JPH0683783U - ブレイダー - Google Patents

ブレイダー

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Publication number
JPH0683783U
JPH0683783U JP2266593U JP2266593U JPH0683783U JP H0683783 U JPH0683783 U JP H0683783U JP 2266593 U JP2266593 U JP 2266593U JP 2266593 U JP2266593 U JP 2266593U JP H0683783 U JPH0683783 U JP H0683783U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine base
braider
mandrel
composition
bobbin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2266593U
Other languages
English (en)
Inventor
康夫 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2266593U priority Critical patent/JPH0683783U/ja
Publication of JPH0683783U publication Critical patent/JPH0683783U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレイダーの組成時の騒音を抑制する。 【構成】 ブレイダーの機台壁16、17、18、1
9、20の内面に防音効果を有するウレタン層21を形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数本の糸条や繊維束(以下、単に「糸条」と呼ぶ)を組んで組紐 を組成するブレイダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数本の糸条を組んで組紐を組成する種々のブレイダーが知られている 。従来のブレイダーでは複数のボビンを載置したボビンキャリアを、該ボビンキ ャリアの軌道が穿設されたプレート上で、該プレートの下面に連接された歯車に より走行させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のブレイダーでは、軌道に沿って蛇行しながら走行するボビンキャリアと プレートとの接触やボビンを構成する部材の振動、更に歯車の歯のバックラッシ ュ等を原因とした騒音が発生し、作業環境の悪化をもたらしていた。
【0004】 本考案は、上述した現状の不便を解決し、騒音を抑制して作業環境を改善でき るブレイダーを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のブレイダーでは、上記の目的を達成するために、ブレイダーの機台壁 に防音材層を形成するようにしている。
【0006】
【作用】
本考案のブレイダーであれば、防音材層によって、機台内で発生する騒音は機 台外に漏出しない。
【0007】
【実施例】 図1〜図2は本考案の一実施例を示している。以下、図面に従って実施例の詳 細を説明する。
【0008】 ブレイダー1はブレイダー本体2と、その表面上に組紐が形成されるマンドレ ル3を支持するマンドレル装置4から成る。ブレイダー本体2は、上記マンドレ ル3に組成される糸条5を巻回したボビン6を走行させる歯車列7がその内部に 位置する略中空円錐台形の第一機台8と、上記歯車列7の駆動を行うモーター( 図示しない)が内部に載置される第二機台9から成る。
【0009】 前記第二機台9は上部が半円柱台形、下部が方形で、該第二機台9の側面には ブレイダーの操作部36が配置され、該第二機台9の前面に前記第一機台8が接 続されている。
【0010】 前記第一機台8の内部には、円筒状球面(つまり球面を、その中心点から等距 離に位置する互いに平行な二平面で切断した球面片)を成す軌道プレート10が 設置されており、該軌道プレート10にはボビンキャリア11の走行軌道が穿設 されている。そして、上記第一機台8と軌道プレート11の間には、下部に歯車 12、上部にボビンキャリア11と係合する羽車13とを備えた、ボビンキャリ ア11の搬送円盤14が連接されている。上記ボビンキャリア11にはボビン6 が載置され、ボビンキャリア11は上記軌道プレート10の内面側を走行し、軌 道プレート10の中心点である組成点15に向かってボビン6から糸条5が解舒 される。また上記第一機台8の前面壁16には、マンドレル3等の進入を行うた め、開口部37が設けられている。
【0011】 前記第一機台8の前面壁16及び周面壁17の各内面、前記第二機台9の前面 壁18と周面壁19と後面壁20の各内面には、各々防音効果を有するウレタン が接着されて、ウレタン層(防音材層)21を形成している。尚、本実施例では 防音材としてウレタンを使用したが特にウレタンに限定する必要はなく、防音効 果を有していれば良い。
【0012】 前記ボビンキャリア11、搬送円盤14の歯車12および羽車13は樹脂でで きており、金属製とした場合と比べて、騒音は小さくなっている。また軌道プレ ート10も樹脂製とすれば騒音はより小さくなる。
【0013】 一方、第二機台9の内部には、前記のボビンキャリア11の搬送円盤14の駆 動を行うモーター、組紐に芯糸22を供給する芯糸用ボビン23、そして組紐の 組成中に発生する糸条片等の塵埃を回収する塵埃回収装置等が設置されている。 該塵埃回収装置は、第二機台9の前面壁18と後面壁20に支持される円筒形の フィルター24と、第二機台9内の後部下方に設置された二基のファン25から 成る。
【0014】 尚、上記の芯糸用のボビン23は、芯糸供給の為に専用に作られたものではなく 、軌道プレート10上を走行するボビンキャリア11を、第二機台9内部に設置 された環状のボビン固定リング26に設けられた留め金27に引っかけることで 芯糸用として使用できる。
【0015】 前記第二機台9の前面壁18には、フィルター24の円筒面と対応する位置に 、フィルター24の内径と等しい径の塵埃吸入口28が開口し、前記第一機台8 の内部と通じている。更に、第二機台9の後面壁20にはファン25の設置位置 に対応して排気口29も開口している。また、第二機台9の後面壁20は開閉可 能な扉状となっており、組紐組成中、該後面壁20は閉じられている。
【0016】 そして、マンドレル装置4はブレイダー本体2の前面に配置されている。マン ドレル装置4は、マンドレル装置本体30と、該マンドレル装置本体30上に、 ブレイダー本体2に向かって進退可能に設置された水平移動体31と、該水平移 動体31の先端に設置された扇型移動体32から成り、マンドレル3は、該扇型 移動体32から延びるマンドレル支持棒33に把持される。上記扇型移動体32 は、上記マンドレル支持棒33に把持されたマンドレル3を組成点に位置せしめ た時、該組成点を中心とした円上で移動可能であり、上記のマンドレル装置4に よって、マンドレル3は組成点15に向かって進退可能且つ、組成点15におい て回転可能である。
【0017】 また、組成点15の前後には、環状の組成位置安定ガイド34が設置され、軌 道プレート10上を蛇行しながら走行するボビンキャリア11の横方向の移動に 伴って揺れる糸条5を該組成位置安定ガイド34により案内し、組成点15を略 一定位置に安定させる。更に第一機台8の前面には、組成終了時にマンドレル3 から糸条5を切り離すカッター35が配置されている。
【0018】 組紐の組成は、マンドレル装置4によって組成点15で支持されたマンドレル 3上で、軌道プレート10上を走行する複数のボビン6から解舒された糸条5が 編組されて行われる。ボビン6の軌道プレート10上での走行は、第二機台9内 のモーターによって、第一機台8内に連接された搬送円盤14の内の一つを駆動 させることにより隣接する搬送円盤14を駆動させて成される。そして組成の進 行やマンドレル3の形状に関連して、マンドレル3はマンドレル装置4によって 組成点で進退や旋回を行う。
【0019】 また、組成中には、第二機台9内に設置されたファン25が駆動され、それに 伴い組成点15の近傍では塵埃吸入口28に向けての吸引気流が発生する。該吸 引気流は塵埃吸入口28から第二機台9内へ、そしてフィルター24を通過して 排気口29から排気される。組成点15の周辺で発生する糸条片等の塵埃は該吸 引気流によって塵埃吸入口28から第二機台9内へ吸入されてフィルター24の 内面に捕捉される。
【0020】 上記組成中には、第一機台8内において、歯車12同志の接触やボビンキャリ ア11と軌道プレート10との接触による騒音、ボビン6を構成する部品の振動 音、第二機台9内におけるモーターやファン25の回転音等が発生するが、第一 機台8および第二機台9に設けたウレタン層21によって、上記騒音は上記第一 機台8および第二機台9の外へ漏出し難くなる。
【0021】 尚、上述した実施例では、マンドレルを使用したブレイダーについて示したが 、マンドレルを使用しないものでも良く、本考案のブレイダーは上述の実施例に 限定されるものではない。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案によるブレイダーでは、機台内で発生する騒音は、機台に 形成された防音材層により機台外へ漏出せず、騒音による作業環境の悪化が防止 される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブレイダーの斜視図で
ある。
【図2】ブレイダーの断面側面図である。
【符号の説明】
1 ブレイダー 8 第一機台 9 第二機台 21 ウレタン層(防音材層)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台壁に防音材層を形成したことを特徴
    とするブレイダー。
JP2266593U 1993-04-28 1993-04-28 ブレイダー Pending JPH0683783U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2266593U JPH0683783U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ブレイダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2266593U JPH0683783U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ブレイダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0683783U true JPH0683783U (ja) 1994-11-29

Family

ID=12089152

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2266593U Pending JPH0683783U (ja) 1993-04-28 1993-04-28 ブレイダー

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JP (1) JPH0683783U (ja)

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