JPH0683299B2 - 電話機−拡声形インタ−ホン装置 - Google Patents

電話機−拡声形インタ−ホン装置

Info

Publication number
JPH0683299B2
JPH0683299B2 JP3945386A JP3945386A JPH0683299B2 JP H0683299 B2 JPH0683299 B2 JP H0683299B2 JP 3945386 A JP3945386 A JP 3945386A JP 3945386 A JP3945386 A JP 3945386A JP H0683299 B2 JPH0683299 B2 JP H0683299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
loudspeaker
telephones
type intercom
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3945386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62196957A (ja
Inventor
秀康 森
文夫 神谷
光弘 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3945386A priority Critical patent/JPH0683299B2/ja
Publication of JPS62196957A publication Critical patent/JPS62196957A/ja
Publication of JPH0683299B2 publication Critical patent/JPH0683299B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、2台の電話機を拡声形インターホンに中継接
続することができる電話機−拡声形インターホン装置に
関するものである。
[発明の技術的背景] 従来、この種の装置では、第2図に示すように2台の電
話機A,Bを選局スイッチS1,S2およびS3,S4を線路11,12側
に接続して相互に一対向の通話が可能なように構成する
と共に、選局スイッチS1,S2又はS3,S4を線路13,14(14
はグランドとして図示している)側に接続することによ
り、電話機A,Bと拡声形インターホン装置Cとの通話を
も可能に構成しているが、拡声形インターホン装置Cと
の送話,受話信号の増幅機能と同時通話機能をもたせる
必要があることから、ハイブリットトランスL3,L4と増
幅器A1,A2によって構成される双方向増幅器Dを選局ス
イッチとインターホン装置Cとの間に挿入している。
この場合、第2図の電話機A,Bはそれぞれ第3図に示す
回路で構成されている。
この回路は601A形通話回路として知られているものでT
は送話器,Rは受話器,L5は誘導線輪である。C2,C3,R3,R4
は第1平衡回路を構成するコンデンサおよび抵抗、R7は
第2平衡回路を構成する抵抗、VR3,R8は送話レベル調節
回路を構成するバリスタおよび抵抗、VR2,R5,R6は受話
レベル調節回路を構成するバリスタおよび抵抗、VR1,R9
は衝撃性雑音の吸収回路を構成するバリスタおよび抵抗
である。
一方、第2図の拡声系インターホンCは第4図に示す回
路で構成されている。第4図において、SPはスピーカ,M
はコンデンサマイクロホン,L6はハイブリッドトランス
であり、スピーカSPに対する整合トランスと兼用してい
る。CD1は線路に接続する端子5,6を無極性化するための
全波整流ダイオード、R10〜R15,C5〜C7,TR1,TR2はコン
デンサマイクロホンMの増幅器を構成を構成する抵抗,
コンデンサおよびトランジスタ,C4は直流阻止用コンデ
ンサである。
なお、この増幅器を動作させるための直流電源は後述す
るように外部から端子5,6に供給される。
第2図へ戻り、HS1,HS2はフックスイッチであり、図示
の位置は待機状態を示している。いま、電話機Aの選局
スイッチS1,S2を拡声形インターホン装置C側に切換え
て送受器をとりあげると、HS1が閉じて電話機Aには、
直流電源V2からチョークコイルL2を通して直流電流が供
給される。電話機Aの送話器Tからの信号はハイブリッ
ドトランスL3を介し増幅器A1により増幅され、ハイブリ
ッドトランスL4を通って拡声形インターホン装置Cのス
ピーカSPから発音される。この場合、増幅器A1の出力は
ハイブリッドトランスL4の2次側コイルL41,L42,抵抗R1
および拡声形インターホン装置Cのインピーダンスによ
って形成されるブリッジにより増幅器A2には入力されな
い。一方、拡声形インターホン装置Cにおいては、直流
電源V2から抵抗R1,ハイブリッドトランスL4の2次側コ
イルL41,L42を通して第4図に示すコンデンサマイクロ
ホンMの増幅器に直流バイアスが供給される。拡声形イ
ンターホン装置CのマイクロホンMからの信号は前述の
コンデンサマイクロホン増幅器により増幅され、さらに
ハイブリッドトランスL4を介して増幅器A2により増幅さ
れ、ハイブリッドトランスL3を通って電話機Aの受話器
Rから発音される。この場合、増幅器A2からの出力はハ
イブリッドトランスL3の2次側コイルL31,L32,抵抗R2お
よび電話機Aのインピーダンスによって形成されるブリ
ッジにより増幅器A1には入力されない。なお、C1は直流
電流がL31,L32R2に流れるのを阻止するためのコンデン
サである。
電話機Bを拡声形インターホン装置CCに中継接続する場
合も同様である。
このように、電話機A又はBの信号と拡声形インターホ
ン装置Cの信号は双方向増幅器Dによって互いに増幅さ
れて相手機器に伝達される。
[背景技術の問題点] しかし、上記従来の装置では、電話機A,Bが3者通話を
目的に同時に拡声形インターホン装置Cに中継接続され
た場合、ハイブリッドトランスL3の抵抗R2とバランスを
とるべき電話機のインピーダンスが1/2に低下するの
で、ブリッジのバランスがくずれ、双方向増幅器Dが発
振するという欠点があった。また、ブリッジのバランス
がくずれても発振しないように、増幅器A1,A2の増幅度
を低下させることが考えられるが、この場合には通話レ
ベルが低下してしまうという欠点があった。
[発明の目的] この発明は上記欠点を除去し、2つの電話機を同時に拡
声形インターホン装置に中継接続しても、通話レベルを
低下させることなく双方向増幅器が発振するのを防止で
きる電話機−拡声形インターホン装置装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の概要] この発明では、各々の電話機が拡声形インターホン装置
側を選局した時に各電話機に流れる直流電流を検出する
検出手段をそれぞれ設け、2つの検出手段の検出出力で
双方向増幅器のハイブリット回路のバランス抵抗を低下
させることにより、上記目的を達成している。
[発明の実施例] 第1図は本発明の実施例であって、第2図と同一部分に
は同一記号を付してある。
第1図において、S1,S2は電話機Aの選局スイッチ,S3,S
4は電話機Bの選局スイッチ、L1,L2は拡声形インターホ
ン装置Cと通話を行うときの線路である。
HS1,HS2は電話機A、Bのフックスイッチ、V1,V2は直流
電源、|1,|2は各々|1−|2,|3−|4(但し、|4はグランド
として図示している)の線路に対する直流電流供給用の
チョークコイルである。Eは双方向増幅器であり、ハイ
ブリッドトランスL3,L4、増幅器A1,A2およびバランス用
抵抗R1,R2で構成され、更に抵抗R2と並列に接続された
バランス補正用抵抗R19とアナログスイッチトランジス
タTR3を有している。R16,R17は電話機A,Bがそれぞれ拡
声形インターホンに中継接続された時の電話機A,Bに流
れる直流電流を検出する抵抗、C8,C9は音声信号をR16,R
17に対してバイパスするためのバイパスコンデンサであ
る。この抵抗R16,R17の検出電圧出力7,8は各々論理積回
路Gの入力に接続され、また論理積回路Gの出力は抵抗
R18を介してアナログスイッチトランジスタTR3のベース
に接続されている。電話機A,BがS1,S2およびS3,S4を|1
−|2側に切換えて送受器をとりあげれば、一対向の通話
が可能にとなる。また、電話機Aだけを拡声形インター
ホン装置Cに中継接続する時に、S1,S2を|3−|4側に切
換えて送受器をとりあげると、電話機Aには直流電源V2
からチョークコイルL2を介して直流電流が供給され、双
方向増幅器Eを介して拡声形インターホン装置Cとの通
話が可能となる。この時、抵抗R16には直流電流が流れ
るので、該抵抗R16の検出電圧出力7の論理レベルは
“H"となる。しかし、抵抗R17には直流電流が流れてい
ないので、該抵抗R17の検出電圧出力8の論理レベルは
“L"となる。従って、論理積回路Gの出力は“L"とな
り、トランジスタTR3はオフとなり、ハイブリッドトラ
ンスL3のバランス抵抗はR2のみとなり、電話機Aのイン
ピーダンスとバランスを保つ。同様に、電話機Bだけを
拡声形インターホン装置Cに中継接続する場合も、バラ
ンス抵抗はR2のみとなり、電話機Bのインピーダンスと
バランスを保つ。
しかし、電話機A,Bが3者通話を目的に選局スイッチS1,
S2,およびS3,S4を|3−|4側に切換え、同時に拡声形イン
ターホン装置Cに中継接続した場合に、双方の送受器を
とりあげると、抵抗R16,R17の両方に直流電流が流れる
ので、検出電圧出力7,8の論理レベルは両方とも“H"と
なり、論理積回路Gの出力は“H"となる。従って、アナ
ログスイッチトランジスタTR3はオンとなり、抵抗R2に
は並列に抵抗R19が接続される。従って、R19の抵抗値R2
と同じ値にしておけば、並列抵抗値は1/2となる。
この結果、電話機A,Bが並列に接続された時のインピー
ダンスの低下と同じ割合いになり、ハイブリッドトラン
スのブリッジバランスがくずれることなくなり、双方向
増幅器が発振をおこしたり、発振に対するマージンが低
下することもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明では2台の電話機を拡声形
インターホン装置に中継接続するにあたり、電話機を拡
声形インターホン装置に中継接続した時に各電話機に流
れる直流電流を検出する手段を設け、2つの検出出力の
論理積出力で双方向増幅器のハイブリッド回路のバラン
ス抵抗を低下させ、電話機2台が並列接続された時のハ
イブリッド回路のバランスを保つように構成したため、
2台の電話機と拡声形インターホン装置で3者通話を行
った場合でも双方向増幅器が発振することがなくなり、
安定した通話ができるという利点がある。
また、電話機に流れる直流電流を直接検出しているた
め、何等かの原因で電話機が非接続となった場合出も常
にハイブリッド回路のバランスはくずれることはないと
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は従来
の電話機−拡声形インターホン装置の回路図、第3図は
電話機の通話回路図、第4図は拡声形インターホン装置
の回路図である。 A,B……電話機、C……拡声形インターホン装置、A1,A2
……増幅器、E……双方向増幅器、R16,R17……抵抗、
G……論理積回路、TR3……トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 光弘 東京都港区三田1丁目4番28号 東芝電材 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−68714(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受器を用いて相互に通話を行う2台の電
    話機と、これらの電話機に共通の拡声形インターホン装
    置と、前記電話機を拡声形インターホン装置に中継接続
    するハイブリッド回路を備えた双方向増幅器とを有する
    電話機−拡声形インターホン装置において、インタホン
    装置に中継接続された電話機に流れる直流電流を検出す
    る検出手段を各電話機にそれぞれ対応して設け、これら
    2つの検出手段の検出出力により、前記双方向増幅器の
    ハイブリット回路のバランス抵抗を低下させることを特
    徴とする電話機−拡声形インターホン装置。
JP3945386A 1986-02-25 1986-02-25 電話機−拡声形インタ−ホン装置 Expired - Lifetime JPH0683299B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3945386A JPH0683299B2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 電話機−拡声形インタ−ホン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3945386A JPH0683299B2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 電話機−拡声形インタ−ホン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62196957A JPS62196957A (ja) 1987-08-31
JPH0683299B2 true JPH0683299B2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=12553458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3945386A Expired - Lifetime JPH0683299B2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 電話機−拡声形インタ−ホン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0683299B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4833441B2 (ja) * 2001-05-25 2011-12-07 本田技研工業株式会社 ベルトテンション機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62196957A (ja) 1987-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4192978A (en) Operational amplifier hybrid system
US5329588A (en) Telecommunication line circuit
JPS5853556B2 (ja) 電話ライン回路用増幅回路
US3963876A (en) Amplifier circuit for increasing transmit and receive levels in a telephone hybrid network
US3708630A (en) Telephone circuits utilizing active elements
US4346261A (en) Speaker phones
US6151391A (en) Phone with adjustable sidetone
US6144737A (en) Trunk interface circuit having function of battery feed to central office
JPH0683299B2 (ja) 電話機−拡声形インタ−ホン装置
US4607142A (en) Transformer flux compensation circuit
US4493950A (en) Loudspeaker telephone
CA1167988A (en) Line powered transformerless loudspeaking telephone
US4178484A (en) Long line telephone system with an amplifying substation
JPS6336757Y2 (ja)
JP3604527B2 (ja) 電話・インターホン装置
JPH0287753A (ja) ハイブリッド回路
JPS6241488Y2 (ja)
JPH0352051Y2 (ja)
KR950010384Y1 (ko) 능동소자를 이용한 국선정합회로
JPH0212776Y2 (ja)
JPH0346607Y2 (ja)
JPH0311984Y2 (ja)
JPH0810994Y2 (ja) 電話装置
JPS5936055Y2 (ja) 電話−拡声形インタ−ホン装置
JPH0311985Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term