JPH0684735U - ケーブル床貫通部の耐火施工用ハンガー - Google Patents

ケーブル床貫通部の耐火施工用ハンガー

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JPH0684735U
JPH0684735U JP59994U JP59994U JPH0684735U JP H0684735 U JPH0684735 U JP H0684735U JP 59994 U JP59994 U JP 59994U JP 59994 U JP59994 U JP 59994U JP H0684735 U JPH0684735 U JP H0684735U
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JP
Japan
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hanger
cable
floor
fireproof construction
overhanging
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Application number
JP59994U
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English (en)
Inventor
慈史郎 北村
Original Assignee
エーイージー日本株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル床貫通部の耐火施工の際の安価な構
造の簡単なハンガーを提供すること。 【構成】 コの字を90度だけ回転し、その自由端を水
平方向に張出した形の折曲部を並列に配置した形で、そ
の一方の張出し部分を相互に間隔をおいて連結した1本
の鋼線から構成したハンガー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は床のケーブル貫通部を防火処理するために貫通部に充填される耐火充 填材を保持する床貫通部施工用ハンガーに関する。
【0002】
【従来技術】
一般にビル、集合住宅その他の建造物における、従来床で仕切られた防火区画 にケーブルを貫通配設する場合、ケーブルを床に設けたケーブル貫通口に貫通さ せた後、ケーブルの両側に2本のハンガー体をコンクリート床の上面に床貫通口 の近傍に設けたホールインアンカー4本により固定することが提案されている( 実公昭58−16771号公報)。しかしこのハンガー体は帯鋼を加工し、しか も両端部に固定用の穴を設けこの穴にホールインアンカーをはめ込み固定しなけ ればならず、しかもハンガー体は2本必要であった。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし上述のハンガー体は1個所のケーブル貫通部に2本必要とするほかホー ルインアンカーを4本必要とし、それらで固定するために床に穴を穿けたり施工 が非常に面倒であるという欠点があった。本案はハンガーをケーブル貫通部当り 1本で間に合うようにし、しかも製造も簡単でコストも施工の際の取付けが容易 なハンガーを提供することである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
本考案ではハンガーは1本の鋼線を折り曲げ加工して製作される、すなわち、 このハンガーは両側に水平方向に張出した張出し部分と該張出し部分の内側から それぞれ平行に垂下する垂下部分と、両垂下部分を連結する水平連結部分とから 成る第1折曲部の一方の張出し部分を、前記第1折曲部と同一形状で間隔をおい て並列配置されている第2の折曲部の一方の張出し部分に連結されている構造に 1本の鋼線を折り曲げて製作する。
【0005】
【実施例】
図1は本考案のケーブルハンガーの斜視図を示すもので、1本の鋼線を図示の ように折り曲げ加工されて製作される、すなわち水平方向の張出し部1,1′お よび両張出し部の内端から垂下する垂下部分2,2′および両垂下部分を連結す る水平連結部分3から成る折曲部の一方の張出し部1′をこの折曲部と同一形状 で間隔をおいて並列に配置されている第2の折曲部の一方の張出し部分を連結部 分4にて連結された形に、1本の鋼線から折り曲げ加工されている。垂下部の長 さはほぼ床の厚さに相応している。
【0006】 図2は本考案のハンガーを使用して床のケーブル貫通口の施工個所の断面図で ある。このケーブル貫通口の耐火施工は、ケーブルを貫通配線した床貫通口5に 床上部より図1に示すハンガーをケーブル6が第1の折曲部と第2の折曲部との 間に位置するように挿入し、張出し部分1,1′を床7の上部に掛けて懸吊し、 次いでハンガー上に、前記ケーブルが貫通するごとく無機質繊維板8をハンガー の水平連結部分3上に配設し、しかる後耐火充填材9により前記ケーブルと貫通 口間の間隙を覆うごとく充填する。
【0007】
【考案の効果】
以上の通り本考案のハンガーは鋼線を折り曲げ加工することにより簡単に製作 することができ、しかもハンガーを使用した施工が簡単でホールインアンカーを 必要とせず施工作業を短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のハンガーの斜視図。
【図2】本考案のハンガーを使用したケーブル床貫通口
の施工部分の断面図。
【符号の説明】
1 張出し部分、 1′ 張出し部分、 2 垂下部
分、 2′ 垂下部分、3 水平連結部分、 4 張出
し部分の連結部分、 5 床貫通口、 6 ケーブル、
7 床、 8 無機質繊維板、 9 耐火充填材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に水平方向に張出した張出し部分と
    該張出し部分の内側からそれぞれ平行に垂下する垂下部
    分と両垂下部分を連結する水平連結部分とから成る第1
    折曲部の一方の張出し部分を前記第1折曲部と同一形状
    で間隔をおいて並列配置されている第2の折曲部の一方
    の張出し部に連結されている1本の鋼線から成ることを
    特徴とするケーブルの床貫通部の耐火施工用ハンガー。
JP59994U 1994-02-14 1994-02-14 ケーブル床貫通部の耐火施工用ハンガー Pending JPH0684735U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284520A (ja) * 1985-06-12 1986-12-15 Daido Steel Co Ltd 真空炉における断熱材の止付方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284520A (ja) * 1985-06-12 1986-12-15 Daido Steel Co Ltd 真空炉における断熱材の止付方法

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