JPH0683595U - 空気ボンベ直結型の潜水具 - Google Patents

空気ボンベ直結型の潜水具

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JPH0683595U
JPH0683595U JP3248393U JP3248393U JPH0683595U JP H0683595 U JPH0683595 U JP H0683595U JP 3248393 U JP3248393 U JP 3248393U JP 3248393 U JP3248393 U JP 3248393U JP H0683595 U JPH0683595 U JP H0683595U
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casing
air
socket
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air passage
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JP3248393U
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一夫 八木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空気を原動源としない警報装置を備えた空気ボ
ンベ直結型の潜水具。 【構成】背面側にマウスピース6を突設した上方のレギ
ュレータ4と、小型空気ボンベ用の接続口42を設けた
下方のソケット27とを接続した空気ボンベ直結型の潜
水具において、潜水具本体12のソケット27の正面側
に水密状のケーシング16が接続され、ケーシング16
に形成した検知用空気路64とソケット27に形成した
供給空気路39とがケーシング16及びソケット27の
接続端面16a,27aを介して接続され、ケーシング
16の内部に、検知用空気路64に接続する空気圧検出
具58と、空気圧検出具58の出力電気信号で作動する
警報装置11,15と、警報装置11,15に結線した
電池収納部59とが設けられていることである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マウスピースを備えた潜水具本体に小型空気ボンベを接続して用い る空気ボンベ直結型の潜水具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気ボンベ直結型の潜水具1は、図4に示す如く、ソケット7とレギュ レータ4とからなる潜水具本体2と、ソケット7の左右に交換自在に接続される 空気ボンベ3の複数本と、レギュレータ4の背面側に接続されたマウスピース6 と、ソケット7の正面側に接続された警報装置5とからなる。
【0003】 上記潜水具1は、空気ボンベ3,3…から供給された高圧空気(例えば、20 0Kg/cm)をソケット7の内部で集合し、集合した高圧空気をレギュレー タ4で減圧してマスウピース6へ導くようにしてある。警報装置5は、空気ボン ベ3の残存空気量が少なくなって空気圧力が低下したときに、放出口5aから前 方に向けて警報音を出すものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記警報装置5は、空気ボンベ3から供給される空気を原動源とす るものであり、空気ボンベ3の残存空気量が少なくなって空気圧力が低下したと きに警報音を出すものであるが、作動圧力が必要なため空気圧力が極端に低下す ると作動しなくなる。そのため、前記警報装置5は、警報を発することがでる時 間が短く、使用者にとって非常に危険な事態を招く問題があった。
【0005】 本考案は、上記問題を解決するために、空気を原動源としない警報装置を備え た空気ボンベ直結型の潜水具の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案が採用した手段は、背面側にマウスピースを突設した上方のレギュレー タと、小型空気ボンベ用の接続口を設けた下方のソケットとを接続した空気ボン ベ直結型の潜水具において、前記ソケットの正面側に水密状のケーシングが接続 され、このケーシングに形成した検知用空気路と前記ソケットに形成した供給空 気路とがケーシング及びソケットの接続端面を介して接続され、このケーシング の内部に、この検知用空気路に接続する空気圧検出具と、この空気圧検出具の出 力電気信号で作動する警報装置と、この警報装置に結線した電池収納部とが設け られていることである。
【0007】
【作用】
空気圧検出具は、空気ボンベの残存空気量が少なくなって供給空気路の空気圧 力が低下すると、この空気圧力の低下の情報がケーシングの検知用空気路を介し て伝達され、空気圧力の低下を知らせる電気信号を発する。警報装置は、電池収 納部に収納された電池から給電され、空気圧検出具の出力電気信号を受けて警報 を出す。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る空気ボンベ直結型の潜水具(以下、「本案潜水具」という )を図1乃至図3に示す実施例に基づいて説明する。本実施例の本案潜水具10 の特徴は、潜水具本体12のソケット27の正面側に水密状のケーシング16が 接続され、ケーシング16に形成した検知用空気路64とソケット27に形成し た供給空気路39とがケーシング16及びソケット27の接続端面16a,27 aを介して接続され、ケーシング16の内部に、検知用空気路64に接続する空 気圧検出具58と、空気圧検出具58の出力電気信号で作動する警報装置11, 15と、警報装置11,15に結線した電池収納部59とが設けられていること である。
【0009】 本実施例の本案潜水具10は、空気ボンベ3の残存空気量及び水圧(水深)を 検知して、振動式の警報装置11及び発音式の警報装置15を作動させ、使用者 に警報を発するものである。警報装置11及び警報装置15は、その残存空気量 及び水圧(水深)に応じて、警報のパルス間隔及びパルス長さを異なるように構 成することもある。
【0010】 前記ケーシング16は、図2及び図3に示す如く、ソケット27の正面側に、 水密に螺着63されている。ケーシング16は、ケーシング本体61と、ケーシ ング本体61に一体化した接合部62と、ケーシング本体61の正面に水密に装 着した開閉蓋25と、ケーシング本体61の上面側に水密に固着した固定蓋26 と、ケーシング本体61の側部に水密に接合した収納ケース13を備え、外部か ら内部へ水が浸入しないように全体が水密状に構成されている。ケーシング本体 61,開閉蓋25,固定蓋26及び収納ケース13は、合成樹脂素材等から軽量 に形成されている。接合部62は、金属素材等から形成されている。上記接合部 の水密保持は、要所に設けたシールリングで行われている。
【0011】 前記振動式の警報装置11は、図3に示す如く、ケーシング本体61の側部に 螺着された収納ケース13と、この収納ケース13に内蔵された振動発生具14 とを備えている。収納ケース13は、筒状本体13aの前後開口部をキヤップ1 3b,13bで水密に覆蓋してある。振動発生具14は、電動式のものであり、 リード線14aを後述する制御具17の基板20へ結線してある。
【0012】 上記振動発生具14は、電気が加えられると警報用振動を発生する。発生した 警報用振動は、収納ケース13,潜水具本体12(ソケット27とレギュレータ 4)及びマウスピース6(図1参照)を介して使用者の口に伝達する。この振動 は、伝達媒体が潜水具本体12及びマウスピース6であるため、使用者の口へ確 実に伝達される。なお、前記収納ケース13は、筒本体13の長手方向が推進方 向と平行となるように取付けてあるが、これに限定するものではなく、図示は省 略したが、この長手方向が推進方向と交叉する方向となるように取り付けること もある。
【0013】 前記発音式の警報装置15は、図2に示す如く、ケーシング本体61の内部に 発音具18が内蔵されている。発音具18は、ホーン30の入口にブザー29を 配置すると共に、ホーン30の出口をチタン箔等からなる振動可能な隔離膜31 で覆ってある。隔離膜31は、固定蓋26の押圧により周縁部31aがケーシン グ16に固定され、シールリング34でシールされている。ホーン30は、固定 蓋26で押圧され、ブザー29とケーシング16との間に配置したクッション材 32の反発弾性力で支持されている。ブザー29は、その電動式のものであり、 リード線14aを後述する制御具17の基板20へ結線してある。固定蓋26は 、ケーシング16に螺着固定されており、警報音の放出口33の複数を上方に向 けて開設してある。固定蓋26は、接着剤又はセットピン(図示は省略)等で開 かないようにしてある。
【0014】 前記警報装置15のブザー29が発振した警報音は、放出口33,33…から 上方に向けて放出され、水中を拡散しながら後方へも伝播し、後方に位置する使 用者の耳に到達する。
【0015】 前記水圧(水深)検知具53は、図3に示す如く、ケーシング本体61の側部 に螺着された導入筒部54と、ケーシング本体61と導入筒部54との間に挟持 されたゴム板等からなる圧力検知膜55と、ケーシング本体61に内蔵された圧 力検知スイッチ56とを備えている。水圧検知具53は、所定圧力の水圧が圧力 検知膜55にかかると、圧力検知膜55が変形して圧力検知スイッチ56を作動 させる。圧力検知スイッチ56の検知信号は、リード線56aを介して後述する 制御具17の基板20へ出力される。
【0016】 前記制御具17は、図2に示す如く、ケーシング本体61の内部に内蔵された 基板20及び空気圧検出具58を備えている。空気圧検出具58は、操作シリン ダ19と基板20に取り付けられたスイッチ21とからなり、設定の空気圧力に 応じて電気信号を出力するように構成してある。操作シリンダ19は、前記接合 部62を形成するシリンダ本体35と、シリンダ本体35内に摺動自在に挿入し たピストン36と、ピストン棒36aに外嵌した復帰バネ37とからなる。操作 シリンダ19は、シリンダ本体35の内部に連通する検知用空気路64を、潜水 具本体12のソケット27内部に形成した後述する供給用空気路39に、両接合 端面16a,27aを介して連通してある。
【0017】 上記操作シリンダ19は、供給用空気路39から検知用空気路64を介してシ リンダ本体35内に設定圧力以上の空気圧が供給されているとき、ピストン棒3 6aが突出してスイッチ21の操作突起21aを押圧し、逆に供給用空気路39 から設定圧力に達しない空気圧が供給されているとき、ピストン棒36aが復帰 バネ37の弾性力で後退してスイッチ21の操作突起21aの押圧を解除する。 スイッチ21は、この押圧又は押圧解除に応じて出力電気信号を基板20へ出力 する。上記設定圧力に達しない空気圧の供給は、空気ボンベ3,3…の残存空気 量が少なくなって、供給用空気路39へ供給される空気の圧力が低下したときに 生じる。
【0018】 前記制御具17の基板20は、前記空気圧検出具58からの出力電気信号が入 力されたとき、及び前記水圧検知具53からの検知信号が入力されたとき、振動 発生具14及び発音具18に操作電気を出力するように回路構成してある。基板 20は、電池収納部59に面する部位に、乾電池23の接続端子(図示は省略) が設けられ、この接続端子と前記空気圧検出具58,水圧検出具53及び警報装 置11,15とを配線してある。基板20は、電池収納部の接続端子以外が封止 剤24で必要に応じてシールされている。乾電池23は、開閉蓋25の開閉で交 換可能となっており、開閉蓋25で押圧固定される。
【0019】 前記潜水具本体12は、ソケット27とレギュレータ4とからなる。ソケット 27は、繊維強化合成樹脂等の軽量素材で成形されている。ソケット27は、空 気ボンベ接合具41(図1参照)を螺着するための雌螺子部42の複数が設けら れ、各雌螺子部42の底面42aから延設された導入用空気路43が内部に形成 されている。ソケット27は、その底面側に段付き雌螺子部44が開設され、段 付き雌螺子部44の段部44aに導入用空気路43,43…の各終端が開設され ている。段付き雌螺子部44は、レギユレータ4に通じる小径の挿通孔45が連 通している。
【0020】 該段付き雌螺子部44に螺着した段付きプラグ46は、合成樹脂等の軽量素材 で成形され、雄螺子部47の上端に傘状の肩部47aが形成され、肩部47aよ り上方に小径挿入部47bが形成されている。小径挿入部47bは、上記挿通孔 45内に挿着され、外周にシールリング48が嵌着されていると共に上端に弁座 47cが形成されている。弁座47cは、レギユレータ4に内蔵された調節弁4 9が着脱するようになっている。段付きプラグ46は、内部に延長空気路50が 形成され、延長空気路50の両端を肩部47aと弁座47cに開口してある。
【0021】 前記段付きプラグ46は、段付き雌螺子部44に螺着され、段付き雌螺子部4 4の開口周縁部との間にシールリング51が嵌着される。段付きプラグ46の螺 着により、肩部47aと段部44aとの間には、環状の供給用空気路39が形成 される。
【0022】 各空気ボンベ3(図1参照)から供給される高圧空気は、導入用空気路43を 介して供給用空気路39へ集められ、段付きプラグ46の延長空気路50を通過 してレギユレータ4へ導かれる。
【0023】 本案潜水具10は、振動式の警報装置11及び発音式の警報装置15を備えて いるが、いずれか一方の警報装置だけを設けることもある。
【0024】
【考案の効果】
以上詳述の如く、本案潜水具は、次の如き実用的効果を有する。 空気ボンベの空気圧力の低下を空気圧検出具で電気信号に変換し、この電気信 号に基づいて乾電池で警報装置を作動させるため、空気圧力が極端に低下しても 警報装置が確実に作動する。その結果、本案潜水具は、安全な潜水ができる。 潜水具本体のソケットに接合した水密状のケーシングの内部に電装品が収納さ れている。その結果、本案潜水具は、電子品の集約化によりコンパクトにするこ とができる共に、電装品と水分との接触を遮断して確実に作動させることができ る。 潜水具本体とケーシングとを分離することができる。その結果、本案潜水具は 、電装品の保守点検及び交換の作業が簡単且つ短時間にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案潜水具の実施例の全体の外観を示す側面図
である。
【図2】本案潜水具の実施例の要部を拡大断面して示す
側面図である。
【図3】本案潜水具の実施例の要部を拡大断面して示す
平面図である。
【図4】従来の潜水具の全体の外観を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
4…レギュレータ 11,15…警報装置 12…潜水具本体 16…ケーシング 27…ソケット 39…供給空気路 58…空気圧検出具 59…電池収納部 64…検知用空気路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面側にマウスピースを突設した上方の
    レギュレータと、小型空気ボンベ用の接続口を設けた下
    方のソケットとを接続した空気ボンベ直結型の潜水具に
    おいて、前記ソケットの正面側に水密状のケーシングが
    接続され、このケーシングに形成した検知用空気路と前
    記ソケットに形成した供給空気路とがケーシング及びソ
    ケットの接続端面を介して接続され、このケーシングの
    内部に、この検知用空気路に接続する空気圧検出具と、
    この空気圧検出具の出力電気信号で作動する警報装置
    と、この警報装置に結線した電池収納部とが設けられて
    いることを特徴とする空気ボンベ直結型の潜水具。
JP3248393U 1993-05-11 1993-05-11 空気ボンベ直結型の潜水具 Pending JPH0683595U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012519114A (ja) * 2008-12-09 2012-08-23 ライオンズ,ティム 制御可能な浮力システム

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