JPH068402U - 舗装用ブロック - Google Patents

舗装用ブロック

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Publication number
JPH068402U
JPH068402U JP5457292U JP5457292U JPH068402U JP H068402 U JPH068402 U JP H068402U JP 5457292 U JP5457292 U JP 5457292U JP 5457292 U JP5457292 U JP 5457292U JP H068402 U JPH068402 U JP H068402U
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JP
Japan
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protrusion
projection
paving
paving block
side surfaces
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Pending
Application number
JP5457292U
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English (en)
Inventor
十四夫 大柳
Original Assignee
仙台コンクリート工業株式会社
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Application filed by 仙台コンクリート工業株式会社 filed Critical 仙台コンクリート工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】施工時間を短縮するとともに、作業に熟練を必
要とせず安い人件費により施工費用を低く抑えても、規
則正しく敷設できる。 【構成】平面形状が正方形状で、2つの隣合う側面1
3,14に第1突起21,22および第2突起31,3
2を有する。各突起は、側面13,14から目地幅の長
さだけ突出する。2つの舗装用ブロック10を配置する
とき、共に突起を有する側面14,14で向かい合わ
せ、一方のブロックの第1突起22と他方のブロックの
第2突起32とを接するように当てる。目地幅を一定に
保つとともに、向かい合う側面の間のずれを防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば歩道や公園などに敷設するための舗装用ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の舗装用ブロックは、平面形状が例えば正方形を有し、例えば歩道とする 路面に、規則正しく敷設するよう線を張り、その線に沿って所定の目地幅をあけ 、多数の舗装用ブロックを配置して、歩道を構成している。
【0003】 このような従来の舗装用ブロックでは、規則正しく敷設するよう、長さを測っ て線を張る作業に手数と熟練とを要するため、施工に時間がかかるとともに、熟 練した作業員の人件費により施工費用がかさむという問題点があった。
【0004】 この問題点を解決する舗装用ブロックとして、例えば、意匠登録第73245 2号公報に示すものがある。 すなわち、舗装用ブロックの側面に、目地幅の長さで突出する突起を設け、他 のブロックの側面に突起を当てることによって、2つのブロックを、互いの側面 の間に目地幅をあけて配置するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の舗装用ブロックでは、目地幅を一定に保つこ とは容易であるが、向かい合う側面の間でずれを生じることがあった。このずれ を直すためには、2つのブロックの側面角部の位置を目視により合わせなければ ならず、作業に熟練を要するため、熟練した作業員の人件費により施工費用がか さむという問題点があった。
【0006】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、施工時間を短 縮することができるとともに、作業に熟練を必要とせず安い人件費により施工費 用を低く抑えても、規則正しく敷設することができる舗装用ブロックを提供する ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本考案に係る舗装用ブロックは、 平面形状が多角形を有し、少なくとも2つの側面のそれぞれに第1突起および 第2突起を有し、 前記第1突起および前記第2突起は、各側面から目地幅の長さだけ突出し、前 記第1突起は各側面の中心から一方の側面角部の側にずれた位置にあり、前記第 1突起と前記一方の側面角部との間の長さは、前記第2突起の幅を含む前記第2 突起から近い側の側面角部までの長さと等しいこと、 を特徴とする。
【0008】 多角形の平面形状としては、正方形のほか、長方形、三角形、五角形、六角形 等の平面形状を含む。平面形状は、舗装面として表れる面の形状である。舗装用 ブロックは、板状のほか、より立体的に厚みを有していてもよい。 第1突起および第2突起を有する側面は、すべての側面であってもよい。 第1突起および第2突起を有する2つの側面は、第1突起および第2突起の配 置が同一であっても、非同一であってもよい。
【0009】 請求項2の本考案に係る舗装用ブロックは、 請求項1の舗装用ブロックにおいて、 平面形状が正方形を有し、2つの隣合う側面のそれぞれに前記第1突起および 前記第2突起を有し、 前記2つの隣合う側面は、前記第1突起および前記第2突起の配置が同一であ ること、 を特徴とする。
【0010】 請求項3の本考案に係る舗装用ブロックは、 請求項1または2の舗装用ブロックにおいて、 前記第1突起および前記第2突起の平面側端部は、内側から外側にかけて底面 側に傾斜していること、 を特徴とする。
【0011】 舗装用ブロックの材質は、コンクリートやプラスチックなどの人工石のほか、 大理石などの天然石であってもよい。 舗装用ブロックは、歩道や車道などの道路、公園のほか、ホールなどの室内に 敷設してもよい。 舗装用ブロックの平面には、無彩色または有彩色の種々の模様を付してもよい 。
【0012】
【作用】
舗装場所に舗装用ブロックを敷設するとき、まず、基準となる舗装用ブロック を舗装場所に配置し、その第1突起および第2突起を有する側面に、他の舗装用 ブロックを、対応する側面が沿うように配置する。2つの舗装用ブロックは、各 々の第1突起および第2突起を他方の側面に当てることによって互いの側面の間 に目地幅をあけて配置される。
【0013】 このとき、一方の舗装用ブロックの第1突起と他方の舗装用ブロックの第2突 起とを、側面で接するように当てる。第1突起と第1突起から近い側の側面角部 との間の長さは、第2突起の幅を含む第2突起から近い側の側面角部までの長さ と等しいため、2つの舗装用ブロックの向かい合う側面の側面角部は、互いに位 置が合う。
【0014】 こうして、目地幅を一定に保つとともに、向かい合う側面の間のずれを防いで 、舗装用ブロックを規則正しく敷設することができる。
【0015】 請求項2の本考案に係る舗装用ブロックでは、舗装用ブロックの2つの隣合う 側面のどちら側に、他の舗装用ブロックのどちら側の側面を向かい合わせても、 目地幅を一定に保つとともに、向かい合う側面の間のずれを防いで、舗装用ブロ ックを規則正しく敷設することができる。
【0016】 請求項3の本考案に係る舗装用ブロックは、第1突起および第2突起の平面側 端部が内側から外側にかけて底面側に傾斜しており、型抜きの際、突起の平面側 端部が型から抜けやすく、製造が容易である。
【0017】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の第1および第2実施例を説明する。 図1〜図3は、本考案の第1実施例を示している。
【0018】 図1および図2に示すように、舗装用ブロック10は、平面形状が正方形を有 するコンクリート板である。舗装用ブロック10は、正方形の平面11および底 面12と、長方形の4つの側面13,14,15,16とを有している。平面1 1は、舗装場所に敷設されて、舗装面を形成する部分である。
【0019】 平面11と4つの側面13,14,15,16との境界には、面取り部17, 18,19,20が形成されている。舗装用ブロック10は、4つの側面13, 14,15,16のそれぞれの境界に、側面角部41,42,43,44を有し ている。
【0020】 図1および図2に示すように、舗装用ブロック10は、直角を挟む2つの隣合 う側面13,14に、それぞれ第1突起21,22および第2突起31,32を 有している。2つの隣合う側面13,14は、第1突起21,22および第2突 起31,32の配置が同一である。第1突起21,22および第2突起31,3 2は、同様の形状、寸法を有し、側面13,14の幅方向に沿って面取り部17 ,18から底面12まで延びている。
【0021】 第1突起21,22および第2突起31,32の平面側端部23,24,33 ,34は、内側から外側にかけて底面側に傾斜している。平面側端部23,24 ,33,34の傾斜は、面取り部17,18の傾斜と傾斜角度が等しく、平面側 端部23,24,33,34と面取り部17,18とは同一平面上で連続してい る。第1突起21,22および第2突起31,32の側部25,26,35,3 6は、面取りされて曲面となっている。
【0022】 第1突起21,22および第2突起31,32は、側面13,14から目地幅 Aの長さaだけ突出している。側面13は、第1突起21が第2突起31より隣 合う側面13,14の間の側面角部41寄りに設けられ、側面14は、第2突起 32が第1突起22より側面角部41寄りに設けられている。
【0023】 図2に示すように、第1突起21,22は、側面13,14の長さ方向中心b ,cから一方の側面角部41,42の側に少なくとも半幅d以上ずれた位置にあ る。第1突起21,22と側面角部41,42との間の長さeは、第2突起31 ,32の幅を含む第2突起31,32から近い側の側面角部44,41までの長 さfと等しくなっている。
【0024】 舗装用ブロック10の寸法の一例を示せば、正方形の平面11の一辺の長さg が300mm、第1突起21,22および第2突起31,32の突出する長さa が5mm、第1突起21,22および第2突起31,32の幅hが10mm、第 1突起21,22と側面角部41,42との間の長さeが100mm、第2突起 31,32の幅を含む第2突起31,32から側面角部44,41までの長さf が100mmである。
【0025】 次に作用を説明する。 図3において、舗装場所に舗装用ブロック10を敷設するとき、まず、基準と なる舗装用ブロック10aを舗装場所に配置し、その第1突起22および第2突 起32を有する側面14に、他の舗装用ブロック10bを、対応する側面14が 沿うように配置する。2つの舗装用ブロック10a,10bは、各々の第1突起 22および第2突起32を他方の側面14に当てることによって互いの側面14 ,14の間に目地幅Aをあけて配置される。
【0026】 このとき、一方の舗装用ブロック10aの第1突起22と他方の舗装用ブロッ ク10bの第2突起32とを、側面で接するように当てる。第1突起22と第1 突起22から近い側の側面角部42との間の長さは、第2突起32の幅を含む第 2突起32から近い側の側面角部41までの長さと等しいため、2つの舗装用ブ ロック10a,10bの向かい合う側面14,14の側面角部41,42は、互 いに位置が合う。
【0027】 こうして、舗装用ブロック10を敷設するとき、長さを測って線を張ったり、 2つのブロック10a,10bの側面角部41,42の位置を目視により合わせ たりする作業を省略しても、目地幅Aを一定に保つとともに、向かい合う側面1 4,14の間のずれを防いで、舗装用ブロック10を規則正しく敷設することが できる。
【0028】 これにより、施工時間を短縮することができるとともに、作業に熟練を必要と せず安い人件費により施工費用を低く抑えても、舗装用ブロック10を規則正し く敷設することができる。
【0029】 舗装用ブロック10c,10dに示すように、一方のブロックの側面14に他 方のブロックの側面13が沿うように配置したときにも、同様に、2つの舗装用 ブロック10の側面13,14の間に一定の目地幅Aを保つとともに、向かい合 う側面13,14の間のずれを防いで、舗装用ブロック10を規則正しく敷設す ることができる。
【0030】 なお、舗装用ブロック10e,10fに示すように、舗装用ブロック10aを 半分にした形状のブロックとし、2個で1個の舗装用ブロック10aの代わりに 用いるようにしてもよい。
【0031】 複数の舗装用ブロック10を図3に示すように配置した場合には、外側に第1 突起22および第2突起32が突出しないため、舗装場所の境界で突起22,3 2がじゃまになることがない。
【0032】 舗装用ブロック10は、第1突起21,22および第2突起31,32の平面 側端部23,24,33,34が内側から外側にかけて底面12の側に傾斜して いるので、型抜きの際、突起の平面側端部23,24,33,34が型から抜け やすく、容易に製造することができる。
【0033】 なお、舗装用ブロック10の平面に模様を付すことにより、舗装面に多様な模 様を表すようにしてもよい。
【0034】 図4は本考案の第2実施例を示している。 本実施例では、第1突起および第2突起の高さを低くしたものである。なお、 第1実施例と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
【0035】 本実施例では、第1突起61および第2突起71は、同様の形状、寸法を有し 、側面13,14の幅方向に沿って幅方向中心付近から底面12まで延びている 。
【0036】 本実施例の場合には、第1実施例の場合に比べて第1突起61および第2突起 71の体積が小さいので、材料コストを下げることができる。
【0037】
【考案の効果】
本考案に係る舗装用ブロックによれば、第1突起および第2突起によって目地 幅をあけて敷設することができ、また、向かい合う側面の間のずれを防ぐことが できるので、長さを測って線を張ったり、2つのブロックの側面角部の位置を目 視により合わせたりする作業を省略して、施工時間を短縮することができるとと もに、作業に熟練を必要とせず安い人件費により施工費用を低く抑えても、規則 正しく敷設することができる。
【0038】 請求項2の本考案に係る舗装用ブロックによれば、2つの側面で第1突起およ び第2突起の配置が同一なので、舗装用ブロックの2つの隣合う側面のどちら側 に、他の舗装用ブロックのどちら側の側面を向かい合わせても、目地幅を一定に 保つとともに、向かい合う側面の間のずれを防ぐことができる。
【0039】 請求項3の本考案に係る舗装用ブロックによれば、第1突起および第2突起の 平面側端部が内側から外側にかけて底面側に傾斜しているので、型抜きの際、突 起の平面側端部が型から抜けやすく、容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の舗装用ブロックを示す斜
視図である。
【図2】(A)は第1実施例の舗装用ブロックを示す平
面図、(B)はその正面図である。
【図3】第1実施例の舗装用ブロックを敷設した状態を
示す平面図である。
【図4】本考案の第2実施例の舗装用ブロックを示す正
面図である。
【符号の説明】
10 舗装用ブロック 11 平面 12 底面 13,14,15,16 側面 41,42,43,44 側面角部 21,22 第1突起 31,32 第2突起 23,24,33,34 平面側端部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面形状が多角形を有し、少なくとも2つ
    の側面のそれぞれに第1突起および第2突起を有し、 前記第1突起および前記第2突起は、各側面から目地幅
    の長さだけ突出し、前記第1突起は各側面の中心から一
    方の側面角部の側にずれた位置にあり、前記第1突起と
    前記一方の側面角部との間の長さは、前記第2突起の幅
    を含む前記第2突起から近い側の側面角部までの長さと
    等しいこと、 を特徴とする舗装用ブロック。
  2. 【請求項2】平面形状が正方形を有し、2つの隣合う側
    面のそれぞれに前記第1突起および前記第2突起を有
    し、 前記2つの隣合う側面は、前記第1突起および前記第2
    突起の配置が同一であること、 を特徴とする請求項1記載の舗装用ブロック。
  3. 【請求項3】前記第1突起および前記第2突起の平面側
    端部は、内側から外側にかけて底面側に傾斜しているこ
    と、 を特徴とする請求項1または2記載の舗装用ブロック。
JP5457292U 1992-07-09 1992-07-09 舗装用ブロック Pending JPH068402U (ja)

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JP5457292U JPH068402U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 舗装用ブロック

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JPH068402U true JPH068402U (ja) 1994-02-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018534457A (ja) * 2015-11-17 2018-11-22 エフ.ヴォン ラングスドルフ ライセンシング リミテッド 排水チャネルを有する舗装エレメント、及び、それを組み込む舗装システム

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