JPH0683870B2 - 線材送り装置 - Google Patents

線材送り装置

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JPH0683870B2
JPH0683870B2 JP14465684A JP14465684A JPH0683870B2 JP H0683870 B2 JPH0683870 B2 JP H0683870B2 JP 14465684 A JP14465684 A JP 14465684A JP 14465684 A JP14465684 A JP 14465684A JP H0683870 B2 JPH0683870 B2 JP H0683870B2
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wire
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holder
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正広 森
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NipponDenso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プレス加工における線材の送り装置に関す
る。
〔従来の技術〕
特許第182278号(特公昭24−4617号)明細書には、外筒
内に嵌挿されたブッシュにテーパ状の貫孔を形成し、該
テーパ状の貫孔内に3個の鋼球を同一円周上に配置し
て、この3個の鋼球によって線材を挟持する線材送り装
置が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記構成の線材送り装置を複数並べ複数
本の線材を同時に送って、リベット加工する場合の各線
材間のピッチは、外筒の外径寸法以下に狭めることがで
きない。従って、前記外筒の外径寸法以下のピッチでリ
ベット加工する場合は、製品を移動させて1箇所毎に行
わなければならなず、作業能率が悪いという問題点があ
った。
また、上記線材送り装置では、送られた線材が僅かに引
戻され、送り寸法が一定にならない場合が生じるという
問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、近接する複数箇所に複数の線材を一定寸法ずつ同時
に確実に送ることができる線材送り装置を提供すること
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の線材送り装置は、線
材送り方向に配設したガイドポストに往復動自在に嵌装
されるとともに、前記線材送り方向に形成した中子装着
孔と、該中子装着孔に連続し前記線材送り方向に直交す
る方向にテーパ面を対向させて形成した送りホルダと、
該送りホルダを所定の線材送り量だけ往復動させる駆動
装置と、前記中子装着孔に摺動自在に挿嵌するととも
に、前記テーパ面に沿って配置した複数の中子と、前記
テーパ面に対応させて前記各中子に形成したローラ室に
転動自在に保持した一対の挟持ローラと、前記各中子及
び送りホルダに貫通させた各線材を挟持する前記各一対
の挟持ローラの外周を、前記テーパ面にそれぞれ当接さ
せるための前記各中子を付勢するスプリングとから構成
したことを特徴とする。
また、上記構成の線材送り装置に送りホルダの往復動に
より所定の線材送り量だけ送られる線材を押圧固定する
ブレーキピンと、該ブレーキピンを作動させる作動ピン
と、前記送りホルダの線材送りの往復動に同期して、前
記作動ピンを押圧する押圧機構とを付設したことを特徴
とする。
〔作用〕
本発明の構成によれば、送りホルダが所定の線材送り量
移動すると、送りホルダのテーパ面に当接する一対の挟
持ローラが、それぞれ該テーパ面によりさらに押圧さ
れ、線材への挟持力を増加するとともに、各中子をスプ
リングの圧縮力に抗して押し下げ、それぞれの挟持ロー
ラに挟持される各線材は確実に所定の線材送り量だけ送
られる。送りホルダが戻ると、テーパ面による挟持ロー
ラへの押圧力が作用しなくなり、挟持ローラはローラ室
で転動する状態となって線材はそのまま残される。
このとき、送りホルダの往復動に同期する押圧機構によ
り押圧されるブレーキピンが、各線材を押圧固定して線
材の戻り移動を阻止する。
〔実施例〕
以下図面に従って、本発明の実施例を具体的に説明す
る。第1図に本発明を適用した線材の定寸送り切断装置
の概略構成を示す。本装置は、リベット加工に用いられ
る装置であり、素材である線材を所定の線材送り量だけ
送るとともに切断し、リベット材として次工程に提供す
るための装置である。本装置は各機能に従って、線材送
り部1、ブレーキ部2、線材切断部3に分けられる。
線材送り部1は、線材送り方向である上下に移動自在な
カム13と、カム13のカム面13aと衝合するカム面4aを有
し、左右に移動自在な部材4と、部材4の左右移動に従
って回動するレバー5と、ガイドポスト6に上下動自在
に保持されるとともに、レバー5に押圧され上下に移動
自在な送りホルダ7と、送りホルダ7を上方向に付勢す
るスプリング8とからなる。
送りホルダ7には、上下方向の中子装着孔7Aが形成され
るとともに、該中子装着孔7Aに連続するテーパ面7Bが対
向状に形成されている。該テーパ面7Bの形成方向は、前
記線材の送り方向である上下方向と直交する方向であ
る。前記中子装着孔7Aに装着される装着部に続く形状を
台形形状とし、テーパ面7Bに対応する部分の横断面を矩
形形状とした中子9を、該テーパ面7Bの形成方向に沿っ
て2個配置し、スプリング11により各中子9を上方向に
付勢する。
前記中子9は第2図に示すように、前記テーパ面7Bに対
応する台形形状部のテーパ部9Aに開口窓を有するローラ
室9Cが形成され、該ローラ室9Cに一対の挟持ローラ10,1
0が転動自在に保持されている。各中子9にはリベット
材となる線材12が挿通され、ローラ室9Cに保持される一
対の挟持ローラ10,10の間を通って、送りホルダ7を貫
通している。ローラ室9Cに転動自在に保持された挟持ロ
ーラ10,10が、送りホルダ7のテーパ面7Bと当接するこ
とにより、挟持ローラ10,10が互いに中央部に転動し、
線材12を挾持するようになっている。
カム13が、第1図矢印方向に下降すると、カム13のカム
面13aと部材4のカム面4aが衝合して、部材4は図面矢
印右方向に移動し、レバー5を図面矢印方向に回動させ
る。レバー5は送りホルダ7を押し下げる。送りホルダ
7が下降すると、送りホルダ7のテーパ面7Bに当接する
各挟持ローラ10,10がさらに押圧されて、中央部へ転動
して各線材12をそれぞれ確実に押圧挾持する。従って、
送りホルダ7の下降により各線材12が下方に送られる。
カム13が上方向に移動すると、上記各部材は図面矢印と
逆方向に動き、送りホルダ7は上昇する。このとき、送
りホルダ7のテーパ面7Bにより挟持ローラ10,10に対す
る押圧力が作用しなくなる。このため、各線材12はその
まま残される。従って、送りホルダ7の上下動毎に、所
定の送り量だけ線材12は下方向に送られる。
第1,3図に示すようにブレーキ部2は、上下に移動自在
なカム21と、該カム21のカム面21aに衝合するカム面22a
を有し、左右に移動自在な部材22と、固定されたブロッ
ク25に左右移動自在に嵌挿され、部材22に押圧される作
動ピン23と、ブロック25に嵌着され線材12が上下に挿通
される複数(2個)の小孔を有する切断ダイ26と、切断
ダイ26に左右移動自在に遊嵌され、前記作動ピン23に押
圧されるブレーキピン24とからなる。
線材12が挿通される切断ダイ26の複数の小孔は、ブレー
キピン24が遊嵌される穴と連らなり、挿通された線材12
の側面をブレーキピン24が押圧できるようになってい
る。また、作動ピン23の両端の受圧面は球面状の形状を
している。
カム21が、第1図矢印方向に下降すると、カム21のカム
面21aと部材22のカム面22aが衝合し、部材22を図面左方
向に移動させ、作動ピン23を押圧する。作動ピン23に押
圧されたブレーキピン24が、切断ダイ26に挿通された複
数の線材12を押圧固定する。
この時、線材12の線径が僅かに異なっていても、作動ピ
ン23の球面形状の端面で押圧されるブレーキピン24は、
僅かにその軸方向を変えて線材12に密着し、線材12をそ
れぞれ同じ押圧力で押して確実に固定する。ブレーキ部
2は、前記線材送り部1の送りホルダ7が上昇する時
に、線材12が引き戻されないよう線材12を押圧固定する
ものである。
線材切断部3は、上下に移動自在なカム31と、カム31の
カム面31aと衝合するカム面32aを有し、左右に移動自在
な切断カム32とからなる。切断カム32は、線材12が挿入
される小孔33を有し、小孔33の上端は線材12を切断すべ
く切断エッヂ34を有している。
前記線材送り部1で下方に送られた線材12は、切断カム
32の小孔33に挿入される。次に、カム31が、第1図矢印
方向に下降すると、カム面31a,32aの衝合により切断カ
ム32は右方向に移動し、線材12は、小孔33上端の切断エ
ッヂ34と切断ダイ26とで切断される。切断された線材12
は、小孔33に入ったまま図面右方に運ばれ、定寸のリベ
ット材として図示しないかしめ工程に供給される。
線材送り部1、ブレーキ部2、線材切断部3がそれぞれ
作動するタイミングは、これらを駆動するカム13、21、
および31によりそれぞれ調整され、プレス機械に同期す
るようになっている。
本実施例では、2個の中子に保持されている一対の挟持
ローラにより線材を挾持し搬送する構成としているの
で、近接して配設された複数の線材を、同時に確実に挾
持し搬送することができる。また、線材送り部の動作タ
イミングに合わせて作動するブレーキ部により、線材の
戻りを確実に防止し、線材の送り寸法を一定にすること
ができる。ブレーキ部で線材を押圧するピンを、線材に
接触する比較的寸法の短かいブレーキピンと、ブレーキ
ピンを押圧する球面形状の端面を有する作動ピンとに分
割する構成としているので、僅かに線径の異なる複数の
線材を同じ様な押圧力で確実に押圧固定することができ
る。
上記実施例では、2本の線材を同時送りする装置につい
て説明したが、3本以上の線材を同時送りする装置につ
いても、本発明が適用することはいうまでもない。
〔発明の効果〕
本発明は、上記した構成及び作用を有し、送りホルダ
に、線材送り方向に直交する方向にテーパ面を対向させ
て形成し、前記テーパ面に対応させて形成したローラ室
に一対の挟持ローラを転動自在に保持した中子を前記テ
ーパ面に沿って複数配置したことにより、各中子に保持
される挟持ローラが、送りホルダのテーパ面に沿って整
列配置され、隣り合う中子の中間に挟持ローラや該挟持
ローラを保持する部材等が配置される構成ではないの
で、挟持ローラを線材を押圧挟持するに必要最小限の長
さとした場合に設定される、線材間の最小間隔以上の間
隔を自由に設定でき、近接した複数箇所に同時に線材を
供給してリベット加工するのに最適となる等の優れた効
果がある。
また、上記構成の線材送り装置に送りホルダの往復動に
より所定の線材送り量だけ送られる線材を押圧固定する
ブレーキピンを、該ブレーキピンを作動させる作動ピン
と、前記送りホルダの線材送りの往復動に同期して、前
記作動ピンを押圧する押圧機構とを付設したことによ
り、近接して配設された複数の線材を同時に一定寸法ず
つ確実に送ることができ、プレス加工の作業能率を大巾
に高めることができるとう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す構成図、第2図は第1図の中子
を示す分解斜視図、第3図(a)、(b)は第1図のブ
レーキ部を示す平面図及び正面断面図である。 1……線材材送り部、2……ブレーキ部、4……部材、
5……レバー、6……ガイドポスト、7……送りホル
ダ、7A……中子装着孔、7B……テーパ面、8……スプリ
ング、9……中子、9C……ローラ室、10,10……挟持ロ
ーラ、11……スプリング、12……線材、21……カム、22
……部材、23……作動ピン、24……ブレーキピン、25…
…ブロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材送り方向に配設したガイドポストに往
    複動自在に嵌装されるとともに、前記線材送り方向に形
    成した中子装着孔と、該中子装着孔に連続し前記線材送
    り方向に直交する方向にテーパ面を対向させて形成した
    送りホルダと、 該送りホルダを所定の線材送り量だけ往復動させる駆動
    装置と、 前記中子装着孔に摺動自在に挿嵌するとともに、前記テ
    ーパ面に沿って配置した複数の中子と、 前記テーパ面に対応させて前記各中子に形成したローラ
    室に転動自在に保持した一対の挟持ローラと、 前記各中子及び送りホルダに貫通させた各線材を挟持す
    る前記各一対の挟持ローラの外周を、前記テーパ面にそ
    れぞれ当接させるため前記各中子を付勢するスプリング
    と、 から構成したことを特徴とする線材送り装置。
  2. 【請求項2】送りホルダの往復動により所定の線材送り
    量だけ送られる線材を押圧固定するブレーキピンと、 該ブレーキピンを作動させる作動ピンと、 前記送りホルダの線材送りの往復動に同期して、前記作
    動ピンを押圧する押圧機構と、 を付設したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の線材送り装置。
JP14465684A 1984-07-12 1984-07-12 線材送り装置 Expired - Lifetime JPH0683870B2 (ja)

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