JPH0685031A - 半導体試験装置 - Google Patents
半導体試験装置Info
- Publication number
- JPH0685031A JPH0685031A JP25764292A JP25764292A JPH0685031A JP H0685031 A JPH0685031 A JP H0685031A JP 25764292 A JP25764292 A JP 25764292A JP 25764292 A JP25764292 A JP 25764292A JP H0685031 A JPH0685031 A JP H0685031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lot
- test
- semiconductor
- wafer
- automatic machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テストを効率的に行える半導体試験装置を得
る。 【構成】 自動機3a,3b,3cにおいて、再(2回
目以降の)テストのロットが投入された場合に、管理C
PU1から受信した該当ロットの前回テスト結果データ
に基づき、前回のテストで良品になったウエハ上の半導
体だけをテスタ6a,6b,6cに供給する。またテス
ト時に、ロットの良品率を演算し、良品率が低い場合
は、その自動機へのそのロットについての半導体の位置
データやテスト結果データの送信を中止し、以後のテス
トを行わないようにする。
る。 【構成】 自動機3a,3b,3cにおいて、再(2回
目以降の)テストのロットが投入された場合に、管理C
PU1から受信した該当ロットの前回テスト結果データ
に基づき、前回のテストで良品になったウエハ上の半導
体だけをテスタ6a,6b,6cに供給する。またテス
ト時に、ロットの良品率を演算し、良品率が低い場合
は、その自動機へのそのロットについての半導体の位置
データやテスト結果データの送信を中止し、以後のテス
トを行わないようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体等の試験を行
うテスタとこのテスタに半導体を供給する自動機と複数
の自動機を管理する管理CPUとを有し、各種のテスト
結果データを収集する半導体試験装置に関するものであ
る。
うテスタとこのテスタに半導体を供給する自動機と複数
の自動機を管理する管理CPUとを有し、各種のテスト
結果データを収集する半導体試験装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の半導体試験装置を示すブロ
ック図であり、図において、1は複数のウエハから成る
各種のロット毎にウエハ上の半導体の位置データを管理
する管理CPU、2は各種の半導体の位置データが格納
され、管理CPU1に接続している固定ディスク、3
a,3b,3cは通信回路5a,5b,5cによって管
理CPU1に接続している自動機、7は管理CPU1内
に固定ディスク2から読出して格納した各ロットのウエ
ハ上の半導体の位置データである。4a,4b,4cは
自動機3a,3b,3cに接続された固定ディスクであ
る。6a,6b,6cは自動機3a,3b,3cに接続
されたテスタである。自動機3a,3b,3cは、半導
体の位置情報(ウエハ上のどの位置にテスタを行う半導
体であるかを表すX,Yアドレス)を確認し、テスタ6
a,6b,6cにテストを行う半導体をセットする時に
ウエハを目的位置迄移動させるように成されている。テ
スタ6a,6b,6cは、半導体がセットされた後、テ
ストを実行し、終了後次の半導体の要求を自動機3a,
3b,3cに送信し、自動機3a,3b,3cはテスタ
6a,6b,6cから要求を受信すると、次の半導体の
位置迄ウエハを移動するように成されている。
ック図であり、図において、1は複数のウエハから成る
各種のロット毎にウエハ上の半導体の位置データを管理
する管理CPU、2は各種の半導体の位置データが格納
され、管理CPU1に接続している固定ディスク、3
a,3b,3cは通信回路5a,5b,5cによって管
理CPU1に接続している自動機、7は管理CPU1内
に固定ディスク2から読出して格納した各ロットのウエ
ハ上の半導体の位置データである。4a,4b,4cは
自動機3a,3b,3cに接続された固定ディスクであ
る。6a,6b,6cは自動機3a,3b,3cに接続
されたテスタである。自動機3a,3b,3cは、半導
体の位置情報(ウエハ上のどの位置にテスタを行う半導
体であるかを表すX,Yアドレス)を確認し、テスタ6
a,6b,6cにテストを行う半導体をセットする時に
ウエハを目的位置迄移動させるように成されている。テ
スタ6a,6b,6cは、半導体がセットされた後、テ
ストを実行し、終了後次の半導体の要求を自動機3a,
3b,3cに送信し、自動機3a,3b,3cはテスタ
6a,6b,6cから要求を受信すると、次の半導体の
位置迄ウエハを移動するように成されている。
【0003】図6はウエハ10を示すもので、1つのウ
エハ10は複数の半導体a1 ,a2‥‥a5 で構成され
ている。表1,表2はある1つのロットA内の1つのウ
エハ10(ウエハ名a)上の半導体a1 〜a5 の各位置
の位置データ7を示すものである。
エハ10は複数の半導体a1 ,a2‥‥a5 で構成され
ている。表1,表2はある1つのロットA内の1つのウ
エハ10(ウエハ名a)上の半導体a1 〜a5 の各位置
の位置データ7を示すものである。
【0004】
【表1】
【0005】
【表2】
【0006】次に動作について説明する。自動機3aに
ロットAが投入された場合、管理CPU1からロットA
の位置データ7が通信回線5aを経由して自動機3aに
送信され、固定ディスク4aに格納される。ロットAを
構成するウエハ名aのウエハ10(以下、単にウエハa
と言う)が自動機3aにセットされる。そしてウエハa
上の最初の半導体a1 がテスタ6aに供給される。この
場合、ロットAのウエハa上の半導体a1 の位置データ
7を読み込み、ウエハaをその位置データに基づき移動
させる。
ロットAが投入された場合、管理CPU1からロットA
の位置データ7が通信回線5aを経由して自動機3aに
送信され、固定ディスク4aに格納される。ロットAを
構成するウエハ名aのウエハ10(以下、単にウエハa
と言う)が自動機3aにセットされる。そしてウエハa
上の最初の半導体a1 がテスタ6aに供給される。この
場合、ロットAのウエハa上の半導体a1 の位置データ
7を読み込み、ウエハaをその位置データに基づき移動
させる。
【0007】テスタ6aでは、ウエハa上の半導体a1
をテストし、テスト終了後、次の半導体の要求を自動機
3aに送信する。自動機3aは、ウエハaを次の半導体
の位置情報に基づいてX,Y方向に移動させ、テスタ6
aに半導体a2 を供給する。以上の一連の処理によりウ
エハa上の全半導体がテストされる。即ち、図6に示
す、ウエハ10上のa1 から順番にa5 迄がテスタ6a
に供給され、各々テストが実行される。
をテストし、テスト終了後、次の半導体の要求を自動機
3aに送信する。自動機3aは、ウエハaを次の半導体
の位置情報に基づいてX,Y方向に移動させ、テスタ6
aに半導体a2 を供給する。以上の一連の処理によりウ
エハa上の全半導体がテストされる。即ち、図6に示
す、ウエハ10上のa1 から順番にa5 迄がテスタ6a
に供給され、各々テストが実行される。
【0008】自動機3aにおいてロットAを構成する全
ウエハのテストが終了すると、通信回線5aを経由し、
管理CPU1にロットAのテスト終了が送信される。次
にロットBが自動機3bに投入され、上述と同様にして
ロットBの位置データ7を管理CPU1から受信し、ロ
ットBを構成するウエハbが自動機3bに供給される。
次に、ウエハb上の最初の半導体b1 がテスタ6bに供
給され、この半導体b1 から順番にテストされて全ウエ
ハのテストが完了する。なお、この場合も位置データ7
を基に、ウエハが移動し、目的とする半導体が順番にテ
スタ6bに供給される。
ウエハのテストが終了すると、通信回線5aを経由し、
管理CPU1にロットAのテスト終了が送信される。次
にロットBが自動機3bに投入され、上述と同様にして
ロットBの位置データ7を管理CPU1から受信し、ロ
ットBを構成するウエハbが自動機3bに供給される。
次に、ウエハb上の最初の半導体b1 がテスタ6bに供
給され、この半導体b1 から順番にテストされて全ウエ
ハのテストが完了する。なお、この場合も位置データ7
を基に、ウエハが移動し、目的とする半導体が順番にテ
スタ6bに供給される。
【0009】更に、上記ロットAのテストを再度行う場
合は、このロットAは自動機3cに投入され、同様にし
てテスタ6cでロットA内のウエハの各半導体a1 〜a
5 が全てテストされる。以上の様に、各自動機3a,3
b,3cに投入されたロット内のウエハは全てテスタに
供給され、全ての半導体がテストされる。
合は、このロットAは自動機3cに投入され、同様にし
てテスタ6cでロットA内のウエハの各半導体a1 〜a
5 が全てテストされる。以上の様に、各自動機3a,3
b,3cに投入されたロット内のウエハは全てテスタに
供給され、全ての半導体がテストされる。
【0010】図7に従来の半導体試験装置におけるテス
トの処理のフローチャートを示す。まず、当該自動機に
おいて試験を行うロットが投入され、ロットの位置デー
タを管理CPUから受信し、固定ディスク内に格納する
(ステップST71,ST72)。次にロットを構成す
る最初のウエハが自動機に供給され、固定ディスク内の
位置データを読みだし、ウエハ上の半導体の1個目をテ
スタにセットする(ステップST73,ST74)。次
にテスタが1個目の半導体をテストし、次の半導体の要
求を自動機に送信する(ステップST75)。ウエハ上
に次のテストを行う半導体がある場合、位置データに基
づきウエハを移動し、次の半導体をテスタにセットし、
ウエハ上の全半導体のテストが終了する迄繰り返される
(ステップST76,ST74,ST75)。
トの処理のフローチャートを示す。まず、当該自動機に
おいて試験を行うロットが投入され、ロットの位置デー
タを管理CPUから受信し、固定ディスク内に格納する
(ステップST71,ST72)。次にロットを構成す
る最初のウエハが自動機に供給され、固定ディスク内の
位置データを読みだし、ウエハ上の半導体の1個目をテ
スタにセットする(ステップST73,ST74)。次
にテスタが1個目の半導体をテストし、次の半導体の要
求を自動機に送信する(ステップST75)。ウエハ上
に次のテストを行う半導体がある場合、位置データに基
づきウエハを移動し、次の半導体をテスタにセットし、
ウエハ上の全半導体のテストが終了する迄繰り返される
(ステップST76,ST74,ST75)。
【0011】ロット内の一枚目のウエハがテスト終了す
ると、ロット内の次のウエハを確認し、ある場合は、自
動機にウエハの供給が行われ、無ければロットの終了と
なる(ステップST77)。そして前述のステップST
73からステップST76迄が繰り返し処理される。ロ
ット内の全ウエハのテストが終了した時に、自動機から
管理CPUにロットのテストの終了が送信される(ステ
ップST78)。
ると、ロット内の次のウエハを確認し、ある場合は、自
動機にウエハの供給が行われ、無ければロットの終了と
なる(ステップST77)。そして前述のステップST
73からステップST76迄が繰り返し処理される。ロ
ット内の全ウエハのテストが終了した時に、自動機から
管理CPUにロットのテストの終了が送信される(ステ
ップST78)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体試験装置
は以上のように構成されているので、投入されたロット
を構成する全ウエハ(半導体)のテストが無条件に行わ
れる。半導体試験では、1つのロットについて複数回テ
ストを行う場合があり、1回目のテスト後、ロットを構
成する各ウエハ(半導体)に対して加工処理が行われ、
再度テストが実施される。この様に複数回テストが実施
される場合において、最初のテストで不良になった半導
体は不良品として扱われ、以後のテストで良品となって
も、不良品と扱われる。そして、良品率が低下した場合
には、すぐにそのロットの処理を中止し、原因の究明及
び対応が必要である。しかしながらテストにおける時間
及び設備費用等が増大している現状では、設備稼働率の
向上を図る上でも無駄な処理を排除する必要があり、現
状のシステムでの対応は困難である等の問題点があっ
た。
は以上のように構成されているので、投入されたロット
を構成する全ウエハ(半導体)のテストが無条件に行わ
れる。半導体試験では、1つのロットについて複数回テ
ストを行う場合があり、1回目のテスト後、ロットを構
成する各ウエハ(半導体)に対して加工処理が行われ、
再度テストが実施される。この様に複数回テストが実施
される場合において、最初のテストで不良になった半導
体は不良品として扱われ、以後のテストで良品となって
も、不良品と扱われる。そして、良品率が低下した場合
には、すぐにそのロットの処理を中止し、原因の究明及
び対応が必要である。しかしながらテストにおける時間
及び設備費用等が増大している現状では、設備稼働率の
向上を図る上でも無駄な処理を排除する必要があり、現
状のシステムでの対応は困難である等の問題点があっ
た。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、テスト時間の短縮を図ると共
に、設備の稼働率の向上を図ることのできる半導体試験
装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、テスト時間の短縮を図ると共
に、設備の稼働率の向上を図ることのできる半導体試験
装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体試験装置は、自動機において、投入されたロット
(ウエハ)のテスト結果をテスタから受信し、ロットの
全半導体のテスト完了時に管理CPUに転送し、自動機
に再テストのロットが投入された時に、該当するテスト
結果データを自動機が参照し、良品の半導体のみをテス
タに供給し、前回不良であった半導体はテスタに供給し
ないようにしたものである。
導体試験装置は、自動機において、投入されたロット
(ウエハ)のテスト結果をテスタから受信し、ロットの
全半導体のテスト完了時に管理CPUに転送し、自動機
に再テストのロットが投入された時に、該当するテスト
結果データを自動機が参照し、良品の半導体のみをテス
タに供給し、前回不良であった半導体はテスタに供給し
ないようにしたものである。
【0015】請求項2の発明に係る半導体試験装置は、
管理CPUにおいて自動機から受信した各ロットのテス
ト結果データを登録し、現在設定されているロットの良
品率と照合し、良品率が低い場合はテストに必要なデー
タ(位置データ等)を自動機に送信せず、完全にロット
を停止させ、これによって設定された良品率を満足する
ものだけについてのみ以降の処理を実行可能な様に制御
を行うものである。
管理CPUにおいて自動機から受信した各ロットのテス
ト結果データを登録し、現在設定されているロットの良
品率と照合し、良品率が低い場合はテストに必要なデー
タ(位置データ等)を自動機に送信せず、完全にロット
を停止させ、これによって設定された良品率を満足する
ものだけについてのみ以降の処理を実行可能な様に制御
を行うものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明における半導体試験装置は、再
テストのロットが自動機に投入された場合、前回のテス
ト結果データを管理CPUより受信し、テスタに半導体
を供給する際に参照し、前回良品であった半導体だけが
テスタに供給されテストされる。
テストのロットが自動機に投入された場合、前回のテス
ト結果データを管理CPUより受信し、テスタに半導体
を供給する際に参照し、前回良品であった半導体だけが
テスタに供給されテストされる。
【0017】請求項2の発明における半導体試験装置
は、管理CPUにおいて、ロットのテスト結果データの
良品率により以降の処理の実行/中止を制御し、中止の
場合はデータの表示処理及び自動機へのデータ転送の中
止を行い、指定された一定の基準を満足するロットだけ
についてのみ以降の処理が可能となる。
は、管理CPUにおいて、ロットのテスト結果データの
良品率により以降の処理の実行/中止を制御し、中止の
場合はデータの表示処理及び自動機へのデータ転送の中
止を行い、指定された一定の基準を満足するロットだけ
についてのみ以降の処理が可能となる。
【0018】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1においては図5に示す構成要素に対応するも
のには同一の符号を付しその説明を省略する。図1にお
いて、8は各ロットにおけるウエハと対応してテスト結
果が登録されたテスト結果データである。9は各ロット
毎にテストの実行を制御する為に、良品率が指定された
ロット制御テーブルである。テスト結果データ8の内容
及びロット制御テーブル9の内容を表3,表4に示す。
する。図1においては図5に示す構成要素に対応するも
のには同一の符号を付しその説明を省略する。図1にお
いて、8は各ロットにおけるウエハと対応してテスト結
果が登録されたテスト結果データである。9は各ロット
毎にテストの実行を制御する為に、良品率が指定された
ロット制御テーブルである。テスト結果データ8の内容
及びロット制御テーブル9の内容を表3,表4に示す。
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】次に動作について説明する。自動機3aに
ロットA(1回目)が投入された場合、管理CPU1か
らロットAの位置データが通信回線5aを経由して自動
機3aに送信され、固定ディスク4aに格納される。ロ
ットAを構成するウエハaが自動機3aにセットされ
る。そしてウエハa上の最初の半導体a1 がテスタ6a
に供給される。この場合、ロットAのウエハa上の半導
体a1 の位置データを読み込み、ウエハaを位置データ
に基づき移動させる。テスタ6aでは、ウエハa上の半
導体a1 をテストし、テスト結果と次の半導体の要求と
を自動機3aに送信する。自動機3aは受信したテスト
結果を登録し、次の半導体の位置データを読みだし、ウ
エハaを移動し、テスタ6aに半導体a2 を供給する。
テスタ6aは、テスト後、テスト結果と次の半導体の要
求とを送信する。以上の一連の処理によりウエハa上の
全半導体がテストされる(1回目)。そして、自動機3
aの固定ディスク4a内には、ロットAのウエハaのテ
スト結果が登録される。次に自動機3aにおいて、ロッ
トAを構成する全ウエハのテストが終了すると、通信回
線5aを経由し、管理CPU1にロットAの1回目のテ
スト結果と終了とが送信される。
ロットA(1回目)が投入された場合、管理CPU1か
らロットAの位置データが通信回線5aを経由して自動
機3aに送信され、固定ディスク4aに格納される。ロ
ットAを構成するウエハaが自動機3aにセットされ
る。そしてウエハa上の最初の半導体a1 がテスタ6a
に供給される。この場合、ロットAのウエハa上の半導
体a1 の位置データを読み込み、ウエハaを位置データ
に基づき移動させる。テスタ6aでは、ウエハa上の半
導体a1 をテストし、テスト結果と次の半導体の要求と
を自動機3aに送信する。自動機3aは受信したテスト
結果を登録し、次の半導体の位置データを読みだし、ウ
エハaを移動し、テスタ6aに半導体a2 を供給する。
テスタ6aは、テスト後、テスト結果と次の半導体の要
求とを送信する。以上の一連の処理によりウエハa上の
全半導体がテストされる(1回目)。そして、自動機3
aの固定ディスク4a内には、ロットAのウエハaのテ
スト結果が登録される。次に自動機3aにおいて、ロッ
トAを構成する全ウエハのテストが終了すると、通信回
線5aを経由し、管理CPU1にロットAの1回目のテ
スト結果と終了とが送信される。
【0022】次にロットB(1回目)が自動機3bに投
入された場合も同様にして、ロットBの位置データを管
理CPU1から受信し、ロットBを構成するウエハbが
自動機3bに供給され、ウエハb上の最初の半導体b1
がテスタ6bに供給され、この半導体b1 から順番にテ
ストされる。そして全ウエハのテストが完了する。な
お、この場合も、ロットBのテスト結果が順次登録され
る。
入された場合も同様にして、ロットBの位置データを管
理CPU1から受信し、ロットBを構成するウエハbが
自動機3bに供給され、ウエハb上の最初の半導体b1
がテスタ6bに供給され、この半導体b1 から順番にテ
ストされる。そして全ウエハのテストが完了する。な
お、この場合も、ロットBのテスト結果が順次登録され
る。
【0023】更に、ロットAが再度自動機3cに投入さ
れた場合(2回目)は、自動機3cにロットAの位置デ
ータと前回のテスト結果データが管理CPU1から送信
され、自動機3cの固定ディスク4cに格納される。そ
してロットAを構成するウエハaが自動機3cにセット
される。そしてウエハa上の最初の半導体をテスタに供
給する際に、テスト結果データを参照し、前回のテスト
結果が良品であった半導体a2 をテスタ6cに供給す
る。この場合、ロットAのウエハa上の半導体a2 の位
置データを読み込み、ウエハaを位置データに基づき移
動させる。
れた場合(2回目)は、自動機3cにロットAの位置デ
ータと前回のテスト結果データが管理CPU1から送信
され、自動機3cの固定ディスク4cに格納される。そ
してロットAを構成するウエハaが自動機3cにセット
される。そしてウエハa上の最初の半導体をテスタに供
給する際に、テスト結果データを参照し、前回のテスト
結果が良品であった半導体a2 をテスタ6cに供給す
る。この場合、ロットAのウエハa上の半導体a2 の位
置データを読み込み、ウエハaを位置データに基づき移
動させる。
【0024】テスタ6cでは、ウエハa上の半導体a2
をテストし、テスト結果と次の半導体の要求を自動機3
cに送信する。自動機3cは、受信したテスト結果を登
録し、次の半導体(前回のテストが良品であったもの)
の位置データを読みだし、ウエハaを移動し、テスタ6
cに半導体a4 を供給する。テスタ6cは、テスト後、
テスト結果と次の半導体の要求とを送信する。以上の一
連の処理により、ウエハa上の良品の半導体だけがテス
トされる。
をテストし、テスト結果と次の半導体の要求を自動機3
cに送信する。自動機3cは、受信したテスト結果を登
録し、次の半導体(前回のテストが良品であったもの)
の位置データを読みだし、ウエハaを移動し、テスタ6
cに半導体a4 を供給する。テスタ6cは、テスト後、
テスト結果と次の半導体の要求とを送信する。以上の一
連の処理により、ウエハa上の良品の半導体だけがテス
トされる。
【0025】そして、次のウエハのテストが行われ、ロ
ットA内の全ての良品の半導体のテストが完了した時
に、ロットaの2回目のテスト結果が管理CPU1に送
信される。管理CPU1では受信したテスト結果を固定
ディスク2内のテスト結果データ8に登録する。
ットA内の全ての良品の半導体のテストが完了した時
に、ロットaの2回目のテスト結果が管理CPU1に送
信される。管理CPU1では受信したテスト結果を固定
ディスク2内のテスト結果データ8に登録する。
【0026】ロットAのウエハa上の1回目のテストと
2回目のテストの半導体を図2に示す。図2において、
1回目では、ウエハa上の全半導体(a1 〜a5 の5
個)がテストの対象になるが、2回目では前回のテスト
結果データにより、3個(a2 ,a4 ,a5 )の半導体
がテストの対象となっている。
2回目のテストの半導体を図2に示す。図2において、
1回目では、ウエハa上の全半導体(a1 〜a5 の5
個)がテストの対象になるが、2回目では前回のテスト
結果データにより、3個(a2 ,a4 ,a5 )の半導体
がテストの対象となっている。
【0027】管理CPU1では、各自動機3a,3b,
3cから送信されてきたロットのテスト結果を現在設定
されているロット制御テーブル9の内容(ロット対応の
良品率)と対応させ、そのロットの以降の処理の実行/
中止を決定する。中止となったロットに関しては、即座
に作業者に連絡を行う。例えば、管理CPU1のCRT
等で表示を行う。
3cから送信されてきたロットのテスト結果を現在設定
されているロット制御テーブル9の内容(ロット対応の
良品率)と対応させ、そのロットの以降の処理の実行/
中止を決定する。中止となったロットに関しては、即座
に作業者に連絡を行う。例えば、管理CPU1のCRT
等で表示を行う。
【0028】図3はテスト処理のフローチャートであ
る。まず、自動機において、ロットA(2回目)が投入
された時に、管理CPU1からロットAの位置データと
前回のテスト結果データとが送信され、固定ディスク内
に格納する(ステップST1,ST2)。次にロットA
を構成する最初のウエハが自動機に供給され、固定ディ
スク内のテスト結果データをもとに最初の良品(半導
体)の位置データを読みだし、ウエハ上の半導体の1個
目をテスタにセットする(ステップST3,ST4)。
テスタが1個目の半導体をテストし、テストの結果と次
の半導体の要求とを自動機に送信する(ステップST
5,ST6)。ウエハ上に次のテストを行う半導体(良
品)がある場合、位置データに基づきウエハを移動し、
次の半導体をテスタにセットする。以上の処理はウエハ
上の全半導体のテストが終了する迄、繰り返される(ス
テップST7)。ロットA内の一枚目のウエハのテスト
が終了すると、ロット内の次のウエハを確認し、ある場
合は、自動機にウエハの供給が行われる。無ければロッ
トの終了となる(ステップST8)。そして次のウエハ
がある場合は、前述のステップST3からステップST
7迄が繰り返し処理される。ロットA内の全ウエハのテ
ストが終了した時に、自動機から管理CPU1にロット
Aのテストの終了とロットAの2回目のテスト結果デー
タとが送信される(ステップST9)。
る。まず、自動機において、ロットA(2回目)が投入
された時に、管理CPU1からロットAの位置データと
前回のテスト結果データとが送信され、固定ディスク内
に格納する(ステップST1,ST2)。次にロットA
を構成する最初のウエハが自動機に供給され、固定ディ
スク内のテスト結果データをもとに最初の良品(半導
体)の位置データを読みだし、ウエハ上の半導体の1個
目をテスタにセットする(ステップST3,ST4)。
テスタが1個目の半導体をテストし、テストの結果と次
の半導体の要求とを自動機に送信する(ステップST
5,ST6)。ウエハ上に次のテストを行う半導体(良
品)がある場合、位置データに基づきウエハを移動し、
次の半導体をテスタにセットする。以上の処理はウエハ
上の全半導体のテストが終了する迄、繰り返される(ス
テップST7)。ロットA内の一枚目のウエハのテスト
が終了すると、ロット内の次のウエハを確認し、ある場
合は、自動機にウエハの供給が行われる。無ければロッ
トの終了となる(ステップST8)。そして次のウエハ
がある場合は、前述のステップST3からステップST
7迄が繰り返し処理される。ロットA内の全ウエハのテ
ストが終了した時に、自動機から管理CPU1にロット
Aのテストの終了とロットAの2回目のテスト結果デー
タとが送信される(ステップST9)。
【0029】図4は管理CPU1のロット制御処理のフ
ローチャートである。まず、管理CPU1において、処
理される各ロットの良品率がロット制御テーブル9に登
録される(ステップST41)。次に自動機からロット
Aの1回目のテスト結果を受信した場合、固定ディスク
内にロットAの1回目のテスト結果データとして登録す
る(ステップST42)。次にロットAの1回目のテス
ト結果データを基に良品率の演算を行う(ステップST
43)。登録されている良品率とテスト結果の良品率と
を比較し、ロットAの以降の処理を決定し、ロットAの
ロット制御テーブル9に登録する。その場合、指定の良
品率を満足していた場合は、GOとなり、満足していな
い場合は、NGと登録される(ステップST44)。決
定がNGの場合は、管理CPU1のCRT上にデータ
(ロットA)の表示を行い(ステップST45,ST4
6)、次に自動機にロットAが投入された場合に、位置
データ等の処理に必要なデータの自動機への転送は行わ
ない(ステップST47)。また、決定がGOの場合は
処理が可能となる(ステップST45,ST48)。
ローチャートである。まず、管理CPU1において、処
理される各ロットの良品率がロット制御テーブル9に登
録される(ステップST41)。次に自動機からロット
Aの1回目のテスト結果を受信した場合、固定ディスク
内にロットAの1回目のテスト結果データとして登録す
る(ステップST42)。次にロットAの1回目のテス
ト結果データを基に良品率の演算を行う(ステップST
43)。登録されている良品率とテスト結果の良品率と
を比較し、ロットAの以降の処理を決定し、ロットAの
ロット制御テーブル9に登録する。その場合、指定の良
品率を満足していた場合は、GOとなり、満足していな
い場合は、NGと登録される(ステップST44)。決
定がNGの場合は、管理CPU1のCRT上にデータ
(ロットA)の表示を行い(ステップST45,ST4
6)、次に自動機にロットAが投入された場合に、位置
データ等の処理に必要なデータの自動機への転送は行わ
ない(ステップST47)。また、決定がGOの場合は
処理が可能となる(ステップST45,ST48)。
【0030】以上の様に上記実施例によれば、テストを
行うロットが自動機に投入され、テスト後、テスト結果
が登録される。そして管理CPU1にテスト結果が転送
されて登録される。次に同一のロットが自動機に投入さ
れた場合に、そのロットの位置データとテスト結果デー
タとを自動機に管理CPU1が送信する。自動機ではテ
スタに前回良品であった半導体のみを供給し、良品だけ
がテストされる(前回の不良品はテストしない)。更
に、管理CPU1では、自動機から転送されてきたテス
ト結果データとロット制御テーブル内の指定良品率とに
より、ロットの以降の処理の実行/中止が判断可能であ
り、中止の場合は、CRTへの表示、データ送信(位置
データ)の中止処理を行う(不良ロットの表示及び、以
降の処理の中止が可能である)。従って、従来の様に不
良半導体のテストによる無駄時間の増加が防止でき、テ
スト時間の短縮及び設備稼働率の向上がはかれる。
行うロットが自動機に投入され、テスト後、テスト結果
が登録される。そして管理CPU1にテスト結果が転送
されて登録される。次に同一のロットが自動機に投入さ
れた場合に、そのロットの位置データとテスト結果デー
タとを自動機に管理CPU1が送信する。自動機ではテ
スタに前回良品であった半導体のみを供給し、良品だけ
がテストされる(前回の不良品はテストしない)。更
に、管理CPU1では、自動機から転送されてきたテス
ト結果データとロット制御テーブル内の指定良品率とに
より、ロットの以降の処理の実行/中止が判断可能であ
り、中止の場合は、CRTへの表示、データ送信(位置
データ)の中止処理を行う(不良ロットの表示及び、以
降の処理の中止が可能である)。従って、従来の様に不
良半導体のテストによる無駄時間の増加が防止でき、テ
スト時間の短縮及び設備稼働率の向上がはかれる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
自動機から送信されるテスト結果データを管理CPUで
登録管理を行い、同一ロット(半導体)を再度テストす
る際に、前回のテストで良品であった半導体だけを選択
してテストを行うように構成したので、不良品のテスト
を省略し、テスト時間を短縮できる効果がある。
自動機から送信されるテスト結果データを管理CPUで
登録管理を行い、同一ロット(半導体)を再度テストす
る際に、前回のテストで良品であった半導体だけを選択
してテストを行うように構成したので、不良品のテスト
を省略し、テスト時間を短縮できる効果がある。
【0032】また請求項2の発明によれば、テスト結果
データの内容に応じてロットの以降の処理の制御を行う
ように構成したので、不良ロットの無駄な処理を確実に
防止できるという効果がある。
データの内容に応じてロットの以降の処理の制御を行う
ように構成したので、不良ロットの無駄な処理を確実に
防止できるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例による半導体試験装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】ウエハ上の半導体を示す平面図である。
【図3】実施例におけるテスト処理実行時のフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】実施例における管理CPUでのテスト処理実行
時のフローチャートである。
時のフローチャートである。
【図5】従来の半導体試験装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】ウエハの平面図である。
【図7】従来例におけるテスト処理実行時のフローチャ
ートである。
ートである。
1 管理CPU 3a,3b,3c 自動機 6a,6b,6c テスタ a1 〜a5 半導体
Claims (2)
- 【請求項1】 複数個の半導体を1ロットとし、ロット
毎に各半導体をテストするテスタと、上記テスタに半導
体を順次供給する自動機と、同じロットについて再度テ
ストを行う場合に前回のテストにより良品と判定された
半導体のみについてテストを行うように上記自動機及び
テスタを制御する管理CPUとを備えた半導体試験装
置。 - 【請求項2】 複数個の半導体を1ロットとし、ロット
毎に各半導体をテストするテスタと、上記テスタに半導
体を順次供給する自動機と、1ロットについてのテスト
中に逐次得られるテスト結果データに応じて同一ロット
についてのそれ以降の上記自動機及びテスタの処理を制
御する管理CPUとを備えた半導体試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25764292A JPH0685031A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 半導体試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25764292A JPH0685031A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 半導体試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0685031A true JPH0685031A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17309081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25764292A Pending JPH0685031A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 半導体試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0685031A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100333359B1 (ko) * | 1999-07-20 | 2002-04-18 | 박종섭 | 반도체 제조용 로봇 |
US10661238B2 (en) | 2015-06-30 | 2020-05-26 | Kabushiki Kaisha Powrex | Continuous particle manufacturing device |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP25764292A patent/JPH0685031A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100333359B1 (ko) * | 1999-07-20 | 2002-04-18 | 박종섭 | 반도체 제조용 로봇 |
US10661238B2 (en) | 2015-06-30 | 2020-05-26 | Kabushiki Kaisha Powrex | Continuous particle manufacturing device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7042243B2 (en) | Device test apparatus and test method including control unit(s) between controller and test units | |
KR101238601B1 (ko) | 로컬 테스트 설비와의 무선 인터페이스를 갖는 원격 테스트설비 | |
US6529789B1 (en) | Method and apparatus for automatic routing for reentrant processes | |
US7208969B2 (en) | Optimize parallel testing | |
EP0646801A1 (en) | Testing apparatus for testing and handling a multiplicity of devices | |
JPH0395471A (ja) | 電子部品の検査装置 | |
CN112435937B (zh) | 晶圆测试的自动化控制系统和方法 | |
US6556959B1 (en) | Method and apparatus for updating a manufacturing model based upon fault data relating to processing of semiconductor wafers | |
KR100307413B1 (ko) | 반도체칩의 테스트방법 | |
US6424881B1 (en) | Computer generated recipe selector utilizing defect file information | |
JPH0685031A (ja) | 半導体試験装置 | |
US6165805A (en) | Scan tool recipe server | |
CN114367978B (zh) | 一种关于芯片传输机械臂的移动控制方法及装置 | |
CN113725112B (zh) | 晶圆检测方法、系统和检测机台 | |
JPH1167855A (ja) | ウエハテスト用搬送装置及びそのウエハテスト方法 | |
JPH11219997A (ja) | 電子デバイス検査システム及び電子デバイスの製造方法 | |
KR20170088604A (ko) | 웨이퍼 테스트 장치 및 그 테스트 방법 | |
CN112561296A (zh) | 设备模块性能评估方法、半导体工艺设备 | |
KR100597595B1 (ko) | 반도체 제조를 위한 사진공정에서의 샘플 웨이퍼 처리 방법 | |
CN117438331B (zh) | 一种半导体cp测试程序的混版本兼容方法 | |
JP3748823B2 (ja) | 半導体装置の電気的検査システム及び検査方法 | |
JP4585685B2 (ja) | 半導体デバイス試験装置の制御方法・半導体デバイス試験装置 | |
US6397119B1 (en) | Semiconductor manufacturing system for simultaneous processing of prescribed number of lots | |
Lamperez et al. | Software testing and sequential sampling | |
KR20070012967A (ko) | 반도체 테스트 설비의 데이터 처리 방법 |