JPH0684314B2 - ヒト腫瘍造影用注射組成物 - Google Patents
ヒト腫瘍造影用注射組成物Info
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- JPH0684314B2 JPH0684314B2 JP1135702A JP13570289A JPH0684314B2 JP H0684314 B2 JPH0684314 B2 JP H0684314B2 JP 1135702 A JP1135702 A JP 1135702A JP 13570289 A JP13570289 A JP 13570289A JP H0684314 B2 JPH0684314 B2 JP H0684314B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明の背景 がん胎児性抗原(CEA)に対する放射性標識抗体は腫瘍
の位置測定に使用できることが知られている。ハンセン
らの米国特許3,927,193号はそのような方法を開示する
が、しかしその動物への使用の実施例を提供するに過ぎ
ない。この特許に記載されている方法は、腫瘍部位に関
連した放射能の精密な識別を妨害し得る放射能が血液、
その他の体液およびある種の組織、特に心臓および肝臓
のような他の体内部位にも存在する状況において、どの
ように腫瘍が可視化され得るのか説明していない。Reif
et al,Surg.Oncol,6,133(1974)およびMach et al,E
urop.J.Cancer,Suppl.1,113(1978)に報告されている
初期の臨床的研究は、放射性抗CEA抗体をもってヒトの
腫瘍の位置測定に失敗した。
の位置測定に使用できることが知られている。ハンセン
らの米国特許3,927,193号はそのような方法を開示する
が、しかしその動物への使用の実施例を提供するに過ぎ
ない。この特許に記載されている方法は、腫瘍部位に関
連した放射能の精密な識別を妨害し得る放射能が血液、
その他の体液およびある種の組織、特に心臓および肝臓
のような他の体内部位にも存在する状況において、どの
ように腫瘍が可視化され得るのか説明していない。Reif
et al,Surg.Oncol,6,133(1974)およびMach et al,E
urop.J.Cancer,Suppl.1,113(1978)に報告されている
初期の臨床的研究は、放射性抗CEA抗体をもってヒトの
腫瘍の位置測定に失敗した。
Goldenberg et al,New England Journal fo Medicine,2
98,1384(1978)はCEAに対する放射性標識抗体を投与さ
れている患者のシンチレーション走査によって腫瘍の発
見および位置測定の臨床実験に成功したことを報告し
た。この文献では、血液プールバックグラウンド放射能
から特定の放射性抗体活性を区別することが動物および
ヒトの両方の研究において問題であり、そして他の放射
性核種による特別のスキャナー減法技術がこの方法を用
いるあいまいでない腫瘍位置測定に必須であると考えら
れることを記している。この文献において使用された抗
体製剤はCEAと70%免疫反応性であった。この文献はさ
らに正常なハムスター組織中のCEAの不存在は、該抗原
が通常がん患者には増加したレベルで循環しており、そ
してある正常な組織中には少量しか存在しないヒトへ補
外を阻害することを記している。このシンチグラフ方法
を使用する位置測定を可能とするために使用される減法
技術は、各造影スキャンの前にTe-99m過テクネチウム酸
塩およびTc-99m標識ヒト血清アルブミンの注射を含む。
得られたデータは標識抗体単独、Tc-99m標識種との合
計、およびこれら各種の値の和および差のデジタルイメ
ージを発生することができるミニコンピュータに記憶さ
れる。
98,1384(1978)はCEAに対する放射性標識抗体を投与さ
れている患者のシンチレーション走査によって腫瘍の発
見および位置測定の臨床実験に成功したことを報告し
た。この文献では、血液プールバックグラウンド放射能
から特定の放射性抗体活性を区別することが動物および
ヒトの両方の研究において問題であり、そして他の放射
性核種による特別のスキャナー減法技術がこの方法を用
いるあいまいでない腫瘍位置測定に必須であると考えら
れることを記している。この文献において使用された抗
体製剤はCEAと70%免疫反応性であった。この文献はさ
らに正常なハムスター組織中のCEAの不存在は、該抗原
が通常がん患者には増加したレベルで循環しており、そ
してある正常な組織中には少量しか存在しないヒトへ補
外を阻害することを記している。このシンチグラフ方法
を使用する位置測定を可能とするために使用される減法
技術は、各造影スキャンの前にTe-99m過テクネチウム酸
塩およびTc-99m標識ヒト血清アルブミンの注射を含む。
得られたデータは標識抗体単独、Tc-99m標識種との合
計、およびこれら各種の値の和および差のデジタルイメ
ージを発生することができるミニコンピュータに記憶さ
れる。
CEAはHiyderman,Scand.J.Immunol.,8.,Suppl.8,119(19
78)およびその他多数によって報告されているように主
として細胞表面抗原である。Spar,Seminars In Nucl.Me
d.,6,379(1976)およびEmrich,Deutshe Med.Woch.Sch
r.,104,153(1979)により、ヒトの腫瘍位置測定は腫瘍
細胞の表面に存在する抗原に特異性な抗体を必要とする
と考えていた。前出Hiyderman,Lee et al,Guillouzo et
al,Albrechtsen et alおよびRuoslahti et alによるそ
れぞれScand.J.Immunol.,8,Suppl.8,pp.485 ff.289ff,
165ff,3ffの報告により、ヒト絨毛膜ゴナンドトロピン
(HCG)およびアルファフェトタンパク(AFP)の両方が
細胞質性細胞内腫瘍関連物質であることが知られてい
る。
78)およびその他多数によって報告されているように主
として細胞表面抗原である。Spar,Seminars In Nucl.Me
d.,6,379(1976)およびEmrich,Deutshe Med.Woch.Sch
r.,104,153(1979)により、ヒトの腫瘍位置測定は腫瘍
細胞の表面に存在する抗原に特異性な抗体を必要とする
と考えていた。前出Hiyderman,Lee et al,Guillouzo et
al,Albrechtsen et alおよびRuoslahti et alによるそ
れぞれScand.J.Immunol.,8,Suppl.8,pp.485 ff.289ff,
165ff,3ffの報告により、ヒト絨毛膜ゴナンドトロピン
(HCG)およびアルファフェトタンパク(AFP)の両方が
細胞質性細胞内腫瘍関連物質であることが知られてい
る。
Quinones et al,J.Nucl.Med.,12,69(1971)はハムスタ
ーに育成させたヒト絨毛膜がんは腫瘍中において動物の
肝臓中に比較して2.8倍の増加した放射性標識抗HCG抗体
の摂取を示すことを報告した。しかしながら標識した正
常IgGによる対照研究は第2日の後注射により同様の増
加した腫瘍摂取を示した。さらに著者は特に第3日およ
び第4日における組織分析により見られる、標識正常Ig
Gを上廻る放射性抗体の摂取量の差は全身写真スキャニ
ングでは観察されなかったと述べている。平井らAbstra
cts 6th Int.Res.Group for Carcinoembroyonic Protei
n,Marberg/Lahn,西ドイツは移植したヒトへパトーマを
持った、およびラットおよびヒト卵黄のう腫瘍を持つネ
ズミへ放射性標識抗AFPを投与すると、腫瘍組織への抗
体のホームインは見られないことを報告した。
ーに育成させたヒト絨毛膜がんは腫瘍中において動物の
肝臓中に比較して2.8倍の増加した放射性標識抗HCG抗体
の摂取を示すことを報告した。しかしながら標識した正
常IgGによる対照研究は第2日の後注射により同様の増
加した腫瘍摂取を示した。さらに著者は特に第3日およ
び第4日における組織分析により見られる、標識正常Ig
Gを上廻る放射性抗体の摂取量の差は全身写真スキャニ
ングでは観察されなかったと述べている。平井らAbstra
cts 6th Int.Res.Group for Carcinoembroyonic Protei
n,Marberg/Lahn,西ドイツは移植したヒトへパトーマを
持った、およびラットおよびヒト卵黄のう腫瘍を持つネ
ズミへ放射性標識抗AFPを投与すると、腫瘍組織への抗
体のホームインは見られないことを報告した。
細胞表面抗原に対する抗体の使用に限定されず、減算法
技術のためバックグラウンド補償材料の反復注射を必要
とせず、診断および治療に適応でき、高度の信頼性と高
い解像力を有し、単一回の注射を使用して理想的には腫
瘍または腫瘍細胞の二以上のタイプを検出し、そして位
置測定することができる腫瘍検出および位置測定方法に
対する需要が存在し続ける。
技術のためバックグラウンド補償材料の反復注射を必要
とせず、診断および治療に適応でき、高度の信頼性と高
い解像力を有し、単一回の注射を使用して理想的には腫
瘍または腫瘍細胞の二以上のタイプを検出し、そして位
置測定することができる腫瘍検出および位置測定方法に
対する需要が存在し続ける。
本発明の目的 本発明の目的は、高い解像度が得られ、そして細胞内腫
瘍関連マーカー物質を使用する腫瘍位置測定および検出
方法に使用する注射組成物を提供することである。
瘍関連マーカー物質を使用する腫瘍位置測定および検出
方法に使用する注射組成物を提供することである。
本明細書および請求の範囲をさらに検討するとき、当業
者には本発明のその他の目的および利益が明らかになる
であろう。
者には本発明のその他の目的および利益が明らかになる
であろう。
本発明の概要 本発明は、 (a)腫瘍マーカーに対し特異性であり、フォト走査装
置を用いて外部から検出可能な薬理学的に不活性なラジ
オアイソトープの造影有効量で放射標識された少なくと
も1種のマーカー特異性抗体であって、前記抗体は細胞
内腫瘍マーカーに対して特異性の全免疫グロブリンであ
り、かつ前記腫瘍マーカーがヒト絨毛ゴナントロピンで
ある時は前記ラジオアイソトープはテクネチウム−99m
以外のラジオアイソトープである前記マーカー特異性抗
体と、 (b)薬剤学的に許容し得る注射剤担体とを含むことを
特徴とするヒト腫瘍造影用注射組成物を提供する。
置を用いて外部から検出可能な薬理学的に不活性なラジ
オアイソトープの造影有効量で放射標識された少なくと
も1種のマーカー特異性抗体であって、前記抗体は細胞
内腫瘍マーカーに対して特異性の全免疫グロブリンであ
り、かつ前記腫瘍マーカーがヒト絨毛ゴナントロピンで
ある時は前記ラジオアイソトープはテクネチウム−99m
以外のラジオアイソトープである前記マーカー特異性抗
体と、 (b)薬剤学的に許容し得る注射剤担体とを含むことを
特徴とするヒト腫瘍造影用注射組成物を提供する。
本発明の注射組成物は、細胞内マーカー物質を産生する
かまたはそれに関連する腫瘍の検出および位置測定方法
であって、前記マーカー物質に特異性でそして写真走査
装置を使用して検出し得る薬理学的に不活性なラジオア
イソトープによって標識した抗体を被検者に非経口的に
注射し、そしてその後前記腫瘍による前記標識抗体の摂
取部位を検出し位置測定するため前記装置により前記被
検者を走査することよりなる前記方法に使用する。
かまたはそれに関連する腫瘍の検出および位置測定方法
であって、前記マーカー物質に特異性でそして写真走査
装置を使用して検出し得る薬理学的に不活性なラジオア
イソトープによって標識した抗体を被検者に非経口的に
注射し、そしてその後前記腫瘍による前記標識抗体の摂
取部位を検出し位置測定するため前記装置により前記被
検者を走査することよりなる前記方法に使用する。
詳細な議論 本発明に使用される抗体は各種の細胞内腫瘍関連抗原に
マーカー物質として特異性である。該マーカーは、腫瘍
によって産生される物質、細胞質内であれ、核内であ
れ、各種の器官細胞内であれ、または細胞下構造中であ
れ腫瘍細胞内に蓄積する物質でよい。このような腫瘍関
連マーカーのうちには、Hebermamによる。“Immunodiag
nosis of Cancer",Fleisher Ed.および“The Clinical
Biochemistryof Cancer",page 347(Am.Assn.Clin.Che
m.1979),およびWoltsen et alの米国特許第4,150,149
に記載のものがある。
マーカー物質として特異性である。該マーカーは、腫瘍
によって産生される物質、細胞質内であれ、核内であ
れ、各種の器官細胞内であれ、または細胞下構造中であ
れ腫瘍細胞内に蓄積する物質でよい。このような腫瘍関
連マーカーのうちには、Hebermamによる。“Immunodiag
nosis of Cancer",Fleisher Ed.および“The Clinical
Biochemistryof Cancer",page 347(Am.Assn.Clin.Che
m.1979),およびWoltsen et alの米国特許第4,150,149
に記載のものがある。
腫瘍関連マーカーは前出Herbermanにより、腫瘍胎児抗
原、胎盤抗原、腫瘍形成または腫瘍ビールス関連抗原、
組織関連抗原、臓器関連抗原、逸所ホルモンおよび通常
の抗原またはその変種を含む多数のカテゴリーに分類さ
れている。しばしば腫瘍関連マーカーのサブユニットが
高い腫瘍特異性を有する抗体を上昇させるために有利に
使用される。例えばヒト絨毛ゴナンドトロピン(HCG)
のベーターサブユニットは、非腫瘍物質への大きく減少
された交差反応性を有する抗体の産生を促進する。本発
明において有用な、それに対する特異抗体を上昇させ得
るこのような好適なマーカーは、これらに限定されるも
のではないが、アルファ胎児タンパク(AFP)、ヒト絨
毛ゴナントロピン(HCG)およびそのベーターサブユニ
ット、結腸特異抗原−−p(CSAp)、前立腺酸性フォス
ファターゼ、すい臓腫瘍胎児性抗原、胎盤アルカリ性フ
ォスファターゼ、妊婦ベーター1−グロブリン、上皮小
体ホルモン、カルシトニン、組織ポリペプチド抗原、T
−抗原、ベーター2−ミクログロブリン、ガラクイシル
トランスフェラーゼ−II(GT-II)、gp-52ビールス関連
抗原、卵巣のう腫がん関連抗原(OCAA)、乾燥腫瘍特異
抗原(OCA)、子宮頸管がん抗原(CA-58、CCA、TA-
4),塩基性胎児性タンパク(BFP)、末端デオキシヌク
レオチジルトランスフェラーゼ(TdT),細胞質黒色腫
関連抗原、ヒト星状細胞腫関連抗原(HAAA),通常グリ
オーマ抗原(CGA),膠芽胎児性抗原(GEA),神経膠原
線維酸性タンパク(GFA),通常髄膜腫抗原(CMA),お
よび腫瘍脈管形成因子(TAF)を含む。
原、胎盤抗原、腫瘍形成または腫瘍ビールス関連抗原、
組織関連抗原、臓器関連抗原、逸所ホルモンおよび通常
の抗原またはその変種を含む多数のカテゴリーに分類さ
れている。しばしば腫瘍関連マーカーのサブユニットが
高い腫瘍特異性を有する抗体を上昇させるために有利に
使用される。例えばヒト絨毛ゴナンドトロピン(HCG)
のベーターサブユニットは、非腫瘍物質への大きく減少
された交差反応性を有する抗体の産生を促進する。本発
明において有用な、それに対する特異抗体を上昇させ得
るこのような好適なマーカーは、これらに限定されるも
のではないが、アルファ胎児タンパク(AFP)、ヒト絨
毛ゴナントロピン(HCG)およびそのベーターサブユニ
ット、結腸特異抗原−−p(CSAp)、前立腺酸性フォス
ファターゼ、すい臓腫瘍胎児性抗原、胎盤アルカリ性フ
ォスファターゼ、妊婦ベーター1−グロブリン、上皮小
体ホルモン、カルシトニン、組織ポリペプチド抗原、T
−抗原、ベーター2−ミクログロブリン、ガラクイシル
トランスフェラーゼ−II(GT-II)、gp-52ビールス関連
抗原、卵巣のう腫がん関連抗原(OCAA)、乾燥腫瘍特異
抗原(OCA)、子宮頸管がん抗原(CA-58、CCA、TA-
4),塩基性胎児性タンパク(BFP)、末端デオキシヌク
レオチジルトランスフェラーゼ(TdT),細胞質黒色腫
関連抗原、ヒト星状細胞腫関連抗原(HAAA),通常グリ
オーマ抗原(CGA),膠芽胎児性抗原(GEA),神経膠原
線維酸性タンパク(GFA),通常髄膜腫抗原(CMA),お
よび腫瘍脈管形成因子(TAF)を含む。
マーカー特異抗体はこの分野でよく知られた慣用方法に
よって製造することができる。通常動物、好ましくはネ
ズミ、ウサギ、さらに好ましくはヤギまたは霊長類に腫
瘍関連マーカー物質を挑戦させ、それに対しその免疫系
をこれらマーカーに特異性の抗体を産生することによっ
て反応させる。動物を出血させ、血液の免疫グロブリン
分画を単離し、そして好ましくは1回または2回以上の
アフィニティークロマトグラフィーを含む各種の慣用分
離技術により特異性免疫グロブリンを単離する。腫瘍関
連マーカー物質に特異な抗体を上昇させるための好適な
このような一般法は、特に“Immunodiagnosis of Cance
r",Herberman et al Eds.(Marcel Dekker,Inc.,NewYor
k and Basel,1979)および“Trmor Markers",Sell,Ed
(Humana Perss,Clifton,N.J.,198)に記載されてい
る。
よって製造することができる。通常動物、好ましくはネ
ズミ、ウサギ、さらに好ましくはヤギまたは霊長類に腫
瘍関連マーカー物質を挑戦させ、それに対しその免疫系
をこれらマーカーに特異性の抗体を産生することによっ
て反応させる。動物を出血させ、血液の免疫グロブリン
分画を単離し、そして好ましくは1回または2回以上の
アフィニティークロマトグラフィーを含む各種の慣用分
離技術により特異性免疫グロブリンを単離する。腫瘍関
連マーカー物質に特異な抗体を上昇させるための好適な
このような一般法は、特に“Immunodiagnosis of Cance
r",Herberman et al Eds.(Marcel Dekker,Inc.,NewYor
k and Basel,1979)および“Trmor Markers",Sell,Ed
(Humana Perss,Clifton,N.J.,198)に記載されてい
る。
前記の慣用技術によって製造した抗体は通常抗体の混合
物であり、その一定割合が特異性であるが、しかし一般
に非腫瘍関連または他の抗原に交差反応性の抗体を可変
割合で含有している。抗体混合物のいくつかの成分がそ
れに対し交差反応性である結合抗原を使用する繰り返し
アフィニティークロマトグラフィーおよび結合した精製
抗原を含むカラムの通過によって精製した抗体は、高い
特異免疫反応性を有し、しばしば70%近くまたはそれ以
上へ達し、そして非腫瘍関連抗原または他の抗原に対す
る交差反応性が15%以下となる。これら抗体はそれらが
上昇された抗体に対して実質上モノ特異性であると考え
られ、そして本発明において好適に使用される。
物であり、その一定割合が特異性であるが、しかし一般
に非腫瘍関連または他の抗原に交差反応性の抗体を可変
割合で含有している。抗体混合物のいくつかの成分がそ
れに対し交差反応性である結合抗原を使用する繰り返し
アフィニティークロマトグラフィーおよび結合した精製
抗原を含むカラムの通過によって精製した抗体は、高い
特異免疫反応性を有し、しばしば70%近くまたはそれ以
上へ達し、そして非腫瘍関連抗原または他の抗原に対す
る交差反応性が15%以下となる。これら抗体はそれらが
上昇された抗体に対して実質上モノ特異性であると考え
られ、そして本発明において好適に使用される。
腫瘍位置測定のため、高いマーカー特異免疫反応性を有
する抗体を使用することは特に有利である。高い特異性
は、標識抗体の高割合が腫瘍部位を標識とし、小割合が
非標的態様で分布されることを意味する。それ故標識抗
体の少量を使用することができ、患者の被曝量を減ら
し、そして標的へ向わない抗体によるバックグラウンド
放射の低いレベルは解像度を改善するであろう。このこ
とはさらに他のどの方法でもしばしば困難または不可能
であるより小さい腫瘍を検出し得ることを意味する。高
度に特異なモノクローン性抗体は雑種形成技術によって
製造することができる。このような抗体は通常精製を殆
んどまたは全く必要とせず、そして通常少なくとも75%
の特異免疫反応性を持ち、あるい場合には95%以上の特
異性を有する。このようなモノクローン性のハイブリド
ーマ誘導抗体もまた本発明において使用するのに好適で
ある。好適な具体例において、モノクローン性抗体は、
サルに精製した腫瘍関連マーカーを挑戦させ、抗体産生
サルリンパもくしはひ臓細胞をヒトもしくはマウス骨髄
腫細胞と融合して雑種細胞をつくり、次にこれを分離
し、クローン化し、前記マーカー物質に特異なモノクロ
ーン性抗体を生成するそれらの能力について選定する。
する抗体を使用することは特に有利である。高い特異性
は、標識抗体の高割合が腫瘍部位を標識とし、小割合が
非標的態様で分布されることを意味する。それ故標識抗
体の少量を使用することができ、患者の被曝量を減ら
し、そして標的へ向わない抗体によるバックグラウンド
放射の低いレベルは解像度を改善するであろう。このこ
とはさらに他のどの方法でもしばしば困難または不可能
であるより小さい腫瘍を検出し得ることを意味する。高
度に特異なモノクローン性抗体は雑種形成技術によって
製造することができる。このような抗体は通常精製を殆
んどまたは全く必要とせず、そして通常少なくとも75%
の特異免疫反応性を持ち、あるい場合には95%以上の特
異性を有する。このようなモノクローン性のハイブリド
ーマ誘導抗体もまた本発明において使用するのに好適で
ある。好適な具体例において、モノクローン性抗体は、
サルに精製した腫瘍関連マーカーを挑戦させ、抗体産生
サルリンパもくしはひ臓細胞をヒトもしくはマウス骨髄
腫細胞と融合して雑種細胞をつくり、次にこれを分離
し、クローン化し、前記マーカー物質に特異なモノクロ
ーン性抗体を生成するそれらの能力について選定する。
免疫グロブリンG(IgG)分画からのモノクローン性抗
体はこの方法で得られ、そして本発明による腫瘍検出、
位置測定および治療のため使用されるフラグメントを製
造するために使用される。Koprowskiの米国特許第4,17
2,124号のIgMモノクローン性抗体はこの方法に使用する
ために適していない。
体はこの方法で得られ、そして本発明による腫瘍検出、
位置測定および治療のため使用されるフラグメントを製
造するために使用される。Koprowskiの米国特許第4,17
2,124号のIgMモノクローン性抗体はこの方法に使用する
ために適していない。
抗体は当分野で公知のいくつかの手法のいずれによって
も標識することができる。標識技術の広い範囲がFetean
u,“Labeled Antibodies in Biolgy and Medicine"page
s 214-309(McGraw-Hill Int.Book.Co.,Now York et a
l,1978)に記載されている種々の金属ラジオアイソトー
プの導入は、Wagner et al.,J.Nucl.Med.,20,428(197
9),Sundbery et al,J.Med.Chem.,17,1304(1974);Sah
a et al,J.Nucl.Med.,6,542(1976)の方法によって達
成することができる。以上に当分野で公知のタンパクを
放射標識するための多数の方法の数例に過ぎない。
も標識することができる。標識技術の広い範囲がFetean
u,“Labeled Antibodies in Biolgy and Medicine"page
s 214-309(McGraw-Hill Int.Book.Co.,Now York et a
l,1978)に記載されている種々の金属ラジオアイソトー
プの導入は、Wagner et al.,J.Nucl.Med.,20,428(197
9),Sundbery et al,J.Med.Chem.,17,1304(1974);Sah
a et al,J.Nucl.Med.,6,542(1976)の方法によって達
成することができる。以上に当分野で公知のタンパクを
放射標識するための多数の方法の数例に過ぎない。
使用するラジオアイソトープのうち、ガンマ放射体、陽
電子放射体、X線放射体、および蛍光発光体が位置測定
および/または治療用に好適であり、一方ベーター放射
体およびアルファ放射体も治療に使用することができ
る。抗体を標識するため好適なラジオアイソトープはヨ
ウ素−131,ヨー素1−123,ヨー素126,ヨー素133,臭素−
77,インジウム−111,インジウム−113m,ガリウム−67,
ガリウム−68,ルテニウム−95,ルテニウム−97,ルテニ
ウム−103,ルテニウム−105,水銀−197,水銀−203,レニ
ウム−99m,レニウム−105,レニウム−101,テルル−121
m,テルル−112m,テルル−125m,ツリウム−165,ツリウム
−167,ツリウム−168,テクネチウム−99m,およびフッ素
−18を含む。ハロゲン標識抗体もしくはフラグメントお
よび/または正常免疫グロブリンもしくは対応するフラ
グメントは、実質上同一の運動性および分布と、そして
類似の代謝を持つであろうから、ハロゲンは標識として
多かれ少なかれ互換性を持って使用することができる。
電子放射体、X線放射体、および蛍光発光体が位置測定
および/または治療用に好適であり、一方ベーター放射
体およびアルファ放射体も治療に使用することができ
る。抗体を標識するため好適なラジオアイソトープはヨ
ウ素−131,ヨー素1−123,ヨー素126,ヨー素133,臭素−
77,インジウム−111,インジウム−113m,ガリウム−67,
ガリウム−68,ルテニウム−95,ルテニウム−97,ルテニ
ウム−103,ルテニウム−105,水銀−197,水銀−203,レニ
ウム−99m,レニウム−105,レニウム−101,テルル−121
m,テルル−112m,テルル−125m,ツリウム−165,ツリウム
−167,ツリウム−168,テクネチウム−99m,およびフッ素
−18を含む。ハロゲン標識抗体もしくはフラグメントお
よび/または正常免疫グロブリンもしくは対応するフラ
グメントは、実質上同一の運動性および分布と、そして
類似の代謝を持つであろうから、ハロゲンは標識として
多かれ少なかれ互換性を持って使用することができる。
抗体標識のために好適な技術は、Greenwood et al,Bioc
hem.J.,89,114(1963)によって報告され、McConahey e
t al,Int,Arch.Allergy Appln.Immunol.,29,185(196
9)によって修正されたように、放射性ヨー化カリウム
またはナトリウムと抗体との混合物をクロラミン−Tで
処理する酸化法を用いて、ヨー素−131(I-131)または
ヨー素−123(I-123)で標識することを含む。これは試
薬の割合および反応条件に依存して、抗体分子上の、恐
らくチロシン残基上の、多分トリプトファンおよびフェ
ニルアラニン残基上の水素原子をヨー素原子で直接置換
する結果を生ずる。
hem.J.,89,114(1963)によって報告され、McConahey e
t al,Int,Arch.Allergy Appln.Immunol.,29,185(196
9)によって修正されたように、放射性ヨー化カリウム
またはナトリウムと抗体との混合物をクロラミン−Tで
処理する酸化法を用いて、ヨー素−131(I-131)または
ヨー素−123(I-123)で標識することを含む。これは試
薬の割合および反応条件に依存して、抗体分子上の、恐
らくチロシン残基上の、多分トリプトファンおよびフェ
ニルアラニン残基上の水素原子をヨー素原子で直接置換
する結果を生ずる。
一般に、抗体へその免疫特異性を破壊することなくでき
るだけ高い割合の放射性標識を導入するのが望ましい。
非常に多数の研究者は抗体1分子当りヨー素原子1.5な
いし2個以上の直接置換による投入は不利であると考え
ていたが、今や抗体1分子当りヨー素を少なくとも2.5
および好ましくは平均5ないし10原子直接置換して導入
することは、特に抗体が標識前高度にマーカー特異性で
ある場合有利であることが判明した。この場合、高度の
標識化の結果として5ないし33%の抗体特異性の低下さ
えも高い活性の方が上廻り、実質上より少量の標識抗体
の使用を許容する。前記したように、高活性の高い特異
性抗体の使用は効率的な位置測定および増大した解像性
を結果する。この増加した活性と減少した特異性とのバ
ランスは抗体1分子当り平均ヨー素10原子まで有利で、
その後は特異性の減少が高活性の利益を上廻る。放射性
標識を導入するための他の方法を使用することにより、
減少した免疫特異性に受容できない価格を支払うことな
しに抗体フラグメントに対する標識の割合をさらに増加
することが可能であろう。それ以上の改良は、抗体上の
抗原結合部位が保護されることを確実にするため、放射
性標識化を特異抗原の存在下において実施することによ
って達成することができる。該抗原は標識化後分離され
る。
るだけ高い割合の放射性標識を導入するのが望ましい。
非常に多数の研究者は抗体1分子当りヨー素原子1.5な
いし2個以上の直接置換による投入は不利であると考え
ていたが、今や抗体1分子当りヨー素を少なくとも2.5
および好ましくは平均5ないし10原子直接置換して導入
することは、特に抗体が標識前高度にマーカー特異性で
ある場合有利であることが判明した。この場合、高度の
標識化の結果として5ないし33%の抗体特異性の低下さ
えも高い活性の方が上廻り、実質上より少量の標識抗体
の使用を許容する。前記したように、高活性の高い特異
性抗体の使用は効率的な位置測定および増大した解像性
を結果する。この増加した活性と減少した特異性とのバ
ランスは抗体1分子当り平均ヨー素10原子まで有利で、
その後は特異性の減少が高活性の利益を上廻る。放射性
標識を導入するための他の方法を使用することにより、
減少した免疫特異性に受容できない価格を支払うことな
しに抗体フラグメントに対する標識の割合をさらに増加
することが可能であろう。それ以上の改良は、抗体上の
抗原結合部位が保護されることを確実にするため、放射
性標識化を特異抗原の存在下において実施することによ
って達成することができる。該抗原は標識化後分離され
る。
同一もしくは異なる腫瘍または腫瘍細胞タイプに関連す
る抗原に対し特異な標識抗体の混合物を使用してもよ
い。これはある場合に検出、位置測定および/または治
療を向上させることができ、そしてまた2種以上の腫瘍
または腫瘍細胞タイプについての広いスクリーンの範囲
を増加することができる。
る抗原に対し特異な標識抗体の混合物を使用してもよ
い。これはある場合に検出、位置測定および/または治
療を向上させることができ、そしてまた2種以上の腫瘍
または腫瘍細胞タイプについての広いスクリーンの範囲
を増加することができる。
血液プールまたは間質性体液中に標識フラグメントまた
はそれらの代謝物が蓄積することによる放射能は、腫瘍
関連マーカーへ特異性の標識抗体フラグメントを使用す
る腫瘍位置測定の解像度を著しく減少させることがあり
得る。そのような場合には、フォト走査前に被検者へ参
照物質を注射するのが有利である。参照物質はマーカー
特異抗体標識と異なるエネルギーで放射し、そしてフォ
ト走査装置で独立に検出し得るラジオアイソトープで放
射標識される。参照物質の活性のレベルは非標的指向特
異抗体によるバックグラウンド活性の測定に使用され、
このバックグラウンド活性は次に特異抗体の全活性から
減算され、実質上標的指向腫瘍関連抗体のみの活性の測
定を許容する。
はそれらの代謝物が蓄積することによる放射能は、腫瘍
関連マーカーへ特異性の標識抗体フラグメントを使用す
る腫瘍位置測定の解像度を著しく減少させることがあり
得る。そのような場合には、フォト走査前に被検者へ参
照物質を注射するのが有利である。参照物質はマーカー
特異抗体標識と異なるエネルギーで放射し、そしてフォ
ト走査装置で独立に検出し得るラジオアイソトープで放
射標識される。参照物質の活性のレベルは非標的指向特
異抗体によるバックグラウンド活性の測定に使用され、
このバックグラウンド活性は次に特異抗体の全活性から
減算され、実質上標的指向腫瘍関連抗体のみの活性の測
定を許容する。
Goldenberg et al,N.Eng.J.Med.,298,1384(1978)に報
告された成功したヒトがんの非侵入的ラジオ免疫検知法
においては、テクネチチウム−99m標識ヒト血清アルブ
ミンおよび過テクネチウム酸テクネチウム−99mが各造
影走査前に静注されなければならなかった。
告された成功したヒトがんの非侵入的ラジオ免疫検知法
においては、テクネチチウム−99m標識ヒト血清アルブ
ミンおよび過テクネチウム酸テクネチウム−99mが各造
影走査前に静注されなければならなかった。
本発明は適当な参照物質のうちで、Tc-99m標識正常免疫
グロブリンGおよびTc-99m標識イオウコロイドの使用を
含む。しかしながら好ましくは参照物質は、対応する正
常な無関係な免疫グロブリンG(IgG)である。この正
常免疫グロブリンGは、好ましくは特異抗体を標識する
ために使用した同じ元素の異なるアイソトープで放射標
識され、そして好ましくは放射標識されたマーカー特異
抗体と同時に注射される。これは参照物質として標識特
異抗体と実質上同じ結合、分布および代謝動力学性を有
する分子種を使用するという利益を有する。その結果一
回だけの参照物質の注射が必要で、そして増加した解像
度が得られる。正常IgGはそれが対応する特異抗体と同
じ方法で製造され、標識される。
グロブリンGおよびTc-99m標識イオウコロイドの使用を
含む。しかしながら好ましくは参照物質は、対応する正
常な無関係な免疫グロブリンG(IgG)である。この正
常免疫グロブリンGは、好ましくは特異抗体を標識する
ために使用した同じ元素の異なるアイソトープで放射標
識され、そして好ましくは放射標識されたマーカー特異
抗体と同時に注射される。これは参照物質として標識特
異抗体と実質上同じ結合、分布および代謝動力学性を有
する分子種を使用するという利益を有する。その結果一
回だけの参照物質の注射が必要で、そして増加した解像
度が得られる。正常IgGはそれが対応する特異抗体と同
じ方法で製造され、標識される。
一方は特異抗体を標識するために使用することができ、
他方は正常免疫グロブリンを標識するために使用される
ラジオアイソトープの適当な対は、ヨー素−131とヨー
素123、インジウム−111とインジウム−113m、ガリウム
−67とガリウム−68、ルテニウム−97とルテニウム−10
3、または水銀−197と水銀−203を含む。ヨー素は化学
的置換反応により直接導入し得るため、そして放射性で
そしてフォト走査装置を使用して検出し得る少なくとも
5種類のアイソトープを有するので、ヨー素は、本発明
方法に使用するため特異抗体および正常免疫グロブリン
G参照物質の両方を放射標識するのに好適である。有利
には、ヨー素−131が特異抗体を標識するために使用さ
れ、ヨー素−123が正常免疫グロブリンを標識するため
に使用される。
他方は正常免疫グロブリンを標識するために使用される
ラジオアイソトープの適当な対は、ヨー素−131とヨー
素123、インジウム−111とインジウム−113m、ガリウム
−67とガリウム−68、ルテニウム−97とルテニウム−10
3、または水銀−197と水銀−203を含む。ヨー素は化学
的置換反応により直接導入し得るため、そして放射性で
そしてフォト走査装置を使用して検出し得る少なくとも
5種類のアイソトープを有するので、ヨー素は、本発明
方法に使用するため特異抗体および正常免疫グロブリン
G参照物質の両方を放射標識するのに好適である。有利
には、ヨー素−131が特異抗体を標識するために使用さ
れ、ヨー素−123が正常免疫グロブリンを標識するため
に使用される。
発生する放射はガンマーシンチレーション検出器の2つ
の異なるチャンネル上に別々に検出される。
の異なるチャンネル上に別々に検出される。
得られる走査データはミニコンピューターに好都合に記
憶され、そしてその非標的区域における標識参照免疫グ
ロブリンに対する比を上廻る、放射標識特異抗体の過剰
蓄積区域を決定するため前述の減算法が実施される。こ
れらの値は関連した出力信号、有利にはカラービデオス
クリーン上のカラーの変化を発生させるために使用する
ことができる。フォト走査装置はコンピューター断層放
射線写真能力を備えることができる。高い活性と許容し
得る免疫特異性との間に最大のバランスを与えるように
標識した高度にモノ特異性で、好ましくはモノクローン
性の抗体を使用するこの高度に能率的な減算技術は、著
しく改良された解像度の腫瘍位置測定および検出方法を
提供する。
憶され、そしてその非標的区域における標識参照免疫グ
ロブリンに対する比を上廻る、放射標識特異抗体の過剰
蓄積区域を決定するため前述の減算法が実施される。こ
れらの値は関連した出力信号、有利にはカラービデオス
クリーン上のカラーの変化を発生させるために使用する
ことができる。フォト走査装置はコンピューター断層放
射線写真能力を備えることができる。高い活性と許容し
得る免疫特異性との間に最大のバランスを与えるように
標識した高度にモノ特異性で、好ましくはモノクローン
性の抗体を使用するこの高度に能率的な減算技術は、著
しく改良された解像度の腫瘍位置測定および検出方法を
提供する。
本発明の抗体は注射組成物の形で有利に投与される。一
般的スクリーニングのため、そして位置測定および治療
の多数のタイプのため、注射は静脈内、動脈内または包
膜内注射であろう。注射し得る抗体溶液は静脈、動脈ま
たは脊髄液中に2分ないし約1時間のコースにわたり、
好ましくは静脈内または動脈内注入のため10分ないし20
分にわたって投与されるであろう。ある場合には、皮
下、粘膜下組織、または体腔内投与が有利である。腫瘍
が既知の接近し得る動脈から供給される場合は、動脈内
投与が治療のために好ましい。動脈内ルートは製剤の長
い注入時間、例えば24時間またはそれ以上を使用し得
る。皮下、粘膜下組織または体腔内投与は皮膚の特定区
域および/または特定の体腔へ近い区域に限られた腫瘍
に有益である。
般的スクリーニングのため、そして位置測定および治療
の多数のタイプのため、注射は静脈内、動脈内または包
膜内注射であろう。注射し得る抗体溶液は静脈、動脈ま
たは脊髄液中に2分ないし約1時間のコースにわたり、
好ましくは静脈内または動脈内注入のため10分ないし20
分にわたって投与されるであろう。ある場合には、皮
下、粘膜下組織、または体腔内投与が有利である。腫瘍
が既知の接近し得る動脈から供給される場合は、動脈内
投与が治療のために好ましい。動脈内ルートは製剤の長
い注入時間、例えば24時間またはそれ以上を使用し得
る。皮下、粘膜下組織または体腔内投与は皮膚の特定区
域および/または特定の体腔へ近い区域に限られた腫瘍
に有益である。
本発明による典型的な注射組成物は、ヒト血清アルブミ
ン34mg(1%米国局方:パークデビス社)と、0.9%NaC
l含有0.04Mリン酸緩衝液(pH7.4,バイオウエア社)1ml
当り放射標識された抗体1ないし500μgを含有する。
本発明の減算法技術が使用される場合は、特異抗体の重
量にほぼ等しい放射標識した正常イムノグロブリンの量
を含有する。他の慣用の薬剤学的に許容し得る注射用担
体も、包膜内、皮下、粘膜下組織または体腔内注射のた
め、および静脈内または動脈内注射のためのように指示
された場合に使用することができる。
ン34mg(1%米国局方:パークデビス社)と、0.9%NaC
l含有0.04Mリン酸緩衝液(pH7.4,バイオウエア社)1ml
当り放射標識された抗体1ないし500μgを含有する。
本発明の減算法技術が使用される場合は、特異抗体の重
量にほぼ等しい放射標識した正常イムノグロブリンの量
を含有する。他の慣用の薬剤学的に許容し得る注射用担
体も、包膜内、皮下、粘膜下組織または体腔内注射のた
め、および静脈内または動脈内注射のためのように指示
された場合に使用することができる。
当業者はさらに熟考することなく、前記説明を用いて本
発明をその全範囲に利用することができるものと信ぜら
れる。従って以下の特定の好ましい具体例は単に例示で
あり、開示の残余の部分を限定するものではないと解す
べきである。以下の実施例において、すべての温度は未
補正の摂氏度であり、断わりのない限りすべての部およ
び%は重量による。
発明をその全範囲に利用することができるものと信ぜら
れる。従って以下の特定の好ましい具体例は単に例示で
あり、開示の残余の部分を限定するものではないと解す
べきである。以下の実施例において、すべての温度は未
補正の摂氏度であり、断わりのない限りすべての部およ
び%は重量による。
これら実施例で使用される抗体は高度に特異性で、そし
て慣用の免疫化の後、補体を不活性し、血球凝固成分を
除去するため吸着し、そして交差反応性抗原および特異
抗原に対してアフィニティー精製して調製するか、また
はハイブリドーマ誘導モノクローン性抗体のどちらかで
ある。
て慣用の免疫化の後、補体を不活性し、血球凝固成分を
除去するため吸着し、そして交差反応性抗原および特異
抗原に対してアフィニティー精製して調製するか、また
はハイブリドーマ誘導モノクローン性抗体のどちらかで
ある。
実施例1131 I−抗HCG IgG(ヤギ)の製造 (a)HCGに対する抗体(抗HCG)は、Gagshawe,“Metho
d in Investistigative and Diagnostic Endocliology,
part III,Peptide Hormones",Bearson et al,Eds.,page
s 756-764(North Holland,Amsterdam,1978)の方法に
よって製造される。
d in Investistigative and Diagnostic Endocliology,
part III,Peptide Hormones",Bearson et al,Eds.,page
s 756-764(North Holland,Amsterdam,1978)の方法に
よって製造される。
HCGのβ−サブユニットに対する抗体(抗−HCG−β Ig
G)は、Vaitukaitis et al,Am.J.Obstet.Gynecol.,113,
751(1972)の方法によって製造される。
G)は、Vaitukaitis et al,Am.J.Obstet.Gynecol.,113,
751(1972)の方法によって製造される。
(b)前記(a)部において調製した抗体は血清溶液と
してさらに精製された。操作は抗−HCG IgGおよび抗−H
CG−β IgGについて同一である。
してさらに精製された。操作は抗−HCG IgGおよび抗−H
CG−β IgGについて同一である。
抗−HCG(または抗−HCG−β)血清の補体は56℃で1時
間のインキュベーションにより不活性され、もはや血球
凝固活性が検出されなくなるまで、血球凝固アッセイか
ら計算された血清/RBC比をもって抗血液ABヒトRBCが除
去される。吸着された抗−HCG血清は0.1Mリン酸緩衝液p
H7.0(PO4)の数倍容に対して透析される。
間のインキュベーションにより不活性され、もはや血球
凝固活性が検出されなくなるまで、血球凝固アッセイか
ら計算された血清/RBC比をもって抗血液ABヒトRBCが除
去される。吸着された抗−HCG血清は0.1Mリン酸緩衝液p
H7.0(PO4)の数倍容に対して透析される。
(c)ヒト尿タンパク(HUP)免疫吸着体は、精製したH
UPを慣用の技術を用いて臭化シアン活性化セファローズ
4B(ファルマシア社)へ結合させることにより調製され
る。結合は4℃でゆるやかにかきまぜながら一夜進行を
許容される。HUP−免疫吸着体は0.05Mホウ酸緩衝液pH8.
4で洗浄され、0.1Mリン酸緩衝液pH8.0中の1M2−アミノ
エタノールで4容積中に再懸濁される。スラリーは室温
で1時間混合され、ロ過され、PO4で洗浄される。
UPを慣用の技術を用いて臭化シアン活性化セファローズ
4B(ファルマシア社)へ結合させることにより調製され
る。結合は4℃でゆるやかにかきまぜながら一夜進行を
許容される。HUP−免疫吸着体は0.05Mホウ酸緩衝液pH8.
4で洗浄され、0.1Mリン酸緩衝液pH8.0中の1M2−アミノ
エタノールで4容積中に再懸濁される。スラリーは室温
で1時間混合され、ロ過され、PO4で洗浄される。
HUP−免疫吸着体カラムが調製され、10%(V/V)正常ヤ
ギ血液(ギブコ社)2ml、対で3Mチオシアン酸アンモニ
ウムの約1カラム容積を前循環し、そして0.1Mリン酸緩
衝液pH7.0で再平衡化される。
ギ血液(ギブコ社)2ml、対で3Mチオシアン酸アンモニ
ウムの約1カラム容積を前循環し、そして0.1Mリン酸緩
衝液pH7.0で再平衡化される。
HUP−免疫吸着体は自動クロマトグラフィ−システムへ
挿入され、そして全体のシステムが非発熱原性の無菌PO
4で完全に洗浄される。緩衝液容器はチオシアン酸アン
モニウムおよび透析物を含む容器で取り替えられる。
挿入され、そして全体のシステムが非発熱原性の無菌PO
4で完全に洗浄される。緩衝液容器はチオシアン酸アン
モニウムおよび透析物を含む容器で取り替えられる。
吸着された抗HCG血清はカラムの空隙容積の2/3の容積へ
PO4で希釈され、そしてカラムを通る1サイクル毎に抗
血清の適当量を含有する。この希釈した抗血清の体積は
カラム中へ適用され、そして1カラム空隙体積の全容を
与えるのに充分なPO4で洗浄される。抗血清は室温で20
分間インキュベートすることが許され、次に吸着されな
い分画である特異抗HCG血清がカラムからPO4で溶離され
る。このカラムは、PO4中の3Mチオシアン酸アンモニウ
ムの1.5〜2容とPO4の3〜4カラム容積で溶出すること
によって再生される。システムは抗HCG血清の第2の部
分標本を適用することにより、自動的に次のサイクルを
開始する。サイクルの回数は抗血清の全ロットを処理す
るようにセットされる。
PO4で希釈され、そしてカラムを通る1サイクル毎に抗
血清の適当量を含有する。この希釈した抗血清の体積は
カラム中へ適用され、そして1カラム空隙体積の全容を
与えるのに充分なPO4で洗浄される。抗血清は室温で20
分間インキュベートすることが許され、次に吸着されな
い分画である特異抗HCG血清がカラムからPO4で溶離され
る。このカラムは、PO4中の3Mチオシアン酸アンモニウ
ムの1.5〜2容とPO4の3〜4カラム容積で溶出すること
によって再生される。システムは抗HCG血清の第2の部
分標本を適用することにより、自動的に次のサイクルを
開始する。サイクルの回数は抗血清の全ロットを処理す
るようにセットされる。
抗HCG血清の部分標本が抗血液のもとの容積へ濃縮さ
れ、そして免疫拡散によって再テストされる。抗血清は
参照HCG、HUP製剤、正常ヒト組織抽出物および血漿に対
してテストされる。もし抗血清がHUP製剤、血漿または
正常ヒト組織抽出物に陽性反応を有するならば、それは
HUP免疫吸着体カラムにリサイクルされる。
れ、そして免疫拡散によって再テストされる。抗血清は
参照HCG、HUP製剤、正常ヒト組織抽出物および血漿に対
してテストされる。もし抗血清がHUP製剤、血漿または
正常ヒト組織抽出物に陽性反応を有するならば、それは
HUP免疫吸着体カラムにリサイクルされる。
(d)HCG免疫吸着体カラムは、HUP免疫吸着体と同じ結
合操作により、精製HCGを臭化シアン活性化セファロー
ズ4Bへ結合し、前記(c)のようにカラムを調製し、前
循環し、平衡化することによって調製される。
合操作により、精製HCGを臭化シアン活性化セファロー
ズ4Bへ結合し、前記(c)のようにカラムを調製し、前
循環し、平衡化することによって調製される。
HCG吸着体カラムは自動化されたクロマトグラフィーシ
ステムへ導入され、そして非発熱原性のPO4で完全に洗
浄される。各サイクル毎に適用すべき抗HCG血液の量は
ラジオイムノアッセイ定量をもとに計算され、抗血清の
サンプルが希釈され、適用され、そしてHCG免疫吸着体
カラムと同様にインキュベートされる。すべての非反応
性免疫グロブリンを含んでいる血清タンパクはカラムか
らPO4で溶離され、そして吸着されない分画として採取
される。
ステムへ導入され、そして非発熱原性のPO4で完全に洗
浄される。各サイクル毎に適用すべき抗HCG血液の量は
ラジオイムノアッセイ定量をもとに計算され、抗血清の
サンプルが希釈され、適用され、そしてHCG免疫吸着体
カラムと同様にインキュベートされる。すべての非反応
性免疫グロブリンを含んでいる血清タンパクはカラムか
らPO4で溶離され、そして吸着されない分画として採取
される。
特異抗HCG IgGは解離されそしてPO4中3Mチオシアン酸ア
ンモニウムでカラムから溶離され、そして吸着された分
画として採集される。チオシアン酸アンモニウムの微量
のすべてを除去するため、吸着された分画はPO4中1M尿
素および10%グリセロールに対し、中空繊維透析ユニッ
ト(アミコン社またはビオラッド社)の使用によってイ
ンライン透析にかけられる。特異抗体の解離のための別
法は、混乱剤としてグアニジン塩酸塩と、脱塩のためセ
ファデックスG25ゲルロ過クロマトグラフィーを使用す
る。
ンモニウムでカラムから溶離され、そして吸着された分
画として採集される。チオシアン酸アンモニウムの微量
のすべてを除去するため、吸着された分画はPO4中1M尿
素および10%グリセロールに対し、中空繊維透析ユニッ
ト(アミコン社またはビオラッド社)の使用によってイ
ンライン透析にかけられる。特異抗体の解離のための別
法は、混乱剤としてグアニジン塩酸塩と、脱塩のためセ
ファデックスG25ゲルロ過クロマトグラフィーを使用す
る。
吸着された分画は4℃でPM30膜(アミコン社)による限
外ロ過により、ゲルロ過クロマトグラフィーを容易にす
る体積まで濃縮される。例えば抗HCG血清の100mlのロッ
トは約20mlへ濃縮される。濃縮液は50mMリン酸緩衝食塩
水(PBS)pH7.5の100容で4回、各4時間透析される。
抗HCG IgG製剤は無菌のパイロージエン不含血清バイア
ル中へ無菌ロ過される。部品標本がRIAおよび免疫拡散
による品質管理試験のために保存される。
外ロ過により、ゲルロ過クロマトグラフィーを容易にす
る体積まで濃縮される。例えば抗HCG血清の100mlのロッ
トは約20mlへ濃縮される。濃縮液は50mMリン酸緩衝食塩
水(PBS)pH7.5の100容で4回、各4時間透析される。
抗HCG IgG製剤は無菌のパイロージエン不含血清バイア
ル中へ無菌ロ過される。部品標本がRIAおよび免疫拡散
による品質管理試験のために保存される。
(e)セファクリルS-200(ファルマシア社)カラムが
ゲルを無菌のパイロージエン不含50mM,PBS,pH7.5で5回
洗浄することによって調製される。カラムは180℃で3
時間乾燥滅菌される。使用カラム寸法は抗体のロットサ
イズに応じて2.6×90cmか、または5.0×90cmである。調
製したカラムは冷蔵庫または冷室に置かれ、4℃で平衡
化され、無菌50mM PBSで完全に洗浄される。カラムはUV
モニターへ取付けられ、市販の正常ヤギIgG(ペンテッ
クス)の5×60cmカラムに対しては2ml中50mg、2.6×90
cmカラムに対しては5ml中20mgで較正される。次にカラ
ムはカラムの3倍容のPBSで洗浄される。
ゲルを無菌のパイロージエン不含50mM,PBS,pH7.5で5回
洗浄することによって調製される。カラムは180℃で3
時間乾燥滅菌される。使用カラム寸法は抗体のロットサ
イズに応じて2.6×90cmか、または5.0×90cmである。調
製したカラムは冷蔵庫または冷室に置かれ、4℃で平衡
化され、無菌50mM PBSで完全に洗浄される。カラムはUV
モニターへ取付けられ、市販の正常ヤギIgG(ペンテッ
クス)の5×60cmカラムに対しては2ml中50mg、2.6×90
cmカラムに対しては5ml中20mgで較正される。次にカラ
ムはカラムの3倍容のPBSで洗浄される。
ヤギ抗HCG IgGのロットはカラムに適用され、そしてPBS
で6m/cm2/時間の流量において溶離される。IgGタンパ
クを含有する分画がプールされ、そして約5mg IgGタン
パク/ml、 に濃縮され、PBSに対して透析され、0.2ミクロンMillex
ユニット(ミリポア社)で無菌ロ過され、そして保存剤
としてアジ化ナトリウムを添加して約5mg IgGタンパク/
mlの1ml部分標本の形で冷蔵される。
で6m/cm2/時間の流量において溶離される。IgGタンパ
クを含有する分画がプールされ、そして約5mg IgGタン
パク/ml、 に濃縮され、PBSに対して透析され、0.2ミクロンMillex
ユニット(ミリポア社)で無菌ロ過され、そして保存剤
としてアジ化ナトリウムを添加して約5mg IgGタンパク/
mlの1ml部分標本の形で冷蔵される。
(f)131Iの1mCi当り7.2ないし16.8μgIgGのヤギ抗HCG
IgGを131I(アマーシャム−サール社)を含む放射性核
種バイアル中へ注入する。
IgGを131I(アマーシャム−サール社)を含む放射性核
種バイアル中へ注入する。
クロラミンTおよびメタ重亜硫酸ナトリウム溶液は、そ
れぞれクロラミンT10mgおよび重亜硫酸塩50mgを含む2
個のバイアルのそれぞれへ、無菌のパイロ−ジエン不含
0.04Mリン酸緩衝液pH7.4の5mlを注入することによって
調製された。クロラミンTは10μg/mCi131Iの割合で放
射性核種バイアル中へ注入された。クロラミンTの5倍
量のメタ重亜硫酸ナトリウム溶液は、クロラミンTの注
入後正確に90秒後にバイアル中へ注入される。混合物は
無菌注射器で反応バイアルから除去され、反応バイアル
は1%正常ヒト血清アルブミンでリンスされ、リンス液
は反応混合物と合併された。131 I抗HCG IgGのサンプルが事前にPBS中1%正常ヒト血
清アルブミンで平衡化されたPD-10セファデックスG-25
カラムに適用され、PBS中1%正常ヒト血清アルブミン
約4.5mlで溶離され、シールドされたガンマ検出器(Ebe
rline社)でモニターされ、貯蔵および使用のため採集
され、あらかじめ定めた濃度に希釈される。
れぞれクロラミンT10mgおよび重亜硫酸塩50mgを含む2
個のバイアルのそれぞれへ、無菌のパイロ−ジエン不含
0.04Mリン酸緩衝液pH7.4の5mlを注入することによって
調製された。クロラミンTは10μg/mCi131Iの割合で放
射性核種バイアル中へ注入された。クロラミンTの5倍
量のメタ重亜硫酸ナトリウム溶液は、クロラミンTの注
入後正確に90秒後にバイアル中へ注入される。混合物は
無菌注射器で反応バイアルから除去され、反応バイアル
は1%正常ヒト血清アルブミンでリンスされ、リンス液
は反応混合物と合併された。131 I抗HCG IgGのサンプルが事前にPBS中1%正常ヒト血
清アルブミンで平衡化されたPD-10セファデックスG-25
カラムに適用され、PBS中1%正常ヒト血清アルブミン
約4.5mlで溶離され、シールドされたガンマ検出器(Ebe
rline社)でモニターされ、貯蔵および使用のため採集
され、あらかじめ定めた濃度に希釈される。
生成する131I−抗HCG IgGまたは131I−抗HCG−β IgGは
抗体1分子当り平均ヨー素3ないし7原子を有する。各
バッチからの無作為部分標本が無菌性、発熱原性、毒性
およびその他の品質管理変動について別々にテストされ
る。
抗体1分子当り平均ヨー素3ないし7原子を有する。各
バッチからの無作為部分標本が無菌性、発熱原性、毒性
およびその他の品質管理変動について別々にテストされ
る。
実施例2 (a)131I−抗AFP IgG(ヤギ)の製造 過免疫ヤギ抗血清は、西、Cancer Res.,30,2507(197
0)の方法により精製したヒトAFPの繰り返した皮内注射
によって精製される。抗血清の特異性は二重ゲル拡散、
免疫電気泳動およびラジオイムノアッセイによって確認
される。免疫電気泳動的に純粋なIgGは、抗血清10mlのD
EAEセルロースクロマトグラフィーと、次にアミコンPM-
30膜上の濃縮によって製造される。4.2mg/mlの濃度にお
いて、ヤギ抗AFP IgGは終了点として2ngの標識抗体の50
%結合を用いて、ラジオイムノアッセイ力価3×105を
有する。
0)の方法により精製したヒトAFPの繰り返した皮内注射
によって精製される。抗血清の特異性は二重ゲル拡散、
免疫電気泳動およびラジオイムノアッセイによって確認
される。免疫電気泳動的に純粋なIgGは、抗血清10mlのD
EAEセルロースクロマトグラフィーと、次にアミコンPM-
30膜上の濃縮によって製造される。4.2mg/mlの濃度にお
いて、ヤギ抗AFP IgGは終了点として2ngの標識抗体の50
%結合を用いて、ラジオイムノアッセイ力価3×105を
有する。
抗体は実施例1(f)の操作と同様に放射標識され、該
実施例記載と同じ様に精製され、貯蔵される。
実施例記載と同じ様に精製され、貯蔵される。
(b)131I−抗CSAp IgG(ヤギ)の製造 抗CSAp血清は、氷水下の脱イオン水の5容量(W/V)中
のGW-39ヒト結腸がん外来移植腫瘍を全速度で2分間ポ
リトロンによりホモジナイズすることにより調製され
る。次にホモジネートは48,000×gで1時間遠心され
る。透明な上清が免疫原として使用される。免疫原のタ
ンパク含量はロウリー法により測定するとき7mg/mlであ
る。ヤギがヤギの首に皮下投与された、5mlの完全フロ
イドアジュバンド中に乳化したホモジネート5ml(タン
パク35mg)で免疫化される。増強免過は3ないし4週間
隔で続けられる。ヤギは毎月試験採血され、そして血清
が抗体産生についてテストされる。特異抗−CSAp抗体の
製造のため、アフィニティにより、10月目およびその後
の日日における出血が処理される。
のGW-39ヒト結腸がん外来移植腫瘍を全速度で2分間ポ
リトロンによりホモジナイズすることにより調製され
る。次にホモジネートは48,000×gで1時間遠心され
る。透明な上清が免疫原として使用される。免疫原のタ
ンパク含量はロウリー法により測定するとき7mg/mlであ
る。ヤギがヤギの首に皮下投与された、5mlの完全フロ
イドアジュバンド中に乳化したホモジネート5ml(タン
パク35mg)で免疫化される。増強免過は3ないし4週間
隔で続けられる。ヤギは毎月試験採血され、そして血清
が抗体産生についてテストされる。特異抗−CSAp抗体の
製造のため、アフィニティにより、10月目およびその後
の日日における出血が処理される。
抗CSAp抗体は各種の臓器および組織抽出物に対してアフ
ィニティー精製される。ヒト結腸がん、ヒトすい臓およ
び肺、ハムスター肝臓および腎臓の抽出物は、全速度2
分間のポリトロンにより氷水下の脱イオン水5容(W/
V)中につくられる。ホモジネートは48,000×gで1時
間遠心される。透明な上清が集められ、凍結乾燥され、
そして臭化シアン法によって抗原をセファローズ4Bへ結
合するのに適当なタンパク濃度を得るように水に再溶解
される。同時に、ヒトおよびハムスター血清がセファロ
ーズ4Bへの結合前にタンパクについて調節される。GW-3
9水ホモジネートおよびその48,000g上清は、Goldenberg
et al,Cancer Res.,36,3455(1976)に報告されている
ように、CSA製造のため90%フェノール液で処理され、
そしてセファローズ4Bへ結合される。
ィニティー精製される。ヒト結腸がん、ヒトすい臓およ
び肺、ハムスター肝臓および腎臓の抽出物は、全速度2
分間のポリトロンにより氷水下の脱イオン水5容(W/
V)中につくられる。ホモジネートは48,000×gで1時
間遠心される。透明な上清が集められ、凍結乾燥され、
そして臭化シアン法によって抗原をセファローズ4Bへ結
合するのに適当なタンパク濃度を得るように水に再溶解
される。同時に、ヒトおよびハムスター血清がセファロ
ーズ4Bへの結合前にタンパクについて調節される。GW-3
9水ホモジネートおよびその48,000g上清は、Goldenberg
et al,Cancer Res.,36,3455(1976)に報告されている
ように、CSA製造のため90%フェノール液で処理され、
そしてセファローズ4Bへ結合される。
アヘィニティー吸着は実施例1(c)ないし(e)の操
作と同様に実施される。粗製ヤギ抗CSAp(4ml)は結腸
がん抽出物を結合したセファローズ4B100mlを収容する
カラムへ適用され、下方へ流下することを許容される。
流下液中にタンパクが出現する時流れを止め、そして抗
血清は免疫吸着体と30分間反応することが許容され、そ
して次にゲルが0.1M PO4,pH7.0緩衝液で洗浄される。溶
離された抗体は直ちにアミコンPM-30膜上で透析され、
0.1M PO4,pH7.0緩衝液で、次に0.05M PO4,pH7.0中の1.0
M尿素および10%グリセロールで、そして最終に0.1M PO
4,pH7.0緩衝液で平衡化される。抗体は次にヒトひ臓、
肺および血清を結合したセファローズ4B 75mlの混合物
を通過させられる。抗体が免疫吸着体と反応することが
許容された後、カラムは0.1M PO4,pH7.0緩衝液で溶離さ
れる。抗体はアミコンPM-30膜上で濃縮され、そしてハ
ムスター肝臓、腎臓および血清抗原の混合物を含む免疫
吸着体カラム75mlを通過させ、そして前述の態様で処理
される。
作と同様に実施される。粗製ヤギ抗CSAp(4ml)は結腸
がん抽出物を結合したセファローズ4B100mlを収容する
カラムへ適用され、下方へ流下することを許容される。
流下液中にタンパクが出現する時流れを止め、そして抗
血清は免疫吸着体と30分間反応することが許容され、そ
して次にゲルが0.1M PO4,pH7.0緩衝液で洗浄される。溶
離された抗体は直ちにアミコンPM-30膜上で透析され、
0.1M PO4,pH7.0緩衝液で、次に0.05M PO4,pH7.0中の1.0
M尿素および10%グリセロールで、そして最終に0.1M PO
4,pH7.0緩衝液で平衡化される。抗体は次にヒトひ臓、
肺および血清を結合したセファローズ4B 75mlの混合物
を通過させられる。抗体が免疫吸着体と反応することが
許容された後、カラムは0.1M PO4,pH7.0緩衝液で溶離さ
れる。抗体はアミコンPM-30膜上で濃縮され、そしてハ
ムスター肝臓、腎臓および血清抗原の混合物を含む免疫
吸着体カラム75mlを通過させ、そして前述の態様で処理
される。
最後に抗体はGW−39腫瘍のフェノール抽出物でつくった
免疫吸着体320mlへ適用される。抗体30分間インキュベ
ートした後、カラムは0.1M PO4,pH7.0緩衝液で溶離され
る。抗体は次に濃縮され、そしてアミコンPM-30膜上で
0.05M PO4,pH7.5緩衝液で平衡化される。このようにし
て得られるアフィニティー精製された抗体はセファデッ
クスG-200(2.5×100cm)カラムに適用され、そして0.0
5M PO4,pH7.5緩衝液を用いて分画される。IgG分画はプ
ールされ、アミコンPM-30膜上で濃縮される。抗CSAp Ig
Gのタンパクは2.8mg/mlに調節され、そして−20℃で貯
蔵される。
免疫吸着体320mlへ適用される。抗体30分間インキュベ
ートした後、カラムは0.1M PO4,pH7.0緩衝液で溶離され
る。抗体は次に濃縮され、そしてアミコンPM-30膜上で
0.05M PO4,pH7.5緩衝液で平衡化される。このようにし
て得られるアフィニティー精製された抗体はセファデッ
クスG-200(2.5×100cm)カラムに適用され、そして0.0
5M PO4,pH7.5緩衝液を用いて分画される。IgG分画はプ
ールされ、アミコンPM-30膜上で濃縮される。抗CSAp Ig
Gのタンパクは2.8mg/mlに調節され、そして−20℃で貯
蔵される。
I-135による放射性ヨー素化は実施例1(f)の操作と
同様に実施され、そして131I−抗CSAp IgGは核実施例1
と同様に精製され、貯蔵される。
同様に実施され、そして131I−抗CSAp IgGは核実施例1
と同様に精製され、貯蔵される。
(c)実施例1およびこの実施例に類似の操作を使用し
て、HCG,AFPまたはCSApの代りに、前立腺酸性フォスフ
ァターゼ、すい臓胎児性腫瘍抗原、胎盤アルカリ性フォ
スファターゼ、妊婦ベーター1−グロブリン、小皮小体
ホルモン、カルシトニン、組織ポリペプチド抗原、T−
抗原、ベーター2−マイクログロブリン、ガラクトシル
トランスフェラーゼーII(GT-II),gp-52ビールス関連
抗原、卵巣のう腫瘍関連抗原(OCAA),卵巣腫瘍特異抗
原(OCA),頸管がん抗原(CA-58,CCA,TA-4),塩基性
胎児性タンパク(BFP),末端デオキシヌクレオチジル
トランスフェラーゼ(TdT),細胞質黒色腫関連抗原,
ヒト星状細胞腫関連抗原(HAAA),通常グリオーマ抗原
(CGA),膠芽胎児性抗原(GEA),神経膠原線維酸性タ
ンパク(GFA),通常髄膜腫抗原(CMA)および腫瘍脈管
形成因子(TAF)のいずれか1種を用い、そして適当な
アフィニティー精製により、これら抗原に対する標識し
た抗体が得られる。
て、HCG,AFPまたはCSApの代りに、前立腺酸性フォスフ
ァターゼ、すい臓胎児性腫瘍抗原、胎盤アルカリ性フォ
スファターゼ、妊婦ベーター1−グロブリン、小皮小体
ホルモン、カルシトニン、組織ポリペプチド抗原、T−
抗原、ベーター2−マイクログロブリン、ガラクトシル
トランスフェラーゼーII(GT-II),gp-52ビールス関連
抗原、卵巣のう腫瘍関連抗原(OCAA),卵巣腫瘍特異抗
原(OCA),頸管がん抗原(CA-58,CCA,TA-4),塩基性
胎児性タンパク(BFP),末端デオキシヌクレオチジル
トランスフェラーゼ(TdT),細胞質黒色腫関連抗原,
ヒト星状細胞腫関連抗原(HAAA),通常グリオーマ抗原
(CGA),膠芽胎児性抗原(GEA),神経膠原線維酸性タ
ンパク(GFA),通常髄膜腫抗原(CMA)および腫瘍脈管
形成因子(TAF)のいずれか1種を用い、そして適当な
アフィニティー精製により、これら抗原に対する標識し
た抗体が得られる。
実施例3 モノクローン性131I−抗AFP IgGの製造 雌6月令のBalb/Cマウスに、AFP10ないし100μgを腹腔
内注射する。その場合AFPは等容積(10-100μl)の不
完全フロイドアジュバント中に混合される。これは1週
間後とそして2週間後に繰り返されるが、最後はアジュ
バントなしで静脈内ルートが用いられる。3日ないし4
日後、マウスは頸部脱臼により殺される。与えられた抗
原に対する抗体を得るための最適時期は、抗原、投与ル
ート、免疫化のタイミング、それに最終の増強注射とひ
臓細胞除去の間の間隔によって変化する。
内注射する。その場合AFPは等容積(10-100μl)の不
完全フロイドアジュバント中に混合される。これは1週
間後とそして2週間後に繰り返されるが、最後はアジュ
バントなしで静脈内ルートが用いられる。3日ないし4
日後、マウスは頸部脱臼により殺される。与えられた抗
原に対する抗体を得るための最適時期は、抗原、投与ル
ート、免疫化のタイミング、それに最終の増強注射とひ
臓細胞除去の間の間隔によって変化する。
ひ臓を除去し、そして室温で、血清不含培地か、または
20%ウシ胎児血清を加えたダルベッコの修正イーグル培
地(DMEM)を収容する60mmペトリ皿中に入れ、そして細
胞を分散するためはさみでミンチする。細胞はVortexミ
キサー上で1−2分かきまぜることによりさらに遊離さ
れる。ひ臓細胞は円錐形遠心試験管へ移され、IEC-MS2
遠心機中で1,000rpmにおいてベレット化され、上清が除
去され、ペレットをたたいてほぐし、そして赤血球を溶
解するため10分間冷たい0.1NH4C15ml中に再懸濁する。2
0%ウシ胎児血清添加の冷却したDMEMを加え、そして細
胞をペレット化し、そして再び20%ウシ胎児血清を添加
したDMEM10ml中に懸濁する。
20%ウシ胎児血清を加えたダルベッコの修正イーグル培
地(DMEM)を収容する60mmペトリ皿中に入れ、そして細
胞を分散するためはさみでミンチする。細胞はVortexミ
キサー上で1−2分かきまぜることによりさらに遊離さ
れる。ひ臓細胞は円錐形遠心試験管へ移され、IEC-MS2
遠心機中で1,000rpmにおいてベレット化され、上清が除
去され、ペレットをたたいてほぐし、そして赤血球を溶
解するため10分間冷たい0.1NH4C15ml中に再懸濁する。2
0%ウシ胎児血清添加の冷却したDMEMを加え、そして細
胞をペレット化し、そして再び20%ウシ胎児血清を添加
したDMEM10ml中に懸濁する。
融合のために使用した骨髄腫細胞系統は、高グルコース
(4.5g/l)および20%ウシ胎児血清添加DMEM中の静止懸
濁培養物に、5ないし10%CO2中、100,000ないし1,000,
000/mlの細胞濃度において保存される。骨髄腫(形質細
胞腫)細胞系統は、SvastiおよびMilstein,Biochem.J.,
128,427-444(1972)により報告された、MOPC-21から誘
導されたBalb/C形質細胞腫であるP3-X63-Ag8か、Fazeka
s de St.Groth & Scheidegger,Basle Institute of Im
munolgyによるFOとして知られるその誘導体か、またはM
argulies et al,Cell,8,405(1976)によって報告され
た、MPC-11から誘導されたBalb/C系統である45.6TG1.7
であることができる。これら系統のすべては酵素ヒポキ
サンチンフォスフォリボシルトランスフェラーゼ(HPR
T;E.C.2.4.2.8)を欠き、そしてそのためLittlefield,S
cience,145,709-710(1964)に記載されているように、
ヒポキサンチン,アミノプテリンおよびチミジンを含有
する選択培地中で死滅する。
(4.5g/l)および20%ウシ胎児血清添加DMEM中の静止懸
濁培養物に、5ないし10%CO2中、100,000ないし1,000,
000/mlの細胞濃度において保存される。骨髄腫(形質細
胞腫)細胞系統は、SvastiおよびMilstein,Biochem.J.,
128,427-444(1972)により報告された、MOPC-21から誘
導されたBalb/C形質細胞腫であるP3-X63-Ag8か、Fazeka
s de St.Groth & Scheidegger,Basle Institute of Im
munolgyによるFOとして知られるその誘導体か、またはM
argulies et al,Cell,8,405(1976)によって報告され
た、MPC-11から誘導されたBalb/C系統である45.6TG1.7
であることができる。これら系統のすべては酵素ヒポキ
サンチンフォスフォリボシルトランスフェラーゼ(HPR
T;E.C.2.4.2.8)を欠き、そしてそのためLittlefield,S
cience,145,709-710(1964)に記載されているように、
ヒポキサンチン,アミノプテリンおよびチミジンを含有
する選択培地中で死滅する。
免疫化した動物から得られるひ臓細胞は、次にGelferet
al,Somatic Cell Ginetic.,3,31-236(1977)の方法の
採用によるポリエチレングリコールを使用することによ
り、形質細胞腫細胞と融合される。例えば30%ポリエチ
レングリコール溶液は、無菌ポリエチレングリコール40
00(メルク社、分子量約4,000)(ポリエチレングリコ
ール0.5g+ジメチルスルホキシド(DMSO)0.05ml+蒸留
水0.5ml)と、血清なしのDMEMとを41℃へ加熱し、そし
てポリエチレングリコール3mlを血清なしのDMEM pH7.4
−7.6の7mlと混合することにより調製され、そして使用
まで37℃で保存される。融合は室温で行われる。骨髄腫
細胞(106−107)は血清を含まない培地で2回洗浄さ
れ、50ml円錐底遠心試験管(ファルコン2070)中のひ臓
細胞1−3×107−1−3×108と混合される。細胞は25
0×gで5分間遠心され、そして上清液は注意深く吸引
される。ポリエチレングリコール液の0.2ml量が加えら
れ、そして試験管は細胞を再懸濁するため手でゆっくり
かきまぜられる。次に細胞は250×gで3分間、そして
再度400×gで3分間遠心され、そしてさらに3分間静
止状態に保たれる。細胞はポリエチレングリコールに約
8分曝される。その後で約5mlの血清を含まない培地が
試験管へ加えられ、細胞がゆっくり再懸濁され、そして
250×gにおいて5分間遠心することにより再ペレット
化される。上清を除去し、そして細胞を血清含有培地20
ml中に再懸濁し、そしてHAT培地がそれへ添加されるマ
イクロプレートに移される前に加湿したインキュベータ
ー中37℃で48時間インキュベートされる。その代りに、
細胞は、DMEM,10%NCTC109培地(マイクロバイオロジカ
ル、アソシエイツ社)、20%ウシ胎児血清(ギブコ
社)、2単位ウシインシュリン/ml(シグマ社)、0.45m
Mピルベート、1mMオキザロアセテート、および必要に応
じ抗生物質よりなる培地30ml中に直接懸濁されるチミジ
ン(1.6×10-5M)およびヒポキサンチン(1×10-4M)
が添加される。この培地中の細胞は6個のマイクロプレ
ートにウエル当り1滴(約50μl)で分配される。次に
日にチミジンとヒポキサンチンを含有し、今回アミノプ
テリン(8×10-7)を加えた上で規定した培地の1滴を
各ウエルへ加える。上の培地を6ないし7日後2滴加
え、クローンは顕微鏡的に10ないし20日で出現する。ヒ
ポキサンチン−アミノプテリン−チミジン(HAT)は融
合直後または後で加えることができる。得られる雑種の
数の改善は各マイクロウエルへフィーダー層を加えると
きに達成される。こゝではヒト胎児線維芽細胞が4500r
で照射され、そしてこのような細胞1,000〜2,000が各ウ
エルへ融合の前日または融合した細胞へ直接加えられ、
そしてそれらがマイクロウエル中にそのように分配され
る。顕微鏡的にクローンが出現した後、培地の大部分を
除去し、そして新しい培地を加えることよって交換され
る。2回目の培地交換後、培地はそのままに少なくとも
4日間放置され、次に慣用定量法により抗体活性および
特異性のアッセイのために集められる。
al,Somatic Cell Ginetic.,3,31-236(1977)の方法の
採用によるポリエチレングリコールを使用することによ
り、形質細胞腫細胞と融合される。例えば30%ポリエチ
レングリコール溶液は、無菌ポリエチレングリコール40
00(メルク社、分子量約4,000)(ポリエチレングリコ
ール0.5g+ジメチルスルホキシド(DMSO)0.05ml+蒸留
水0.5ml)と、血清なしのDMEMとを41℃へ加熱し、そし
てポリエチレングリコール3mlを血清なしのDMEM pH7.4
−7.6の7mlと混合することにより調製され、そして使用
まで37℃で保存される。融合は室温で行われる。骨髄腫
細胞(106−107)は血清を含まない培地で2回洗浄さ
れ、50ml円錐底遠心試験管(ファルコン2070)中のひ臓
細胞1−3×107−1−3×108と混合される。細胞は25
0×gで5分間遠心され、そして上清液は注意深く吸引
される。ポリエチレングリコール液の0.2ml量が加えら
れ、そして試験管は細胞を再懸濁するため手でゆっくり
かきまぜられる。次に細胞は250×gで3分間、そして
再度400×gで3分間遠心され、そしてさらに3分間静
止状態に保たれる。細胞はポリエチレングリコールに約
8分曝される。その後で約5mlの血清を含まない培地が
試験管へ加えられ、細胞がゆっくり再懸濁され、そして
250×gにおいて5分間遠心することにより再ペレット
化される。上清を除去し、そして細胞を血清含有培地20
ml中に再懸濁し、そしてHAT培地がそれへ添加されるマ
イクロプレートに移される前に加湿したインキュベータ
ー中37℃で48時間インキュベートされる。その代りに、
細胞は、DMEM,10%NCTC109培地(マイクロバイオロジカ
ル、アソシエイツ社)、20%ウシ胎児血清(ギブコ
社)、2単位ウシインシュリン/ml(シグマ社)、0.45m
Mピルベート、1mMオキザロアセテート、および必要に応
じ抗生物質よりなる培地30ml中に直接懸濁されるチミジ
ン(1.6×10-5M)およびヒポキサンチン(1×10-4M)
が添加される。この培地中の細胞は6個のマイクロプレ
ートにウエル当り1滴(約50μl)で分配される。次に
日にチミジンとヒポキサンチンを含有し、今回アミノプ
テリン(8×10-7)を加えた上で規定した培地の1滴を
各ウエルへ加える。上の培地を6ないし7日後2滴加
え、クローンは顕微鏡的に10ないし20日で出現する。ヒ
ポキサンチン−アミノプテリン−チミジン(HAT)は融
合直後または後で加えることができる。得られる雑種の
数の改善は各マイクロウエルへフィーダー層を加えると
きに達成される。こゝではヒト胎児線維芽細胞が4500r
で照射され、そしてこのような細胞1,000〜2,000が各ウ
エルへ融合の前日または融合した細胞へ直接加えられ、
そしてそれらがマイクロウエル中にそのように分配され
る。顕微鏡的にクローンが出現した後、培地の大部分を
除去し、そして新しい培地を加えることよって交換され
る。2回目の培地交換後、培地はそのままに少なくとも
4日間放置され、次に慣用定量法により抗体活性および
特異性のアッセイのために集められる。
150mmプレートまたはローラーボトルから収穫された消
費培養培地から多量の抗体が得られる。培地は中空繊維
濃縮器(アミコン社)によって後で濃縮される。また2
ないし3週間前に約10億のクローンしたハイブリドーマ
細胞を注射された無胸線(無毛)マウス(nu/nu)の腹
水からも得られる。腹水は各マウスの腹腔を食塩水であ
ふれさせることによって食塩水で希釈され、そして各マ
ウスからの希釈液はプールされる。
費培養培地から多量の抗体が得られる。培地は中空繊維
濃縮器(アミコン社)によって後で濃縮される。また2
ないし3週間前に約10億のクローンしたハイブリドーマ
細胞を注射された無胸線(無毛)マウス(nu/nu)の腹
水からも得られる。腹水は各マウスの腹腔を食塩水であ
ふれさせることによって食塩水で希釈され、そして各マ
ウスからの希釈液はプールされる。
モノクローン性抗APF IgGは、実施例1(f)のようにI
-131で放射標識される。
-131で放射標識される。
実施例4123 I−IgG(ヤギ)の製造 正常ヤギ免疫グロブリンG(IgG)(マイルス社)を臭
化シアンで結合したCEAに対してアフィニティー精製
し、そしてI-131の代りにI-123を用い、比放射能の差に
対応して試薬の量を比例的に変更することを除いて、実
施例1(f)の操作を用いてI-123で放射標識する。
化シアンで結合したCEAに対してアフィニティー精製
し、そしてI-131の代りにI-123を用い、比放射能の差に
対応して試薬の量を比例的に変更することを除いて、実
施例1(f)の操作を用いてI-123で放射標識する。
実施例5131 I−抗AFP−10B IgGの製造 (a)実施例2(a)によって製造した抗AFP IgGを、
J.Med.Chem.15,449(1972)の方法により、ホウ素−10
天然存在比(20%)を有する、1−(4−アミノフェニ
ル)−1,2−ジカルバクロソ−ドデカルボラン(12)の
ジアゾニウム塩の20倍モル過剰と反応させる。生成する
抗体は抗体1分子当り、平均ジアゾ結合カルボラン残基
2ないし10個、もしくは4ないし20個のホウ素−10原子
を有する。
J.Med.Chem.15,449(1972)の方法により、ホウ素−10
天然存在比(20%)を有する、1−(4−アミノフェニ
ル)−1,2−ジカルバクロソ−ドデカルボラン(12)の
ジアゾニウム塩の20倍モル過剰と反応させる。生成する
抗体は抗体1分子当り、平均ジアゾ結合カルボラン残基
2ないし10個、もしくは4ないし20個のホウ素−10原子
を有する。
(b)上記(a)部の抗AFP−10Bを実施例1(f)の操
作と同様にI-131で放射標識し、抗体1分子当りヨー素
平均1ないし10原を導入する。
作と同様にI-131で放射標識し、抗体1分子当りヨー素
平均1ないし10原を導入する。
実施例6 注射し得る組成物の製造 無菌のパイロージエン不含溶液は以下に示すように製造
される。
される。
(a)無菌溶液はml当り以下の成分を含有する。
(1)ヒト血清アルブミン(HSA)(1%、米局方、パ
ークデービス社)3.4mg (2)0.04Mリン酸緩衝液pH7.4(バイオウエア社) (3)0.9%NaCl (4)実施例1によって製造した131I−抗HCGIgG(ヤ
ギ)10μg(平均ヨー素約5原子/分子、比放射能約80
μCi/μg) 実施例1の標識抗体は20μg/mlの濃度で(1)、(2)
および(3)の溶液中に貯蔵され、そしてこの溶液を調
製するためにリン酸緩衝食塩水(PBS)中の1%HSAの等
容で希釈される。
ークデービス社)3.4mg (2)0.04Mリン酸緩衝液pH7.4(バイオウエア社) (3)0.9%NaCl (4)実施例1によって製造した131I−抗HCGIgG(ヤ
ギ)10μg(平均ヨー素約5原子/分子、比放射能約80
μCi/μg) 実施例1の標識抗体は20μg/mlの濃度で(1)、(2)
および(3)の溶液中に貯蔵され、そしてこの溶液を調
製するためにリン酸緩衝食塩水(PBS)中の1%HSAの等
容で希釈される。
(b)実施例3で製造した123I−IgGの5.1μg/mlをさら
に含有することを除いて、上記(a)部の操作による無
菌溶液。標識放射能500μCi/μgにおける123I−IgGは
濃度10.2μg/mlにおいて1%HSAを含むリン酸緩衝食塩
水中に貯蔵される。この溶液の等容が(a)部の操作に
おけるPBS中1%HSAの代りに使用される。
に含有することを除いて、上記(a)部の操作による無
菌溶液。標識放射能500μCi/μgにおける123I−IgGは
濃度10.2μg/mlにおいて1%HSAを含むリン酸緩衝食塩
水中に貯蔵される。この溶液の等容が(a)部の操作に
おけるPBS中1%HSAの代りに使用される。
(c)抗体が実施例2(a)によって製造され、濃度20
μg/mlにおいてPBS中15HSA中に貯蔵され、そして匹敵す
る比放射能を有する131I−抗AFP IgG(ヤギ)であるこ
とを除き、(b)部の操作による無菌溶液。
μg/mlにおいてPBS中15HSA中に貯蔵され、そして匹敵す
る比放射能を有する131I−抗AFP IgG(ヤギ)であるこ
とを除き、(b)部の操作による無菌溶液。
(d)実施例3により製造した133I−抗AFPIgG(モノク
ローン性)10μg/mlをさらに含有することを除き、
(b)部の操作による無菌溶液。131I−抗HCG IgG、123
I−IgGおよび133I−抗AFP IgGはそれぞれ最終溶液の所
望の比放射能の3倍の濃度で貯蔵され、そして各溶液の
等容が無菌溶液の調製に使用される。
ローン性)10μg/mlをさらに含有することを除き、
(b)部の操作による無菌溶液。131I−抗HCG IgG、123
I−IgGおよび133I−抗AFP IgGはそれぞれ最終溶液の所
望の比放射能の3倍の濃度で貯蔵され、そして各溶液の
等容が無菌溶液の調製に使用される。
(e)抗体が実施例5により製造され、抗体1分子当り
ジアゾ結合カルボラン基を平均5個およびヨー素平均1
原子と、そして比放射能16μCi/μgを有する131I−抗A
FP IgGであることを除き、(b)部の操作による無菌溶
液。溶液は抗体50.4μg/ml含有する。
ジアゾ結合カルボラン基を平均5個およびヨー素平均1
原子と、そして比放射能16μCi/μgを有する131I−抗A
FP IgGであることを除き、(b)部の操作による無菌溶
液。溶液は抗体50.4μg/ml含有する。
実施例7 腫瘍位置測定 放射性ヨード化した抗体は腫瘍の疑いある患者に投与さ
れる。患者はヤギIgGに対するアナフイラキシー過敏症
に対して事前テストされる。I-131またはI-123の甲状腺
摂取を阻止するため、ルゴール液(ピュアパック社)が
放射性標識抗体の注射1日前から始まる7日管5滴づつ
毎日2回口から投与される。
れる。患者はヤギIgGに対するアナフイラキシー過敏症
に対して事前テストされる。I-131またはI-123の甲状腺
摂取を阻止するため、ルゴール液(ピュアパック社)が
放射性標識抗体の注射1日前から始まる7日管5滴づつ
毎日2回口から投与される。
(a)位置測定は、Goldenberg et al,N.Eng.J.Med.,29
8,1384(1978)の操作により、無菌生理食塩水20ml中実
施例13(b)によって製造した123I−IgGを含有する131
I−抗HCG IgGの溶液3.5mlを10ないし20分を要して注入
することにより実施される。Tc-99m化合物は使用せず、
減算技術は慣用の態様でI-131とI-123とを識別するのに
適応している。抗体の注射完了直後および2,8,12,24,48
および72時間走査が行われる。
8,1384(1978)の操作により、無菌生理食塩水20ml中実
施例13(b)によって製造した123I−IgGを含有する131
I−抗HCG IgGの溶液3.5mlを10ないし20分を要して注入
することにより実施される。Tc-99m化合物は使用せず、
減算技術は慣用の態様でI-131とI-123とを識別するのに
適応している。抗体の注射完了直後および2,8,12,24,48
および72時間走査が行われる。
データ解析はフォト操作データをタンピューターに記憶
させ、標識した正常免疫グロブリンの放射能レベルを少
なくとも1つの標的区域における標識抗体のそれと等化
し、各データポイントについて標識抗体に対するパック
グラウンドレベルを計算し、各データポイント毎に標的
を指向した抗体の活性に対する値を発生するため、写真
毎に全抗体活性からえられたバックグラウンド値を減算
し、そして得られる標的指向抗体活性の発生した値を関
連する出力信号を発生させるために使用することを含
む。
させ、標識した正常免疫グロブリンの放射能レベルを少
なくとも1つの標的区域における標識抗体のそれと等化
し、各データポイントについて標識抗体に対するパック
グラウンドレベルを計算し、各データポイント毎に標的
を指向した抗体の活性に対する値を発生するため、写真
毎に全抗体活性からえられたバックグラウンド値を減算
し、そして得られる標的指向抗体活性の発生した値を関
連する出力信号を発生させるために使用することを含
む。
有意を局在化が2時間後に見られ、時間とともに解像度
が改善され、注射後8ないし24時間で高原へ達する傾向
がある。追加のバックグラウンド123I−IgGは加えな
い。この方法はHCG選択性は以前のGoldenberg et alの
方法に匹敵するが、しかし解像度、速さおよび便利さは
著しく増強される。
が改善され、注射後8ないし24時間で高原へ達する傾向
がある。追加のバックグラウンド123I−IgGは加えな
い。この方法はHCG選択性は以前のGoldenberg et alの
方法に匹敵するが、しかし解像度、速さおよび便利さは
著しく増強される。
造影はHCGを排泄するこう丸生殖細胞腫瘍を持つ患者に
おいて特に成功する。これら患者の2次的骨盤および腹
部腫瘍もまた成功して位置測定され、それらのうちある
もの、例えば腹部転移はコンピューター化した腹部断層
撮影法、静脈内腎う造影法および下部ビナキアボグラフ
ィーによっては検出困難または不可能である。
おいて特に成功する。これら患者の2次的骨盤および腹
部腫瘍もまた成功して位置測定され、それらのうちある
もの、例えば腹部転移はコンピューター化した腹部断層
撮影法、静脈内腎う造影法および下部ビナキアボグラフ
ィーによっては検出困難または不可能である。
(b)抗体が実施例6(c)で製造した123I−IgGを含
有する溶液中の131I−抗AFP IgGであることを除いて、
(a)部の操作を繰り返す。
有する溶液中の131I−抗AFP IgGであることを除いて、
(a)部の操作を繰り返す。
造影は(a)のそれに匹敵し、こう丸および肝臓がんを
有する患者に特に成功である。しばしば高く上昇するAF
Pレベルにもかゝわらず、2次的腹部および肺転移がよ
く位置測定される。
有する患者に特に成功である。しばしば高く上昇するAF
Pレベルにもかゝわらず、2次的腹部および肺転移がよ
く位置測定される。
(c)抗体溶液が実施例6(d)により製造した131I−
抗HCG IgG,133I−抗AFP IgGおよび123I−IgGの3.5mlで
あることを除き、(a)部の操作が繰り返される。フォ
ト走査データが慣用手段でI-131,I-133およびI-123放射
を分離し、標識標的抗体に対するバックグラウンド値を
決定するため等化したI-123/I-131およびI-123/I-133比
を記憶して使用し、これらを各抗体に対する個別的標的
指向活性を計算するため減算することによって解析され
る。
抗HCG IgG,133I−抗AFP IgGおよび123I−IgGの3.5mlで
あることを除き、(a)部の操作が繰り返される。フォ
ト走査データが慣用手段でI-131,I-133およびI-123放射
を分離し、標識標的抗体に対するバックグラウンド値を
決定するため等化したI-123/I-131およびI-123/I-133比
を記憶して使用し、これらを各抗体に対する個別的標的
指向活性を計算するため減算することによって解析され
る。
造影は(a)部および(b)部の別々の抗体走査により
成功して造影されたすべてのタイプの腫瘍に対して成功
である。走査の組み合せは多数の場合において、特に胎
児性がんにおいて増強された位置測定および解像度を与
える。
成功して造影されたすべてのタイプの腫瘍に対して成功
である。走査の組み合せは多数の場合において、特に胎
児性がんにおいて増強された位置測定および解像度を与
える。
Claims (5)
- 【請求項1】(a)腫瘍が産生または関連する細胞内マ
ーカー物質に対し特異性であり、フォト走査装置を用い
て外部から検出可能な薬理学的に不活性なラジオアイソ
トープの造影有効量で放射標識された少なくとも1種の
マーカー特異性抗体であって、前記抗体は細胞内腫瘍マ
ーカーに対して特異性の全免疫グロブリンであり、かつ
前記腫瘍マーカーがヒト絨毛ゴナントロピンである時は
前記ラジオアイソトープはテクネチウム−99m以外のラ
ジオアイソトープである前記マーカー特異性抗体と、 (b)薬剤学的に許容し得る注射剤担体とを含むことを
特徴とするヒト腫瘍造影用注射組成物。 - 【請求項2】前記腫瘍マーカーは、アルファ胎児性タン
パク、ヒト絨毛ゴナントロピンもしくはそのベーターサ
ブユニット、または結腸特異抗原−pである第1項の組
成物。 - 【請求項3】前記抗体はモノクロナール抗体である第1
項または第2項の組成物。 - 【請求項4】前記ラジオアイソトープはインジウム−11
1,ガリウム−67,ヨウ素−123、またはテクネチウム−99
mである第1項または第2項の組成物。 - 【請求項5】前記抗体はモノクロナール抗体である第4
項の組成物。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/126,263 US4331647A (en) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | Tumor localization and therapy with labeled antibody fragments specific to tumor-associated markers |
US126261 | 1980-03-03 | ||
US06/126,262 US4348376A (en) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | Tumor localization and therapy with labeled anti-CEA antibody |
US126262 | 1980-03-03 | ||
US06/126,261 US4361544A (en) | 1980-03-03 | 1980-03-03 | Tumor localization and therapy with labeled antibodies specific to intracellular tumor-associated markers |
US126263 | 1980-03-03 |
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03157338A JPH03157338A (ja) | 1991-07-05 |
JPH0684314B2 true JPH0684314B2 (ja) | 1994-10-26 |
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---|---|---|---|
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JP1135704A Expired - Lifetime JPH0684315B2 (ja) | 1980-03-03 | 1989-05-29 | ヒト腫瘍治療用注射組成物 |
JP1135702A Expired - Lifetime JPH0684314B2 (ja) | 1980-03-03 | 1989-05-29 | ヒト腫瘍造影用注射組成物 |
JP1135701A Expired - Lifetime JPH0684313B2 (ja) | 1980-03-03 | 1989-05-29 | ヒト腫瘍造影用注射組成物 |
JP1135703A Expired - Lifetime JPH0720887B2 (ja) | 1980-03-03 | 1989-05-29 | ヒト腫瘍治療用注射組成物 |
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---|---|---|---|
JP56501163A Expired - Lifetime JPH036125B2 (ja) | 1980-03-03 | 1981-03-02 | |
JP1135704A Expired - Lifetime JPH0684315B2 (ja) | 1980-03-03 | 1989-05-29 | ヒト腫瘍治療用注射組成物 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1135701A Expired - Lifetime JPH0684313B2 (ja) | 1980-03-03 | 1989-05-29 | ヒト腫瘍造影用注射組成物 |
JP1135703A Expired - Lifetime JPH0720887B2 (ja) | 1980-03-03 | 1989-05-29 | ヒト腫瘍治療用注射組成物 |
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---|---|
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JP (5) | JPH036125B2 (ja) |
AU (2) | AU556548B2 (ja) |
CA (1) | CA1244344A (ja) |
DE (1) | DE3173342D1 (ja) |
DK (1) | DK482181A (ja) |
IE (1) | IE52040B1 (ja) |
IL (1) | IL62267A (ja) |
WO (1) | WO1981002522A1 (ja) |
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DE3382317D1 (de) * | 1982-03-15 | 1991-07-25 | Schering Corp | Hybride dns, damit hergestellte bindungszusammensetzung und verfahren dafuer. |
CA1194415A (en) * | 1982-05-05 | 1985-10-01 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Immunoglobulin half-molecules and process for producing hybrid antibodies |
EP0131627B1 (en) * | 1983-01-21 | 1992-05-20 | PRIMUS, Frederick James | Specific cea-family antigens, antibodies specific thereto and their methods of use |
AU577781B2 (en) * | 1983-04-28 | 1988-10-06 | Mark Philip Best | Lung imaging with radiolabelled agents |
CA1242643A (en) * | 1983-08-12 | 1988-10-04 | Eric T. Fossel | Nmr imaging utilizing chemical shift reagents |
JPS60201260A (ja) * | 1984-03-27 | 1985-10-11 | Yamasa Shoyu Co Ltd | 心疾患診断薬 |
US4837003A (en) * | 1984-09-13 | 1989-06-06 | Mallinckrodt, Inc. | Radiolabeled antibody fragments |
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US5776093A (en) | 1985-07-05 | 1998-07-07 | Immunomedics, Inc. | Method for imaging and treating organs and tissues |
US4735210A (en) * | 1985-07-05 | 1988-04-05 | Immunomedics, Inc. | Lymphographic and organ imaging method and kit |
EP0221653A3 (en) * | 1985-09-20 | 1989-02-15 | The Regents Of The University Of California | Method of dual isotope color functional imaging utilizing radiolabelled monoclonal antibodies, kits therefor and antibodies for use therein |
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FR2604092B1 (fr) * | 1986-09-19 | 1990-04-13 | Immunotech Sa | Immunoreactifs destines a cibler les cellules animales pour leur visualisation ou leur destruction in vivo |
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