JPH0683964B2 - ラチェットレンチ及び当該ラチェットレンチによる立体トラスの組み立て方法 - Google Patents

ラチェットレンチ及び当該ラチェットレンチによる立体トラスの組み立て方法

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JPH0683964B2
JPH0683964B2 JP31596789A JP31596789A JPH0683964B2 JP H0683964 B2 JPH0683964 B2 JP H0683964B2 JP 31596789 A JP31596789 A JP 31596789A JP 31596789 A JP31596789 A JP 31596789A JP H0683964 B2 JPH0683964 B2 JP H0683964B2
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ratchet wrench
wrench
ball joint
screw
ratchet
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治男 石津
一男 松本
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Tomoe Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は立体トラスを構成する単材と球継手とを連結
する為のラチェットレンチ及び当該ラチェットレンチに
よる立体トラスの組立方法に関するものである。
〔従来の技術及び解決しようとする課題〕
一般に、鋼管パイプ等からなる多くの単材を三次元的に
連結して立体トラスを構築する場合、単材どうしの連結
に球継手がよく使用されるが、単材と球継手とは単材端
部に突設されたノーズコーンの中に予めコネクターを組
み込み、このコネクターを球継手表面のねじ孔に螺合す
ることにより連結されている。
当出願人はこのような構造のトラスの継手構造を実願昭
62−108628号に於いて既に出願している。
また、このコネクターの締め付けにはラチェットレンチ
が使用され、当該ラチェットレンチを球継手の貫通孔の
中に挿入すると共にラチェットレンチのねじ付六角棒先
端をコネクター先端の六角孔に挿入し、コネクターはラ
チェットレンチによって球継手のねじ孔奥に引き込まれ
るように螺合される。
かかる場合、締付け当初のコネクターはノーズコーンの
奥深くにある為、これに届くような長い六角棒ソケット
の付いたレンチを使用する必要があり、また、コネクタ
ーが球継手のねじ孔奥に螺合されるに伴い、徐々に短い
六角棒ソケットに交換し、最後はレンチを球継手から引
き抜けるように極めて短い六角棒ソケットを使用する必
要がある(第5図及び第6図参照)。
この為、従来のラチェットレンチでは一箇所の単材と球
継手との連結に長さの異なる数種類の六角棒ソケットを
必要とするだけでなくこれを途中で何回か交換しながら
締付けを行う必要がある為、連結作業が極めて面倒であ
った。
また、球継手のサイズ及びコネクターの組み合わせによ
っても長さの異なるものを数種類用意する必要があっ
た。
この発明はこのような前記従来の課題を解消する為に提
案されたもので、立体トラスを構成する単材と球継手と
を一種類のラチェトレンチで連結することを可能にする
ことにより、立体トラス構築の作業効率の大幅アップを
可能にしたラチェトレンチ及びラチェットレンチによる
立体トラスの組み立て方法を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決する為の手段〕
この発明は立体トラスを構成する単材と球継手とを連結
する為のラチェットレンチ及びラチェットレンチによる
立体トラスの組立方法に関するもので、ラチェットレン
チを円筒形状をしたレンチ本体の基端部にハンドルを一
体的に突設すると共に先端部に雌ねじ部を形成し、当該
レンチ本体の中に、内側に少なくとも1対の対向する平
坦部を有する円筒形状のソケットを挿入すると共に当該
ソケットと前記レンチ本体との間にラチェット機構を設
け、且つ表面に前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部と前記
平坦部に当接する平坦部を有すると共に先端部が六角形
状をしたねじ付六角棒を前記雌ねじ部に螺合すると共に
前記ソケットの中に挿入した構成とし、また、当該ラチ
ェットレンチを立体トラスを構成する球継手の貫通孔の
中に挿入すると共に当該ねじ付六角棒先端部を立体トラ
スを構成する単材先端のノーズコーンの中に組み込まれ
たコネクターの六角孔に挿入し、続いて当該ラチェット
レンチによって前記コネクターを球継手のねじ孔に螺合
して球継手と単材とを連結することにより前記目的を達
成するものである。
〔実施例〕
以下、この発明に係るラチェットレンチを図示する一実
施例に基づいて説明する。
ラチェットレンチ1はレンチ本体2とソケット3とねじ
付六角棒4とから構成されている。
レンチ本体2は略円筒形状に形成され、その基端部にハ
ンドル5が一体的に突設されている。
また、レンチ本体2の先端部にはレンチ本体2の内径よ
り一回り小さい径のねじ孔6が形成されている。
ソケット3はレンチ本体2の内径より一回り小さい径の
略円筒形状に形成されていると共にレンチ本体2の中に
挿入され、且つその基端部にレンチ本体2との間にいわ
ゆるラチェット機構7が構成されている。
また、ソケット3の内側には互いに対向する少なくとも
1対の平坦部8,8がソケット3の長手方向に連続して形
成されている。
ねじ付六角棒4はソケット3に挿入可能な略円柱形状に
形成され、その表面にはレンチ本体2のねじ孔6に螺合
可能な雄ねじ部9とソケット3の平坦部8,8と当接可能
な少なくとも1対の平坦部10,10がねじ付六角棒4の長
手方向に連続して形成されている。
そして、ねじ付六角棒4はその基端側よりレンチ本体2
のねじ孔6に螺合され、且つソケット3の中に挿入され
ている。
尚、ねじ付六角棒4の雄ねじ部9と後述するコネクター
14のねじピッチは略同じであることが望ましい。
かかる場合、ソケット3とねじ付六角棒4は平坦部8と
10とが当接しあっていることにより同じ方向にしか回転
できないようになっている。
このような構成に於いて、ハンドル5を持ってレンチ本
体2を矢印方向(第1図参照)に回すとラチェット機構
7の働きにより、ソケット3及びねじ付六角棒4はハン
ドル5の回転力を受けてレンチ本体2と共に矢印方向に
回る(第1図参照)。
一方、ねじ付六角棒4の回転を阻止した状態でレンチ本
体2を反対方向に回すとラチェット機構7の働きによ
り、ソケット3及びねじ付六角棒4は何ら回転力を受け
ずレンチ本体2と共に回らないが、ねじ付六角棒4がね
じ孔6と雄ねじ部9との働きにより、ねじ孔6の奥、す
なわちソケット3の奥に挿入される。
したがって、ハンドル5を繰り返し前後に回すと、ハン
ドル5の矢印方向への回転によりねじ付六角棒4に回転
力が伝えられ、ハンドル5の反対方向の回転によりねじ
付六角棒4がソケット3の奥に挿入される。
このようなラチェットレンチ1の機構により連結ボルト
の締付けを行うことができる。
続いて、ラチェットレンチ1による立体トラスの組み立
て方法を説明すると、立体トラスを構成する単材11端部
のノーズコーン12を前記単材11どうしを連結する球継手
13に突き付ける。
続いて、当該球継手13の貫通孔13aの中にラチェットレ
ンチ1を挿入すると共に当該ラチェットレンチ1のねじ
付六角棒4の先端部を前記ノーズコーン12の中に組み込
まれたコネクター14先端の六角孔14aに挿入する。
続いて、ラチェットレンチ1によって前記コネクター14
を球継手13のねじ孔13bにその奥に引き込むように螺合
する。
かかる場合、コネクター14を球継手13側に徐々に締め付
けても、これと同時にねじ付六角棒4はソケット3の中
に徐々に挿入され、突出部分が徐々に短くなる為、締付
け終了後、ラチェントレンチ1を球継手13の貫通孔13a
の中から簡単に引き抜くことができる。
したがって、最初から最後まで同じラチェットレンチを
使用することができる。
尚、このラチェットレンチを使ってコネクター14を緩め
る場合には、コネクター14をノーズコーン12の中に徐々
にねじ込むように回す必要がある為、ねじ付六角棒4先
端の突出長さも当然これに伴って徐々に長くなる構成に
なっている。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有す
る。
この発明にかかるラチェットレンチによれば単材と
球継手との連結を最初から最後まで一つのラチェットレ
ンチで行うことができる為、作業が極めてし易い。
したがって、立体トラスを極めて効率良く組み立てるこ
とができる。
極めて単純な構造である為、製作も簡単であると共
に故障も少なく従来のレンチと同様に扱うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示すもので、第
1図はラチェットレンチの縦断面図、第2図はその横断
面図、第3図及び第4図はこの発明に係るラチェットレ
ンチによる単材と球継手との連結方法を示す立体トラス
継手部の断面図、第5図及び第6図は従来のラチェット
レンチによる単材と球継手との連結方法を示す立体トラ
ス継手部の断面図である。 1……ラチェットレンチ、2……レンチ本体、 3……ソケット、4……ねじ付六角棒、 5……ハンドル、6……ねじ孔、 7……ラチェット機構、8……平坦部、 9……雄ねじ部、10……平坦部、 11……単材、12……ノーズコーン、 13……球継手、14……コネクター。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形状をしたレンチ本体の基端部にハン
    ドルを一体的に突設すると共に先端部に雌ねじ部を形成
    し、当該レンチ本体の中に、内側に少なくとも1対の対
    向する平坦部を有する円筒形状のソケットを挿入すると
    共に当該ソケットと前記レンチ本体との間にラチェット
    機構を設け、且つ前記雌ねじ部側から雌ねじ部に螺合す
    る雄ねじ部と前記平坦部に当接する平坦部を有すると共
    に先端部が六角形状をしたねじ付六角棒を前記雌ねじ部
    に螺合すると共に前記ソケットの中に挿入してあること
    を特徴とするラチェットレンチ。
  2. 【請求項2】立体トラスを構成する単材端部のノーズコ
    ーンを前記単材どうしを連結する球継手に突き付け、当
    該球継手の貫通孔の中に請求項第1記載のラチェットレ
    ンチを挿入すると共に当該ラチェットレンチのねじ付六
    角棒先端部を前記ノーズコーンの中に組み込まれたコネ
    クターの六角孔に挿入し、続いて当該ラチェットレンチ
    によって前記コネクターを球継手のねじ孔に螺合するこ
    とを特徴とする立体トラスの組み立て方法。
JP31596789A 1989-12-05 1989-12-05 ラチェットレンチ及び当該ラチェットレンチによる立体トラスの組み立て方法 Expired - Lifetime JPH0683964B2 (ja)

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JPH03178779A JPH03178779A (ja) 1991-08-02
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