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH0685754B2 JPH0685754B2 JP63271232A JP27123288A JPH0685754B2 JP H0685754 B2 JPH0685754 B2 JP H0685754B2 JP 63271232 A JP63271232 A JP 63271232A JP 27123288 A JP27123288 A JP 27123288A JP H0685754 B2 JPH0685754 B2 JP H0685754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- vacuum cleaner
- mites
- insects
- shock
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,吸引空気によりダニ及び虫等に衝撃を与え
衝撃死又は弱死を行なう電気掃除機に関するものであ
る。
衝撃死又は弱死を行なう電気掃除機に関するものであ
る。
従来,吸引したダニ,虫等を死滅させる方法として紙袋
にスミチオン等の薬剤を含浸させ,その薬品により紙袋
に吸引されたダニ,虫等を死滅させる方法,及びブロワ
モータの排気をホース等で紙袋に再度吸引させる温風循
環式の排気熱で死滅させる方法,又は熱風を紙袋内に流
入する方法が採用されていた。
にスミチオン等の薬剤を含浸させ,その薬品により紙袋
に吸引されたダニ,虫等を死滅させる方法,及びブロワ
モータの排気をホース等で紙袋に再度吸引させる温風循
環式の排気熱で死滅させる方法,又は熱風を紙袋内に流
入する方法が採用されていた。
しかし,従来方向の薬剤使用紙袋は毒性が強いため,紙
袋交換時に手に触れるため人体に危険のあるものであ
る。またスペア紙袋は毒性が強く子供がさわらないよう
にする等,保管に注意が必要でわずらわしいものであつ
た。
袋交換時に手に触れるため人体に危険のあるものであ
る。またスペア紙袋は毒性が強く子供がさわらないよう
にする等,保管に注意が必要でわずらわしいものであつ
た。
温風循環方式や熱風流入方式においては,掃除後必ずこ
の操作を実施しなければならず面倒なものであり,また
掃除後も電気を使用するため不経済なものである。
の操作を実施しなければならず面倒なものであり,また
掃除後も電気を使用するため不経済なものである。
この発明は以上の欠点を解決するためになされたもの
で,毒性のない通常の紙袋を使用し,かつ,特別な操作
を実施する必要のない通常の掃除作業によりダニや虫を
殺すことができる電気掃除機を得ることを目的とする。
で,毒性のない通常の紙袋を使用し,かつ,特別な操作
を実施する必要のない通常の掃除作業によりダニや虫を
殺すことができる電気掃除機を得ることを目的とする。
この発明に係る電気掃除機は, 電気掃除機本体に一端が接続される屈曲自在のホース
と、ホースの他端に接続される直管パイプと、直管パイ
プに接続される床ブラシとを備え、直管パイプの内壁面
に螺旋状の突起を形成したものである。
と、ホースの他端に接続される直管パイプと、直管パイ
プに接続される床ブラシとを備え、直管パイプの内壁面
に螺旋状の突起を形成したものである。
この発明に係る電気掃除機は,吸引される空気流に与え
た回転流や空気流の急激な方向変換により空気と一緒に
吸引されたダニや虫等に,より一層の衝撃力と電気シヨ
ツクを与えこれらを死滅または弱死させる。
た回転流や空気流の急激な方向変換により空気と一緒に
吸引されたダニや虫等に,より一層の衝撃力と電気シヨ
ツクを与えこれらを死滅または弱死させる。
以下,この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は内面に螺旋状の案内羽根(1)を形成する衝撃
付加パイプ(2a)で,その両端は外面,内面それぞれ嵌
合できる接続テーパ部(3)を有しており,この接続テ
ーパ部(3)の寸法はその他の付属品と同寸法となつて
いる。
付加パイプ(2a)で,その両端は外面,内面それぞれ嵌
合できる接続テーパ部(3)を有しており,この接続テ
ーパ部(3)の寸法はその他の付属品と同寸法となつて
いる。
第2図は前記衝撃付加パイプ(2a)を延長管(4)とホ
ース(5)との間に接続テーパ部(3)により着脱自在
に取付けたもので,(6)はブロワモータ及び紙袋を内
設する電気掃除機本体,(7)は延長管(4)先端に着
脱自在に取付けられた床用吸込口である。
ース(5)との間に接続テーパ部(3)により着脱自在
に取付けたもので,(6)はブロワモータ及び紙袋を内
設する電気掃除機本体,(7)は延長管(4)先端に着
脱自在に取付けられた床用吸込口である。
第3図は前記衝撃付加パイプ(2)使用の有無によるコ
ナヒヨウヒダニ吸引によるダニ死亡率試験結果である。
ナヒヨウヒダニ吸引によるダニ死亡率試験結果である。
次に衝撃付加パイプ(2a)を使用した電気掃除機の動作
について説明する。
について説明する。
第2図の構成による電気掃除機を運転すると,床用吸込
口(7)からゴミを含んだ空気と一緒にダニ,虫等も同
時に吸引される。吸引された空気流は衝撃付加パイプ
(2a)を通過する時,螺旋状の案内羽根(1)により回
転流が発生するため,ゴミ及びダニ,虫等は回転流によ
る遠心力のためパイプ内面に衝突する回数が多くなる。
また,螺旋状の案内羽根(1)にも羽根ウラ側に発生す
る渦により衝突する回数が多くなるものである。この衝
撃力を受け衝撃死及び弱死したダニ,虫等はさらにホー
ス(5)を通過し電気掃除機本体(6)の紙袋により空
気と分離されて紙袋内にゴミと一緒に蓄積される。
口(7)からゴミを含んだ空気と一緒にダニ,虫等も同
時に吸引される。吸引された空気流は衝撃付加パイプ
(2a)を通過する時,螺旋状の案内羽根(1)により回
転流が発生するため,ゴミ及びダニ,虫等は回転流によ
る遠心力のためパイプ内面に衝突する回数が多くなる。
また,螺旋状の案内羽根(1)にも羽根ウラ側に発生す
る渦により衝突する回数が多くなるものである。この衝
撃力を受け衝撃死及び弱死したダニ,虫等はさらにホー
ス(5)を通過し電気掃除機本体(6)の紙袋により空
気と分離されて紙袋内にゴミと一緒に蓄積される。
第3図は,衝撃付加パイプ(2)を使用した場合と従来
の場合を吸引速度(風速)を変えて試験した結果をグラ
フにしたものである。衝撃付加パイプ(2)を使用した
電気掃除機は,紙袋が目づまりして,吸引風速が落ちる
場合にも効果があることがわかる。
の場合を吸引速度(風速)を変えて試験した結果をグラ
フにしたものである。衝撃付加パイプ(2)を使用した
電気掃除機は,紙袋が目づまりして,吸引風速が落ちる
場合にも効果があることがわかる。
このような衝撃付加パイプを付設した電気掃除機はゴミ
と一緒にダニ,虫類を吸引すると,衝撃付加パイプの急
激な方向変換による衝突や螺旋状の案内羽根による衝突
により,吸引されたダニ,虫類は衝突死または弱死す
る。
と一緒にダニ,虫類を吸引すると,衝撃付加パイプの急
激な方向変換による衝突や螺旋状の案内羽根による衝突
により,吸引されたダニ,虫類は衝突死または弱死す
る。
また,急激な空気流反転及び回転流はパイプ内面で静電
気発生効果も大きく,その静電気放電時のダニ,虫類へ
の電気シヨツクも大きく,静電気発生装置としても考え
ることができる。
気発生効果も大きく,その静電気放電時のダニ,虫類へ
の電気シヨツクも大きく,静電気発生装置としても考え
ることができる。
従来の,吸引されたダニ,虫類を高温で死滅させる温風
循環方式や熱風流入方式と比べ,吸引と同時にダニ,虫
類を衝突死させているため掃除後の操作手間がなく便利
な退治方法である。また,薬剤含浸紙袋と比べてみても
薬剤を使用しないため危険性は皆無であり,従来のダ
ニ,虫類を退治する方法としては効果の大きいものであ
る。
循環方式や熱風流入方式と比べ,吸引と同時にダニ,虫
類を衝突死させているため掃除後の操作手間がなく便利
な退治方法である。また,薬剤含浸紙袋と比べてみても
薬剤を使用しないため危険性は皆無であり,従来のダ
ニ,虫類を退治する方法としては効果の大きいものであ
る。
前述した螺旋状の案内羽根を内面に形成する衝撃付加パ
イプは直線的につくられるため,従来の延長管の一部
や,第2図のように付属品として着脱自在に設置して
も,従来の操作性能が損じないで採用できるものであ
る。
イプは直線的につくられるため,従来の延長管の一部
や,第2図のように付属品として着脱自在に設置して
も,従来の操作性能が損じないで採用できるものであ
る。
なお,衝撃付加パイプが付属品と着脱自在にできること
は,付属の有無により商品のバラエテイに富ますことが
できる。またホース前側に設置すれば万一大きなゴミを
吸引した場合でも衝撃付加パイプに大きなゴミがつまり
易いため,ホース内につまる可能性が非常に少ない。そ
して衝撃付加パイプを外して容易にゴミを取り除くこと
ができる。
は,付属の有無により商品のバラエテイに富ますことが
できる。またホース前側に設置すれば万一大きなゴミを
吸引した場合でも衝撃付加パイプに大きなゴミがつまり
易いため,ホース内につまる可能性が非常に少ない。そ
して衝撃付加パイプを外して容易にゴミを取り除くこと
ができる。
なお,前記実施例では,ホースや延長管,床用吸込口に
それぞれ着脱自在に接続できる衝撃付加パイプを説明し
たが,床用吸込口のエルボと一体に,あるいは延長管と
一体または一部に,あるいはホースと一体に,あるいは
電気掃除機の吸込部と一体に,あるいは紙袋内に,衝撃
付加パイプを形成しても同様な効果を有するものであ
る。
それぞれ着脱自在に接続できる衝撃付加パイプを説明し
たが,床用吸込口のエルボと一体に,あるいは延長管と
一体または一部に,あるいはホースと一体に,あるいは
電気掃除機の吸込部と一体に,あるいは紙袋内に,衝撃
付加パイプを形成しても同様な効果を有するものであ
る。
また,前記実施例では,螺旋状の案内羽根の例を示した
が,吸引空気に回転流を起こす形状であればよく,同一
の効果を奏する。
が,吸引空気に回転流を起こす形状であればよく,同一
の効果を奏する。
以上のように,この発明によれば電気掃除機の吸引空気
に,回転流や,急激な方向転換を与えるようにしたの
で,特別な袋や,特別な操作を必要とすることなく,吸
引されたダニや虫が空気通路の内壁に衝突したり,静電
気により感電したりすることにより,死殺される機会が
多くなるという効果がある。
に,回転流や,急激な方向転換を与えるようにしたの
で,特別な袋や,特別な操作を必要とすることなく,吸
引されたダニや虫が空気通路の内壁に衝突したり,静電
気により感電したりすることにより,死殺される機会が
多くなるという効果がある。
また、突起を吸引力が強く、最も加速がつきやすい直管
パイプに形成したので、ダニの死殺率が向上する。
パイプに形成したので、ダニの死殺率が向上する。
第1図はこの発明の一実施例の断面図, 第2図はこの発明に係る衝撃付加パイプ取付時の電気掃
除機の図, 第3図は従来品と衝撃付加パイプ採用の効果を示すコナ
ヒョウヒダニ吸引の試験結果図である。 図において, (1)……案内羽根, (2)……衝撃付加パイプ, (3)……接続テーパ部, (4)……延長管, (5)……ホース, (6)……本体, (7)……吸込口, (8)……手持部。 なお,図中,同一符号は同一または相当部分を示す。
除機の図, 第3図は従来品と衝撃付加パイプ採用の効果を示すコナ
ヒョウヒダニ吸引の試験結果図である。 図において, (1)……案内羽根, (2)……衝撃付加パイプ, (3)……接続テーパ部, (4)……延長管, (5)……ホース, (6)……本体, (7)……吸込口, (8)……手持部。 なお,図中,同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 利男 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−74671(JP,U) 実開 昭56−88456(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】電気掃除機本体に一端が接続される屈曲自
在のホースと、 該ホースの他端に接続される直管パイプと、 該直管パイプに接続される床ブラシとを備え、 前記直管パイプの内壁面に螺旋状の突起を形成したこと
を特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63271232A JPH0685754B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63271232A JPH0685754B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02116339A JPH02116339A (ja) | 1990-05-01 |
JPH0685754B2 true JPH0685754B2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=17497197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63271232A Expired - Lifetime JPH0685754B2 (ja) | 1988-10-27 | 1988-10-27 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685754B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5274671U (ja) * | 1975-12-02 | 1977-06-03 | ||
JPS5688456U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-15 |
-
1988
- 1988-10-27 JP JP63271232A patent/JPH0685754B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02116339A (ja) | 1990-05-01 |
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