JPH0684049B2 - 成型された紙コツプの排出集積方法及び装置 - Google Patents
成型された紙コツプの排出集積方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0684049B2 JPH0684049B2 JP59117278A JP11727884A JPH0684049B2 JP H0684049 B2 JPH0684049 B2 JP H0684049B2 JP 59117278 A JP59117278 A JP 59117278A JP 11727884 A JP11727884 A JP 11727884A JP H0684049 B2 JPH0684049 B2 JP H0684049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- paper
- discharging
- receivers
- cups
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は成型された紙コップの排出集積方法及び装置に
関するものである。
関するものである。
(従来の技術) 紙コップにおいては、胴貼部分は紙2枚の重ね合わせと
なること及び胴貼に当って接着する際に加えられる圧力
及び温度により多少の変形は避けられず、胴貼位置を揃
えて集積放置すると紙コップの真円性はよくなくなる一
方である。
なること及び胴貼に当って接着する際に加えられる圧力
及び温度により多少の変形は避けられず、胴貼位置を揃
えて集積放置すると紙コップの真円性はよくなくなる一
方である。
真円性がよくなくなると充填機や自販機にかからないだ
けでなく、かぶせ蓋を必要とする場合にも嵌合が困難と
なる。
けでなく、かぶせ蓋を必要とする場合にも嵌合が困難と
なる。
そこで、紙コップに真円性は必要であるが、従来の成型
機から成型された紙コップは、その真円性を向上させる
ために、特設されたひねり装置及び手作業により紙コッ
プの胴貼位置を変えて集積していた。
機から成型された紙コップは、その真円性を向上させる
ために、特設されたひねり装置及び手作業により紙コッ
プの胴貼位置を変えて集積していた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、極端に真円のよくない紙コップやコップの縁
がないものなどは、前述のような方法ではコップ相互の
摩擦が大きく、コップが軽く回らなかったり、又縁のな
いコップではひねり装置ではコップの回転力が伝わりに
くいため胴貼位置を変えるのが困難であった。
がないものなどは、前述のような方法ではコップ相互の
摩擦が大きく、コップが軽く回らなかったり、又縁のな
いコップではひねり装置ではコップの回転力が伝わりに
くいため胴貼位置を変えるのが困難であった。
(問題点を解決するための手段) したがって、本発明の技術的課題は紙コップの真円性を
向上させることができる成型された紙コップの排出集積
方法及び装置を提供せんとするものである。
向上させることができる成型された紙コップの排出集積
方法及び装置を提供せんとするものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段
は、紙コップの供給位置から排出位置に向って移動する
複数のコップ受具のその移動動作に連動して、コップ受
具のうちの任意のコップ受具自体を自転せしめると共
に、紙コップ供給位置から排出位置に到るまでの間にお
けるその自転角度が互いに異なるように回転せしめ、こ
れによって紙コップの排出位置での各紙コップの胴貼位
置を異ならしめて排出、集積することを特徴とする成型
された紙コップの排出集積方法と、間歇的に回転するテ
ーブルの円周上に成型された紙コップが供給排出される
複数のコップ受具を一定間隔に設け、そのうちの任意の
コップ受具はテーブルの回転に連動して自転できるよう
に構成し、かつそれぞれのコップ供給位置から排出位置
に到るまでの自転角度を互いに異なるように構成配置し
たことを特徴とする成型された紙コップの 排出集積装
置である。
は、紙コップの供給位置から排出位置に向って移動する
複数のコップ受具のその移動動作に連動して、コップ受
具のうちの任意のコップ受具自体を自転せしめると共
に、紙コップ供給位置から排出位置に到るまでの間にお
けるその自転角度が互いに異なるように回転せしめ、こ
れによって紙コップの排出位置での各紙コップの胴貼位
置を異ならしめて排出、集積することを特徴とする成型
された紙コップの排出集積方法と、間歇的に回転するテ
ーブルの円周上に成型された紙コップが供給排出される
複数のコップ受具を一定間隔に設け、そのうちの任意の
コップ受具はテーブルの回転に連動して自転できるよう
に構成し、かつそれぞれのコップ供給位置から排出位置
に到るまでの自転角度を互いに異なるように構成配置し
たことを特徴とする成型された紙コップの 排出集積装
置である。
(発明の効果) 以上のような技術的手段によれば手操作によることな
く、自動的に成型機から排出する前に紙コップを回転さ
せ、紙コップの胴貼部の位置を最適の角度に変えながら
排出集積できるものであって、紙コップの真円性を向上
させることができるという特徴がある。
く、自動的に成型機から排出する前に紙コップを回転さ
せ、紙コップの胴貼部の位置を最適の角度に変えながら
排出集積できるものであって、紙コップの真円性を向上
させることができるという特徴がある。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に基づいて説明する。
回転テーブル(1)には4個のコップ受具(3)が等間
隔に配置されており、軸受(2)によって自由に回転で
きるように組みつけられている。
隔に配置されており、軸受(2)によって自由に回転で
きるように組みつけられている。
回転テーブル(1)は成型機の一部であり、第1図にお
いて時針方向に回転する。
いて時針方向に回転する。
各コップ受具(3)はそれぞれ互いに径の異なる回転車
(4)に嵌着されていて、軸受(2)を介して回転テー
ブル(1)に対し、自由に回転できるようになってい
る。
(4)に嵌着されていて、軸受(2)を介して回転テー
ブル(1)に対し、自由に回転できるようになってい
る。
又、回転テーブル(1)の軸(1a)は固定の軸受(7)
に支持されており、この軸受(7)には各回転車(4)
が接触する径の異なる固定車(5)がある。ただし、図
上で(A)位置にあるコップ受具には回転車(4)はな
い。
に支持されており、この軸受(7)には各回転車(4)
が接触する径の異なる固定車(5)がある。ただし、図
上で(A)位置にあるコップ受具には回転車(4)はな
い。
今、(B)(C)(D)位置にあるコップ受具(3)の
回転車をそれぞれ(4a)(4b)(4c)とすると、これら
の回転車が接触する軸受(7)の固定車(5)は(5a)
(5b)(5c)である。
回転車をそれぞれ(4a)(4b)(4c)とすると、これら
の回転車が接触する軸受(7)の固定車(5)は(5a)
(5b)(5c)である。
したがって、回転テーブル(1)が成型機と連動して時
計方向に回転を始めると、それぞれのコップ受具(3)
は、これに嵌着されている回転車(4a)(4b)(4c)
と、これと組合わせの固定車(5a)(5b)(5c)とによ
り時針方向に回転することになり、回転車のないコップ
受具は回転しない。
計方向に回転を始めると、それぞれのコップ受具(3)
は、これに嵌着されている回転車(4a)(4b)(4c)
と、これと組合わせの固定車(5a)(5b)(5c)とによ
り時針方向に回転することになり、回転車のないコップ
受具は回転しない。
そして、第1図の(A)位置で紙コップ(a)を別の回
転テーブルから受け渡され、270゜時針方向に回った
(D)位置で紙コップを排出するという行程を成型機は
とるものとする。
転テーブルから受け渡され、270゜時針方向に回った
(D)位置で紙コップを排出するという行程を成型機は
とるものとする。
今、(A)位置にあるコップ受具(3)で紙コップの胴
貼部(b)が(イ)の位置にあるものとすると、これに
は回転車がないので、回転テーブル(1)が回転して
も、胴貼位置は排出時において(イ)位置である。この
場合のコップの回転角は0゜である。
貼部(b)が(イ)の位置にあるものとすると、これに
は回転車がないので、回転テーブル(1)が回転して
も、胴貼位置は排出時において(イ)位置である。この
場合のコップの回転角は0゜である。
(B)位置にあるコップ受具(3)は、回転車(4a)と
固定車(5a)との組合わせにより、排出時に胴貼部
(b)の位置が(ロ)位置にあるように設定すれば、紙
コップ(a)は(イ)位置から(ロ)位置に向かって反
時針方向に90゜の回転角をもつ位置であり、同様にC位
置及びD位置にあるコップ受具(3)における排出時の
胴貼部(b)位置をそれぞれ(ハ)位置及び(ニ)位置
になるように回転車(4b)(4c)と固定車(5b)(5c)
の径を設定すれば、紙コップ(a)はそれぞれ反時針方
向に180゜及び270゜の回転角をもつことになる。
固定車(5a)との組合わせにより、排出時に胴貼部
(b)の位置が(ロ)位置にあるように設定すれば、紙
コップ(a)は(イ)位置から(ロ)位置に向かって反
時針方向に90゜の回転角をもつ位置であり、同様にC位
置及びD位置にあるコップ受具(3)における排出時の
胴貼部(b)位置をそれぞれ(ハ)位置及び(ニ)位置
になるように回転車(4b)(4c)と固定車(5b)(5c)
の径を設定すれば、紙コップ(a)はそれぞれ反時針方
向に180゜及び270゜の回転角をもつことになる。
したがって、かかる機構のものを利用すると紙コップ
(a)は第3図に示すように90゜ずつ胴貼部(b)がず
れて集積され、紙コップ(a)の真円度を保つに理想に
近い集積状態となる。
(a)は第3図に示すように90゜ずつ胴貼部(b)がず
れて集積され、紙コップ(a)の真円度を保つに理想に
近い集積状態となる。
図示のコップ受具(3)に対する紙コップ(a)は回転
テーブル(1)に対して下方から供給され、下方に向か
って排出される。
テーブル(1)に対して下方から供給され、下方に向か
って排出される。
(6)は排出位置(D)におけるカップ集積具であっ
て、そのシリンダー(6a)が直立しているとき、紙コッ
プ(a)が嵌装され集積し終わると、第2図上で水平位
置まで回動し、集積した紙コップをシリンダー(6a)か
ら取外すことができるようになっている。
て、そのシリンダー(6a)が直立しているとき、紙コッ
プ(a)が嵌装され集積し終わると、第2図上で水平位
置まで回動し、集積した紙コップをシリンダー(6a)か
ら取外すことができるようになっている。
第3図は本発明装置を組み込んだ成型機から排出、集積
された紙コップ(a)の状態を、第4図は通常成型機か
ら集積された紙コップ(a)の状態を示している。
された紙コップ(a)の状態を、第4図は通常成型機か
ら集積された紙コップ(a)の状態を示している。
なお、以上のような実施例において(A)位置にあるコ
ップ受具にも回転車を設けてもよいものであり、又、回
転車(4)、固定車(5)のような摩擦駆動の代わりに
歯車駆動又はベルト駆動でもよいものである。又、回転
テーブルの代わりに無端チェーンを用いてもよいもので
ある。
ップ受具にも回転車を設けてもよいものであり、又、回
転車(4)、固定車(5)のような摩擦駆動の代わりに
歯車駆動又はベルト駆動でもよいものである。又、回転
テーブルの代わりに無端チェーンを用いてもよいもので
ある。
何れにしても、実施例のものによれば、回転車と固定車
の径の比により任意から正確に回転角度を設定すること
ができ、自販機や充填機における真円不良によるトラブ
ルを解消することができる。
の径の比により任意から正確に回転角度を設定すること
ができ、自販機や充填機における真円不良によるトラブ
ルを解消することができる。
第1図は本発明装置の1つの実施例を示す平面図 第2図は同上断面図である 第3図は本発明装置を組み込んだ成型機から排出、集積
された紙コップの状態を、 第4図は通常成型機から集積された紙コップの状態をそ
れぞれ示す斜視図である。 (1)……回転テーブル (2)……軸受 (3)……コップ受具 (4a)(4b)(4c)……回転車 (5a)(5b)(5c)……固定車 (6)……カップ集積具
された紙コップの状態を、 第4図は通常成型機から集積された紙コップの状態をそ
れぞれ示す斜視図である。 (1)……回転テーブル (2)……軸受 (3)……コップ受具 (4a)(4b)(4c)……回転車 (5a)(5b)(5c)……固定車 (6)……カップ集積具
Claims (3)
- 【請求項1】紙コップの供給位置から排出位置に向って
移動する複数のコップ受具のその移動動作に連動して、
コップ受具のうちの任意のコップ受具自体を自転せしめ
ると共に、紙コップ供給位置から排出位置に到るまでの
間におけるその自転角度が互いに異なるように回転せし
め、これによって紙コップの排出位置での各紙コップの
胴貼位置を異ならしめて排出、集積することを特徴とす
る成型された紙コップの排出集積方法。 - 【請求項2】間歇的に回転するテーブルの円周上に成型
された紙コップが供給排出される複数のコップ受具を一
定間隔に設け、そのうちの任意のコップ受具はテーブル
の回転に連動して自転できるように構成し、かつそれぞ
れのコップ供給位置から排出位置に到るまでの自転角度
を互いに異なるように構成配置したことを特徴とする成
型された紙コップの排出集積装置。 - 【請求項3】何枚かの径の異なる固定車を回転テーブル
の中心軸位置に設け、それぞれの固定車と個別に摩擦接
触する径の異なる回転車をそれぞれのコップ受具に設け
た特許請求の範囲第2項記載の成型された紙コップの排
出集積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59117278A JPH0684049B2 (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 成型された紙コツプの排出集積方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59117278A JPH0684049B2 (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 成型された紙コツプの排出集積方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61123A JPS61123A (ja) | 1986-01-06 |
JPH0684049B2 true JPH0684049B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14707790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59117278A Expired - Lifetime JPH0684049B2 (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 成型された紙コツプの排出集積方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684049B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0961321B1 (en) | 1998-05-29 | 2008-03-05 | Kyocera Corporation | High-frequency module |
CN108116894A (zh) * | 2016-11-29 | 2018-06-05 | 天津芩佳溢盛科技发展有限公司 | 一种会议纸杯码放装置 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP59117278A patent/JPH0684049B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61123A (ja) | 1986-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4158989A (en) | Constant flow container manufacturing device | |
WO2007081289A1 (en) | An apparatus for grinding a work piece | |
JPH0684049B2 (ja) | 成型された紙コツプの排出集積方法及び装置 | |
WO2008141396A1 (en) | Cup dispensing apparatus | |
EP0762973A1 (en) | An apparatus for obtaining the uniform distribution of a cohesionless substance contained within a bag | |
US5113636A (en) | Can lid feeder | |
WO2003065818A1 (en) | Unit and method for reordering confectionery products, such as sweets and similar | |
US4875309A (en) | Disc cleaner | |
CN218023998U (zh) | 翻转输送装置 | |
CN108327988B (zh) | 一种翻杯装置 | |
CN114468346B (zh) | 一种加热不燃烧烟支生产线 | |
CN113264348B (zh) | 塑料瓶自动理瓶装置 | |
JPH06219576A (ja) | ブランクの貯留引き出し装置 | |
CN211496446U (zh) | 一种料盘开卷上料装置 | |
EP0348471A1 (en) | Straight line checkweigher | |
JPS6336556B2 (ja) | ||
JPH0611952Y2 (ja) | 容器選別装置 | |
CN210028963U (zh) | 一种电池钢壳输送装置 | |
JPH0440253B2 (ja) | ||
JP2529122Y2 (ja) | コイン投出装置 | |
CN219636356U (zh) | 自动下料机 | |
CN219728661U (zh) | 一种隐茶杯流水线生产出杯自动分装机构 | |
JPS5827173B2 (ja) | 板状物品の定量集積送出装置 | |
JPS621149Y2 (ja) | ||
US973658A (en) | Mechanism for counting and wrapping coins. |