JPH0685060A - 半導体チップの剥離方法及びその装置 - Google Patents

半導体チップの剥離方法及びその装置

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JPH0685060A
JPH0685060A JP23665592A JP23665592A JPH0685060A JP H0685060 A JPH0685060 A JP H0685060A JP 23665592 A JP23665592 A JP 23665592A JP 23665592 A JP23665592 A JP 23665592A JP H0685060 A JPH0685060 A JP H0685060A
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JP
Japan
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semiconductor chip
adhesive sheet
pressing
ring
peeling
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JP23665592A
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English (en)
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Yoshiharu Takahashi
義治 高橋
Akira Kojima
明 小島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】半導体チップの表面に塵埃を付着することな
く、そして粘着シートから個々の半導体チップを剥離し
易くすることを目的とする。 【構成】延伸リング20に、上面に複数の半導体チップ
22を接着した粘着シート21を緊張架張し、その粘着
シート21の下面から面状の押圧面を有する押圧ブロッ
ク50で、粘着シート21を破ることなく前記複数の半
導体チップ22の各々を押圧して、前記粘着シート21
から個々の半導体チップ22を剥離するようにしてい
る。 【効果】粘着シートを破ったり半導体チップを傷付ける
ことなく半導体チップを剥離できるので、ダスト付着に
よる不良品が出ず、また延伸リングをワンタッチで装着
でき、更にまた半導体チップ剥離の自動化ができるので
作業能率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に用いら
れる半導体チップを粘着シートより剥離する半導体チッ
プの剥離方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の半導体チップの剥離方法及び
その装置を図19乃至図21を用いて説明する。図19
は従来技術の粘着シートに半導体チップを接着して、そ
の粘着シートを延伸リングに緊張架張した状態を示し、
同図Aはその平面図、同図Bは図AにおけるAーA線上
の断面図であり、図20は従来技術の半導体チップの剥
離方法を説明するための斜視図であり、そして図21は
従来技術の半導体チップ剥離用押圧ブロックの一例であ
って、同図Aはその平面図、同図Bはその側面図であ
る。
【0003】図19に示したように、通常、複数のIC
などが形成された半導体ウエハは、その裏面に粘着シー
ト21が添着され、表面からダイシングされ、このよう
な粘着シート21を延伸リング20に引き延ばして張り
渡すことにより個々のICなどが形成された半導体チッ
プ22に切り離している。
【0004】比較的小さな半導体チップ22を粘着シー
ト21から剥離する場合、図21に示したような針71
が一本または二本、ブロック72に植立された押圧ブロ
ック70で、前記延伸リング20に緊張架張された粘着
シート21の下面から、その粘着シート21を突き破
り、個々の半導体チップ22を上方に突き上げることに
より、その個々の半導体チップ22を粘着シート21か
ら剥離し、同時に吸着ノズル(図示していない)をその
剥離した半導体チップ22の表面、または上面の四辺の
稜線に当てて吸着し、リードフレーム(図示していな
い)へ直接ダイボンディングし、或いはトレイへ移替え
るようにしている。
【0005】前記押圧ブロック70を用いて剥離する
と、例えば、CCD、LCD、リニアセンサーなどの光
半導体装置に用いられる半導体チップの表面には、その
裏面が傷付くことにより発生した粘着シート21や半導
体チップ22の素材のダストが付着して、画像に黒点と
なって現れ、それを組み込んだ製品は不良となる。ま
た、光半導体装置用半導体チップが比較的大きくなる
と、そのような半導体チップは吸着ノズルによる吸引は
難しくなる。
【0006】従って、直径が比較的小さい半導体ウエハ
から光半導体装置用の半導体チップを剥離する場合に
は、今まで、図20に示したように、延伸リング20を
左手Lで持ち、その指で個々の半導体チップ22を粘着
シート21の下面より押して剥離させ、右手Rでピンセ
ット37を使って、剥離された半導体チップ22の端縁
を挟み、トレイへ移替え、またはリードフレームに直接
ダイボンディングしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近の半導体
ウエハは外径が大きくなってきており、当然のことなが
ら延伸リング20も大きくなり、従来の方法では作業が
し難く、効率も悪くなる。また、半導体チップ22が大
きくなると、粘着シート21から剥離する場合に前記の
ように粘着シート21の下面から押圧ブロック70の針
71で突き上げて剥離し、吸着ノズルで吸引すると、そ
の半導体チップ22の表面積が比較的広いために、それ
だけその表面に周囲のダストが付着し易くなる。
【0008】また、針71で粘着シート21を破った時
の粘着シート21のダストや針71で半導体チップ22
の裏面を突き上げた時の、半導体チップ22のダストが
生じる。
【0009】また、CCD、LCD、リニアセンサー用
半導体チップは寸法が大きいため、それらの半導体チッ
プの粘着シート21に接着する表面積が広く、そのた
め、押圧ブロック70に針71を使用した場合、半導体
チップ全体を平行にして粘着シート21の面より剥離す
ることが難しいなどの問題がある。この発明は前記諸問
題を解決することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、延伸リングに、上面に複数の半導体チップを接着し
た粘着シートを緊張架張して保持し、その粘着シートの
下面から面状の押圧面を有する押圧装置で、前記粘着シ
ートを破ることなく前記複数の半導体チップの各々を所
定の順序で押圧して、前記粘着シートから個々の半導体
チップを剥離するようにした。
【0011】また、前記構成の粘着シートの半導体チッ
プ接着側上方にチャッキングブロックを配置し、一方、
前記粘着シートの下面から面状の押圧面を有する押圧装
置を配置し、その押圧装置で、前記粘着シートを破るこ
となく前記複数の半導体チップの各々を所定の順序で押
圧して個々の半導体チップを剥離すると共に、この押圧
装置の動きと連動して前記チャッキングブロックを移動
させ、剥離した個々の前記半導体チップを前記粘着シー
トから取り去るようにし、自動化に対応できる剥離方法
とした。
【0012】更に、前記構成の粘着シートの下面から面
状の押圧面を有する押圧装置で、前記粘着シートを破る
ことなく前記複数の半導体チップの各々を押圧するに際
し、前記押圧装置で個々の前記半導体チップの周辺部を
吸引しながら、前記粘着シートから個々の半導体チップ
を剥離するようにした。
【0013】更にまた、支持装置と、この支持装置の上
方で支持され、中央部が空間に形成されたリング保持装
置と、このリング保持装置と前記支持装置との連結部で
前記リング保持装置を任意の角度に傾斜させることがで
きる連結装置と、前記延伸リングを前記リング保持装置
に固定する固定装置とで半導体チップ剥離装置を構成
し、前記延伸リングを容易に装着できるようにし、かつ
任意の高さ及び上下、左右の傾斜角度で保持できるよう
にした。
【0014】前記押圧装置は、少なくとも外側円筒と中
間円筒と内側円筒とからなる同心円配置構造の円筒の、
前記内側円筒中空にピストンを装着し、前記同心円配置
構造の円筒の一端面に臨み、前記ピストンの一端に面状
の押圧面を有する押圧ブロックを固定し、また前記外側
円筒と中間円筒の一端面を吸気孔を有するシート受け塞
ぎ、前記ピストンの他端に高圧エアー源を接続し、そし
て前記シート受けの裏面に負圧エアー源を接続して、前
記粘着シートから個々の半導体チップを剥離し易いよう
にし、しかも自動化に対応できる構成とした。
【0015】そして、前記押圧ブロックは、中央部が盛
り上がった状態に形成された面状の押圧面に構成し、ま
たは、一端縁から他端縁に向かって傾斜する面に形成さ
れた押圧面に構成した。
【0016】
【作用】従って、この発明によれば、粘着シートの下方
から押圧装置を作動させ、粘着シートを破ることなく粘
着シート面から半導体チップを確実に剥離することがで
きる。また、剥離した半導体チップの表面の高さを一定
に揃えることができる。更にまた、粘着シートが緊張架
張された延伸リングをワンタッチで半導体チップ剥離装
置に装着でき、しかも任意の高さ、角度に調整できるの
で、作業能率を向上することができる。
【0017】
【実施例】この発明の半導体チップの剥離方法及びその
装置の実施例を図を用いて説明する。先ず、この発明の
半導体チップ剥離装置を説明する。図1はこの発明の半
導体チップ剥離装置の平面図であり、図2は図1の半導
体チップ剥離装置の側面図であり、図3は図2に示した
半導体チップ剥離装置のリング保持装置を右方に回動さ
せた状態を示した側面図であり、図4は図3に示した半
導体チップ剥離装置の正面図であり、図5は図2に示し
た半導体チップ剥離装置のリング保持装置の前方部を下
方に回動させた状態を示した側面図であり、図6は図2
に示した半導体チップ剥離装置における延伸リングの固
定装置の一部分を、その延伸リングを固定した状態を拡
大して示した側面図であり、図7は図2に示した半導体
チップ剥離装置における延伸リングの固定装置の一部分
を示し、同図Aはその延伸リングを固定した状態を示し
た側面図、同図Bは延伸リングを着脱する時の状態を示
した側面図である。なお、従来技術と同一の構成部分に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0018】先ず、図1及び図2において、符号100
は全体として半導体チップ剥離装置を指す。この半導体
チップ剥離装置100は、支持装置Aと、この支持装置
Aの上方で支持されリング保持装置Bと、このリング保
持装置Bと、前記支持装置Aとの連結部で前記リング保
持装置Bを任意の角度に回動、傾斜させることができる
連結装置Cと、半導体チップを接着した粘着シートを延
伸して装着した延伸リング20を前記リング保持装置B
に固定する固定装置Dとから構成されている。
【0019】前記支持装置Aは表面が平滑なベース1と
そのベース1の一端部に垂直に植立した支柱2とから構
成されている。
【0020】また、前記リング保持装置Bは前記ベース
1の上方で支持され、中央部が空間に形成され、延伸リ
ング20の外径とほぼ同径リング台10とその基部10
aとから構成されている。このリング保持装置Bはその
基部10aが連結装置Cで前記支持装置Aの支柱2に連
結されている。
【0021】この連結装置Cは、一端部に孔が形成され
ていて、支柱2上を上下に摺動し、任意の高さに固定ネ
ジ5で支柱2に固定される支柱ガイド3と、この支柱ガ
イド3の他端部の端面から横方向に雌ネジの孔が形成さ
れていて、連結ブロック10と一体に形成された、前記
雌ネジと嵌合する雄ネジ状の左右に回動できる左右回動
軸4と、この左右回動軸4を任意の回動角で固定できる
固定ネジ6と、前記連結ブロック10に前記リング保持
装置Bの基部10aを連結、支持した上下回動軸7と、
この上下回動軸7を任意の回動角で固定できる固定ネジ
8とから構成されている。
【0022】従って、前記リング保持装置Bは、このよ
うな構成の連結装置Cによって、 1.固定ネジ5を緩めることにより、支柱2に沿って支
柱ガイド3を上下に摺動しながら並行に移動することが
できる。 2.また、固定ネジ6を緩めることにより、図3及び図
4に示したように、左右に、任意の角度に回動、傾斜す
ることができる。 3.更にまた、固定ネジ8を緩めることにより、図5に
示したように、リング保持装置Bの前部が上下回動軸7
を中心にして上下に任意の角度に回動、傾斜することが
できる。
【0023】次に、固定装置Dは一対のリング固定ブロ
ック11と円弧状のリング押え12とから構成されてい
る。先ず、図6を用いてリング固定ブロック11を説明
する。この一対のリング固定ブロック11は、前記リン
グ押え12の中央部と支柱ガイド3とを結ぶ中心線を挟
んで対称的にリング台10の左右側面の各1ヵ所にネジ
11aで固定されている。このリング固定ブロック11
はその断面が逆L字型に構成されていて、その頭部内面
は、延伸リング20の円周に沿った傾斜面11bに形成
されている。
【0024】従って、図19に示した延伸リング20
を、図6に示したように、リング台10に載せ、その延
伸リング20の周辺の上部稜を前記傾斜面11bに当接
させるように差し込むと、延伸リング20はその傾斜面
11bに沿って下方に押さえ込まれる状態で固定される
ことになる。
【0025】次に、図7をも併せ用いてリング押え12
を説明する。このリング押え12は、前記のように、平
面で見ると円弧状に形成されており、その断面は図6に
示したリング固定ブロック11と同様の形状に形成され
ている。このような構造のリング押え12はスライダー
13の上部に一体的に固定されている。
【0026】リング台10の前方側面には2本のスライ
ド軸18が圧入されており、これらのスライド軸18の
他端は軸サポート17で固定されている。前記のスライ
ダー13はこれらのスライド軸18をガイドにして水平
方向に摺動する構成になっている。このスライダー13
はバネ16の押圧によりリング台10の中心方向、即
ち、図7Aの矢印の方向へ絶えず押圧されている。ま
た、スライダー13上には鉤状のロックレバー14が設
けられていて、図2の側面図の状態で、軸19を支点に
バネ15で常時反時計方向で下方に引っ張られている。
【0027】このように、この発明の半導体チップ剥離
装置100は構成されている。次に、この半導体チップ
剥離装置100の前記リング保持装置Bに延伸リング2
0を保持、固定する方法を説明する。先ず、図7Bに示
したように、スライダー13をスライド軸18をガイド
にしてバネ16に抗して軸サポート17側へ引くと、ロ
ックレバー14の先端の鉤が軸19を支点にバネ15の
引張力により軸サポート17の背面に引っ掛かって、ロ
ックされる。
【0028】この状態で、リング台10上へ、図19に
図示した延伸リング20を所定の向きでセットし、図7
Aに示したように、前記ロックレバー14の鉤を軸サポ
ート17から外すと、バネ16の押圧によりスライダー
13が押圧されて、スライダー13と一体になったリン
グ押え12が延伸リング20を押し、このリング押え1
2と一対のリング固定ブロック11とで前記延伸リング
20はリング台10に押さえ付けられるようにして固定
される。
【0029】以上のように、延伸リング20は半導体チ
ップ剥離装置100に固定され、段落〔0022〕で記
したように、連結装置Cを調整することにより、リング
保持装置B、即ち、延伸リング20を上下に並行移動で
き、また図3及び図4の図示のように左右に、そして図
5の図示のようにリング台10、即ち、延伸リング20
の前方を上下に回動できる。このように延伸リング20
の向きを適当に調節して、図4に示したように、左手3
1の人指し指で個々の半導体チップ22を粘着シート2
1の下面より突き上げ、浮かし、その浮いた半導体チッ
プ22をピンセットなどで挟んで引き離すことにより、
粘着シート21から個々の半導体チップ22を剥離する
ことができる。
【0030】前記の半導体チップ22の剥離は手を用い
て行う場合を説明したが、この剥離を機械を用いて行う
場合、それに相応しい半導体チップ押圧装置130を説
明する。
【0031】図8はこの発明の一つである半導体チップ
押圧装置130を示し、同図Aはその装置全体の側面断
面図であり、同図Bは半導体チップ押圧装置の一部平面
図である。この半導体チップ押圧装置130はスライド
ベース30、支持台33、ヘッド部40及びエアー制御
部36から構成されている。
【0032】前記スライドベース30は、その下面に凹
状の逃げ31が形成されていて、これは、段落〔001
9〕で触れたように、半導体チップ剥離装置100のベ
ース1の表面に形成した摺動案内部(図示していない)
で摺動、案内されることができる。また、このスライド
ベース30の内部一端には管32が埋設されており、外
部から管35が接続され、その先は負圧エアーQ源に接
続される。
【0033】前記支持台33はスライドベース30の表
面に植立されていて、内部に管34が埋設されている。
この支持台33の上端には前記ヘッド部40が接続され
ている。
【0034】そのヘッド部40は、外側円筒41と中間
円筒42と内側円筒43とからなり、同心円状の三重構
造で構成されている。このヘッド部40の端面には、図
8Bに示したような環状のシート受け44が固定されて
いる。この環状のシート受け44の外側表面は極めて滑
らかな平面に仕上げられていて、その幅は前記外側円筒
41と中間円筒42とに充分に跨がる幅を持っていて、
その環状の帯には等間隔で複数の、図示の例では8個の
吸引孔45が開けられている。また、中央の開口46の
直径は中間円筒42の直径よりも小であるが、押圧ブロ
ック50の外径寸法より大である口径になっている。
【0035】前記外側円筒41と中間円筒42との他端
面は、内側円筒43の周辺に嵌め込まれた環状の間座兼
栓47で密閉されている。
【0036】前記内側円筒43は、その一端が押圧ブロ
ック50の軸51がピストン運動できる孔を残して封鎖
されており、他端は前記支持台33にねじ込んで固定、
支持されている。このような内側円筒43の内部にはピ
ストン52が上下にピストン運動できるように収納され
ている。このピストン52の一端には前記押圧ブロック
50の軸51が連結されており、その他端は管34の開
口に臨んでいる。また前記押圧ブロック50の軸51に
は、前記ピストン52の端面と前記内側円筒43を封鎖
した端面の内側とに介在するように、バネ53が装着さ
れていて、このバネ53の作用により、常時押圧ブロッ
ク50は下方に引き下げられる力を受けている。
【0037】前記管34の他端には、高圧エアーPが供
給される外部の管54が接続される。また、前記外側円
筒41の中間に管55が接続されており、その管55の
他端を前記スライドベース30に内蔵されている管32
に接続し、負圧エアーQが掛けられる。前記エアー制御
部36はこれらの管32、管35、管34、管54、管
55、高圧エアーP源、そのオン・オフ回路、負圧エア
ーQ源、そのオン・オフ回路などで構成されたものであ
る。
【0038】次に、図9乃至図11も併用して、このよ
うな構成の半導体チップ押圧装置130により粘着シー
ト21に接着されている半導体チップ22を剥離する場
合の動作を説明する。この半導体チップ押圧装置130
は、図9に示したように、半導体チップ剥離装置100
と共に使用することができる。即ち、手動で半導体チッ
プ22を剥離する場合は、この半導体チップ押圧装置1
30を半導体チップ剥離装置100のベース1の平滑な
表面に載置する。スライドベース30の下面には凹状の
逃げ31を形成したので、この半導体チップ押圧装置1
30は比較的円滑に摺動させることができ、剥離しよう
とする半導体チップ22の下に自在に移動させることが
できる。
【0039】また、自動的に半導体チップ22を剥離す
る場合には、図12を用いて後述するように、前記半導
体チップ剥離装置100のベース1上にXYテーブル
(図示していない)を固定し、このXYテーブル上に前
記半導体チップ押圧装置130を載置し、プログラム制
御を行えば、この半導体チップ押圧装置130を所望の
半導体チップ22の位置に自動的に、自在に移動させる
ことができる。
【0040】このように組み立てた後、前記半導体チッ
プ剥離装置100のリング台10に多数の半導体チップ
22が接着された粘着シート21を緊張架張した延伸リ
ング20を装着、固定する。この状態における要部だけ
を示したのが図10であって、前記半導体チップ押圧装
置130のヘッド部40のシート受け44が粘着シート
21の下面に接触し、押圧ブロック50がバネ53によ
り下方に後退している。
【0041】この状態から押圧ブロック50を作動させ
る場合は、先ず、負圧エアーQ源のオン・オフ回路をオ
ンにし、シート受け44面上の吸引孔45で剥離しよう
とする半導体チップ22の周囲の粘着シート21の下面
を吸引する。この吸引した状態で高圧エアーP源のオン
・オフ回路をオンにして、高圧エアーPを管54、管3
4を通じて供給し、図11に示したように、その高圧エ
アーPでピストン52を上昇させ、バネ53を撓ませな
がら、シート受け44の面より突出させる。そうするこ
とにより、その所望する半導体チップ22を粘着シート
21から確実に剥離することができ、この剥離された半
導体チップ22の端面をピンセットなどで挟み、取り出
すことができる。
【0042】この剥離状態から続いて次の半導体チップ
22を剥離する場合には、高圧エアーP源のオン・オフ
回路をオフにし、続いて、或いは同時に負圧エアーQ源
のオン・オフ回路もオフにすると、押圧ブロック50な
どが図10に示した状態に戻り、次に、半導体チップ押
圧装置130を摺動しながら次の所望する半導体チップ
22の下方に移動させる。そして前記のようにまたエア
ー制御部35をオン・オフすると、半導体チップ22を
粘着シート21から剥離することができ、この動作を繰
り返すことにより全ての半導体チップ22を粘着シート
21から剥離するこができる。
【0043】前記の説明では、説明を簡単にするため
に、剥離された半導体チップ22を手を用いてピンセッ
トで取り出す場合を例示したが、この取り出しは、手動
ばかりではなく、段落〔0039〕に記したような半導
体チップ押圧装置130のプログラム制御と連動して、
機械を用いて自動的に行うこともできる。この自動取り
出し方法を図12を用いて説明する。
【0044】この実施例では、半導体チップ22の自動
取り出しにチャッキングブロック60を用いた。図12
Aは剥離したい所望の半導体チップ22の下に押圧ブロ
ック50を位置合わせし、その半導体チップ22の上方
にチャッキングブロック60を対応させた状態を示した
ものである。
【0045】この状態から、図12Bに示したように、
押圧ブロック50で上方に突き上げられた半導体チップ
22に対し、その両側端にチャッキングブロック60が
降下してくる。この時の両者の位置関係は、半導体チッ
プ22の下面とチャッキングブロック60の先端の高さ
は同じとするか、チャッキングブロック60の先端が半
導体チップ22の下面より上にくるように設定する。こ
れはチャッキングした半導体チップ22をリードフレー
ムまたはトレイへ移替える場合に、チャッキングブロッ
ク60の先端がリードフレームまたはトレイに接触する
のを防ぐためである。
【0046】次に、このような位置関係で降下してきた
チャッキングブロック60の先端は図12Cの矢印の方
向に動き、半導体チップ22をチャッキングし、続い
て、図12Dに示したように、そのまま上昇し、他の場
所へ移替える。そしてこの移替えと同時に高圧エアーP
及び負圧エアーQがオフになり、押圧ブロック50は降
下、待機状態になり、シート受け44は粘着シート21
の吸引を停止する状態になる。このような動作を繰り返
すことにより、個々の半導体チップ22を次々に自動的
に剥離し、移替えることができる。
【0047】次に、図8に示した半導体チップ押圧装置
130に使用される押圧ブロック50の形状の各種変形
について説明する。図13乃至図17にそれらの変形を
示した。これらの押圧ブロックは半導体チップ22を手
動で剥離する場合に使用するのに適している。
【0048】図13に示した第1の実施例である押圧ブ
ロック50Aは、同図Aに示したように、直方体のブロ
ックの、粘着シート21に接する表面に、角錐体の頂部
を、その底面に平行に切断し、3列4行で配列した台で
凹凸を形成し、それらの凸部の上面を結んで平面を形成
したものである。
【0049】図14に示した第2の実施例である押圧ブ
ロック50Bは図13の押圧ブロック50Aに類似して
いるものであるが、同図Aに示したように、直方体のブ
ロックの、粘着シート21に接する表面に、底面部が角
錐体状で、頂部に行くにしたがって円錐体状に構成し、
それらの各頂部を、その底面に平行に切断し、3列4行
で配列した台で凹凸を形成し、それらの凸部を結んで平
面を形成したものである。
【0050】図15に示した第3の実施例である押圧ブ
ロック50Cは、同図Bから判るように、直方体のブロ
ックの、粘着シート21に接する表面を一部円筒状の凸
面に形成したものである。
【0051】図16に示した第4の実施例である押圧ブ
ロック50Dは、同図Bから判るように、直方体のブロ
ックの、粘着シート21に接する表面を、図15の形状
に加えて図13に示したような台を重ね、中央部が膨れ
上がった形状の凸面に形成したものである。
【0052】図17に示した第5の実施例である押圧ブ
ロック50Eは、同図Bから判るように、直方体のブロ
ックの、粘着シート21に接する表面を、いずれか一方
に傾斜させた形状に加えて図13に示したような台を重
ねて、それらの頂部を結んで平面を形成したものであ
る。
【0053】前記いずれの実施例においても、その押圧
ブロック50の表面は面状に形成されていて、図21に
示した従来技術のような針状の押圧ブロック40ではな
い。従って、この発明の押圧ブロック50は粘着シート
21を破ることなく、それ故に半導体チップ22に傷を
付けることなく、半導体チップ22を剥離できることを
特徴とするものである。従って、ダストが発生すること
がない。
【0054】また、図13及び図14に示した押圧ブロ
ック50A及び50Bは、その表面が複数の台形で形成
されているために、押圧する時、粘着シート21との間
にエアーが閉じ込められることがない。従って、半導体
チップ22を一様に押圧することができる。
【0055】更にまた、図15に示した押圧ブロック5
0Cは中央部が凸面になっているため、半導体チップ2
2を押圧すると、その半導体チップ22は先ずその両端
が粘着シート21から剥がれ始めて、比較的剥がれ易く
なるという利点がある。
【0056】そして、図16に示した押圧ブロック50
Dは図15の押圧ブロック50Cの特長に加えて図13
の押圧ブロック50Aの特長を兼ね備えているものであ
る。
【0057】そして更にまた、図17に示した押圧ブロ
ック50Eの表面がいずれか一方に傾斜させた形状の凸
面になっているため、半導体チップ22を押圧すると、
その半導体チップ22は先ずそのいずれか一方の端が粘
着シート21から剥がれ始めて、比較的剥がれ易くなる
という利点がある。そして更に図13の押圧ブロック5
0Aの特長を兼ね備えているものである。
【0058】図8及び段落〔0034〕で説明した、こ
の発明の半導体チップ押圧装置のヘッド部の1構成要素
であるシート受けの他の実施例を図18に示した。同図
Aはその押圧ブロックが下降位置に在る状態の、そのヘ
ッド部の断面側面図を、同図Bはシート受け平面図を、
そして同図Cはその押圧ブロックを上昇させた状態の、
そのヘッド部の断面側面図を示す。
【0059】図8に示した実施例のシート受け44は環
状の板に8個の吸引孔45を形成した構造のものである
が、この実施例では、シート受け44Aを環状の多孔質
焼結金属材料で構成し、内外の周面を塗装し、上下に通
気するようにした。従って、この焼結金属の多孔が前記
吸引孔45に相当するので、同図Aに示したように、粘
着シート21の下面にこのシート受け44Aを当て、負
圧エアーQを加えて吸気すると、その粘着シート21は
このシート受け44の多孔質焼結金属に吸引され、その
状態で押圧ブロック50に高圧エアーPを加えると、同
図Cに示したように、その押圧ブロック50は上昇し、
半導体チップ22を粘着シート21から剥離することが
できる。
【0060】この多孔質の焼結金属は、図8に示した実
施例のシート受け44の吸引孔45を形成する手間を省
略することができ、そして任意の必要な形状に焼結加工
することができる利点がある。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の一つ
である半導体チップ剥離装置によれば、その特長のある
固定装置により、半導体チップが接着された粘着シート
を緊張架張した延伸リングをリング保持装置にワンタッ
チで装着、固定でき、そして粘着シート上の半導体チッ
プ面を上下左右の任意の高さ、傾斜角度に設定すること
ができる。従って、比較的大型の半導体チップを剥離す
る時に行われていた、左手で延伸リングを持ちながら半
導体チップを剥離する方法に比べ、この発明の前記装置
を用いると、簡便、迅速、かつ確実に半導体チップを剥
離することができる。
【0062】また、この発明の一つである半導体チップ
押圧装置を使用することにより、粘着シートを破ること
なく、粘着シート上より半導体チップを剥離することが
できる。従って、従来技術の針による粘着シートを破っ
て半導体チップを突き上げることによる粘着シートのダ
スト、針先端の半導体チップ裏面の引っ掻きによるダス
トの発生がなくなり、しかも光半導体チップの場合、表
面に欠陥がない光半導体チップを粘着シートから剥離す
ることができる。
【0063】前記半導体チップ剥離装置と半導体チップ
押圧装置とを用いると、前者の延伸リングをセッティン
グするリング台の水平度を出すことができ、そのような
状態のリング台に延伸リングをセットし、後者で半導体
チップを突き上げると、突き上げた半導体チップ面の高
さを一定にすることができるため、半導体チップの剥
離、取り出しの自動化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体チップ剥離装置の平面図であ
る。
【図2】図1の半導体チップ剥離装置の側面図である。
【図3】図2に示した半導体チップ剥離装置の側面図で
あって、そのリング保持装置を右方に回動させた状態を
示している。
【図4】図3に示した半導体チップ剥離装置の正面図で
あって、そのリング保持装置を右方に回動させた状態を
示している。
【図5】図2に示した半導体チップ剥離装置のリング保
持装置の前方部を下方に回動させた状態を示した側面図
である。
【図6】図2に示した半導体チップ剥離装置における延
伸リングの固定装置の一部分を、その延伸リングを固定
した状態を拡大して示した側面図である。
【図7】図2に示した半導体チップ剥離装置における延
伸リングの固定装置の一部分を示し、同図Aはその延伸
リングを固定した状態を示した側面図、同図Bは延伸リ
ングを着脱する時の状態を示した側面図である。
【図8】この発明の一つである半導体チップ押圧装置を
示し、同図Aはその装置全体の断面側面図であり、同図
Bは半導体チップ押圧装置の一部平面図である。
【図9】図8に示した半導体チップ押圧装置を、図1及
び図2に示した半導体チップ剥離装置に搭載した状態を
示した側面図である。
【図10】図1及び図2に示した半導体チップ剥離装置
のリング台に図19に示した延伸リングを装着、固定
し、その上方に半導体チップ押圧装置のヘッド部を対接
させた状態における要部だけを示した断面側面図であ
る。
【図11】図10に示した状態から押圧ブロックを上昇
させ、半導体チップを剥離した状態を示した断面側面図
である。
【図12】図10及び図11の状態における押圧ブロッ
クの動きに連動してチャッキングブロックが動作し、半
導体チップを移替える状態を説明するための断面側面図
で、同図Aは移替えようとする半導体チップに対応して
待機している状態を示し、同図Bは同図Aの状態から所
定の位置にチャッキングブロックが降下した状態を示
し、同図Cは同図Bの状態からチャッキングブロックが
押圧された半導体チップを挟み、剥離するところを示
し、そして同図Dは同図Cの状態から半導体チップを剥
離し、移替えをするところを示した図である。
【図13】この発明の一つである半導体チップを押圧す
る押圧ブロックの第1の実施例で、同図Aはその平面
図、同図Bは側面図である。
【図14】この発明の一つである半導体チップを押圧す
る押圧ブロックの第2の実施例で、同図Aはその平面
図、同図Bは側面図である。
【図15】この発明の一つである半導体チップを押圧す
る押圧ブロックの第3の実施例で、同図Aはその平面
図、同図Bは側面図である。
【図16】この発明の一つである半導体チップを押圧す
る押圧ブロックの第4の実施例で、同図Aはその平面
図、同図Bは側面図である。
【図17】この発明の一つである半導体チップを押圧す
る押圧ブロックの第5の実施例で、同図Aはその平面
図、同図Bは側面図である。
【図18】この発明の半導体チップ押圧装置のヘッド部
の1構成要素であるシート受けの他の実施例で、同図A
はその押圧ブロックが下降位置に在る状態の、そのヘッ
ド部の断面側面図であり、同図Bはシート受け平面図で
あり、そして同図Cはその押圧ブロックを上昇させた状
態の、そのヘッド部の断面側面図である。
【図19】従来技術の粘着シートに半導体チップを接着
して、その粘着シートを延伸リングに緊張架張した状態
を示し、同図Aはその平面図、同図Bは図AにおけるA
ーA線上の断面図である。
【図20】従来技術の半導体チップの剥離方法を説明す
るための斜視図である。
【図21】従来技術の半導体チップ剥離用押圧ブロック
の一例であって、同図Aはその平面図、同図Bはその側
面図である。
【符号の説明】
A 支持装置 B リング保持装置 C 連結装置 D 固定装置 100 半導体チップ剥離装置 1 ベース 2 支柱 3 支柱ガイド 4 左右回動軸 5 固定ネジ 6 固定ネジ 7 上下回動軸 8 固定ネジ 10 リング台 11 リング固定ブロック 11a ネジ 11b 傾斜面 12 リング押え 13 スライダー 14 ロックレバー 15 バネ 16 バネ 17 軸サポート 18 スライド軸 19 軸 20 延伸リング 21 粘着シート 22 半導体チップ P 高圧エアー源 Q 負圧エアー源 130 半導体チップ押圧装置 30 スライドベース 31 逃げ 32 管 33 支持台 34 管 35 管 36 エアー制御部 37 ピンセット 40 ヘッド部 41 外側円筒 42 中間円筒 43 内側円筒 44 シート受け 45 吸引孔 46 開口 47 間座兼栓 50 押圧ブロック 50A 押圧ブロック 50B 押圧ブロック 50C 押圧ブロック 50D 押圧ブロック 50E 押圧ブロック 51 軸 52 ピストン 53 バネ 60 チャッキングブロック 70 押圧ブロック 71 針 72 ブロック

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】延伸リングに、上面に複数の半導体チップ
    を接着した粘着シートを緊張架張、保持し、その粘着シ
    ートの下面から面状の押圧面を有する押圧装置で、前記
    粘着シートを破ることなく前記複数の半導体チップの各
    々を押圧し、前記粘着シートから個々の半導体チップを
    剥離することを特徴とする半導体チップの剥離方法。
  2. 【請求項2】延伸リングに、上面に複数の半導体チップ
    を接着した粘着シートを緊張架張し、水平状態で保持
    し、その粘着シートの半導体チップ接着側上方にチャッ
    キングブロックを配置し、一方、前記粘着シートの下方
    に面状の押圧面を有する押圧装置を配置し、その押圧装
    置で、前記粘着シートを破ることなく前記複数の半導体
    チップの各々を所定の順序で押圧して個々の半導体チッ
    プを剥離すると共に、この押圧装置の動きと連動して前
    記チャッキングブロックを移動させ、剥離した個々の前
    記半導体チップを前記粘着シートから取り去ることを特
    徴とする半導体チップの剥離方法。
  3. 【請求項3】延伸リングに、上面に複数の半導体チップ
    を接着した粘着シートを緊張架張し、水平状態で保持
    し、その粘着シートの下面から面状の押圧面を有する押
    圧装置で、前記粘着シートを破ることなく前記複数の半
    導体チップの各々を押圧するに際し、前記押圧装置で個
    々の前記半導体チップの周辺部を吸引しながら、前記粘
    着シートから個々の半導体チップを剥離することを特徴
    とする半導体チップの剥離方法。
  4. 【請求項4】支持装置と、この支持装置の上方で支持さ
    れ、中央部が空間に形成されたリング保持装置と、この
    リング保持装置と前記支持装置との連結部で前記リング
    保持装置を任意の角度に傾斜させることができる連結装
    置と、半導体チップを接着した粘着シートを緊張架張し
    たリングを前記リング保持装置に固定する固定装置とか
    ら構成されたことを特徴とする半導体チップ剥離装置。
  5. 【請求項5】前記連結装置は前記リング保持装置を上下
    に昇降させる機構を有することを特徴とする請求項4に
    記載の半導体チップ剥離装置。
  6. 【請求項6】前記連結装置は前記リング保持装置を上
    下、左右に傾斜させる機構を有することを特徴とする請
    求項4に記載の半導体チップ剥離装置。
  7. 【請求項7】少なくとも外側円筒と中間円筒と内側円筒
    とからなる同心円配置構造の円筒の、前記内側円筒中空
    にピストンを装着し、前記同心円配置構造の円筒の一端
    面に臨み、前記ピストンの一端に面状の押圧面を有する
    押圧ブロックを固定し、また前記外側円筒と中間円筒の
    一端面を吸気孔を有するシート受けで塞ぎ、前記ピスト
    ンの他端に高圧エアー源を接続し、そして前記シート受
    けの裏面に負圧エアー源を接続したことを特徴とする請
    求項4に記載の半導体チップ剥離装置と共に使用し得る
    半導体チップ押圧装置。
  8. 【請求項8】中央部が盛り上がった状態に形成された面
    状の押圧面を有することを特徴とする半導体チップ剥離
    用押圧ブロック。
  9. 【請求項9】一端縁から他端縁に向かって傾斜する面に
    形成された押圧面を有することを特徴とする半導体チッ
    プ剥離用押圧ブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8828186B2 (en) 2008-03-26 2014-09-09 Fujitsu Semiconductor Limited Method and apparatus for peeling electronic component

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