JPH068487Y2 - 路面検知装置 - Google Patents

路面検知装置

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JPH068487Y2
JPH068487Y2 JP11430288U JP11430288U JPH068487Y2 JP H068487 Y2 JPH068487 Y2 JP H068487Y2 JP 11430288 U JP11430288 U JP 11430288U JP 11430288 U JP11430288 U JP 11430288U JP H068487 Y2 JPH068487 Y2 JP H068487Y2
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JP
Japan
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road surface
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condition information
surface condition
average
Prior art date
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JP11430288U
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English (en)
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JPH0235012U (ja
Inventor
善紀 見市
邦夫 中川
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両が走行する路面の状況を検出するための路
面検出装置に関する。
(従来の技術) 従来から、車両の走行する路面の状況情報を自動的に検
出するために路面検出手段が使用されている。この種の
路面検出手段の多くは、超音波を検出波として用い、こ
れを路面に送出し、その反射波を受信して、反射波の取
り込んだ路面状況情報である路面の凹凸状況、障害物の
存在、路面の乾燥、湿潤、積雪、凍結状況、等の情報を
検出するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、車両の走行する路面上に、雨、埃、等が降
り、この路面の凹凸を平滑化する程度に積ることがあ
る。このような場合、この路面状況が同じであっても第
6図に符号aで示す晴天時の反射波の信号強度に比べ、
符号bで示す雨天時の信号強度の方が小さくなり、特
に、同一の非平坦部、即ち、凹凸部に対しての凹凸量に
相当する信号強度が晴でHn、雨でHmとなり、ほぼ同
一路面にもかかわらず“Hn>Hm”となり、この路面
状況情報を受けた制御装置側は制御処理に誤差を生じる
という問題があった。
そこで、本考案の目的は、同一路面における同一レベル
の凹凸部であれば、常に、ほぼ等しい強度の路面状況情
報を出力出来る路面情報検出装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本考案による路面検出装
置は、車両の進行方向に位置する路面に第1向い角で検
出波を送出すると共に路面からの反射波を受信して第1
路面状況情報を出力する第1路面センサと、上記路面に
第2向い角で検出波を送出すると共に路面からの反射波
を受信して第2路面状況情報を出力する第2路面センサ
と、上記第2路面状況情報より所定時間当たりの平均路
面状況情報を算出する平均路面状況算出手段と、上記第
1路面状況情報を上記平均路面状況情報で除算して路面
の凹凸比率を算出する凹凸比率算出手段と、上記凹凸比
率よりしきい値を減算て路面情報を出力する路面情報算
出手段とを有したことを特徴としている。
(作用) 第1路面センサにより第1路面状況情報を検出し、第2
路面センサにより第2路面状況情報を検出し、第1路面
状況情報を平均路面状況算出手段からの平均路面状況情
報で除算して路面の凹凸比率を算出し、凹凸比率算出手
段からの凹凸比率よりしきい値を減算して路面情報とし
て路面情報算出手段が出力することが出来る。
(実施例) 第1図に示した路面検出装置は車両の下部先端に取付け
られ第1路面状況情報c1,d1を出力する第1路面セ
ンサ1と、第2路面状況情報c2,d2を出力する第2
路面センサ2と、第2路面状況情報より設定時間当たり
の平均路面状況情報を算出する平均路面状況算出手段3
と、第1路面センサ1と平均路面状況算出手段3とから
の出力を受けると共に、第1路面状況情報を平均路面状
況情報で除算して路面の凹凸比率を算出する凹凸比率算
出手段4と、凹凸比率よりしきい値を減算して路面情報
を出力する路面情報算出手段5とを備え、その路面状況
情報Rを車両の図示しない懸架装置の減衰力制御手段S
に出力するよう構成されている。なお、両センサ1,2
はマイクロコンピユータMに接続され、同コンピユータ
Mが上述の平均路面状況算出手段3と、凹凸比率算出手
段4と、路面情報算出手段5との機能を備えるように構
成されている。
第1、第2路面センサ1,2は送受信方向である路面14
との向い角θ1,θ2が異なる点を除きほぼ同様な構成
を有している。即ち、両センサ1,2は、超音波送波器
6,7及び反射波受波器8,9と、各超音波送波器に続
く超音波発信器10,11と、各反射波受波器に続く超音波
受信器12,13とから構成されている。
ここで、第1路面センサ1の路面14との向い角θ1は、
第2路面センサ2の路面14との向い角θ2より大きく
設定される。このため、第1図に示すように、第1,第
2の各受信領域(第1図中に符号A,Bで示した)は車
両の進行方向における路面14上で前後に互いがずれるよ
うに設定されている。なお、向い角θ1,θ2は最も常
用される車速時に送受信レベルが安定して得られるよう
な角度に設定される。
両超音波送波器6,7は、ここでは、同一の発信周波数
の超音波を検出波として共に車両前方に送出している。
両超音波受信器12,13は各反射受波器8,9からの検出
信号を増幅し、第3図及び第4図に示すように経時的に
変化する第1,第2の路面状況情報c1,c2を出力で
きるように構成されている。
平均路面状況算出手段3は設定時間幅をクロックパルス
発生器15より受けると共に、その時間幅当たりにおい
て取り込まれる第2路面状況情報c2,d2より、その
平均値である平均路面状況情報(符号Fc,Fdで示し
た)を算出して出力するよう構成されている。
凹凸比率算出手段4は第1路面状況情報c1,d1を平
均路面状況情報Fc,Fdで除算して、路面の凹凸比率
情報D,D′を算出するよう構成されている。
路面情報算出手段4は路面の凹凸比率情報よりしきい値
(一定値)hを算出して、路面情報(符号Rで示した)
として減衰力制御手段Sに出力するよう構成されてい
る。
次に、以上のような構成の路面検出装置の作動を説明す
る。
車両の走行時において、各超音波発信器10,11が駆動
し、各超音波送波器6,7が路面14に対し向い角θ1,
θ2で超音波を送出する。これにより、車両の進行方向
前方の第1,第2の各受信領域A,Bの反射波が各反射
波受波器8,9に続く超音波受信器12,13に入力され、
第1,第2路面状況情報c1,c2が得られる。
この時まず、晴天時であると、第3図(a),(b)に
示すような第1路面状況情報c1と第2路面状況情報c
2が得られる。この後、平均路面状況算出手段3が第2
路面状況情報c2より平均路面状況情報Fcを算出し、
出力する。更に、凹凸比率算出手段4が第1路面状況情
報c1を平均路面状況情報Fcにより除算し、第5図
(a)のような凹凸比率情報Dを算出する。さらに、路面
情報算出手段4が路面14の凹凸比率情報Dよりしきい値
(一定値)hを減算して、路面情報Rが得られ、減衰力
制御手段Sに出力される。
他方雨天時においては、第4図(a),(b)に示すよ
うな第1路面状況情報d1と第2路面状況情報d2が得
られる。この後、平均路面状況算出手段3が第2路面状
況情報d2より平均路面状況情報Fdを算出し、出力す
る。このあと、凹凸比率算出手段4が第1路面状況情報
d1を平均路面状況情報Fdにより除算し、第5図
(b)のような凹凸比率情報D′を算出する。さらに、
路面情報算出手段5が路面14の凹凸比率情報D′よりし
きい値(一定値)hを減算して、路面情報R′が得ら
れ、減衰力制御手段Sに出力される。
このように、晴天時の第1路面状況情報c1と第2路面
状況情報c2に対して、雨天時の第1路面状況情報d1
と第2路面状況情報d2はその信号強度が小さいが、そ
れぞれの除算値である凹凸比率、即ち、路面情報R,
R′はほぼ等しい信号強度となり、減衰力制御手段S等
の出力先に常に、ほぼ等しい強度で出力される。
(考案の効果) 以上のように、本考案による路面検出装置によれば、路
面の凹凸比率を算出した上で路面状況情報算出手段が路
面情報を算出し、出力するので、路面の一定の凹凸状況
に対して、出力信号強度が常に均一化するという利点が
あり、この出力に応じた制御量が安定化するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての路面検出装置の全体
概略構成図、第2図は同上装置の機能ブロック図、第3
図(a),(b)は同上装置の発する晴天時の第1,第
2路面状況情報等の経時的線図、第4図(a),(b)
は同上装置の発する雨天時の第1,第2路面状況情報等
の経時的線図、第5図は同上装置の発する第1,第2路
面情報の経時的線図、第6図は従来の路面検出装置によ
り得られる路面状況情報の強度説明図である。 1……第1路面センサ、2……第2路面センサ、3……
平均路面状況算出手段、4……凹凸比率算出手段、5…
…路面情報算出手段5、c1,d1……第1路面状況情
報、c2,d2……第2路面状況情報、θ1,θ2……
向い角、D,D′……凹凸比率情報、Fc,Fd……平
均路面状況情報、R,R′……路面情報。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の進行方向に位置する路面に第1向い
    角で検出波を送出すると共に路面からの反射波を受信し
    て第1路面状況情報を出力する第1路面センサと、上記
    路面に第2向い角で検出波を送出すると共に路面からの
    反射波を受信して第2路面状況情報を出力する第2路面
    センサと、上記第2路面状況情報より所定時間当たりの
    平均路面状況情報を算出する平均路面状況算出手段と、
    上記第1路面状況情報を上記平均路面状況情報で除算し
    て路面の凹凸比率を算出する凹凸比率算出手段と、上記
    凹凸比率よりしきい値を減算て路面情報を出力する路面
    情報算出手段とを有した路面検知装置。
JP11430288U 1988-08-31 1988-08-31 路面検知装置 Expired - Lifetime JPH068487Y2 (ja)

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JP11430288U JPH068487Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 路面検知装置

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JP11430288U JPH068487Y2 (ja) 1988-08-31 1988-08-31 路面検知装置

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Publication Number Publication Date
JPH0235012U JPH0235012U (ja) 1990-03-06
JPH068487Y2 true JPH068487Y2 (ja) 1994-03-02

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