JPH068469B2 - 帯板用支持フロ−タ - Google Patents

帯板用支持フロ−タ

Info

Publication number
JPH068469B2
JPH068469B2 JP6845186A JP6845186A JPH068469B2 JP H068469 B2 JPH068469 B2 JP H068469B2 JP 6845186 A JP6845186 A JP 6845186A JP 6845186 A JP6845186 A JP 6845186A JP H068469 B2 JPH068469 B2 JP H068469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
plate
receiving surface
pressure receiving
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6845186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62227044A (ja
Inventor
昌博 原田
肇 沖田
金章 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6845186A priority Critical patent/JPH068469B2/ja
Publication of JPS62227044A publication Critical patent/JPS62227044A/ja
Publication of JPH068469B2 publication Critical patent/JPH068469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、アモルファス鋼板等の極薄帯板処理用の連続
焼鈍炉の通板に適用される帯板用支持フロータに関す
る。
<従来の技術> 鋼板等の帯板の連続焼鈍ラインや連続めっきライン或い
はこれに先立つ連続電解脱脂ラインや連続酸洗ライン等
においては、帯板の走行を案内する案内装置が必要であ
り、通常はガイドロールが使われている。しかし、帯板
の表面処理を行う場合には静圧軸受の原理を応用した非
接触式の支持フロータが使われており、その外観を表す
第4図及びその断面構造を表す第5図に示すように、内
部が空気等の流体のチャンバ1となった箱形の本体2に
は、帯板3に対向する平滑な受圧面4を形成した上板5
が装着されている。この上板5の帯板3通板方向前後両
端部と本体2との間には、配管6を介して図示しない流
体供給源に連通するチャンバ1からの加圧流体を受圧面
4の中央側へ向けて斜めに噴出させるスリット状の流体
噴出口7がそれぞれ形成され、受圧面4と帯板3との間
に発生する加圧流体の静圧によって、帯板3は支持フロ
ータ上に非接触状態で支持されるようになっている。
<発明が解決しようとする問題点> 従来の支持フロータでは、流体噴出口7から噴出する加
圧流体が受圧面4と帯板3との隙間から帯板3の走行方
向に流れ出るようになっているが、受圧面4の中央部と
帯板3との隙間が大きいため、板幅方向の(第5図中、
受圧面に対して垂直方向)漏出流量が非常に大きくて充
分な静圧が確保できない欠点がある。例えば、帯板3の
幅方向に沿った静圧の分布状態を表す第6図に示すよう
に、帯板3の中央部でさえ理論値の30%〜40%程度しか
達していないため、流体噴出口7からの加圧流体の流量
を相当増加させなければならず、大容量の流体供給源が
必要となる。しかも、帯板3の幅方向両端部の支持力が
著しく小さく、安定した支持が困難であった。特に、ア
モルファス鋼板のように数十μm程度の極薄板ではこの
傾向が著しい。
本発明はかかる従来の帯板用支持フロータにおける上述
の如き問題点に鑑み、受圧面と帯板との隙間からの加圧
流体の漏出流量が少なく、帯板全体を大きな安定した力
で支持し得るフロータを提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 前記目的を達成する本発明の構成は、帯板の直下にこの
帯板と対向する平滑な受圧面が形成された本体と、前記
帯板の通板方向に沿った前記受圧面の前後両端部に前記
帯板の幅方向に沿ってそれぞれ開口し且つ前記受圧面の
中央側へ向けて斜め上方にそれぞれ流体を噴出させて前
記帯板と前記受圧面との間にこの流体の静圧を発生させ
る一組の流体噴出口とを具えた帯板用支持フロータにお
いて、前記帯板の通板方向に延びるバッフルプレートを
前記帯板の幅方向に沿って配列するように前記受圧面に
複数突設するとともに該受圧面上に前記帯板の幅方向に
延びるリブを複数本併設したことを特徴とする。
<作 用> 帯板受圧面との間には、流体噴出口から噴出する流体に
より静圧が発生し、この静圧により帯板は受圧面から浮
上した状態で支持される。帯板と受圧面との間に介在す
る流体は、バッフルプレートにより帯板の幅方向への流
れが阻止される結果、漏出量が小さくなるとともに板幅
方向に延びるリブにより板エッジ近傍の流体の流れが安
定して上向きに変化する。したがって、板幅方向のエッ
ジ近傍でも安定的に上向き力が得られるので、アモルフ
ァス鋼板のような数十μm程度の厚さの極薄板でもエッ
ジを安定して浮上できる。
<実 施 例> 以下、本発明の好適な一実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図は本実施例にかかる帯板用支持フロータの外観を
表す斜視図、第2図はその内部構造を表す断面図であ
る。
両図に示すように、内部が空気等の流体のチャンバ11と
なる箱形の本体12には、帯板13と対向する平坦な受圧面
14を具えた上板15が一体的に取付けられている。この上
板15の帯板13通板方向(第2図中,左右方向)前後両端
部と本体12との間には、チャンバ11内に送り込まれる流
体を受圧面14の中央側へ向けて斜めに噴出させるスリッ
ト状の流体噴出口16がそれぞれ形成され、前記本体12の
チャンバ11には本体12に連結された配管17を介して図示
しない流体供給源が接続している。なお、本実施例では
流体噴出口16をスリット状に形成したが、それぞれ帯板
13の幅方向に沿って配列する多数の小孔状にすることも
可能である。一方、受圧面14上には帯板13の通板方向に
延びる複数(本実施例では4つ)のバッフルプレート18
が帯板13の幅方向に沿って配列するように突設され、バ
ッフルプレート18の上面は帯板13との隙間が小さくなる
ように円弧状に形成されている。帯板13の幅方向両側に
位置するバッフルプレート18の間隙Lは、帯板13の板幅
と同じか或いは小さめに設定され、これらバッフルプレ
ート18は必ずしも平行にしなくても良い。さらに受圧面
14上の流体噴出口16近傍には、板幅方向に延びるリブ19
が複数列(本実施例では2列)並設されている。
従って、流体供給源から配管17を介してチャンバ11内に
送り込まれる流体は、流体噴出口18から受圧面14と帯板
13との隙間へ吹き出され、ここで静圧を発生する。帯板
13と受圧面14との隙間に位置する流体は、バッフルプレ
ート18の存在により帯板13の幅方向両側へ流出しにくく
なって第2図中の実線で示す流体の流れ20に変り、帯板
13は高圧の流体で受圧面14から浮上支持された状態とな
る。さらに、バッフルプレート18の列の間に存在する帯
板13のエッジ近傍においては、この板下の流体噴出口16
から噴出されて板幅方向に抜けようとする流体が、リブ
19に衝突して第2図中の破線で示すような反転した流れ
21になるので、流体の板幅方向への漏出が防止され、少
ない風量で浮上できるとともに極薄板のエッジ部をも安
定的に浮上・保持することができる。
第3図には本実施例の支持フロータによる静圧の分布状
態を示す。同図に示すように、この支持フロータによれ
ば、板エッジ部においても板センタと同様の静圧が得ら
れるとともに理論値の50%を越える静圧が得られてい
る。
<発明の効果> 本発明の帯板用支持フロータによると、流体の漏洩流量
を小さくして受圧面と帯板との静圧を高めることができ
ると共に帯板全域を均一に支持できるため、相対的に液
体供給源の小型化が可能であり、数十μm〜数mmの帯
板の安定した支持ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観を表す斜視図、第2図
はその内部構造を表す断面図、第3図はその静圧の分布
状態を表すグラフ、第4図は従来の帯板用フロータの例
を表す斜視図、第5図はその内部構造を表す断面図、第
6図はその静圧の分布状態を表すグラフである。 図 面 中、 12は本体、 13は帯板、 14は受圧面、 16は流体噴出口、 18はバッフルプレート、 19はリブ、 20は板幅方向センタ付近での流体の流れ、 21は板幅方向エッジ近傍での流体の流れである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵頭 金章 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島造船所内 審査官 影山 秀一 (56)参考文献 特開 昭62−10223(JP,A) 特開 昭62−96621(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板の直下にこの帯板と対向する平滑な受
    圧面が形成された本体と、前記帯板の通板方向に沿った
    前記受圧面の前後両端部に前記帯板の幅方向に沿ってそ
    れぞれ開口し且つ前記受圧面の中央側へ向けて斜め上方
    にそれぞれ流体を噴出させて前記帯板と前記受圧面との
    間にこの流体の静圧を発生させる一組の流体噴出口とを
    具えた帯板用支持フロータにおいて、前記帯板の通板方
    向に延びるバッフルプレートを前記帯板の幅方向に沿っ
    て配列するように前記受圧面に複数突設するとともに該
    受圧面上に前記帯板の幅方向に延びるリブを複数本併設
    したことを特徴とする帯板用支持フロータ。
JP6845186A 1986-03-28 1986-03-28 帯板用支持フロ−タ Expired - Fee Related JPH068469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6845186A JPH068469B2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28 帯板用支持フロ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6845186A JPH068469B2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28 帯板用支持フロ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62227044A JPS62227044A (ja) 1987-10-06
JPH068469B2 true JPH068469B2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=13374076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6845186A Expired - Fee Related JPH068469B2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28 帯板用支持フロ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068469B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718750Y2 (ja) * 1992-03-07 1995-05-01 中外炉工業株式会社 帯状材の浮揚支持装置
JPH0730416B2 (ja) * 1992-06-29 1995-04-05 中外炉工業株式会社 ストリップ浮上用プレッシャパッド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62227044A (ja) 1987-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4201323A (en) High velocity web floating air bar having a recessed Coanda plate
JPH068469B2 (ja) 帯板用支持フロ−タ
JPH0461052B2 (ja)
US8740487B2 (en) Printers
JP3076656B2 (ja) 薄鋼板の水平流体保持幅可変パッド
JP3076657B2 (ja) 薄鋼板の水平流体保持幅可変パッド
JPS61281826A (ja) 帯板支持用フロ−タ
JP3012392B2 (ja) 薄鋼板の水平流体保持幅可変パッド
JPS61281828A (ja) 帯板支持用フロ−タ
JPH0463130B2 (ja)
JPH0463132B2 (ja)
JP3012391B2 (ja) 薄鋼板の水平流体圧保持用パッド
JPS6350432A (ja) 帯板用支持フロ−タ
JP2510400B2 (ja) ブレ―ドコ―タ
JPH06256991A (ja) 鋼ストリップの連続電気メッキ装置
JPH0437892Y2 (ja)
JPS617161A (ja) 帯状材の浮場支持装置
JP2770518B2 (ja) 帯板浮揚支持装置
JPH0663456A (ja) 給液ノズル
JP2770528B2 (ja) ストリップ浮揚支持方法および装置
JP3305423B2 (ja) 鋼帯浮上搬送装置
JP3508383B2 (ja) 帯状材の非接触支持装置
JPH0635243U (ja) 薄鋼板の水平非接触支持パッド
JP2913792B2 (ja) ストリップの流体支持装置
JPH0718750Y2 (ja) 帯状材の浮揚支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees