JPH0683540B2 - 使用バッテリの適性検査装置 - Google Patents
使用バッテリの適性検査装置Info
- Publication number
- JPH0683540B2 JPH0683540B2 JP6273590A JP6273590A JPH0683540B2 JP H0683540 B2 JPH0683540 B2 JP H0683540B2 JP 6273590 A JP6273590 A JP 6273590A JP 6273590 A JP6273590 A JP 6273590A JP H0683540 B2 JPH0683540 B2 JP H0683540B2
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- JP
- Japan
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- battery
- voltage
- lower limit
- battery voltage
- characteristic
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、装置に適合するバッテリが、装着されている
か否かを判断する使用バッテリの適性検査装置に関する
ものである。
か否かを判断する使用バッテリの適性検査装置に関する
ものである。
装置に装着した電池の消耗を報知するために、電池電圧
が予め設定した電圧に達したのを検知して、発光素子等
で報知するバッテリ監視装置は周知である。
が予め設定した電圧に達したのを検知して、発光素子等
で報知するバッテリ監視装置は周知である。
このような方法は電池が消耗して装置が動作不能になる
のを警告するもので、バッテリの放電特性が、予定して
いるものに適合するか否かを判断することはできない。
例えば、測定装置において、電池容量に対応した測定回
数を明示した場合、放電の早い電池を間違えて装着する
とその使用回数に至る前に電池電圧が消耗してしまう。
しかしながら、従来のようなバッテリの放電特性の不適
合を装置装着後の早い時点に警告する装置は、存在して
いなかった。
のを警告するもので、バッテリの放電特性が、予定して
いるものに適合するか否かを判断することはできない。
例えば、測定装置において、電池容量に対応した測定回
数を明示した場合、放電の早い電池を間違えて装着する
とその使用回数に至る前に電池電圧が消耗してしまう。
しかしながら、従来のようなバッテリの放電特性の不適
合を装置装着後の早い時点に警告する装置は、存在して
いなかった。
よって、本発明は、装着されたバッテリの装置作動に伴
う放電特性が、予定しているバッテリの放電特性に適合
するか否かをバッテリ消耗時点よりも早期に判断する使
用バッテリの適性検査装置を提供することを目的とす
る。
う放電特性が、予定しているバッテリの放電特性に適合
するか否かをバッテリ消耗時点よりも早期に判断する使
用バッテリの適性検査装置を提供することを目的とす
る。
本発明は、この目的を達成するために、適合するバッテ
リとして許容できる使用時間−下限電池電圧特性信号を
発生する下限放電特性発生手段と、装着されているバッ
テリ電圧と、使用時間−下限電池電圧特性信号とを比較
して、バッテリ電圧が使用時間に対応する下限電池電圧
を下廻るのを検出する比較手段と、この比較手段の検出
信号に応答してバッテリの不適合を報知する報知手段と
を備えている。
リとして許容できる使用時間−下限電池電圧特性信号を
発生する下限放電特性発生手段と、装着されているバッ
テリ電圧と、使用時間−下限電池電圧特性信号とを比較
して、バッテリ電圧が使用時間に対応する下限電池電圧
を下廻るのを検出する比較手段と、この比較手段の検出
信号に応答してバッテリの不適合を報知する報知手段と
を備えている。
下限放電特性発生手段は、バッテリの使用時間に対応し
た下限電池電圧信号を発生する。これにより、比較手段
は、装着されているバッテリ電圧と使用時間に対応して
漸減する下限電池電圧とを比較し、許容限界の放電特性
を下廻るのを検出して、報知手段にバッテリの不適合を
報知させる。
た下限電池電圧信号を発生する。これにより、比較手段
は、装着されているバッテリ電圧と使用時間に対応して
漸減する下限電池電圧とを比較し、許容限界の放電特性
を下廻るのを検出して、報知手段にバッテリの不適合を
報知させる。
第１図は、本発明の一実施例による使用バッテリの適性
検査装置の構成を示す。
検査装置の構成を示す。
同図において、１は、使用予定のアルカリマンガン電池
４個が直列接続された6Vのバッテリである。２は、この
バッテリにより装置負荷へ給電を行わせる電源スイッチ
である。
４個が直列接続された6Vのバッテリである。２は、この
バッテリにより装置負荷へ給電を行わせる電源スイッチ
である。
このような電源回路に、本発明によりバッテリ１で給電
されると共に、その取り外しでリセットされ、かつ電源
投入時間を計時するタイマカウンタ10と、その計数値に
相応する番地を指定されて使用時間に対する下限バッテ
リ電圧値を出力する使用時間−下限バッテリ電圧特性信
号発生用メモリ11と、バッテリ電圧をA/D変換するA/Dコ
ンバータ12と、メモリ11から読出した下限バッテリ電圧
データとA/D変換値を比較するディジタル比較器14と、
この比較器の検知信号に応答して光又は音で警報を発す
る報知手段15とが付属している。
されると共に、その取り外しでリセットされ、かつ電源
投入時間を計時するタイマカウンタ10と、その計数値に
相応する番地を指定されて使用時間に対する下限バッテ
リ電圧値を出力する使用時間−下限バッテリ電圧特性信
号発生用メモリ11と、バッテリ電圧をA/D変換するA/Dコ
ンバータ12と、メモリ11から読出した下限バッテリ電圧
データとA/D変換値を比較するディジタル比較器14と、
この比較器の検知信号に応答して光又は音で警報を発す
る報知手段15とが付属している。
第２図において、曲線Ａはアルカリマンガン電池の標準
的な放電特性を示し、曲線Ｂはマンガン乾電池の標準的
な放電特性を示す。曲線Ｃはメモリ11に記憶された放電
特性（実際には４倍の電圧値に相当する）を示すもの
で、消耗と判断される0.75V程度に至る間を曲線Ａより
も僅かに下廻る許容限界の電圧に設定されている。
的な放電特性を示し、曲線Ｂはマンガン乾電池の標準的
な放電特性を示す。曲線Ｃはメモリ11に記憶された放電
特性（実際には４倍の電圧値に相当する）を示すもの
で、消耗と判断される0.75V程度に至る間を曲線Ａより
も僅かに下廻る許容限界の電圧に設定されている。
動作は次の通りである。
タイマカウンタ10は電源スイッチ２がオンとなる電源投
入中計数を行うことにより、メモリ11に対してバッテリ
１の使用時間に相応するアドレスの電圧信号を出力させ
る。一方、A/Dコンバータ12は逐次バッテリ電圧をディ
ジタル値として出力し、ディジタル比較器14で比較を行
わせる。これにより、予定のアルカリマンガン電池より
も放電の早い例えばマンガン乾電池が装置に装着される
と、使用開始初期で曲線Ｃを下廻るのが検知され、報知
手段15でバッテリの不適合を報知される。その他の種類
のバッテリでも放電特性が曲線Ｃを下廻ると直ちに報知
され、アルカリマンガン電池と同等もしくはそれ以上の
放電特性のバッテリに対しては、0.75×4Vになるまで警
報は発せられない。これにより、間違えたバッテリの電
圧が例えば0.75×4Vの消耗基準電圧に達して作動不能と
なる以前に、特に放電が大巾に早いバッテリについは使
用開始初期に装着ミスが分り、再度正規のバッテリと入
れ換えることにより所定時間の動作を保証することがで
きる。
入中計数を行うことにより、メモリ11に対してバッテリ
１の使用時間に相応するアドレスの電圧信号を出力させ
る。一方、A/Dコンバータ12は逐次バッテリ電圧をディ
ジタル値として出力し、ディジタル比較器14で比較を行
わせる。これにより、予定のアルカリマンガン電池より
も放電の早い例えばマンガン乾電池が装置に装着される
と、使用開始初期で曲線Ｃを下廻るのが検知され、報知
手段15でバッテリの不適合を報知される。その他の種類
のバッテリでも放電特性が曲線Ｃを下廻ると直ちに報知
され、アルカリマンガン電池と同等もしくはそれ以上の
放電特性のバッテリに対しては、0.75×4Vになるまで警
報は発せられない。これにより、間違えたバッテリの電
圧が例えば0.75×4Vの消耗基準電圧に達して作動不能と
なる以前に、特に放電が大巾に早いバッテリについは使
用開始初期に装着ミスが分り、再度正規のバッテリと入
れ換えることにより所定時間の動作を保証することがで
きる。
尚、メモリ11に温度センサの検知信号に対応する曲線Ｃ
の補正値を記憶させることにより、温度補正することも
考えられる。タイマカウンタ10及びディジタル比較器14
はマイクロプロセッサで構成することもできる。
の補正値を記憶させることにより、温度補正することも
考えられる。タイマカウンタ10及びディジタル比較器14
はマイクロプロセッサで構成することもできる。
第３図は本発明の別の実施例を示すもので、下限放電特
性発生手段が、バッテリ21の装着時に瞬間的にオンとな
スイッチ23を通して定電圧回路22から充電されるコンデ
ンサC1と、電源スイッチ24に連動してオンになるスイッ
チ25を通してコンデンサC1に接続する放電用抵抗R1と、
コンデンサC1の充電電圧とバッテリ電圧の分圧電圧とを
比較する比較器26とから構成されている。抵抗R1及び比
較器26の入力抵抗は、スイッチ25がオンの時にコンデン
サC1の放電回路を形成し、その時定数は第４図に曲線Ｄ
で示す使用時間−下限電池電圧特性を形成するように設
定されている（曲線Ａ、Ｂは第２図のものに相当す
る）。
性発生手段が、バッテリ21の装着時に瞬間的にオンとな
スイッチ23を通して定電圧回路22から充電されるコンデ
ンサC1と、電源スイッチ24に連動してオンになるスイッ
チ25を通してコンデンサC1に接続する放電用抵抗R1と、
コンデンサC1の充電電圧とバッテリ電圧の分圧電圧とを
比較する比較器26とから構成されている。抵抗R1及び比
較器26の入力抵抗は、スイッチ25がオンの時にコンデン
サC1の放電回路を形成し、その時定数は第４図に曲線Ｄ
で示す使用時間−下限電池電圧特性を形成するように設
定されている（曲線Ａ、Ｂは第２図のものに相当す
る）。
動作は次の通りである。
コンデンサC1は、バッテリ21の装着時にスイッチ23が瞬
間的にオンになることにより、充電された後はオープン
状態になる。この充電電圧は、電源スイッチ24をオンに
するのと連動して抵抗R1及び比較器26の入力抵抗を通し
て放電する。比較器26は、コンデンサC1の徐々に降下す
る充電電圧とバッテリ電圧の分圧電圧とを比較して、分
圧電圧が充電電圧を下廻ると警報を発生させる。コンデ
ンサC1の放電特性は特に使用開始直後に相対的に急な勾
配で電圧降下するために、アルカリマンガン電池の放電
特性初期に即応し、早期に適合性を判断することができ
る。ただし、時定数回路或はバイアス定電圧等追加する
ことにより、より広い範囲で高精度になる使用時間−下
限電池電圧特性を形成することもでき、またサーミスタ
等を用いて温度補正することも可能である。
間的にオンになることにより、充電された後はオープン
状態になる。この充電電圧は、電源スイッチ24をオンに
するのと連動して抵抗R1及び比較器26の入力抵抗を通し
て放電する。比較器26は、コンデンサC1の徐々に降下す
る充電電圧とバッテリ電圧の分圧電圧とを比較して、分
圧電圧が充電電圧を下廻ると警報を発生させる。コンデ
ンサC1の放電特性は特に使用開始直後に相対的に急な勾
配で電圧降下するために、アルカリマンガン電池の放電
特性初期に即応し、早期に適合性を判断することができ
る。ただし、時定数回路或はバイアス定電圧等追加する
ことにより、より広い範囲で高精度になる使用時間−下
限電池電圧特性を形成することもでき、またサーミスタ
等を用いて温度補正することも可能である。
尚、本発明は、アルカリマンガン電池の使用を標準とす
る場合に限らず、種々のバッテリ電圧或は放電特性のバ
ッテリに適用可能である。
る場合に限らず、種々のバッテリ電圧或は放電特性のバ
ッテリに適用可能である。
以上、本発明によれば、装着されるバッテリとして許容
できる使用時間−下限電池電圧特性を発生させることに
より、放電特性の異るバッテリ装着に起因して予定の使
用時間よりも早く動作不能となることが回避可能とな
る。特に、放電特性が大きく下廻る種類のバッテリ装着
は、バッテリが使用開始初期に警報される。
できる使用時間−下限電池電圧特性を発生させることに
より、放電特性の異るバッテリ装着に起因して予定の使
用時間よりも早く動作不能となることが回避可能とな
る。特に、放電特性が大きく下廻る種類のバッテリ装着
は、バッテリが使用開始初期に警報される。
第１図は本発明の一実施例による使用バッテリの適性検
査装置の構成を示す図、第２図は同実施例の動作を説明
する図、第３図は本発明の別の実施例による使用バッテ
リの適性検査装置の構成を示す図及び第４図は同実施例
の動作を説明する図である。 ２、24……電源スイッチ。
査装置の構成を示す図、第２図は同実施例の動作を説明
する図、第３図は本発明の別の実施例による使用バッテ
リの適性検査装置の構成を示す図及び第４図は同実施例
の動作を説明する図である。 ２、24……電源スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項１】装置に装着されたバッテリの装置作動に伴
う放電特性が、予定しているバッテリの放電特性に適合
するか否かをバッテリ消耗時点よりも早期に判断する使
用バッテリの適性検査装置であって、 適合するバッテリとして許容できる使用時間−下限電池
電圧特性信号を発生する下限放電特性発生手段と、 装着されているバッテリ電圧と、前記使用時間−下限電
池電圧特性信号とを比較して、前記バッテリ電圧が使用
時間に対応する下限電池電圧を下廻るのを検出する比較
手段と、 この比較手段の検出信号に応答してバッテリの不適合を
報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする使用バ
ッテリの適性検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273590A JPH0683540B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 使用バッテリの適性検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6273590A JPH0683540B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 使用バッテリの適性検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03265425A JPH03265425A (ja) | 1991-11-26 |
| JPH0683540B2 true JPH0683540B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=13208934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6273590A Expired - Fee Related JPH0683540B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 使用バッテリの適性検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683540B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5523671A (en) * | 1991-02-14 | 1996-06-04 | Dell Usa, L.P. | Charging system for battery powered devices |
| WO2015115069A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 情報提供方法、情報提供装置及び電池パック |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP6273590A patent/JPH0683540B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03265425A (ja) | 1991-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |