JPH03141231A - ヒト腫瘍治療用注射組成物 - Google Patents

ヒト腫瘍治療用注射組成物

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JPH03141231A
JPH03141231A JP1135704A JP13570489A JPH03141231A JP H03141231 A JPH03141231 A JP H03141231A JP 1135704 A JP1135704 A JP 1135704A JP 13570489 A JP13570489 A JP 13570489A JP H03141231 A JPH03141231 A JP H03141231A
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specific
antigen
marker
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木溌■坐丘量 がん胎児性抗原(CEA)に対する放射性標識抗体は腫
瘍の位置測定に使用できることが知られている。ハンセ
ンらの米国特許3,927,193号はそのような方法
を開示するが、しかしその動物への使用の実施例を提供
するに過ぎない、この特許に記載されている方法は、腫
瘍部位に関連し7だ放射能の精密な識別を妨害し得る放
射能が血液、その他の体液およびある種の組織、特に心
臓および肝臓のような他の体内部位にも存在する状況に
おいて、どのように腫瘍が可視化され得るのか説明して
いない。Re1f et al、 Surg、 0nc
ol+ 6+133(1974)およびMach et
 al+ Europ、 J、 Cancer、 5u
ppl。
1、113(1978)に報告されている初期の臨床的
研究は、放射性抗CEA抗体をもってヒトのMiiji
の位置測定に失敗した。
Goldenberg et at、  New En
gland Journal ofMedicine、
 298.1−584(197B)はCEAに対する放
射性標識抗体を投与されている患者のシンチレーション
走査によって腫瘍の発見および位置測定の臨床実験に成
功したことを報告した。この文献では、血液プールバッ
クグラウンド放射能から特定の放射性抗体活性を区別す
ることが動物およびヒトの両方の研究において問題であ
り、そして他の放射性核種による特別のスキャナー減法
技術がこの方法を用いるあいまいでない腫瘍位置測定に
必須であると考えられることを記している。この文献に
おいて使用された抗体製剤はCBAと70%免疫反応性
であった。この文献はさらに正常なノ1ムスター組織中
のCEAの不存在は、該抗原が通常がん患者には増加し
たレベルで循環しており、そしである正常な組織中には
少量した存在しないヒトへ補性を阻害することを記して
いる。このシンチグラフ方法を使用する位置測定を可能
とするために使用される減法技術は、各造影スキャンの
前にTe−99m過テクネチウム酸塩およびTc−99
m標識ヒト血清アルブミンの注射を含む。得られたデー
タは標識抗体単独、Tc−99m標識種との合計、およ
びこれら各種の値の和および差のデジタルイメージを発
生することができるミニコンピユータに記憶される。
CEAはHiyderman、 5cand、 J、 
Ia+muno1.+8.+5upp1.8.119(
197B)およびその他多数によって報告されているよ
うに主として細胞表面抗原である。
5par、 Sem1nars In Nucl、 M
ed、J、379(1976)およびEmrich、 
Deutshe Med、 Woch、 5chr、 
104+153(1979)により、ヒトの腫瘍位置測
定は腫瘍細胞の表面に存在する抗原に特異性な抗体を必
要とすると考えていた。前出Heyderman、 L
ee et al、 Guillouz。
et al、 Albrechtsen et alお
よびRuoslahtt et alによるそれぞれ5
cand、 J、 Ims+uno1..8,5upp
1.8゜pp、 485 ff、289ff、165f
f、3ffの報告により、ヒト絨毛膜ゴナンドトロビン
(HCG)およびアルファフェトタンパク(AFP)の
両方が細胞質性細胞内腫瘍関連物質であることが知られ
ている。
口uinones  et  al、  J、Nucl
、Med、+12.69(1971)  はハムスター
に育成させたヒト絨毛膜がんは腫瘍中において動物の肝
臓中に比較して2.8倍の増加した放射性標識抗HCG
抗体の摂取を示すことを報告した。しかしながら標識し
た正常1gGによる対照研究は第2日の後注射により同
様の増加した腫瘍摂取を示した。さらに著者は特に第3
日および第4日における組織分析により見られる、標識
正常1gC,を土建る放射性抗体の摂取量の差は全身写
真スキャニングでは観察されなかったと述べている。平
井らAbstracts 6th Int、 Res、
 Groupfor Carcinoembroyon
ic ProLein+ Marberg/Lahn。
西ドイツは移植したヒトへバトーマを持った、およびラ
ットおよびヒト卵黄のう1iiiを持つネズミへ放射性
標識抗AFPを投与すると、腫瘍組織への抗体のホーム
インは見られないことを報告した。
心臓ミオシンへ特異性の抗体の開裂によって得られる放
射性標識フラグメントは、ハーバ−の米国特許第4,0
36,945号において心筋梗塞の位置および寸法の決
定に使用されている。
抗体を用いる放射療法は多数の人により提案され、1例
の多モード治療的臨床使址におけるその成功の徴候が0
rder、 Radiol、 118.219(197
6)に報告されている。治療へのホウ素標識抗体の使用
は)1awLhorne et al、、J、 Med
、 Cheap、 15449(1972)に報告され
ているが、しかし治療のためホウ素とそして位置測定の
ためラジオアイソトープの組み合わせ使用は示されてい
ない。
前出Goldenbergらによる最近の成功した腫瘍
位置測定および検出方法といえども、その解像力、効率
および実用性を制限するいくつかの欠点を有する。米国
特許第3.927.193号は、上で論じた後の参考で
は疑問とされなかった制限である、抗CEA抗体はその
特異性を妨害する程度まで標識してはならないことを教
える。しかしながらこれはこの方法の解像力を制限し、
そして像検出のために多量の抗体を必要とする。
標識した抗体は非常に大きい分子であり、そして交差反
応性の抗原性定量分を含むことがあり、そのため交差反
応性を15%以下に減らし、そして70%より高い特定
抗原に対する特異性を得ることは非常に困難である。G
oldenberg et alによって使用された減
算法は、標識特異抗体とは異なる移動および分布動力学
を有する担体へ結合した異なる放射性核種の使用を含む
。加えて、バックグラウンド補償材料は各写真走査毎に
事前に注射されなければならず、これは患者を増大した
レベルの放射能および不快さへ暴露する。先行技術方法
のさらに別の制限は抗体分子が血液−脳障壁を通過でき
ないことであり、これは静脈注射した抗体が頭蓋的腫瘍
の位置測定に使用できないことを意味する。
さらに細胞表面抗原に対する抗体の使用に限定されず、
減算性技術のためバックグラウンド補償材料の反復注射
を必要とせず、診断および治療に適応でき、高度の信顛
性と高い解像力を有し、単−回の注射を使用して理想的
にはl!瘍または腫瘍細胞の二基上のタイプを検出し、
そして位置測定することができる腫瘍検出および位置測
定方法に対する需要が存在し続ける。
本見所皇旦m 従って本発明の目的は、バックグラウンド活性のコンピ
ューターを使用した減算法のため他の放射性物質の反復
注射の必要なしに、高い解像度が得られるli!瘍位置
測定および、検出方法を提供することである。
本発明の他の目的は、高い特異活性およびCEAに対す
る高い特異性を有し、それによりシンチグラフ法による
腫瘍位置測定および検出方法の解像度を改善する腫瘍検
出および位置測定用抗体を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、高い解像度が得られ、そし
て細胞内腫瘍関連マーカー物質を使用する腫瘍位置測定
および検出方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、高い特異活性および高い腫
瘍マーカーに対する特異性を有し、それによりシンチグ
ラフ法による腫瘍位置測定および検出方法の解像を改善
する腫瘍検出および位置測定用抗体フラグメントを提供
することである。
本発明のなお他の目的は、腫瘍関連抗原またはマーカー
の2タイプ以上に対する特異性を有するフラグメントを
化学的組合せにおいて含有する多価抗体フラグメントを
提供することである。
本発明の他の目的は、放射線治療的に有効なラジオアイ
ソトープがそれがUS関連マーカーに高度に特異性の抗
体もしくは抗体フラグメントへ結合することによって腫
瘍生育部位へ集中される腫瘍放射線療法を提供すること
である。
本発明のさらに別の目的は、結合したラジオアイソトー
プ標識の検出によって位置測定されたホウ素−10アイ
ソト一プ含有抗体もしくは抗体フラグメントが熱中性子
によって励起される腫瘍治療方法を提供することである
本明細書および開基の範囲をさらに検討するとき、当業
者には本発明のその他の目的および利益が明らかになる
であろう。
木光朋p貞I− 前記の諸口的は、がん胎児性抗原(CEA)を産生ずる
かまたはそれに関連する腫瘍の位置を決定する方法であ
って、CEAに特異であり、そして写真走査装置を使用
して検出しlる薬理学的に不活性なラジオアイソトープ
で標識した抗体を被検者に被経口的に注射することと、
そして前記腫瘍による前記抗体の発生する摂取の位置を
決定するように前記装置によりその後被検者を走査する
ことよりなる前記方法において、前記特異抗体の製造に
使用された種と同一または異なる種からの正常免疫グロ
ブリンを前記被検者に同時に注射することよりなり、前
記免疫グロブリンは前記特異抗体を標識するために使用
した同じ元素の異なるラジオアイソトープで放射標識さ
れそして前記写真走査装置を使用して独自検知可能なエ
ネルギーにおいて放射するものであり、標識した正常免
疫グロブリンは目標を指向しない特異抗体によるバック
グラウンド活性の分布を測定するために使用され、前記
分布は特異抗体の全活性より減算されそれにより実質上
目標を指向した腫瘍関連抗体だけの活性が測定されるこ
とよりなる改良の提供によって達成される。
本発明はさらに、前記抗CEA抗体として標識前のCE
A−特異免疫反応性を少なくとも70%、および他の抗
体に対する交差反応性を15%以下有する実質上単一特
異性抗体であって、そのCEA特異免疫反応性を5ない
し33%減少するに充分な程度に放射標識した該抗体を
使用することを含む前記−船方法の改良を提供する。
加えて、本発明は、細胞内マーカー物質を産性するかま
たはそれに関連する腫瘍の検出および位置測定方法であ
って、前記マーカー物質に特異性でそして写真走査装置
を使用して検出し得る薬理学的に不活性なラジオアイソ
トープによって標識した抗体を被検者に非経口的に注射
し、そしてその後前記腫瘍による前記標識抗体の摂取部
位を検出し位置測定するため前記装置により前記被検者
を走査することよりなる前記方法を提供する。
細胞質、細胞内または細胞表面マーカー物質を産生しま
たはそれに関連するmiを検出し、そして位置測定する
方法であって、前記マーカー物質に特異性な抗体の開裂
によって得られ、そして写真走査装置を使用して検出し
得る薬理学的に不活性なラジオアイソトープによって標
識した少なくとも1種のマーカー特異フラグメントを被
検者に非経口的に注射し、そしてその後前記Il!瘍に
よる前記標識抗体フラグメントの摂取部位を検出し位置
測定するため前記装置により前記被検者を走査すること
よりなる前記方法が提供される。
本発明はまた少なくとも1種の細胞質、細胞内または細
胞表面マーカー物質を産生または関連する少なくとも1
タイプの腫瘍の検出および位置測定方法であって、第1
の腫瘍関連マーカーに対し特異性の抗体の開裂によって
得られる少なくとも1種のマーカー特異フラグメントと
、そして同一または異なる腫瘍関連マーカーに対し特異
性の抗体の開裂によって得られる少なくとも第2の異な
るマーカー特異フラグメントとを化学的組合せにおいて
含有する多価ハイブリッドにして、写真走査装置を使用
して検出し得る薬理学的に不活性なラジオアイソトープ
で放射標識した該ハイブリッドを被検者に非経口的に注
射することと、そしてその後前記少なくとも1タイプの
腫瘍による前記標識ハイブリッドの摂取の部位を前記装
置により検出し、位置測定するため被検者を走査するこ
とよりなる前記方法を提供する。
前記方法に使用するために好適な抗体および注射し得る
組成物と、そして放射能標識したマーカー特異性腫瘍関
連抗体または抗体フラグメントが提供される。
用貴星l論 本発明に使用される抗体は各種の腫瘍関連抗原またはマ
ーカー物質に特異性であり、他方本発明方法に使用され
るマーカー特異抗体フラグメントはそのような特異抗体
の開裂によって製造される。
該マーカーは、腫瘍によって産生される物質、細胞質内
であれ、核内であれ、各種の機能質的であれ腫瘍細胞内
に蓄積する物質、または腫瘍細胞の上もしくはまわりに
蓄積する物質でよい。それらは細胞内または細胞表面ま
たは細胞質マーカーでよい。このような腫瘍関連マーカ
ーのうちには、Hebern+amによる。”Tmmu
nodiagnosis of Cancer”。
Fleisher Ed、および“The C11ni
cal Bioches+1stryof −Canc
er’、  paBe 347  (Am、  As5
n、てfin、  Chew。
1979) 、およびll4o1tsen et al
の米M許第4.150゜149に記載のものがある。
腫瘍関連マーカーは前出Herbermanにより、腫
瘍胎児抗原、胎盤抗原、腫瘍形成または腫瘍ビールス関
連抗原、組織関連抗原、臓器関連抗原、透析ホルモンお
よび通常の抗原またはその変種を含む多数のカテゴリー
に分類されている。しばしば腫瘍関連マーカーのサブユ
ニットが高い腫瘍特異性を有する抗体を上昇させるため
に有利に使用される。例えばヒト絨毛ゴナンドトロピン
(HCG)のベータ−サブユニットは、非腫瘍物質への
大きく減少された交差反応性を有する抗体の産生を促進
する。本発明において有用な、それに対する特異抗体を
上昇させ得るこのような好適なマーカーは、これらに限
定されるものではないが、アルファ胎児タンパク(AF
P)、ヒト絨毛ゴナントロピン(HCG)およびそのベ
ータ−サブユニット、結腸特異抗原−p (C3Ap)
 、がん胎児性抗原(CEA) 、前立腺酸性フォスフ
ァターゼ、すい臓腫瘍胎児性抗原、胎盤アルカリ性フォ
スファターゼ、妊婦ベータ−1−グロブリン、上皮小体
ホルモン、カルシトニン、組織ポリペプチド抗原、T−
抗原、ベータ−2−ミクログロブリン、乳房11ffl
瘍関連糖タンパク(MTGP)、ガラクイジルトランス
フェラーゼ−II (GT−n)、gp−52ビールス
関連抗原、卵巣のう腫がん関連抗原(OCAA) 、乾
燥腫瘍特異抗原(OCA) 、子宮頚管がん抗原(CA
−58、CCA、、TA−4)。
塩基性胎児性タンパク(BFP)、末端デオキシヌクレ
オチジルトランスフェラーゼ(TdT)。
細胞質黒色腫関連抗原、ヒト星状細胞腫関連抗原(HA
AA)、通常グリオーマ抗原(CGA)。
膠芽胎児性抗原(GEA)、神経謬原腺維酸性タンパク
(GFA)、通常髄膜腫抗原(CMA)。
および腫瘍脈管形成因子(TAF)を含む。
マーカー特異抗体はこの分野でよく知られた慣用方法に
よって製造することができる。通常動物、好ましくはネ
ズミ、ウサギ、さらに好ましくはヤギまたは霊長類に腫
瘍関連マーカー物質を挑戦さ廿、それに対しその免疫系
をこれらマーカーに特異性の抗体を産生ずることによっ
て反応させる。
動物を出血させ、血液の免疫グロブリン分画を単離し、
そして好ましくは1回または2回以上のアフィニティー
クロマトグラフィーを含む各種の慣用分離技術により特
異性免疫グロブリンを単離する。ll1ait関連マー
カー物質に特異な抗体を上昇させるための好適なこのよ
うな一般法は、特に“1m+*unodiagnosi
s of Cancer 、 Herbersan e
t alEds、 (Marcel Dekker、 
Inc、、 New’tork and Ba5el。
1979)および“Trtaor Markers″、
 Set I、 Bd、 (HumanaPerss、
 C11fton、 N、J、 198)に記載されて
いる。
CEA特異抗体は、とりわけPr1sus et al
、 J。
Ia+muno1.118.55(1977); Go
ldenberg et al、5upra;Prim
us et al、 Cancer Res、、37.
1544(1977);Goldenberg et 
all″Immunodiagnosis of Ca
ncer。
Part I”、 Herbeman et al、 
Eds、、pages 265−306(MarceI
 Dekker、 Inc、、New York & 
easel、 1979)に報告されている当分野で公
知の各種の方法で製造することができる。
前記の慣用技術によって製造した抗体は通常抗体の混合
物であり、その一定割合が特異性であるが、しかし一般
に非MffiJR関連または他の抗原に交差反応性の抗
体を可変割合で含有している。抗体混合物のいくつかの
成分がそれに対し交差反応性である結合抗原を使用する
繰り返しアフィニティークロマトグラフィーおよび結合
した精製抗原を含むカラムの通過によって精製した抗体
は、高い特異免疫反応性を有し、しばしば70%近くま
たはそれ以−ヒヘ達し2、そして非腫瘍関連抗原または
他の抗原に対する交差反応性が15%以下となる。
これら抗体はそれらが上昇された抗原に対して実質上モ
ノ特異性であると考えられ、そj7て本発明において好
適に使用される。
腫瘍位置測定のため、高いマーカー特異免疫反応性を有
する抗体を使用することは特に有利である。高い特異性
は、標識抗体の高割合が腫瘍部位を標的とし、小割合が
非標的態様で分布されることを意味する。それ故標識抗
体の少量を使用することができ、患者の被l!IIを減
らし、そして標的へ向わない抗体によるバックグラウン
ド放射の低いレベルは解像度を改善するであろう。この
ことはさらに他のどの方法でもしばしば困難または不可
能であるより小さい腫瘍を検出し得ることを意味する。
高度に特異なモノクローン性抗体は雑種形成技術によっ
て製造すみことができる。このような抗体は通常精製を
殆んどまたは全く必要とせず、ぞして通常少な(とも7
5%の特異免疫反応性を持ち、ある場合には95%以上
の特異性を有する。このようなモノクローン性のハイブ
リドーマ誘導抗体もまた本発明において使用するのに好
適である。好適な具体例において、モノクローン性抗体
は、サルに精製した腫瘍関連マーカーを挑戦させ、抗体
産生サルリンパもしくはひ臓細胞をヒトもし7くはマウ
ス骨髄腫細胞と融合して雑種細胞をつくり、次にこれを
分離し、クローン化し、前記マーカー物質に特異なモノ
クローン性抗体を生成するそれらの能力について選定す
る。
免疫グロブリンG(IgG)分画からのモノクローン性
抗体はこの方法で得られ、そして本発明による腫瘍検出
、位置測定および治療のため使用されるフラグメントを
製造するために使用される。
Koprowskiの米国特許第4,172,124号
のIgM七ツクツクローン性抗体の方法に使用するため
に適していない。
抗体フラグメントはF (ab’ )zと呼ばれる5S
フラグメントを与えるように抗体をペプシンで酵素分解
することによって製造し得ることが知られている。この
フラグメントはさらにチオール還元側と、場合によって
ジサルファイド結合の開裂から生ずるスルフヒドリル基
のブロッキング基を使用して開裂し、3,5S  Fa
b’  1価フラグメントを生成させることができる。
その代りに、パパインを使用する酵素分解は直接2個の
1価Fabフラグメントおよび1個のFcフラグメント
を生成する。これらの方法は特に米国特許第4゜036
.945号およびその引用文献に、そしてN15ono
ffeL al、 Arch、 Bioct+em、 
Bfphys、+ 89,320(1960);)’o
rter、 Biochemj、、 73,119(1
959); Edelman etal  Metho
ds in Immunolo5y and Immu
nochemistry。
Vol、 1,422(Acad、 Press、 1
967)に記載されている。
抗体を開裂する他の方法、例えばFabフラグメントの
それ以上の開裂または他の酵素もしくは化学的手法の使
用も使用することができる。それらの親杭体がそれに対
して上昇された腫瘍関連マーカーに対して特異性を保持
しているフラグメントだけがこの方法に使用される。
混成抗体フラグメントは異なる抗体の還元的開裂から生
ずるFab’ フラグメントの酸化的結合によって製造
された。これらの一部分はもとの抗体がそれに対して上
昇された抗原の両方へ特異性のフラグメントを含有する
であろう。これは二つの異なる抗体のペプシン分解によ
って製造された二つの異なるF(ab’)、フラグメン
トを混合し、Fab“フラグメントの混合物を生成する
ように還元的に開裂し、次にもとの抗原のそれぞれへ特
異なFab”部分を含む混成フラグメントを含むF (
ab’ )!フラグメント混合物を生成するように酸化
してジサルファイド結合を再生成させることによって有
利に実施することができる。
このように混成抗体フラグメントの製造法は、Fete
anu、 ”Labeled Antibodies 
in Biology andMedicine  p
ages 321−323(McGraw−Hill 
Int、 Bk。
Co、、 Now York et al、 197B
); N15onoff et al。
八rch、  Biochem、  Biophys、
、93,470(1961);)lammerling
et at、 J、 Exp、 Med、、12814
61(196B)に記載されている。
以下の議論において、「抗体」なる語は断わりのない限
りこれまで記載したような抗体および抗体フラグメント
を包含する。
抗体は当分野で公知のいくつかの手法のいずれによって
も標識することができる。標識技術の広い範囲がFet
eanu、”Labeled Antibodies 
in Biologyand Medicine  、
 pages 214−309(McGraw−Hil
l Int。
口ook Co、、 New ’fork et al
、 1978)に記載されている種々の金属ラジオアイ
ソトープの導入は、Wanner et al、、 J
、 Nucl、 Med、、 20+428(1979
)。
5undbery et at、 J、 Med、 C
he+i、、17.1304(1974);5aha 
eL al、 J、 Nucl、 Med、、6.54
2(1976)の方法によって達成することができる。
以−上に当分野で公知のタンパクを放射標識するたbの
多数の方法の数例に過ぎない。
使用するラジオアイソトープのうち、ガンマ放射体、陽
電子放射体、X線放射体、および螢光発光体が位置測定
および/または治療用に好適であり、一方ベータ−放射
体およびアルファ放射体も治療に使用することができる
。抗体を標識するため好適なラジオアイソトープはヨウ
素−131゜ヨー素−123.ヨー素126.ヨー素1
33゜臭素−77,インジウム−111,インジウム−
115m、ガリウム−67、ガリウム−68,ルテニウ
ム−95,ルテニウム−97,ルテニウム−103,ル
テニウム−105,水銀−197゜水銀−203,、レ
ニウム−99m、レニウム−105、レニウム−101
,テルル−121m、テルル−112m、テルル−12
3m、ツリウム−165、ツリウム−167、ツリウム
−168゜テクネチウム−99m、およびフッ素−18
を含む。ハロゲン標識抗体もしくはフラグメントおよび
/または正常免疫グロブリンもしくは対応するフラグメ
ントは、実質上同一の運動性および分布と、そして類似
の代謝を持つであろうから、ハロゲンは標識として多か
れ少なかれ互換性を持って使用することができる。
抗体標識のために好適な技術は、Greenwood 
etal、 Biochem、 J、、89,114(
1963)によって報告され、McConahey  
e、L  al、  Int、  八rch、  Al
lergy  Appln。
IIIImunol、、 29.185(1969)に
よって修正されたように、放射性ヨー化カリウムまたは
ナトリウムと抗体との混合物をクロラミン−Tで処理す
る酸化法を用いて、ヨー素−131(I−131)また
はヨー素−123(+−125)で標識することを含む
。これは試薬の割合および反応条件に依存して、抗体分
子上の、恐らくチロシン残基上の、多分トリプトファン
およびフェニルアラニン残基上の水素原子をヨー素原子
で直接置換する結果を生ずる。
一般に、抗体へその免疫特異性を破壊することなくでき
るだけ高い割合の放射性標識を導入するのが望ましい。
非常に多数の研究者は抗体1分子当すョー素原子1.5
ないし2個以上の直接置換による投入は不利であると考
えていたが、今や抗体1分子光リョー素を少なくとも2
.5および好ましくは平均5ないし10原子直接置換し
て導入することは、特に抗体が標識前高度にマーカー特
異性である場合有利であることが判明した。この場合、
高度の標識化の結果として5ないし33%の抗体特異性
の低下さえも高い活性の方が上廻り、実質上より少量の
標識抗体の使用を許容する。前記したように、高活性の
高い特異性抗体の使用は効率的な位置測定および増大し
た解像性を結果する。
この増加した活性と減少した特異性とのバランスは抗体
1分子当り平均ヨー素10原子まで有利で、その後は特
異性の減少が高活性の利益を上廻る。
放射性標識を導入するための他の方法を使用することに
より、減少した免疫特異性に受容できない価格を支払う
ことなしに抗体フラグメントに対する標識の割合をさら
に増加することが可能であろう。それ以上の改良は、抗
体上の抗原結合部位が保護されることを確実にするため
、放射性標識化を特異抗原の存在下において実施するこ
とによって達成することができる。該抗原は標識化後分
離される。
2価混成抗体フラグメントの実例、例えば2つの異なる
I!ff!瘍特異抗体のそれぞれがらFab’ フラグ
メントの化学的結合によって得られるF(ab′)、抗
体フラグメントを以下に示す。表1は、2検出および治
療の両方に対しそれらが有利に使用される好適なそのよ
うな2価混成体および!I!f!瘍タイプの例示リスト
を与える。1番目のカラムは混成体の二つのFab’成
分がそれに対して特異性である二つの抗原を示し、各混
成体はそれぞれの抗原性決定因子に対し特異性の−っの
フラグメントを存する。いくつかの場合において抗体は
特異性を増加させるため腫瘍関連抗原のより小さいフラ
グメントに対して上昇されるであろう。例えばHCGの
ベータ−サブユニットに対して−F昇された抗体はHC
G自体に対して上昇させた抗原より好ましい。2番目の
カラムは各ハイブリッドタイプを優先的に濃縮するI!
152%タイYを示す。
CE A / CS A p CEA/POA CEA/HCG CEA/AFP CEA/TAr’ CEA/フェリチン CEA/カルシトニン CE、A/PAP CEA/上皮小体ホルモ )ICG/PBG CGA/GEA GFA/CMA 凡例: EA 胃腸例えば結腸、こう門、胃 すい臓、肺 肺2卵巣、胃腸 肝臓、胃腸、卵巣、こう丸 大部分 がん胎児性抗原 固形、造血、肝臓 甲状腺 前立腺 ン   上皮小体、肺 顆粒性原形質 脳 脳 SAp OA FP PA AP BG GA EA FA MA 結腸特異抗原−p すい臓腫瘍胎児性抗原 アルファ胎児性タンパク 組織ペプチド抗原 前立腺酸性フォスファターゼ 妊婦ベータ−1−グロブリン 通常グリオーマ抗原 膠芽胎児性抗原 神経謬原腺維酸性タンパク 通常髄膜腫抗原 表1に示したような混成フラグメントは多数腫瘍タイプ
または細胞の検出および位置測定のため単一ラジオアイ
ソトープで標識するが、または治療のため単数もしくは
複数のラジオアイソトープで標識することができる。さ
らにこのような混成体は検出のためあるラジオアイソト
ープで、そして治療のため1種またはそれ以上のアイソ
トープで、例えばあるラジオアイソトープおよび/また
はホウ素含有フラグメントで標識することができ、その
ため位置測定された腫瘍は以下記載の態様で熱中性子で
照射されることができる。
より小さいマーカー特異性フラグメントを生成するよう
に抗体からFcフラグメントを除去することは、フラグ
メントの移動度およびその血液−脳障壁通過能力を容易
にするより小さい分子量を有する分子を生成するという
利益を有する。加えて、Fcフラグメントは抗体の主な
過アレルゲン性および非特異的結合の大部分に責任があ
る。従ってその開裂は抗体の注射、特に多数の腫瘍の造
影または腫瘍放射線療法のための反復注射に対するアレ
ルギー反応の危険を減らす。抗体フラグメントの運動性
は全天然免疫グロブリンよりももっと速く、そして腫瘍
にもっと特異的に結合するので、減算性技術は省略する
か、または特定の状況で使用するため修正することがで
きる。加えて、特定の動脈によって供給された腫瘍への
標識した検知剤のもっと直接的な動脈内適用のための標
識抗体の使用は、I!f!瘍検出および腫瘍放射線療法
の両方のため、このプロセスの重要な機会を提供する。
II!I!瘍位置測定位置測定よび治療のための単一製
剤に標識抗体フラグメントの混合物を使用することがで
きる。該混合物は、位置測定および解像度を向上させる
た、め同一腫瘍タイプに関連する異なる抗原に特異なフ
ラグメントを使用することができる。この代りに広い腫
瘍特異性を有するフラグメントの混合物を使用して、種
々の腫瘍タイプの広範囲スクリーニングを実施すること
ができる。
混成フラグメントの使用に同様に、同一もしくは異なる
腫瘍または腫瘍細胞タイプに関連する抗原に対し特異な
標識抗体の混合物を使用してもよい。
これはある場合に検出、位置測定および/または治療を
向上させることができ、そしてまた2種以上の腫瘍また
は腫瘍細胞タイプについての広いスクリーンの範囲を増
加することができる。
放射性標識特異抗体の投与後24時間後においてのみ通
常腫瘍位置測定を可能とする以前公知の方法とは対照的
に、この改良された減算技術は、放射性標識特異抗体お
よび放射性標識正常免疫グロブリンの同時投与後24時
間以内に腫瘍検出および位置測定を可能とする。腫瘍(
を置測定は、抗体/免疫グロブリン対の注射後21奈間
で、投与後6.12.18および24時間において改良
された解像度をもって達成することができる。抗体フラ
グメントは大変速く組織中に拡散しそして一層速く局在
化されるので、腫瘍検出および位置測定は標識フラグメ
ントの注射後短時間で達成することができる。
血液プールまたは間質性体液中に標識フラグメントまた
はそれらの代謝物が蓄積することによる放射能は、腫瘍
関連マーカーへ特異性の標識抗体フラグメントを使用す
る腫瘍位置測定の解像度を著しく減少させることがあり
得る。そのような場合には、フォト走査前に被検者へ参
照物質を注射するのが有利である。参照物質はマーカー
特異抗体フラグメント標識と異なるエネルギーで放射し
、そしてフォト走査装置で独立に検出し得るラジオアイ
ソトープで放射標識される。参照物質の活性のレベルは
非標的指向特異抗体フラグメントによるバックグラウン
ド活性の測定に使用され、このバックグラウンド活性は
次に特異抗体の全活性から減算され、実質上標的指向腫
瘍関連抗体のみの活性の測定を許容する。
Goldenberg et al、 N、 Eng、
 J、 Med、、 298+ 1−584 (197
8)に報告された成功したヒトがんの非侵入的ラジオ免
疫検知法においては、減算技術が成功的位置測定のため
に必要であることを示した。
しかしながら使用された減算技術は本発明のそれと実質
的に相違する。参照方法では、放射性ヨード化した抗C
EA抗体が注射され、そしてテクネチチウムー99m標
識ヒト血清アルブミンおよび過テクネチウム酸テクネチ
ウム−99mが各造影走査前に静注された。像はガンマ
シンチレーションカメラで得られ、得られたデータはミ
ニコンピユータ−に記憶される。非標的区域におけるT
c−99活性に対するl−131活性の比はバックグラ
ウンド非局在抗体活性のための比較標準を与えた。これ
は他の位置における非標的指向特異抗体活性の測定を許
容し、これは全特異抗体活性から減算され、局在化され
た標的指向抗体の活性値が得られた。
本発明は適当な参照物質のうちで、Tc−99m+5識
正常免疫グロブリンGまたはそのフラグメントおよびT
c−99mal!!fイオウコロイドの使用を含む。し
かしながら好ましくは参照物質は、対応する正常な無関
係な免疫グロブリンGCrgG)か、または腫瘍位置測
定剤として使用した特異抗体フラグメントを製造するた
めに使用したものと同一もしくは異なる種からの対応す
るフラグメントである。この正常免疫グロブリンGは、
好ましくは特異抗体を標識するために使用した同じ元素
の異なるアイソトープで放射標識され、そして好ましく
は放射標識されたマーカー特異抗体と同時に注射される
。これは参照物質として標識特異抗体と実質上同じ結合
、分布および代謝動力学性を有する分子種を使用すると
いう利益を有する。
その結果−回だけの参照物質の注射が必要で、そして増
加した解像度が得られる。正常1gGはそれが対応する
特異抗体と同じ方法で製造され、標識される。
−・方は特異抗体を標識するために使用することができ
、他方は正常免疫グロブリンを標識するために使用され
るラジオアイソトープの適当な対は、ヨー素−131と
ヨー素123、インジウム−111とインジウム−11
5m、ガリウム−67とガリウム−68、ルテニウム−
97とルテニウム−103、または水銀−197と水銀
−203を含む。ヨー素は化学的置換反応により直接導
入し得るため、そして放射性でそしてフォト走査装置を
使用して検出し得る少なくとも5種類のアイソトープを
有するので、ヨー素は、本発明方法に使用するため特異
抗体フラグメントおよび正常免疫グロブリンG参照物質
の両方を放射標識するのに好適である。有利には、ヨー
素−131が特異抗体を標識するために使用され、ヨー
素−123が正常免疫グロブリンを標識するために使用
される。
発止する放射はガンマ−シンチレーション検出器の2つ
の異なるチャンネル上に別々に検出される。
得られる走査データはミニコンピユータ−に好都合に記
憶され、そしてその非標的区域における標識参照免疫グ
ロブリンに対する比俊上形る、放射標識特異抗体の過剰
蓄積区域を央定するため前述の減算法が実施される。こ
れらの値は関連した出力信号、有利にはカラービデオス
クリーン上のカラーの変化を発生させるために使用する
ことができる。フォト走査装置はコンピューター断層放
射線写真能力を備えることができる。高い活性と許容し
得る免疫特異性との間に最大のバランスを与えるように
標識した高度にモノ特異性で、好ましくはモノクローン
性の抗体を使用するこの高度に能率的な減算技術は、著
しく改良された解像度の腫瘍位置測定および検出方法を
捉供する。
勿論、高度に標識した、高度に特異性抗体と本発明の改
良された減算技術の組合せはもっと高い解像度を導びく
。好適な具体例において、実質上モノ特異性抗体が抗体
1分子あたリョー素が平均少なくとも2.5原子、好ま
しくは5ないし10原子導入されるように!−131ま
たはr−123で放射標識され、そして生成した高度に
標識されたモノ特異性抗体は本発明に従って注射される
抗体1分子当り少なくとも2.5および好ましくは5な
いし10原子の平均ヨー素含量へl−131または[−
123で放射標識されたモノクローン性特異抗体の使用
も好適である。
さらに改善された解像度は、減算技術において参照物質
として、放射標識された精製正常免疫グロブリンを使用
することによって得られる。正常グロブリンはグロブリ
ンの混合物であり、そのあるものは放射性抗体がそれへ
向けられる特異抗原へ結合されることができる。従って
問題のマーカーに対する反応性を除去するため、減算剤
として使用すべき正常グロブリンを精製することが望ま
しく、そのような−精製法は正常免疫グロブリンを好ま
しくは固体吸着剤上の特異抗原で吸着し、抗原と反応す
るグロブリンをカラム上に残し、そして通過する物質は
非特異性減算剤として標識するためにもっと好適となる
であろう。モノクローン性非特異免疫グロブリンまたは
骨髄腫タンパン自体は、標識および減算剤として使用の
ために所望の純度を持つであろう。
本発明の減算技術を使用するとき、高い放射活性と高い
特異性とのバランスは、抗体の対応して高いマーカー特
異免疫反応性をもって、放射性標識のいくらか低い程度
の側においてもっと破壊される。再びマーカー特異免疫
反応性が高い程、標識化は高くなるが、抗体性質の有益
なバランスはなお維持される。このように少なくとも7
0%、好ましくは少なくとも80%のマーカー特異免疫
反応性と、15%以下、好ましくは10%以下の交差反
応性を有する実質上モノ特異性の抗体は、高度に効果的
な位置測定を許容するように標識後もなお充分な特異性
を保有する一方、抗体1分子当り2.5、好ましくは5
ないし10ヨ一ド原子程度へ、l−131またはl−1
23で標識することができる。
改良された減算技術を使用しない、しかし好ましくは使
用する本性の使用は、腫瘍位置の連続的、反復的、また
は随時的監視を許容する。これは特に手術前に腫瘍の診
断および期決定との組合せに利益を有する。加えて、こ
の方法はどの程度完全な腫瘍除去が達成されたかの徴候
として、手術中または手術後に有用である。転移の場合
、特に小さい拡散転移の増殖が認められた場合、この方
法の高い解像度は術後療法のための標的区域の同定を許
容する。これは本発明の治療方法または他の技術、例え
ば化学療法、照射処置もしくは多モード療法を使用して
実施することができる。
放射性標識したマーカー特異抗体またはフラグメントは
腫瘍治療に有効である。標識された抗体が被検者の腫瘍
部位に局在化されることが決定された後、一般に投与当
り25ないし250mC1゜好ましくは50ないし15
0mCiの標識された抗体の高投与量が注射される。注
射は静脈内、動脈内、リンパ管内、包成内、または体腔
でよ(、そして反復することができる。
種々の放射性核種が治療のために有用であり、そしてそ
れらは前に論じた標識化技術によって特異抗体中に取り
入れることができる。好ましい治療的に有効な核種はl
−131である。
本発明の治療方法は、有利には高度にマーカー特異抗体
、好ましくは少なくとも71%、好ましくは少なくとも
80%のマーカー特選免疫反応性と、15%以下、好ま
しくは10%−以下の他の抗原に対する交差反応性を有
する抗体を使用する。
モノクローン性抗体はそれらの高い特異性のために好ま
しい。
放射標識したマーカー特異抗体またはフラグメントを使
用する療法は、他の療法例えば照射および化学療法と組
合せて一次的治療処置として、そして外科手術の補助法
として有利に使用される。
外科的に除去できない、または検出をのがれることので
きる小さい転移がある場合には、本発明の放射療法はこ
れらのl1ffl瘍を発見しそして破壊する有力な武器
を提供する。
抗体フラグメントはしばしばいくらか低い免疫反応性を
持ち、そしてその時低い放射性核種含量で、例えばフラ
グメント1分子当り、例えば■−131を0.1ないし
1.0原子で標識するのが有利である。これは治療のた
め、そしてもし必要ならば検出のため、l−131比活
性2.5ないし52Ci/μgを有するフラグメントを
生成させる。
本発明のさらに別の局面は、ラジオアイソトープ標識と
、ホウ素−IOアイソトープの天然存在比を少なくとも
20%有する著しい多数のホウ素原子を含む付加物の両
方を含有する抗体またはフラグメントの使用に関する。
ホウ素含有付加物は各種の方法により、好ましくは抗体
に、Hawthorneet al、 J、 Med、
 Chem、、 15,449(1972)の方法によ
り、1−(4−アミノフェニル)−1,2−ジカルバク
ロソドデカボラン(12)から誘導されたジアゾニ、ウ
ムイオンのようなホウ素リッチなカップリング剤をカッ
プリングすることによって導入することができる。ホウ
素−10含有抗体は次に(lI!lr!lj位置測定お
よび/または治療のため1種またはそれ以上の放射性標
識と、そして熱中性子の吸収のためホウ素−10原子の
高含量の両方を含有する抗体を製造するため、上述の方
法の一つまたはそれ以上に従って放射標識される。放射
標識されそしてホウ素標識された抗体を注射した後、放
射性標識を用いて腫瘍の位置測定をする。腫瘍は次によ
くコリメートされた熱中性子のビームで照射され、それ
らはホウ素含有付加物中のホウ素−10核によって優先
的に吸収され、そして活性化された核は急速にリチウム
−7およびアルファ粒子に崩壊する。これら生成するア
ルファ粒子は細胞毒性で、そしてそれらの腫瘍細胞内で
の生成は細胞を殺し、そして腫瘍の減少をもたらす。
高度にマーカー特異性の抗体上のホウ素付加物と1種ま
たはそれ以上の放射性標識との結合は、はじめて多モー
ド腫瘍治療剤として作用する単一の試薬を提供する。腫
瘍部位におけるこれら二重に標識された抗体の急速なそ
して特異的な局在化は、中性子照射を集中すべき区域の
速いそして精密な区切りを許容する。さらに、腫瘍細胞
は放射性標識からの放射と中性子で活性化されたホウ素
−10放射との結合効果によって破壊され、そして殺さ
れた腫瘍細胞は除去されるので、放射線治療的処理は局
在化された放射標識された抗体の測定または他のlII
gII検出法によって監視することができる。
本発明の抗体は注射組成物の形で有利に投与される。−
船釣スクリーニングのため、そして位置測定および治療
の多数のタイプのため、注射は静脈内、動脈内または包
膜内注射であろう。注射し得る抗体溶液は静脈、動脈ま
たはを髄液中に2分ないし約1時間のコースにわたり、
好ましくは静脈内または動脈内注入のため10分ないし
20分にわたって投与されるであろう。ある場合には、
皮下、粘nり下tJt織、または体腔内投与が有利であ
る。腫瘍が既知の接近し得る動脈から供給される場合は
、動脈内投与が治療のために好ましい。動脈内ルートは
製剤の長い注入時間、例えば24時間またはそれ以」二
を使用し得る。加えて包膜内投与または頚動脈中へのフ
ラグメントの注射は脳内に所在するl1lffiに使用
することができる。皮下、粘膜上組織または体腔内投与
は皮膚の特定区域および/または特定の体腔へ近い区域
に限られた腫瘍に有益である。
本発明による典型的な注射組成物は、ヒト血清アルブミ
ン34■(1%米国局方:バークデビス社)と、0.9
%NaC1含有0.04−Mリン酸緩衝液(p H7,
4、バイオウェア社)1〜Idl当り放射標識された抗
体1ないし500μgを含有する。本発明の減算性技術
が使用される場合は、特異抗体の重量にほぼ等しい放射
標識し、た正常イムノグロブリンの量を含有する。他の
慣用の薬剤学的に許容し得る注射用担体も、包膜内、皮
下、粘膜上組織または体腔内注射のため、および静脈内
または動脈内注射のためのように指示された場合に使用
することができる。
当業者はさらに熟考することなく、前記説明を用いて本
発明をその全範囲に利用することができるものと信ぜら
れる。従って以下の特定の好ましい具体例は単に例示で
あり、開示の残余の部分を限定するものではないと解す
べきである。以下の実施例において、すべての温度は未
補正の摂氏度であり、断わりのない限りすべての部およ
び%は重量に・よる。
これら実施例で使用される抗体は高度に特異性で、そし
て慣用の免疫化の後、補体を不活性し、血球凝固成分を
除去するため吸着し、そして交差反応性抗原および特異
抗原に対してアフィニティー精製して調製するか、また
はハイブリドーマ誘導モノクローン性抗体のどちらかで
ある。
実施例1 tゴ’r−CEA  r  G  ヤギ の(a)CE
AはNeWman et al、 Cancer Re
s、+ 34+2125(i974)の方法により、結
腸がんの肝転移から高純度で得られる。
(1))  精製CEA乾燥重量0.5■をメチル化ウ
シ血清アルブミン(シグマ、社)2■を含む水2II1
g中に溶解し、CEA溶液を完全なフロインドアジュバ
ント(デイフコ社)の等容積で乳化する。
CEA接種物の等量を健康ヤギの首の別々の2部位に皮
下注射する。注射は2週間置きに最後の注射後14日後
に採集した抗血清のラジオイムノアッセイ(RIA)が
抗CEA力価1:10’以上を示すまで投与される。
次にヤギから血液を無菌的に採取し、パイロ−ジエンを
含有しない遠心試験管へ移し、そして遠心する。抗CE
Aは一20℃で貯蔵する。
ヤギ抗CEAの補体は56℃で1時間インキュベートす
ることによって不活化し、そしてそれ以上血球凝固活性
が検出できなくなるまで、洗浄レバツクしたAB型ヒト
赤血球(RBC)と、血球凝固活性定量から計算した血
清/RBC比で繰り返して混合することにより、抗血液
グループを除去する。吸収した抗CEA血清は次に0.
1Mリン酸緩衝液p H1,0(P O4)の数容積に
対して透析される。
(C)  結腸がん抗原III (CCA−III)免
疫吸着体は、正常肺の過塩素酸抽出物の60.000分
子量分画を慣用の技術を用いて臭化シアン活性化セファ
ローズ4B(ファルマシア社)へ結合させることにより
調製される。結合は4°Cでゆるやかにかきまぜながら
一夜進行を許容される。CCA−I[1−免疫吸着体は
0.05 Mホウ酸緩衝液p H8,4で洗浄され、0
、1 Mリン酸緩衝液p H8,0中の1M2−アミノ
エタノールの4容積中に再懸濁される。スラリーは室温
で1時間混合され、口過され、PO,で洗浄される。
CCA−III免疫吸着体カラムが調製され、10%(
V/V)正常ヤギ血液(ギブコ社)2戚、次いで3Mチ
オシアン酸アンモニウムの約1カラム容積を前循環し、
そして0.1 Mリン酸緩衝液pH7,0で再平衡化さ
れる。
CCA−III−免疫吸着体は自動クロマトグラフィー
システムへ挿入され、そして全体のシステムが非発熱原
性の無菌PO4で完全に洗浄される。
緩衝液容器はチオシアン酸アンモニウムおよび透析物を
含む容器で取り替えられる。
吸着された抗CEA血清はカラムの空隙容積の2/3の
容積へPO4で希釈され、そしてカラムを通るlサイク
ル毎に抗血清の適当量を含有する。
この希釈した抗血清の体積はカラム中へ適用され、そし
て1力ラム空隙体積の全容を与えるのに充分なPO4で
洗浄される。抗血清は室温で20分間インキュベートす
ることが許され、次に吸着されない分画である特異抗C
EA血清がカラムがらPO4で溶離される。システムは
抗CEA血液の第2の部分標本を適用することにより、
自動的に次のサイクルを開始する。サイクルの回数は抗
血清の全ロフトを処理するようにセット−される。
抗CEA血清の部分標本が抗血液のもとの容積へ濃縮さ
れ、そして免疫拡散によって再テストされる。抗血清は
参照CEASCCA−III製剤、正常ヒト組織抽出物
および血漿に対してテストされる。もし抗血清がCCA
−III製剤、血漿または正常ヒト組織抽出物に陽性反
応を有するならば、それは0CA−III免疫吸着体カ
ラムにリサイクルされる。
(d)CEA−免疫吸着体力ラムは、CCA−m免疫吸
着体と同じ結合操作により、精製CEAを臭化シアン活
性化セファローズ4Bへ結合し、前記(C)のようにカ
ラムを調製し、前循環し、平衡化することによって調製
される。
CEA吸着体カラムは自動化されたクロマトグラフィー
システムへ導入され、そして非発熱原性のPO4で完全
に洗浄される。各サイクル毎に適用すべき抗CEA血液
の量はラジオイムノアッセイ定量をもとに計算され、抗
血清のサンプルが希釈され、適用され、そしてCCA−
m免疫吸着体カラムと同様にインキュベートされる。す
べての非反応性免疫グロブリンを含んでいる血清タンパ
クはカラムからPO,で溶離され、そして吸着されない
分画として採取される。
特異抗CEA  IgGは解離されそしてPO。
中3Mチオシアン酸アンモニウムでカラムから溶離され
、そして吸着された分画として採集される。
チオシアン酸アンモニウムの微量のすべてヲ除去するた
め、吸着された分画はPOa中IM尿素および10%グ
リセロールに対し、中空繊維透析ユニット(アミコン社
またはビオラッド社)の使用によってインライン透析に
かけられる。特異抗体の解離のための別法は、混乱剤と
してグアニジン塩酸塩と、脱塩のためセファデックスG
25ゲルロ過クロマトグラフイーを使用する。
吸着された分画は4℃でPM30膜(アミコン社)によ
る限外口過により、ゲル口過クロマトグラフィーを容易
にする体積まで!縮される。例えば抗CEA血清の10
0dのロットは約20dへ濃縮される。濃縮液は50m
Mリン酸緩衝食塩水(PBS)pH7,5の100容で
4回、各4時間透析される。抗CEA  IgG製剤は
無菌のパイロ−ジエン不含血清バイアル中へ無菌口過さ
れる。
部品標本がRIAおよび免疫拡散による品質、管理試験
のために保存される。
(e)  セファクリルS−200(ファルマシア社)
カラムがゲルを無菌のパイロ−ジエン不含50mM。
PBS、pH’7.5で5回洗浄することによって調製
される。カラムは180℃で3時間乾燥滅菌される。使
用カラム寸法は抗体のロフトサイズに応じて2.6/9
0cmか、または5.OX90cmである。
次にカラムはカラムの3倍容のPBSで洗浄される。
ヤギ抗CEA  IgGのロットはカラムに適用され、
そしてPBSで6m/d/時間の流量において溶離され
る。IgGタンパクを含有する分画がプールされ、そし
て約5■ IgGタンパク/BSに対して透析され、0
.2ミクロンMi11exユニット(ミリポア社)で無
菌口過され、そして保存剤としてアジ化ナトリウムを添
加して約5■IgGタンパク/′m!の1m1部分標木
の形で冷蔵される。
(r)  111  lの1mC1当り7.2ないし1
6.8 u gIgGのヤギ抗CEA  IgGをII
I  l (アマージャム〜ザール社)を含む放射性核
種バイアル中へ注入する。
クロラミンTおよびメタ重亜硫酸ナトリウム溶液は、そ
れぞれクロラミンTIO■および重亜硫酸塩50■を含
む2個のバイアルのそれぞれへ、無菌のパイロ−ジエン
不含0.04 Mリン酸緩衝液p H7,4の5dを注
入することによって調製された。クロラミンTは10 
u g/mCi 1″’  Iの割合で放射性核種バイ
アル中へ注入された。クロラミンTの5倍量のメタ重亜
硫酸ナトリウム溶液は、クロラミン′rの注入後正確に
90秒後にバイアル中へ注入される。混合物は無菌注射
器で反応バイアルから除去され、反応バイアルは1%正
常ヒト血清アルブミンでリンスされ、IJ yス液は反
応混合物と合併された。
Ill  l抗CEA  IgGのサンプルが事前にP
BS中1%正常ヒト血清アルブミンで平衡化されたPD
−10セファデックスG−25カラムに適用され、PB
S中1%正常ヒト血清アルブミン約465 mlで溶離
され、シールドされたガンマ検出器(Ebertine
社)でモニターされ、貯蔵および使用のため採集され、
あらかじめ定めた濃度に希釈される。
生成する+31 1−抗CEA、  IgGは抗体1分
子当り平均ヨー素3ないし7原子を有する。各バッチか
らの無作為部分標本が無菌性、発熱原性、毒性およびそ
の他の品質管理変動について別々にテストされる。
実施例2 モノクローン 1″’  I−CEA  I  Gの 
゛1#6月令のBa1b/Cマウスに、がん胎児性抗原
10ないし100μgを腹腔内注射する。その場合CE
Aは等容積(10−100μf!、)の不完全フロイド
アジュバント中に混合される。これは1週間後とそして
2週間後に繰り返されるが、最後はアジュバントなしで
静脈内ルートが用いられる。3日スエいし4日後、マウ
スは頚部脱臼により殺される。与えられた抗原に対する
抗体を得るための最適時期は、抗原、投与ルート、免疫
化のタイミング、それに最終の増強注射とひ臓細胞除去
の間の間隔によって変化する。
ひ臓を除去し、そし2て室温で、血清不合培地か、また
は20%ウシ胎児血清を加えたダルベツコの修正イーグ
ル培地(DMEM)を収容する60mmペトリ皿中に入
れ、そして細胞を分散するためはさみでミンチする。細
胞はVortex ミキサー上で1−2分かきまぜるこ
とによりさらに遊離される。
ひ臓細胞は円錐形遠心試験管へ移され、IEC−MS2
遠心機中でL  OOOrpmにおいてペレット化され
、上清か除去され、ペレットをたたいてはくし、そし2
て赤血球を溶解するためlO分間冷たい0.1 NH,
Cl Sml中に再懸濁する。20%ウシ胎児血清添加
の冷却したDMEMを加え、そして細胞をペレット化し
、そして再び20%ウシ胎児血清を添加したDMEM1
0d中に懸濁する。
融合のために使用した骨髄腫細胞系統は、高グルコース
(4,5g/ff)および20%ウシ胎児血清添加DM
EM中の静止懸濁培養物に、5ないし10%CO□中、
100.000ないし1,000,000/Itlの細
胞濃度において保存される。骨髄腫(形質細胞腫)細胞
系統は、5vast’iおよび旧!5tein、 Bi
ochem。
J、、 128,427−444(1972)により報
告された、MOPC−21から誘導されたBa1b/C
形質細胞腫であるT)3−X63−Ag8か、Faze
kas de St。
Groth & Scheidegger、 Ba5l
e In5titute ofIms+uno1gyに
よるFOとして知られるその誘導体か、またはMarg
ulies et aL Ce1l、 8.405(1
976)によって報告された、MPC−11から誘導さ
れたBa1b/C系統である4 5.6 T G 1.
7であることができる。これら系統のすべては酵素ヒポ
キサンチンフォスフォリボシルトランスフエラーゼ(H
PRT;E、c、2.4.2.8)を欠き、そしてその
ためLittlefield、 5cience+ 1
旦、709−7to(1964)に記載されているよう
に、ヒボキサンチン、アミノプテリンおよびチミジンを
含有する選択培地中で死滅する。
免疫化した動物から得られるひ臓細胞は、次にGe1f
eret al+ Somatic Ce1l Gin
etic、+ 3,231−236(1977)の方法
の採用によるポリエチレングリコールを使用することに
より、形質細胞腫細胞と融合される。例えば30%ポリ
エチレングリコール溶液は、無菌ポリエチレングリコー
ル4000 (メルク社、分子量約4,000)(ポリ
エチレングリコール0.5g+ジメチルスルホキシド(
DMSO) 0.05 ml−+−Jjj留水0.5 
rnl )と、血清なしのDMIEMとを41゛Cへ加
熱し、そしてポリエチレングリコール3 rnlを血清
なしのD M E M  p H7゜4−7.6の7 
mlと混合することにより調製され、そして使用まで3
7°Cで保存される。融合は室温で行われる。骨髄腫細
胞(106−10’ )は血清を含まない培地で2回洗
浄され、50IIII1円錐底遠心試験管(フアシヨン
2070)中のひ臓細胞1−3X10’ −1−5X1
0” と混合される。
細胞は250Xgで5分間遠心され、そして上清液は注
意深く吸引される。ポリエチレングリコール液の0.2
d量が加えられ、そして試験管は細胞を再懸濁するため
手でゆっくりかきまぜられる。
次に細胞は250Xgで3分間、そして再度40QXg
で3分間遠心され、そしてさらに3分間静止状態に保た
れる。細胞はポリエチレングリコールに約8木曜される
。その後で約5IIflの血清を含まない培地が試験管
へ加えられ、細胞がゆっくり再懸濁され、そして250
Xgにおいて5分間遠心することにより再ペレット化さ
れる。上清を除去し、そして細胞を血清含有培地20d
中に再懸濁し、そしてHAT培地がそれへ添加されるマ
イクロプレートに移される前に加湿したインキュベータ
−中37°Cで48時間インキュベートされる。
その代りに、細胞は、DMEM、10%NCTC109
培地(マイクロバイオロジカル、アソシエイツ社)、2
0%ウシ胎児血清(ギブコ社)、2単位うジインシュリ
ン/d (シグマ社)、0.45mMピルベート、1m
Mオキザロアセテート、および必要に応じ抗生物質より
なる培地30d中に直接懸濁されるチミジン(1,6x
to−sM)およびヒボキサンチン(IXIO−’M)
が添加される。
この培地中の細胞は6個のマイクロプレートにウェル当
り1滴(約50μりで分配される。次に日にチミジンと
ヒボキサンチンを含存し、今回アミノプテリン(8Xl
□−t)を加えた上で規定した培地の1滴を各ウェルへ
加える。上の培地を6ないし7日後2滴加え、クローン
は顕微鏡的に10ないし20日で出現する。ヒボキサン
チン−アミノプテリン−チミジン(I(AT)は融合直
後または後で加えることができる。得られる雑種の数の
改善は各マイクロウエルヘフィーダー層を加えるときに
達成される。ニーではヒト胎児線維芽細胞が450Or
で照射され、そしてこのような細胞1,000〜2,0
00が各ウェルへ融合の前日または融合した細胞へ直接
加えられ、そしてそれらがマイクロウェル中にそのよう
に分配される。
顕微鏡的にクローンが出現した後、培地の大部分を除去
し、そして新しい培地を加えることよって交換される。
2回目の培地交換後、培地はそのままに少なくとも4日
間放置され、次に慣用定量法により抗体活性および特異
性のアッセイのために集められる。
150mプレートまたはローラーボトルから収穫された
消費培養培地から多量の抗体が得られる。
培地は中空繊維濃縮器(アミコン社)によって後で濃縮
される。また2ないし3週間前に約10億のクローンし
たハイブリドーマ細胞を注射された無胸腺(無毛)マウ
ス(nu/nu)の腹水からも得られる。腹水は各マウ
スの腹腔を食塩水であふれさせることによって食塩水で
希釈され、そして各マウスからの希釈液はプールされる
モノクローン性抗CEA  IgGは、実施例1(f)
のように1−131で放射標識される。
実施例3 ” t−1G  ヤt’  (7) 正常ヤギ免疫グロブリンG(IgG)(マイルス社)を
臭化シアンで結合したCEAに対してアフィニティー精
製し、そして[−131の代りに1−123を用い、比
放射能の差に対応して試薬の量を比例的に変更すること
を除いて、実施例1(r)の操作を用いて!−123で
放射標識する。標識した抗体の比放射能を例えば100
−500μCi/μgに3A節するため担体ヨー素を添
加することができる。添加した担体ヨードの量は、担体
当りのヨー素原子の与えられた数のため、標識した抗体
分子の比放射能を決定するであろう。
実施例4 ”’ K−CEA−”B  I  Gの ′1(a) 
 実施例文または2で製造した抗CEA  ICGを、
Hawthorne eL al、 J、 Med、 
Chen+、+ 15+449(1972)の操作を使
用して、天然存在比のホウ素−10アイソトープ(20
%)を有する1−(3−アミノフェニル)−1,2−ジ
カルバクロンードデカルボラン(12)のジアゾニウム
塩の20倍モル過剰と反応させる。得られる抗体は、平
均して抗体分子当り2ないし10個のジアゾ結合カルボ
ラン残基、または4ないし20のホウ素−10原子を有
する。
(b)  前記(a)の抗CEA−”B  I−gGを
実施例1(f)と同様に1−131で放射標識し、抗体
分子当りヨー素1ないし10原子平均を導入する。
実施例5 ヱ↓:今寸−仁、i墜ユく←1耳J4ξ4勿ヨqと1胃
り違1以下に示すように無菌のパイロ−ジエン不合溶液
が調製される。
(a)  無菌溶液はal当り次の成分を含有する。
(1)ヒト血清アルブミン(ISA)(1%、米局方パ
ークデービス社)34■ (2)0.0 /l Mリン酸緩衝液pH7,4(バイ
オウェア社) (3) 0.9%NaCI (4)実施例1によって製造した111  ■−抗CE
AIgG(ヨー素平均約5原子/分子、比放射能的80
μCi/μg) 実施例1の標識抗体は20μg/d、の濃度において溶
液(1)、(2)および(3)中に貯蔵され、そしてこ
の溶液を調製するためリン酸緩衝液(PBS)中1%I
 S Aの等容で希釈される。
部)実施例3で調製したlff1りigGを15.1μ
g / rttl余分に含有することを除いて(a)部
の操作によって無菌溶液が調製される。比放射能500
μCi/μgのI!ffi1gQはl002μg/dの
濃度で1%H3Aを含むリン酸緩衝液中に貯蔵される。
この溶液の等容を(a)部の操作中のPBS中1%Ff
 S Aの代りに使用する。
(C)  抗体が実施例2によって製造し、20μg/
lelの濃度でPBS中1%H3Aに貯蔵され、そして
比較し得る活性を有するlff1  ■−抗CEA  
Igcであること以外ら)部の操作による無菌溶液。
(d)  抗体が実施例4によって製造され、抗体分子
当り平均ジアゾ結合したカルボラン残基5個とヨー素l
原子を有し、そして約16μCi/μgの比放射能を有
する′31 ■−抗CEA−IOB  I gGである
こと以外(b)部の操作による無菌溶液。最終溶液は抗
体50.4μg/!dを含有する。
実施例6 獲瘍亘1眉淀 放射性ヨード化した抗CEA  Igcを腫瘍の疑いあ
る患者に投与する。患者はヤギIgGまたは骨髄腫1g
Gに対するアナフィラキシ−過敏症に対して事前テスト
される。l−131または■−123の甲状腺摂取を阻
止するため、ルゴール液(ピュアバック社)を口から、
放射能標識した抗体の注射1日前から開始して7日間、
5滴づつ1日2回投与する。
位置測定はGoldenberg et al、 N、
 Eng、 J、 Med、298.1−584(19
7B) (7)方法ニ1、無菌生理食塩水2〇−中実施
例5(b)または5(C)によって製造した12377
gQを含有する131 1〜抗CEA  1gGの溶液
3.5 aftを10分ないし45分を要して注入する
ことによって実施される。Tc−99m化合物は使用せ
ず、減算技術は131■とIZff  lとの間を識別
するため慣用の態様に適応し°ζいる。
抗体の注射完了直後および2,8,12,24゜48お
よび72時間後走査が行われる。
有意な局在化が2時間後に見られ、時間につれて改良さ
れた解像度が得られ、注射後8ないし24時間の間に高
原に達する傾向がある。追加のバックグラウンドI!i
l1gGは添加されない。
この方法のCEA選択性は以前のGoldenberg
 etal法と比較できるが、しかし解像度、速さおよ
び便利さは著しく増強される。
実施例7 旧棗桁僚 (a)  場合によって実施例6の操作によって検出さ
れ、位置測定された卵巣がんを有する患者に、無菌生理
食塩水50m1中実施例5(a)の溶液150mC1を
静脈内注射により注射する。I!ff!iサイズの減少
を20日以内に観察する。前記投与量を個人ベースに調
節された間隔で繰り返す。
(b)  場合によって実施例6の操作によって検出さ
れ、位置測定された子宮頚部がんを有する患者に、患者
の体重70kgをもとにして2.8 m Ciの1ff
l  l活性を与えるのに充分な実施例5(d)の溶液
の量(無菌生理食塩水中)を注射する。
腫瘍は実施例6の操作を使用して注射後12時間で正確
に位置測定される。よくコリメートされた熱中性子ビー
ムが位置決めされた1瘍位置に集中される。3XIO”
中性子1011d射が各腫瘍位置に対して有効であり、
そして場合により個人ベースで調節された間隔で、放射
標識を持ちまたは持たない腫瘍位置測定抗体の投与が繰
り返される。成功した腫瘍縮小が観察される。
実施例8 1’l  I−HCG  I  G  ヤギ の 1(
a)HCGに対する抗体(抗HCC,)は、Gagsh
awe。
”Method in Investistjgati
ve and DiagnosticEndoctio
logy、 part III、 Peptide H
ormones 。
Bearson et al、 Eds、、 page
s 756−763(Northllolland、 
Amsterdam、 197B)の方法によって製造
される。
HCGのβ−サブユニットに対する抗体(抗−HCG−
β IgG)は、Vaitukaitis et al
Am、 J、 0bstet、 Gynecol、、 
113.75H1972)の方法によって製造される。
ら)前記(a)部において調製した抗体は血清溶液とし
てさらに精製された。操作は抗−HCG  ygGおよ
び抗−HCG−β IgGについて同一である。
抗−HCG (または抗−HCG−β)血清の補体は5
6°Cで1時間のインキュベーションにより不活性され
、もはや血球凝固活性が検出されなくなるまで、血球凝
固アッセイから計算された血清/RBC比をもって抗血
液ABヒ)RBCが除去される。吸着された抗−II 
CG血清は0.1Mリン酸緩衝液p H7,0,(P 
Os )の数倍容に対して透析される。
(C)  ヒト尿タンパク(HUP)免疫吸着体が精製
したHUPを臭化シアン活性化セファローズ4Bへ結合
することによって調製され、HUP免疫吸着体カラムが
調製され、そして抗−HCG (または抗−HCG−β
)が精製され、そして実施例1(C)の操作に準じてテ
ストされる。
(d)HCG−免疫吸着体力ラムが精製したHCGを臭
化シアン活性化したセファローズ4BへHUP免疫吸着
体のそれと同じカップリング操作により結合し、(C)
部と同様にカラムを調製し、前循環し、そして平衡化す
ることによって調製される。
HCG免疫吸着体カラムは自動クロマトグラフィーシス
テムへ導入され、上記(C)部からの抗HCG血清が実
施例1(d)の操作と同様に精製される。
抗HcG  IgG製剤の無菌のパイロ−ジエン不含血
清バイアル中へ無菌口過される。部分標本がRIAおよ
び免疫拡散による品質管理テストのために保存される。
(e)  セファクリルS−200(ファルマシア社)
カラムが準備され、前記(d)部からのヤギ抗HcGI
gGのロットが実施例1の操作と同様に精製され、そし
てアジ化ナトリウムを保存剤として添加して、約5■ 
IgG/xi!のld部分標本として冷蔵される。
(f)”’  I  mCi当り7,2ないし16.8
 II gのヤギ抗HCG  IgGが13Il (ア
マーシャムーサール社)を含む核種バイアル中へ注射さ
れ、標識され、そして実施例1 (f)の操作と同様に
精製され、貯蔵される。
得られる重31 1−抗HcG IgGまたは131 
■−抗HCG−β igcは、抗体分子光リョー素を平
均3ないし7原子有する。各バッチからの無作為部分標
本は無菌性、発熱原性、毒性およびその他の品質管理変
動について別々にテストされる。
実施例9 (a)  I:l’  I−AFP  I  G  ヤ
ギ の過免疫ヤギ抗血清は、西、Cancer Res
、、30.2507(1970)の方法により精製した
ヒトAFPの繰り返した皮肉注射によって精製される。
抗血清の特異性は二重ゲル拡散、免疫電気泳動およびラ
ジオイムノアッセイによって確認される。免疫電気泳動
的に純粋なIgGは、抗血清lOmflのDEAEセル
ロースクロマトグラフィーと、次にアミコンPM−30
M上の濃縮によって製造される。4.2mg / dの
濃度において、ヤギ抗AFP  IgC;は終了点とし
て2ngの標識抗体の50%結合を用いて、ラジオイム
ノアッセイ力価3X10’を有する。
抗体は実施例1(f)の操作と同様に放射標識され、該
実施例記載と同じ様に精製され、貯蔵される。
[有])  ”’  I−C3A   I  G  ヤ
ギ の抗C3Ap血清は、氷水下の脱ネオン水の5容!
 (W/V)中のGW−39ヒト結腸がん外来移植腫瘍
を全速度で2分間ポリトロンによりホモジナイズするこ
とにより調製される。次にホモシネ−1−は4B、OO
OXgで1時間遠心される。透明な上清か免疫原として
使用される。免疫原のタンパク合計はロウソー法により
測定するとき7 rag/ mlである。ヤギがヤギの
首に皮下投与された、5−の完全フロイドアジュバント
中に乳化したホモジネート5tnfl(タンパク35■
)で免疫化される。増強免過は3ないし4週間隔で続け
られる。
ヤギは毎月試験採血され、そして血清が抗体産生につい
てテストされる。特買抗−C3Ap抗体の製造のため、
アフィニティにより、10月目およびその後の日日にお
ける出血が処理される。
抗C3Ap抗体は各種の臓器および組織抽出物に対して
アフィニティー精製される。ヒト結腸がん、ヒトすい臓
および肺、ハムスター肝臓および腎臓の抽出物は、全速
度2分間のポリトロンにより氷水下の脱イオン水5容(
W/V)中につくられる。ホモジネートは48,000
Xgで1時間遠心される。透明な上清か集められ、凍結
乾燥され、そして臭化シアン法によって抗原をセファロ
ーズ4Bへ結合するのに適当なタンパク濃度を得るよう
に水に再溶解される。同時に、ヒトおよびハムスター血
清がセファローズ4Bへの結合前にタンパクについて調
節される。C0W−39水ホモシネ−I・およびその4
8,000g上清は、Goldenberg et a
l、 Cancer Rcs、+36.3455(19
76)に報告されているように、C3A製造のため90
%フェノール液で処理され、そしてセファローズ4Bへ
結合される。
アヘイニティー吸着は実施例1(C)ないしくe)の操
作と同様に実施される。粗製ヤギ抗C3Ap (41I
t1)は結腸がん抽出物を結合したセファローズ4B】
00IIlを収容するカラムへ適用され、下方へ流下す
ることを許容される。流下液中にタンパクが出現する時
流れを止め、そして抗血清は免疫吸着体と30分間反応
することが許容され、そして次にゲルが0.1M  P
O,、pH7,0緩衝液で洗浄される。溶離された抗体
は直ちにアミコンPM−30膜上で透析され、0.1 
M  P Os 、  p H7゜0緩衝液で1、次に
0.05M  PO,、p H7,0中の1.0 M尿
素および10%グリセロールで、そして最終に0.1 
M  P 04 、  p H7,0緩衝液で平衡化さ
れる。抗体は次にヒトひ臓、肺および血清を結合したセ
ファローズ4B  75dの混合物を通過させられる。
抗体が免疫吸着体と反応することが許容された後、カラ
ムは0.1M  P Os 、  pH7,0緩衝液で
溶離される。抗体はアミコンPM−30膜上で濃縮され
、そしてハムスター肝臓、腎臓および血清抗原の混合物
を含む免疫吸着体カラム15dを通過させ、そして前述
の態様で処理される。
最後に抗体はGW−39腫瘍のフェノール抽出物でつく
った免疫吸着体320 dへ適用される。
抗体30分間インキュベートした後、カラムはOoIM
  P、04.pH7,01!街液で溶離される。抗体
は次に濃縮され、そしてアミコンPM−30膜上で0.
05M  PO,、pH7,5緩衝液で平衡化される。
このようにして得られるアフィニティー精製された抗体
はセファデックスG−200(2゜5xlOOcm)カ
ラムに適用され、そして0.05M  PO,、pH7
,5緩衝液を用いて分画される。
■gG分画はプールされ、アミコンPM−30膜上で濃
縮される。抗C3Ap  Igaのタンパクは2.8 
mg / mflに調節され、そして−20°Cで貯蔵
される。
[−135による放射性ヨー素化は実施例1(r)の操
作と同様に実施され、そしてIII  l−抗C3Ap
  TgGは核実施例1と同様に精製され、貯蔵される
(C)  実施例1,8およびこの実施例に類似の操作
を使用して、CEA、HCG、AFPまたはC5ApO
代りに、前立腺酸性フォスファターゼ、すい臓胎児性腫
瘍抗原、胎盤アルカリ性フォスファターゼ、妊婦ベータ
−1−グロブリン、小皮小体ホルモン、カルシトニン、
組織ポリペプチド抗原、T−抗原、ベータ−2−マイク
ログロブリン、ガラクトシルトランスフェラーゼ−1f
 (GT−It)。
gP−52ビールス関連抗原、卵巣のう腫瘍関連抗原(
OCAA)、卵巣腫瘍特異抗原(OCA)。
頚管がん抗原(CA−58,CCA、TA−4)。
塩基性胎児性タンパク(BFP)、末端デオキシヌクレ
オチジルトランスフェラーゼ(TdT)。
細胞質黒色腫関連抗原、ヒト星状細胞腫関連抗原(HA
AA)、通常グリオーマ抗原(CC;A)。
膠芽胎児性抗原(GEA)、神経謬原腺維酸性タンパク
(GFA)、通常髄膜腫抗原(CMA)および腫瘍脈管
形成因子(TAF)のいずれか1種を用い、そして適当
なアフィニティー精製により、これら抗原に対する標識
した抗体が得られる。
実施例10 −E)’)O−7”’  I−AFP  I  Gの 
”=モノクローン性133I−抗AFP  IgGは、
CEAの代りにAFP抗原を使用することを除いて、実
施例2の操作と同様に製造される。
モノクローン性抗AFP  IgGは実施例! (f)
の操作と同様にl−133で放射標識される。
実施例11 ”  I−I  Cヤギ ノ1゛告 正常ヤギIgG(マイルス社)は、臭化シアン結合HC
G、AFPおよびC3Apに対してアフィニティー精製
され、そしてl−123を1−131に代え、実施例3
のように比放射能の差を補償するように試薬の比率を変
更することを除き、実施例1 (f)の操作と同様に1
−123で標識される。
実施例12 ”’  I−AFP−”’B  I  Gの(a)  
実施例9(a)によって製造した抗AFP  IgGを
、実施例4(a)の操作と同様に、ホウ素−10天然存
在比(20%)を有する、1−(4−アミノフェニル)
−1,2−ジカルバクロソードデカルボラン(12)の
ジアゾニウム塩の20倍モル過剰と反応させる。生成す
る抗体は抗体1分子当り、平均ジアゾ結合カルボラン残
基2ないし10個、もしくは4ないし20個のホウ素−
10原子を有する。
(ロ)上記(a)部の抗AFP−IOBを実施例1(f
)の操作と同様に1−131で放射標識し、抗体1分子
当りヨー素平均1ないし10原を導入する。
実施例13 ゛・し′−る   の1゛ 無菌のパイロ−ジエン不合溶液は以下に示すように製造
される。
(a)  無菌溶液は−当り以下の成分を含有する。
(1)ヒト血清アルブミン(ISA)(1%、米局方、
バークデービス社)3.4+ng (2)0.04 Mリン酸緩衝液、pH1,4cバイオ
ウ工ア社) (3) 0.9%NaC1 (4)実施例8によって製造したIII  l−抗HC
GIgG(ヤギ)10Mg(平均ヨー素約5原子/分子
、比放射能約80μCi/μg)実施例8の標識抗体は
20Mg/allの濃度で(1)、(2)および(3)
の溶液中に貯蔵され、そしてこの溶液を調製するために
リン酸緩衝食塩水(PBS)中の1%ISAの等容で希
釈される。
(b)  実施例11で製造したI!ゴ I−IgGの
5.1μg / mlをさらに含有することを除いて、
上記(a)部の操作による無菌溶液。標識放射能500
μC1/μgにおけるI!ffi1gQは濃度10.2
μに / mRにおいて1%ISAを含むリン酸緩衝食
塩水中に貯蔵される。この溶液の等容が(a)部の操作
におけるPBS中1%HS Aの代りに使用される。
(C)  抗体が実施例9(a)により製造され、濃度
20ug/mllにおいてPBS中15H3A中に貯蔵
され、そして匹敵する比放射能を有する131  i−
抗AFP  IgG(ヤギ)であることを除き、(b)
部の操作による無菌溶液。
((1)実施例10により製造したl:lff  l−
抗AFPIgG(モノクローン性)10tIg/Idl
をさらに含有することを除き、(t))部の操作による
無菌溶液。
131■−抗11CG  IgG、’Zゴ I−IgG
および133■−抗AFP  IgGはそれぞれ最終溶
液の所望の比放射能の3倍の濃度で貯蔵され、そして各
溶液の等容が無菌溶液の調製に使用される。
(e)抗体が実施例12により製造され、抗体1分子当
りジアゾ結合カルポラン基を平均5個およびヨー素平均
1原子と、そして比放訃能16μCi/μgを有する1
1  T−抗AFP  、IgGであることを除き、(
b)部の操作による無菌溶液。溶液は抗体50.4μg
/d含有する。
実施例14 種漉位1面淀− 放射性ヨード化した抗体は腫瘍の疑いある患者に投!j
−される。患者はヤギTgGに対するアナフィラキシ−
過敏症に対して事前テストされる。■−131またはl
−123の甲状腺摂取を阻止するため、ルゴール液(ピ
ュアバック社)が放射性標識抗体の注射1日前から始ま
る7日前5滴づつ毎日2回口から投与される。
(a)  位置測定は、Goldenberg et 
al、 N、εng、 J。
Med、 、%謬−,1−584(1978)の操作に
より、無菌生理食塩水20瀬中実施例13い)によって
製造したIt31−IgGを含有すル13II−抗HC
GIgGの溶液3.5 mlを10ないし20分を要し
て注入することにより実施される。Tc−99m化合物
は使用せず、減算技術は慣用の態様でl−131とl−
123とを識別するのに適応している。
抗体の注射完了直後および2.8,12,24゜48お
よび72時間走査が行われる。
データ解析はフォト操作データをタンピユータ−に記憶
させ、標識した正常免疫グロブリンの放射能レベルを少
なくとも1つの標的区域における標識抗体のそれと等化
し、各データポイントについて標識抗体に対するバック
グラウンドレベルを計算し、各データポイント毎に標的
を指向した抗体の活性に対する値を発生するため、写真
毎に全抗体活性からえらえたバックグラウンド値を減算
し、そして得られる標的指向抗体活性の発生した値を関
連する出力信号を発生させるために使用することを含む
や 有意を局在化が2時間後に見られ、時間とともに解像度
が改善され、注射後8ないし24時間で高原へ達する傾
向がある。追加のバックグラウンド+2ffligGは
加えない。この方法はHCG選択性は以前のGolde
nberg et atの方法に匹敵するが、しかし解
像度、速さおよび便利さは著しく増強される。
造影はHCGを排泄するこう丸生殖細胞腫瘍を持つ患者
において特に成功する。これら患者の2次的骨盤および
腹部腫瘍もまた成功して位置測定され、それらのうちあ
るもの、例えば腹部転移はコンピューター化した腹部断
層撮影法、静脈内賢う造影法および下部ビナキアボグラ
フィーによっては検出困難または不可能である。
(b)  抗体が実施例13(C)で製造した12:1
1−IgGを含有する溶液中の131 1−抗AFP 
 IgGであることを除いて、(a)部の操作を繰り返
す。
造影は(a)のそれに匹敵し、こう丸および肝臓がんを
有する患者に特に成功である。しばしば高く上昇するA
FPレベルにもか−わらず、2次的腹部および肺転移が
よく位置測定される。
(C)  抗体溶液が実施例13(d)により製造した
1ffl  l−抗HC,G  IgG、l” I−抗
AFP  IgGおよび+zzH−■gGの3.51n
1であることを除き、(a)部の操作が繰り返される。
フォト走査データが慣用手段で1−131.l−133
およびl−123放射を分離し、標識標的抗体に対する
バ・ンクグラウンド値を決定するため等化した!−12
3/l−131およびl−123/l−133比を記憶
して使用し、これらを各抗体に対する個別的標的指向活
性を計算するため減算することによって解析される。
造影は(a)部および(b)部の別々の抗体走査により
成功して造影されたすべてのタイプの腫瘍に対して成功
である。走査の組み合せは多数の場合において、特に胎
児性がんにおいて増強された位置測定および解像度を与
える。
実施例15 U廣血廠 (a)  場合により実施例14(a)の走査によって
検出され、位置測定されたこう丸生殖細胞がんを有する
患者に、無菌生理食塩水50tnfl中実施例13(a
)の溶液150mciを静注する。腫瘍の縮小が20日
以内に観察される。この投与は個人毎に調節される間隔
で繰り返される。
し)−場合により実施例14(b)の操(nこより検出
され、位置測定された肝臓がんを有す4患者に、患者の
体重70kgに対してIII  l活性2.8 m C
iを与えるのに充分な量の実施例13(e)の溶液(無
菌生理食塩水50d中)を注射する。ll!11瘍は実
施例13の操作を用いて注射12時間後に精密に位置測
定される。よくコリメートした熱中性子ビームが区切ら
れる腫瘍位置へ集中される。cdl当り3×lQI!中
性子の照射が各腫瘍位置について実施され、そして個人
ベースで調節された間隔で、放射標識しまたはしない腫
瘍位置測定抗体の投与と共に繰り返される。成功した腫
瘍縮小が観察される。
実施例16 (a)  リン酸緩衝食塩水中15■/ mllの実施
例1で製造したアフィニティー精製したヤギ抗CEAI
gG2dが、4℃において24時間、100mM酢酸ナ
トリウム緩衝液、pH4,0(NaAc)に対して透析
される。抗体溶液はねじ蓋つき試験管へ移され、37°
Cへ予熱され、そしてNaAc中3 mg / mlの
ブタペプシン(シグマ社> 0.1 mと37°Cで1
6時間インキュベートされる。沈澱を含むダイジェスト
は100mMリン酸ナトリウム緩衝液、pH7,5(P
O4)に対して4℃で6時間透析される。得られる溶液
はセファデックスG−100上でPO,でクロマトグラ
フされ、F(ab’)、フラグメントは2番目のタンパ
クビークに溶離される。F(ab’)z分画を合し、限
外口過で濃縮し、50mM  POA 、pH7,5に
対し透析し、そして−20°Cで貯蔵する。
0))ゲル口過前の(a)部で得られた溶液をサンプル
d当り7μlの2−メルカプトエタノールで処理し、4
°Cで0.5時間一定のかきまぜのもとにインキュベー
トする。サンプルId当り、1Mヨードアセタミド0.
135mを加え、混合物をかきまぜなから4°Cで1時
間インキュベートし、遠心して清澄化する。
得られる粗製Fab’フラグメント溶液はセファデック
スG−100上でゲルロ遇され、抗CEAFab’ フ
ラグメントは2番目のタンパクビークに溶離される。ビ
ーク2の分画がプールされ、限外口過により濃縮され、
50 mM  P Oa p H7,5に対して透析さ
れ、−20℃で貯蔵される。
(C)  前記(a)部の操作により、抗HCG、抗A
FP。
抗C3Ap、抗CGA、抗GEA、抗GFA、抗CMA
および抗HAAAのF (ab’ )、フラグメントが
製造される。
(d)  前記(a)部および(ロ)部の操作により、
抗HCG。
抗AFP、抗C3Ap、抗CGA、抗GEA、抗GFA
、抗CMAおよび抗HAAAのFab’フラグメントが
製造される。
(e)”’  l−1mC1当り、前記(a)部または
(C)からF (ab’ )、フラグメント4.4ない
し1012μg、または前記(b)部または(d)部か
らのFab’フラグメント2.4ないし5.6μgがI
II  l (アマーシャムーサール社)を含む放射性
核種バイアル中へ注射され、実施例1 (f)の操作と
同様に放射標識される。
得られる+31  [−抗体F(ab’)、は、フラグ
メント当りヨー素平均3ないし7原子を有する。
各バッチからの無作為部分標本は個々に無菌性、発熱原
性、毒性およびその他の品質管理変動についてテストさ
れる。
実施例17 フラグメントの 1および (a)  N a A c m1jj液p H5,0中
15mg/mff1溶液の形の、実施例16 (C)で
製造した抗CEAおよび抗C3Ap F (a b’ 
)zフラグメントの等量混合物がザンブルml当り7μ
rの0.01M2−メルカプトエチルアミン塩酸塩溶液
で処理され、一定したかきまぜのちとに37°Cで1時
間インキュベートされる。混合物は還元剤を除去するた
めpH5で40°Cにおいてイオン交換カラム(IR1
20)を通され、得られる溶液はp )[8に調節され
、ゆるやかにかきまぜながらそして酸素を溶液に通しな
がら2時間かきまぜる。溶液は次にPO,に対して4°
Cで6時間透析され、実施例16(a)の最終工程のよ
うにセファデックスG−100上P04でクロマトグラ
フされる。
F(ab”)、混成フラグメントを含存する分画は2番
目のタンパクビークに溶離泊れる。この分画は臭化シア
ンで結合し、たC E 、AおよびC3Apを含む別々
のセファローズ4Bカラム上のアフィニティークロマト
グラフィーにかけられる。両方のカラムに保持される分
画は混乱的に解離され、セファデックスC,−100上
で再クロマトグラムされ、そして硫安で沈澱し、解離し
そしてPo4に対し透析することによってさらに情調さ
れ、そして抗CEA/C3Ap  F(a b’ )z
の溶液は一20″Cで貯蔵される。
ら)上記(a)部の操作により、以下の混成F(ab’
)フラグメントが製造される。成分Fab’記号はそれ
らの抗体源によって示される。
(1)抗AFP/HCG  F(ab’)。
(2)抗CEA/PAP  F (a b’ ) z(
3)抗CGA/CEA  F (a b’ ) 2(C
)  上記(a)部および(b)部で製造したフラグメ
ントはそれぞれ実施例1(r)の操作に同様にl−13
1またはl−133のどちらかで放射標識される。
実施例18 1Gフーグメントの   よび 正常ヤシIgG(マイルス社)が臭化シアン結合された
HCG、AFP、C3Ap、CEA、PAP、GEAお
よびCGAに対してアフィニティー精製され、実施例1
6のh作によりフラグメント化され、そしてフラグメン
トが、l−123を1−131の代りに使用し、そして
実施例3のように比放射能の差を補償するため試薬の比
例的変更を行うこと以外は実施例1(r)の操作と同様
にI〜123で放射標識される。
実施例19 ホウ −10    フーグメン の  および見識 (a)  抗体フラグメント、例えば実施例16により
製造した抗CEA  F (a b ’ ) zを、実
施例4(a)の操作と同様に、ホウ素−10を天然存在
比に含む(20%)、1−(3−アミノフェニル)−1
,2−ジカルバクロソードデカルボラン(12)のジア
ゾニウム塩の20倍モル過剰と反応させる。
得られるフラグメントは抗体フラグメント当りジアゾ結
合カルボラン残基を平均2ないし10個もしくはホウ素
−10を4ないし10原子有する。
(b)  前記(a)部の抗CEA−IOB−F (a
 b’ )。
は実施例1(f)の操作と同様に1−131で放射標識
され、抗体フラグメント当りヨー素を平均工ないし10
原子が導入される。
(C)  実施例16(c)のF (ab’ )zフラ
グメント、をそれぞれこの実施例の(a)部の操作にま
りカルボラン付加物を付加するように反応させ、得られ
るホウ素−10含有フラグメントは実施例1(f)の操
作と同様に放射標識され、抗体フラグメント当りヨー素
平均1ないLIO原子の標識が達成される。
(d)  ヨードアセタミドの代りに、1−(4−アミ
ノフェニル)−1,2−ジカルバクロソードテカルボラ
ン(i2)のN−ヨードアセタミドが使用される以外は
、実施例16(b)の操作が繰り返される。該アミドは
、慣用方法により、塩基の存在下アミンをヨードアセチ
ルクロライドと反応させることによって製造される。得
られるFab’ フラグメントは、還元的開裂で遊離さ
れたスルフヒドリル基に、2個のカルポラノフェニル置
換アセタミド基を有する。ホウ素−10含有フラグメン
トは、抗体フラグメント当すョー素平均1ないし10原
子の標識を得るように、実施例1(f)の操作と同様に
放射性ヨード化される。
(e)  実施例17(a)および17(b)によって
製造した混成F(ab’)2フラグメントをこの実施例
の(a)部のように反応させ、次に抗体フラグメント当
すョー素lないしlO原子の標識を得るように、実施例
1 (f)の操作と同様に放射性ヨード化される。
実施例20 ?・・し′”る   の−I+−1 無菌のパイロ−ジエン不合溶液が以下のように製造され
る。
(a)  tel当り、以下の成分の含有する無菌溶液
(1)ヒト血清アルブミン(H3A)(1%、米局方、
パークデービス社)34mg (2)0.04 Mリン酸緩衝液、pH7,4(バイオ
ウェア社) (3) 0.9%NaC1 (4)実施例16により製造した1!+、4−抗CEA
F(ab’)!(ヤギ) 6. I tt g、(ヨー
素平均約5原子/分子、比放射能約125μCi/μg
) 実施例16の抗体は24.4μg / telの濃度で
溶液(1)、(2)および(3)中に貯蔵され、この溶
液を調製するためにリン酸緩衝食塩水(PBS)中の1
%I S Aの3容で希釈される。
(b)  実施例18で製造した比放射能50ollc
i/μgの””  I  F (ab’ )zを5.2
μg/rdをさらに含有することを除き、上記(a)部
の操作による無菌溶液、”31−F (ab’ )2は
濃度20、86 g / mlにおいて工%ISAを含
むPBS中に貯蔵される。この溶液の等容が(a)の操
作におけるPBS中の1%H3Aの1容の代りに使用さ
れる。
(C)  抗体が実施例16により製造され、濃度40
゜4μg/IdにおいてPBS中1%ISA中貯蔵され
(フラグメント当りヨー素平均2.5原子)、そして1
31 1−抗CEA  F (ab’ L 7ラグメン
トの活性の約半分を有する131 1−抗AFPFab
’の10.1μg/ml!であり、そして121 1−
F (ab’ )zの代りに”’1−Fab’を113
1対l−123の活性化が実施例20伽)と同じになる
ような比放射能において含むこと以外は、(a)部の操
作による無菌溶液。
(d)  抗体が実施例16により製造され、24.4
μg/mlの濃度でPBS中1%I S Aに貯蔵され
、そして匹敵する比活性を有する131 1−抗C3A
p  F(ab’)、であることを除いて、(b)部の
操作による無菌溶液。
(e)  抗体が実施例17により製造され、24.4
μg / mlの濃度でPBS中の1%ISAに貯蔵さ
れ、そして匹敵する比活性を有するIII  ■−抗C
EA/ CS A p混成F (ab’ )zであるこ
とを除き、(b)部の操作による無菌溶液。
げ)それぞれ24.4μg/rrdlの濃度でPBS中
の1%I S Aに貯蔵され、そして匹敵し得る比活性
を有する131■−抗AFP  F(ab’)zおよび
11+  1−抗HCGF (a b’ ) !をそれ
ぞれ6゜1μg/dさらに含むことを除き、(b)部の
操作による無菌溶液。それぞれの等容が(a)部の操作
におけるPBS中の1%H3Aの1容の代りに使用され
る。
(6)実施例17により製造し、20.4μg/rtd
lの濃度でPBS中の1%ISA中に貯蔵され、そして
匹敵し得る比活性を有する′33 ■−抗AFP/HC
G  F (ab’ )zをさらに含むことを除いて(
e)部の操作による無菌溶液。
(b)抗体が実施例17により製造され、24.4μg
/〆の濃度でPBS中の1%H3Aに貯蔵され、そして
匹敵する比活性を有する1311−抗CCA/GEA 
 F (a b’ ) z 7ラグメントであることを
除き、(b)部の操作による無菌溶液。
(i)  抗体が実施例19により製造され、抗体分子
当り平均5個のジアゾ結合カルボラン残基とヨード1原
子とを有し、そして約25μCi/μgの比放射能を有
するIll  l−抗CEA−10B  F (ab’
)2フラグメントであることを除き、0))の操作によ
る無菌溶液。
(j)  抗体が実施例19により製造され、抗体分子
当り平均5個のジアゾ結合カルポラン残基およびヨード
川原子とを有し、そして約25μCi/μgの比放射能
を有する1ffI  l−抗CEA/C3Ap IOB
混成 F(ab’)、であることを除き、(b)の操作
による無菌溶液。
最終溶液は抗体30.6μg / mlを含有する。
(k)  抗体が実施例19(d)により製造され、抗
体分子当り平均2個のアミド結合カルボラン残基および
ヨー素l原子とを有し、そして約52μCi/μgの比
放射能を有する+3+  1−抗AFI”BFab’ 
フラグメントであることを除き、(1))部の操作によ
る無菌水溶液。最終溶液は抗体16.8μg/dを含有
する。
(1)抗体が実施例19(e)により製造され、抗体分
子当り平均5個のアミド結合カルボラン残基およびヨー
素1原子とを有し、そして約25μCi/μgの比活性
を有する131 1−抗CG A/G E A1013
混成F (ab’ )zフラグメントであることを除き
、(b)部の操作による無菌溶液。最終溶液は抗体30
.6μg / mflを含有する。
実施例21 JiJJL[を護憲 放射性ヨード化した抗体フラグメントは腫瘍の疑いのあ
る患者に投与される。患者は対応するIgcフラグメン
トに対するアナフィラキシ−過敏症について事前テスト
される。l−131または!−123の甲状腺摂取を阻
止するため、ルゴール液(ピュアパック社)が放射性標
識抗体フラグメントの注射1日前から始める7日間、5
滴づつ1日2回口から投与される。
(a)  位置測定はGolderberg et a
l、 N、 Eng、 J。
Med、、 1−584(197B)の方法により、無
菌生理食塩水20m1中の、実施例20(b)により製
造した+2ff  (F(ab’)、を含む1311−
抗CEAF(ab’)、の溶液3.51n1を10分な
いし20分を要して注入することにより実施される。T
c−99m化合物は使用されず、減算技術は慣用態様で
r−131およびl−123を識別するのに適応してい
る。フラグメントの注射の完了直後、および2,4,8
,12,24.48および78時間後走査が行われる。
データ解析は、フォト走査データをコンピューターに記
憶させ、標識した正常1gGフラグメントの活性レベル
を少なくとも1つの標的区域における標識した特異フラ
グメントのそれに等化し、そして各データポイントに対
し標識したフラグメントのためのバックグラウンドレベ
ル値を計算し、得られたバンクグラウンド値を全フラグ
メント活性から減算し、各データポイントに対し標的へ
向ったフラグメントの活性のための値を発生させ、そし
て得られた標的指向フラグメント活性に対する発生させ
た値を関連する出力信号を発生するように使用すること
を含む。
2時間後に有意な位置測定が見られ、時間とともに改良
された解像度が得られ、注射後4ないし12時間の間に
高原に達する傾向が見られる。追加のハックグラウンド
lzx  1−F(a b’ ) zは加えられない。
この方法のCEA特異性は以前のGolderberg
 et al法に匹敵するが、しかし解像度、速さおよ
び便利さは著しく増強された。
(b)  実施例20[有])の溶液の代りに実施例2
0 (C)の溶液3.5 mを使用し、上記(a)部の
操作が繰り返される。
造影は(a)部に匹敵し、こう丸および肝臓がんを有す
る患者に特に成功する。2次的肺および腹部転移は、し
ばしば高く上昇する血清AFPにもかかわらず良好に位
置測定される。
(C)  実施例20[有])の溶液の代りに実施例2
0 (d)の溶液3.5 mflを使用し、(a)部の
操作が繰り返された。
造影は(a)部のそれに匹敵し、結腸がんを有する患者
に特に成功する。
(d)  実施例20 (b)の溶液の代りに実施例2
0 (e)の溶液3.5 dを使用し、(a)部の操作
が繰り返される。
胃腸がんの造影は特にシャープで、この実施例の(a)
部および(C)部に匹敵する。
(e)  実施例20(b)の溶液の代りに実施例20
(f)の溶液3.5 dを使用し、(a)部の操作を繰
り返す。
この実施例の(a)、(b)および(C)部で位置測定
および検出に成功したタイプのすべての腫瘍の造影に成
功する。組み合わせ走査は多くの場合、特にこう丸生殖
細胞、肝臓および肺がんに対して増強された位置測定お
よび解像度を与える。
(f)  実施例20 (b)の溶液の代りに実施例2
0(匂の溶液3.5 mRを使用し、(a)部の操作を
繰り返す。
造影はこの実施例の(a)ないしくハ)部の操作により
造影されるすべての腫瘍タイプに対し、この実施例の(
b)部のそれに匹敵する。
((至)実施例20 (b)の溶液の代りに実施例20
の)の溶液3.5 mlを使用し、(a)部の操作を繰
り返す。脳の膠芽腫の造影に成功し、混成抗体は血液−
脳障壁を通過することができ、そして脳腫瘍中に集中す
ることを示す。
実施例22 腿簾面像 (a)  場合により実施例21の操作により検出され
、位置測定された卵巣がんを有する患者に、無菌生理食
塩水50d中実施例20 (a)の溶液150mC1を
静注する。腫瘍サイズの縮小は20日以内に観察される
。該投与は個人ペースで調節された間隔で繰返される。
(ロ)場合により実施例21の操作により検出され、位
置測定された子宮頚部がんを有する患者に、患者の体重
70kgに対しIII  l活性2.8mC1を与える
のに充分な量の実施例20(i)の溶液(無菌生理食塩
水501d中)を注射する。
腫瘍は実施例21の操作を用いて注射後12時間で精密
に位置測定される。よくコリメートされた熱中性子ビー
ムが区切られた腫瘍位置に集中される。cJ当り3X1
0+!中性子の照射が各腫瘍位置に対して実施され、そ
して場合により個人ペースで調節された間隔で、放射標
識し、またはしない腫瘍位置測定剤の投与とともに繰り
返される。
成功する腫瘍縮小が観察される。
(C)  実施例20(i)の溶液の代りに実施例20
(j)の溶液が使用され、患者が結腸がんを有すること
を除いて、上記(ロ)部の操作が繰り返される。成功し
た腫瘍縮小が観察される。
(d)  実施例20(i)の溶液の代りに実施例20
(ト)の溶液が使用し、そして患者がこう丸生殖細胞腫
瘍を有することを除いて、(b)部の操作が繰り返され
る。腹部転移の減少を含む、成功した腫瘍縮小が観察さ
れる。
(e)  実施例20(i)の溶液の代りに実施例20
(1)の溶液を使用し、そして患者が脳の膠芽腫を有す
ることを除き、(b)部の操作が繰り返される。成功し
た腫瘍縮小が観察される。
前記実施例は本発明の一般的にまたは特定的に記載した
反応剤および/または処理条件で前述の実施例中に使用
されたそれらの置き換えることにより、同様の成功度を
もって繰り返すことができる。
以上の記載から、当業者は本発明の基本的特徴を確かめ
ることができ、そしてその精神および範囲を逸脱するこ
となく、その各種の用途および条件に適応させるため本
発明の各種の改変を行うことができる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)腫瘍マーカーに対し特異性であり、薬理学
    的に不活性なかつフォト走査装置を用いて外部から検出
    可能なラジオアイソトープの造影有効量で放射標識され
    た少なくとも1種のマーカー特異性抗体もしくは抗体フ
    ラグメントであって、ホウ素−10アイソトープの少な
    くとも天然存在比を有するホウ素を少なくとも5原子含
    む少なくとも1種の付加物を化学的結合の形で含んでい
    る前記抗体もしくは抗体フラグメントと、 (b)薬剤学的に許容し得る注射剤担体とを含むことを
    特徴とするヒト腫瘍治療用注射組成物。
  2. (2)前記腫瘍マーカーは腫瘍細胞表面マーカーである
    第1項の組成物。
  3. (3)前記腫瘍マーカーはがん胎児性抗原である第2項
    の組成物。
  4. (4)前記腫瘍マーカーは細胞内腫瘍マーカーである第
    1項の組成物。
  5. (5)前記腫瘍マーカーはアルファ胎児タンパク、ヒト
    ゴナントロピンもしくはそのベータ−サブユニット、ま
    たは結腸特異抗原−pである第4項の組成物。
  6. (6)前記ラジオアイソトープはヨウ素もしくはレニウ
    ムのラジオアイソトープである第1項ないし第5項のい
    ずれかの組成物。
  7. (7)前記抗体はモノクロナール抗体である第1項ない
    し第6項のいずれかの組成物。
  8. (8)前記抗体フラグメントはモノクロナール抗体フラ
    グメントである第1項ないし第6項のいずれかの組成物
  9. (9)前記成分(a)は前記抗体フラグメントであり、
    前記腫瘍マーカーは前立腺酸性フォスファターゼ、すい
    臓腫瘍胎児性抗原、胎盤アルカリ性フォスファターゼ、
    妊婦ベータ−1−グロブリン、上皮小体ホルモン、カル
    シトニン、組織ポリペプチド抗体、T−抗原、ベータ−
    2−ミクログロブリン、ガラクトシルトランスフェラー
    ゼII、gp−52ビールス関連抗原、卵巣のう腫瘍関連
    抗原、卵巣腫瘍特異抗原、子宮頚管がん抗原CA−58
    、子宮頚管がん抗原CAA、子宮頚管がん抗原TA−4
    、塩基性胎児性タンパク、末端デオキシヌクレオチドト
    ランスフェラーゼ、細胞質黒色腫関連抗原、ヒト星状細
    胞腫関連抗原、神経謬原腺維酸性タンパク、通常髄膜腫
    抗原、および腫瘍脈管形成因子の1種である第1項の組
    成物。
  10. (10)前記抗体フラグメントは、化学的結合の形で、
    第1の腫瘍マーカーに対して特異性の少なくとも1種の
    マーカー特異性フラグメントと、そして同じもしくは異
    なる腫瘍マーカーに対して特異性の少なくとも1種の第
    2の異なるマーカー特異性フラグメントを含んでいる多
    価混成体である第9項の組成物。
  11. (11)前記抗体フラグメントはモノクロナール抗体フ
    ラグメントである第9項または第10項の組成物。
  12. (12)前記ラジオアイソトープはヨウ素もしくはレニ
    ウムのアイソトープである第9項または第10項の組成
    物。
  13. (13)前記抗体フラグメントはモノクロナール抗体フ
    ラグメントである第12項の組成物。
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