JPH0684148B2 - 点火装置 - Google Patents
点火装置Info
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- JPH0684148B2 JPH0684148B2 JP3297466A JP29746691A JPH0684148B2 JP H0684148 B2 JPH0684148 B2 JP H0684148B2 JP 3297466 A JP3297466 A JP 3297466A JP 29746691 A JP29746691 A JP 29746691A JP H0684148 B2 JPH0684148 B2 JP H0684148B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition
- blocking
- combustion
- microdet
- passage
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/33—Arrangements for non-electric triggering of inflation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42C—AMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
- F42C15/00—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges
- F42C15/24—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein the safety or arming action is effected by inertia means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42C—AMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
- F42C15/00—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges
- F42C15/28—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges operated by flow of fluent material, e.g. shot, fluids
- F42C15/31—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges operated by flow of fluent material, e.g. shot, fluids generated by the combustion of a pyrotechnic or explosive charge within the fuze
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42C—AMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
- F42C15/00—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges
- F42C15/34—Arming-means in fuzes; Safety means for preventing premature detonation of fuzes or charges wherein the safety or arming action is effected by a blocking-member in the pyrotechnic or explosive train between primer and main charge
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/03—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses by using non-electrical means
- G01P15/032—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses by using non-electrical means by measuring the displacement of a movable inertial mass
- G01P15/036—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses by using non-electrical means by measuring the displacement of a movable inertial mass for indicating predetermined acceleration values
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T137/86847—Pivoted valve unit
- Y10T137/86855—Gate
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両衝突時に乗員を保
護するための装置に係り、特に安全装置を作動させる点
火可能な発火伝導線の間違った点火を防ぐための装置に
関する。
護するための装置に係り、特に安全装置を作動させる点
火可能な発火伝導線の間違った点火を防ぐための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用安全装置を作動させるため
に点火可能な発火伝導線を使用することが知られてい
る。一般的に、発火伝導線は、一端が安全装置に接続さ
れ、他端が燃焼マニホールドに接続されている。この燃
焼マニホールド内には、マイクロデットとして知られる
点火可能な爆発キャップが配置されている。マイクロデ
ットは、十分な大きさと持続時間の燃焼信号を受けたと
きに点火する。十分な大きさと持続時間の燃焼信号は車
両衝突を感知するセンサによって供給される。点火した
とき、マイクロデットはガスと炎を発生する。このガス
と炎は、安全装置の作動に変える発火伝導線を点火す
る。
に点火可能な発火伝導線を使用することが知られてい
る。一般的に、発火伝導線は、一端が安全装置に接続さ
れ、他端が燃焼マニホールドに接続されている。この燃
焼マニホールド内には、マイクロデットとして知られる
点火可能な爆発キャップが配置されている。マイクロデ
ットは、十分な大きさと持続時間の燃焼信号を受けたと
きに点火する。十分な大きさと持続時間の燃焼信号は車
両衝突を感知するセンサによって供給される。点火した
とき、マイクロデットはガスと炎を発生する。このガス
と炎は、安全装置の作動に変える発火伝導線を点火す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置にあっては、実際に車両が衝突を起こさなくてもマ
イクロデットはそれでもなお点火してしまうといった問
題があった。発火伝導線の点火結果は、安全装置の望ま
しくない作動の原因となる。そこで、本発明が解決しよ
うとする技術的課題は、実際に車両が衝突する際にだ
け、発火伝導線で点火させる点にある。
装置にあっては、実際に車両が衝突を起こさなくてもマ
イクロデットはそれでもなお点火してしまうといった問
題があった。発火伝導線の点火結果は、安全装置の望ま
しくない作動の原因となる。そこで、本発明が解決しよ
うとする技術的課題は、実際に車両が衝突する際にだ
け、発火伝導線で点火させる点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術的課
題を解決するために、点火可能手段と、点火可能手段か
らの燃焼物を導く発火伝導線との間を通路で接続し、発
火伝導線で点火するために上記燃焼物を発火伝導線に導
く。上記点火可能手段と発火伝導線との間にブロック手
段が位置決めされる。このブロック手段は、該ブロック
手段によって点火可能手段の燃焼物が、前記通路を通っ
て発火伝導線に伝達されるのを防ぐための遮断位置を有
している。また、ブロック手段は、該ブロック手段によ
って点火可能手段の燃焼物が、前記通路を通って発火伝
導線に伝達されるのを許容するための非遮断位置を有し
ている。ブロック手段の移動は車両減速感知手段によっ
てコントロールされており、その結果、もし車両が十分
な減速に遭遇したときにだけブロック手段が非遮断位置
に移動する。
題を解決するために、点火可能手段と、点火可能手段か
らの燃焼物を導く発火伝導線との間を通路で接続し、発
火伝導線で点火するために上記燃焼物を発火伝導線に導
く。上記点火可能手段と発火伝導線との間にブロック手
段が位置決めされる。このブロック手段は、該ブロック
手段によって点火可能手段の燃焼物が、前記通路を通っ
て発火伝導線に伝達されるのを防ぐための遮断位置を有
している。また、ブロック手段は、該ブロック手段によ
って点火可能手段の燃焼物が、前記通路を通って発火伝
導線に伝達されるのを許容するための非遮断位置を有し
ている。ブロック手段の移動は車両減速感知手段によっ
てコントロールされており、その結果、もし車両が十分
な減速に遭遇したときにだけブロック手段が非遮断位置
に移動する。
【0005】一実施例では、ブロック手段は点火可能手
段の燃焼物によって移動する部材である。この部材は、
係止爪によって遮断位置から非遮断位置への移動が防止
される。ブロック手段が移動しうるのは、少なくとも所
定の大きさの車両の減速に応答して係止爪が移動される
ときである。他の実施例では、ブロック手段は振り子の
表面であり、振り子の質量で振り子の動きをコントロー
ルしている。振り子は、少なくとも振り子の質量に基づ
いて作用する所定の大きさの慣性力に応答して遮断位置
から動くために回転する。
段の燃焼物によって移動する部材である。この部材は、
係止爪によって遮断位置から非遮断位置への移動が防止
される。ブロック手段が移動しうるのは、少なくとも所
定の大きさの車両の減速に応答して係止爪が移動される
ときである。他の実施例では、ブロック手段は振り子の
表面であり、振り子の質量で振り子の動きをコントロー
ルしている。振り子は、少なくとも振り子の質量に基づ
いて作用する所定の大きさの慣性力に応答して遮断位置
から動くために回転する。
【0006】発火伝導線は、車両衝突時において乗員を
保護するために作動するとき、エアバッグインフレータ
のような安全装置と一緒に作動することが望ましい。点
火可能な手段は、発火伝導線と一緒に作動するマイクロ
デットであり、車両衝突を指示する燃焼信号を受け入れ
且つ発火伝導線で点火するための燃焼物を生ずる。前記
ブロック手段は、マイクロデットと発火伝導線との間に
配置される。
保護するために作動するとき、エアバッグインフレータ
のような安全装置と一緒に作動することが望ましい。点
火可能な手段は、発火伝導線と一緒に作動するマイクロ
デットであり、車両衝突を指示する燃焼信号を受け入れ
且つ発火伝導線で点火するための燃焼物を生ずる。前記
ブロック手段は、マイクロデットと発火伝導線との間に
配置される。
【0007】
【実施例】以下添付図面に基づいて、本発明の実施例を
詳細に説明する。図1に示したように、車両用安全シス
テム10は、作動可能な安全装置13と、一端部がこの
安全装置13に接続された点火可能な発火伝導線15と
を備える。前記安全装置13は、例えばシートベルトプ
レテンショナ又はエアバックインフレータであってもよ
い。シートベルトプレテンショナは車両衝突の際に、シ
ートベルトを乗員の回りにきつく引っ張る。エアバック
インフレータは、起動時、膨張可能なエアバックの内部
に向けられるガスを発生又は放出する。エアバックは、
車両が衝突している間、乗員を保護するために膨張して
いる。
詳細に説明する。図1に示したように、車両用安全シス
テム10は、作動可能な安全装置13と、一端部がこの
安全装置13に接続された点火可能な発火伝導線15と
を備える。前記安全装置13は、例えばシートベルトプ
レテンショナ又はエアバックインフレータであってもよ
い。シートベルトプレテンショナは車両衝突の際に、シ
ートベルトを乗員の回りにきつく引っ張る。エアバック
インフレータは、起動時、膨張可能なエアバックの内部
に向けられるガスを発生又は放出する。エアバックは、
車両が衝突している間、乗員を保護するために膨張して
いる。
【0008】発火伝導線15は、例えば“TLX”(カ
リフォルニア州フェアフィールドにあるエキスプロシブ
・テクノロジー会社の商標)と呼ばれる材料によって作
られている。TLX発火伝導線は、反応コーティングが
施された“KYNAR”又は“HALAR”(いずれも
デラウェア州のデュポン株式会社の商標)のような高温
に良く耐えることができるプラスチック材料によって作
られたチューブを備える。反応コーティングは、例えば
10.5%のアルミニウム粉末と89.5%のHMXを
含有する材料によって作られる。HMXは、シクロテト
ラメチレンテトラニトラミンである。
リフォルニア州フェアフィールドにあるエキスプロシブ
・テクノロジー会社の商標)と呼ばれる材料によって作
られている。TLX発火伝導線は、反応コーティングが
施された“KYNAR”又は“HALAR”(いずれも
デラウェア州のデュポン株式会社の商標)のような高温
に良く耐えることができるプラスチック材料によって作
られたチューブを備える。反応コーティングは、例えば
10.5%のアルミニウム粉末と89.5%のHMXを
含有する材料によって作られる。HMXは、シクロテト
ラメチレンテトラニトラミンである。
【0009】発火伝導線が点火したとき、反応コーティ
ングが燃える。炎は伝導線に沿って安全装置13方向に
伝達される。炎が安全装置13に到達したときに安全装
置13が作動する。このように、安全装置13は発火伝
導線15の点火に応じて作動する。
ングが燃える。炎は伝導線に沿って安全装置13方向に
伝達される。炎が安全装置13に到達したときに安全装
置13が作動する。このように、安全装置13は発火伝
導線15の点火に応じて作動する。
【0010】図1乃至図4を参照すると、安全装置13
に接続されてない側の発火伝導線15の端部は、燃焼マ
ニホールド20に接続されている。この燃焼マニホール
ド20は、金属によって構成されるのが望ましい。燃焼
マニホールド20は、図2及び図4に示したように、通
路44を有し、この通路44内に発火伝導線15の端部
が位置決められている。この通路44は、燃焼マニホー
ルド20内の通路44を横切って伸びる通路40と連通
している。
に接続されてない側の発火伝導線15の端部は、燃焼マ
ニホールド20に接続されている。この燃焼マニホール
ド20は、金属によって構成されるのが望ましい。燃焼
マニホールド20は、図2及び図4に示したように、通
路44を有し、この通路44内に発火伝導線15の端部
が位置決められている。この通路44は、燃焼マニホー
ルド20内の通路44を横切って伸びる通路40と連通
している。
【0011】図3に示したように、通孔部42が通路4
0を横切って伸びて通路40に連通している。通孔部4
3が通孔部42を横切って伸び、且つこの通孔部43は
燃焼マニホールド20の外部の周辺大気と連通してい
る。前記通孔部42と通孔部43との間には、移動可能
な金属球64が位置決めされている。また、通孔部42
と通孔部43との間の連通を遮断する位置に前記金属球
64を付勢するよう、その方向に金属球64を圧縮スプ
リング62で押している。前記圧縮スプリング62の付
勢力に対抗して通孔部42内で十分に大きな圧力が金属
球64に作用したとき、金属球64は通孔部42及び4
3の間での連通を遮断する位置から離れるように移動す
る。
0を横切って伸びて通路40に連通している。通孔部4
3が通孔部42を横切って伸び、且つこの通孔部43は
燃焼マニホールド20の外部の周辺大気と連通してい
る。前記通孔部42と通孔部43との間には、移動可能
な金属球64が位置決めされている。また、通孔部42
と通孔部43との間の連通を遮断する位置に前記金属球
64を付勢するよう、その方向に金属球64を圧縮スプ
リング62で押している。前記圧縮スプリング62の付
勢力に対抗して通孔部42内で十分に大きな圧力が金属
球64に作用したとき、金属球64は通孔部42及び4
3の間での連通を遮断する位置から離れるように移動す
る。
【0012】燃焼マニホールド20は、マイクロデット
として知られている爆発キャップ22を収容している。
このマイクロデット22は、適当なエネルギ信号に応答
して点火する。また、マイクロデット22は通路40の
一端に位置決めされ、通路40に連通している通路44
から離れた位置にある。
として知られている爆発キャップ22を収容している。
このマイクロデット22は、適当なエネルギ信号に応答
して点火する。また、マイクロデット22は通路40の
一端に位置決めされ、通路40に連通している通路44
から離れた位置にある。
【0013】上記マイクロデット22は、配線24を介
して車両衝突センサ26と電気的に接続されている。車
両衝突センサ26は、車両の衝突状態を感知しそれに応
答して燃焼信号ともいえる、電気的な信号を発生する。
この燃焼信号は、マイクロデット22を点火するために
配線24によって送信される。点火される時、マイクロ
デット22はガスと炎を発生する。ガスと炎は通路40
及び通路44を通って伝わる。そして、ガス圧が発火伝
導線15に到達したときに、発火伝導線15が点火す
る。それ故、マイクロデット22の点火は、結果として
発火伝導線15の点火を引き起こす。このように、上記
センサ26が車両の衝突状態を感知することによって発
火伝導線15を点火し、またそれによって安全装置13
が乗員を保護するために作動する。
して車両衝突センサ26と電気的に接続されている。車
両衝突センサ26は、車両の衝突状態を感知しそれに応
答して燃焼信号ともいえる、電気的な信号を発生する。
この燃焼信号は、マイクロデット22を点火するために
配線24によって送信される。点火される時、マイクロ
デット22はガスと炎を発生する。ガスと炎は通路40
及び通路44を通って伝わる。そして、ガス圧が発火伝
導線15に到達したときに、発火伝導線15が点火す
る。それ故、マイクロデット22の点火は、結果として
発火伝導線15の点火を引き起こす。このように、上記
センサ26が車両の衝突状態を感知することによって発
火伝導線15を点火し、またそれによって安全装置13
が乗員を保護するために作動する。
【0014】図2乃至図4に示されるように、前記燃焼
マニホールド20の通路40内にはブロック部材50が
位置決めされており、このブロック部材50はマイクロ
デット22と燃焼マニホード20に接続された発火伝導
線15の一端との間に配置されている。このブロック部
材50は、図4に実線で示されるような遮断位置から、
図4に点線で示されるような非遮断位置にスライド移動
できる。遮断位置では、マイクロデット22での燃焼物
が通路40,44を通って発火伝導線15の一端に伝達
されるのをブロック部材50によって防ぐ。また、非遮
断位置では、マイクロデット22の燃焼物が通路40,
44を通って発火伝導線15の一端に伝達されるのをブ
ロック部材50によって許容する。
マニホールド20の通路40内にはブロック部材50が
位置決めされており、このブロック部材50はマイクロ
デット22と燃焼マニホード20に接続された発火伝導
線15の一端との間に配置されている。このブロック部
材50は、図4に実線で示されるような遮断位置から、
図4に点線で示されるような非遮断位置にスライド移動
できる。遮断位置では、マイクロデット22での燃焼物
が通路40,44を通って発火伝導線15の一端に伝達
されるのをブロック部材50によって防ぐ。また、非遮
断位置では、マイクロデット22の燃焼物が通路40,
44を通って発火伝導線15の一端に伝達されるのをブ
ロック部材50によって許容する。
【0015】ブロック部材50は、通路40内で軸方向
にスライド可能なスプールを構成している。そして、こ
のスプール50の長穴68内にだぼピン66が延び、こ
のピンはスプール50の軸方向スライド移動を案内し且
つ制限するように作用する。スプール50は、遮断位置
と非遮断位置に対応する2つの位置の間でスライド可能
である。スプール50の非遮断位置では、スプール50
の一端52は、通路40と発火伝導線15に通じる通路
44との間での伝達を遮断しない。スプール50が非遮
断位置にある時、マイクロデット22の燃焼物は通路4
0から発火伝導線15に通じる通路44に運ばれる。
にスライド可能なスプールを構成している。そして、こ
のスプール50の長穴68内にだぼピン66が延び、こ
のピンはスプール50の軸方向スライド移動を案内し且
つ制限するように作用する。スプール50は、遮断位置
と非遮断位置に対応する2つの位置の間でスライド可能
である。スプール50の非遮断位置では、スプール50
の一端52は、通路40と発火伝導線15に通じる通路
44との間での伝達を遮断しない。スプール50が非遮
断位置にある時、マイクロデット22の燃焼物は通路4
0から発火伝導線15に通じる通路44に運ばれる。
【0016】スプール50の遮断位置では、スプール5
0の一端52が通路40と発火伝導線15に通じる通路
44との間で伝達を遮断する。スプール50が遮断位置
にある状態でマイクロデット22が点火すると、マイク
ロデット22の燃焼物は通路40から通孔部42に運ば
れる。マイクロデット22の燃焼物の圧力は、金属球6
4を通孔部42,43間の連通を遮断している位置から
離すように、圧縮スプリング62の付勢力に対抗して作
用する。金属球64が,通孔部42,43間の連通を遮
断する位置から移動したのち、マイクロデット22の燃
焼物は通孔部42から燃焼マニホールド20の外部の周
囲大気に通じる通孔43に運ばれる。
0の一端52が通路40と発火伝導線15に通じる通路
44との間で伝達を遮断する。スプール50が遮断位置
にある状態でマイクロデット22が点火すると、マイク
ロデット22の燃焼物は通路40から通孔部42に運ば
れる。マイクロデット22の燃焼物の圧力は、金属球6
4を通孔部42,43間の連通を遮断している位置から
離すように、圧縮スプリング62の付勢力に対抗して作
用する。金属球64が,通孔部42,43間の連通を遮
断する位置から移動したのち、マイクロデット22の燃
焼物は通孔部42から燃焼マニホールド20の外部の周
囲大気に通じる通孔43に運ばれる。
【0017】スプール50の他端51は、係止爪70に
隣接して位置決めされている。この係止爪70は、燃焼
マニホールド20のハウジング部80に回転可能に取付
けられている。係止爪70の一側にはスタッブシャフト
82の一端が接続され、またスタッブシャフト82の他
端はハウジング部80に形成された溝83内に延びてい
る。係止爪70の他側には第2のスタッブシャフト84
の一端が接続され、このスタッブシャフト84の他端は
ハウジング部分80に形成された溝85内に延びてい
る。係止爪70は、スタッブシャフト82,84を貫通
して延びている軸線の回りを回転する。
隣接して位置決めされている。この係止爪70は、燃焼
マニホールド20のハウジング部80に回転可能に取付
けられている。係止爪70の一側にはスタッブシャフト
82の一端が接続され、またスタッブシャフト82の他
端はハウジング部80に形成された溝83内に延びてい
る。係止爪70の他側には第2のスタッブシャフト84
の一端が接続され、このスタッブシャフト84の他端は
ハウジング部分80に形成された溝85内に延びてい
る。係止爪70は、スタッブシャフト82,84を貫通
して延びている軸線の回りを回転する。
【0018】上記係止爪70は、図4に実線で示される
ような係止状態と、図4に点線で示されるような非係止
状態との間で移動可能である。係止爪70の係止状態か
ら非係止状態への移動は、ハウジング部80に固定され
たブロック部87によって規制している。係止爪70が
係止状態にある時、スプール50は、通路40と発火伝
導線15に通じる通路44との間での伝達を遮断するス
プール50の遮断位置にある。上記スプール50は、係
止爪70がスプール50を拘束して動かないようにして
いるために、遮断位置から移動することができない。一
方、係止爪70が非係止状態にあるときには、スプール
50は、遮断位置から通路40と発火伝導線15に通じ
る通路44との間で伝達を許容する非遮断位置に移動す
ることができる。
ような係止状態と、図4に点線で示されるような非係止
状態との間で移動可能である。係止爪70の係止状態か
ら非係止状態への移動は、ハウジング部80に固定され
たブロック部87によって規制している。係止爪70が
係止状態にある時、スプール50は、通路40と発火伝
導線15に通じる通路44との間での伝達を遮断するス
プール50の遮断位置にある。上記スプール50は、係
止爪70がスプール50を拘束して動かないようにして
いるために、遮断位置から移動することができない。一
方、係止爪70が非係止状態にあるときには、スプール
50は、遮断位置から通路40と発火伝導線15に通じ
る通路44との間で伝達を許容する非遮断位置に移動す
ることができる。
【0019】前記係止爪70には作動杆88を介して振
り子72が可動的に連結されている。この振り子72
は、図4に明示したように、所定の速度より車両が減速
する際に、静止状態から揺動可能となる。係止爪70
は、上記振り子72が静止状態にあるときには係止状態
にある。振り子72が、図4に示されるような静止位置
から少なくとも所定量だけ揺動したときに、作動杆88
によって係止爪70を係止状態から非係止状態に移動さ
せ、それによってスプール50を遮断位置から非遮断位
置へ軸方向にスライド移動せしめる。
り子72が可動的に連結されている。この振り子72
は、図4に明示したように、所定の速度より車両が減速
する際に、静止状態から揺動可能となる。係止爪70
は、上記振り子72が静止状態にあるときには係止状態
にある。振り子72が、図4に示されるような静止位置
から少なくとも所定量だけ揺動したときに、作動杆88
によって係止爪70を係止状態から非係止状態に移動さ
せ、それによってスプール50を遮断位置から非遮断位
置へ軸方向にスライド移動せしめる。
【0020】スプール50の軸方向スライド移動が許容
されると、マイクロデット22の燃焼物の爆発力によっ
て、スプール50を遮断位置から非遮断位置にスライド
させる。通路40内でのマイクロデット22の燃焼物
は、それによって通路44及び発火伝導線15に導か
れ、こうして発火伝導線15を点火される。このよう
に、振り子72が少なくとも所定量だけ揺動したとき、
マイクロデット22の燃焼物の爆発力でスプール50を
作動し、スプール50を遮断位置から非遮断位置に移動
させる。スプール50のこのような移動は、マイクロデ
ット22の燃焼物を通路40から発火伝導線15に通じ
ている通路44に伝達せしめる。
されると、マイクロデット22の燃焼物の爆発力によっ
て、スプール50を遮断位置から非遮断位置にスライド
させる。通路40内でのマイクロデット22の燃焼物
は、それによって通路44及び発火伝導線15に導か
れ、こうして発火伝導線15を点火される。このよう
に、振り子72が少なくとも所定量だけ揺動したとき、
マイクロデット22の燃焼物の爆発力でスプール50を
作動し、スプール50を遮断位置から非遮断位置に移動
させる。スプール50のこのような移動は、マイクロデ
ット22の燃焼物を通路40から発火伝導線15に通じ
ている通路44に伝達せしめる。
【0021】スプール50を設けることによって、実際
の車両衝突の場合のように、振り子72が少なくとも所
定量だけ揺動しない限り、通路40と発火伝導線15に
通じる通路44との間は連通しない。振り子72が少な
くとも所定量だけ揺動しない限り、通路40が発火伝導
線15に通じる通路44とは連通されないので、マイク
ロデット22の偶発的な点火に応答した発火伝導線15
の望ましくない点火が防止される。発火伝導線15の点
火が防止されることから、発火伝導線15に接続されて
いる安全装置13も、また望ましくない作動から遮断さ
れることになる。このように、安全装置13は、実際の
車両衝突をした際にだけ作動することになる。
の車両衝突の場合のように、振り子72が少なくとも所
定量だけ揺動しない限り、通路40と発火伝導線15に
通じる通路44との間は連通しない。振り子72が少な
くとも所定量だけ揺動しない限り、通路40が発火伝導
線15に通じる通路44とは連通されないので、マイク
ロデット22の偶発的な点火に応答した発火伝導線15
の望ましくない点火が防止される。発火伝導線15の点
火が防止されることから、発火伝導線15に接続されて
いる安全装置13も、また望ましくない作動から遮断さ
れることになる。このように、安全装置13は、実際の
車両衝突をした際にだけ作動することになる。
【0022】図5は、本発明の他の実施例を示したもの
である。図5に示した実施例は図1乃至図4に示した実
施例と全体的に似ているので、同様の構成部分を示すの
に同一の符号を利用し、図5の実施例を関係した符号に
“a”を付加する。燃焼マニホールド20aはチャンバ
90を有している。このチャンバ90と発火伝導線15
aとの間は通路94によって連通される。この通路94
の反対側において、チャンバ90内には通路92が開設
されており、この通路92によってチャンバ90とマイ
クロデット22aとの間が連通している。通孔部42a
は、チャンバ90と燃焼マニホールド20aの外部の周
囲大気との間を連通している。また、図5に示されては
ないが、球および鋼球に作用する圧縮スプリングの配置
は、図1乃至図4の実施例において示された配置とほぼ
同一であり、通孔部42a内に配置される。前記球およ
び圧縮スプリングは、ブロック部材50aが非遮断位置
にあるときに、マイクロデット22aの燃焼物が通孔部
42aを通過して伝達するのを遮断するために一緒に作
動する。また、球およびスプリングは、ブロック部材5
0aが遮断位置にあるときに、マイクロデット22aの
燃焼物が通孔42aを通過して伝達するのを許容するた
めに一緒に作動する。
である。図5に示した実施例は図1乃至図4に示した実
施例と全体的に似ているので、同様の構成部分を示すの
に同一の符号を利用し、図5の実施例を関係した符号に
“a”を付加する。燃焼マニホールド20aはチャンバ
90を有している。このチャンバ90と発火伝導線15
aとの間は通路94によって連通される。この通路94
の反対側において、チャンバ90内には通路92が開設
されており、この通路92によってチャンバ90とマイ
クロデット22aとの間が連通している。通孔部42a
は、チャンバ90と燃焼マニホールド20aの外部の周
囲大気との間を連通している。また、図5に示されては
ないが、球および鋼球に作用する圧縮スプリングの配置
は、図1乃至図4の実施例において示された配置とほぼ
同一であり、通孔部42a内に配置される。前記球およ
び圧縮スプリングは、ブロック部材50aが非遮断位置
にあるときに、マイクロデット22aの燃焼物が通孔部
42aを通過して伝達するのを遮断するために一緒に作
動する。また、球およびスプリングは、ブロック部材5
0aが遮断位置にあるときに、マイクロデット22aの
燃焼物が通孔42aを通過して伝達するのを許容するた
めに一緒に作動する。
【0023】ブロック部材50aは、チャンバ90内に
位置決めされ、通路94と通路92との間に配置され
る。ブロック部材50aは、チャンバ90内において回
転可能に取付けられている振り子である。この振り子5
0aの表面は、チャンバ90から通路94へのマイクロ
デット22aの燃焼物の移動を遮断する。振り子50の
質量が車両の減速に応じて振り子50aの動きをコント
ロールする。
位置決めされ、通路94と通路92との間に配置され
る。ブロック部材50aは、チャンバ90内において回
転可能に取付けられている振り子である。この振り子5
0aの表面は、チャンバ90から通路94へのマイクロ
デット22aの燃焼物の移動を遮断する。振り子50の
質量が車両の減速に応じて振り子50aの動きをコント
ロールする。
【0024】マイクロデット22aが配線24aの点火
信号に応じて点火するとき、マイクロデット22aの燃
焼物がチャンバ90の中に通路92を通じて運ばれる。
このとき、もし振り子50aが遮断位置にあれば、振り
子50aはマイクロデット22aの燃焼物がチャンバ9
0から通路94を通って発火伝導線15aに伝達される
のを防止する。また、もし振り子50aが非遮断位置に
あれば、振り子50aはマイクロデット22aの燃焼物
がチャンバ90から通路94を通って発火伝導線15a
に伝達されるのを許容する。振り子50aに少なくとも
所定の大きさの慣性力が作用したときに、振り子50a
は遮断位置から非遮断位置に揺れる。
信号に応じて点火するとき、マイクロデット22aの燃
焼物がチャンバ90の中に通路92を通じて運ばれる。
このとき、もし振り子50aが遮断位置にあれば、振り
子50aはマイクロデット22aの燃焼物がチャンバ9
0から通路94を通って発火伝導線15aに伝達される
のを防止する。また、もし振り子50aが非遮断位置に
あれば、振り子50aはマイクロデット22aの燃焼物
がチャンバ90から通路94を通って発火伝導線15a
に伝達されるのを許容する。振り子50aに少なくとも
所定の大きさの慣性力が作用したときに、振り子50a
は遮断位置から非遮断位置に揺れる。
【0025】振り子50aが非遮断位置にあるときにマ
イクロデット22aが点火すると、マイクロデット22
aの燃焼物は通路92を通ってチャンバ90内に運ばれ
る。さらに、その燃焼物は発火伝導線15aで点火する
ために、通路94を通って発火伝導線15aの一端に運
ばれる。一方、振り子50aが遮断位置にあるときにマ
イクロデット22aが点火すると、マイクロデット22
aの燃焼物は、前述と同様に通路92を通ってチャンバ
90内に運ばれるが、それ以後、この燃焼物は燃焼マニ
ホールド20aの外部の周囲大気に導かれるよう通孔4
2a内に運ばれる。このように、マイクロデット22a
の燃焼物は、振り子50aが遮断位置にあるときにマイ
クロデット22aが点火しても、発火伝導線15aの一
端には到達せず、発火伝導線15aは点火しない。
イクロデット22aが点火すると、マイクロデット22
aの燃焼物は通路92を通ってチャンバ90内に運ばれ
る。さらに、その燃焼物は発火伝導線15aで点火する
ために、通路94を通って発火伝導線15aの一端に運
ばれる。一方、振り子50aが遮断位置にあるときにマ
イクロデット22aが点火すると、マイクロデット22
aの燃焼物は、前述と同様に通路92を通ってチャンバ
90内に運ばれるが、それ以後、この燃焼物は燃焼マニ
ホールド20aの外部の周囲大気に導かれるよう通孔4
2a内に運ばれる。このように、マイクロデット22a
の燃焼物は、振り子50aが遮断位置にあるときにマイ
クロデット22aが点火しても、発火伝導線15aの一
端には到達せず、発火伝導線15aは点火しない。
【0026】なお、本発明の上記記述に基づいて、当業
者は改良、変更、修正することができる。
者は改良、変更、修正することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両衝突を指示する信号に応答して発火伝導線を点火す
るための燃焼手段と、この燃焼手段による発火伝導線の
点火を防ぐようにした燃焼手段と発火伝導線との間の遮
断位置と燃焼手段が発火伝導線を点火できるようにした
非遮断位置とをとるようにしたブロック手段とを備え、
このブロック手段は、車両が所定の速度以上で減速した
ときにだけ、遮断位置から非遮断位置に移動するように
コントロールされているので、発火伝導線の望ましくな
い点火を確実に防止することができるといった効果を奏
する。
車両衝突を指示する信号に応答して発火伝導線を点火す
るための燃焼手段と、この燃焼手段による発火伝導線の
点火を防ぐようにした燃焼手段と発火伝導線との間の遮
断位置と燃焼手段が発火伝導線を点火できるようにした
非遮断位置とをとるようにしたブロック手段とを備え、
このブロック手段は、車両が所定の速度以上で減速した
ときにだけ、遮断位置から非遮断位置に移動するように
コントロールされているので、発火伝導線の望ましくな
い点火を確実に防止することができるといった効果を奏
する。
【図1】本発明に係る装置を組み入れた車両安全システ
ムの部分概略図である。
ムの部分概略図である。
【図2】上記車両安全システムに用いられる燃焼マニホ
ールドの断面図である。
ールドの断面図である。
【図3】上記図2の3−3線に沿う燃焼マニホールドの
断面図である。
断面図である。
【図4】上記図2の4−4線に沿う燃焼マニホールドの
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
13 安全装置 15 発火伝導線 20 燃焼マニホールド 22 マイクロデット 26 車両衝突センサ 40 通路 44 通路 50 ブロック部材
Claims (16)
- 【請求項1】 作動時には車両乗員を保護するために作
動可能な安全装置と、該安全装置に接続され点火時には
前記安全装置を作動する点火可能な発火伝導線と、車両
衝突を指示する信号に応答して発火伝導線を点火するた
めの燃焼手段と、前記燃焼手段による発火伝導線の点火
を防ぐようにした燃焼手段と発火伝導線との間の遮断位
置と、燃焼手段が発火伝導線を点火できるようにした非
遮断位置とをとるようにされたブロック手段とで構成さ
れ、前記ブロック手段は、車両が所定の速度以上で減速
したときに、遮断位置から非遮断位置に移動することを
特徴とする点火装置。 - 【請求項2】 作動可能な安全装置は、膨張可能なエア
バッグを備えることを特徴とする請求項1記載の点火装
置。 - 【請求項3】 作動可能な安全装置は、シートベルトプ
レテンショナを備えることを特徴とする請求項1記載の
点火装置。 - 【請求項4】 前記ブロック手段の移動をコントロール
するために車両減速感知手段を備えていることを特徴と
する請求項1記載の点火装置。 - 【請求項5】 燃焼手段は、該燃焼手段が信号を受ける
のに応じて点火する点火可能なマイクロデットを備え、
さらに前記発火伝導線にマイクロデットの燃焼物を導く
ための発火伝導線とマイクロデットとの間に接続された
通路を形成するための手段を構成し、前記ブロック手段
は前記通路内に位置決めされ、ブロック手段が遮断位置
にあるときに発火伝導線に燃焼物の伝達を遮断すること
を特徴とする請求項1記載の点火装置。 - 【請求項6】 マイクロデットが点火し且つブロック手
段が遮断位置にある時に、マイクロデットの燃焼物を放
出するための手段を構成することを特徴とする請求項5
記載の点火装置。 - 【請求項7】 前記ブロック手段は、遮断位置にある時
に、発火伝導線にマイクロデットの燃焼物が伝達される
のを遮断する通路内に位置決めされたスプールを構成す
ることを特徴とする請求項1記載の点火装置。 - 【請求項8】 回転可能に取付けられた振り子と、ブロ
ック手段の移動を遮断位置から阻止するための位置を有
する係止爪とを備え、前記振り子はブロック手段が遮断
位置から離れて動くように係止爪を動かすために回転す
ることを特徴とする請求項7記載の点火装置。 - 【請求項9】 前記ブロック手段は、燃焼手段と発火伝
導線との間に回転可能に取付けられた振り子の表面を構
成し、車両が所定の速度以上で減速するのに対応して回
転することを特徴とする請求項1記載の点火装置。 - 【請求項10】 点火可能な発火伝導線の望ましくない
点火を防止するための装置であって、燃焼信号に応答し
て点火するための点火可能手段と、発火伝導線を点火す
るため発火伝導線に前記点火可能手段の燃焼物を導くた
めに発火伝導線と前記点火可能手段との間に接続された
通路と、この通路を通って発火伝導線に点火可能手段の
燃焼物が伝達されるのを防止する遮断位置と、前記通路
を通って発火伝導線に点火可能手段の燃焼物が伝達され
るのを許容する非遮断位置とを有するブロック手段と、
ブロック手段の移動をコントロールするための手段とで
構成され、このコントロール手段に作用した少なくとも
所定の大きさの慣性力に応答して、ブロック手段が遮断
位置から非遮断位置に移動することを特徴とする点火装
置。 - 【請求項11】 前記点火可能手段はマイクロデットで
あることを特徴とする請求項10記載の点火装置。 - 【請求項12】 前記マイクロデットが点火し且つ前記
ブロック手段が遮断位置にある時に、マイクロデットの
燃焼物を放出するための手段を備えることを特徴とする
請求項11記載の点火装置。 - 【請求項13】 前記ブロック手段は、前記遮断位置か
ら移動しうるスプールを備え、且つこのスプールが遮断
位置にあるときにはマイクロデットの燃焼物が発火伝導
線に伝達されるのを遮断するための通路内に位置決めさ
れていることを特徴とする請求項11記載の点火装置。 - 【請求項14】 前記ブロック手段の移動をコントロー
ルするための手段は、少なくとも所定量だけ回転したと
きに、前記ブロック手段が遮断位置から離れることを許
容するような回転可能な振り子を備えていることを特徴
とする請求項13記載の点火装置。 - 【請求項15】 前記ブロック手段は、マイクロデット
と発火伝導線との間で回転可能に取付けられた振り子の
表面で構成されることを特徴とする請求項11記載の点
火装置。 - 【請求項16】 ブロック手段の移動をコントロールす
るための手段は、マイクロデットと発火伝導線との間に
回転可能に取付けられた振り子の質量で構成されること
を特徴とする請求項15記載の点火装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US612524 | 1990-11-13 | ||
US07/612,524 US5286053A (en) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | Apparatus for preventing undesired ignition of a pyrotechnic transmission line |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04266551A JPH04266551A (ja) | 1992-09-22 |
JPH0684148B2 true JPH0684148B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=24453524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297466A Expired - Lifetime JPH0684148B2 (ja) | 1990-11-13 | 1991-11-13 | 点火装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5286053A (ja) |
JP (1) | JPH0684148B2 (ja) |
DE (1) | DE4137346A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05170045A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-09 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用乗員保護装置の起動装置 |
US5463955A (en) * | 1994-02-08 | 1995-11-07 | Ici Canada Inc. | Transmission tube connector |
US5524547A (en) * | 1994-06-03 | 1996-06-11 | Ici Canada Inc. | Signal tube and detonator cord connector |
FR2764690B1 (fr) * | 1997-06-11 | 1999-09-03 | Val Protect Sa | Detonateur destine a etre installe dans une enceinte et conteneur de securite le comportant |
DE19946075A1 (de) * | 1999-09-25 | 2001-03-29 | Volkswagen Ag | Insassenschutzsystem für ein Kraftfahrzeug |
JP4623655B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2011-02-02 | タカタ株式会社 | プリテンショナ及びシートベルト装置 |
US8025073B2 (en) * | 2007-11-27 | 2011-09-27 | Parker-Hannifin Corporation | Incline-responsive valve |
US9945488B2 (en) * | 2015-11-10 | 2018-04-17 | Goodrich Corporation | Mechanically-activated inflation valve actuation apparatus |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3663035A (en) * | 1970-01-27 | 1972-05-16 | Ensign Bickford Co | Self-contained passenger restraining system |
US3792872A (en) * | 1972-04-25 | 1974-02-19 | Gen Motors Corp | Occupant restraint system |
DE2631190C2 (de) * | 1976-07-10 | 1986-04-03 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Auslösevorrichtung für eine Insassenschutzvorrichtung in einem Fahrzeug |
US4699400A (en) * | 1985-07-02 | 1987-10-13 | Morton Thiokol, Inc. | Inflator and remote sensor with through bulkhead initiator |
DE3716168A1 (de) * | 1987-05-14 | 1988-11-24 | Bayerische Motoren Werke Ag | Sensor fuer eine sicherheitseinrichtung von kraftfahrzeugen |
-
1990
- 1990-11-13 US US07/612,524 patent/US5286053A/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-13 DE DE4137346A patent/DE4137346A1/de not_active Withdrawn
- 1991-11-13 JP JP3297466A patent/JPH0684148B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04266551A (ja) | 1992-09-22 |
DE4137346A1 (de) | 1992-05-14 |
US5286053A (en) | 1994-02-15 |
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