JPH0685736A - 電波を用いた移動体の位置確認システム - Google Patents

電波を用いた移動体の位置確認システム

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JPH0685736A
JPH0685736A JP4257283A JP25728392A JPH0685736A JP H0685736 A JPH0685736 A JP H0685736A JP 4257283 A JP4257283 A JP 4257283A JP 25728392 A JP25728392 A JP 25728392A JP H0685736 A JPH0685736 A JP H0685736A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来から使用されるポケットベルを利用し
て、携帯用無線機を装着した物あるいは人の位置を検出
する電波を用いた移動体の位置確認システムを提供す
る。 【構成】 電話回線の選局指示によって無線回線を介し
て呼出し手段41を作動させるポケットベル11の収納
部42を有し、該ポケットベル11の前記呼出し手段の
信号を検出して、識別符号を含む電波を発信する携帯用
無線機10を作動させ、3以上の固定局12〜14の電
波方位検知手段によって前記携帯用無線機の方向を検出
し、該方位情報を基にしてコンピュータ35によって携
帯用無線機10の位置を演算し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線と無線の利用
によって特定者を呼び出す小型の無線機であるポケット
ベル(商標名、英語ではビーパー、ラジオページャーと
言われている)を利用して移動体(人あるいは物をい
う)の位置の検出を電波の送受信を通じて行う電波を用
いた移動体の位置確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人の監視を行うシステムとして
は、本出願人が先に提案した特開平1−114127号
公報記載の無線信号の発信及び受信を通じて行う移動体
のモニタリング方法があり、対象者は送信機より無線信
号を送出し、これを指向性アンテナを持つ複数の受信シ
ステムでこれを受信し、三角測量法の原理を用いて送信
機の位置を検知することを内容としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記方
法においては、送信機を作動させるには、本人が送信ス
イッチを押すか、あるいは別の電波を用いて前記送信機
を作動させる必要があり、一つの周波数で行っても不可
能ではないが、基本的には呼出しと、送信の2波を必要
とするという問題点があった。一方、近年、電話回線を
通じて、特定の番号を回すことによって電波発信局から
識別符号を有する電波を発信し、これによって携行する
小型無線機からベル音及び/又は信号光を発するポケッ
トベルが普及している。しかしながら、このポケットベ
ルは一方的に連絡を取る為のものであって、そのポケッ
トベルを携行している人の位置を特定することは不可能
である。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、
従来から使用されるポケットベルを利用して、携帯用無
線機を装着した物あるいは人の位置を検出する電波を用
いた移動体の位置確認システムを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の電波を用いた移動体の位置確認システムは、電話
回線の選局指示によって無線回線を介して呼出し手段を
作動させるポケットベルの収納部を有し、該ポケットベ
ルの前記呼出し手段の信号を検出して、識別符号を含む
電波を発信する携帯用無線機と、該携帯用無線機から発
射される電波の飛来方向を検知する電波方位探知手段を
備える3以上の固定局と、該固定局と有線回線あるいは
無線回線によって連繋されたコンピュータを備える中央
局とを有し、電話回線を通じて前記ポケットベルを呼出
し、該ポケットベルの前記呼出し手段によって前記携帯
用無線機を作動させ、前記固定局の電波方位検知手段に
よって前記携帯用無線機の方向を検出し、該方位情報を
基にして前記コンピュータによって携帯用無線機の位置
を演算し、出力するようにして構成されている。請求項
2記載の電波を用いた移動体の位置確認システムは、請
求項1記載のシステムにおいて、前記コンピュータの出
力情報には、携帯用無線機の位置とその周辺の地図情報
を含み、前記出力情報をファックスにて特定の希望者に
送付するようにして構成されている。そして、請求項3
記載の電波を用いた移動体の位置確認システムは、電話
回線の選局指示に基づき無線回線を介して呼出し手段を
作動させるポケットベルの収納部を有し、該ポケットベ
ルの前記呼出し手段の信号を検出し、内蔵するGPS受
信機を作動させて、自己の位置を検知し、無線によって
中央局に知らせるようにして構成されている。なお、前
記中央局が前記固定局の一つを兼用する場合も本発明は
適用される。
【0005】
【作用】請求項1記載の電波を用いた移動体の位置確認
システムにおいては、予め、所定のポケットベルを携帯
用無線機の収納部に装着した状態で、人あるいは物に携
行させ、電話回線の選局指示によって、前記ポケットベ
ルを作動させると、携帯用無線機が該ポケットベルの
光、音あるいは振動等の発生手段からなる呼出し手段に
反応して、所定の電波を発信する。この電波を電波方位
検知手段を有する固定局が受信して、前記携帯用無線機
の方向を検出して、中央局のコンピュータに知らせ、方
位情報から該携帯用無線機の位置を検索する。請求項2
記載の電波を用いた移動体の位置確認システムにおいて
は、コンピュータの出力情報に携帯用無線機の位置と地
図情報を含み、これをファックスで特定の希望者に送る
ようにしているので、直ちに、携帯用無線機を装着した
物あるいは人の地図上の位置を検知することができる。
請求項3記載の電波を用いた移動体の位置確認システム
においては、ポケットベルの信号によってGPS受信機
が作動して、自己の位置を検知して、無線によって中央
局に送るようにしているので、携帯用無線機の位置を知
ることができる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る電波を
用いた移動体の位置確認システムの概略構成図、図2は
同システムに使用する携帯用無線機の概略ブロック図、
図3は同斜視図、図4は同平面図、図5は同フロー図、
図6は中央局のコンピュータの動作フロー図、図7は本
発明の第2の実施例に使用する携帯用無線機の概略ブロ
ック図、図8は同フロー図である。
【0007】図1に示すように、本発明の第1の実施例
に係る電波を用いた移動体の位置確認システムは、携帯
用無線機10と、該携帯用無線機10に装着されるポケ
ットベル11と、前記携帯用無線機10の電波を受ける
3以上の固定局12〜14と、該固定局12〜14と有
線回線を通じて連結される中央局15とを有している。
以下、これらについて詳しく説明する。
【0008】図2に示すように、前記携帯用無線機10
は、外部に突出する無指向性のアンテナ16に切替えス
イッチ17を介して接続される送信部18、受信部19
と、該送信部18、受信部19を制御するマイクロコン
ピュータ(CPU)20と、該マイクロコンピュータ2
0に接続されるランプ類及びスイッチ類と、これらの電
源21と、これらを収納するケース22とを有して構成
されている。
【0009】前記送信部18は、FM送信機からなって
予めROM23に記載された識別符号をマイクロコンピ
ュータ20の指示によって制御信号変調部24によって
変調し、前記アンテナ16から所定時間(通常0.1〜
5分間)送信できるようになっている。
【0010】前記受信部19は、前記送信部18の送信
周波数と同一の周波数を受信するFM受信機からなっ
て、該受信部19にはその電界強度の測定を行う電界強
度測定部25を有し、受信された信号のレベル(デジタ
ル変換されている)を前記マイクロコンピュータ20に
伝えるようになっている。
【0011】前記マイクロコンピュータ20には、該マ
イクロコンピュータ20の特定ステップ時に作動する発
光ダイオードからなる作動ランプ26、警報ランプ27
が接続されている。また、該マイクロコンピュータ20
には、図示しないインターフェイスを介して非常ボタン
28、必要な情報を一次記憶するRAM29、ポケット
ベル11からの光信号を受ける光電素子30、該光電素
子30に接続される信号変換部31とが接続されてい
る。
【0012】前記固定局12〜14には、無指向性アン
テナ33と、電波方位探知手段の一例である回転駆動さ
れる指向性アンテナ32を有し、前記携帯用無線機10
の電波信号を、前記無指向性アンテナ33と、指向性ア
ンテナ32とによって受信でき、図示しない受信機によ
ってその信号及び信号強度を解析できるようになってい
る。従って、該固定局12〜14においては、携帯用無
線機10からの信号を受信して、その識別符号及び受信
感度を解析し、識別符号が正しくて一定以上の受信感度
を有する場合には、直ちにスタックの八木アンテナから
なる指向性アンテナ32を回転し、電波の伝播方向を検
索するようになっている。そして、下部のロータリエン
コーダによって割り出された最大受信感度方向である電
波の伝播方向が、AD変換されて、有線回線を通じて中
央局15に伝達されるようになっている。
【0013】なお、34は各固定局12〜15の図示し
ないコンピュータまたは信号伝送機器と、中央局15の
コンピュータ35を連繋するインターフェイスを示し、
該コンピュータ35にはその出力情報を文字に変換して
ファックス36から他のファックス37に情報を送るこ
とができるようになっている。また、38は無線局であ
って、電話機39から特定の電話番号を回すことによっ
て、識別符号を含む電波を発信し、前記ポケットベル1
1の呼出し手段である例えば、発光体であるランプ、発
音体であるベル等を作動させるようになっている。
【0014】続いて、前記携帯用無線機10は前記RO
M23に記載されているプログラムによって作動する
が、図5を参照しながらその動作について説明すると、
まず非常ボタン28を押していないことを確認して(ス
テップ100)、ポケットベル11からの信号の有無を
判断し(ステップ101)、ポケットベル11からの信
号があった場合には、送受信用のアンテナを受信方向に
切替え(ステップ102)、作動ランプ26を点灯する
と共に、受信部を作動させ(ステップ103)、受信し
た電波の電界強度を測定する(ステップ104)。電界
強度が所定値以下であることを確認して(ステップ10
5)、前記アンテナを送信方向に切替え(ステップ10
6)、送信部18を起動して所定の識別信号を含む電波
を一定時間送信し(ステップ107)、これが終わって
全体の回路をリセットする(ステップ108)。一方、
ステップ105で、電界強度が一定値以下でない場合に
は、他の携帯用無線機が使用されているということであ
るので、タイマーで一定時間(1〜5秒)をカウント後
(ステップ109)、前記タイマーがカウントした回数
Nを計測し(ステップ110)、Nが所定値を越えてい
ない場合には(ステップ111)再度ステップ104に
戻って電界強度を測定する。ここで、前記タイマーによ
るカウント回数Nが所定回数(例えば、5回)を越えて
いる場合には、警報ランプ27を一定時間(例えば、1
0秒〜5分)点灯して、全体の回路をリセットする(ス
テップ108)。
【0015】固定局12〜14及び中央局15の動作に
ついて、図6を参照しながらそのフローを説明すると、
前記携帯用無線機10からの電波信号を各固定局12〜
14で受信する(ステップ130)、電波に含まれる識
別符号は正しいか否かを判断し(ステップ131)、正
しい場合には各固定局の無指向性アンテナ33によって
測定したアンテナの電界強度を測定する(ステップ13
2)。なお、この識別符号の判断と、電界強度の測定と
は同時に行って、識別符号が正しい場合のみ、その出力
値を、固定局で記憶するようにしても良い。そして、各
固定局で受信した電界強度が一定値より大きい固定局に
ついて、指向性アンテナ32を回転して(ステップ13
3)、電波の最大方向を検出する。これは、実際には1
0以上の多数の固定局があるので、全ての固定局の指向
性アンテナ32を全部作動させる必要はなく、携帯用無
線機10の近くにある最小3個の固定局の指向性アンテ
ナ32のみを作動させれば、携帯用無線機の位置は測定
できるからである。前記固定局12〜14で電波の最大
受信感度方向を検知した(ステップ134)後、これを
中央局15に送信する(ステップ135)。
【0016】中央局15では前記固定局12〜14から
のデータに基づき、発信位置を三角測量法の原理に基づ
いて演算して(ステップ136)、その位置を算出し地
図情報と共にディスプレイに表示し(ステップ13
7)。予め記載されたデータから携帯用無線機10の所
在位置の住所を特定する(ステップ138)。そして、
ファックス及び/又は電話によって該情報を依頼先に通
知する(ステップ139)。なお、ここで電話による場
合には、音声合成装置を用いてその住所を朗読させるよ
うにしても良いし、予め録音された音声を使用しても良
い。以上の過程を経て処理情報を記憶し(ステップ14
0)、終了信号のないことを確認してステップ130に
戻る。
【0017】図2〜図4を参照しながら、ポケットベル
11と携帯用無線機10との関係を更に明確にすると、
市販されているポケットベル11はカード型となって、
内部にアンテナ、電池、無線機、必要な場合にはCP
U、メモリ等の必要な機器を備えている。そして、その
一端には発光ダイオードからなる表示手段の一例である
表示ランプ41が設けられ、電話回線からの呼出しに基
づいて点滅するようになっている。また、内部には図示
しないベル(ブザー)も設けられ、呼出しに応じて音を
発するようになっている。そして、携帯用無線機10の
方には、前記カード型のポケットベル11が装着される
収納部42があって、丁度収納された場合には、前記表
示ランプ41の光を受光する光電素子(CDS、フォト
ダイオード、フォトトランジスタ)30があって、ポケ
ットベル11からの光信号を受信し、信号変換部31を
介してデジタル信号に変え、CPU20に送るようにし
て、起動信号としている。ここで、前記ポケットベル1
1が携帯用無線機10に装着された場合には、他の部分
から光電素子30に光が入らないように、充分なシール
がなされていると共に、容易にポケットベル11が携帯
用無線機10の収納部42から外れないように、ポケッ
トベル11の先端のみでなく、両側も密着して覆うよう
になっている。なお、前記光信号の他に、表示手段の一
例である特有なブザー音(ベル音)あるいは振動を感知
し、これを起動信号として携帯用無線機10を作動させ
るようにしても良い。
【0018】次に、GPS受信機を使用する本発明の第
2の実施例に係る電波を用いた移動体の位置確認システ
ムについて図7、図8を参照しながら説明すると、携帯
用無線機44には、内部にGPS受信機45と、内部に
CPU、プログラム及び識別符号が記載されたROM、
必要な情報を一次記憶するRAM及び外部との連結を行
うインターフェイスを備える制御部46と、該制御部4
6に連結される受信部47、送信部48、アンテナ切替
え部49、ポケットベル11からの呼出し手段である発
光ダイオードの光(あるいは音)を検知する受光部5
0、警報ランプ51及び非常ボタン52と、前記アンテ
ナ切替え部49に接続される送受信アンテナ53と、こ
れらに電源を供給する図示しない電池と、これらを収納
する図示しないケースとを備えて構成されている。前記
受信部47は他の携帯用無線機44の電波を受信すべ
く、送信部48の送信周波数と同一の周波数の電波信号
を受信するようになっている。
【0019】該携帯用無線機44の動作について、図8
を参照しながら説明すると、まず非常ボタン52を押し
ていないことを確認して(ステップ150)、電話回線
の指示に基づくポケットベル11からの信号の有無を判
断し(ステップ151)、ポケットベル11からの信号
があった場合には、GPS受信機45を作動させると共
に、アンテナ切替え部49に信号を与えて、送受信用の
アンテナ53を受信方向に切替える(ステップ15
2)。ここで、GPS受信機45の受信用アンテナと前
記アンテナ53とは、別体であることが好ましいが、必
要に応じて適当な分配機(デュプレクサー)を接続して
共用しても良い。次に、前記受信部47を作動させて、
送信周波数の電界強度を測定し(ステップ153)、電
界強度が所定値以下の場合には(ステップ154)、前
記アンテナ切替え部49を作動させてアンテナ53を送
信方向に切替え(ステップ155)、送信部48を起動
して識別符号と前記GPS受信機45に受信された緯
度、経度の信号を送信する(ステップ156)。ここ
で、GPS受信機45によって緯度経度が測定できない
場合には、測定できまで待機させても良いし、送信部4
8からGPS受信機45が作動しない旨の信号を、識別
信号と共に送信しても良い。この場合には、該携帯用無
線機44の位置は前記回転する指向性アンテナを用いる
ことによって探知できることになる。また、ステップ1
54にて、電界強度がその周波数の電界強度が一定値以
上の場合には、1〜3秒のタイムをカウントして(ステ
ップ158)、次の該タイマーを何回(N回)カウント
したかを計測し(ステップ159)、このカウント値N
が所定値(例えば、5回)を越えた場合(ステップ16
0)には、現在の時点ではその電波は使用できないとい
うことであるので、警報ランプ51を一定時間点灯して
(ステップ161)、回路をリセットして(ステップ1
57)終了する。そして、前記N値が所定値未満である
場合には、ステップ152に戻って前記工程を繰り返
す。
【0020】そして、前記携帯用無線機44からの信号
を受信する図示しない中央局では、受信した電波信号か
ら、該携帯用無線機44の特定を識別符号で行い、緯
度、経度の信号から該携帯用無線機44の位置を検出し
て、その周囲の地図情報と共に、その位置をディスプレ
イ上に表示し、請求に応じて電話またはファックスによ
って調査依頼者に知らせることになる。これによって、
回転する指向性アンテナを備える固定局は省略すること
も可能となる。
【0021】前記実施例では、ポケットベル11は、携
帯用無線機10、44に収納部を設けて、該収納部に収
納するようにしたが、該ポケットベル11を携帯用無線
機10、44の内部に組み込むこともでき、更にはポケ
ットベル11内に携帯用無線機10、44を組み込み、
全体を一体化することが理論上できる。この場合には、
ポケットベルからの呼出し信号を、光、音等である必要
はなく、従って、携帯用無線機10においては、光電素
子30、信号変換部31の代わりに、ポケットベル10
からの入力部を設けることになる。また、図7における
受光部は、ポケットベル10からの入力部を設けること
になる。これによって全体構成の簡略化を図ることがで
きる。前記実施例においては、回転する指向性アンテナ
(主として単一指向性アンテナをいう)として、電動モ
ータを有し物理的に八木アンテナが回転するアンテナを
使用したが、直接指向性アンテナを回転させないで、電
波の発射方向を検知できるアンテナ(例えば、多数の円
状に配置された垂直アンテナと該円の中心に配置された
垂直補助アンテナを用いるドプラ式方位測定アンテナ、
ベリニトシアンテナ等)であれば如何なるものであって
も本発明は適用される。また、以上の実施例において
は、携帯用無線機に設けられているアンテナはそれぞれ
該携帯用無線機から突出していたが、周知の小型アンテ
ナ(例えば、ループアンテナ、短縮型ロッドアンテナ)
を用いて前記アンテナを内蔵させることも可能である。
また、該携帯用無線機としては少しの指向性を有するア
ンテナを使用した場合であっても本発明は適用される。
【0022】
【発明の効果】請求項1〜3記載の電波を用いた移動体
の位置確認システムは、携帯用無線機を人あるいは物に
携帯または装着させることによって、外部から電話回線
を通じるポケットベルを作動させて、その位置を検知す
ることができる。そして、従来のポケットベルを有効に
利用しているので、ポケットベルとしての機能は当然の
こと、該ポケットベルを携行する人または物の位置を検
知できるので、電波の有効利用が促進されると共に、機
器の簡略化も可能となった。特に、請求項2記載の電波
を用いた移動体の位置確認システムにおいては、検出さ
れた情報をファックスまたは電話によって依頼者に通知
しているので、極めて情報性に富むことになる。また、
請求項3記載の電波を用いた移動体の位置確認システム
においては、必ずしも電波の伝播方向を検知する電波方
位探知手段を設ける必要がなく、全体システムの簡略化
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電波を用いた移動
体の位置確認システムの概略構成図である。
【図2】携帯用無線機の概略ブロック図である。
【図3】同斜視図である。
【図4】同平面図である。
【図5】同フロー図である。
【図6】中央局のコンピュータの動作フロー図である。
【図7】本発明の第2の実施例に使用する携帯用無線機
の概略ブロック図である。
【図8】同フロー図である。
【符号の説明】
10 携帯用無線機 11 ポケットベル 12 固定局 13 固定局 14 固定局 15 中央局 16 アンテナ 17 切替えスイッチ 18 送信部 19 受信部 20 マイクロコンピュータ 21 電源 22 ケース 23 ROM 24 制御信号変調部 25 電界強度測定部 26 作動ランプ 27 警報ランプ 28 非常ボタン 29 RAM 30 光電素子 31 信号変換部 32 指向性アンテナ 33 無指向性アンテナ 34 インターフェイス 35 コンピュータ 36 ファックス 37 ファックス 38 無線局 39 電話機 41 表示ランプ(呼出し手段) 42 収納部 44 携帯用無線機 45 GPS受信機 46 制御部 47 受信部 48 送信部 49 アンテナ切替え部 50 受光部 51 警報ランプ 52 非常ボタン 53 アンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線の選局指示によって無線回線を
    介して呼出し手段を作動させるポケットベルの収納部を
    有し、該ポケットベルの前記呼出し手段の信号を検出し
    て、識別符号を含む電波を発信する携帯用無線機と、該
    携帯用無線機から発射される電波の飛来方向を検知する
    電波方位探知手段を備える3以上の固定局と、該固定局
    と有線回線あるいは無線回線によって連繋されたコンピ
    ュータを備える中央局とを有し、電話回線を通じて前記
    ポケットベルを呼出し、該ポケットベルの前記呼出し手
    段によって前記携帯用無線機を作動させ、前記固定局の
    電波方位検知手段によって前記携帯用無線機の方向を検
    出し、該方位情報を基にして前記コンピュータによって
    携帯用無線機の位置を演算し、出力することを特徴とす
    る電波を用いた移動体の位置確認システム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータの出力情報には、携帯
    用無線機の位置とその周辺の地図情報を含み、前記出力
    情報をファックスにて特定の希望者に送付する請求項1
    記載の電波を用いた移動体の位置確認システム。
  3. 【請求項3】 電話回線の選局指示によって無線回線を
    介して呼出し手段を作動させるポケットベルの収納部を
    有し、該ポケットベルの前記呼出し手段の信号を検出
    し、内蔵するGPS受信機を作動させて、自己の位置を
    検知し、無線によって中央局に知らせることを特徴とす
    る電波を用いた移動体の位置確認システム。
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